フレームアームズ世界の登場人物

ページ名:フレームアームズ世界の登場人物

登録日:2016/12/17 Sat 16:08:19
更新日:2024/02/01 Thu 13:43:51NEW!
所要時間:約 22 分で読めます



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フレームアームズ コトブキヤ エース 愛すべきバカ達 変態 登場人物 一覧項目 ネームド 化物パイロット ネジの飛んだ方々




概要


本項目では、フレームアームズの世界観における登場人物…平たく言えば取説のショートストーリーに登場する人物を解説する。


内容についてのネタバレも多く含むため、これからシリーズを買おうとしている方はご注意を。
なお、ここで挙げられているキャラクター達は大体が変態である(戦闘技能的な意味で)。


用語についてはこちらを参照。


以下、順不同で挙げていく。




目次







トルース・ロックヘッド


「このポンコツめ!!」



防衛機構に雇われている傭兵。直情径行気質な熱血漢。
ウェアウルフ・スペクター破壊作戦に参加して死にかけたり、世界で初めてベリルウェポンの餌食になったり、乗るはずだった新型機が届かず急造品に乗せられ疲れ果てたり、マニュアル操作でガンマンしたり、ミサイルを推進器代わりに陸戦機で飛翔したり、新型の試作機に乗って世界中飛び回ったり、ポンコツOSにイラついたり、上層部に対するポーズの為の作戦に参加させられたり、自機と敵機を相打ちさせる羽目になったり、自爆特攻紛いの作戦を決行した果てに自機が進化したりした上、上層部にも現場にも技術陣にも無茶を振られ続け、戦争初期から終戦に至るまであらゆる場所でとんでもない敵と戦い続けた物凄く忙しい人。苦労人その1。
そしてそれらに対応できるだけの図抜けた戦闘センスとなんとか生き延びてしまえる強運の持ち主でもある。


作中最上位の戦闘技能に加え、「どんな機体に乗っても平均以上の戦果を出す」という地味なようでとんでもないパイロット適正を持ち、重装の地上用FAである轟雷系統も機動力に長ける空戦用FAのスティレット系列でもなんでも扱える。
また「VTOS開発に必要な戦闘データを蓄積する」という密命を帯びていた*1らしく各地の戦場を渡り歩いており、そのためか登場機会も多い。
更にフレズヴェルク=アーテル、マガツキ・崩天、ドゥルガーⅡといった月面サイドの最強格機体群と悉く戦って生還しており、傍から見れば主人公のように写るかもしれない。


単純な操縦技術以外にも咄嗟に奇策を思いつき、瞬時にそれを実行に移す判断力と度胸も強い。ウェアウルフスペクター戦では至近距離まで接近することで長距離砲の砲撃をかいくぐると同時に独自に仕込んでおいたコマンドでマニピュレータによる殴打を仕掛け、アーテル戦で後述のVTOSが自身の判断と異なる判断を行った際には過負荷をかけてしばらく機能を停止させ、攻撃を誘っての接射でベリルスマッシャーを破壊したりしている。


ちなみに上記のポンコツ発言はこのVTOSに対してのもの。一応言っておくとVTOSは欠陥品どころか経験不足な新兵でさえもいっぱしに戦えるようになるくらいの完成度を誇るOSである。
自身の戦闘データが元となっているとはいえそれが逆に枷になる事、そもそもそれほど優秀な戦闘補助システムの元となれる事が、彼がいかに凄腕であるかを物語っている。


ゼファーのリニアレールガンを回収した事が後のバーゼラルド及びJX-25シリーズの開発、ひいては"あの機体"の顕現へと繋がったり、ドゥルガーⅡに粘着されてこれを撃破していなければ艦隊諸共全滅させられる所だったりと、先述のVTOSの件も含めて一個人でありながら戦局に与えた影響は大きく、彼がいなければ防衛機構は全く違う顛末を辿っていたか、最悪詰んでいた可能性すらある。だからいい加減ちったあ休ませてあげて下さい。


防衛機構上層部も力量を高く評価しているらしく、傭兵の身でありながら虎の子のゼルフィカール、それも対フレズヴェルク用にカスタムされたNE(ナイトエッジ)*2を与えられ、月面への反抗作戦へも参加した。


月面との戦争をレイファルクスと共に終結させテスタログを防衛機構にもたらした後、しばらくの間最重要人物として技術復興連盟(G.A.Fガフ)南米本部に幽閉されていたが*3、建造されたレイファルクスのレプリカ機やその制御システムとして作られた自身の生体データが人類同士の小競り合いに使われている事を知ると脱走。せっかく休息を得られたというのに。
レイファルクスを奪還し戦闘を終息させるべく"オスティナート"(≒石頭ロックヘッド)を名乗って独自に行動を開始した。
戦後に至っても相変わらず多くの局面に影響を与えているようだ。


