ユンヌ(FE)

ページ名:ユンヌ_FE_

登録日:2012/03/21(日) 10:01:58
更新日:2023/11/20 Mon 11:02:17NEW!
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ファイアーエムブレム fe 蒼炎の軌跡 暁の女神 女神 邪神 自由 混沌 小鳥 ツンデレ 幼女 ょぅι゙ょ 真のヒロイン ネタバレ項目 佐久間紅美 feヒーローズ 邪神←そう呼ばれるのは嫌い ユンヌ 負の女神 神階英雄 fe神



この項目には、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』および『暁の女神』のネタバレが含まれているわ。


閲覧には気を付けてね。






私は自由。私は混沌。私は変化。私は未来。私は謎。私はユンヌ。







出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS



ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』および続編の『暁の女神』の登場人物。


CV:佐久間紅美



〈過去〉
「正の女神」アスタルテと対をなす「負の女神」。
元々、彼女達は「暁の女神」アスタテューヌとして大地と人々を作り出した。
彼女が生んだ1匹の獣から、ベオクとラグズの祖先「マンナズ」を生み出した。



時を経て、ラグズとベオクは争うようになる。
そのことに心を痛めたアスタテューヌは争いを止めようとするが、力が暴走して大洪水を引き起こしてしまう。
この洪水は世界中を飲み込み、テリウス以外の全ての大陸を沈めたという。


悲劇の後、アスタテューヌは「正」と「負」……アスタルテとユンヌという存在に分かれ、人間を挟んで激しく対立するようになる。
この争いは、大陸全土を巻き込む壮絶な争いとなった。


しかしユンヌはアスタルテの配下であった三雄―――ベオクの女剣士オルティナ獣牙族の獅子戦士ソーン、後にゴルドア王となる竜鱗族デギンハンザーの軍勢に倒されてしまう。
アスタルテはユンヌを消滅させようとするが、これを不憫に思った三雄と鷺の民エルラン(セフェラン)は助命を嘆願。
その願いを受け入れたアスタルテは、一つの条件を誓いとして立てた。


「千年間、大陸全土を巻き込むような大きな争いはしない」


ユンヌは蒼炎の紋章メダリオン――ファイアーエムブレムに封印され、アスタルテはそれに呼応して導きの塔で眠りに就いた。






〈蒼炎の軌跡〉
それから数百年の月日が流れ、いつしか過去の争いは伝説として語り継がれるようになった。
だが伝説の大半は歪められ、ユンヌは「邪神」と呼ばれるようになってしまった。
過去に起こした大洪水も、「邪神」の仕業とされた(まぁ、強ち間違ってはいない)


エルランは、心を通わせたベグニオンの神使ミサハの暗殺事件から始まった「セリノスの虐殺」により、人類に深く絶望する。
これが元で、エルランはアスタルテ復活の為に大陸全土に争いの種を巻こうと目論む。
彼はデインのアシュナードに接触し、王位継承の手引きをする。更にメダリオンの存在と「邪神」復活方法を教えた。


一方、ユンヌが封じられたメダリオンは鷺の民に伝わり、「セリノスの虐殺」を経て王女リーリアからアイクミストの母・神官エルナに「解放の呪歌」と共に受け継がれた。
メダリオンは正の気が強い者にしか持つことができない代物で、普通の人間が持てば、そこから発せられる強い負の気に負けて暴走してしまう。
それが元でグレイルが暴走し、エルナを殺してしまうという悲劇も起きた。メダリオンは形見として、母の血を強く受け継ぐミストの手に渡る。


力による支配を好むアシュナードは、エルランに教えられた通りにメダリオンに封じられた「邪神」を復活させる為、手始めにクリミアに侵攻。
これがデイン=クリミア戦争の始まりとなった。


だが、アシュナードが倒されたことで「邪神」…ユンヌ復活はならなかった。



〈暁の女神〉
それから更に3年後。
ユンヌの意思の一部はミサハの孫であるミカヤが連れている小鳥に憑依し、人類の行く末を見守っていた。


一方、エルランはペレアスを利用してデイン再興を画策。ミカヤ達の活躍もあり、デインは再興された。
クリミアでのルドベックの反乱の後、ラグズ=ベグニオン戦争が勃発。
ラグズ連合とベグニオンの戦いが繰り広げられ、元老院の命を受けたデインも連合と対峙することになる。


