登録日:2017/01/18 Wed 23:06:00
更新日:2024/02/02 Fri 11:11:35NEW!
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フレームアームズ コトブキヤ 用語集 sf 所要時間30分以上の項目
概要
本項目では、コトブキヤが展開するプラモデルシリーズ「フレームアームズ」の世界観における用語を解説する。
人物の解説についてはこちらも参照のこと。
並び順は50音・ABC順。
目次
あ行
アント
無人制御のフレームアーキテクトType001を武装したもの。「アントゥ」とも呼ばれる。
暴走した月面プラントにより地上施設の破壊・占拠をプログラムされたアーキテクトを指す言葉であり、ワールドガイダンスの記述によると大半は自律稼働ではなく、他の機種共々月面側の無人機は降下艇基地を経由した月面プラントAIの遠隔制御を受けているらしい。
通常のアーキテクトに武器を持たせたものだけでなく、フレーム配置を変更した獣型や四脚型のものも存在する。
主に格闘武器で武装するが、銃火器を持ったものも少なくない。
従来兵器を遥かに上回る性能を見せつけ、このアントによる侵攻がフレームアームズ開発のきっかけになる。
エクステンドブースター
外付けの追加ブースターユニット。
元々はスティレット系の航続距離延張目的で開発されたパーツであるが、漸雷強襲装備型やバルチャー改などにも装備されている。
他機種にも割と簡単に搭載・稼働できる辺り、かなり余裕を持った設計がされた汎用的パーツと見られる。
4基搭載すれば重装甲・重武装な漸雷強襲装備型に当時の陸戦型としては最高級の機動力を付与できるパワーも持つ。
またEXU-05(輝鎚・丙)に使用された「エクステンドブースターEX+」など、バリエーションも存在する。
また複数の部品を組み合わせた推進ユニットがまとめてエクステンドブースターと呼ばれる例*1もある。
オペレーション・アント・クリーナー
CC210年8月に実行された大規模アント掃討作戦。
幾つかのキットの解説で言及されているのみで詳細は不明であるが、三二式三型 誘導弾改良ホーク搭載型 轟雷とSA-16d クファンジャルが作戦実行において大きな戦果を挙げた様子。
特にクファンジャルを大量配備した中東・インド地域では迎撃率100%という凄まじい戦績を残している。
オペレーション・バードハント
CC213年10月に北欧で実行された、フレズヴェルク=ルフス迎撃作戦。
戦法としては所定のポイントまでルフスを誘導、待ち伏せていた輝鎚がTCS干渉弾でTCSを破り、三八式のLR-PSCで狙撃するというもの。
誘導とTCS解除には成功したものの、ルフスは即座にTCSを再展開し狙撃は失敗。
その後ウィルバー少尉の独断により作戦は続行され、結果としてフレズヴェルク=ルフスを撃墜・鹵獲するという大戦果を挙げた。
か行
急進派
月側に全面降伏することで戦争を終わらせようとする、防衛機構内部の反乱分子。
具体的な方法は不明ながら月面プラントとも通じており、極秘裏に入手したTCSオシレーターの技術を基に独自のFAも開発・保有するなど侮れない勢力を持っていた。
目的を達成するための手段が非常に過激で、特定個人の暗殺や作戦行動の妨害など月側のスパイのような工作を繰り返していたが、ウィルバー元少尉の横槍で浮き足立ち、その存在が暴露された結果防衛機構内から一掃された。
その後は残党が防衛機構部隊と直接交戦するなど懲りていない模様。
このような組織が発生した理由としては、月側の開戦理由が不明瞭なこと、一向に終わりが見えない戦況が続いていたことが挙げられる。
技術復興連盟
戦後発足した、防衛機構を前身とする組織。G.A.Fとも。逆から読むとFA:G
主に月から回収した情報の管理やレイファルクスの研究を行っている。
ある事情から行動理由を世間に対して隠しており、その結果人々に疑念を抱かれてしまっている。
内部にも軋轢を抱えており、行動に疑念を覚えた一部の人間が離反して反抗勢力「R.V.L.T」を設立した。
クラウド・センチュリー (Croud Century)
「CC」、もしくは「衆暦」と呼ばれる時代。フレームアームズのストーリーはこの年代の出来事となる。
個人レベルで利用できる情報・ネットワークインフラが極めて充実しているという特徴があり、あらゆる活動が急激に進行する時代であったとされる。
またT結晶とUEシステムの存在によりエネルギー問題が解決し、それに根差す社会問題はほぼ消滅している。
反面、紛争の類が減ったために人口爆発が起きており、生活圏の不足が問題視された結果「プロジェクト・Reスフィア」が立案された。
国家という枠組みと国家を背景に持つ貨幣経済も崩壊しているらしく、取引は等価交換が主とされる。
黒い森事件
CC212年12月に中欧で発生した、新型OS(VTOS)をテスト中の試験部隊が所属不明機の襲撃を受けた事件。
実態はOSが急進派の手で改竄され、暴走状態に陥って起きた「同士討ち」である。
少なからぬ被害を出したが、ジャン・B・ウィルバー少尉およびリロイ・ハロルド准尉の活躍により最悪の事態は免れた。
