登録日:2018/09/06 (Thr) 21:56:54
更新日:2024/03/22 Fri 12:43:19NEW!
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結城友奈は勇者である バーテックス 天の神 黄道十二星座 人類の天敵 無理ゲー ネタバレ項目 勇者であるシリーズ 御魂 生物の頂点 天空恐怖症候群 食えたものじゃない
ギリ、ブチィ!
…まずいな、食えたものではない。
バーテックスについて ~乃木若葉~
バーテックスとは、『結城友奈は勇者である』に登場する敵勢力である。
【概要】
突如天から降ってきたとされる人類の天敵で、計12体が存在。
「星屑」と呼ばれる小型のバーテックスには一部を除き口のような器官があり、それを用いて人を喰らう。
外の世界に蔓延する死のウィルスから生み出されたとされ、神世紀の人類を支える神樹の破壊が目的。
ダメージを負わせても再生するため、倒す際には「封印の儀」を行なうことで本体から「御魂(みたま)」と呼ばれる逆四角錐型の心臓部を引きずり出し、これを破壊する必要がある。
ただし、御魂の段階になっても「高速で移動」「煙幕を張る」「無数に分裂」といった能力で抵抗するため、「封印の儀」に成功しても容易に決着がつかない。
本作に登場する12種類のバーテックスには、黄道十二星座にちなむ名がつけられている。
出現には周期があるとされているが、本作での襲撃はその法則から外れている模様。
バーテックスは必ず瀬戸内海から現れる(太平洋側からは来ない)が、これについて東郷は
- 神樹がわざと結界に弱いところを作って敵を通している
- 神樹は恵みの源でもあるから、防御に全て力を使うと一般市民が生活できなくなる
と説明している*1。
正体及び残酷な真実
その正体は、四国の部分だけ残された人間の世界の外界に蔓延る「生命の頂点」の集合体。
最小単位の個体である「星屑」は弱く勇者の敵ではないが、無限に増殖し新たな黄道十二星座の巨大な個体を構築する材料になる。
そのため、いくら勇者が巨大個体を倒しても何度でも現れるという理不尽極まりない存在である。
乃木園子によると、天の神が人類を粛清するために遣わした存在で、西暦の時代に突如出現し、人類を滅亡寸前まで追い込んだ模様。
西暦時代、一般人がバーテックスの姿を目の当たりにした事で「天空恐怖症候群」を発症してしまうケースが多く見られ、各医療機関はその対処に大きく頭を悩ませていた。
これは「空を見る事」への恐怖を覚えてしまう精神疾患で*2、症状が進むと記憶の混濁や、最悪自我崩壊にまで至るとされる。
一般には「天恐」と言われ、西暦時代のモラルはこれの存在もあり、非常に低かった。
神が遣わしたものだからか、星屑に対しても人間の兵器では傷一つ付けることはできない。
唯一有効とされるのは、同じ神である土地神の加護を受けた勇者が振るう武器や技だけである。
なお、十二星座のデザインモチーフは全て拷問(あるいは処刑用)器具である。
ちなみに、名前のバーテックス(Vertex)という言葉は「頂点・天頂」という意味だが、
西洋占星術においては「ホロスコープの天頂から天底を結ぶ線が黄道と交わる点」を意味する。
ホロスコープでは太陽(個の意思)を中心とし、西半球のバーテックスと東半球のアンチバーテックスによって、人生が決まるとされている。
バーテックスとは「世界・社会から求められる役割や義務」を意味し、転じて「運命・宿命」ともされ、これは決して覆せず変更もできない。
その対となるアンチバーテックスは「自らの目標や目的・意思」を意味し、転じて「人生・生き様」を表し、人生を変える才能であるとされる。
すなわち、バーテックス(運命)は自分の意思では絶対に変えることは出来ない不可避のものではあるが、
訪れる不幸・災厄をアンチバーテックス(人の意思)によって、人生の試練へと変化・昇華させ、人生をより良くすることが可能とされている。
【出現個体】
- ヴァルゴ・バーテックス(おとめ座)