なお彼の存在は終戦後にメディアで「戦争を終わらせた立役者」という形で散々取り上げられたようで(実際全く間違っていない)、FA乗りの中には生ける伝説として憧憬を抱く者も多い模様。しかしトルース自身はその評判をあまりよく思っていない様子である。


ちなみにこれらの情報が提示されたのはレイファルクスの発売からしばらくたった後の事。それまで長らく音沙汰が無かったため、シリーズファンからは度々安否を心配されていた。



◇乗機






ジャン・Bブルックス・ウィルバー


「あいにくもう階級はないぜ。アンタと同じでな」



防衛機構の欧州第七方面部隊に所属するFAパイロット。階級は少尉。
高い戦闘技能を持つと同時に極端な操縦による機体損壊と独断行動の常習犯で、その問題児振りは現場からさえ苦情が出るほど。
そのくせ戦闘スタイルが派手で非常に大衆受けが良いため、下手にお払い箱にもできないという上層部の頭痛の種*4
問題児繋がりでこの人を彷彿とさせる。
なお、ミドルネームで呼ばれるのに慣れていないのか、「ブルックス」と呼ばれるとイマイチ反応が鈍い。


とある事件で防衛機構内部の「急進派」と呼ばれる反乱分子の存在に気付き、命を狙われながらその存在を暴露、組織から一掃するきっかけを作った。
その過程で防衛機構から抜け、以降は民間協力者として防衛機構の依頼を受ける形となる。
その後月面プラント攻略艦隊への増援に選ばれプラント攻略戦に参加し、直接的な面識こそなかったもののトルースとも戦局を共にした。


戦後は反ガフ組織R.V.L.Tの活動に参加しているが、正式な構成員なのか雇われているのかは不明。
ヤクトファルクス強奪任務に参加しているほか、ジェンタオの取説で後述のレイ・ハンと戦ったジィダオに乗っていたのは機体の挙動から彼ではないか?などとも。


色々辛酸を舐めたためかある時期から問題児ぶりは鳴りを潜め、言動が妙に素直になってたりする。


新しい機体を慣熟運転なしで乗りこなし、索敵システムがアテにならないからと戦闘中にコックピットハッチを開けて操縦してたり、普通ならTCS干渉に巻き込まれるところをスピードで強引に突破したり、挟撃された時に自機の変形機構を利用した攻撃で前後の敵機を同時に撃墜したりとやることは実際滅茶苦茶。
そしてそれを実行できる腕と度胸は間違いなくエースと言って良い。


オペレーション・バードハントでフレズヴェルク=ルフスを鹵獲して地球にベリルウェポンのデータをもたらした事と、バルチャーを提供した事によって"アーセナルアームズ"が完成しており、トルース程ではないが彼も防衛機構に大きな恩恵を与えていたりする。そもそもがエースなわけだしね。


ショートストーリーで主に乗っているのが修理しにくいワンオフ機や試作機ばかりのためか、設定ほど機体を使い潰している印象がない。いずれの機体も気に入っているらしいので、単に機体愛に目覚めたのかもしれない。


ウィルバーナインバルチャー改のエピソードからゲテモノ機体好きと噂されている、なにかと可変機に縁があるお方。


またいちいち乗機のキットの出来が良いのも特徴。



◇乗機






リロイ・ハロルド


「少尉、もう少し真面目にやってください」



防衛機構支援部隊所属の後方要員。階級は曹長。後に「オペレーション・バードハント」での功績により准尉に昇進。
繰り返すが、後方要員である。
人手不足のためパイロットとして欧州第七方面部隊に駆り出されたのが運の尽き、以後はウィルバーの相棒として戦っていくことになる。
上官のウィルバーが何かやらかす度になぜか彼の方に叱責が行くという苦労人その2。ファンの間ではよく胃に穴が空かないか心配されている。なぜかアイドル扱いされてもいるが。


そうした受難体質に加えウィルバー同様実験機や試作機を乗りこなしていることもあってか、いつの間にかシリーズファンの間で「新兵器・イロモノ武器はとりあえずリロイ君に押し付けてやれ」というネタが出来上がってしまった。


なにかとアクの強い上官のおかげで常識人なのが際立つが、その上官の無茶に付き合えるだけあって操縦センスは抜群。
初陣で欠陥光学兵器を用いて砲撃を相殺し、飛行する敵機にトゲ鉄球をブチ当てたり、シミュレーション上で旧式機を使って最新鋭機にクリーンヒット(丸太)を叩き込んだり、味方機をマニュアル操作で蹴り飛ばしたうえ裏拳かましたり、轟雷でベリルウェポン持ち*5相手にしばらく粘ったりと色々おかしい腕前をしている。なんで後方要員だったんだお前。


描写から多少の性能差・戦力差はカバーしてしまうレベルの戦術眼と操縦技術を持っているのは間違いなく、広報活動用のニコイチカトラスを与えられるなど上層部にも評価されている。


