登録日:2010/01/22(金) 17:49:34
更新日:2023/08/07 Mon 15:17:12NEW!
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愛ある拳は、防ぐ術なし!
漫画『ONE PIECE』の登場人物の1人。
●目次
【プロフィール】
本名:モンキー・D・ガープ
通り名:ゲンコツのガープ、海軍の英雄
所属:海軍
肩書:海軍本部中将
年齢:76歳→78歳
身長:287cm
悪魔の実:なし
覇気:武装色、見聞色
出身:東の海 ドーン島 ゴア王国
誕生日:5月2日
血液型:F型
好物:せんべい、カレー
主な部下:ボガード、コビー、ヘルメッポ
CV:中博史
【概要】
海軍本部所属の海兵で階級は中将。
主人公モンキー・D・ルフィの祖父かつ、革命軍総司令官モンキー・D・ドラゴンの父親。
ルフィがそのまま年を取ったような容貌と性格の持ち主で、初登場時は犬の被り物をしていた。
通称“ゲンコツのガープ”だが、大抵の場合、ロジャー時代の海軍の功労者として“英雄ガープ”と呼ばれることが多い。
ガープの全盛期を知るドン・チンジャオからは「かつてのガープは海賊たちにとって悪魔そのものだった」と評されており、昔は“海賊王”ゴールド・ロジャーを幾度となく追い詰めたり、海軍を攻めにきた金獅子のシキをセンゴクと共に大監獄インペルダウン送りにしたりと多くの大海賊達相手に大活躍していたため、海軍の「英雄」として未だ海兵達の憧れとなっている。
38年前には、ロジャーと共同戦線を張り、ゴッドバレー島にて、後に四皇となる若き日のリンリン、カイドウ、ニューゲート、シキをも従え、当時世界最強の海賊と謳われていたロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団を討伐。
この戦いは政府によってガープ一人の功績と喧伝され、ガープが“海軍の英雄”と呼ばれるようになったのもこの一件がきっかけである。
そしてこれ以降も様々な英雄伝説を重ねていった。
【人物】
◇フリーダム
ルフィと同じく…もしくは上回る位自由な性格。中将というかなり高い地位に居ながら堅苦しさの無い明るい性格に惹かれる部下も多い。
孫のルフィはともかく血の繋がりがないエースにもなぜか見られる、なにかの作業中に突然熟睡するクセはどうやらガープ中将から受け継がれているらしく、敵に切られる、海賊になったルフィを叱責する時さえうっかり寝ている(その時はルフィも寝ていた)。
元海軍元帥センゴク・大参謀つる中将とは同期で、海軍の古株でもあるため、大将以上に対してもフランクに接する。
大将クザンの恩師でもあり、彼は若手時代からガープを尊敬し続けている。
若い頃からフリーダムな性格だったようで、問題を起こす度にセンゴクやつるの世話になった模様。
ロジャーと戦うために出撃したいからとおつるさんに乗船を頼んでも、「すぐ船を壊すから船に乗せたくない」*1といわれていた。しょっちゅう自分の船もダメにするほど暴れていた様子。
ただルフィと同じくフリーダムだからといって人の頼みは全く聞かないわけではなく、むしろ部下との関係も緩やかで、敬語を使われてはいるものの、雑用がやるような仕事を平然と頼まれるぐらいには部下と一緒にやったりする。
非常に天然で、護送任務中にうっかり立ったまま寝たり、ルフィと再会した際はルフィの父親がドラゴンだとうっかり漏らしてしまったりした。のちに映画版で孫も同じことをやらかす。
◇教育方針
一方強くするための鍛錬...という名のスパルタ教育を通り越した訓練を施し、例えまともに戦えない使い走りだろうと子供だろうと全く容赦なく叩きのめす。(少なくともガープ中将以外から見たら)
例えば幼い頃のルフィに
- 谷から突き落とす
- 夜のジャングルに放り出す
- 風船にくくりつけてどこかに飛ばす
等と、児童虐待の常習犯も真っ青なサバイバルの教育を施していた。
そのせいでルフィは完全にガープのことがトラウマになってしまって、今でもガープに逆らうことができない。
しかし、本人曰くこれらは全て強い男にしようとしてやったことであり、殺す気などは一切なかったとのこと。
一応並の大人相手に打ち勝つぐらいには強かったエースやサボをルフィ以上に(木が枝のようにボキボキ折れる感覚で)叩きのめした結果、本気で死を覚悟し急遽移住を決意した。
コビーとヘルメッポに至っては完膚なきまでに叩きのめされて気絶していた。よく生きてたな...
