ハム(モンスターファーム)

ページ名:ハム_モンスターファーム_

登録日:2012/02/08(水) 18:49:32
更新日:2023/11/02 Thu 12:53:43NEW!
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モンスターファーム うさぎ 肉体派 かわいい 一部チート おなら ピンクの悪魔 佐々木望 スカーフ ハム マーシャルアーツ ボクシング 拳法 隠しボス かわいい←が技は結構下品 大砲屁 超砲屁 ヴァージアハピ なんですと!? 乳揺れ←のノウハウを転用した腹揺れ



モンスターファームシリーズに登場するモンスター。
見た目は二足歩行のうさぎさん。だが可愛らしい見た目とは裏腹に、パンチやキック等で相手をボコボコに殴る肉体派。
おならもするよ!


目次




【概要】

長い耳、「ハム」スターみたいな色合いの毛皮、お肉の「ハム」とかけたのか、たゆんたゆんと揺れるお腹と、小動物的魅力を結集したモンスター。
モンスターファームマニアによれば、ライフ修行でおなじみの古都・アルタビスタで円盤石が見つかり、
しかも珍しい女性ブリーダーの手によって発見されたこともあって、話題性が広まり人気を得たという。性格も人間に対して親しい。


しかし、この種の血をひくナーガ種のエッジホッグの説明文(2のモンスターカード)によると、
実はハムには狂暴な一面があるのだ」と、なんだか穏やかでない要素もある。親しさだけでなく、裏にはしっかり闘争本能の炎が灯る余地があるということか。


ゲーム上では、フットワークに優れたパワー系モンスターといった位置づけである。
ちから回避に長けていて、次いで命中の成長適性が高く、上がりやすいインファイター。
反面丈夫さがかなり低くライフも低い為、ゴーレム、ドラゴン、ジョーカー等の先制攻撃やクリティカル絡みで一発KO、なんてのも珍しくない。
かしこさも上がりやすくはない(タイトルによっては最低)が、技がちからメインなうえ、かしこさ技をダメージ目的で撃つことも少ない。
なので、システムに合わせて無視するか、技修得や防御の為に必要な際に、ピークを使うなどして上げればいいだろう。


シリーズ通して真面目で実直な性格、運任せの突破もできる回避型ということもあり、初心者にもオススメなモンスター。
事実、モンスターファーム2ではマーケットで秋にタダで貰うことができる。破壊力、もしくはかわいいは正義というブリーダーの方はぜひ。


技はちからタイプの物が殆どで、命中補正もダメージもなかなか良いものがあり、接近戦に偏った技配置であることが多い。
初代ではガッツ回復が早く、命中が上がりやすいので、ライフを鍛え次第大ダメージ系から修得していってもいいだろう。
続編の2ではガッツ回復が平均より遅めに変更され、ちからの方が上がりやすくなっているので、命中重視技から覚え始めて、確実な一撃を心掛けたいところ。
約一名、とんでもない例外が混じってはいるが。
初代ではマーシャルアーツスタイルだが、2では中国拳法スタイルに変化。
これに関して2のモンスターカードでは、FIMBAとIMAのハムは祖先が違う故の変化と記している。


ちなみに、初代では体形の変化が凄まじいのも特徴。バリアメやヒル草で変化を追うととてもよくわかる。バトルへの影響はないので、ブリーダーの好みに合わせてみよう。
移植版でもファームで体型変化が反映されるようになったが、ちょっと控えめになっている。


【主な技一覧】

概要でも語ったように、肉弾戦に特化。拳で相手を打ちのめすのが得意。
かしこさ技は少ないが、2では搦め手特化として立ち位置を確立している…。


  • ワンツーパンチ(1、基本技)
  • ワンツー(2、バランス技)

その名の通りのワンツーパンチ。1の時点では全体的に隙の少ない小技。
2では初期技と侮るなかれ、命中補正がS表記で消費ガッツも10と少ないので、終盤勝っていて、判定を拾いたい時に足止めとして使える。
ところが距離3から撃つ技と間合い関連がかなり独特になったため、近づかれていると出せない点には注意。
(にしても、消費ガッツ10で命中SもあってダメージもクリティカルもDある時点、相当キョーレツな基本技といえる)


  • ソバット(1、基本技)

少し離れた間合いから、飛び込みつつ回し蹴りで攻撃する。
ワンツーパンチに比べれば威力はあるが、他の分野の技に比べたらたいした威力ではない。
同じ回し蹴りでも、2では別物の性能になっている。詳しくは後述。


  • 頭突き系(1、命中重視技)

初代における命中重視技。ソバットよりは高性能。
普通の頭突きは後ろから前にぶつける感じだが、「超頭突き」は近い距離からヘディング感覚で打ち下ろすように。
上位技の超頭突きはダメージそこそこ、低燃費で命中率もかなり高く、なかなかに使いやすい。マシンガンパンチとは命中がらみで使い分けよう。


  • 正拳系(2、命中重視技)

2における命中重視技。文字通り腰の入った突きを握りこぶしで繰り出す。
「正拳→超正拳」と発展し、上位技になるとより重たそうな視覚効果になる。
ワン・ツーの死角を補える一方で、初代の頭突き系に比べて、消費Gの上昇とハム自体のG回復速度の低下で使用感は少し厳しくなったように思える。
引き換えに命中補正はSクラス上位まで上昇したので、ダメージ期待値は飛躍的に向上。それに相まってスピード型にもより強気に攻められるようになった。
距離1での殴り合いや回避型対策の為にも、グレードの低いうちから覚えておきたい。いや、むしろ必修。