その後プラント奪還作戦が始まってからもウィルバーと共に地上に残っており*6、その際には旧式の轟雷に乗っていた*7
そこから戦後までは全く描写が無いため、最終的にプラント攻略に参加したのかは不明。相棒のウィルバーが宇宙に上がっているので、声がかかっていてもおかしくはないが…


戦後はリベルタの任務を遂行する姿が確認されており*8、その頃になると相棒のウィルバーをして「逞しくなったもんだ」と言わしめるほどにタフな言動をするようになっている。


ちなみにウィルバーの事は彼が防衛機構を抜けて以降も含め一貫して「少尉」と呼んでいるが、からかっているのか時々「ブルックス」と呼ぶことがある。


ウィルバーとの関係は某空の魔王その相棒、またはこいつこいつに例えられたりする。



◇乗機






トム・ヒルツ


「やってくれたな…!」



防衛機構所属。階級は中尉。
SCARUの隊員で、RF-12/B セカンドジャイヴのテストパイロットを務めた。
RF-12との性能比較試験の際いきなり試験を中断して勝負を持ちかけ、ウィルバーを殺しかけるなど危ない人物だったが…


その正体は防衛機構内部の「急進派」の一員で、ウィルバーを殺害するため度々罠を仕掛けるも失敗。
さらに後になって急進派が一掃されたことで居場所をなくし、完全に月側に寝返りセカンドジャイヴ改を駆ってバルデナ地区降下挺基地に出現、防衛機構部隊に牙を剥く。
最終的に乱入したウィルバーとの因縁の対決に敗れ、べリルマチェットを叩き込まれて死亡した。


今のところ公式SSに登場する名有りキャラの中では、唯一はっきりと死亡が確認された人物である。


SCARU所属という点から元歩兵かつ特殊任務(それもストーリー上の立ち回りから察するに暗殺・破壊工作)のスキルがあることはまず間違いなく、エース向けに少数支給されたとされるセカンドジャイヴを駆っているためFA操縦についてもかなりの腕を持っていたものと考えられる。



◇乗機






ロイ・エイラム


「聞こえていたら3カウントだけ動きを止めろ。活路を開く」



防衛機構所属。階級は少尉(後に大尉に昇進)。元航空機パイロットという生粋の空戦FA乗りで、制空部隊の隊長を務める。
この制空部隊には作中において既に旧式と化しているスティレットとそれに敢えて乗り続ける変態エース達が集っており、エイラムはその筆頭。
その立ち位置故か、単独での活躍が強調される他のネームドとは異なり部隊長としての活躍がよく描かれるというやや変わったキャラクター。
そして彼自身も間違いなく作中トップクラスのパイロット*9であり、初見のX2相手にスティレットのショルダーウィングで切り結んだ挙げ句体当たりで追い払ったり、上空からガトリングで敵を狙撃したりと凄まじい操縦技術を有する。
戦後はガフに所属し、暴走したヤクトファルクスの鹵獲・破壊任務に赴く様子が描写されている。ついでにVTOSにも難色を示していた。


SA-17s ラピエール ゼファーを最初に目撃した人物でもある。ちなみにその時点ではラピエールに搭乗していたのだが、コボルド数機に囲まれて絶体絶命の危機に追い込まれ、スティレットを降りてジィダオに乗り換えた後にも窮地に陥っている。おかげでスティレットに乗っている間に見せた目覚ましい活躍も合わせ「スティレット以外に乗せると弱体化する」等とネタにされることも。



◇乗機






ハンス・ヘンゼン


「本部のヘマを我々で尻拭いさせる気ですかね」



降下挺基地攻略戦で敵に包囲されたリロイの救援に駆けつけた空戦FA乗り。階級は中尉。
発言からお喋りで軽そうな印象を受ける。なおエイラムとは長い付き合いらしい。
目立った活躍はしていないが、エイラムが率いる特務航空隊の一員であるためかなりの腕を持っているものと推測される。まあその彼ですら上官エイラムの技量に舌を巻いていたわけだが。


戦後はエイラムと共にガフに所属。
VTOSを嫌うエイラムに内緒で彼の乗機に自動戦闘のコマンドを仕込み、結果としてその命を救う事となった。



◇乗機






ゼラ・アントア


「こっちは履帯ユニットも外されてるんです。無理を言わないでください」



防衛機構所属の軍人。堅い言葉遣いの女性で、階級は少尉。
南欧タベルナス砂漠の降下艇基地攻略作戦にウィルバーと共に参加した。
事前に聞いていた破天荒な評判とは様子の異なるウィルバーに拍子抜けするが、後の立ち回りを見て悪評の正体が「チームワークとは埒外の振る舞い」である事に気づく。
そしてそれ故に味方が寧ろ足手まといになる程の高い戦闘技能を発揮出来る事にも思い至り、自身の未熟さを恥じると同時に彼の戦い様に憧憬を覚えた。