シリーズで初めて登場したバーテックス、上部に顔の様な模様がある(^ ∩ ^)
移動は遅いが、布のような触手による近距離攻撃、下腹部から発射する小型爆弾による遠距離攻撃が主戦法。
視聴者からは「チュートリアルキャラ」・「間が悪い」・「空気が読めない」と散々な評価受けている。
他にも知能が低いのか友奈を追って上司である天の神のブラックホールに侵入して重力で圧殺されているので「アホの子」とも言われる。
›^∩^‹ メシャ
デザインモチーフは『鉄の処女』
【結城友奈の章】
第1話・第2話・第11話に登場。
犬吠埼姉妹と対峙。初変身を果たした友奈の攻撃を受けてもすぐ再生したが、封印の儀により御魂が露出。友奈の攻撃でも無傷なほど硬かったが、風の渾身の一撃で皹が入り、最後は友奈の一撃で破壊されたことにより撃破された。
11話では壁が壊れるという好機の到来により、ピスケス、スコーピオン、キャンサー、サジタリウスと共に壁内に侵入。
夏凜の連続満開の最初の刀の錆びとなった。
【鷲尾須美の章】
第5話に登場。銀の葬儀の只中に襲来した。
園子と須美が相対したが、銀を欠いた状態での攻撃力不足が露呈してしまう。
それでも二人は「銀譲りの根性」を信条に猛攻を浴びせ、撃退してみせた。
【勇者の章】
第2話に登場。
天の神の生贄にされた東郷の居るブラックホールを守っていた。
単身ブラックホールに飛び込んだ友奈を追撃するが、ブラックホールの超重力に耐えきれず、圧壊した。
【大満開の章】
4話の防人編と、6話と7話の西暦編に登場。
防人編では楠芽吹率いる防人隊への襲撃に未完成ながら参加、カプリコーンとピスケスと共に爆弾で攻撃する。
全弾かわされ、あと一歩のところで芽吹に直撃するところを防人隊からの支援により当てられず、そのまま逃げられる。
6話と7話では、乃木若葉と郡千景との戦闘になり、二人からの攻撃を受けて体が崩壊したことにより星屑を放出、その内の一体が若葉を庇った千景の右半身を食い千切り致命傷を負わせ殺害した。
- スコーピオン・バーテックス(さそり座)
劇中内では海老と言われる様なほっそりとしたフォルムが特徴的で、砂時計にサソリの尾を付けた様な見た目をしている。
長い尻尾と先端にある毒針で攻撃を行い、キャンサー及びサジタリアスのトリオによる連携に定評がある。
仲良し三人(?)組の近距離・前衛担当。
初めて人類の前に姿を現した大型バーテックスであり、初陣で勇者を二人殺害するという大戦果を挙げている。
勇者の殺害数が(単独2・協力1で)最多であるため、視聴者からは非常に恐れられていると同時に嫌われている。
『花結いのきらめき』でもそれを彷彿とさせる「ブレイブキラー」という即死技を使ってきたり、スコーピオン討伐イベント(他のバーテックスにはない)が行われたりして公式からも嫌われ気味。
『乃木若葉は勇者である』内の描写では、針の毒は腕にかすっただけで腫れ上がると同時に痺れて動かなくなり、
直撃したら全身の穴という穴から血が噴き出すとか。
ちなみに尾の針はキャンサーに刺さったことがあるが、バーテックスには特に効かないらしい。
デザインモチーフは『注射器』
【結城友奈の章】
第2話と第11話に登場。
キャンサーやサジタリウスとの連携で犬吠埼姉妹や友奈を圧倒し勝利寸前まで追い詰めたが、仲間を守りたい一心から復活した東郷の銃撃で形勢が逆転。
封印の儀で御魂が露出し、風の剣の側面で叩く一撃によって破壊された。
11話では壁が壊れるという好機の到来により、ヴァルゴ、ピスケス、キャンサー、サジタリウスと共に壁内に侵入。
キャンサーを倒した直後の満開した夏凜に針を刺して散華させるも、再度満開した夏凜によって倒される。
【鷲尾須美の章】
第4話に登場。1期2話と同じくキャンサー、サジタリウスと組んで現れる。
サジタリウスの奇襲で連携が乱れた須美と園子を薙ぎ払いで戦闘不能に追いやり、銀が孤軍奮闘する原因を作った。
斧の連撃を繰り出す銀に圧倒されかかるも、うっとうしいとばかりに尾で薙ぎ払い、銀を吐血させた。
【勇者の章】
第2話でブラックホールを守っていることを、レーダーで捕捉されている。