  • ぐるぐるパンチ(1、大ダメージ技)
  • マシンガンパンチ(1、大ダメージ技)

初代におけるハムの大ダメージ技。
「ぐるぐるパンチ」は腕を回して勢いをつけたのち、アッパーをお見舞いする。図鑑通りに「小さな体からは思いもよらない攻撃力を秘めている」を体現。
「マシンガンパンチ」は近距離から拳の連打を浴びせ、最後にトドメの正拳をお見舞いしてノックアウト。
上位のマシンガンパンチはハムの持つ技の中でも最高クラスの威力を誇り、ガッツダウンも意外にそこそこある。
それでいて消費ガッツは19という低さなので、ハム自身のガッツ回復の早さも合わせて凄まじいラッシュを仕掛けることも可能。
命中補正は低いとはいえ、これで連発がきくのだから、相手からすればたまったものではない。


  • バックナックル系(2、大ダメージ技)

回転しながらの裏拳を叩き込む。
「バックナックル→レフトナックル&超バックナックル」と発展する。ひとつの技が二つの系統の母体になっているレアパターン。
破壊力は超バックナックルまでいっても下記のレフトナックル系には敵わないが、その代わりに燃費とモーションの速さで勝っている。
その特性をいかして、時間切れ間際の不意打ちや悪あがきに使ったり、手数で相手にプレッシャーをかけるような使い方がおすすめ。
ちなみに「超」になると喰らった相手に電流が走る。イメージなのだろうが音と相まってびっくり。


  • レフトナックル系(2、大ダメージ技)

至近距離から左の拳をお見舞いする。
バックナックルからレフトナックルを使い込むことで「バックナックル→レフトナックル→超レフトナックル」と発展する。
愛好家でモンスター合体して世代をまたぐ、という方はレフトナックルも大事に継承しておこう。
超レフトナックルまでいけばハムの技の中で最高威力をマークするが、代償としてレフトナックルの時点で消費ガッツがきつくなっている。
モーションもやや遅くなり、正統進化の超バックナックルと、威力特化のレフトナックル系統に分岐する感じに。使い分けれるかは人次第。
これまた「超」になると喰らった相手に電流が走る。それほどまで痛烈なのだろう。


  • ドラゴンパンチ系(2、クリティカル技)

2のみ登場のクリティカル技。助走の勢いを乗せたダッシュストレートを放つ。
「ドラゴンパンチ→超ドラゴンパンチ」と発展する。
性能としては「命中率の代わりにクリティカル率が高い正拳」といった感じで、モーションも似ている。
足技に比べると全体的な性能で負けるが、こちらは消費がそのぶん軽い。手数共々クリティカルの発生機会を稼いでいこう。
また、下記の上位クリティカル技「まわしげり」の習得に「ハイキック」ではなくドラゴンパンチの使用回数が影響するという罠みたいな仕様がある。
おそらくは設定ミスだが、移植版でも直ってはいない。
ただ、超ドラゴンパンチもドラゴンキック系統も極めたい場合、ちょっとお得ではある。


  • ハイキックまわしげり(2、クリティカル技)

たわわと揺れるお腹と短い足からのキック技たち。
一見、ハイキックからまわしげりへと発展しそうだが実際はそうでもなく、
「ドラゴンパンチ→まわしげり→ドラゴンキック」と発展する。習得難易度の軽減には一役買っているが、多分ハイキックとの指定ミス。
バグが話題の中心になりがちだが、消費ガッツに見合うだけの性能はどちらもあり、大ダメージ技の上位技みたいな使用感さえある。
まわしげりは威力こそ超レフトナックルに劣るものの、命中率で勝りクリティカルAという性能が威力を補っている。
不利な時は大ダメージ技を振り、有利な時はこちらや命中重視技で主導権を握ろう。


  • ドラゴンキック(2、超必殺技・ヨイ技)

猛スピードからのステップイン→飛び蹴りで相手をぶっとばす超必殺技。
ヨイモンになって、まわしげりを使い込んで修行することで「まわしげり→ドラゴンキック」と覚えられる。
暗けい系に比べてモーションがスピーディーかつ、消費に対するダメージは期待値含めて大きめ。逆転狙いの時なんかにおすすめ。


  • 巴投げ(1、ガッツダウン技)
  • 背負い投げ(1、ガッツダウン技)

1におけるガッツダウン技で、後のハムの技と比べても珍しい投げ技である。
いずれも相手の懐に飛び込み、巴投げなら体を回転させて後方へ、背負い投げなら豪快に後方へ相手を投げ捨て地面にたたきつける。
背負い投げまで行けばハムのガッツ回復と技自体の威力で重量級キラー…といいたいが、ワーストクラスの命中補正がネック。


  • おなら(1、超必殺技)
  • おなら/放屁系(2、バランス技/ガッツダウン技・ワル技)

初代ではまさかの超必殺技の一つで「おなら」名義。至近距離から相手にお見舞いする。
タックルやマシンガンパンチ以上の威力ハムの技の中でも最高のGダウン音の酷さ共にかなりのクオリティなのだが、
消費Gが40と高く、他の技と併用しづらいかしこさ技のこれは牽制用ではない、そもそも超必殺技。あがきか、反撃か、とどめか。いずれにしろタイミングを狙って撃つ大技の類である。