月面プラント
月面の低重力環境を利用した、巨大なフレームアーキテクト製造施設。
AIの管理によりフルオートメーション化されており、常駐する人員はごく少数。
かつては地球に物資を送っていたが、CC209年に突如として降下艇基地による各地への侵攻を開始した。
侵攻開始時には要塞化され、FAによる強固な防衛線を構築していた。
FAの開発においては防衛機構のFAの良い点を素早く貪欲に採り入れるという傾向がある*2。
また全体に火力偏重気味であり、時を経るにつれてどんどん火力がインフレしているほか防衛機構と比較して近接・格闘武器を使用するFAが目立つのも特徴。
そのため脳筋呼ばわりされることさえあるが、AI主導の兵器開発だとすればむしろ自然な成り行きかもしれない。
資源と生産拠点の双方を押さえ、常に物量の面で地球側を圧倒しているうえT結晶技術でも上を行っており終始優勢に見えなくもない。
しかし状況を整理してみると地上での戦闘はX1シリーズと物量頼みであり、宇宙においてもXシリーズのみでは苦戦していたようでZ0シリーズの投入がもう少し遅れていればそのまま詰んでいた可能性もある。
開戦の理由・目的が不明瞭であり、数度にわたり調査団が派遣されてもいるがそのすべてを退け続けているため手がかりすら掴めていない。
そのためファンの間では開戦理由について議論が交わされることも多い。
などなど…色々と考察されていた。
紆余曲折の末明らかになった開戦理由は…
CC214年2月に防衛機構の手で管理AIを破壊され支配下にあったFA群も沈黙*3。その後調査に当たった防衛機構によれば、月面プラントの蜂起の目的は地球上に拡散し続ける危険物ことT結晶とUEユニットを排除することだったと判明した。
市街地や軍事施設を中心に攻撃していたのも、T結晶の集中した人口密集地を優先して制圧する意図があったものと思われる。
降下艇基地
月面陣営の拠点。CC209年2月に最初の降下艇団が確認されている。その後も数回に分けて降下しているらしい(コボルドの取説において、第三次降下艇団の存在が言及されている)。
具体的な降下・展開プロセスやサイズ・外観は明らかになっていないが「アント」の自動製造・整備工場であり、無数の無人機で守りを固めた要塞でもある。
これらのことから降下艇という表現で想像できるガンダムのHLVやコムサイの様な小さいシャトル・カプセル状のものではなく、(少なくとも地上で展開を完了した状態では)巨大な基地というべき規模の代物と推察される。
どのような設備を備えているかもわかっていないが、ユーザーサイドではアント他のFAの組み立て・整備機能までアーキテクト(と工具)で賄い、降下艇基地自体はただの箱なのではないかとも言われる。
月面プラントから地上への投入にはもともとプラントが使っていた地上向けの物資輸送システムを利用しているとされており、降下艇自体もプロジェクト・Reスフィア用に開発されていたものを流用した可能性がある。
降下する場所も選ばないらしく、市街地や海上にも降下している記述が見られるが「海上用」などのバリエーションがあるかは不明。
月面では地上用のFA開発に不都合があるのか、一部の降下艇基地はFAの開発拠点にもなっている*4。
いきなり降下してきて周辺を制圧しにかかるという戦略上とても厄介な代物であるが、防衛機構も手をこまねいているわけではないらしく輝鎚・乙の百拾式超長距離砲の説明文では降下してくるこいつを迎撃するための巨大な高射砲が建造されているとの記述がある。
宇宙に向けて物資を打ち上げる能力(ロケット)も備えているようで、防衛機構艦隊への増援を阻止するためフレズヴェルクを打ち上げている描写がある。
終戦時点でまだ相当数が残存していたはずだが、戦後どうなったかについては触れられていない。
攻性干渉弾
防衛機構が開発した対TCS用砲弾の改良型。通称ATCS弾。
干渉弾と通常弾の機能を合わせたもので、単体でTCSを貫通して攻撃可能。
SX-25 カトラスで採用されて以降、防衛機構ではこの砲弾の使用が一般化していたとされる。
戦後は戦闘自体が減り、TCS搭載機の稼働数も大幅に減ったなどの理由から残存しているATCS弾は防衛機構によって厳重に管理されていると考えるのが自然で、防衛機構外部の組織にとっては希少品であるらしい。
防御をTCSに頼る機体であれば容易に撃破できるが、もとより重装甲のFAには効果が薄く攻撃力自体は並である模様。
光波
射撃系ベリルウェポンに関する資料で散見される表記。
おそらくは『弾として発射されるTCS』と同義。
詳細はTCSの項目にて。
さ行
セイルスラスター
TCSに指向性を持たせて推力として用いる為の装置。推進剤を必要としないため長時間の運用が可能というメリットを持つ。RF-Ex10/S ワイバーンで初めて実用化され、後にヤクトファルクスのBS-R/L40にも組み込まれる事となった。
ワイバーンの時点では出力自体は大きくないとされているが、結構な重装であるヤクトファルクスの兵装に搭載された=それだけの重量でも動かせる推力となることを考えると、技術革新によって出力が強化されたと推測できる。