只、一般人と変わらない身体能力の二人を海軍将校にまで鍛え上げたあたり、師として能力も一流。
実際、ルフィとガープの過去の話を聞いたサンジは「ルフィの底知れない生命力の根源を見たような気がする」と感想を述べており、スパルタ教育は無駄にはならなかったようだ。
◇息子・孫との関係
ウォーターセブンに来た時点で以前ローグタウンでドラゴンがルフィを見送ったことを知っていた(と言うか、ドラゴン本人から聞いたっぽい)ことから、どこかでドラゴンと会う機会もあるのかもしれない。ある意味この考え方は息子や孫にも引き継がれている。
海賊に対する姿勢は一般の海兵同様「同情の余地無し」と徹底しているが、親類縁者には甘い一面がある。
ルフィには上記のようなスパルタ教育を施しているが、ガープ的には孫に愛されたいらしい。
またルフィやエースたちには海賊ではなく自分と同じ海兵にさせるべく特訓(物理)していたが、いざルフィたちが自分の思惑から外れ海賊になってしまった時は激怒していた。*2
その一方で、孫の成長そのものは嬉しいらしく、王下七武海のゲッコー・モリアを倒すといったルフィの活躍には度々「さすがはわしの孫じゃ」と喜んでいる。
ルフィがインペルダウンに侵入した時など、その報告を受けたセンゴクに烈火の如く怒鳴られるも全く意に介さず、
それどころか煎餅の袋を小脇に抱えたまま誰にともなくサムズアップ、涙を流しながら大爆笑していた。んなもんだからセンゴクに煎餅を全部奪われる
だが、ルフィがマリンフォード頂上戦争に乗り込んできた際には、ルフィの命が危ういためかさすがにかなり動揺していた。
息子達の方もなんだかんだで自分達を思う気質は感じとっているらしく、一定の信頼を得ている。本人はそれじゃ満足できないんだろうが…
◇天竜人が嫌いな英雄
天竜人に対しては天竜人になりたいと言うステリーに対して真顔で「あんなゴミクズ」と言う等、彼らに良い思いを抱いてないようだ。*3
現役時代はその高い実力から、27年前の元帥コングから大将になるように言われることが何度もあったが「自由にやるにはこれ以上の地位はいらん」という理由でこれを断り続けた。
これも実は、海軍本部大将は名目上「世界貴族の直属の部下」*4になってしまうため、それを避けたいという個人的な思惑もあった。
天竜人・一部の世界政府関係者から快く思われていないことは容易に想像でき、挙げ句息子は革命軍のリーダーで孫達は海賊と身内が犯罪者のオンパレードと言っていい状況下で、
世界情勢等も踏まえればいくらでも理由をつけて処刑されていてもおかしくない筈であるのに、身内の素性が明かされても尚、「海軍の英雄」と称えられ、やりたい放題な辺り、
世界政府も無視できない程の全盛期の凄まじい経歴や未だ衰えない影響力の高さが伺える。
盟友のセンゴク曰く「あれだけ世界貴族嫌いと態度に示して、消されないのは実績と人望ゆえ」*5とのこと。
…それもあるが、後述のことをふまえると消したら消したで戦力として大損失は免れないし、それを察して海軍から脱走し、海軍や政府に敵対したらそれ以上にヤバいことになるのは目に見える。
海軍と全面衝突する覚悟を決めて集った白ひげ海賊団を持ってして、一撃を見舞いつつ姿を現すだけで一定数が萎縮するのだから、
海軍に健在という事実だけでその影響は計り知れない。海兵として海賊をきっちりシバいてくれれば多少のことは見逃すほうが損害も最小限で済んだのだろう。
実際(表向きの)世界政府最高権力者である五老星の1人も、ルフィの暴れっぷりを鑑みて「ガープの孫といえば妙に納得だが」と発言しており、実力と実績を認められているのと同時に、素行については半ば諦観されてもいることが窺える。
◇職務への誇り・信念
フリーダムなスタンスが目立つが、海兵という仕事自体には強い誇りを持っている。
ロックス海賊団を壊滅させた一件は当時の情勢から偉大な功績であるはずだが、海賊であるロジャーと手を組んだため、そして結果的にとはいえ天竜人とその奴隷を守ったため、苦い思い出になっている。
マリンフォード頂上戦争の際には、海兵としての誇りと家族を救いたいという葛藤に苦悩し涙まで流しながらも海兵としての職務を全うせんとした。
