ウルトラマンピクト

ページ名:ウルトラマンピクト

登録日:2022/07/03 Sun 23:15:35
更新日:2024/06/20 Thu 11:04:13NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



タグ一覧
ウルトラシリーズ ウルトラマン ウルトラマンボーイのウルころ マイナー 子供 丸山浩 不遇 追記修正のハードルが高すぎる項目 ウルトラマンピクト ウルバラm78 イーピー 加筆・修正依頼項目




ウルトラマンピクトとは、テレビ番組『ウルバラM78』に登場するウルトラマンである。



【概要】

ウルトラ族の少年でM78星雲・光の国出身。
子どもウルトラマンとしてはウルトラマンボーイが知られているが、ボーイが2003年デビューに対し、ピクトは2002年にデビューしている。
つまり映像作品では初の、名有りの子どもウルトラマンである。


子どものため学校に通っているが、宿題を忘れてしまい、罰として課外授業も兼ねて地球の日本に向かう。
そこで地球人の女性・カオルおねえさんと出会い仲良くなったピクトは、カオルと一緒に様々なことにチャレンジし、学んでいくことになる。 


特筆すべきはその外見で、後発のボーイ同様に子ども体型なのだが、頭が肩幅並にデカいのが特徴で、子どもとSDキャラの中間といったサイズ感である。
デザインは平成ウルトラシリーズのキャラクターデザイナーで知られる丸山浩氏が担当している。


子どもということもあって戦闘力は低いと思われ、また当初は飛行能力が無かったが、チャレンジを通して次第に飛べるように成長していった。
なので他の子どもウルトラマンと比べても未熟な方だと思われるが、ボーイも飛行できないことからこれが普通である可能性もある。
いずれにせよ、やればできるタイプのようである。


ウルバラM78の他にも『ウルトラマンボーイのウルころ』で、ボーイの先輩として紹介されている。同じ子どもウルトラマンとして、ボーイとは仲が良いようだ。



【ウルバラM78】

2002年4月に全6回にわたって放送されたウルトラバラエティ番組。


主にドラマパートとその他で構成されており、前者では前述した内容でピクトが主演を務め、カオル役は『オタスケガール』などに出演した倉澤薫氏が演じ、監督は『ウルトラQ』から参加する大ベテラン、満田かずほ氏が担当する。
後者では平成ウルトラシリーズの監督で知られる八木毅氏による映画制作解説などが扱われた。


ボーイと並ぶ子供ウルトラマンとして、これからの活躍にも期待である。



追記・修正お願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,0)
























…ここまで読んで「こんなウルトラマンいたっけ?」と思った方も多いかもしれない。


というのも、映像作品に限定しても、ピクトはシリーズ屈指のマイナーウルトラマンなのだ。
そのマイナーっぷりは『ウルトラファンクジャム』や『ウルトラ出光人』、『ULTRAMAN n/a』を超えるかもしれない(舞台等ではウルトラマンキヨタカなどもいるが)。


そもそもウルバラM78は地上波放送ではなく、CS放送を用いた当時のサービス「ep放送(イーピー)」の「ep56チャンネル」のみで放送された番組である。


イーピーとはCSの電波を使ってチューナー内のハードディスクに番組を蓄積し、自由に視聴が可能というオンデマンド配信の先駆けといえる蓄積型放送サービスである。
しかし有料の上、ネットやパソコンではなく、数万円する専用チューナー「epステーション」を介する必要があり、当時の技術面から容量、画質、処理性能も高いとはいえなかったため、普及することはなかった。
その結果、2004年には56チャンネルは休止、その他のサービスも次々と終了していった。
なので今となってはイーピーの番組を覚えている人は非常に限られてくるだろう。


ウルバラM78も例外ではなく、しかもソフト化もされていないこともあって、ピクトは殆ど日の目を見ることのなく今に至っている(上記のウルころ紹介時くらいか)。


ちなみにピクトの声優に関する情報は残っておらず、ピクトは喋らない、またはジェスチャーで感情を表現するキャラクターの可能性がある。


また、そのデカ過ぎる頭部は他のウルトラマンと並べると明らかに浮いてしまうのもネックか。
特に光加減や角度によっては、目元にクマのような影が現れ、偽トラマンや悪トラマンじみた目付きとなっている画像もある。


当時のピクトの評判は定かではないが、もしかしたらボーイのデザインはピクトのデザインの評判を踏まえたものかもしれない。
セブンとデザインが同一だから再登場できないとされるセブン上司とは、ある意味対照的である。
更に言えば、子どもウルトラマンとしてのポジションをボーイに奪われている感もある。


しかし、小学館の『ウルトラマン全戦士超ファイル』など後年の書籍には記載されているため、黒歴史というわけではない。
何より、近年のウルトラシリーズでは意外なキャラクターが再登場し、スポットライトが当たる機会が増えている。
その証明として、親友にしてライバル(?)のボーイが『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』に参戦した。これはピクトにとっても追い風といえるだろう。


ボーイに続いて、ピクトのこれからの活躍にも本当に期待である。



追記・修正はウルバラM78を全話見た方だけお願いします。


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,4)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 画像検索してみたけどSDキャラみたいなデカい頭がいいな。体が普通サイズでも子供に見えていい感じ -- 名無しさん (2022-07-03 23:45:33)
  • ピクトグラム的なものかと -- 名無しさん (2022-07-05 20:34:58)

#comment(striction)

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