2での「おなら」は一転して初期のバランス技になり、
アッパーバージョンな「大放屁」と「超放屁」がガッツダウン技として分類。これらが数少ないハムのかしこさ技となる。
威力は低いが、どれも命中補正が表記ではAになっていて、ガッツダウン技に求められる反撃封じとしての信頼度は全モンスターの技の中でも高い。
特に軽いタイプ(バグで回復1のヴァージアハピ)から大放屁(消費ガッツ14)を連発して使われた日にゃ最早脅威以外何者でない。
しかも元々ダメージに期待しない技故に、かしこさを鍛えなくても使いものになってしまうというオマケ付き。もう頭おかしい。
また、2の超砲屁は使い込みの指定を忘れでもしたのか、性格ワルさえ満たせば能力値ALL1でも習得可能。後から性格を矯正するのは面倒なので、最初に覚えてしまおう。


  • 大声系(1、遠距離技)

初代で遠距離技「大声」「超大声」として登場、2では遠距離技がクリティカル技に変更された影響で削除された。
名前の通り大声を上げて攻撃するかしこさ技。おならを除くと唯一のかしこさ技である。
ハムは防御面はかわすことでカバーすることが多い都合上、カララギで回避の修行をしているといつの間にか取得しているというライガーの冷気系統に近い立ち位置だった。
後のシリーズに比べればかしこさ適性は悪くないものの、かしこさ特化型ハムだと小技のこれ系統か、大技のおならかという三択になってしまうため、地味。
ちなみに「3」では基本技「むっはー」として復活した。こちらは比較的ガッツダウン寄りである。


  • タックル(1、超必殺技)

初代におけるもう一つの必殺技。
なびく視覚効果と共に相手に飛び込み、至近距離から最高にイカす効果音のタックルで一撃必殺。かっこいい。
消費Gは超必殺技相応に高いものの、威力はハムのなかで最高級を誇り、命中率もGダウン性能も高いとかなり優秀な技。覚えにくいが損はさせない。
極稀にグレードBのリストンもこれを使うことがあり、リストンのちからの高さも相まってかなりの脅威となる。
一発逆転、これで運悪くモンスターを殺されたブリーダーも多いだろう。


  • 暗けい系(2、超必殺技)

2における超必殺技の一つ。零距離からの拳と共に何やらオーラをお見舞いして破壊力を大きく上げている模様。
元ネタは中国拳法の技法「発勁」で、2のハムが拳法スタイルであることを大きく裏付けるポジションになっている。
道のりは険しいが「暗けい→超暗けい」と使い込むことで発展させられ、より威力を進化させられる。
性能的には高次元のバランス型で、命中、ダメージ、ガッツダウンともに高い。低いのはクリティカル率ぐらい。
初代のタックルに比べて威力を削った代わりに、命中率をより堅実にしており、回避系殺しやトドメの一撃にはこちらの出番である。
ただしガッツはバカみたいに喰うため、性能に反して気軽に撃てるかは怪しい。



【主な派生種】

派生の特徴は体毛によく表れる。おおむねかわいらしい生き物。
スピードという長所を選ぶか、それとも耐久方面を気にするかで、チョイスする余地がある。


ハムSUBになると毛皮が目立つ小動物、もしくは野生感のある見た目を獲得するのが特徴。時には愛らしい耳も目立つ。
初代では回避方面が伸びるか、ちから方面が伸びるかはモンスター次第であり、共通して防御面のどこかに穴が生まれる傾向になる。
2ではかしこさと丈夫さを犠牲に、ちからと回避が高まるのでインファイターとして育成するのに適しているが、少し寿命は縮む。


移植版ではあのくじら12号に次ぐ、パラメータALL12というチャレンジャー向けの純血種の再生が憂歌団の「お歳暮(ベストセレクションⅡ)」から確認されている。
ちから適性が一段階丈夫さ適性に回されているのが特徴。


  • ウロコウサギ

ディノ、ロードランナー派生。
全身が緑色のウロコに覆われ、平べったくはたかれると意外と痛いしっぽを生やしている、如何にもな外見をしている。
スピードに優れており、弱点である丈夫さを補うために後述のロックブラッドとペアを組み、互いを支えているとのこと。
(とはいえ、初代の時点では純血種の流れを継いでいて回避適性Cと、目立って優れているわけではないのだが…)
また、2のモンスターカードでは攻撃的な性格をしており守備は苦手としているらしい。
初代ではディノ派生らしく、かしこさが低下した代わりに命中の適性を高めている。


2では純血種の長所である最高のちからと回避の適性を一段階下げ、丈夫さと寿命にまわして、更に走り込みを得意にしたという、ゴーレム種のグランドバンカーに近い変化をするように。
適性の合計は減ってしまったが、純血とあまり変わらない感覚で育成できるし、ライフを伸ばしやすくなった強みもあるので、ちゃんと初心者向けになっている。
まあ、モンスターカードで「守備は苦手」と書かれているのに矛盾した感じではあるが…強くなれるので、結果オーライということにしておこう。
ピクシー派生とちがってライフ適性が下がっておらず、耐久を殺していないのもポイントである。


  • ロックブラッド

ゴーレム派生。
全身がグレーカラーの固い岩に覆われている、これまた如何にもな外見である。だけれどお腹はたぷたぷと揺れる。
頑丈さに優れており、弱点のスピードを補うために前述のウロコウサギとペアを組んでお互いを支えている。
初代では回避適性が減少した代わりに、丈夫さ適性が最低の「E」から上がりやすい「B」にまで高まり、防御面では劇的なパワーアップをしている。
…が、何故かゴーレム派生だというのにちからの適性が一段階下がって、平均値になってしまっていたりもする。
2のウロコウサギの「攻撃的な性格」は、この時のロックブラッドと比べての記述なのかもしれない。