た行
第一次アラスカ基地防衛戦
CC211年9月に発生したアラスカ基地での戦闘。
2機のラピエール(ロイ・エイラム少尉と今朝霧スミカ)の活躍により基地の防衛には成功したものの、戦術ミスを犯した防衛機構は投入FA48機中32機が撃破されるという壊滅的損害を被った。
SA-17s ラピエール ゼファーが最初に確認された戦闘となる。
地球防衛機構
単に「防衛機構」とも呼ばれる。
降下艇基地による地上侵攻が開始された際、これに対抗するため急遽結成された軍事ORG。
当時の地球上で最大級のORGであり軍隊と呼んで差し支えないが、その目的と規模から巨大企業のような側面や政府のような側面も併せ持つ。
正式に所属している人間以外にも傭兵や民間協力者(PMC?)として雇われているものもいる。
終わりの見えない戦争を続けるにあたり、広報活動に力を入れているのが特徴。
それに加えて月面軍がある時期から進行速度を鈍らせた*5こと、ストーリー上では軍事施設を襲撃・占拠しているエピソードが目立つことなども重なり、シリーズファンの間ではこの戦争自体防衛機構の自作自演ではないかという声も出ていた。
ストーリー上で目立つのは無茶振りの多い「上層部」、その無茶に付き合わされる「技術陣/開発スタッフ」、そしてストーリーの主役となる前線兵士たちである。
FA開発においては元祖とも言える存在で、月側がTCS技術を全面に押し出しているため対TCS兵器や対ベリルウェポン装甲を発展させている。
月側に格闘型のFAが多く、火力もインフレしていることからか射撃系の武装が充実しているのも特徴。
戦後はある理由から技術復興連盟(G.A.F)とR.V.L.Tの二つに分離し、お互い衝突するようになる。
傘下に地域ごとの防衛機構が存在するが、組織として独立しているわけではなくあくまで便宜上呼び分けているだけらしい。
以下にその一部を紹介する。
日本防衛機構
おなじみ日本。陸戦FAの開発に深く関わっているらしく、轟雷や輝鎚は名前が日本風になっている。
漸雷を最初に採用したことでも知られる。マガツキとの関連は不明。
白虎のインストでは東アジア防衛機構に含まれているか統合された模様。
フランス防衛機構
スティレットやラピエールなど、空戦FAの開発を主導したとされる。
東アジア防衛機構
ジィダオのOEM生産を行っている。名前や機体の命名傾向からすると中国を含む地域を管轄している模様。
元は艦載用重レーザー砲の製造を行っておりFA開発では後進とされていたが、
ジィダオの設計を弄って自前のレーザー砲を搭載したレイダオの仕様をネジ込んでくるなど、侮れない一面を持つ。
イギリス防衛機構
変態兵器で有名なイギリスだがフレームアームズの世界ではその側面は鳴りを潜めており、
2017年現在イギリス防衛機構が開発したとされる兵器は公式には登場していない。
代わりに、コボルド、シュトラウス、ヴァイスハイトといった初期の月側FAの運用の限界を一早く見抜き、
対抗するための迎撃陣形「フォーメーション・ガンプ*6」を編み出し、出現当初は大きな脅威であったこれらを一気に陳腐化させる事に成功している。
フレズヴェルクが登場するまで負けなしどころか、押され気味だった状況をひっくり返しかけていたという描写から相当な威力があったと見られる。
独立自衛組織
防衛機構とは別の小規模ORG。各地に存在する小規模のレジスタンスや民兵組織のようなもの。
防衛機構が地球上のアーキテクトをほぼ独占していると考えられるため、FAを保有することは少ないと思われる。
そのため出処の怪しい機体にも手を出すことがあり、時に防衛機構と諍いを起こすことも。
戦後の動向は不明。
トンクワン・ベース
中国南部に位置する防衛機構の施設の一つ。
併設された兵器工廠はFA開発の実績もある信頼性の高い物で、戦争終結後はガフに掌握されていた。
防衛任務はレイ・ハンが担っていたが、ゼラ・アントアの活躍によって最終的にリベルタに奪取される事となる。
は行
はぐれFA
月面プラントの管理AIが破壊された後も地球上で自律稼働を続ける、元・月面側のFA。
具体的な数や内訳は不明ながら、月面側の戦力構成を見るにそのほとんどはアントやヴァイスハイト系で、TCS搭載機は少数と推測される。
その中でもTCS搭載機はレイファルクス研究の為G.A.Fが積極的に接収して回っている模様。
月との戦争が終わった後に「はぐれFA狩り」を専門に活動するFAパイロットも少数ながら居るものの、損傷の少ない機体に遭遇することは滅多にないらしい。
ガフとリベルタの紛争が本格化してからは、FAパーツの需要が増加しその価値が跳ね上がることになった。
フォトンブースター
YSX-24 バーゼラルドで採用された新型推進機。
サイズ・推力の割に軽量で優れた推力重量比を誇るとされるが、絶対的な推進力は従来の推進機に比べて劣る模様。
これは本来宇宙用に開発されたものだったためらしい。
フレームアーキテクト
「惑星開拓計画(プロジェクト・Reスフィア)」のために開発された頭頂高14.5mの汎用重機。正式名称「フレームアーキテクト TYPE001」。