【大満開の章】
第5話に登場。
初陣から一か月後の土居球子と伊予島杏を同時に殺害。
激怒し酒呑童子を体に宿した高嶋友奈によって何度も殴られたことで、星屑を放出しながら崩壊した。
- キャンサー・バーテックス(かに座)
体が非常に硬く、強固な盾を複数持ち、盾は勇者を押し潰したり、サジタリウスの矢の反射板にもなる。
蟹らしく攻撃用のハサミも有しているが小さい。
仲良し三人(?)組の中距離&護衛担当。
スコーピオンとサジタリウスのサポートに徹することが多く、攻撃力が低いことを自覚しているのか、基本的に自分からは攻撃しない縁の下の力持ち。
デザインモチーフは『審問椅子』
【結城友奈の章】
第2話と第11話に登場。
スコーピオンやサジタリウスと共に勇者部を追い詰めたが、東郷の銃撃で形勢逆転。
吹き飛ばされてきたスコーピオンに押し倒されていたところを、封印の儀で御魂が露出され、増殖するものの樹のワイヤーでまとめて破壊された。
11話では壁が壊れるという好機の到来により、ヴァルゴ、ピスケス、スコーピオン、サジタリウスと共に壁内に侵入。
ヴァルゴを倒した直後の満開した夏凜の剣を一度は盾で防ぐも、両足での蹴りで盾が破壊され、そのまま切り捨てられる。
【鷲尾須美の章】
第4話に登場。1期2話と同じくスコーピオン、サジタリウスと組んで現れる。
反射板による奇襲攻撃で須美達を戦闘不能に追いやり、銀が孤軍奮闘を強いられた元凶。
【大満開の章】
8話の西暦編に登場、アリエス、ピスケス、アクエリアス、ライブラと共に結界が強化される前の総攻撃を行う。
高嶋友奈に空中へ放り投げられたピスケスを守ろうと盾で割って入り、ハサミでの攻撃を行うもハサミを握り潰され、そのまま勇者パンチを盾で防ごうとするも体ごと貫通され消滅。
- サジタリウス・バーテックス(いて座)
口が上下に二つある貝の様な見た目のバーテックス。
上の口からは高速・高威力の矢を撃ち出し、下の口からは大量の矢を発射できる。
体勢的に片方の口を閉じなければならないため、同時には使えない。
仲良し三人(?)組の遠距離&援護担当。
大量に発射する矢はスコーピオンとキャンサーに刺さっても再生能力により問題ない。
(むしろスコーピオンの尾に刺さると、釘バットの様になって威力が上がってる様に見える)
ただし『楠芽吹は勇者である』内の描写では、星屑は耐えられないらしく刺さると消滅してしまうらしい。
デザインモチーフは『手錠』
【結城友奈の章】
第2話と第11話に登場。
円状の中心から大きい矢を口からは大量の小さい矢を繰り出すのが主戦法。
スコーピオンとキャンサーと共に勇者部を圧倒したが、東郷の復活で形勢が逆転。
スコーピオンとキャンサーが倒された後、封印の儀で御魂が露出した直後に東郷の狙撃を受け撃破された。
11話では壁が壊れるという好機の到来により、ヴァルゴ、ピスケス、スコーピオン、キャンサーと共に壁内に侵入。
スコーピオンを倒した直後の満開した夏凜を攻撃して散華させるも、落下する時の勢いでそのまま切断され、再度満開した夏凜に止めを刺された。
【鷲尾須美の章】
第4話に登場。1期2話と同じくスコーピオン、キャンサーと組んで現れる。
大量の矢を発射する奇襲を行ったことで、隙が出来た須美と園子をスコーピオンが戦闘不能にした。
キャンサーとの連携攻撃で銀に何発も矢を当て、銀が死亡する直接的原因を作っている。
【勇者の章】
第2話に登場。
天の神の生贄にされた東郷の居るブラックホールを守っていた。
- カプリコーン・バーテックス(やぎ座)
地震を起こしたり足の様な四つのドリルを攻撃に使用する。
アニメにおいて勇者部・神樹館・防人・初代勇者の全てのチームと戦っている描写がされたバーテックスは、こいつとピスケスのみである。
デザインモチーフは『三角木馬』
【結城友奈の章】
第3話に登場。
攻撃する間もなく登場してすぐ夏凜の攻撃に遭い、単独での封印の儀で御魂が露出した。
それでもなお紫のガスを出して目くらましをするが、気配で察知した夏凜の刀の一撃で撃破された。
【鷲尾須美の章】