2では最低から平均(E→C)と一段階下がってしまったものの、それでも丈夫さ適性が大幅上昇しているのに変わりはない。ここまでくると伸ばしやすさが違う。
今回はゴーレム派生らしく、ちから適性が最高値をキープしている。
しかし、初代と違ってスピードで劣るという説明文通りに命中、回避適性が大幅に下がってしまっているのが難点。育成は命中適性Dとの格闘になる。


なお、続編では相方のウロコウサギがハブられるという可哀想なことになっている。なんたる迷走…。


  • パルスコーン

ライガー派生。
流れるような青い毛皮と角が特徴的で、かわいさとかっこよさを両立した傑作デザインモンスター。初代ではちょこんとした角がチャームポイント。
真面目で育てやすいだけでなく、初代では命中・ちから・回避のすべての適性がBと同等に上がりやすくなっていて、純血種の上位互換となっているおすすめの一体。
丈夫さとライフが伸びない点は変わらないので、相手のラッキーヒットには注意。
続編の2では純血種に比べてちから適性が下がったものの、かしこさと命中適性が一段階上昇し、内部計算の変化もあって初代に比べると色々とパワーアップしている。
ちからだけでなく命中面も重視したい際に、やはりおすすめの一体。
初代ではグレードAの対戦相手「リュウセイ」としても登場。その手強さに涙したブリーダーもいるかも。


因みに2のコイツの適正は3以降に登場するザンのそれに(ハム種自体の技性能も相俟ってますます)近い。


  • トルクレンチ

ワーム派生。
普通のハムとちがい大きなゲジゲジ眉毛で、顔面に迫力があるのが特徴。本人もお気に入りなのだそうだ。
初代においてはライフ適性こそ上がっているものの、最悪よりはマシ程度のレベルにとどまり、
その他の適性は純血種同等と特筆する点が少ない。他の派生種に比べると悪くはないが、ウリに欠けるモンスターである。
2ではライフ適性がBと前作よりも上がりやすくなって耐久面が強化され、成長タイプが晩成になり能力の伸びしろが増えた。
その代わりに回避適性がCにまで落ちたので油断ならなくなってしまった。人によっては前作で回避を高めたヤツを石盤再生したいところか…。
移植前ならプールバグで丈夫さを、移植版なら回避関連も同時に鍛え、もしもの保険としてあげよう。


移植版ではあの伝説のせがた三四郎の魂を継いだネタ個体が「せがた三四郎 真剣遊戯」や「セガサターン、シロ!」から再生可能。
初期パラメータが「34」ばかり、と思わせてちから「346」という数値でブリーダーの度肝を抜いた。
しかも重り引きが得意、ちからと丈夫さの適性が大幅強化となんかもうフィジカル方面が強化されているなど、一発ネタにとどまらないトルクレンチだ。


  • ブルーフレア

ゲル派生。
半透明の体ゆえに透けて見えている尻尾が、体のコアみたいにも見える独特の外見。トルクレンチと同様のゲジまゆタイプでもある。
ゲルボディは意外とひきしまっているのだが、ハムのサガでお腹だけはタプタプとしている。夏場にスキンシップしたくなりそうな話である。
初代では純血種の適性に加えて丈夫さの適性を上昇させているが、E→Dくらいと多少マシな程度で伸びにくいまま。
2ではちからと回避の適性ダウンと引き換えに、丈夫さとかしこさの適性を多少にマシにしているという、
尖った能力を持つ純血の適性をバランス良くした感じになっている。寿命もちょこっとは延びた。
基本的に育て心地はウロコウサギに似ているが、こちらは「ライフCに加えて走り込み」でなく「丈夫さDに加えて丸太受け」が得意トレーニングなので、
伸びしろ的には小さく、ダメージ計算式と合わせて、向こうほど耐久に安定感がないのがやや敬遠される材料となっている。


  • クロスフォーアイ

スエゾー派生。
イエローカラーのウサギということで可愛さ増し増し…と思わせておいて、よーく見ると四ツ目というかなり独特の顔。テクモの昔のデザインセンスが光っている。
スエゾー譲りか平べったい尻尾も特徴で、赤い爪もおしゃれ。四ツ目のおかげで動体視力も良いらしい。
初代では純血種に比べて命中とかしこさの適性が一段階上がり、ちからとかしこさの両立型を普通に狙えるという、攻撃面ではハイスペックなハム種に。
2ではちからと回避の適性ダウンで丸まったのと引き換えに、前作に比べて命中適性が上がっていないのがちょっと残念。
反面、かしこさ適性が一気にCまで上がったものの、ハムはちから技特化タイプでかしこさ技のバリエーションが搦め手オンリーと少なく、
防御面でしか役に立たないので微妙なところになってしまったか。


  • ハムオウジ

ガリ派生。
白い毛皮とちくちくした金色の体毛のコントラストは他のハム系モンスターからも一目置かれるほどで、ウサギ感がさらに増し増しになっている。
そのカッコよさとかわいさを融合させたデザインのおかげで、採用するブリーダーも多いとか。
初代では純血種と比べて、ちからと回避以外のすべての適性が一段階上昇し、クロスフォーアイ並みの攻撃面に、マシになった耐久面をも獲得した優秀な派生種。
プライドの高さからまじめ度は40と落ちてしまったが、それでも育成に支障の出づらいラインなので問題は少ない。ただまあストレスの溜め過ぎには注意。
2でもやはり、純血種に比べてかしこさの適性が高まっているが、代償としてちからと命中の適性が下がり(とはいえ、Bなので十分伸びる)、ガリ派生なので結構な短命…と前作に比べ、弱体化気味。
それもあくまで「初代と比べれば」の話であり、丸まったとはいえ純血種と変わらない感覚で育てられるし、真面目で素直で手がかからない。
また、移植前限定だがプールバグ込なら実質全能力の適性がB〜Cとバランス良く高い条件下で育てられるため、フルモン育成にも向く。
そしてロックブラッド、ダークハムと並んでガッツ回復速度が最重量のハムなので、重たい一撃を狙っていける。更にその3体の中で移動速度が落ちないのが最大の強み。


