天然戦士G

ページ名:天然戦士G

登録日:2012/07/24(火) 00:59:17
更新日:2023/10/06 Fri 13:59:00NEW!
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ほらみろ
こういうのはみんな


オレのせいにされちゃうんだ


そして、今日も独り--



松森ナヲヤ(現・杜拓哉)の漫画作品。


週刊少年サンデー増刊(現・少年サンデー超)に平成7年8月増刊号から平成10年9月増刊号まで連載されていた。現在ではJコミにて無料配信されている。
増刊の連載だけあり実は(健全な)お色気率が高い。



【あらすじ】
ある日ゴキブリホイホイにかかっていた珍しい黄金のゴキブリを助けたケンジ。
しかし、その事によってケンジは黄金のゴキブリことGOGに見初められ『天然戦士』として地球を守る使命を与えられ正義のために戦う事に。
ところがゴキヴリの力と姿を持つ天然戦士・ゴキヴリマンは人々から恐れられ、敵による、あらゆる犯罪・被害が彼のせいとして冤罪を被せられまくる始末。
しかし地球を狙う侵略者の魔の手は確実に人々の日常に伸びていた……!


【登場人物】
●坂上ケンジ/ゴキヴリマン
ゴキヴリホイホイにかかったGOGを気まぐれに助けた事で、その優しさを見込まれてしまいゴキヴリマンに『念着』する能力を得てしまった悲劇のヒーロー。
変身方法は右手を天に掲げ「念着」と叫ぶことで大量のゴキヴリを呼び、体に纏わせて外骨格を形成する。
右手から出るゴキヴリソヲド、地面に這った状態で高速移動するゴキヴリダッシュ、ゴキヴリで構成された分身を生み出すゴキヴリチェンジやゴキヴリ1to30等多彩な技を持つ。ちなみにゴキヴリ1to30を使った時には周囲にとんでもない悲劇が起こる。
必殺技は空中から相手に突撃するゴキヴリダイヴ。ちなみにこの技、相手は自分に迫るゴキヴリのアップでひるんで体が硬直し回避は出来ないという何気にチート技。
虫モチーフ繋がりからかどことなく仮面ライダーを髣髴させる容姿をしているが、一般市民からは「気持ち悪い」と不評でヒーローどころか怪人扱いされ、怪人による被害も彼のせいにされている。


●GOG(ゴキヴリ・オヴ・ゴールド)
地球に危機が迫る時に生まれる伝説のGであり人語を解する黄金のG。世界全G族の代表。ケンジのパートナーにしてゴキヴリマンに変身するための生体ユニット。


●広沢タツロー/バルゼリオン
ケンジの同級生。ヒーローに憧れる特ヲタ。『速着』の叫びをもって機甲装甲(と、本人が思い込んでる防御力攻撃力共にゼロの着ぐるみ)バルゼリオン着替えて戦いに赴く魂だけが熱い漢である。


……戦闘力の無い着ぐるみに着替えて戦う戦闘力の無い特ヲタである!


大事な事なので2度言いました。


当然いつも怪人にボコられてケンジの手間を増やす事になる。しかし、ケンジにとっては数少ない理解者にして初めてできたヒーロー仲間のため強い友情を見せており、彼の危機が戦う原動力となる事もある。
後にバルバスターという破壊力抜群の武器(銃)を手に入れるが腕が未熟で5103になり被害が拡大。これもゴキヴリマンのせいにされる。
……つかバルゼリオンのデザイン、どう見ても宇宙刑事や巨獣特捜のコンバットスーツです本当にありがとうごさいm(ry


●ララミー
世界のどこかにある『魔法の国』から飛行機で日本にやってきた魔法少女。
相当のドジっ娘で日常呪文を使ったら甚大な被害が出るため故郷では「皆殺しのララミー」と呼ばれていた。
そして攻撃呪文だけが大得意。
心根はおしとやかで優しい娘で、自分の力を評価してくれたケンジを慕っている。
本作におけるお色気担当。


●西崎真奈美
一般市民代表。ケンジの想い人。本作の初期ヒロイン。
幾度もゴキヴリマンに助けられているくせに姿だけで毛嫌いして悲鳴を上げて逃げ出す恩知らず。
おまけに無責任な噂を鵜呑みにしてゴキヴリマン=悪と決めつけており何度も助けられている事実は無視する
挙げ句の果てにゴキヴリマンの正体を知った時には迷わずケンジを警察に売った歴代ヒーロー漫画でも類を見ない最低ヒドイン。


●佐々木恭子
ケンジの同級生で、お金大好きなコギャル。ケンジがゴキヴリマンである事を知り恐喝するも怪人から助けられたために一応の義理を通し奇妙な持ちつ持たれつの関係となる。
後にケンジ・広沢・ララミーを引き連れヒーロー派遣事務所を設立し、ちゃっかり社長に収まる。
社長になってからはゴキヴリマンに冷たい(人気が無く版権による稼ぎが見込めないため)が、彼女なりに実力は高く評価しており、友人として心配している素振りも見せる。


●バヌエル
シグマード軍の親衛隊長で、鋼鉄の稲妻の異名を持つ凄腕の剣士。
強者との戦いを好み卑劣な行為を嫌う武人気質で、ゴキヴリマンを好敵手と認める。
終盤のシリアス化は大体こいつのせい。


【組織】
●ビローン軍
ビローン大帝の指揮の元で地球侵略を企む異次元人組織。
繰り出す怪人たちはユーモラスでワケのわからん混沌とした者ばかり。


●シグマード軍
中盤から登場したシリアスな敵。
ビローン大帝も名を聞き恐れおののき傘下に加わった実力派の侵略者。
怪人連中もグロテスクな外見で、実力も本物。


●超ヒーロー企画
佐々木恭子が設立したヒーロー派遣会社。ゴキヴリマン、バルゼリオン、ララミーが所属する。
見た目だけのバルゼリオンが一番人気でララミーはヲタの固定ファンがついているがゴキヴリマンはハッキリ言って(人気と版権による稼ぎの面では)お荷物。
そのため社長はゴキヴリマンにバルゼリオンとララミーのバーターとして「見えないフォロー役」を強いている。
ただし元はゴキヴリマンである事がバレて社会に居場所が無くなったケンジの居場所を守るために作られた会社である。
後に同業者の設立が相次いだ事から世界一のヒーローを決める「H-1グランプリ」を主催するが、シグマード軍の大会への潜入によりガチに「地球の命運を賭けたゲーム」と化してしまう。







追記・修正は黄金のゴキヴリを助け出してからお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

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  • 寄生獣そのまんまのやり取りが出てきたのは正直どうかと思う。「鳥は教えられなくても飛び方を知っている」とか、そういうくだり。 -- 名無しさん (2013-10-04 01:35:51)
  • まぁ、このセリフが出てきたのはガチ初期のパロネタ漫画としての側面がデカい頃だったからねぇ… -- 名無しさん (2014-11-25 01:01:30)
  • 一般人に最後の最後以外でだいたいムカついたの以外は普通に面白かったな。前半と後半で面白さの質は全く違うけど -- 名無しさん (2016-07-26 07:22:00)
  • バヌエルとの因縁、広沢との友情、ララミーとのフラグ等、後半はわりと青春ヒーロー物の要素が満載で大好きだったな・・・ネタ漫画枠だった前半も嫌いじゃないけどw -- 名無しさん (2018-01-07 03:17:20)
  • じょうじ -- 名無しさん (2020-05-14 19:16:54)

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