神殿

神殿(と医療関係まとめ)

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◆神殿

・王都北東(王城近く)にある宗教施設/医療機関

・奇跡/癒しの力を司っている

・病院/診療所や治療薬で追いつかない重い症状を、神官の再生魔法で治療する施設

・宗教施設として結婚式/葬式/墓地も管轄している

・宗教としては「良心にそって生きよ」的なゆるい教義で、政治には一歩引いたスタンスで運営されている

・神殿(本館)/治療館がある

・本館横は葬儀エリア(手遅れ/死を待つ者のための部屋も含まれる)

→手遅れ患者にはひたすら睡眠魔法が施されたりなどする

・運営資金は治療費/寄付でまかなっている

・ホワイトスライムがいるという伝説がある

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◆設備

・看護馬車

衝撃吸収材マット/温熱座卓/毛布やポーションなどの救急用品完備

エラルド「最高！」

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・怪我は神殿の管轄(救護院でも受けられる)

※救護院にも定期的に神官が巡回しており、治癒魔法を受けることができる(重篤症状は神殿へ)

・病気は病院/医者の管轄

※医術は現在研究発達段階

→治療魔法は等級により病状をしのぐのみで、根本的な治療には至らず、完全回復は難しい場合がある

・腹痛や風邪などの身近な症状は主に病院や薬頼りとなる

→薬は医者も作れる

・歯医者などの専門医も存在する

→歯医者で(削るなどの)文化的な虫歯治療も一般的に普及している

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◆薬師ギルド

・薬も広く普及している。

・薬師ギルドを通して管理/販売したり、病院へ薬を預け医者が処方する場合もある。

→汎用的な薬効の調剤がメイン？

※2〜3種混合や個人の症状に併せた調剤を薬師ギルドに依頼すると高額となるため、医者が自身で薬を作成する事も多い

→新薬の開発や普及度合いによって開発者が叙爵されることがある

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◇登場した薬

・流行病の特効薬→棘草魔が材料/濃い紫色の粉薬

・痛みをぼかす薬湯→完全な麻酔とはならない

・便秘薬→飲みすぎると大変なことになる

・汗止め→貴族の隠しアイテム。余裕と優雅さを演出する

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・発症(怪我なども含む)から7日経つと状態が固定されてしまい治癒魔法が効かなくなる

・神官/魔導師は王都から離れると、いないか少なくなるため治療が間に合わないケースもある

→治癒魔法持ちは希少かつ貴族に多いため、王都から離れるほど少なくなる

→地方を統治する貴族のところに最低人数は所属するものの、強い治癒魔法が使えないこともある

→地方の神官は神殿から派遣されており、感謝と今後の派遣依頼のため、冬祭りに合わせて領主/領主代行が寄付を納めに王都へやってくる

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王城に関しては、近衛隊？に治癒魔法使いが魔導師として所属している

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⬛︎神殿販売物と価格

◆回復薬

※使用期限があり、期限が近いものは少々安く買える

→王城のハイポーションは10日前後が期限？

・ポーション→大銀貨5枚(約5万)

→炭酸のぬけたラムネ/ハッカ/青臭い/とりあえず不味い

飲み薬のようだが、患部に直接塗布しても効果は発揮する模様

汎用回復薬

毒や呪いには効かない

吐いても多少は効果がある

※オレンジジュースや砂糖たっぷりのパン粥に混ぜると味は誤魔化せる模様

・ハイポーション→大銀貨15枚(約15万)

→ポーションを3段階濃くした味/えぐみがすごい/とても不味い

→青に銀の飾りがついたガラス瓶

※素材となる薬草は1本金貨1枚以上で取引される

瀕死の重症は延命させるのみで完治はできない

・魔力ポーション→金貨2枚(約20万)

→渋柿を水に薄く溶かしたような妙な渋み/とりあえず不味い

・おいしいポーション

→薄いリンゴジュースのような味

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・浄化の魔石(価格不明)

→他の魔石よりも稀少で高価

◆結界石

・魔物を寄せ付けない効果がある

・防御の魔法が入っており行使することで、物理攻撃・魔法攻撃をある程度弾くか、減じる

◆治療(再生)

・失明→金貨12枚(約120万)

・視力回復→両目で金貨1枚(約10万)＋気持ち程度の寄付

→屈折矯正のため魔力で角膜を削り治癒魔法を施す

・目周りの重度火傷→金貨3〜4枚(約3〜40万)

・肘下(手首下？)再生→金貨クラス

・魔力過多症治療→1日大銀貨5枚(約5万)

→魔力を散らし、元の状態に戻す/一部の神官や魔導師しか使えない

・重度の虫歯/どうしようもない親知らず→結構高い

・魔付きの解除→金額的に支払いが厳しい場合は神殿に相談すれば分割払い/代替労働で支払うことも可能

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⬛︎治癒魔法

神官/適性のある魔導師どちらでも使える

魔物や魔付きには魔力干渉があるのか効かない(ポーションで対応する)