2ではグレードBに「リキエル」の名で登場。一部のプレイヤーからは「リキエル王子」の愛称で呼ばれ、彼の繰り出すレフトナックルは「黄金の左」とも呼ばれ、笑えない威力でこちらを追い詰める。


また、王子様系タレント日本代表である及川光博氏のCD「死んでもいい98」からはパラメータの数値がオール98のネタ個体が再生される。
ちなみに寿命も98週と、一般モンスターをぶっちぎるワーストクラスの数値なので、縛りプレイでもない限り基本的にオススメできない。


  • ダークハム

モノリス派生。
名が体を現すを地で行くようなモンスターで、つやのない真っ黒な体毛と鋭く光る赤い瞳を持ち、正にダークな外見。
暗黒の血を引いており悪の道にも走っているらしいが、本心としては人間の役に立ちたいとも思っている。中々ハム種らしい話だ。
初代では純血に比べて丈夫さと命中の適性が一段階上昇。図鑑では「暗黒の血をひくが育成次第では、よい子になるだろう。」
と書かれているだけあってまじめさもそこまで低いわけではない(45と、ハムオウジよりは上)ので、なかなか育てやすい優良株。
一転して2では寿命やヨイワル度が減少、ちから適性ダウン、回避適性大幅ダウンと引き換えにかしこさ適性を引き上げ、丈夫さ適性がE→Cにまで上昇と、
初代とは大きく異なる能力を得ている。「受けて耐えるハム」を見たい時には、ロックブラッドより育てやすいかもしれない。


ちなみにその漆黒の外見とダークサイドに堕ちたという経緯から、ジョーカー派生と間違えられることもしばしばらしい。
(逆にモノリス派生だと間違えられたジョーカー派生のモンスターとして、ビークロン種のジャガーノートがいる。)


  • ラベンダーロック

ナーガ派生。
「ロック」だけあって、その外観はロックブラッドと共通したタイプであり、近くで見るとゴツゴツとしている。
純血からより攻撃的になっている筈が、ティラノパープルと同じくおつむが足りてないため寧ろ大人しいモンスターとのこと。
初代ではかしこさ適性のダウンと引き換えに、ちから適性を最高に、更に命中適性も高めているという、
ナーガ派生らしく攻撃的で、さらにハムの長所を尖らせるという理想的な変化を見せたおすすめの一体。そしてまじめで育てやすい。
2では純血の時点でパワーが有り余ってしまったため、ガッツ回復速度が増したのと「逆上」させやすい点ぐらいしか強化点がない。
丈夫さが多少マシになったくらいで回避適性がダウン、激ワル化して寿命も減少と弱体化気味になり、育てやすさは他に譲ることに。


  • ハムリーフ

プラント派生。
葉緑素を含む背中のハッパ吹雪とゲジゲジまゆげが特徴的な、正義感溢れる熱血モンスター。ウロコウサギとの見分け方は耳の色がわかりやすい。
初代ではちからの適性を殺さず、ライフの適性を平均まで上げて耐久面をカバー&大ダメージ技を修得しやすくさせており、
丈夫さ以外の能力が伸びやすく、まじめ度も高いと初心者にもオススメできるモンスターである。
2ではトルクレンチ同様ライフが上がりやすくなり、あちらに比べて回避適性は一段階で済んだが、ちから適性がCにまで下がってしまったのが相違点。ちからの育成は念入りにするべきになった。
プールバグが使える環境下の場合、こちらのほうが避ける上に耐えるという要塞みたいなモンスターに育てやすい。
また、プラント派生になったことで長寿化、成長タイプの早熟化、ガッツ回復の加速も起きており、総じてあちらにはない強みも持つ。
技の回転率か上がった代わりに副作用としてガッツ補正はやや軽くなってしまったのが悩ましい。しかし強力な放屁系の技を活かし、ガッツロックしやすいのはメリット。


コアなブリーダーにとっては二大陸対抗戦の隠しボス級モンスター、「ハメッド」としても有名。


因みにネンドロ種のフラッペと全く同じ適性を持つ。どっちかをモンスター合体で生み出し、技継承と底上げを行う際には役に立つかもしれない。


  • ヴァージアハピ

ピクシー派生。
ピクシーの外観的特徴が体毛に完全に表れたことで、髪の毛が生えてるっぽい感じが男性ブリーダーに受けている。
人の目を気にする性格なので、すごく恥ずかしがり屋で、おしゃれさんであり、親近感も爆発しているかわいいモンスター。
初代ではちからの適性が下がり、命中・回避・かしこさがすべてB以上というピクシー寄りの適性で、かしこさ技主体の変則型に向いた変わり種。