戦後はリベルタに所属。
中国南部に位置するガフのFA開発施設「トンクワン・ベース」奪取任務に臨むが、ゼルフィカール/GAを駆る下記のレイ・ハンの襲撃を受ける。
僚機のジィダオ2機を即座に撃破され、更に機体弱点を正確に突いてくるハンの立ち回りに撤退を余儀なくされた(その撤退自体も、ハンによって意図的に見逃されたに過ぎない)。
後に再び実施されたトンクワン・ベース奪還作戦には出雲に搭乗して参加。
ハンとの再戦も一進一退の攻防の末撃破に成功し、雪辱を晴らした。


なお、貨物船「リィミン」の強襲任務にも参加しており、その経緯からしてハンのジェンタオと衝突したジィダオに搭乗していた候補の一人に数えられる。



◇乗機







アオセ主任


「機体のセッティングは請け負おう。やってくれるな」



YSX-24 バーゼラルドのメイン開発に携わった防衛機構の技術者の一人。「アオセ」というのが性と名(あるいはミドルネーム)のいずれを指しているのかは不明だが、その響きからすると日系人なのかもしれない。


拠を構えるアメリカ西部フォートコリンズ郊外の工廠にフレズヴェルクが接近中という報を受け、バーゼラルドのシミュレーションをこなしていたトルースに、以前より温めていた改修案のデータ収集も兼ねて「飛行できるよう改修した轟雷」で出撃するよう依頼する。
パイロットの力量に依存するとはいえ、ミサイルを推進機として利用する事を思いつき、そしてそれを実現させてしまうあたり、人格はともかく技術者としては相当に優れていることは疑いない。
最終的に見事フレズヴェルクを撃墜したトルースを絶賛し、いいデータが取れたとマッドサイエンティスト振りを見せつけた。誰ですか技術陣は防衛機構の良心とか言ったの。





ベイ・ストランド


「ちょっとまて曹長、お前たちは今どこにいるんだ?」



防衛機構の南部第368陸上攻撃部隊隊長。階級は准尉。
敵の新型開発を行う工廠の守備隊に対し劣勢を強いられていたが、そこへ思わぬ方向からの"援護射撃"が届き…
最終的に救援に来てくれたハン曹長らの機体を修理を申し出た。


乗機は不明。





ハン曹長


「了解した。ついては准尉、一度味方機を敵から離れさせてもらえるか?」



防衛機構の東部第85特務部隊所属。
数少ない輝鎚・乙のパイロットの一人。
南米アタカマ地区の降下挺基地攻略戦で、敵の物量に劣勢を強いられていた南部第368陸上攻撃部隊をたった2機の増援で救ってみせた。


重量特大の輝鎚・乙で高高度からエントリィィィィィ!!しながら敵を狙撃しまくり、着陸(地面に激突)する直前にパラシュートで脱出するというクソ度胸の持ち主*10
このとき共に降下したもう一機の輝鎚のパイロットは名前が出ていない。


◇乗機






キアノ・ジアン


「援護が、必要かと」



防衛機構所属、階級は曹長。北米デナリア区での降下艇基地攻略戦に参加した。
隊からはぐれたゼキ曹長を心配して追ってきたが、不用意に近づいたために危うく轢かれそうになった。



◇乗機






サイト・ゼキ


「わるいが、僚機がいると俺の戦闘の邪魔になる。隊列へ戻ってもらえないか」



ハン曹長と同じく、輝鎚・乙のパイロット。階級は曹長。
北米デナリア区の降下挺基地攻略戦に参加後、残敵掃討のため輝鎚・乙に試製三式破城鎚を装備して出撃、仲間の心配を他所に単機で無双してみせた。
上記の発言はヴァイスハイト×4機を鉄屑に変えたあとのもので、その言動から連携・対人関係に問題がある疑惑がもたれている。
ただし彼の戦闘スタイルは実際危ない*11ため仲間を気遣った可能性も捨てきれない。



◇乗機






タート・ルーウェル


「どうも買いかぶられているようだな。一介の作戦指揮官に、そこまでの権限はないよ」



防衛機構の作戦士官。階級は中佐。言動からは神経質な性分がうかがえる。レイ・ハンによると"青白い細面"らしい。
ウィルバーの元上官であり、過去に散々手を焼かされた事に対する意趣返しとして、フレズヴェルク=ルフスと遭遇したバルチャー改に対して援軍を出さず、結果的に彼を見殺しにしようとした。
戦後はガフの次官におさまっており、輸送任務中に襲撃をかけてきたリベルタに対し、新型で撃破したという戦果を作り本部への手土産とするべく、レイ・ハンにジェンタオでの出撃を命じる。