「フレームマニューバー」と呼ばれる人型汎用重機を元に開発されており、深海から宇宙まで、あらゆる環境に対応する究極の汎用性を目指したもので、10年ほどの開発期間を経てCC208年に制式化したとされる。
動力であるUEシステムを各部に内蔵することでパーツ単位、例えば腕一本でも稼働でき(ただしコントロールユニットの搭載は必須)、直接または遠隔での操縦が可能。
製造は月面プラントが一手に担っており、プラントの暴走により地球側は地上に残存するアーキテクトだけで対処せねばならなかった(とはいえ、侵攻開始時点で地上には既に相当数のアーキテクトが存在していた)。
当初は全てがモノアイ仕様だったが、月面プラントが送り込んだ「アント」の登場以後は正常なものと区別するためセンサー部にカバー(バイザー)が追加されたタイプが主流になった。
それ以外にも多数のマイナーチェンジを繰り返しており、後期型では多くの点が改善されている*7。
後継機構の開発を目的としたTYPE002計画も当初検討されていたが、月面との戦争が勃発して以降は先延ばしにされてしまっていた。
戦争が終結してから多くの研究者や開発者が各々の路線で研究を進めているものの、TYPE001の完成度の高さ故に決定的なものは出ていない模様*8。
キットとしてのフレームアーキテクトについてはこちらを参照。
またフレームアームズ・ガールにおける擬人化されたアーキテクトについてはこちらを参照。
フレームアームズ
フレームアーキテクトに追加外装を被せ兵器化したもの。FAと略される。
一部例外もあり設定上素体にアーキテクトを使っていない機体もFAとして扱われている。
逆にアントなど、単純にアーキテクトを武装しただけのものはFAとは呼ばれない。
地球側は地上に残されたアーキテクトだけで「アント」の大群に対抗せねばならず、アーキテクト一体あたりの戦闘力を可能な限り高める必要に迫られた。この問題に対し防衛機構が出した答えがフレームアームズである。
後に月面陣営も地球のFAを参考に独自のFAを開発し、FA対FAという構図が戦場の主流となった。
人型兵器による派手な戦闘は一部で人々を魅了していた節があったとされ、防衛機構のプロパガンダではそうした面を積極的に利用していたらしい。
派手な戦い方をするエースが求められたり、防衛機構のFA開発で外見が重視されていたのもそのためと言われている。
戦後はユニット数の増加によるコスト増や性能・仕様面での制約を問題視される向きもある模様。
特にリベルタ騒乱が終結して以降は人類同士の小競り合いもなくなったようでその存在は急激に廃れて行き、数年後にはもはや時代の徒花という認識が一般的になっている。認識変わるの早すぎひん?
フレームアームズ・ヴォルテックス(FAVT)
リベルタ騒乱終結後、退役し職にあぶれた軍人の一部が始めた賭け試合が元となっている地下興行。
その性質は非公認の賭博となんら変わらず、レギュレーションも武装無しの格闘戦、レース、実戦さながらの殺し合いと様々。
特に「ベルテッド」と呼ばれる欧州の元締め組織の成長は著しく、多くのFAを保有している事から時の政府もうかつに介入できないでいた。但しこれは相手のFAにFAで対抗できないのも大きな理由と思われる*9。
その為下記の「フレームアームズ・バトルコンプレックス」が開催される事となるが、メンバーが参加者として紛れる等一筋縄ではいかない様子。
フレームアームズ・バトルコンプレックス(FABC)
CC228年において東アジア防衛機構を前身とする複合企業体「コングラード」が主催する、"有人操作のFAないしアーキテクトでの参加"を条件とした世界規模のバトルコンペンション。
表向きの開催理由は「UEエネルギーによる新たなイノベーションの発生」とされているが、その真の目的はベルテッドに抵抗する為の戦力の確保である。
わざわざ過去の遺物と化していたFAを使用するという参加条件の不可解さもこれが理由。
尤も内情を知る者にはその実態を「FAVTの公式化」と即座に看破された上、そうで無い者も最終的に「FAだってUE由来の技術だしそいつをベースにするのもヘンじゃないよね」という結論で納得したようだ。
とはいえ既に役目を終えたはずだったFAの技術蓄積などある筈もなく、参加した機体の大半はサルベージし改修した当時品、あるいは再設計されたレプリカ機が占めており、新規設計されたFAは数少ない。
かくして戦争の道具だったFAはエンターテイメントの為のガジェットとして再誕、人々を熱狂させる興行の主役として表舞台に舞い戻る事となる。
余談だが、コトブキヤは2015年に「FRAME ARMS BATTLE COMPLEX OVERTURE 【序章】」というFAのコンテストを開催している。
プロジェクト・Reスフィア
「惑星開拓計画」とも呼ばれる、CC198年に始動した「人類の居住圏の拡大」を目的とする一大プロジェクト。
フレームアーキテクトも月面プラントも、この計画のために準備された。
名前から誤解されがちだが、他惑星への入植だけではなく地球上の海や地底への生活圏の拡大も計画に含まれていた。
