登録日:2012/03/18 Sun 15:29:27
更新日:2023/10/10 Tue 11:44:24NEW!
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女神転生 メガテン ゲーム rpg アトラス ナムコ fc アプリ 鬼畜 モンスター育成ゲーム バンダイナムコ ファミリーコンピュータ nintendo switch ファミコン 西谷史 デジタルデビル物語
私の名はアニヲタ
仲魔になって欲しいのか?ならば…
69マッカくれないか?
→はい
いいえ
次は156マグくれない?
→はい
いいえ
武器を下に置いてくれるか?
→はい
いいえ
本当はその(冥ω殿)が欲しいんだ
→はい
いいえ
こんなものを貰って…本当に喜ぶと思ったのか?
アニヲタは襲いかかってきた!
デジタルデビル物語
女神転生
■概要
1987年にファミリーコンピュータで発売されたRPGで、女神転生シリーズの記念すべき第一作目。
元々は西谷史の小説『デジタルデビルストーリー』シリーズのタイアップとして制作された作品。*1
この為、真・女神転生シリーズでも氏の名前がクレジットされていることがある。
3Dダンジョン型のRPGで、ステータス画面やエナジードレイン等、システム面で『Wizardry』の影響が見て取れる(実際に製作者がwizの影響を受けていると発言している)*2。
だが、1作目からwizにはない要素が多く採用され、3DダンジョンRPGとしては大きく差別化されている。
悪魔交渉をして敵を仲魔にし、悪魔同士を合体させて強くするという伝統のシステムは、この作品から確立されていた。
しかし、広大な3Dのダンジョンは難易度が非常に高く、攻略本無しではクリア不可能とされた。
当時のプレイヤー達は、方眼紙に自分でマッピングをしたという……。
もっともwiz系など当時の3DダンジョンRPGは自力マッピングが当たり前ではあったし、むしろ周囲の地図が見える「マッパー」が使えたので、どちらかと言えば楽な部類に入る。
本作にはまだセーブ機能がなく、コンティニューはパスワード制(最大40文字)だった。
携帯アプリ移植版ではオートマッピング機能が付いた。
またいつでもセーブが出来るようになり、突然のワープや落とし穴で泣くこともなくなった。
1987年にPC-8801・MSX・X1/X1turbo・FM77AV用ソフトとして日本テレネットより同名の見下ろし型アクションゲームが発売されている。
魔神ロキによってクリスタルに変えられ魔界へと連れ去られてしまった白鷺弓子を救い出すのが最終目的。
原作キャラクターが多く登場し、より原作に近いシナリオ・世界観となっている。
■ストーリー
天才プログラマーの中島朱実は、コンピューター理論と降魔術の接点を見出し、「悪魔召喚プログラム」を作り上げることに成功した。
だがその実験により悪魔が実体化し、人間を襲い始める。中島自身にも危機が迫った時、それを救ったのは白鷺弓子であった。
彼女は日本神話に登場するイザナミの転生した姿であり、また中島もイザナギの転生であるという。
中島は弓子と協力し、一時は悪魔を倒すことに成功したが、大魔王ルシファーの手によって再び危機が迫る。
魔宮に閉じ込められたイザナミを救い出し、ルシファーの野望を打ち砕くべく、中島と弓子は大魔宮デビルポリスへと向かった……。
(一部アトラス公式より抜粋)
……以上、長々とあるのだが、実際はゲームをスタートするといきなりダンジョンに放り込まれるので、ストーリーなんて無いに等しい。
世界観は現代なのだが終始ダンジョン内で活動するため、装備品以外で文明の利器なんて殆ど出てこない。
詳しく知りたければOVAや原作参照ということで。
■登場キャラクター
・中島朱実
主人公。イザナギの転生した姿。ちなみに悪魔召喚プログラムの開発の動機はいじめっ子への復讐である。
よってシナリオ上及び原作の元凶とも言える。通称・綺麗なハザマ*3。
魔法が一切使えないパワータイプ。と言うかMPすらない。
そのため知力に振るのは無駄……と思いきや、弓子が魔法を覚えるタイミングは中島と弓子の「レベル+知力」の合計が一定の数値に達した時なので、全く振らないのも考えもの。
交渉成功率も彼の知力が関係してくるので、ちゃんと気を付けておきたい。
原作では「ヒノカグツチ」を武器としていたからか、以降のシリーズでは強力な剣であることが多い。
また、序盤で仲魔になるケルベロスが時期の割に強いのは、原作で彼に使役されてたのが由来。
続編でも彼の命令でⅡ主人公の仲魔になったりする。
GBA版真Ⅰでは彼の存在が示唆されている。他にもシリーズの色々なところで彼らしき片鱗を垣間見れる。
ちなみに原作終盤では発狂し*4、弓子まで殺そうとしたため弓子の体を乗っ取ったイザナミに殺された。
ついでに発狂直前、ケルベロスにも見限られ実家魔界に帰られた。
新DDSでは霊魂のみの姿となって続編主人公・北明日香をサポートし、彼の転生体が弓子と再会する場面で本作は幕を閉じる。
・白鷺弓子
中島の恋人でメインヒロイン。イザナミの転生した姿。
中島の悪魔召喚プログラムによって現れた悪魔に殺されるが、なんやかんやで生き返った。
魔法タイプのキャラだが、序盤はろくな魔法を覚えないので、実は力に振った方が活躍する。
盾が装備できない上、装備品に恵まれない。
シナリオでは全く触れられていないが、原作では特殊な生体マグネタイトを有していることが原因で悪魔にしょっちゅう狙われた。
魔法キャラなのはイザナミの力による発火能力(アギ系?)や念動力を持つため。
あと回りに目もくれず中島一筋に生き続けた。あのダメ人間の何処が良いんだ?