ウィルバーを見殺しにしようとしたことでリロイからは嫌悪の感情を持たれ、当のウィルバーも「保身をしながら相手の失敗を待つような小心者」と評価し、ハンからは「陰湿」「事務屋あがり」と陰で虚仮にされるなど、関わった人物から悉くボロクソに言われるちょっとかわいそうな人。言動が言動なので仕方ない部分もあるが。
彼の側から見るとウィルバーは「エースだが命令違反と独断行動の常習犯」であり、そのウィルバーとオサラバできたと思ったら「面従腹背の腕利き」であるハンを重用する…と、付き合う上でストレスの多そうな連中に縁があるという点では同情できる面もある…かもしれない。


名前の出てくるショートストーリーが収録されているキットはコトブキヤショップ限定品が多く*12、またメインという訳でもない微妙な露出のため、商品を深く追わないと人となりを把握しにくいレアな人物だったりする。当の本人はロクでなしもいいところだがな。


乗機は不明。そもそもFAに乗っている描写自体が存在せず、FA乗りの資格を有してない可能性もある。





レイ・ハン


「完熟運転*13もまだの機体だ。何があっても責任はとれんぞ」



ガフ所属のパイロット。階級不明。上述したガフの次官タート・ルーウェルの部下でもある。
ガフ南米支部への補給物資を積んだ貨物船「リィミン」の護衛任務に就いていたが、リベルタの襲撃を受ける。
グライフェンに乗るはずだったが、上官ルーウェルの横槍から新型で出撃することになり…


実はかなりの問題人物。
手練れと戦うとエキサイトして「こいつとなら討ち死にしてもいい」などと考えるような戦闘狂なのだがそれだけに留まらず、
戦争終結後の平和に退屈するあまり、ガフとリベルタの衝突を激化させるべく兵器の横流しに手を貸している
その様はゼラを「危険だ」と戦慄させたが、結局彼女はハンの命を奪う事が出来なかった。


レイダオよりも動きの鈍いジェンタオで接射を決めかけたり、セグメントライフルによる狙撃を成功させるなど腕も確かな模様。
「明確な命令違反にならない範囲で自分の楽しみを優先する」という悪癖がありルーウェルとは折り合いが悪いものの、多少の失態は不問として希少な機体を用意されるなどパイロットとしては評価されているようである。


狙撃型の機体を使用していることや名前から先述のハン曹長と同一人物ではないかという意見も。



◇乗機






ハンナ・メイガン


「ジャン・B・ウィルバー。月面戦を生き残った戦闘狂。実際に会えるとは思わなかったわ…本当に、無茶をやるのね」



リベルタ所属のパイロット。
ブルックス(ウィルバー)達と共にカラカスの東南端のプラントで研究中とされているレイファルクスの奪取作戦に、リーダーとして参加。
若干自負と気負いが先行している部分があり、如何にも場慣れしている空気を纏うブルックスがリーダーのはずの自分を軽視していると感じ反感を抱いていた。
だが想定外に遭遇したヤクトファルクスとの戦闘の中で認識を改めている。
ブルックス曰く「特にカタブツなところが知り合いに似ている」との事。



◇乗機






ジャック・ゴルド


「…よし、捕獲は中止だ。あの機体をリベルタには渡せん。撃墜する」



ガフ所属のパイロット。階級は不明。
本来レッドファルクスに搭乗するはずが急な配置転換で降ろされ、更にそのレッドファルクスが逃走したため、捕獲ないし破壊するべくジェンタオ部隊を率いて出撃した。
集中砲火によって釘付けにするものの、仕様に存在しないシフターエッジ運用をするレッドファルクスを見て混乱と恐慌を抱く。最終的に部隊は全滅させられ、直接的な描写こそないがゴルド自身も恐らく死亡したと思われる。



◇乗機






ジェフ・バルノフ


「ガキが…はしゃぐからよ」



戦後において「はぐれFA」狩り及びその鹵獲パーツ販売を生業とするバウンティハンターの一人。かつて曹長として防衛機構に所属していた元軍人でもあり、エイラムとは旧知の仲。
その界隈においては古株で、野犬を意味する「ディンゴ」のあだ名で呼ばれている。
近年はガフとリベルタの紛争で業界が活性化した結果その盛況振りを嗅ぎ付けた「にわか者」が多く発生しており、ジェフ自身は自分以外の者を同業者とは認めていない。


南米ロライマにてはぐれFAらしき新品同様のヴァイスハイトを発見し鹵獲しようとするが、同機の人が乗っているかのような挙動に動揺と疑問を抱き、更にカル・リッチーの駆るジィダオに妨害を受ける。
最終的にリッチーを下した後、案の定ヴァイスハイトのコクピットに収まっていた男に、機体を置いて去るよう要求。
最初は男が何者なのか気付かなかったが、見送る際にその正体が戦争を終わらせたパイロット――――――トルースだったことに思い至り、彼の背中にエールを送った。
恐らくのちにコネクションを得たのか、トルースがオスティナートとして活動する際にはバックアップを担当している。