リンカーであるライト・ロードンの失踪と月面プラントの暴走により計画は凍結状態にあると推測される。
ベイルゲイト攻略戦
CC212年1月に決行された、中東の海上都市「ベイルゲイト*10」に展開する降下艇基地の攻略作戦。
この戦いで初めてベリルウェポンが実戦投入され、猛威を振るった。
またラピエール・ゼファーの撃墜に伴う八式電磁加速砲の回収、漸雷 強襲装備型の登場など、FA開発史上見過ごせないイベントが集中している。
ベリルウェポン
TCSオシレーターを搭載し、TCSを使用する武器の総称。フレズヴェルクと以降の月側機体が主武装として搭載している。
TCSオシレーターが展開する強固なバリアを攻撃手段へと転用したもので、大別してTCSを発射する射撃型、TCSを纏わせて振るう近接型、それらを兼ねる複合型の3種類がある。
強大な破壊力を持ち、発射すれば榴雷・改を一撃で貫通し、振るえば空戦FAを悠々一刀両断する事ができる程である*11。そもそものTCSが極めて強固な障壁であることを考えると当然というべきか。
またバリアで攻撃するという性質上、近接型のベリルウェポンは見た目に対して実際のリーチが大きいのも特徴。
地球防衛機構でも鹵獲品などを元に研究され実用化されたが、大量生産できるほどの体制は整っていない。
近接型の方が技術的にはハードルが低いらしく、防衛機構製のベリルウェポンはTCSの発射機能をオミットした物が多い。
なお作中では専ら光学兵器として扱われそれに準じた描写がされているが、その本質は前述した通り展開/射出した(恐らく)不可視のバリアを叩きつけるというもので、あくまで空間内に存在する素粒子諸々との干渉で副次的に熱と光が発生しているものと推測できる。
またベリルウェポンに分類されるかは微妙なところだが、ベリルユニットを実体弾の射出に利用した兵器*12もある模様。
中でもベリルショット・ランチャー、ベリルショット・ライフル、ベリルスマッシャー、アサルトライフルの4種は共通の構造が見受けられるため、同一系統の武器と見られている。
ベリルユニット
TCSオシレーターの別称。
各地で猛威を振るったNSG-X1のTCSオシレーターが緑色だったことから「緑柱石」を指す「ベリル(Beryl)」を冠するこの呼び名が付き*13、以降の機体が搭載している物も慣例的にベリルユニットと呼ばれている。
詳細はTCSオシレーターの項にて。
なお日本でベリルと言うと、特に透き通った宝石質の緑柱石を指す。
ベリリウムとアルミニウムを主成分とするケイ酸塩鉱石で、混入物の種類や量、または産地によって様々な色・名称のものがある。
代表的なのは
「アクアマリン(青・2価鉄)」
「エメラルド(緑・クロム)」
「モルガナイト(ピンク・マンガン)」
「レッドベリル(濃赤/紫・マンガン)」
「ヘリオドール(黄・3価鉄)」
「ゴシェナイト(無色透明・混入物なし)」など。
ら行
リベルタ騒乱
T結晶の扱いを巡りCC214年から215年にかけて引き起こった、ガフとリベルタによる武力衝突戦。最初は微細な小競り合い程度だったが、やがて世界規模で展開される大規模な戦争となった。
最終的にガフはリベルタに平伏し統合される事となるが、その顛末の詳細については2021年2月時点では不明である。
A
ABSA
「Anti Beryl Shot Alloy」の略。防衛機構が開発したバリア機構。名称のとおり対ベリルウェポン用とみられるが、原理や通常兵器への耐性など詳細は不明。「Alloy」は直訳すると「合金」なのだが、装甲材ではなくバリアである。誤植の可能性もあるが
発生装置がクリアパーツであることや「TCSオシレーターを解析して製造された」とされていることからTCSと同質のものではないかとも言われているが、TCS同士が接触すると干渉波による被害が発生するはずなので別のものという見方が有力である。
……が、一部のSSでは「TCシールド」と明言されており、詳細はよく分からないというのが現状。多分コトブキヤもそこまで深く考えてない
YSX-24 バーゼラルドで試験的に実装されたが、エネルギー消費の問題で実用化を見送られた。
後にEXU-02で実用化にこぎ着けているが、現在のところこれを固定装備としたFAは存在していない。
防御性能は高いようで、EXU-02のABSAユニットはドゥルガーⅡのベルングルスト*14による攻撃に短時間ながら耐えている他、ガフが所有するGAの物はDDX-101 金剛のM-YN20の直撃を真っ向から受け止められるだけの出力を有している。
ATCS弾
攻性干渉弾の通称。詳しくは攻性干渉弾の項へ。
E
EX計画
「従来機拡張計画」とも呼ばれる。CC212年1月にSX計画と共に発動した。
FA開発にあたり生み出された夥しい数量の試作・実験パーツを、前線部隊に押し付ける支給することで当座を凌ぐ計画。
支給するにあたって完成度を高めるためのマッチングテストも行われ、SA-16 スティレットとRF-9 レヴァナント アイがテストに利用されている。
過去に凍結された機体の再生産や、前線の心情を推し量った結果のカムフラージュにも用いられた。
O
ORG
クラウド・センチュリーにおける大小さまざまな「組織」を指す単語。