原作終盤、発狂した中島を前世の人格たるイザナミに操られ殺害してしまう。
正当防衛だったのだがこれが原因で精神を病み、続編では魔族・大和神族に利用されてしまった。が、後に何とか復活。
・ケルベロス
ダイダロスの塔4Fから登場し、話すとあっさり仲魔になってくれる。
原作では中島によって召喚された電子獣で悪魔としての強さはロキよりずっと劣るが、召喚者に忠実で中島に忠義を尽くす。
原作では落ちぶれた中島を見限って魔界に帰ったが、続編で悪魔召喚プログラムによって再び人間界に召喚された。
人気があったからなのか礼子達を救ってからどんどん超越的存在になっていく*5。
・イザナミ
炎の腐海に閉じ込められている日本創造の女神。
ゲームでは普通に登場するが、原作小説では弓子とは同一の存在であるため、本来同時に出現することはない。
彼女を救うことが目的の一つだが、実は助けなくてもゲームをクリア出来てしまう。
ちなみにクリア時に夫イザナギもラストだけ登場する。お前今までどこで何してたんだ?*6
原作では神話同様冥界の神であるため、実の姿は醜悪だったりする。
殺らなきゃ殺されてたとはいえ、原作では中島殺害が原因で弓子に見限られた。
・大魔王ルシファー
ラスボス。デビルポリスを作り出し、イザナミを自分の脅威となる前にさらい閉じ込めた。
あるアイテムがないと倒せない。原作では陰湿で最低なネガティブキャンペーンが大得意。
原作では性的な意味でイザナミを狙ってた。しかし人類の滅亡までは望んでおらず、ガブリエルと共闘したりした。
■システム
のちのメガテンシリーズの根幹はすでに出来上がっている。
■月齢
画面の左上に表示される月の状態。
ダンジョンを進む毎にNEW MOON→HALF MOON→FULL MOONと変化していく。
月齢がFULL MOONの時は悪魔が凶暴化し、交渉(下記)が行えない。
■悪魔交渉
女神転生シリーズ伝統のシステム。
悪魔とはいかいいえで交渉し、上手く行けば仲魔にできる。
ただし仲魔に出来るのは一部と、主人公とのレベル差が+7以内の悪魔だけ。
■悪魔合体
悪魔同士を合体させ、新たな悪魔にするシステム。
交渉と同様、合体後の悪魔が主人公と7レベル以上差がある場合は合体出来ない。
■魔法
弓子や悪魔だけが使える魔法。一部は後のシリーズにも登場しているが効果が違っていたりする。
そのまんまだったり変に癖のある名前だったりしている。
- サイ系:念動力で攻撃する。それは魔法というのか?(サイ、サイコ、サイキック、サイクロン)
- ボット系:炎で攻撃する魔法。後のアギ系。(ボット、ボットラー、ボアットナ、ガボアット)
- ブリズ系:冷気で攻撃する魔法。後のブフ系。稀に凍らせるのも同じ。(ブリズ、ブリザー、ブリザドン)
- カンデ系:電撃で攻撃する魔法。後のジオ系。FC版では麻痺付与はなかった。(カンデ、カンデオン)
- ハマ系:聖なる破魔の力で攻撃する魔法。特に魔王に効果的。(ハマ、ハッケ、ハキョウ)
- メディ系:HPを回復する治癒魔法。(メディ、メディカ、メディカル)
- クリンク:DEAD以外の状態異常を回復させる。
- リカーム:DEAD状態の仲間をHP1で復活させるが、失敗することもある。
- テトラジャ:エナジードレインを防ぐ。当時、他のカジャ系はまだ存在していなかった。
- ハイパー:後のタルカジャ。仲間の精神力を高めることで攻撃力を上昇させる。
- エトナ:敵の魔法を封じる。
- ドルミン:幻影を作り出して「CLOSE」状態にする。
- プリンパ:混乱させて「CLOSE」状態にする。
- ノップ:念力で金縛りにして「CLOSE」状態にする。
- マリンカリン:敵を魅了して「CLOSE」状態にする。
- グッスリト:敵を眠らせ「SLEEP」状態にする。