第2話に登場。結城友奈の章では瞬殺され固有能力が明らかにならなかったが、
今回の襲来で「地震を起こす」事が固有能力として明らかになった。
更に飛び上がる事で勇者たちの上を取り、下部に存在する四つの突起をドリル状にして押し潰そうとするも、
園子の「銀が押し潰しを食い止めている間、二人で関節部に猛攻を加える」策で鎮魂の儀が発動。撃退された。
【大満開の章】
4話の防人編に登場。
未完成の状態ながら楠芽吹らの防人隊に奇襲を仕掛け、弥勒夕海子に大怪我を負わせた。
山伏しずくの攻撃で足を切断されるも即座に再生させ、防人の船団にドリルで攻撃しバリアを破る寸前だったが間に合わず、そのまま逃げられた。
- アリエス・バーテックス(おひつじ座)
見た目は羊というよりもナメクジに角と二本足を生やした様なバーテックス。
分裂能力を有しているが、アニメで描写されたことが一度もない。
しかもレオが勇者の能力を見定めるための威力偵察の役割を持っており、常に先行して真っ先に勇者にやられる不憫枠。
結城友奈の章では5話にしか出演しておらず、しかも攻撃する間もなく瞬殺されたので特に影が薄かった。
鷲尾須美の章と大満開の章西暦編でも一撃でやられており、全く活躍シーンがない悲しい奴。
デザインモチーフは『電気椅子』
【結城友奈の章】
第5話に登場。神樹への総攻撃に参加。
まず最初に封印の儀を受けて、その際に露出した御魂を高速回転させて抵抗するも撃破された。
【鷲尾須美の章】
6話でピスケスと共にレオに率いられ登場。
電撃を放って攻撃するも、満開した須美により御霊ごと一撃で葬られる。
【勇者の章】
第2話でブラックホールを守っていることを、レーダーで捕捉されている。
【大満開の章】
8話の西暦編に登場、ピスケス、アクエリアス、キャンサー、ライブラと共に結界が強化される前の総攻撃を行う。
電撃を放って攻撃するも、高嶋友奈の勇者キックが直撃し、体を貫通され消滅した。
- ジェミニ・バーテックス(ふたご座)
バーテックスの中で唯一の人型。
戦闘能力は皆無だが時速250kmで走れ、他のバーテックスと比べても遥かに小型で身長が3m程しかない特殊な個体。
初登場時から変態扱いされ、公式からも完全にネタキャラ扱いされている。
『乃木若葉は勇者である』で現れた時には、対話が出来るかもしれないとして置かれた最高級うどん玉を無視したことにより、勇者たちから「バーテックスは絶対に分かり合えない敵」として認定された。
『花結いのきらめき』のイベントでは(偶然ではあるが)水着を盗んだり、意図的にカボチャを盗んだりするなど、ハッチャケている。
デザインモチーフは『晒し台』
【結城友奈の章】
第5話と8話に登場。
5話では神樹への総攻撃時にレーダーに映らない様に近付き、満開した東郷に発見され何発もの砲撃を軽やかに回避するも、
満開を発動した樹に拘束され討伐された。
8話で最後の残党として確認されたが、即座に友奈と夏凜のダブルキックを受け撃破された。
- ピスケス・バーテックス(うお座)
クラゲを魚みたいに細長くした様な見た目のバーテックス。
特殊な攻撃手段を持っておらず、目くらまし様のガス以外では突進か触手での殴打しかできない。
水中戦が得意で地中でも水中の様に泳げるが、物理的な手段以外の攻撃方法がないため、姿を現してやられることが多い。
アニメにおいて勇者部・神樹館・防人・初代勇者の全てのチームと戦っている描写がされたバーテックスは、こいつとカプリコーンのみである。
デザインモチーフは『頭蓋骨粉砕器』
【結城友奈の章】
第5話と第11話に登場。
神樹への総攻撃をしかけた1体として登場、地中潜伏能力を駆使し東郷を翻弄するが、満開を発動され封印されることなく撃破された。
11話では壁が壊れるという好機の到来により、ヴァルゴ、スコーピオン、キャンサー、サジタリウスと共に壁内に侵入。
他のバーテックスを全て倒した夏凜に奇襲を仕掛け散華させるも再度満開し、地中から引きずり出されて、そのまま切られ撃破された。
【鷲尾須美の章】
第6話でアリエスと共にレオに率いられ登場。
