登録日:2022/01/06 (木曜日) 23:33:00
更新日:2024/06/17 Mon 13:23:22NEW!
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dmm ソシャゲ エロゲ ウイルス ハーレム 学園モノ 2014年
▽目次
【概要】
『ようこそ!恋ヶ崎女学園へ』は2014年5月27日にDMMGAMES.R18(現在はFANZAGAMES)よりリリースされたオンラインゲームである。
現在の名称は『ようこそ!恋ヶ崎超女学園へ』(『恋ヶ崎』と『女学園』の間に吹き出しで『超』の文字が書き足されている)だが公式ですら表記が曖昧であり、後述のアプリ版でも超が付かない表記である。
作品ジャンルは青空の見える丘やつよきすのような『学園もの』の商業エロゲでおなじみの『アダルト恋愛シミュレーション』。
ちなみに全年齢版(DMMGAMES版)に相当するものは2024年現在も存在しない。
リリース当時はPCでしかプレイできなかったが、2017年12月12日よりスマートフォン版(アプリ版とブラウザ版がそれぞれ存在する)がリリースされ、野外でもプレイできるようになった。
ちなみに本作はサービス開始されてから現在までにガチャや課金と同じくソシャゲではおなじみの要素となっている『他のソシャゲ・作品とのコラボ』をしたことが一度もないという大きな特徴があった。
同じFANZAGAMESのソシャゲでもAV女優をテーマとしたソシャゲでもAVメーカーとコラボしており、DMMGAMESでも有名なソシャゲである艦これですら蒼き鋼のアルペジオ(迎撃!霧の艦隊)とコラボしている。それを踏まえて考えると、恋ヶ崎はとてもイレギュラーなソシャゲともいえる。
しかし、2022年2月14日に開催される限定イベントが恋ヶ崎がサービス開始してから一度もなかった『他作品とのコラボイベント』であることが明かされ、それも恋ヶ崎同様DMMGAMES.R18(現在はFANZAGAMES)所属のアダルトオンラインゲームである実写AV女優題材の『美少女全鑑☆キャンパス編』とのコラボイベントである事が明かされた。そちらの作品からは『七沢みあ』と『伊藤舞雪』が二次元化してゲスト出演している。
流石にコラボ先のソシャゲである『美少女全鑑』の主人公と面識がある非処女というブーイング不可避な設定ではなく『容姿(厳密には髪型)と名前と声が同じだけの別人な処女で恋ヶ崎とは別の超女学園からの転校生な女子』というパラレルワールドの住人として登場している。声の演技力についてはお察しください。
そして『美少女全鑑☆キャンパス編』とのコラボから月日が経ち、今度は二度目のコラボとしてFANZA GAMES『デタリキZX 特別防衛局隊員の日常』とのコラボが同年の10月7日に通知され、2022年10月17日に二度目のコラボイベントがスタートした。
しかし、前回のコラボではコラボ先のゲームでは『美少女全鑑☆キャンパス編のキャラ二人が恋ヶ崎超女学園の制服を着てのコスプレプレイ』といった感じだったのに対し、今回は恋ヶ崎でも特に人気のあるヒロイン『幕ノ内桜子』と『氷室静乃』がコラボ先のゲームに出演する事が発表された(更に後続で何人か恋ヶ崎のヒロイン達が出演予定)。
そのため、恋ヶ崎はヒロインとの恋愛成就に力を入れている作品である為、NTRを危惧する意見が公式コミュニティ内にて多く見られ、文字通りに悪い意味で震撼したが、イベント当日に始まったコラボイベントは恋ヶ崎側でのHシーンは『班長(デタリキZの主人公の事)とデタリキZの三人のヒロインであるレイン、青井七海、水野美兎のHシーン』、デタリキZ側でのHシーンは『恋ヶ崎の主人公と幕ノ内桜子及び氷室静乃のHシーン』というどちら側のプレイヤーにとってもNTRにならない組み合わせということでいらない不安となった。