基礎性能で劣るはずの轟雷・改でジィダオを退ける辺り、その技量はかなり高いとみていいだろう。



◇乗機






カル・リッチー


「やんのか?そんな旧式でよ!」



ジェフと同じくはぐれFAを狩るバウンティハンターで、彼が言う所の「にわか者」。
その発言から機体性能を絶対的なものとして見る悪癖があると思われる。


実はガフの依頼を受け逃走したトルースinヴァイスハイト*14を追っており、その過程でジェフと衝突した。
終始有利に立ち回りつつ背面を取って勝利を確信するが、左右の履体を逆方向に回転させることで急旋回するテクニック「超信地旋回」によって即座にこちらを見据えられ、虚を突かれる。
そのまま機体胸部にレールガンを打ち込まれ敗北し、描写から見るに死亡した様子。



◇乗機






ゲルト・ビュンテ


「俺はクラッカーだ。殺人者じゃない……」



謎多き機体白虎のパイロットであると同時に、犯罪を生業とするクラッカー。
フレームアームズの操作と平行してクラッキングもこなすという非凡な才覚を持ち、誰にも「機械にも」知覚させることなく自機を市街地へと侵入させることはお手の物。
紛れもなく違法者であるが、一方で例え命の危機にあろうとも破る法とモラルは自分で決めるという独特の矜持を持つ。


依頼主は不明だが《ツークフォーゲル》なる物を捕獲するよう命を受け日本京都に降り立ち、そこで所属不明の影虎と遭遇、交戦。
一進一退の攻防を繰り広げるも突如影虎が戦線離脱したため戦闘は終了、直後に捕獲対象のツークフォーゲル渡り鳥――――――ガフの手を離れ放浪中のヤクトファルクス一機を破壊されてしまった。
この時背後への狙撃で影虎を撃破できたのだが、前述の矜持によって見逃している。


彼の搭乗する白虎の機体OSには、壮年男性の人工音声で喋るAI<ティーゲル>が搭載されている。



◇乗機






ハル・ネイバー


「よしッ一機撃破!」



フレームアームズ・バトルコンプレックスに参加したパイロット。
殺人の重圧を追うことなく戦闘の高揚感を味わえるFABCに心奪われる傍ら、戦争当時のパイロットが皆持っていた「闘志」も備えるファイターである。


何故か参加していたヴィンテージ品のジィダオに目をつけられ命の危機に瀕するが、臆することなく戦いを挑む。
何とか一矢報いるもジィダオは依然健在で、最終的には「信玄」に助けられる事に。
自機も派手に損壊させてしまい、整備班や所属する会社にどやされる事を想像して憂鬱になっていた。



◇乗機






今朝霧ケサギリスミカ


「東方第8方面軍所属 今朝霧スミカ。階級はない」



アラスカ基地防衛戦で現れた謎の人物。
ゼファーとともに各地で目撃されるも防衛機構に同名の人物の登録がなく、高い操縦技量を持つこと、低く澄んだ声の女性であることくらいしか分かっていない。
FA開発の初期に同姓同名のスタッフが存在したらしいが、同一人物かどうかは定かではない。
つまり、なにも分かっていないということ。スミカ・ユーティライネンです(´・ω・` )ノシ


海上都市ベイルゲイト攻略戦で行方不明*15となって以来姿を見せていないが、フレズヴェルク=アーテルから彼女と同じ(正確にはゼファーからのものと同じ)生体パターンが検出されるなど、謎は深まるばかり。アーテルと交戦したトルースは何かに気がついている様子ではあるがやはり詳細は不明のまま。
おかげでファンの間ではゼファーの時点で無人機だったのではとさえ言われ始めている。
T結晶の正体が判明してからは、「月側に拉致された後真実を知って協力していたのではないか」とも。



◇乗機






ライト・ロードン


「プロジェクト・Reスフィア」の提唱者であり、同計画における中心人物(リンカー)。
月に渡って月面プラントを建設したがプラントの完成後CC208年8月に失踪し、彼を捜索するため調査隊が派遣されたがそこに待っていたのは暴走したアーキテクトの群れだった…


それから程なくして月面プラントによる侵攻が開始され、度重なる調査団の派遣にも関わらず未だ消息不明となっている。


年齢や性別などほとんどの情報が判明しておらず、すべての黒幕とも、すでに死亡しているとも噂されている。





カワダ・シン


東アジア防衛機構キョウト研究所に所属する博士。「X-2 白虎」および「X-7R 玄武」の開発者。
兵器としてのFAのありかたに疑問を投げかけたということ以外、本人についての情報はほぼ皆無。
一方で彼の手がける兵器は旧来品を改良し、実践に重きを置いた設計になっている物が多い。
謎だらけかつ怪しい情報満載の白虎を開発したというだけで只者ではなさそうだが…