- スワードナ:どこにいてもパスワードを見ることができる。要はどこでもセーブ。
- スタルト:スタート地点のミコンの街に戻れる魔法。
- マッパー:周囲の地図をリアルタイムで表示させる魔法。攻略の要。
状態異常
「FREEZE」:凍結。1ターン行動不能。
「SHOCK」:感電。1ターン行動不能。FC版にはない。
「CLOSE」:なんやかんやで1ターン行動不能。
「SLEEP」:眠ってしまい行動不能。起きるかはランダム。
「STONE」:石化。邪教の館かクリンクで回復。
「PALSY」:麻痺。邪教の館かクリンクで回復。
「POISON」:毒。邪教の館かクリンクで回復。
「DEAD」:戦闘不能。邪教の館かリカームで回復。
■大魔宮デビルポリス
悪魔警察ではない。メトロポリス的な何か。
大魔王ルシファーが作り出した広大なダンジョンで6つのエリアに分かれている。
各エリアはヴァルハラ回廊で繋がれている。
・ダイダロスの塔
BOSS:ミノタウロス
最初のダンジョン。塔というよりピラミッドみたいな建造物で、最上階である8階からスタートする。
ステータスの振り方が悪いとあっさり死ぬという、最初のダンジョンとは思えない難易度。
3階より下には原作でも中島の相棒として登場したケルベロスがおり、仲魔にすればしばらく活躍してくれる。
続編の女神転生Ⅱではこの部分を模したパートのみプレイ可能。
何気に今では珍しい魔王なミノタウロス。
・天空の街ビエン
BOSS:メデューサ
メデューサによって住民が石にされてしまった街。自分の支配エリアを「メデューサ・カンパニー」と名付けている。
FC版では石化攻撃が「コンクリートをまく」。他にも分身である「メデューサの影」を作り出す能力を持つ。
メデューサを倒すと、街を動かしてヴァルハラとマズルカ、そして最終ダンジョンのアンフィニに行くことができる。
ちなみに地下に「ヒノカグツチの剣」が隠されているが、中島のステータスが一定基準を満たしていないと手に入らない。
・ヴァルハラの回廊
BOSS:ロキ
ロキは中島によって人間界に召喚された最初のデジタル・デビル。
原作では正体は不完全な実体化で肉スライム状態*7だったが、本作ではちゃんと実体化してる。
全身が青く獅子の鬣のような髪に屈強な身体、鋭く大きな爪と牙を持った鬼のような悪魔。
小原をヤッたくだりは当然無し。
ここからマップが一気に広くなる。途中にラグの店があり、アメジストとアイテムを交換してくれる。
・マズルカの回廊
BOSS:ヘカーテ
ダンジョンが斜塔部分と回廊部分の二つに分かれており、探索がかなり面倒。
また、強力なカンデオンとドルミンを使うサキュバスが雑魚敵として現れ、先手を取られると簡単に全滅する。
さらに中島達のレベルを下げるという鬼畜魔法「エナジードレイン」を使う敵が本格的に登場する。
なのでここから先はテトラジャが欠かせない。
へカーテは5Fにあるラトスの像を必ず入手しておかないと姿を現さないので直接攻撃が通じない。
・炎の腐海
BOSS:セト
セトは原作ではロキと小原の子*8。
イザナミが閉じ込められている場所。エリア全体が地獄の炎で包まれており、移動する度にダメージを受ける。
そのため消耗が激しく、何とか抑えたいのだが、ここにはクリアするのに必要不可欠なアイテムがいくつかある。
実はセトも撃破必須ボスではないのはナイショだ。
・アンフィニ宮殿
BOSS:大魔王ルシファー
大魔王ルシファーが待ち構える最終ダンジョン。
ワープゾーン、落とし穴、方向感覚を狂わせる床テーブルがあり、最終ダンジョンに相応しい鬼畜さ。
隠しアイテムや広大かつ無意味なフロアを擁する青の大広間と、面積は狭くとも激辛な赤の塔の二つに分かれている。
・???
