CB(ホンダ)

ページ名:CB_ホンダ_

登録日:2010/07/27(火) 11:22:38
更新日:2023/11/17 Fri 11:03:41NEW!
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cb バイク ホンダ dream ホンダ伝統 cb400four おお400お前は風だ カウンターブラスト



CB
オートバイメーカーホンダのブランドであるCBシリーズ。その歴史は古く、世界を震撼させた五十年と言われている。
50t〜125t
代表車両
CB92、CB125T、CB50、DREAM50
歴史は1959年のCB92と古いが、その歴史の中でも強く名を残しているのがDREAM50であろう。CB系エンジンである縦型エンジンを搭載するホンダの原付として、元々はレース用車両として開発されていたバイクであった為、なんと空冷4ストローク単気筒DOHC4バルブエンジンを搭載している豪華車両であった。
だが当時の販売価格が三十万を超えていたのと、原付の速度制限があったがために市販での販売は思うように伸びなかった不遇の名車である。
126t〜250t
代表車両
CB250、スーパーホーク、CB250RSーZ、CBR250FOUR、CBR250R、CBR250RR


ヤマハRZ250の誕生により、レーサーレプリカ全盛の時代が到来した80年代。ホンダも進化したCBとしてCBRを誕生させた。この頃既にレーサーと市販車の線引きが無くなっていた為、ハイメカニズム、ハイポテンシャルなバイクが次々とデビューしていき、その中でも初の250クラスのCBRとしてデビューしたCBR250FOURはなんとレッドゾーンが1万7000rpmからの高回転エンジンを搭載したバイクだった。
だがこれは250CBRの伝説の始まりでしかなかった。
1987年に別名ハリケーンの名で登場したCBR250Rはなんとレッドゾーンが1万8000rpmと超高回転エンジンを搭載し、250CBRの完成系であるCBR250RRはなんと1万9000rpmがレッドゾーンとなり、この超に超がつく超高回転エンジンは、19500rpmからエンジンを保護するためのレブリミットがかけられる程であった。
ホンダの変態技術の結晶であるカムギアトレーンが組み込まれたCBRシリーズは、その250tを超越した性能とレーサー顔負けな本気な造りで若き走り屋達を虜にし、2000年にその過激なバイクは幕を閉じた…
256t〜400t
代表車両
CB400FOUR、CB400TホークU、CBX400F、CBR400RR、CB400SF
このクラスのバイクとしてはかなりの実績があるホンダ。その中でもCB400FOURは決して忘れることの出来ない悲劇の名車であろう。
デビュー当初から爆発的人気を得た400FOURには数多くのカスタムパーツが出回り、当時は多くのカスタム400FOURが風をきっていた。またそのエンジン造形は美しく、いつ見てもため息が出てしまう美しい集合マフラーは一見の価値あり。
しかしこれが発売された1974年の当時では、免許制度が大型と小型の二段階しかなかった為、先代CB350の反省点を生かしよりスポーティー400モデルとして誕生した400FOURは、正確には排気量が408tだった為に後の新たな中型免許制度の登場により排気量を398に下げるも再設計した分のコストを価格に転換できず、最終的には生産コストの上昇により生産中止となってしまった………
だがこのバイクが誕生しなければあの名車ホークも、究極の"X"と言われたCBX400も、私が憧れたCBR400RRも誕生する事はなかったであろう。
悲劇の名車とはまさにこのバイクの為の言葉である。
ありがとうCB400FOUR


401t〜750t
代表車両
CB750FOUR、EARA、CB750F、CBX750F・ボルドール、CB650、CBR750SUPER AERO、CB750
ナナハンバイクとしてライダー達に愛された一番バイクらしいバイクではないだろうか。だか今ではこのクラスのバイクの殆どが絶版車なのも事実で、現在では中古価格にプレミアがついている。
ナナハンを代表するCB750FOURは、今でこそリッタークラスのバイクが沢山存在するが、750全盛期の当時では免許的理由で国産最大排気量のバイクであった。大型乗りにすら「中途半端な排気量」と言われることもあるが、リッタークラスでは体感出来ない軽い車体重量と低、高回転共にそつなくこなすそのエンジンは、今でも高齢なライダーから「丁度良いバイク」と愛されている。
CB750FOURは、一番ナナハンらしい750であったろう。



over750t
代表車両
CBX、CB900F、CB1100F、CBR900RR、CB1000SF、CB1300SF・ボルドール、CBR1000RR、CB1100
現在もベストセラーネイキッドであるCB1300SFでホンダはCBの確固たる地盤を築いていた。だが車体重量、車格の観点から言えばある程度のベテランじゃないと厳しい部分があったのも事実で、ホンダのリッタークラスは万人受けするものではなかった。
だが現在新たなCBとして誕生したCB1100は乗り手を選ばない新型CBとして世の様々なライダーを虜にした。
見た目よりも軽い車体、更に新型空冷エンジンを搭載したこのバイクは別名を「鷹揚」と言い、まさに鷹が大空を悠然と飛ぶようなゆったりとしたものであった。
車格は750クラスより少し長いぐらいで、車体重量も750とあまり大差がない。幅広くとられたハンドルは実にゆったりとしたライディングポジションで、ホンダの「散歩する気分でゆったりと走ってほしい」という願いが込められたバイクだ。
CB750を思い出させるオールドルックなそのスタイル。だが古すぎず新技術が詰まっているこのバイクは、まさしく「鷹」の名が相応しい。





CBそれは夢を追い続けたバイクである。
  ホンダ=DREAM
ホンダはこれからも夢を追い続ける。



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  • CB400SuperFourは名車 -- 名無しさん (2013-08-24 01:48:16)
  • 桐生酸出たばっかの1300SF乗ってたなぁ -- 名無しさん (2013-08-24 17:55:16)
  • 排気量と思しき個所が、"t"になってる。iPhoneで閲覧 -- 名無しさん (2021-07-14 13:49:32)
  • 初めての愛車がCBX125Fだった。乗りやすくて故障知らずで、初心者の私に長距離ツーリングの楽しさを教えてくれた良いバイクだった... -- 名無しさん (2021-07-14 14:28:02)

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