この時代の組織はどんな規模であれ何らかの目的があると即座に結成され、目的を果たすと同時に解散される、という特徴がある。離合集散を繰り返すのがORGの特徴と言える。
組織の中核となる人物を「リンカー」と呼び、規模の大きなORGではリンカーが複数存在することもある。
R
R.V.L.T
技術復興連盟の行動に不信感を抱いた人々が結成した反抗勢力。
「真相の開示とレイファルクス研究の公開化」を求めて技術復興連盟と対立し、当初は小競り合いだった物が次第に本格的な武力衝突を起こすようになっていった。発生の経緯から技術復興連盟を抜けてこちらへ移籍した者もいる可能性がある。
反抗勢力で尚且つ戦後と言う事もあって台所事情が厳しいのか、月面戦で消耗した機体(主にJX-25シリーズ)を出所を問わず掻き集めたパーツで補修したり、「はぐれFA」を捕獲するなどして戦力を確保しているらしい。
故に配備されているFAの多くはツギハギ状態で、中には原型を留めないような機体もいる模様。
S
SAS
スケープ・アーマー・システム。
FABCに参加するFAに標準搭載されている特殊装甲。
例え模擬弾でもこれが被弾を感知すると機体OSを強制的にシャットダウンする仕組みで、特に頭部・コクピットなど機体弱点となる部位に優先的に配置されている。要は死傷者を出さない為の措置。
これによってFA同士の戦闘を純然たるエンターテイメントへと昇華させることに成功した。
機体の制御OSの一環として組み込まれているという性質を持ち、この時期に建造されたFAはSASなしでは起動することも出来ない。
また戦争中に活躍した純戦闘用のFAはそれらの機体と区別する目的で"ヴィンテージ"と呼ばれる。
SCARU
「Special Combat Allround Rescue Unit」の略。STARSとは関係ない。
特殊任務の経験がある歩兵を集めてFAパイロットに任命しているのが特徴の特殊部隊。部隊章も略号からとられた髑髏のマークとなっている。
「劣勢下にある友軍部隊の救援と戦線維持」を目的とする全陸上戦闘に対応した任務部隊とされ、機体もSCARU用に設計されたものが用意されるなど、防衛機構の懐事情からすればかなり優遇されている。
実際にはそれ以外にも防衛機構の機密に関わる任務をこなしているようで、代表的なものとしては月側に鹵穫された「XFA-01 ウェアウルフ・スペクター」への対処を担当した*15。
SX計画
CC212年1月に発動された、新型機の開発計画。それ以前より存在した「宇宙用FA開発計画」を全領域FAの開発計画に拡大したもの、と記録には残されている。
最終的に現行の機体全てを換装し統合するのが目標という超大規模なもの。
当時の防衛機構がX1の出現等により戦力を拡充する必要に迫られていたため、急ピッチで開発が進められた。
この計画における「次期主力機」を迅速に量産できるよう既存機種の生産ラインを早めに絞らせたため、前線部隊の兵站が悪化する結果を招き兵士たちからは不満の声も多かったとされる。
しかし保有するアーキテクトの数が限られている状況下では戦力の向上=FA一体あたりの性能強化であり、他に採りうる手段が無かったのもまた事実であろう。
T
T結晶
「Tクリスタル」とも呼ばれる。CC001年に月面で発見された結晶体。所謂素敵物質。
UEシステムのエネルギー源であり、すなわちフレームアーキテクトの動力源。
使用に伴い消費されるのか、減ることなくエネルギーを出し続けるのかなど詳細は不明。
最新のストーリーでは特殊条件下で機体を進化させるなどとんでもない事をしでかしており、ただの便利エネルギー源というわけではなさそうだったが……?
ネタバレに付き折り畳み
その正体は極小サイズの物理相転移エンジンの集合体。
つまりエネルギー資源ではなく、エネルギーを生み出す機械という事。
鉱脈を握っていた月面プラントはT結晶の研究を進めていたらしく、戦後にもたらされた「テスタ・ログ」と呼ばれるレポートにその実態が記載されていた。
しかも総体積が一定の水準を越え臨界に達すると、自らをエネルギー体へと変化させるようプログラミングされている。
早い話が、増えすぎると全部まとめて爆発する。
そしてあらゆる構造物にUEユニットとしてT結晶が組み込まれている現在のCCでそんな事が起これば、地球が丸ごと吹き飛んでしまいかねない。
故にその最悪の未来を避けるべく、地球上のUEユニットを排除するための行動を起こしたと言うのが月面プラント蜂起の真相である。
だがその結果、戦況の泥沼化と、それによる双方の運用T結晶量の増大を招いたのは皮肉と言える。
そしてそのどちらにとっても不本意な衝突の果てに、レイファルクス(TCラミネートシェル)という希望が生まれたのもまた皮肉としか言いようがない。
このレイファルクスのTCラミネートシェルを解析し、T結晶の活動を抑制するワクチンを製造する事こそ、ガフの目的である。
最終的にはワクチン開発に成功しT結晶の浄化が完了したが、ガフがリベルタに敗北するまでその進捗は遅々として進まなかった模様。やっぱ名前が変わってもダメな組織はダメだな!!