戦争中は、流石の彼もエースの処刑に苦悩したり実力が足りないルフィの乱入に大きく取り乱したりしながらも、最後は海兵としてエースを奪還しようとするルフィの前に立ちふさがった。
また、単純馬鹿では無く、多くの国々がいがみ合っている現状について、「例えどれだけ人々が憎み合っている状況だとしても、血が流れないなら自分はそれを“平和”と呼ぶ」と、非常に厳しいながらも現実に即した「平和」に関する持論を持っている。
ドラゴンに正義感は受け継がれたようだが、現時点で世界で人々を苦しめている主な要因は、「世界貴族」が支配する世界政府と、その政府の方針によって政府未加盟国や滅んだ国などからも増加している「海賊」にあり、目の前の悪を倒す現実的な正義をなそうとしたのがガープで、困難だが抜本的な改革を政府の外から行う正義をなそうとしているのが革命家ドラゴンと言える。
【戦闘能力】
強者はほぼ能力者であることが多いこの漫画では数少ない非能力者で作中最強クラスの実力者。
覇気の使い手であるため、ゴム人間であるルフィや、自然系能力者にもパンチでダメージを与えられる。が、ルフィ相手には覇気無しでも愛ある拳で十分。
現役時代の実力は大将に遜色なかったようで、25年前の元帥コングから大将になるように言われることが何度もあったがこれを上記の理由から断り続けた。
野球のボールみたいに大砲より速く砲弾を投げつけたり、軍艦並みの大きさの鉄球(推定数百万t)を軽々と投げるなどとんでもない怪力を持っている。
本人曰く『歳を取ってパワーが落ちた』らしいが、それでも十分に強すぎる。
「ゲンコツ」が異名になっているようにその拳の威力は凄まじく、後に四皇ビッグ・マムや百獣海賊団最高幹部二人を相手取り、世界屈指のパワーファイターの攻撃を雨あられと受けてなおもその場に留まる余裕を見せる耐久性を誇る「不死鳥」マルコに対し、横薙ぎの一撃で首をあらぬ方向に曲げ、踏ん張る抵抗も許さず吹っ飛ばす破壊力であっさり退けてのけた。
おまけに乱戦で警戒しているであろうマルコの見聞色をかいくぐってることになる。
このジジイホントに衰えてるのか……?
ちなみに全盛期の頃、ウォームアップとして山をサンドバッグ代わりにして8つほど粉砕した事があるという。
んなアホな...と言いたいが現在の四皇、ワノ國過去編で判明したロジャーの化け物っぷりを見るに決して誇張ではないのだから恐ろしい。…コイツ然りバスターコール然り地図業者からしてみたらたまったものではない。
使用技
- 拳骨隕石
大砲の弾を直接手でつかみ、そのまま相手に投げつける。
普通に大砲で撃つより弾速が早く、威力も高いという無茶苦茶な技。
しかも全盛期はこれ以上のパワーだったらしく、最近は「年のせい」で威力が下がっているらしい。
これで威力が落ちたなんて言ったら全盛期はどんだけだよ!?
- 拳骨流星群
上記の拳骨隕石を次々に連投する。
「1000発くらい」なら現在の体力でも連投できるというから驚きである。
砲弾が尽きるまで続けられる猛攻に、並みの海賊船では到底耐えきれない。
- 特大鉄球(技名不明)
ただでさえでかい海軍の船よりばかでかい鉄球を投げつける。
あまりの規模に普通の船だったら逃げる暇さえない。
なんやかんやこの世界でも質量攻撃はだいぶ有効なので、投擲速度+落下+超重量のこの大鉄球は海戦において「使われたら終わり」ぐらいの反則的力技だと推測される。いったい船のどこに積んでたんだコレ。
- 拳骨衝突
黒い稲妻のように迸る莫大な覇気を込めた渾身の鉄拳を打ち下ろす。
拳が直撃せずとも、上空から放った際の覇気による余波だけでちょっとした町が壊滅するという出鱈目にもほどがある威力と攻撃範囲を誇る。
これだけやってなおガープは技の威力に納得がいかないらしく「すっかり衰えた」と明言。
ちなみにライバルのロジャーは20数年前当時の白ひげと武器が触れずに覇気のぶつかり合いで島全体を震撼させており、それをふまえるとガープも同じことができた可能性もあるため、あながち間違いでもなさそうである*6。
そらあのチンジャオも「悪魔」といいたくもなる。
- 海底落下
覇気を纏った素手で相手の頭を鷲掴みにし、そのまま地面に投げつけると言うかなりの荒技。
【来歴】
◆東の海編
表紙連載『コビメッポ奮闘日記』で初登場。この時は犬の毛皮の帽子を被っているため顔は見えない。