そして大陸全土に負の気が満ち溢れたことで、ユンヌは、正の気が強い者達(鷺の民とミスト、ミカヤ)に自分を目覚めさせるようテレパシーで呼びかける。
それは、戦乱による負の気によって目覚めるのを防ぎ、アスタルテの審判から人類を守る為だった。
ミカヤによる「解放の呪歌」で、ユンヌはミカヤの身体を借りて遂に復活する。
(※サナキとミストも「解放の呪歌」を知っていたが、旋律だけだったので復活させることはできなかった)


だが、同時に導きの塔でアスタルテも復活。
かつての誓いを破られたことをエルランから知ったアスタルテは裁きを下し、人類の大半を石にしてしまう。
ユンヌはアイク達に、人々を石化から救う為に協力することを決意する。




性格は天真爛漫で奔放的。形式に囚われることが大嫌いで、誰よりも人間と自由を愛している。
長い間「邪神」と呼ばれていたユンヌだったが、本人は「聖でも、邪でもない」と否定している。
そのため当初は自分を「邪神」呼ばわりをしたアイクを嫌っていた。後で許したけど。


ユンヌがミカヤに憑依している時は、ミカヤの目が紅くなる。
時々憑依してはサザを驚かせることも多い。ユンヌから見ると、サザはミカヤに過保護とのこと。


ユンヌによる協力は様々なもので、行き先にアイテムを埋めたり、アイク達をクラスチェンジさせたりする。
導きの塔では正の使徒やアスタルテに対抗する為に、武器に女神の加護を与えた。


正の気が強く、メダリオン時代にミストと一緒にいたからか、彼女をとても気に入っている。
その為、専用CCアイテム「ホーリークラウン」をプレゼントしたことも。


アスタルテがアイクに倒されたことで、彼女と一心同体であるユンヌも消滅する。
実体がない彼女だったが、最期の瞬間にアイクの前で本来の姿を現す。
その姿は、まさかの幼女。性格や口調が幼かったのもその為だと思われる。


海外版と『ファイアーエムブレム大全』ではユンヌの容姿を拝むことができる。要チェックや!




お互い、マズいことから目を背けなけりゃ、どこかで交わるかもしれん。


そうね……。また……、もう一度だけ……。




エルランが生存していた場合、もう一つのエピローグが紡がれる。



数百年後…ユンヌとアスタルテは長い時を経て再び一つになり、アスタテューヌとして甦る。
彼女はエルランと共に、かつて大好きだった歌を歌う…。



ファイアーエムブレム ヒーローズ



まさか、異世界を冒険できるなんて!

それとも、また夢を見ているのかしら? 封印の呪歌の中で……。



出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo / INTELLIGENT SYSTEMS


スマホゲーには19年3月末日に神階英雄として参戦。イラストはみわべさくら氏。
緑属性の魔法使いであり、飛行ユニット。
単独としての参戦は上記の通り神階英雄としてなのだが、ユンヌ自体は通常・浴衣ミカヤが連れている小鳥として先に出ていた。
また戦禍の連戦では浴衣ミカヤに憑依して屋台の料理を次々と平らげ、やぐらの上で踊り狂っていた。
そのためヒーローズに参戦する時も本編や戦禍のようにミカヤに憑依してと思われていただけに、本体が来た事に多くの人が驚いた。


武器スキルは魔防+3にする『負の力』
また敵が不利な状態異常を受けている時、戦闘中、攻撃+6、自分は絶対追撃する。
初期奥義スキルは自身の魔防の80%をダメージに上乗せする『氷華』


Aスキルは味方と隣接している時、戦闘中、自身の攻撃、魔防+5にする『攻撃魔防の絆3』
Bスキルにターン開始時、敵同士が隣接していて、かつ、魔防が自分より3以上低い敵の魔防-7になる『魔防の混乱3』
Cスキルにはターン開始時、自身を中心とした縦3列以内の魔防が自身より3以上低い敵は、
攻撃、速さ、守備、魔防のうち最も高い能力値を-5にする(攻撃は武器スキルの補正も考慮して-15した数値で判定される)『我が名は混沌』