満開した園子を押し潰そうとしたところ、何度も串刺しにされ御霊ごと消滅する。
【大満開の章】
第4話の防人編と第8話の西暦編に登場。
4話では防人隊に対しヴァルゴとカプリコーンと共に奇襲を仕掛ける。
芽吹に頭突きをするも反撃を受け、更に防人隊からの集中攻撃を受ける、ヴァルゴの爆弾をガスで誘爆させて芽吹を攻撃するが間一髪で雀が助けに入り逃げおおせる。
防人隊が乗っている大神ノ足に攻撃を行うもバリアが破れず、そのまま逃げられる。
8話の西暦編では、高嶋友奈に頭突きをするも空中へ放り投げられた。
ガスによる目くらましをするが効果はなく、頭部を貫かれ消滅した。
- アクエリアス・バーテックス(みずがめ座)
水瓶の左右に大きな玉があり、水瓶からは水泡の様なものが常に出ている。
ウォータージェットの様な高圧水流をビームの様に撃ち、浮遊する水球で勇者を捕らえて溺死させる技を使う。
星屑以外で味の評価をされた唯一のバーテックス。
撃ち出した水は銀曰く「最初はサイダーで、徐々にウーロン茶に変わっていく味わい」らしい。
デザインモチーフは『釜茹で』
【結城友奈の章】
第5話に登場
風により一撃でライブラと共に上下に切断されるも、体を再生させレオと融合し「レオ・スタークラスター」の一部になる。
【鷲尾須美の章】
須美達の初陣の相手として1話に登場。
銀を水泡で包み込んで動きを封じるも、根性でそれを飲み干されてしまった。
最終的に須美達の総攻撃を受けて鎮魂の儀が発動。撃退された。
【勇者の章】
第2話でブラックホールを守っていることを、レーダーで捕捉されている。
【大満開の章】
第8話の西暦編に登場、アリエス、ピスケス、キャンサー、ライブラと共に結界が強化される前の総攻撃を行う。
若葉を水で拘束するも脱出され、水流ビームを放つも水流ごと真っ二つに切られ倒された。
- タウラス・バーテックス(おうし座)
『結城友奈の章』第5話に登場したが、全シリーズ通してここにしか出てこない空気。
デザインモチーフは『ファラリスの雄牛』
【結城友奈の章】
頭上の鐘から勇者でも耐え難い音で攻撃するが、樹のワイヤーで鐘が拘束されて音が出せなくなり無力化された。
そのままレオの元へ向かい、レオ・スタークラスターの一部になる。
- ライブラ・バーテックス(てんびん座)
バーテックスの中では珍しく名前通りな姿をしており、ヴァルゴの様に上部に顔の様な模様(º皿º)がある。
自身の体を回転させ、とてつもない強風をおこして勇者に攻撃を行わせず、左右にある分銅で攻撃を行う。
デザインモチーフは『磔』
【結城友奈の章】
5話に登場。
風により一撃でアクエリアスと共に上下に切断されるも、体を再生させレオと融合し「レオ・スタークラスター」の一部になる。
【鷲尾須美の章】
2話に登場。
巨大な分銅を回転させ須美達を寄せ付けなかったが、業を煮やした銀の強引な突撃により大ダメージを負い鎮魂の儀が発動。撃退された。
【大満開の章】
8話の西暦編に登場、アリエス、ピスケス、キャンサー、アクエリアスと共に結界が強化される前の総攻撃を行う。
突風で他の勇者を寄せ付けなかったが、高速で移動する若葉によってバラバラに切り刻まれ消滅した。
- レオ・バーテックス(しし座)
太陽を思わせる様な姿をしている最大最強のバーテックス、顕現した天の神に次ぐ力を有し、他のバーテックスを統率可能なリーダー格である。
知能が高く、戦闘時は必ず他のバーテックスを先行させて後方から様子見して実力を判断し、勇者が不利になる形での戦闘を行う。
さらに他のバーテックスと比べても再生速度が異常に早く、たとえ御霊だけになっても星屑がいる場所では数分で再生可能である。
他の大型バーテックスが約50mであるのに対し、レオは他と比べても明らかにデカい約100mあり、作中でも大きさを度々言及されている。
友奈とは奇妙な縁があり、バーテックスの御霊に直接触れた(人に触れられた)のは友奈とレオだけであり、
精霊を宿した高嶋友奈と満開をした結城友奈という、二人の友奈から決死の攻撃を受けたのもレオだけである。
