ウツボット

ページ名:ウツボット

登録日:2012/09/04(火) 23:40:17
更新日:2023/08/11 Fri 16:40:47NEW!
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ポケモン うえだゆうじ 愛河里花子 ポケモン解説項目 ポケモン最終進化形 くさ どく 初代 赤緑 第一世代 食虫植物 ロケット団 リア充 ふいうち没収 マイナー ようりょくそ カリン コジロウ ゴウ まきつく マダツボミ ウツドン ウツボット ハエ取り ウツボカズラ nnはtenga率高し あまいかおり コイキング売りのオヤジ リーフのいし フクジ エリカ マダツボミのとう 71 70 69




ウツボットとはポケットモンスターシリーズに初代から登場するポケモン


■データ


全国図鑑No.71
分類:ハエとりポケモン
英語名:Victreebel
高さ:1.7m
重さ:15.5kg
タマゴグループ:植物
性別比率:♂50♀50


タイプ:くさ/どく
特性:ようりょくそ(天候が晴れの時素早さが2倍になる)
隠れ特性:くいしんぼう(通常HPが1/4以下になった時に食べるきのみをHPが1/2以下になった時点で食べる)


HP:80
攻撃:105
防御:65
特攻:100
特防:100(初代)→60→70(XY以降)
素早さ:70
合計:490


努力値:攻撃+3


マダツボミがレベル21になるとウツドンに進化。ウツドンに「リーフのいし」を使うとウツボットに進化する。


■ウツドン


全国図鑑No.70
分類:ハエとりポケモン
英語名:Weepinbell
高さ:1.0m
重さ:6.4kg


タイプ:くさ/どく


■マダツボミ


全国図鑑No.69
分類:フラワーポケモン
英語名:Bellsprout
高さ:0.7m
重さ:4.0kg


タイプ:くさ/どく


■概要


見た目は巨大なウツボカズラそのもの(ただし、蔓の付きかたが異なる)で、
ミツのような香りの溶解液で獲物を誘い、一飲みで口の中に入れた獲物を骨まで溶かして捕食する。
また、蔓を生き物のように動かして獲物をおびき寄せる等芸達者な一面ももつ。


ジャングルの奥地にはコイツばかりいる地帯があり、一度足を踏み込んだら二度と帰ってこられない。
(じゃあなんでそんな地帯があるのを知ってんだよ?と、よくツッコミが入る。きっと誰かに通信・実況しながら入ったのだろう)


1.7mとデカい割にはものすごく軽い。まぁたぶん中身はほとんど空洞なのだろう。


ジョウト地方のキキョウシティには、ポケモン修行のために建てられた「マダツボミのとう」という三重塔がある。
マダツボミを模った像がいたるところにあり、内部で揺れている柱は巨大なマダツボミが変化したものと伝えられている。
野性のマダツボミは生息しておらず、中で修行をしているぼうずが使ってくる。


アニメではコジロウの手持ちとして登場し、出てくると同時に愛情表現として口の中に入れるのがお約束になっていた。よく死ななかったなアイツ。
そしてこの後も彼は手持ちのくさポケモンに毎回痛い目に遭わされるハメになるのだった。



■ゲームでのウツボット


緑版では5番道路から始まり25番道路までの広範囲にマダツボミが、12番道路以降はウツドンも現れる。
赤や青版では代わりにナゾノクサであり出現場所も同じだが、何故かあちらは野生のクサイハナは出ない。


レベル技にどくねむりまひという3種の粉技や当時はチートな拘束技「まきつく」、最強のくさ攻撃技「はっぱカッター」と優秀なものが揃う。
最初の御三家選択でフシギダネを選ばなかった場合、はっぱカッターを使えるのはこの系統のみ。
カスミ戦でもナゾノクサの技が「すいとる(威力20)」なのに対してマダツボミは「つるのムチ(威力40)」なので火力に大きな差が出る。
野生ポケモンの捕獲からトレーナー戦まで幅広く使っていけるだろう。


トレーナーではタマムシシティジムリーダーエリカが先鋒としてウツボットを使うが、上述の通り技が優秀なため敵としても厄介な存在。
最初の御三家選択でヒトカゲを選んでいたとしても、普通に進めているとこの時点で使えるほのお技は「ひのこ」止まりなのでやはり苦戦する。