そして『デタリキZX』とのコラボから月日が経ち、三度目のコラボとして異世界もの兼学園ものであるFANZA GAMES『アートワール 魔法学園の乙女たち』とのコラボが告知され、2023年8月7日にコラボイベントがスタートした。こちらも前述のデタリキZXと同じく、作品ヒロインが作品主人公とセット(恋ヶ崎側からは『デタリキZXの時と同じく、ナナ、桜子、静乃、そして本作の主人公』が、アートワール側からは『ルナ、セレス、サクラ(と英雄の先生《アートワールの主人公》)』)で相手側の作品に凛の発明品の効果で異世界転移するというのが大まかなあらすじになっている。
ちなみにストーリーとしては二作品がリンクしており『凛の発明品で、主人公とナナと桜子と静乃の4人がアートワールの世界に異世界転移してしまい、そちらで一か月ほど過ごした後、恋ヶ崎の世界に戻ってくる(恋ヶ崎側では数秒程度しか時間が経過していない)のだが、その巻き添えとなる形でアートワール側のヒロイン三人と主人公も恋ヶ崎の世界に異世界転移してしまう』といった感じになっている。
【あらすじ】
時は現代から少し先の未来の話。
人類は史上最悪の『絶滅ウイルス』により、滅亡の危機に陥っていた。
そのウイルスにより男性が激減したためである。
具体的には女性が男の子を身ごもる確率が10%に
そしてその男の子が無事に産まれる確率が10%に
更にその男の子が無事に大人の男性へと成長できる確率が10%に
即ち女子に対しての男子の存在は驚きの1/1000になっていたのである。
「このまま何もせずに人類の滅亡を待つわけにはいかない」と世界中の人々が必死に知恵を絞って考えた策が『超女学園』という制度であり、これにより妊娠や出産に適した年齢になった乙女達を集め教育する大型教育機関『超女学園』が全国のあちこちに設けられ、そこを中心に街が栄えた。
一方男子は生殖に適した年齢になるまで手厚く保護されて、その時が来たら各地にある超女学園に編入されるのである。『一校に一人だけの男子』として……
英才教育を受けて育った男子はまさにエリートで、男子は全ての女子にとっての憧れであり、王子様やスーパースターと言ってもいい存在である。
本作での主人公も超女学園への編入が決まった男子の一人である。
しかし、とても残念なことに主人公は最低レベルの落ちこぼれだったのである。
果たして主人公は無事にやっていけるのだろうか……
なぁに、そんなことは言わなければバレないのである。
(以上、公式サイトのあらすじより抜粋)
【作品解説】
プレイヤーは『恋ヶ崎超女学園』に編入した学園でたった一人の男子として同じ学園に所属する多くのヒロイン達と恋の成就(詳しくは後述の用語を参照)を成し遂げるのがゲームの目標となっている。
ゲーム中でのアダルトシーンは純愛及び和姦系のエッチで統一されており、凌辱やNTR、鬼畜や調教といったダーク要素が苦手な人にうってつけの作品と言えるだろう。
【用語集】
◆男子
恋ヶ崎の世界における男性全般を指す言葉で、少年だろうが中年だろうが男子と呼ばれる。
そして女子1000人に対して男子は1人しかいないと言ってもいい位に数が少ないので世界的にも大切に扱われている
◆女子
同じく恋ヶ崎の世界における女性全般を指す言葉で、こちらも幼女だろうが熟女だろうが女子と呼ばれる。
◆絶滅ウイルス
男子を病死させたり、極めて産まれくくさせたりする正体不明のウイルス。
ヒロイン達の父親が作中で一切登場しないのは、このウイルスが原因で亡くなっているため、もしくは旅行等で不在のためである。(とは言っても、母親の方も登場することはほぼなく、仮にあっても立ち絵のないセリフだけの登場である)
このウイルスが世界中に蔓延した理由については一切不明で、あらゆる医学・薬学・化学をもってしても治療や予防ができず、特定の男子が生まれつき持つ免疫だけが唯一の対抗手段である。
◆男子部
超女学園に配属された男子が必ず所属しなければならない部活。当然本作の主人公も所属している。
学園の女子達からの依頼を男子の力で解決して魅力をアピールし、恋の成就に結び付けるのが目的である。
それに加えて男子部に所属する女子は学園のパニック(男子の取り合い)を防ぐためのマネージャー役も兼ねている。