これは神樹から最高の勇者と認められた友奈と、天の神が創造した完全生物の究極体たるレオという、
双方の神の代表的存在として対になる存在だからかもしれない。
『結城友奈の章』・『鷲尾須美の章』・『大満開の章』の西暦編でラスボスとして登場し、最強の敵としての威厳や風格を備え、
なんやかんやで勇者を殺すことは一度もなかったためか、視聴者からは妙に好印象を持たれていたりして「レオさん」や「レオ様」と呼ばれることも。
なお『結城友奈は勇者である』第11話の放送後にクリスマスを跨いで最終回が放送されたため、
視聴者からは「東郷さんと一緒にクリスマスを過ごしていた」とか言われていたこともある。
ちなみに『鷲尾須美の章』のレオ戦で流れる「花嵐」のイントロは獅子の唸り声に聴こえたりする。
デザインモチーフは死刑の象徴である『車輪』と『ギロチン』
【結城友奈の章】
第5話に登場。神樹への総攻撃をしかけた。
ライブラ、アクエリアス、タウラスと合体し「レオ・スタークラスター」になり勇者部と死闘を展開した。
ホーミング火球とアクエリアスの水泡で勇者部を追い詰めるが、風の満開を皮切りに一転攻勢をかけた勇者部の猛反撃に遭い、行動を封じられる。
封印の儀でレオ・スタークラスターの御魂が露出するが、4体が合体したためかそれは惑星規模の巨大さを誇った。
だが、満開を発動した東郷の巨大浮遊砲台に搭乗して成層圏へ向かった友奈が満開を発動。最後はその一撃で御魂を完全に撃破された。
11話で壁が破壊された際には、大量に壁内に侵入していた星屑が侵攻を止めてでも合体を優先して出現。
神樹を狙う様に誘導した東郷に火球を放つも友奈の勇者パンチで防がれた。
友奈と東郷が揉めている隙に、全ての星屑を吸収し太陽と言われるほど巨大な火球となり、神樹へと突撃するが満開した4人の勇者に止められ、友奈が直接的に御霊に触れた瞬間に消滅した。
【鷲尾須美の章】
ピスケスとアリエスを先行させて、アップデートされた勇者システムと新システムである満開の戦闘方法を後方から確認する。
ピスケスとアリエスを満開で瞬時に倒した須美と園子が散華したのを確認したあと、
対応が困難な程の炎上する星屑を大量に放出しつつ、火球を放つというローテーションで須美と園子を一度ずつ散華させた。
(この戦闘時の火球により大橋は崩壊し、大赦職員だった犬吠埼姉妹の両親を間接的に殺害した。)
満開した園子の突進により体が崩壊し、御霊の状態で結界外へと一時退避して星屑を使った再生を行い、
勇者側戦力が弱った一人だけとなった状況を好機とみるや、20体近い未完成のバーテックスと共に総攻撃を行うも、園子の20回連続満開により他のバーテックス共々全滅する。
【大満開の章】
8話の西暦編の最後の敵として登場、ピスケス、アクエリアス、キャンサー、ライブラ、アリエスによる総攻撃中に出現。
倒されたライブラやピスケスから溢れた星屑が合体することにより出現、巨大さに驚愕していた若葉と友奈を無視して神樹へと向かう。
向かって来た高嶋友奈に対し背面から火球を放つが貫かれ、友奈にによる命懸けの千回勇者パンチによって消滅した。
しかし星屑が再度合体したことにより、ものの数分で復活し若葉と戦った。
なお、原作小説の『乃木若葉は勇者である』では大社の命で若葉・千景・高嶋がレオが完成する前に倒そうとし、怪我が治った直後の高嶋を除く若葉と千景が精霊を宿して攻撃をするが、かすり傷しか付けられないまま火球による反撃が行われ、その威力で勇者たちを絶望させている。
さらに神樹の結界が強化された後に、他の大型バーテックスたちに号令をかけて天の神の結界を張り、四国外での人類存続の希望を根絶した。
- 天の神
生命の頂点であるバーテックスの創造主にして、火と太陽を司る神。
「天の神」という名から単一的な個体であるかの様に思えるが、実際は神樹が人間の味方に付いた神々の集合体であるのと同様に、天の神も人間を絶滅させようとしている神々の集合体である。
顕現した際の姿はインデペンデンス・デイの巨大UFOを彷彿とさせる様な超巨大円盤であり、背面には黄道十二星座の文様が描かれバーテックスの力を使う時に光り輝く。
