登録日:2010/06/16(水) 11:03:54
更新日:2023/11/20 Mon 10:58:48NEW!
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mtg アーティファクト ウザい ババ抜き プロテクション? なにそれw
呪われた巻物はマジック・ザ・ギャザリングのテンペストに収録されたカードである。レアリティはレア。
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呪われた巻物/Cursed Scroll
(1)
アーティファクト
(3),(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。カード名を1つ指定する。あなたの手札からカードを1枚、無作為に公開する。そのカードが指定されたカードであった場合、呪われた巻物はそれに2点のダメージを与える。
非常に優秀なアーティファクト。軽量で更に使い回しが出来る無色ダメージ源は、「サルタリーの僧侶」のようなプロテクション持ちのシャドークリーチャーが暴れていた当時重宝された。
原則アーティファクトはどの色でも使える代わりに能力を弱くもしくはマナコストを重くデザインされる事を考えると、このカードがいかに破格のデザインかわかっていただけるだろう。
とにかくいろんなデッキに採用された。
特に手札を手早く消化して2点ダメージを確定させる状況が作りやすいウィニーやビートダウンには、いの一番に投入された。赤単「スライ」で手札一枚で呪われた巻物起動、「火炎破」を指定された瞬間、ちょっとした絶望が味わえる。勿論、赤のみではなく黒単「スーサイド」や緑単「ストンピィ」にも搭載された。除去に乏しい緑には悲願の一枚でもあった。
白ウィニーにもよく採用されていた。他のウィニーに比べると若干手札の消費が遅く、土地を全破壊する「ハルマゲドン」や手札の数が必要になる「浄化の鎧」をキーパーツにするタイプとは相性があまり良くない。
だが、直接火力の無い白にとって恒久的な2点火力は捨てがたい。また当時白ウィニーはメタの一角であったため、ミラーマッチの機会が多かった。
そのため、対策(白ウィニーのプロテクション持ちのクリーチャーの除去手段など)としても選択されていた。相性の悪さは「モックスダイアモンド」や「税収」である程度カバーできるのも理由としてあった。
ウィニーのみではなく、「罠の橋」や「無のブローチ」、「底無しの奈落」とも相性が良いのを利用した「エンプティ・ハンドロック」にも採用されていた。ロックをかけられた相手のライフを「偏頭痛」と共にじわじわと削っていく様はまさに拷問であったと記憶している。
ちなみにアーティファクトであるため親和とも非常に好相性。レガシーの親和デッキに採用される事も珍しくない。
そのあまりの汎用性の高さから、テンペスト・ブロック構築では禁止カードに指定されている。
その後。
テンペスト・ブロックがスタンダードを去った時、呪われた巻物が失われる事に誰もが悲しんだ。
だが、エクステンデッド構築でもそのパワーは遺憾なく発揮され続け、ヴィンテージやレガシーのみに活躍の場が限られる現在もなお使われ続けている(さすがに環境的に全盛期ほどではないが)。その姿は間違いなくマジックを代表するカードの一枚と言えるだろう。
ちなみに、初期印刷分の日本語版のこのカードは起動コストが(2),(T): となっており、かなり有名なエラーカードの一枚になっている。
外国に持って行くと中々の値段で売れたそうだ。
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▷ コメント欄
- 「いろんなカードがいなくなるんだねぇ。呪われた巻物とか、呪われた巻物とか、あと呪われた巻物とか」 -- 名無しさん (2014-02-06 23:58:44)
- 残りライフ6の相手にドロー後これで火炎破指定して勝った話はすげえと思った。(引いたカードは山) -- 名無しさん (2014-05-24 05:39:59)
- 破滅のロッドさんぇ… -- 名無しさん (2014-11-19 12:22:12)
- 投了促した話は有名だが、眉唾なんだよな。本物ならそのまま死ぬだけ、ブラフなら投了損だし、投了する意味ない。 -- 名無しさん (2020-03-12 12:57:07)
- ちょっと違うけど、嘘みたいな本当の話よ 2001年『Play of the Week』 Florent Nのリポートより(ハンドはジャッカルの仔だった) -- 名無しさん (2021-05-06 09:02:03)
- アリーナやってると「負け確定だからそのまま手番パスして殴られれば終了なのに、なぜか一手間多い投了を選ぶやつ」いっぱいいるぞ。まして紙なら進行するほうが計算が増えるからなおさら早い投了を選ぶ人もいるだろう -- 名無しさん (2021-05-06 09:26:39)
- 負けの確定した局面で、潔く投了するのと最後まで指すのと、どっちが誠実と思うかは人それぞれだし、どの時点で確定と見るかも人による(まず事故らないがソリティア完走まで数十分かかりますだったら投了する人間の方が多いだろう)からねぇ……まあ、どういう反応するか読んだ上でないとブラフは成立しないわけだが。 -- 名無しさん (2022-08-25 06:08:49)
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