男子部に所属できる女子は各学年から一人だけであり、当然と言って良いのか『学年トップクラスの成績を持つエリート』でなくてはならないという条件がある。その性質上、対になる『女子部』は存在しない(存在理由が無い)。
◆恋の成就
『男子と女子が相思相愛の恋人やカップルになる事』を指し、超女学園に所属する男子と全ての女子はこれを目標にしている。
恋の成就を果たした男子や女子に危害を加えることは決して許されず、もし仮に危害を加えようものなら生徒会や風紀委員から厳しい処罰を受け、場合によっては超女学園から追放される(学生なら退学)という末路を迎えることになる。
また『恋の成就を果たした男女の間に産まれた男の子は前述の絶滅ウイルスに対する免疫を持って生まれる場合が多い』ということが統計学的に証明されており、そのこともあって世界中で恋の成就が推奨されている。
それに加えて男子が女子の1/1000しか存在しないこと事から一夫一妻制は崩壊して一夫多妻制に変わっており、男子は複数の女子と恋人(作品内では夫婦の意味合いもある)になることが許されるどころか推奨されている。
早い話がどの国でもハーレムを推奨しているということである。ちなみにこの世界では恋の成就は全てにおいて優先されるため、双方の合意さえあれば『学園内で性行為を行う』等といった我々の世界の常識で考えれば退学だけでは済まない行為も一切咎められることはない。
また『超女学園に通う男子(女子)は他校の女子(男子)と恋の成就するのは禁止』というルールが主人公たちの住む世界に存在するようなことをヒロインの一人が作中で述べており、もし仮にこのルールがなければ『自分の恋人候補である女子達が他校の男子に奪われる』という問題が起こり得るので正しいルールといえるだろう。(そしてこれが前述の『恋ヶ崎は現在までに他の作品とコラボをしたことが一度もない最大の理由』とも言える)
◆超男子校
超女学園と対を成す教育機関で、超女学園に編入される前の主人公をはじめとする全ての男子はこの超男子校で生殖に適した年齢になるまでの間、隔離や保護をされて手厚い英才教育を受ける。
そのため『男子はあらゆる分野に優れたエリート及び優等生』であるのが当然なのだが、主人公はというと超男子校に所属していた頃は授業中に居眠りをしたり落書きをして遊んでいたりと不真面目そのものだったため本編開始の一年前の1年生の頃に編入試験に失敗してしまい、恋ヶ崎超女学園への編入は2年生からとなった。
◆女子道
超女学園制度が実施されてから新しく加わった授業科目であり『女子のたしなみを学ぶ授業』である。しかしその『たしなみ』というのが、『フェラチオにパイズリといった男子を悦ばせるエッチの技術』のことである。学園に男子が一人しかいない関係上、授業は模型を相手に行われる。この授業中は男子が暇になってしまうため、恋の成就後は『お手本』という名目で女子道を受ける恋人女子の相手役として参加する事もある。
(原則的に『恋の成就をしていない男子と女子が性行為を行うこと』は校則で禁止されているが、特例として授業を仕切る教師に指名されることで、恋の成就を果たしていない女子でも男子に練習相手になって貰うケースも存在する。
また、『女子道が優秀である事』は『男子を喜ばせることができる』ことに直結するため、女子道に意欲を持って挑んだり「得意科目は女子道」と自慢する女子も普通に存在する。
【作品内での登場人物】
主人公
本作でプレイヤーの分身となる恋ヶ崎超女学園に編入してきた男子で、デフォルトネームは『花山晴男(はなやま はるお)』
この手の学園もののゲームの男主人公は『常識人系のツッコミ役』であるケースが多いのだが、この作品の主人公はというとお調子者の三枚目かつスケベでバカな性格をしており、人の話を最後まで聞いて理解しないためにトラブルや面倒ごと引き起こすこともあるトラブルメーカーというベタな主人公よりも友人キャラ寄りな性格をしている。
そして能力の方はというと、勉強が壊滅的で苦手なことも多いおちこぼれだが、特技と言えるものも複数あるというどこぞのダメ少年を彷彿とさせるものとなっている。