ちなみにウツボットは初代において最後にデータが作られたポケモンである。
(最初に作られたのはサイドン)


一応ラフレシアとは対のポケモン
…のはずだが、今では明らかに登場頻度で負けてしまっている。


食虫植物がモチーフの割に、特にに強いということはない(一方的に狩られるマスキッパよりはマシだが)。
第一世代のみむしはどくに弱かったが、どくもむしに弱かったので自分はむし技を4倍で食らってしまう。



■対戦でのウツボット


世代によって非常に浮き沈みが激しい稀有なポケモン。


第一世代

当時はくさタイプの技が全て特殊技だったため、攻撃の方が高いコイツの種族値との相性は微妙だった。
しかし当時はほぼ急所に当たるため実質威力110の「はっぱカッター」を使用できたのはコイツとフシギバナのみ。
よって実際はくさ技の火力という点ではこの2匹が突出した存在だった。
フシギバナには「やどりぎのタネ」がない点や素早さ・防御で劣るが、「まきつく」「しびれごな」が使える点で勝る。
当時の拘束系の技は自分より遅い相手を一方的にハメられたため凶悪で、麻痺との併用も効果的だった。
攻撃種族値の高さも「のしかかり」「すてみタックル」「はかいこうせん」等を使う際に活かすことが可能。
過去の入賞者の使用ポケモンが禁止になった99年公式大会では、ドわすれヤドランへのメタとして注目を集めた。
(フシギバナは97カップのファイナリストが使っていたため使用不可だった)


どくの攻撃技は「ようかいえき」と貧弱だが、はっぱカッターが強力なため問題にはならなかった。


上記の通りむしとりポケモンだが、この世代ではむし4倍である。
もっともむし技使いがスピアーパラセクト程度なのでまともに戦えばむしろ狩る立場ではあるが。


VC版環境ではフシギバナと同複合タイプ枠の需要を二分するようになり、評価が実機版当時より高くなった。「つるぎのまい」による崩し、「まきつく」によるハメがフシギバナとの差別化点。
とはいえランダムエンカウントのこちらよりも固定エンカウントのフシギバナの方が厳選を楽に行えるので、どちらかというとヘビーユーザー向け(そもそもVC版第一世代の厳選自体ヘビーユーザー向けなのだが)。


第二世代

急所率見直しによる「はっぱカッター」の弱体化に加え、くさ半減&どく無効のはがねタイプが出現。
さらにじめん等倍だったため猛威を振るっていたガラガラを止め切れず使用率激減。


一応、「ギガドレイン」「ヘドロばくだん」「めざめるパワー」を得たことで攻撃技自体は以前より充実している。


第三世代

特性が付くようになり「ようりょくそ」を得るも、コイツより足の速いくさポケモンは結構いたため、あまり注目されなかった。
ジュカインが登場したのも痛手だった。


第四世代

ダイパで技の物理特殊判定がタイプではなく技ごとになった結果、
覚えるどくタイプの技が軒並み特殊になってしまった上に、
くさの物理技もロクなモノが無いという状態となってしまい、種族値に反して特殊型での運用が基本という悲しい扱いに。


しかし


プラチナで念願の「リーフブレード」や「ふいうち」を手に入れ物理型での運用が可能に。
タイプを自由に選べる「しぜんのめぐみ」も攻撃範囲が狭いウツボットには嬉しい。
さらにHGSSでは遺伝で「ウェザーボール」を覚えられるようになったことで晴れパでの爆発力が上昇した。


第五世代

目立った弱体化は少ないもののシャンデラウルガモスが現れたことで迂闊に晴れパに組めなくなった。
一方で、隠れ特性キュウコンの登場で晴れパ自体は作りやすくなった為、使い勝手は良くなった。
また「せいちょう」が、晴れ下なら攻撃と特攻二段階アップ、と強化されたので、攻撃性能が高まった。
地味に遺伝で「パワーウィップ」を習得している。
特性で天候を変えてくるポケモンに対してそこそこ強いので、現在はチェリムと共に晴れパの守護神を務めることが多い。
「アンコール」で先制縛りも出来るので流し性能もそこそこ。


