登録日:2011/11/14(月) 11:18:14
更新日:2023/11/20 Mon 10:58:38NEW!
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mtg φ 無色 アーティファクト 強カード 戸愚呂 ファイレクシア ワーム クリーチャー 厨カード ×戸愚呂・兄 ×戸愚呂・弟 ○戸愚呂・エンジン 分離 →兄と弟に分離では多分ない 新ファイレクシア カラデシュ とぐろ
ワームとぐろエンジンはミラディンの傷跡で登場したクリーチャーである。レアリティは神話レア。
ミラディンの傷跡ブロック〜イニストラードブロックのスタンダード環境で屈指のパワーカードとして知られている。
Wurmcoil Engine / ワームとぐろエンジン(6)
アーティファクト クリーチャー —ファイレクシアン(Phyrexian) ワーム(Wurm)
接死、絆魂
ワームとぐろエンジンが死亡したとき、接死を持つ無色の3/3のファイレクシアン(Phyrexian)・ワーム(Wurm)・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体と、絆魂を持つ無色の3/3のファイレクシアン・ワーム・アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
6/6
6マナ6/6というのは、基本セット2011及び2012で収録されているタイタンサイクルと同スペックである。だが、大きな違いは「無色」であることだろう。色を構わず、6マナまで伸ばせるのであれば様々なデッキに投入することが出来る。実際にビートダウンは勿論の事、コントロールのフィニッシャーとしても定番クラスの採用率を誇る。採用されないのは速攻型の赤単、白青の人間といったテーマデッキだろう。とにかく狂った様なコストパフォーマンスである。
タイタンサイクルに劣る点は、登場した時に効果を発揮しないこと。
ただし、攻撃時は圧倒的といえる。タイタンサイクルのように相手や自分の戦場に干渉はしないものの、接死と絆魂持ち。大半のクリーチャーを最低限相討ちに持ち込みつつこちらはライフゲインを行う事が出来る。
そしてタイタンサイクルより優れている点の1つは、死亡しても分裂して帰ってくるという事。
3/3の接死と、3/3の絆魂持ちに分裂してくるのは相手からすると非常に厄介。
単純に考えてみると、こいつを完全に消し去るには単体除去だと3回、全体除去込みでも2回は必要になってしまう為、除去耐性も高め。ただし追放された場合は効果を発動することは出来ない。
とぐろだから兄と弟に分離している…のだろうか。
スタンダードだけでなく、ブースタードラフト等でも鬼のような強さを誇る。クリーチャー主体で除去が多い訳では無いのでこちらでも最強クラスのエンドカード。下の環境でもちらほら見られる。
だが、このカードは登場序盤は際立った活躍はしていなかった。エルドラージランプ等に採用された実績はあったのだが、ゼンティカーブロック〜ミラディンの傷跡ブロックでは、あの悪名高いCaw-Bladeがあったからだ。
Caw-Bladeにはワームとぐろエンジンよりは太陽のタイタンの方が入れられていた。この時から強いカードであるとは思われていたものの、それでもCaw-Bladeには敵わなかった。
だが、「精神を刻む者、ジェイス」と「石鍛冶の神秘家」が禁止になると躍動を開始。「刃砦の英雄」と同じように評価もレートも上昇していった。
そしてイニストラード発売後、このカードは環境屈指のフィニッシャーとして君臨するに至った。まだスタンダードのカードプールが少ないという点もあるが、それでもパワーカードであることは大半のプレイヤーの共通認識だろう。
スタン落ちした現在では膨大なマナ加速が可能なウルザトロンデッキのフィニッシャーとして活躍している。
霊気紛争にて「Kaladesh Inventions」というレア枠で再録。「カラデシュの発明博覧会で展示された」という設定であり、ファイレクシアとは関係ないが、後の変更で…
2021年、他の多くのファイレクシア系カードともども、カードタイプにファイレクシアン(Phyrexian)が追加された。しかし、これによって、本来ファイレクシアと無関係なはずのKaladesh Inventions版もファイレクシアン扱いされることになり、若干の矛盾が生じてしまう。
ワームとぐろエンジンは今日もまた、どこかでフィニッシャーとして絶望を植え付けているのだろう。そしてそれは、あなたに対してかもしれない…
Φ-追記・修正は、生皮を剥がされ機械の体を手に入れて「完成」した方のみお願いします。-Φ-
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▷ コメント欄
- 頭おかしい性能。クリーチャーのインフレとかって、こいつみたいな自重しない6マナ域のせいな気がする -- 名無しさん (2014-05-12 02:12:24)
- 項目にもあるようにもっと頭おかしいのがいたからきっと感覚が麻痺しててこんなことに -- 名無しさん (2014-05-12 05:29:42)
- まあ重いクリーチャーがアホみたいに強いのが今のマジックだから・・・ -- 名無しさん (2014-06-14 22:16:41)
- このwikiで言うのも何だが、ワームコイルエンジンという名前のままで良かったのでは?何でコイルだけとぐろにしているんだ… -- 名無しさん (2015-03-23 09:19:42)
- ↑テンペストのとぐろ巻きブリキクサリヘビ/Coiled Tinviperのせい。あれでcoil=とぐろってテンプレ入りした。唯一、coilを音写したカードとして膨れコイルの奇魔/Blistercoil wierdがあるけど、これは膨れコイル/Blistercoilがストーリー用語だから起こった例外処置。俺もそのままコイルの方が合ってると思うよ。だってアーティファクトだしね。こういうダブルミーニングの翻訳は難しいねえ…… -- 名無しさん (2015-03-30 11:58:52)
- ↑2 大いに同意 -- 名無しさん (2015-09-28 15:05:13)
- 抹消者並にきつい縛りか、あるいは多色でも十分使われる性能だろうに。無色でこんな豪華な効果にする必要あったんかな… -- 名無しさん (2019-07-14 11:28:44)
- 逆に6マナ払って出てくるクリーチャーとしてはもうこのレベルじゃないと相手にされないご時世だと思う。無論リミテで出ればとんでもないボムだが(兄弟戦争旧枠でも封入率はかなり低い) -- 名無しさん (2022-12-19 11:57:45)
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