そんな主人公だが『女子と恋の成就を成し遂げたい』、『目の前で困ってる女子がいたら救いたい』という気持ちはまぎれもなく本物で、たとえ自分に失礼や無礼とも言える態度を取ってきた女子がピンチに陥っても嘲笑うようなことは決してせずに手を差し伸べて助ける性分である。そして『恋の成就』や女子を救う為なら努力は惜しまず、あらゆる困難に立ち向かい、自ら考えて行動する事もでき、それが恋の成就に繋がったヒロインも多数存在する。
ちなみにソシャゲの主人公なだけあって彼らのように『美少女なヒロインの知り合いが極端に多い』という定番の特徴を持つが、それに加えて本作の主人公は作中の全ヒロインと相思相愛の恋人関係であり、その人数も35人(期間限定イベントにしか登場しないヒロインも込みならば更に12人増える)とソシャゲどころか他の創作作品の主人公でも対抗できない人数に達している。他に『恋人となるヒロインがとても多い主人公』を挙げるなら『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』の愛城恋太郎がいるが、その彼ですら2024年現在は28人と恋ヶ崎の主人公より僅か少ない……が十中八九いつか追い越されるだろう。
ナナ
主人公に仕える人造女子*1で、メイド及び護衛としてその役目を担っている。
どこぞのネコ型ロボットの如く工場で量産される過程で誕生したエラー(本来人造女子は『無感情で忠臣的なのが当然』とされているが、ナナはそれに反する『人間らしさや感情(本人曰く「おちゃめ」)を持っている』)のある欠陥品だったが、工場長達と話し合い『自分を何の問題のない人造女子』として演技して偽ることで、人造女子を選ぶ権利のない最低レベルの男子である主人公に仕える事で廃棄処分を免れている。そしてそれを主人公を含めた恋ヶ崎超女学園関係の全ての人物に秘密にしている。
性格面でこそ欠陥があるが、能力は全く問題がなく、メイドとしてあらゆる家事を完璧にこなすのは勿論の事、早着替え技でシュババババと(言いながら)僅か数秒で主人公を私服姿から礼服姿へと着替えさせる。野生のクマをパンチ一撃で撃退する。人間ではないため自力で空も飛べると色々な意味で反則な能力の持ち主である。その極端に高い能力が理由となって、ナナをはじめとする人造女子は恋ヶ崎の世界では公式・非公式に関係なく、自分から大会やゲームの類に参加することはなく、その権利もない。
人造女子は作中世界では準人間として扱われ、人造女子に対してのあらゆる加害行為は法律で禁止されているが、人造女子が使える主となる男子に限ってはその限りではなく、人造女子をストレスや性欲のはけ口にする男子も珍しくない世界である(なお、主人公はナナに対してそう言った扱いは絶対にせず人間どころか一人の女子として扱っているため、ナナからは人造女子に組み込まれたプログラムに関係なく絶対の忠誠を誓われている)。
○【本作のメインヒロイン】
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- 幕ノ内桜子(まくのうち さくらこ)
1章のメインヒロイン及び、本作のメインヒロイン組の筆頭とも言える存在で、主人公が所属する男子部の部長も務めている。
その慈愛という言葉がピタリと当てはまるような心優しい性格は、主人公達にとっての癒しの存在となっている。
- 雁部沙月(かりべ さつき)
2章のメインヒロインで、主人公が編入したクラスの隣の席の女子である。そのため主人公にとっては初めて顔と名前を知った女子であり
『待望の男子』ということで多くの女子が好奇の目で見てくる中、その気さくや相談に乗ってくれたりと親しみやすい性格である。
ちなみに、名前(『さ』からはじまる三文字)や髪の色、一人称、性格等の特徴がどこぞの魔法少女に類似している。
- 鴬谷小梅(うぐいすだに こうめ)
3章のメインヒロインで、主人公や桜子が所属する男子部でも最年少の1年生。
牛乳(ミルク)が大好物で、自分が飲むのは勿論の事初めて出会った人にも挨拶代わりに遠慮なく振る舞っている。
- 鳳凰院桐華(ほうおういん きりか)
4章のメインヒロインで、男子部所属の主人公と同じ2年生。