祟りと同様に勇者を害する一切を防げるチート精霊バリアを無効化し、直接的に勇者に傷を負わせることが可能である。
友奈に対する祟りの内容がえげつなさすぎたことから「ドS神」・「祟り神」・「邪神」と言われたい放題だが、
そもそも人間から天の神へと譲り渡された東郷を奪還したので、これは既に神が所有している物を奪い取ったという形になるため、
一応正当な理由の祟りである(まぁそれにしたって内容は悪質だが…)
なお神とは元来、洋の東西を問わず敬うと同時に恐れるべきものとして考えられており、
敬えば恩恵を、無礼には罰を、というのはあらゆる宗教の神の基本であるため、神が人を祟るという行為自体は普通のことである。
デザインモチーフは内行花文鏡という鏡であり、背面の模様は雲雷文と呼ばれる。
内行花文鏡は、一説には八咫鏡も内行花文鏡の一つとされており、日本書記において八咫鏡と天照大御神は深く関係している。
【勇者の章】
捧火祭で生贄として捧げられた東郷を奪った友奈に祟りを与えた。
祟りは時間を掛けて友奈の身体を焼きつつ同時に寿命を著しく短くさせ、
更に祟りの事を喋ろうとすると聞いた相手にも不幸を訪れさせ、その不幸は神性があるためか精霊バリアすら無効化した。
神樹の寿命が尽きようとしているとして神婚を行おうとした人類に対し激怒、その姿を初めて顕現させた。
空を焼き切るかの様に神樹の結界を破って侵入して来たため、大勢の一般人にもその姿を見られた。
サジタリウスの矢、キャンサーの反射板、スコーピオンの尾、アクエリアスの放水、レオの火球と星屑の召喚といった全バーテックスの能力を使用し
満開した夏凜と樹に加え園子の三人は果敢に防戦するも、天の神の侵攻を止められなかった。
神樹の元に辿り着くも、そこには歴代の勇者や巫女の思いに答えた神樹が全ての力を授けた友奈がおり、
向かって来る友奈に拡散した光線を集束して応戦し、全部のせ勇者パンチを押し返すも、最後は勇者の根性を上乗せした友奈にパワーで敗れ、中心の鏡体を砕かれ、崩壊した。
【大満開の章】
アリエスの電撃とカプリコーンのドリル攻撃を行い、無数のキャンサーの反射板を出現させた直後にサジタリウスの矢を大量に発射する攻撃を行った。
園子と満開した夏凜による勇者の魂と称した決死の攻撃をバリアで防ぐも、防人隊による千景砲の攻撃を受けバリアが破壊され、園子と夏凜の攻撃を中心の鏡面に当てられヒビが入った。
ヒビを入れられたことに苛立ったのか、背面の文様を全て輝かせ強大な熱光線で反撃して核爆発を起こし、周辺の勇者・防人・星屑を見境なく樹海を焼き尽くした。
追記・修正は、12体のバーテックスの御魂を全て破壊してからでお願いします。
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▷ コメント欄
- 興「呼ばれた気がした」 -- 名無しさん (2018-09-06 22:36:07)
- 乃木若葉曰く「とても食えたもんじゃない」らしい。 -- 名無しさん (2018-09-07 13:47:36)
- 大体勇者たちを追いつめてるのサジタリウスが原因な気が済んだけどヘイトがスコーピオンに集中してる不思議 -- 名無しさん (2020-08-21 08:42:05)
- アニメだけ見た自分が何気なくページ開いたら、最初に目に入る文が味の感想だった…何だろうこの気持ち(困惑) -- 名無しさん (2021-05-30 16:49:11)
- ↑↑わすゆとゆゆゆだけならあの3人組の中でサジタリウスがヤバいのは同意なんだけど、スコーピオンはまだアニメ化されてないのわゆでわすゆ以上の戦犯かましてるのがでかい。 -- 名無しさん (2021-06-28 12:38:07)
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*2 発症してしまうとまともに外を歩けなくなる
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