使用には集中が必要

・二日酔い

・四肢再生→骨が伸び筋や血管などが這うように再生し皮が張る/断面が綺麗な方が再生しやすいのであまりに傷口がひどい場合は以下略

・骨折擦り傷など→普通に治せる

・水虫→治せる(浄化の魔石でも治せる)が、症状を治すのみなので菌が残っているとまたかかる

・風邪による喉の炎症→治せるがあくまで炎症治療のみであり、菌やウィルスによるいわゆる病気の類いは治癒魔法の管轄ではないようで、すぐに再発してしまう？

※下がった免疫力が回復するわけではないので再発するのかも？

・骨の歪みや老化、無理の積み重ねには無効

・頭づまり(脳出血や脳梗塞的な物)→初期対処が重要であり、治療もおそらく完全回復クラス

※治癒魔法やハイポーションで大抵の怪我が治せる作中において、「心臓止まり」(心筋梗塞/心不全？)と並んで命を脅かすとして恐れられている

◆魔法の種類

・治癒(ヒール)/高度治癒(ハイヒール)/完全回復(パーフェクトヒール)

・解毒(アンチポイズン)/睡酔解除(アンチマルディ)/鎮静(セデーション)

・覚醒(アラウズ)/睡眠(スリープ)

→睡酔解除/鎮静(エラルド版)はエリア行使が可能の様子

・浄化

・完全回復→神殿の大神官/王族つき上級魔導師等しか行使できない上に見返り報酬は高額でコネも必要

→四肢再生は討伐部隊では頻繁に使われるようなので完全回復ではなく高度治癒っぽい？

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※治癒魔法を受けた後は体がだるくなる

※貧血は治らない

◆虫歯について

・庶民の歯医者では痛みをぼかす(弱い麻酔効果)薬湯を飲んでから半睡眠状態で施術されるがそれなりに痛い模様

・痛みをごまかすユニコーン素材の魔導具で虫歯治療から逃げ回っていたどこぞの次男殿下はハムスター状態になったらしい

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⬛︎神殿契約

・大神官が宣誓者に誓いを遵守する魔法を施す契約の儀式。宣誓者は己の血液で署名する

・主に貴族の取引に用いる

・契約の際は条件を指定することができる

※姓名が変わっても失効することはない

・契約者が条件に心から同意しないと契約締結できない

・契約内容は書類2枚に控えられる

→この書類は解除や条件変更の際にも必要となり、紛失/消失すると解除は不可能となる

・費用はそれなりにかかる(金貨クラス)

→最下ランクの「声が出なくなる/筆記も不可」は金貨4枚(約40万)＋いくらかの寄付金

・神殿契約の拘束力は、「声が出なくなる」「動けなくなる」「耐えがたい痛み」「心臓停止」など何段階かに分かれている

→例として守秘の場合声に出せなくなり、筆記などもできなくなる(神殿契約であることは伝えられる)レベルを上げた契約になるとここに呼吸が止まるなどが追加される

※神殿契約をしても契約者が持つ魔力には影響しない

◆上位契約

高魔力の罪人に課されたことがある　執行者の命令で強制的に心臓停止することが可能

※ヨナスが命令執行者をグイードに指定し契約している

※ヨナスは上記控えを契約後即焼失させ、絶対に解除させない覚悟を見せた

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⬛︎神官

・神殿長/副神殿長(4名)/一般神官

・神官は食事・酒は自由、結婚もできる

・人間に対して攻撃魔法が使えない（自衛で魔物や障害物には可）

・神殿勤務者は爵位も家も関係なく、神官位のみで上下が決まる

・神官服を着ているときは、あまり姓を名乗らない（必要なときや聞かれたら話しても構わない）

・法衣＋刺繍入りストールは役職つき(色で位階がわかる)

※位階は 金>銀 で通称金襟/銀襟とも呼ばれる

・神殿勤務の他、魔物討伐部隊の遠征同行等肉体労働もこなす

・討伐部隊同行→遠征に耐えうる体力と一定以上の治癒魔法を持つ男性神官が参加可能

※別途手当が出たり出世に関わるが人気がなく、指名制のようになっていた

→ロセッティ商会が関わり遠征環境が諸々改善されてからは希望者達によるジャンケン勝利者が行くようになった

・治癒魔法は他の魔法より、術者の加減が利かないことが多い。

・無理を押して魔力を使いすぎて倒れたり、そのまま亡くなる神官もいる。

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◇神殿長(金襟)

髪:白の長髪/目:濃紺

その他:白蝋のような肌/皺/顔は整っている

・神殿長室裏の小部屋に白木の温熱卓と魔羊の上掛け/敷物/衝撃吸収材入りクッションを完備している

・エラルドの保護者のような存在

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◆神殿騎士

神殿/神官の護衛騎士

神殿は生と死が入り乱れる場所であり、救いを求める人が訪れる場でもあるため、利用者に不安を与えないため自身の平静を保つ訓練を行なっている。