“斧手のモーガン”の引き渡しを担当していた。引き渡し中にモーガンが暴走し、斬られる。
……が、ガープはこの時寝ており斬られたことに気づいていなかった(アニメでは徹夜でドーナツ喰い続けの記録を更新中で寝不足だったと語っており、登場時から居眠りしていた)。
息子ヘルメッポを人質に逃走しようとするモーガンへの砲撃を阻止した(この際、大砲をチョップで叩き切っている)。
その後ヘルメッポとコビーを自分の部下として引き取り鍛え上げる。
◆偉大なる航路編
ウォーターセブン編
エニエスロビーとCP-9を壊滅させてウォーターセブンに滞在していた麦わらの一味の所に現れ、この時初めて帽子を脱いで素顔を見せる共にルフィの祖父だと判明。
訪問の理由は孫の顔見たさとコビー&ヘルメッポとルフィを会わせたいというもので、前述の修行の成果もあり、コビーは六式の内“剃”を、ヘルメッポは剣術をそれぞれマスターしており、二人はルフィ、ゾロと手合わせし多少対抗したもののあっさり敗れた。
その後、登場時に「かっこいいから」という理由で自分が無駄に壊した壁を部下と一緒に修理しつつ、ルフィたちと雑談していたが、その最中にルフィの父がモンキー・D・ドラゴンだと(うっかり)明かしてしまった。
一通り話終えた後ガープ自身はルフィと話が出来て満足しそのまま帰ろうとしていたが、電伝虫でうっかり「孫だから(見逃す)」と報告してしまったせいで怒られ出港直前の麦わらの一味を攻撃。
前言撤回する形になった詫びとして自分一人で戦うと宣言したうえで拳骨隕石などを用いて追い詰めるが、サウンザンドサニー号の風来バーストで逃げられ、船に便乗していた青キジと共にそれを見届け海軍本部へと帰還した。
マリンフォード頂上戦争編
以下ネタバレ
実はエースはガープの長年の宿敵である海賊王ゴールド・ロジャーから託された子供だった。
エース誕生直後に亡くなった彼の母から身柄を預かり、そのまま知り合いであるダダンに預け、育てさせた。
ルフィとエースに対して抱いていた「二人を強い海兵にしよう」という思惑も、自身の職業であるという以上に「出生を理由に罪人扱いされかねない二人を守るため*7」ということが大きかったのだが、
二人が揃ってその道を外れよりにもよって海賊になってしまい、どう足掻いても二人の命が狙われる点を苦々しく思っていた。
頂上戦争の直前にはインペルダウンに収容されたエースと面会。
海兵としての職務を全うするという決意の示す一方、エースへの家族の情から涙を流す一面を見せた。
白ひげ海賊団との戦争では序盤は後方で静観していたが、エースのもとに行こうとするマルコを拳で退け、出陣した三大将に代わって死刑台前の防衛に当たる。
直後に突撃してきたルフィと一騎討ちになり立ち塞がり互いの立場を宣言し拳を交えようとしたが、ガープ自身はエースとルフィへの情からくる迷いのせいでルフィを殴るのを一瞬ためらったことで逆に殴り飛ばされ敗れてしまった。
そして、エースが赤犬に致命傷を受けた際には自分の感情を抑えられなくなり、赤犬を殺しにかからないように自分を押さえつけてくれるようにセンゴクに頼んでいる。
その後はセンゴクと共に世界政府を裏切った黒ひげらと交戦し足止め。
そして戦争の最終盤に参戦したシャンクスに対しては「ルフィを海賊の道に引きずり込んだ男」として明確に敵意を向けていたが、結局彼の参戦を機に戦争は終結し生存した。
頂上戦争後
戦争後にフーシャ村に寄ったときは、「なぜエースを見殺しにした」とダダンに責められ、敢えて殴られた。
さすがに戦争後は白ひげやエースの死に思うところがあったようで、中将の肩書きだけそのままに前線から下がり、若手の教育のためにのみ海軍に残ることとなった。
このことは総帥コングをはじめ、多くの政府関係者を驚かせた。
◆新世界編
世界会議・ワノ国編
世界会議では黒いスーツを着込みリュウグウ王国の送迎を行う。自由に動けないこともあってか、深海は流石に苦手な様子。
ルフィの祖父ということもあり彼に似た性格のガープは、ネプチューンをはじめとする王族から信を置かれていたらしく、ネプチューンやしらほし姫から相談や質問を受け、特にしらほし姫とは笑顔で手を振り別れた。