続編の2では、バグによってガッツ回復がまさかの「1」。技を出す為に消費するガッツが1秒で50回復する。
超放屁はもちろん、暗けい(超必殺技)でガッツロック※出来るとか普通じゃない。
普通のモンスターが迂闊に出せない、ガッツ消費45級の技をバカスカ使えるのはコイツ以外にいない。
公式戦では使用禁止になり、予選用モンスターとしての立場を余儀なくされるほどだった。まあ当然である…。*1
2020年9月配信のアプリ、NintendoSwitchへの移植版でも、ほかのバグ共々修正対象となった。


バグ抜きの性能としては、純血種に比べてちからとライフ適性が削れた代わりに、かしこさ適性、そして移動スピードが強化。修正後のガッツ回復もハムの中では最速。
普通に育てる際には、他のハム種以上に回避に特化してあとは運で補うか、伸ばしやすい時期にライフを鍛えるかすることになる。攻撃面は割と何とかなる。
対人戦では、補正の重さより移動速度の速さを取る時の候補となる。


※ガッツロック
ガッツダウン技を利用して、判定勝ちにもっていく戦法のこと。
普通は最初に威力の高い技等で少し減らして消費ガッツの少ないガッツダウン技で判定勝ちをもぎ取るもの。


  • ティーシャツ

初代のレア種。
Tシャツルックの少女のような見た目で、頭部の毛がヘアスタイルのような色合いになっている、とてもおしゃれでキュートなモンスター。
ちなみにモンスターファームマニアによれば、このTシャツと付属しているGパンは体毛ではなく着ているもの。
円盤石に封印される前からコーディネートに拘るモンスターだったようだ…。


TシャツがらみでPUFFY の「amiyumi」から再生が可能だった。
移植版ではアーティスト「ヤバいTシャツ屋さん」絡みで再生可能な候補が大幅に増加している。


さらに、移植版では、モッチーがプリントされた黒いティーシャツを着た個体が追加されている。
今にして思えば、シャツの模様が水面下で2の移植も進められていたというメッセージだったのかもしれない。
大槻唯(山下七海),藤本里奈(金子真由美),城ケ崎美嘉(佳村はるか)「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER for the NEXT!03 Gossip Club」などから再生可能。


  • サンタ

初代のレア種。
見た目はどう考えてもサンタクロースルックのハムであり、クリスマスの時期にやってきてプレゼントを配るモンスターとされる。
小柄な体で煙突の中にも入れるが、ふっくらしやすいハム種だけあって、お腹が煙突につっかえてしまう事もあるらしい。


直球なチョイスである、マライア・キャリーの「メリークリスマス」から再生可能。ただしボーナストラックが入っていない輸入版限定であり、そのへんで苦戦させられたブリーダーも多い。
また初代のサントラからも再生出来るためこちらなら確実。さり気なくジャケット裏にサンタの図鑑イラストがあり、こいつが再生出来る事を示唆している。
攻略本でも「誕生日の歌も聞けるし」とこちらをオススメされていた。
移植版でも候補はたっぷりと追加され、ヒャダインの「クリスマス?なにそれ?美味しいの?」等のクリスマス絡みなタイトルの数々に加えて、
プレゼント的な意味も込めたのか「モンスターファーム」のオリジナルサウンドトラックからも再生できるという、粋な計らいがあった。


  • トルネード

2のレア種。
見た目はもう本当に「ハムのフォルムをしたボクサー」であり、かわいい系ではない…のだが、
トルクレンチのようにかっこよさを感じさせるゲジマユタイプではなく、リアルさ重視の顔つきなので、慣れないとちょっと引くかも。
いつ大技を繰り出すか分からないような戦いをして、人々の興味を引き付けるタイプのようだ。


K-1での戦いをシミュレートしたゲームである「Fighting Ilusion K-1 GRAND PRIX」から中身がハムオウジな個体が、
田原俊彦の「ごめんよ涙」から、中身がバックナックルつきの純血種な個体が再生できる。


移植版では森永まみの「トルネード」や、「あしたのジョー総集編 オリジナル・サウンドトラック」というド直球なチョイスが増え、当時より手を付けやすくなっている。
一方で「トルネード」投法で有名な「野茂英雄のテーマ HIDE~O」からは初期パラメータがすべて背番号の「16」というネタ個体が再生できてしまった。
バックナックル系をコンプしているので育て方次第ではいくらか化けるかも…って、スポーツが違うじゃねーか!!


海外版DXに追加された際の英名は、同発音の英単語そのまま「Tornado」。


  • Kung Fu hare(カンフーハム)

海外版のレア種。hareはハムの英語名なので日本語名は「カンフーハム」となるだろう。
上記のトルネードとの差し替えになっており、拳法着とヘアスタイルが特徴的なハム種となっている。
実は個人モチーフだったか、あるいは別の海外版差し替え組に配慮した結果なのだろうか?


DX版で日本版にも追加され、日本名は予想通り「カンフーハム」であった。


【大会に登場するハム】

何体か例外もいるが身のこなしに長け、大ダメージを生み出すパンチ力がある。命中やライフをおろそかにしていると厳しい。


※二つ名のようなものは、モンスターファーム2マニアの紹介コーナーから。


  • リストン(初代)

グレードBに登場。CD経由でなければ一番最初に見る、そして対戦するハム(純血)。おデブ~標準体型。
これまで戦ってきたゴーレム種と違い、パワーに加えてガッツ回復の速さと命中とある程度の回避を併せ持つ壁ボス的ポジション。
「タックル」「ぐるぐるパンチ」とまともに喰らうと致命傷になる技を2つも持っているため、遠距離に吹き飛ばして逃げるまで油断してはいけない。
こんな攻撃面に対して丈夫さとライフは低いので、KOしきるつもりで。