ステータス傾向は魔防が飛び抜けて高いが、守備はかなり低いという魔防特化型。
速さが低いのでそのままでは追撃もままならないと、ステータスだけ見ると攻撃性能が低めに見えるが、
初期スキルの『負の力』『魔防の混乱』『我が名は混沌』のコンボにより、
自分よりも魔防が低い相手であれば、攻撃時・反撃時問わず一回の戦闘で倒してしまうほどの火力を発揮する。


また、『負の力』の「不利な状態異常」には、ステータスを下げるデバフだけでなく『グラビティ』による移動制限等も含まれるため、
たとえ自分よりも魔防が高い相手でも、味方の補助があればアタッカーとして活躍できるが、できれば、
敵同士隣接している、自身よりHPが低い敵ユニットのHP以外の全ステータスにデバフをかけられる『インバースの暗闇』を持つインバースなど、
広範囲にデバフをばら撒ける味方と組ませて、『負の力』だけでなく、最低でも『我が名は混沌』が効果を発揮できるようにしておきたいところ。


初期スキルでほとんど完成しているといっても過言ではないので、スキル継承せずとも問題なく運用できるが、
Aスキルに『鬼神の一撃』、Bスキルに『生命の護符』を継承してさらに一撃の火力を高めたり、
Aスキルに『鬼神金剛の瞬撃』、Bスキルに『攻め立て』を継承し、無理なく『攻め立て』を発動させられるようにしたりなど、
スキル継承によってさらにアタッカーとして強力にすることも可能。


22年11月のアップデートで強化される。
Aスキルが周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中攻撃魔防+5、かつ、自分が攻撃魔防の弱化を受けていれば、その弱化の値の2倍だけ上昇する『攻撃魔防の連帯』に強化、
Cスキルがターン開始時、敵軍内で最も攻撃、速さ、守備、魔防が高い敵とその周囲2マス以内にいる敵それぞれについて、その能力値を-7し、
更に敵軍内で最も攻撃、速さ、守備、魔防が高い敵それぞれにパニックを付与する『我が名は混沌・神』に変化する。


更に負の力も錬成対象になる。
種類にかかわらず、従来の効果が敵のHPが75%以上の時でも効果が発動するようになり、更に魔防+5が追加される。
かつ、自分から攻撃した時、戦闘中最初に受けた攻撃のダメージを(戦闘相手の弱化の合計値とその周囲2マス以内にいる敵の弱化の合計値のうち最も高い値の2倍)%分だけ軽減する。
特殊錬成では自分から攻撃した時または周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中攻撃魔防を+5し、与えるダメージにも戦闘相手の弱化の合計値とその周囲2マス以内にいる敵の弱化の合計値のうち最も高い値分だけ増加させる効果。



錬成で得られる軽減効果の説明をよく見てほしい……そう。この軽減効果、なんと上限が設定されていないのである。
しかもこの効果は他の軽減効果のように軽減効果が重複した際に軽減後の数値からさらに割合軽減するのではなく、軽減値そのものを合算する形式。
つまり、やろうと思えば『自身から攻撃した時、最初に受けるダメージを100%軽減』が、理論上は出来てしまうのだ。
ただ、現状ではキャラクターのスキルでかけられるデバフ効果は-7が最大なので、スキル効果のみで実現可能なのは84%までである。
これでも飛行特効がほぼ屁でもなくなるくらいではあるが。
実装時点で100%軽減が可能なのは、飛空城においてレベル8以上の訓練場のデバフに巻き込むか、白と黒の封印祠の2つをいずれもレベル9にして両方とも設置する、の2パターンのみ。



追記・修正は誰よりも人間と自由を愛する方にお願いします。


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  • 最後エルランが今も生きていたけど一部の人物もまだ生きているんだろうか。 -- 名無しさん (2015-01-24 10:12:36)
  • もしコイツが復活したら狂王はどういう反応をしていたのか -- 名無しさん (2016-10-28 21:36:29)
  • ユンヌにとってミカヤって何だったんだろう。アイクが気になるのは仕方ないが最期の時なのに別れの言葉はおろか一瞥すらなかった。脱皮した蛇が抜け殻置いていくんじゃないんだよ。 -- 名無しさん (2019-05-30 12:51:24)
  • そこは演出漏れな気がするな…三部からアイクが主人公として全面に出てきているからミカヤのイベントがすっぽ抜けてしまったのかも -- 名無しさん (2019-10-12 22:00:29)
  • かわいい! -- 名無しさん (2022-07-15 17:27:43)

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