なお、この「総体積」が指しているのが「一定空間内の体積の合計」なのか、「月と地球に存在する全T結晶の体積の合計」なのかは現在の所不明瞭である。
またその性質から明らかに人工物なのだが、一体どんな存在が何を目的にT結晶を月面に仕込んだかは不明*16。
T結晶が大量に埋蔵されているはずの月面で臨界反応が起こらないことを疑問視する声もあり、これについては「UEユニットとして加工され「起動」するまでは不活性化された状態なのではないか」とする意見がある。
TCS
「T Crystal Shield(T結晶シールド)」の略。TCSオシレーターによって展開される力場。
「シールド」と呼ばれるのは最初に確認された時にバリアとして使われていたためで、元来汎用的な技術であるとされ、単純な防御だけでなく”発射”することもでき、攻撃にも応用可能。
発射された攻撃用TCSは大気中では距離で拡散したり、砂状金属や水蒸気で乱反射するなどして減衰する特性があるらしく、光学兵器や粒子ビームと似た性質を持つ。
またTCS同士が接触すると「干渉波」が発生するという性質も持ち、この干渉波にも攻撃性があるためTCS兵器による攻撃をTCSで完全に防ぐことは難しい*17。
一方で実体を伴う物質的な干渉に対しては非常に強く、攻性干渉弾など特殊なケースを除き、実弾系の攻撃で破られた描写は今のところ存在しない。被弾時の衝撃も吸収するらしく、受け止めた火力に対してTCSの出力に余裕が無い場合に「ダメージは受けなかったが衝撃を殺し切れなかった」という例がある。*18
ワイバーンのセイルスラスターの解説によると磁場で偏向できるようで、推進にも使える。
他作品ではコードギアス 反逆のルルーシュのブレイズルミナスと似ているとの声がある。
TCSオシレーター
TCSの発振器。ベリルユニットとも呼ばれる。
青・緑色等の有色透明なパーツがこれにあたるが、ウェポンセット2の「アサルトライフル」など、TCSオシレーターを搭載するにもかかわらずクリア部分の無いものも存在する*19。
当初は作動に必用なエネルギーを外部(主にアーキテクト)に依存していたが、後にUEユニットを一体化させ稼働時間を延長した「TCSオシレーターⅡ型」が実用化されている。
月面プラント戦後には後述のTCラミネートシェルの複製の失敗作として作られたⅢ型も生まれているが、防御力はⅡ型にやや劣る。
TCSをバリアとして展開できる機体はTCSオシレーターを全身に散りばめているのが特徴で、複数を連動させて範囲を拡大したり、強度を高めることが可能と思われる。
TCS干渉弾
防衛機構が開発した対TCS性能特化型の弾丸(砲弾)。材質・原理は不明だが、比較的小型の弾頭でもTCSに「穴を空ける」ことが可能。
単体ではTCSに穴を空けられるだけで攻撃力を持たないが、同時に他の武器で攻撃できればTCSを素通りできる。
実戦でも用いられたが後に攻性干渉弾(ATCS弾)が実用化されたため、ごく短い期間しか使われていない。
TCラミネートシェル
レイファルクスの全身を覆う様に配置されたTCSオシレーターに似た物質。ベリルアーマーとも呼ばれる。
通常のTCSオシレーター同様の防御機能を持つが、この物質の最大の特徴は、他のT結晶に干渉できる干渉波を放っていると言う点。
干渉範囲内に入ったFAは全てが機能不全に陥り、戦闘自体が不可能になる。
フレームアーキテクトに限らず、あらゆる建造物にT結晶由来のUEユニットが組み込まれているCCにおいて、その影響力は絶対的。
人為的に作られた物ではなく、後世においても干渉波の発生原理は不明であり、複製も成功していない。
U
UEシステム
「UE」は「ユビキタスエネルギー」の略。UEユニットとも呼ばれる動力機関。外観等の詳細は全く不明。
T結晶の発見とUEシステムの実用化によりエネルギー技術に革新がもたらされ、クラウド・センチュリーが始まった。
T結晶を源にエネルギー(恐らく電力)を生み出すが、超小型・高効率を誇り熱の発生が極めて少ないとされている。
そのためフレームアームズは従来の兵器に比べて熱探知に引っかかりにくく、フレーム各部にUEシステムが内蔵されている都合上「フレームの使用数≒機体出力」という関係が成り立つ。
よく「補助動力を内蔵し~」と書かれている装備・パーツが存外スリムなのもこれが非常に小型であるためと考えられ、逆にジィダオのジェネレーター・セルなど、外観から分かるほどのサイズのものは(仮にUEシステムであったとして)相当な出力・容量を持っていると推測することもできる。
V
VTOS
地球防衛機構が開発した、FA用の新型OS。
「Versatile Tactical Operating System(多目的戦術オペレーティングシステム)」の略。
高度に自動化された戦闘システムで、戦闘状況に合わせて最適な武装・戦術機動までも自動で選択し、パイロットの承認によって実行に移す。
緊急時にはパイロットの反応を待たずに対応することもでき、これの完成によって新兵でもFAの性能を活かせるようになった。殆どの兵士が経験のない宙域空間での戦闘をも可能としたという点でその優秀さは窺えるだろう。
しかし人間特有の先読みや複雑な駆け引きができるまでには至っておらず、データベースにない「簡単な改修をしただけの敵機」に裏をかかれることもある。
自動制御も一部の熟練兵にとっては疎ましく感じられる場合があり、開発にあたってはトルース・ロックヘッドの戦闘データが参考にされているが、当の本人はOSの挙動に耐え難い違和感を覚えたとされる。おかげでポンコツ呼ばわりされる羽目に
またテスト段階ではセキュリティ面に難があったようで、これに急進派による細工が行われた結果、黒い森事件を引き起こすことになる。
余談
- 「フレームアーキテクトTYPE001」の設定はシリーズ初期とFME版以降では大きく変わっており、主に開発時期が異なる。以前の設定では「プロジェクト・Reスフィア」より前に開発されており、アーキテクトの存在が「プロジェクト・Reスフィア」立案の要因となったとされ、両者の因果関係が逆転している。
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▷ コメント欄