追記・修正、お願いします。


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  • なぜ作ったし(褒め言葉)。例に漏れなく変態揃いだよな。あとトルースは「FAにあらゆる状況の経験を集積させる」エージェントだったと思う。スパロボでいう教導隊の実戦版? みたいなもんなのかね -- 名無しさん (2016-12-17 16:54:44)
  • ウィルバーとハロルドのコンビってルーデルとガーデルマンのコンビみたいだよな。 -- 名無しさん (2016-12-17 18:19:05)
  • ↑2 そう考えるとVTOSはトルースの劣化コピーを量産してるようなものなんだよね… -- 名無しさん (2016-12-17 20:12:50)
  • エイラム大尉がいぶし銀というか仕事人な感じで好き。というかカスタムされてるとはいえスティレットでやっていい活躍じゃねえ -- 名無しさん (2016-12-18 01:51:26)
  • ゼキ曹長「わるいが、僚機がいると俺の戦闘の邪魔になる。隊列へ戻ってもらえないか」(ヴァイスハイト4機を鉄屑にした後で淡々と -- 名無しさん (2016-12-18 07:50:18)
  • パージアクションに定評のあるサイドストーリー群。装甲パージで高機動化やチェンジアップ含むフェイントは当たり前、「OSリブートしてキャストオフ!チェインジバーゼラルドォ(未実装)の裏技」「外装パージパンチでファイナルストライク」「格闘戦真っ只中にイジェークト!で機体ごとぶつける」「降下中にry」「敵機と刺し違えて味方に撃たせるためイジェ(ry」 ・・・正直、作中ではウィルバーは寧ろ機体を持ち帰る率が非常に高いので他パイロットの無茶の限りが目立ってしまうという(困惑 -- 名無しさん (2016-12-18 10:11:38)
  • ↑そこまでしないと勝てない状況があるとかFA世界の戦場は地獄だな…。 -- 名無しさん (2016-12-18 10:29:24)
  • ↑なお現状は月面プラント最終防衛ラインのベリル武者軍団とベリル騎士団のファランクスが最大の難関となっている模様。NSG-Z0系列の記事が出たらそのチートぶりに顎が外れる事うけあい(白目 -- 名無しさん (2016-12-18 11:44:29)
  • ドゥルガー系とマガツキ系ってそんなにヤバイの? -- 名無しさん (2016-12-18 11:59:43)
  • ↑「TCSオシレータII型には防衛機構二大最強火器が通用しない」(バーゼラルド・レヴァスレイターのブリューナクランチャー及びレイダオのACS-14GP)「ATCS弾使っても素で轟雷以上の重装甲とスティレット並の運動性がある」「アーテルから蓄積した近接戦ノウハウからチャンバラも強い」「フレズ系と違ってガス欠が狙えない(TCSオシレータII型はそれ自体がジェネレータを兼ねる)」「そして向こうのベリルウェポンは尽く一撃必殺」「挙句素フレズほどじゃないが量産機である」 -- 名無しさん (2016-12-18 15:09:42)
  • 頭数としては崩天>フレズ>ツヴァイ>NSG-XM>マガドゥル>コボルド以下モブ の順、いまのところ崩天は一機しか確認されてないが、その一機に撤退を決定したレベル -- 名無しさん (2016-12-18 15:12:57)
  • ↑その不等号の使い方では地獄絵図なんですがそれは(矢印かもしれないけど) -- 名無しさん (2016-12-18 16:31:09)
  • ↑ あ、ミスった、逆だ。崩天<フレズ三色<ツヴァイ<NSG-XM<マガドゥル<コボルド以下モブ -- 名無しさん (2016-12-18 21:14:44)
  • ウィルバーさん、性格といい実力といい、実に主人公向けな人やね -- 名無しさん (2016-12-20 21:07:20)
  • ツヴァイって何だ? あと、マガドゥルってそんなに沢山いるの? 三色フレズよりちょっと多いか少ないかくらいの極少数量産ぐらいだと思ってたか -- 名無しさん (2016-12-22 16:45:46)
  • ↑ツヴァイはドゥルガーⅡのことですね。個体数については手元に資料がないのでなんとも… -- 名無しさん (2016-12-22 17:07:05)
  • Q、VTOSのどこがポンコツなん? A、「パイロットより先に判断し、緊急時はこちらの了解を待たず行動する。特に格闘戦で顕著・・・それがいけない」「作中ではアーテルに振らせて至近距離から光波ぶち込んで必殺を狙っていたのに、勝手に斬撃モードに切り替えてチャンバラ付き合い始めた」「しかもアーテルに追加されたテールライフルが学習蓄積に無かったので、危うくチャンバラ中を撃たれるところだった」「トルース本人は最初の一合で気付いたのに、リアルタイム更新されないため自分からハマる事態に」 -- 名無しさん (2017-01-12 09:38:29)
  • 人が乗って許可を出してるだけで、ほぼ無人機と大差ないんだよね。VTOS機に乗ってると「俺が乗る意味ある?」と思うパイロットも少なくなさそう。 -- 名無しさん (2017-01-12 12:23:23)
  • そうは言ってもVTOSが煩わしいと感じる化物は稀だし、各種操作のタイミングなんかは人間様でないと出来ないからやっぱり人間もVTOSも必要だよ。それに楽して勝てるならそれに越した事は無い。 -- 名無しさん (2017-01-12 22:02:42)
  • 「人馬一体」の思想の一つの究極ではあるのよ>VTOS だがリアルタイム更新が無いままパイロットの判断を待たず攻撃的な対処をしてしまう。なまじ"親”がいいだけに・・・。 -- 名無しさん (2017-01-12 22:18:05)
  • リロイさんがやらかして地上で旧式機で戦ってるってどこのSS? カトラスか? -- 名無しさん (2017-05-28 15:03:57)
  • ↑バルチャー改のやつで三二式に乗って降下艇基地攻略戦に参加してる。「やらかした」ってのはカトラスでヒルツを攻撃したこと。 -- 名無しさん (2017-05-28 16:38:30)
  • 広報機としてログが残されて流用される予定のカトラスで、已む無しとはいえ上官の機体に飛び蹴り裏拳ブチ込んでしまったので、折角の宣伝素材がまるごと台無しになってしまったのだ。エイラム大尉らに助けられた後拘束、事情聴取を受けているっぽい描写もある。勿論潔白だとは判明したのだが、その間にカトラス含め新型は第三次月遠征に徴用されてしまったので轟雷に乗ってる -- 名無しさん (2017-06-05 15:09:42)
  • 白虎の博士、金属生命体とでも接触したのかと言わんばかり -- 名無しさん (2017-09-27 09:13:44)
  • 今朝霧さん月に拉致されてT結晶の真実を知ってしまい泣く泣くアーテルのパイロットとして地球と戦ってた説が -- 名無しさん (2017-11-14 21:56:36)
  • ウィルバーさんミドルネームで呼ばれるの慣れてないのね… -- 名無しさん (2017-11-14 22:23:00)
  • ジェンタオのSSで登場したレイ・ハンは乙狙撃のハン曹長と同一人物なのかどうか…搭乗機体がどちらも狙撃用なんでおかしくは無い気もするが。 -- 名無しさん (2018-09-13 00:21:59)
  • 当のウィルバーさんにすら逞しくなったと言われるリロイ君…… -- 名無しさん (2018-09-14 23:09:56)
  • ゲルト・ビュンテの項を追加するついでにセリフのなかったキャラにそれを追加。少なくとも雛形にはなってると思うので好きなように貪ってくださいな。さていけ好かない上司ことタート・ルーウェルの扱いはどうしたものか -- 名無しさん (2018-11-01 20:07:57)
  • XF-3が逆輸入された時にはエイラムさんがまた超絶技巧を見せてくれると信じてる -- 名無しさん (2019-04-06 22:41:49)
  • トルースがガフ本部から脱走したぞ! -- 名無しさん (2019-05-17 23:39:57)
  • 今回も追記するべきことが多いぜ……すでに書き上がってるから一週間後を待って追記するだけだが -- 名無しさん (2019-05-17 23:54:27)
  • 月での戦いの後、エイラムら制空部隊はスティレットからジィダオに乗り換えされたっぽい。まあ上層部としても精鋭にはできれば最新鋭機に乗って欲しいだろうし…エイラムさんは新しいOSが気に食わないようですが -- 名無しさん (2020-03-09 11:26:24)
  • カル・リッチーの乗ってたジィダオもジェフが売りさばいたんだろうか。 -- 名無しさん (2020-07-23 16:27:25)