恋ヶ崎でも一番のお金持ちである鳳凰院家及び恋ヶ崎超女学園の理事長の次女でもある。
『王子様のように素敵な男子』との恋を夢見ていたが、実際に編入されてきた男子である主人公はというと、王子様には遠い三枚目系男子だったため、「ハズレ(の男子)をつかまされましたわーーー!」と悪態をついていたこともある。
- 八橋綾芽(やつはし あやめ)
5章のメインヒロインで、学年は主人公と同じ2年生。
そして恋ヶ崎超女学園どころか日本中で彼女を知らないものはいない(芸能関係に無知だった主人公は除く)程の人気を持つトップアイドルである。
好きな科目は『女子道』で、男性経験が皆無でありながら桜子達との恋の成就で女性経験ができた主人公を5分足らずでイかせてしまう程にエッチの技術が優れている。
- 牡丹(ぼたん)姉妹(牡丹あげは、牡丹うすは)
6章のメインヒロインで、小梅と同じく1年生で演劇部に所属している。
にこやかで愛嬌のある方が姉のあげはで、切れ長の目でクールそうな方が妹のうすはである。
その卓越した演技力からどちらも『期待のホープ』と部長をはじめとする部員達から信頼されている。
- 藤沢しのぶ(ふじさわ しのぶ)
7章のメインヒロインで、桐華とは同学年及びクラスメイトである。
ただし、本編開始の1年前にあった出来事を理由に引きこもりとなっており、
そんな彼女の心を開き、立ち直らせるべく主人公が奔走するのが7章ストーリーの内容となっている。
- 萩山伊乃(はぎやま いの)
8章のメインヒロインで、学年は桜子と同じ3年生。
そして恋ヶ崎とは別の『雨志野超女学園』から恋ヶ崎の生徒と交換される形でやってきた編入生。
主人公からすれば先輩に当たるのだが。かなりのドジっ娘であり運動神経が相当に鈍いのもあって転ぶことが多々ある。
- 若松美鶴(わかまつ みつる)
9章のメインヒロインで、学年は主人公と同じ2年生
そして生徒会に所属する生徒副会長であり、見た目も『黒髪の三つ編みにメガネの真面目系』といわゆる委員長系である。
ただし、この手のキャラには珍しく漫画やゲームの類には否定的ではなく、両親からは禁止されているものの興味はあるので教えてもらいたいと思っている。
- 鳳凰院桐夜(ほうおういん きりよ)
10章のメインヒロインで、学年は桜子と同じ3年生。
そして恋ヶ崎超女学園の生徒会長であり、恋ヶ崎に所属する女子の中では事実上の最高権力者でもある。
その美貌とあらゆる分野で優れた能力、そして初対面の主人公に(理由があったとはいえ)「貴方、死んでくださるかしら」という辛辣な言葉を浴びせたことから一部のプレイヤーからは某恋愛ゲームのメインヒロインのようにラスボスと呼ばれている。
- 鹿島紅葉(かしま もみじ)
11章のメインヒロインで、学年は主人公と同じ2年生。
そして桐華と桐夜とは幼なじみであり、二人同様に名家の子女である為彼女もまたお嬢様である。
特に桐夜の事は実の姉のように「お姉さま」と呼んで慕って尊敬しており、語尾に「ですの」を付けて喋る
- 柳沢雨音(やぎさわ あまね)
12章のメインヒロイン。
本編から一年が経過したことにより、恋ヶ崎超女学園に入学してきた新入生である。
だが、主人公とはその前に新入生に向けて恋ヶ崎超女学園で開催された『学園見学会』が馴れ初めである。
○【本作のサブヒロイン】
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- 氷室静乃(ひむろ しずの)
1章のサブヒロイン。
桜子のように本作のサブヒロイン組の筆頭とも言える存在で、その人気から毎年開催される限定イベントでは出番及びHシーン枠として優遇される傾向がとても強い。
風紀委員所属であり、静乃本人も生真面目な性格もあって生徒たちを厳しく監視している。
- 針塚つむぎ(はりづか つむぎ)
静乃と同じく1章のサブヒロイン。
被服部に所属している姫カット及び黒髪ロングな綺麗な髪とゴスロリ姿が特徴の小柄な美少女で、
その裁縫技術はパンツが大きく見える程の大穴が開いたズボンも破れていたことが分からない程に完璧に修復してしまうほど。