アプリ版で追加されたダンジョン。条件を満たすとビエンから行くことが出来る。
- シュオル聖塔
全10フロアからなる超巨大エリア。うんざりするほど長い。
- 炎の腐海でオークを助けて「オークの角笛」を貰う。
- 角笛を持ってラグの店に持っていき「船長のパイプ」と交換。
- パイプをビエンの船長に渡す。
というイベントを進めると、この塔へ移動できるようになる。
出現する悪魔はアンフィニ宮殿と同じ。
ただし回復施設は一切なく、至る所に扉やワープゾーンが配置されている。
1Fに「鎖につながれた男」がいるが、意識を失っていて何の反応もない。
イベントをクリアすることで原作小説に登場したとある人物が仲魔にできるようになった。
BOSS:ベルフェゴール
原作には登場しない魔王。ぶっちゃけ道中のザコより弱い。
倒すと「黒い鍵」を入手でき、これを使えばつながれた男こと魔人ストクが仲魔になる。
「すとく」……そう、崇徳上皇である*9。
原作では自らに過酷な運命を強いた最高神に復讐するため、部下である源為朝&藤原頼長と共に前世の記憶を持ったまま現代に転生し、日本を滅亡させるために東京に核巡航ミサイルを撃ち込む。
そしてその爆発に自ら飛び込み、日本と共に消滅した。
そんなストクではあるものの、ステータスは高いが何の特殊能力もない。ぶっちゃけ壁以外に何の役にも立たない。
追記・修正「今後ともよろしく…」
「しかし・・・」
[#include(name=テンプレ2)]
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▷ コメント欄
- 中島の知力は弓子の覚える魔法にも影響するんじゃなかったかな? -- 名無しさん (2014-12-24 18:16:28)
- 古いアニメだった ヒロインの中の人はフォルトゥナ -- 名無しさん (2017-04-26 07:45:39)
- OVA版はグロ率高し。銀行のシーンがトラウマになった人もいるんじゃなかろうか。 -- 名無しさん (2017-10-30 00:10:49)
- ↑先生にハアハアしてました(汗)。コンプティーク裏表紙の広告もエロかった…(あれはPC版だが。) -- 名無しさん (2019-10-09 10:09:22)
- ↑4 ナカジマとユミコの(レベル+知力)の合計が10の倍数になるごとにユミコが魔法を習得するらしい -- 名無しさん (2021-06-20 22:37:03)
- ゲームスタートして揃えた主人公の装備がだいたいヌンチャクに迷彩服というすごいセンスになるゲーム -- 名無しさん (2022-06-30 19:04:41)
- やろうと思えばミノタウロスとメデューサ以外の魔王は倒さなくてもいいという。せめてロキは撃破必須でよかったのでは…。 -- 名無しさん (2022-12-10 22:19:13)
- BGM -- 名無しさん (2023-04-13 18:42:43)
- ↑すまん、誤送信。BGMも良いんだよなぁと送ろうとしてた。続編もBGM良いけど1も好きで今でもたまに聞いてるわ -- 名無しさん (2023-04-13 18:44:14)
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*2 #4『ワードナの逆襲』を参考にして本作が作られたように思えるが、こちらの方が発売が先。
*3 作品の発売順的に、ハザマが「汚い中島」なのだが。
*4 ルシファーの企みにより「悪魔を呼び出した男」として死刑判決を受けた上に公開処刑される事になり、ダメ押しに処刑場に来た父親が「中島の父=大罪人」だと野次馬に殺され、それを目の当たりにした中島の隙を突いて夢魔が囁いたことで正気を失い発狂。その場でヒノカグツチを抜いて群衆を殺戮した。
*5 ヘルの命をかけた一撃で惑星が破壊されるが、ケルベロスによって何事も無かったかのように再生した。お前は神か。
*6 元ネタの古事記を読んでるとわかるが2度と会わないつもりで別れているので手が出せなかった可能性もないっちゃない。
*7 それでも超凶悪で既存の情報によれば硫化水銀がなければ(勿論ない)対処不可能な存在らしい。
*8 小原が産み落としたロキの子を依り代として人間界に降臨した。
*9 保元の乱で後白河天皇と対立し敗れ讃岐に流された実在の人物。オカルト界隈では日本最強の怨霊の一角として扱われることが多い。
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