しかし


第五世代から眠りターンの仕様変更でせっかくようりょくそで先手を取ってねむりごなから剣舞やせいちょうを積んでも積んだターンに起きられて簡単に落とされてしまったり、
第四世代でせっかく習得した「ふいうち」も、第五世代のみの環境だと教える事ができない為、
隠れ特性との両立も出来ず仕舞いで結局はかなり逆風である。


実はふいうちがかなり読まれやすいのは内緒


第六世代

特防種族値が10上昇し70に。
どくタイプであるため、新タイプ「フェアリータイプ」に対して優位に立ち回れる。
さらにタマゴ技で「ゲップ」「アシッドボム」を新規習得した。


さらに「はたきおとす」が強化。
くさ・どくに耐性を持つはがねあく技が等倍になったことも追い風に。


しかし


天候特性が5ターンに制限され晴れパでの使用が難しくなり、
さらに粉系の技がくさタイプに効かなくなるという逆風も。


第七世代

「どくづき」を習得。意外なことに今まではなぜか覚えられなかった。これにより物理型も攻撃の幅が広がった。
前世代で草虫格闘を駆逐した天敵ファイアローが激減し、フェアリーが環境に蔓延っているため、かなり動きやすくなったのではないか。
USMではタマゴ技として「ちからをすいとる」も習得。ネマシュ系統から遺伝させよう。


第八世代

リストラ
しかもモロバレルが「鎧の孤島」で帰ってきたせいで草・毒複合唯一のリストラになってしまった。


リメイク版であるBDSPでは無事登場。
今作ではウェザーボールの技マシンがないためフシギバナなどが覚えられなくなったところを、こいつはようりょくそ持ちで唯一使える個性を得た。


しかしメインシリーズには結局出られないまま、一つの世代を越えてしまう。そして


第九世代

リストラ継続。一体ウツボットが何をしたと言うのか。


しかし、SVのくさ・どく複合はモロバレルを除いて総リストラされている為、不遇度はそれなりに抑えめ。


■アニメでのウツボット










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  • XYで種族値増えたりアシッドボムやゲップ覚えたりとこれまた地味に、それでも着実に強化されてるのがポイント。同じくダイパで超不遇扱いされてたけどプラチナから段々強くなったゴローニャさんみたいだ -- 名無しさん (2013-12-27 21:54:29)
  • 進化前のマダツボミはアニメでは侮辱の意味で使われることがあるんだよなぁ。ムサコジがサトシに言うのはお前らが言うな状態だが。 -- 名無しさん (2014-04-25 12:27:10)
  • フクジのウツドン大活躍だったな。ヒノヤコマとルチャブルに連勝するなんて。 -- 名無しさん (2015-01-29 23:56:47)
  • ヒヨクジム戦面白かった! つかジャンプ力すごすぎww よくあのツタに届いたな! 余りの強さにカントーリーグの時に対決したマダツボミ思い出したw -- 名無しさん (2015-01-29 23:59:32)
  • コジロウのウツボットが役立たず呼ばわりされて交換出されたのが可哀想だったわ。「いやいや、コジロウに噛みつきはするけどポケモン眠らせたりとか戦闘でピカチュウ倒しかけたりとか結構頑張ってたやんけ!」って思ってた -- 名無しさん (2017-11-24 13:22:10)
  • なんでこいつがレイドでランク4なんだよ -- 名無しさん (2017-11-24 13:29:17)
  • 意外と素早さ高いなこいつ -- 名無しさん (2018-06-04 20:04:43)
  • 変に耐久に振らないで素早さに振ったら無駄は無いんだけどな… -- 名無しさん (2020-11-06 09:52:38)
  • 何故かウィップや毒突きを中々貰えなかった 折角ならダストも覚えてもいいのよ(中身吐き出す的な意味で) -- 名無しさん (2022-06-05 08:35:29)
  • GOの対戦で超火力はっぱカッターで敵をガンガン薙ぎ倒していく姿は初代の再来に見えなくもない。 -- 名無しさん (2022-07-20 18:46:52)
  • 初代ポケモン音頭で特に理由はないけど「そこどいて」と言われてたな -- 名無しさん (2023-03-25 11:52:21)

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