#comment

*1 いつからそのような任務を請け負っていたのかは不明
*2 構成パーツにワンランク上の物が使用され、初めからワンオフ機として運用される予定だったのではと推測される程の超高性能機
*3 「LX-R01HJ レッドファルクス」の取説より
*4 とりわけ機体損壊はアーキテクトの数に限りのある防衛機構にとっては痛い事だった
*5 一撃もらっただけで大破するレベルの火力であり、機動性の低い轟雷では非常に分が悪い
*6 上記の広報活動の最中に味方機を攻撃してしまったため(カトラスの取説のエピソード)上層部からの印象を損ねたためではないか、等とも推測されている
*7 この頃の防衛機構の戦力配分は宇宙向けが最優先で、地上には新鋭機や高性能機はほとんど配備されていなかった
*8 「JX-25F/RC ジィダオEA仕様」の取説より
*9 設定上、最強の空戦FA乗りの可能性がある
*10 一応、この時使われた輝鎚は多少の被弾と足が潰れるだけで済んでいる
*11 仲間を巻き込みやすい上に単機のほうが都合がよい
*12 フレズヴェルク=ルフス、ジェンタオ、ゼルフィカール/GAの三つ。これらの内前者二つが限定品。
*13 原文ママ。おそらく「慣熟運転」の誤りと思われる。
*14 トルースが搭乗していることを把握していたかは不明
*15 防衛機構の公式発表では死亡となっている模様だが、遺体が確認されたという情報がない

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