2では二大陸対抗戦のグレードB選手としても登場。なんと初代の能力に全能力が+150と見事な強化がされており、IMaのグレードAに匹敵する能力を持つ。
移動速度まで最速という羨ましい仕様だが、その分技のレパートリーと半端になったガッツ回復速度に付け入る隙がある。一番離れた距離も安全地帯。
ガッツ回復が速ければ離れておならや大放屁を、そうでなければ近づいてモーションの長さと命中率に難のあるドラゴンパンチ系を誘発させ、ガッツ差を開かせて畳み掛けるといい。


  • リュウセイ(初代)

グレードAに登場するパルスコーン。ガリ体型。
前に戦ったリストンに比べてちから、命中、回避の三点が上がっており、特に回避400台な点が勝利の際の障害となって立ちはだかる。
リストンと違い「タックル」は覚えてないので、頑丈なモンスターであれば至近距離で反撃のチャンスをうかがうのもあり。
ただし回避型でそれをやると連続ヒットのリスクがつきまとうため、その際は吹き飛ばしで時間を稼いだほうがよい。
とりあえずホリィ曰く「遠距離が苦手」との言葉通り、遠距離に命中重視技があれば、それを連発すれば楽勝である。ない場合は腹をくくろう。


残念ながら2には登場できなかった。


  • アルグラ(初代)

グレードSに登場するヴァージアハピ。おデブ~標準体型。
ピクシー派生ということでこれまでのリストンやリュウセイと違いちからが200台と低い代わりに、かしこさ400超え+かしこさ技を完備している異色派。
開幕「超大声」で先制攻撃を行い、なんとか接近戦に持ち込もうとすると忘れたころの「おなら」(実は当時ハムの技の中ではタックルと並んで最大威力)で色々と大ダメージを与えてくる。
反撃チャンスを失わないためにもとにかく密着しつづけ、長所を利用したかしこさ技を使わせないようにしたい。


2の二大陸対抗戦にもグレードSの選手として登場するが、ガッツ回復速度は13とちゃんと自重しているので安心。
移動速度は最速だが、相対的には戦いやすいはず。


移植版MF2ではルッコラに由来するカルチャーの「インターナショナル・ハーブ」から超ドラゴンパンチが目印の、アルグラ意識の特殊個体が再生可能。
なんでルッコラかというと、「ルッコラの英語読みがアルグラ」から来ているというかなりひねったセレクトである。雑学の発見になるゲームだ。


  • ナッツ(2)

グレードEに登場するハム(純種)。
ほとんどマーケット産のものと変わりない能力値で、50台のライフもそのまんまで、距離3からしか攻撃できない。負けることはそうそうないだろう。


  • リキエル(2)

グレードBに登場するハムオウジ。ガリ三兄弟の次男、神の拳。
集中や根性といった特殊能力を多数有するだけでなく、ナックル系+ドラゴンパンチ系によるパンチ力で追い詰める。種の長所に沿った能力値の持ち主。
CPUの特権で「おなら」は選択技に入っていないし、放屁系も覚えてはいない。
グールシャインと違いライフダメージ特化型なので、ガッツ回復の遅さを突いてワン・ツーを耐えて、溜めたガッツで反撃するスタイルが実践できるなら有利に戦える。
耐久面はグレードBのライバル選手の中でも低く、かしこさも低いのでかしこさ技であっさり倒せたりもするが、前述の「根性」があるので油断は禁物。


モンスターファーム2マニアの対戦相手紹介コーナーでは、ガリ派生が立て続けに3体もエントリーしているという構図が編集側のツボに入ったのか、
同グレードのサンジュラス(ガリ/長男)、グールシャイン(バロン/三男)と合わせて「ガリ三兄弟」と命名され、ファンコミュニティにも浸透したという逸話がある。


名前の由来は恐らく「力(りき)」+「エル(el・ヘブライ語で「神」の意味)」。


  • ハメッド(2)

グレードSの二大陸対抗戦に出場するFIMBA側のハムリーフ。
モストやポリトカを上回るオール700超え、かしこさ991(計算式の関係上実質カンスト)を誇る、知る人からすれば隠しボスと見なされるポジション。
ドラゴンキック以外の技をすべて覚えており、正確に当てるのも、痛いのをお見舞いするのも自由自在。生半可なモンスターでは返り討ちに遭う。
弱点はハム特有の遠距離攻撃手段の手薄さと、かしこさ991でもアルグラ(1)のように「威力の高いかしこさ技」を持っていないことだが、
なんでか移動速度が最速に設定されているので、プレイヤースキルがないと距離をコントロールできず、不味いことになる。
移植版ではかしこさと丈夫さが元の数値に入れ替わって、相手するときはもっとパワーが求められるようになった。


余談だが、移植版ではマイケル・ジャクソンの「スリラー」から、ハメッドを意識したスペシャルなハムリーフが再生可能。
有志の調べによれば、この曲はプロボクサー「ナジーム・ハメド」の入場パフォーマンス楽曲として使用されていたので、このチョイスとあいなったようだ。
普通のハムリーフには実現できない激ワルゆえに「逆上」させやすく、足は早く、初期で超暗けいまで持っているという、伝説を再現できる素養を持つ。
しかしモンスター合体での底上げやソンナ・バナナによる無限延命に頼れない、一世代で育て上げないと真価を発揮できないという、コアなブリーダーへの贈り物である。
ちなみに前作ではマジンのレア種「ゾンビ」が再生出来たので、そのノリで試された結果スマホ版配信初日に再生が確認されたらしく、特殊個体探しの火付け役ともなったようだ。


