ドクターケイト

ページ名:ドクターケイト

登録日:2022/05/15 Sun 22:40:10
更新日:2024/06/18 Tue 13:48:22NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



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ドクターケイト 仮面ライダーストロンガー デルザー軍団 改造魔人 怪人 魔女 曽我町子 何故かなかなか立たなかった項目 ライダー怪人 紅一点 仮面ライダー アルラウネ ケイトウ ウルトラサイクロン 妖花アルラウネ 魔女怪人ケイト血の呪い




お前達、子供の血が欲しいのさ……


その汚れのない血で、ストロンガー殺しの猛毒を作るのよ!


出典:仮面ライダーストロンガー/東映/第29話「魔女怪人ケイト血ののろい!」/1975年10月18日放送



仮面ライダーストロンガー』に登場した改造魔人。
曽我町子



【概要】


番組後半から登場した『デルザー軍団』の一人で、妖花アルラウネの子孫である改造魔人。
全身が真っ赤なケイトウ花のような姿をしており、ジェネラルシャドウが呼び寄せたデルザー軍団第一陣の紅一点。


毒薬精製のスペシャリストで、その身体もの塊であり触れたものは腐ってしまう。
武器は巨大なケイトウの花の形をしたで、振り回して攻撃するほか、先端からあらゆるものを死に至らしめ溶かす緑色の毒薬を噴射する。
頭からは全ての筋肉の動きを止める赤い「ケイトガス」を噴射し、無敵を誇る鋼鉄参謀の身体をも破壊するほどの威力がある。
その毒はほかの改造魔人からも恐れられており、ドクロ少佐も「この俺でも寒気を感じる」と言うほど。


格闘戦に関してはほぼストロンガーと互角以上に渡り合った他、マントを振り回して相手を幻惑し、動きを封じてナイフで突き刺す戦法も使う。
また、マントで人間を包んでケイトウの花に変えてしまう事もできる。
そしてほかの改造魔人と同じくストロンガーの電気技は通用しない。


非常に執念深く怨み深い性格で、仲間の改造魔人を謀殺する事もいとわない。
ただし、ジェネラルシャドウの事はブラックサタン壊滅の手柄を素直に認めたり、敬語を使う場面もあって一目置いているようにも見える。


弱点で、蝋燭の火を近づけられただけで激しくうろたえ、松明の火を近づけられた時には顔が燃えて溶けてしまった。


配下の戦闘員は赤いケイトウの花のような仮面をつけている。



【活躍】


第27話で、ジェネラルシャドウによって他の改造魔人達と共に襲来。
場を仕切るジェネラルシャドウに悪態をつく荒ワシ師団長に対し、ブラックサタンを倒した手柄は素直に認めていた。


第29話から本格的に行動を開始し、ストロンガーを殺す毒薬を作るための材料にしようとキャンプに来ていた子供達を拐う。
捜索に協力していた藤兵衛や茂の前に姿を現すと、戦闘員を呼び出して襲いかかる。
登場したストロンガーに対しても、毒やマントによる幻惑で互角以上に渡り合い、電キックを防いで圧倒。
ケイトガスで動きを封じると毒で地面を溶かして地下に落とし、捕える事に成功する。


ジェネラルシャドウの下に連れて行くがストロンガーは地熱を吸収して復活し、再び戦闘になるが子供達を人質にして動きを止め、形勢逆転を図る。
しかし、そこに鋼鉄参謀が乱入して人質の子供達を拐ってしまい、ストロンガーにも逃げられてしまう。


子供達を追うストロンガーは鋼鉄参謀と戦うが、その最中突然鋼鉄参謀にケイトガスが噴射され、鋼鉄参謀は苦しんで撤退してしまう。
実は、先ほどの事を怨みに思ったドクターケイトが鋼鉄参謀を始末しようとしたのだ。
さらに、ストロンガーと鋼鉄参謀の最後の決戦にも姿を現すと、ケイトガスを噴射する花を送り込んで鋼鉄参謀に大きなダメージを与えて敗北に追いやった。


続く第30話では、魔王に捧げる生け贄にしようと再び子供達を拐い、救出にやって来たユリ子に毒を浴びせてしまう。
そのまま一気に始末しようとするが、火に弱い事を見破られて脱出されてしまい、後を追ってタックルとの戦闘に突入。
ケイトガスで圧倒するが、茂が駆け付けて火に弱い事を教えられ、松明の炎で顔を燃やされて撤退させられてしまった。
アジトに戻るとドクロ少佐から共闘を持ちかけられ、これを利用してストロンガーやタックルの始末を企む。


川辺で休息を取っていた茂達の前に、まずドクロ少佐が現れてストロンガーを引き離すと、残るタックルを襲撃。
瀕死のタックルを追い詰め、合流したストロンガーに対してもタックルを人質にケイトガスを浴びせるが、タックルの最後の手段である「ウルトラサイクロン」を受けて肉体にダメージを負い爆散した。


【余談】
彼女は曽我町子氏が東映特撮で初めて関与したキャラでもある。
氏はその後、『5年3組魔法組』の魔女ベルバラ役をはじめとして顔出しの女優として様々な東映特撮作品に関わっていくのだが、声のみの担当とはいえ記念すべき存在と言えなくもない。


彼女がタックルとの死闘を演じたエピソードは、2009年公開の映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』内の『仮面ライダーディケイド 完結編』にてリマジネーションという形で再現されている。
だが、タックルの相手となるキャラクターは彼女ではなく、毒繋がりなのか、スーパーショッカーの幹部候補という設定になった蜂女が務めている。



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  • 毒は強力だけど、弱点が他の団員と比べて簡単に用意出来るから割と他のライダーでも倒せそうだよね -- 名無しさん (2022-05-15 22:52:15)
  • 何ならまだタックルの項目も無い -- 名無しさん (2022-05-16 08:00:07)
  • 基本スタイルが炎のウィザードみたら一目散に逃げそうだな -- 名無しさん (2022-05-16 08:59:34)
  • 昭和ライダーなら冷熱ハンドを持つスーパー1なんか大敵だろうなあ -- 名無しさん (2022-05-16 20:14:05)

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