- 特に異論は無いようなのでコメントをリセットしました。 -- 名無しさん (2017-04-09 22:29:17)
- 最新のであんな事起こってたけど、そういやT結晶って正体不明の謎物質だったな…。すっかりバリアやエネルギー生み出す都合の良い物質としか思わなくなってた -- 名無しさん (2017-05-28 00:28:13)
- 白虎の設定からしてT結晶がますますよくわからんくなってきた -- 名無しさん (2017-09-19 21:28:14)
- T結晶の正体は分かった。で、それが進化する理由は一体… -- 名無しさん (2017-11-14 17:34:37)
- 説明書の文脈から察するにUEユニットの増加=総体積の増加だから、エネルギーの干渉に連動した増殖能力は元々備わってたって事かね。で、それがトラップとしても働いてると。それにしたって無秩序な結晶体じゃなく機体として進化させるって訳わからんが -- 名無しさん (2017-11-14 19:54:57)
- というかそもそも極小相転移エンジンだったとして誰が開発したの?とか誰が月面に資源と勘違いするような形で埋没させたの?とか謎が更に深まった -- 名無しさん (2017-11-14 21:59:15)
- 原産地でありT結晶の密度が地球の比じゃないであろう月では(今のところ)相転移現象は起こってないんだよな。やっぱ外部からの人為的な干渉がないと引き起こらない現象なのかな? -- 名無しさん (2017-11-14 23:37:26)
- 総体積≒エネルギーの総量だからね。 -- 名無しさん (2017-11-15 14:27:15)
- miss 月でUEユニットにされた出来立てホヤホヤのT結晶は萎んだ風船のようなもの で、まずいことに「T結晶同士はTCSなどのエネルギー作用をダイレクトに吸収する」性質がレイファルクスの件で判明した。これによりUEユニットが一つ臨界に至り昇華を起こすと、至近のUEユニットもそのエネルギーを受けて臨界が連鎖する。…で「地球上の何処ででも即臨界を起こし、しかも地球丸ごと連鎖で消し飛ぶライン」が存在するのだが、既にUEユニットは地球圏全体に普及、このラインが現実的数字になってしまい今に至る -- 名無しさん (2017-11-15 14:37:27)
- 外部からのエネルギー刺激でそのまま爆発まで行くかは未知数だから。まあ結局膨張増殖するならそれだけリミットが近づいて地球が吹っ飛ぶのに変わりはないけど -- 名無しさん (2017-11-15 14:58:50)
- チャロンのVクリスタルみたいなもんかね、T結晶って? -- 名無しさん (2017-11-15 15:53:33)
- 個人的にはシズマドライブのがしっくりきたなT結晶の本性 -- 名無しさん (2017-11-28 08:45:16)
- 月で発見された結晶質という意味ではVクリスタルを想起させられるが、夢のエネルギー源から一転、下手すりゃ世界を滅ぼしかねないテクノロジーであると真実が明らかになる辺りはシズマドライブと似ている。 -- 名無しさん (2017-11-28 12:09:12)
- ↑5 んん…? ちゅー事はアーセナル装備でTCSマシマシだったゼルフィがレイファルクスに変貌したのは「偶々」運が良かっただけで、下手したらあの宙域ごと吹っ飛んでた…? -- 名無しさん (2017-11-28 15:46:17)
- ↑GAFはT結晶同士の「共振反応」と呼んでる。そしてレイファルクスは共振が産んだ突然変異であり、そのメカニズムを解明して抑止ワクチンを開発・普及して破滅を回避するのが目的。…その為にプラントの設備やデータを使ってレプリカを建造したものの、マルチプルシフターは再現できてもベリルアーマーが再現できず難航してる -- 名無しさん (2017-11-29 07:49:05)
#comment
*2 そもそも防衛機構のFAを解析・摸倣したのがNSGシリーズの始まりである
*3 一部のFAは「はぐれFA」として稼働を継続しているとのこと
*4 「輝槌・乙狙撃仕様」の取説より
*5 単に防衛機構の抵抗が成果を挙げただけという見方もある
*6 スティレットなどの空戦機と榴雷、レヴァナント・アイを混在させた編成
*7 これはキットのバージョンアップを設定として取り込んだものである
*8 メタ的には、新しいフレームを構築するとフレームアームズという商品のコンセプトそのものが揺らぎかねないという事情もある
*9 終戦後、長らく政府はFAの運用を凍結していた
*10 市街のある人工島らしく、現実のドバイあたりが相当するだろうか。
*11 例としてフレズヴェルクのベリルショット・ランチャーの場合、物理的な装甲で耐えようと思ったら轟雷の4倍以上の装甲厚が必要とされ、輝鎚程の重装甲でようやく受け止められるという凄まじさである
*12 ウェポンセット2のアサルトライフル
*13 ただしTCSオシレーター自体はそれ以前より確認されており、ベイルゲイト攻略戦においてヴァイスハイトΘが金色のベリルユニットを備えたベリルウェポンを携帯している
*14 対艦攻撃用の近接型ベリルウェポン
*15 防衛機構はスペクターの存在を秘匿するため大部隊の投入を避け、SCARUに「回収または破壊」を命じていた
*16 ユーザーサイドでは「ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日」のシズマドライブとの類似が指摘されており、実際「低公害のエネルギー資源である」、「大量集積すると発動する致命的な欠陥がある」、「活動を鎮める装置が存在する」などよく似ている
*17 彼我の出力差が大きいと一方的に掻き消されるという描写はあるため、不可能ではない模様
*18 「XFA-CnV ベルフクリンカー」の取説より
*19 他のベリルウェポンと似た円筒状の部分があり、そこに封入されているという説が有力
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