【それ以外の作品】

  • アニメ版

CV:佐々木望
主人公陣営の1体として登場、原作での「真面目で実直な格闘家」といったイメージはどこへいったのかずる賢い詐欺師・頭のキレる策略家というキャラクターで登場した。まあアニメ版の設定なんて全体的に原作無視もいいとこなんだけど。
とはいえもともとハムらしいボクシングスタイルの戦闘力は健在。初登場時もやはりというか何というか「おなら」でライガーに屈辱を味わわせた。仲間になって以降も彼とは犬猿の仲である。こっちは兎だが


  • ソロモン

ヨイモンの1体として登場。ステージ中に呼び出すことによって主人公のスピードがアップ。
素早い敵が追いかけてくるステージで使うのがベターか。


  • モンスターファームジャンプ

プレイヤーキャラの1体として登場、その見た目のイメージ通りジャンプが高いものの加速で劣る。
高いジャンプを活かして難所攻略に向いている。反面速度は出しにくいのでタイムアタックには向いていない。


  • モンスターファーム3以降

なんと1,2で築き上げた格闘家モチーフを投げ捨てて、カートゥーンアニメのお調子者のようなキャラ付けになってしまった。一言で言えばロジャーラビットかバッグス・バニー
ちから・回避タイプというゲーム的なコンセプトや真面目な性格こそ健在なものの、カッコ良さと可愛さを兼ね揃えた1,2でのハムの魅力は打ち砕かれてしまった…。
顔立ちや「4」において純血種が首元に赤いマフラーのようなものをつけている事から、アニメのイメージに引っ張られているのだと思われる。



追記・修正はヴァージアハピ以外で四大大会を制覇した人がお願いします。


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  • 2の事しか書いてない… -- 名無しさん (2014-03-02 14:52:22)
  • そのくせガッツ回復早いとか嘘書くな。純血16はむしろ遅い方。ただその分ガッツ補正が乗りやすくて単発威力が恐ろしい。 -- 名無しさん (2014-08-16 23:26:46)
  • 2のヴァージアハピはどう見ても、製作側の数値入力ミスだよな。本来はガッツ回復を10にするつもりだったんだろう -- 名無しさん (2014-08-20 22:49:01)
  • 3以降のハムは武術とかあんま使わなくてちょっとガッカリしたなあ……なんだよちょこっとパンチって -- 名無しさん (2014-08-20 23:13:12)
  • ハム派生のモンスターは可愛い。ハムライガーとかコロネとか -- 名無しさん (2014-08-21 18:16:02)
  • ↑可愛い上に力、命中、回避適性が上がるから、脳筋タイプなら実用性も跳ね上がると言う・・・ -- 名無しさん (2014-08-22 00:27:39)
  • 丈夫さとライフが紙だけど一応根性持ちだから返しの一発も期待できるしかなり強種族 -- 名無しさん (2014-08-22 00:44:22)
  • ハピ強いのか。当時ヘッタクソな俺が作ったのは力・回避タイプ初&不慣れだったのもあって 力400名300回避300という糞っぷりで、何が強いのか分からないままCランクで終わったよ(´;ω;`) 残ってる記憶はガッツ回復の早さのみという…今ならもう少しマシに育てられるかな… -- 名無しさん (2014-08-22 07:36:11)
  • 確かに初代ではG回復は早い方ではあった。何故か2でかなり遅くなったけど。 -- 名無しさん (2014-08-22 08:16:55)
  • ↑×5 4のフォルクス(リッパー×ハム)とかゴンタ(バクー×ハム)もすごくかわいい。しかもけっこう強いし -- 名無しさん (2014-08-23 08:41:57)
  • ドラゴンキックの衝撃。まさか間接距離から蹴りなはつとは。 -- 名無しさん (2014-08-25 21:51:56)
  • 2だと妙に変な鳴き声すぎて吹く。ヴァー、チャッポゥ(喜んだ時の鳴き声)イヤッホゥ!(もっと喜んだ時の鳴き声)ケッ(大放屁ると時の鳴き声) -- 名無しさん (2014-08-25 22:41:42)
  • 公式的にはうさぎじゃなくてハムスターらしいけどな、ハム -- 名無し (2014-09-12 17:30:57)
  • 友人に初代をプレイさせてもらった時、この子を育ててたわ。エサのバランス悪くてメタボにしちまったっけ・・・w -- 名無しさん (2014-09-12 17:45:09)
  • mf2のマーケットでもらえるハムはライフ50とかいう悲惨さだが、適正は意外にもCなので、ピーク時に走り込みとプール混ぜればそれなりに耐えるようになる -- 名無しさん (2017-09-09 23:05:52)
  • マイケルのスリラーで高ステあんけい持ちハムリーフ再生できるのってオリジナル版でもそうだったのかな? -- 名無しさん (2020-09-22 07:50:53)
  • ウルトラ怪獣モンスターファームではベムスターがハムの特徴(力命中回避可愛さが高くライフ賢さ丈夫さが低い)を受け継いでいる。これがほんとのハムスター -- 名無しさん (2022-10-21 08:36:16)
  • ↑ やっぱりベムスターはハムポジションだったわな。多分だけどダダがスエゾーポジション? 来週以降、そっち系の追記も目立ってくんだろうな。嬉しい事だ。 -- 名無しさん (2022-10-21 09:47:05)

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*1 実際、雑誌主催の対戦大会では圧倒的猛威をふるっていた。こんなんじゃオートでもマニュアル操作でも荒ぶる。

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