一方で、出身国の国王ということで偉ぶるステリーに対しては、クソガキ扱いした。
その後は王族を送り届けた他の将校らと会食。ここで桃兎や茶豚が原作で初登場する*8。
その後「ロックス」とはロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団であることが判明、そのメンバーも一枚岩ではないものの若き日の白ひげ、ビッグマム、カイドウ、シキなど後に世界にその名を轟かせた錚々たる面子が名を連ねていた。
そしてその強敵をガープが居合わせたロジャーと共闘し、これを打ち破ったことが「海軍の英雄」と呼ばれるようになった所以であった。
ロジャーはエースを託した際にガープを「お前は仲間並みに信用できる。」と信頼していたが、長年の顔馴染みだけでなく成り行きだったとはいえ強敵を打ち破るために背中を預けたことがあったことも関係していると思われる。
未来島エッグヘッド編
ボア・ハンコックの拿捕に向かったコビーが黒ひげ海賊団に拉致され生死不明となり、ヘルメッポやひばりと言った海兵達が心配する中、軍艦に乗って海軍G-14支部のドールに通信を入れ、海賊島ハチノスに向かいコビーの救出を行う事を宣言する。
その後、彼に賛同したSWORDの隊員や協力者と共に、軍艦ごと空をかっ飛び、上空から本島へ突入するという奇策でハチノスを強襲。
挨拶代わりと言わんばかりに「拳骨衝突」を繰り出し、一撃で眼下に蔓延る無数の海賊を町ごと撃滅した。 あんまり規格外なことされるとバージェスの立場が…
そして軍艦をプリンス少将の能力で着陸させ、自らもハチノス本土に着陸。
コビーとひばりがガープ達に合流するものの、突如現れたクザンの能力により、ひばりが氷漬けにさせられてしまう。
その際にガープはクザンに「ひばりを戻せ」「コビーを見逃せ」「海軍に戻って来い」と要求するも、クザンはこれを拒否。
クザンからアイスBALLを食らうが直様覇気で打ち破り、「海底落下」でクザンを容赦無く地面に叩き落とした。
ええかクザン!!迷う奴ァ!!!弱い!!!
【余談】
ワンピースの読み切り版『ROMANCE DAWN』にもルフィの祖父としてガープに似た人物が登場している(名前は不明)。
この話では、ルフィの麦わら帽子はこの祖父から譲り受けたことになっている。
こちらでは海兵ではなく海賊という設定で、ルフィからは「暴力じじい」呼ばわりされてはいたものの、
ルフィが魔性の木の実(連載版における悪魔の実)を食べてしまい海賊になれないのではないかと泣き腫らした時には励ますなど優しい性格で描かれ、
こっちのルフィも麦わら帽子をバカにされると激怒していたことから、心の底ではガープ(のような人)を尊敬していたようである。
FILM Zやゴッドバレー島の戦いに関する回想で若い頃の姿が描かれているが、目元がルフィによく似ており風貌も「現在より筋骨隆々と成長したルフィ」っぽさがあるのはさすが祖父と孫と言うべきか。
ちなみにSBSでで描かれた「60歳になったルフィ」は現在のガープを少し若くしたような姿になっておりやはりかなり血筋を感じさせる。
ぶわっはっはっはっ!我ながら追記・修正をやりおる!!
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*2 これは、特殊な出自を持つルフィ達が犯罪者(海賊)になれば世界政府や海軍に付け狙われるのが目に見えていたため。
*3 「……」と間をおいた後の発言だったことを思うに、行間に込められた感情や思いは相応なものだろうと推察される。
*4 例として、世界貴族の要請があれば大将はそれに応じなければならない。
*5 「『海軍の英雄』と呼ばれていなかったら一族全員の責任を追わせる」と言われるくらい
*6 でなければロジャーと共闘も敵対もできないしお互い意識をしあわない。つるもガープに「お前船壊すからやだ(意訳)」と言うのも妙に納得できる。
*7 あわよくば自分と同じようになんらかの大きな功績を挙げることで政府が排除出来ない存在になって欲しかったのかもしれない。
*8 元々2人はSBSで登場したキャラであり、劇場版などには登場していた
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