お手製のウサギのぬいぐるみをいつも大事そうに抱えおり、『セレッサ』という名前のつむぎにとっての一番にして永遠の親友である。
- 的場悠美(まとば ゆみ)
2章のサブヒロイン。
学年は3年生で、胸当てが邪魔に見えてしまう程の爆乳をした女子で、弓道部では部長を務めている。
自分から見て後輩及び年下である主人公に対してはからかったり、挑発するようなこともある。(本人曰く『好きな相手はいじめたくなるタイプ』らしい)ちなみに、桜子とは幼なじみな関係で、虐められる彼女を守ったこともある。
- 柏田祥子(かしわだ しょうこ)
同じく2章のサブヒロイン。
沙月とは同学年の親友な関係であり、主人公とも沙月の紹介で出会う事になる。
製菓部に所属してるだけあってお菓子やスイーツ作りのスキルはプロ顔負けであり、食べた者の舌を唸らせ喜ばせる。
- 新辺舞香(にいべ まいか)
同じく2章のサブヒロイン。
新体操部所属であるが、本作の中でも最も気弱な性格が災いしてそれが新体操にも悪影響を及ぼしている。
それを解決するために男子部に依頼し、主人公と出会ったのが初対面である。
彼女に限った話ではないがどんな格好をしていてもポーズが同じため、新体操のレオタード以外の格好だと両手がパントマイムみたいなことになるというユニークなことになってしまっている、
- 木屋留美(きや るみ)
3章のサブヒロイン。
名前の読み仮名で分かる通り名前の由来は『ギャル』であり、本人も真面目系とは正反対な遊び人寄りな性格をしている。
だが、これは教育熱心な母親からの教育による影響と反発によるものである。
同じく優等生には程遠い主人公とは気が合うようで、すぐに打ち解ける。
- 美好麗(みよし れい)
同じく3章のサブヒロイン。
美化委員所属なだけあって綺麗好きであり、清掃活動にも真剣に取り組むため一部の学園女子からは『掃除さん』と呼ばれることもある。
ガサツな上に、掃除の『そ』の字も理解していない主人公に最初は呆れて軽蔑するが、その懸命な姿勢に徐々に惹かれるようになる。
- 保科康恵(ほしな やすえ)
4章のサブヒロイン。
本作で唯一の教師・先生枠のヒロインである。
恋ヶ崎超女学園のOG及び救護教諭でもあるのもあって、生徒達の相談に乗る事もある。
だが、自分は他の同級生のように恋の成就ができないまま卒業する事になったため、恋愛関係の相談には疎い。
- 内田栞(うちだ しおり)
同じく4章のサブヒロイン。
桐華とはクラスメイトな関係である図書委員の女子。
名前の通り内気で大人しい性格が災いして、一人では処理しきれない面倒ごとをクラスメイトから押し付けられがちなそんな性格をしている。
そんな彼女を心配して桐華が主人公に『彼女の性格改善』を依頼及び紹介したのをきっかけに主人公とは知り合う事になる。
- 清水純花(しみず すみか)
同じく4章のサブヒロイン。
胸や背丈といった所の発育が良い女子だが、学年は小梅と同じ1年生。
(現在は亡くなっているが)母親にはかつて兄(純花からすれば伯父に当たる)がいて、
母から兄に関する話を多く聞いたことから『兄』というものに強い憧れを抱くようになり、
『妹部』なる部活を設立してその部長を務める程に『兄妹』というものに対する情熱が人一倍強い。
そのためが、主人公のことは紅葉が桐夜に呼ぶように『お兄様』と呼んで慕っている。
- 東城杏奈(とうじょう あんな)
5章のサブヒロイン。
放送委員に所属しており、お昼休みの放送のDJ(ディスクジョッキー)を務めることもある。
桜子と同じく3年生であるが、それ以上に紫色の綺麗な目をはじめとする美しい顔立ちにウェーブのかかった長い髪、
そして『貧乳が一人も存在しないこと』に定評のあるセクシー属性ヒロインの中でもトップクラスの巨乳
更に本人としてもエッチ事には積極的かつ肯定的という事もあってまさにセクシーという言葉が最も似合うセクシー属性なヒロインである。
ちなみに、苦手な食べ物(食べれないわけではない)はブロッコリーで、それも「こんなの食べたら自慢のおっぱいがしぼんじゃう」と言ってしまう程。
- 足達蘭(あだち らん)
同じく5章のサブヒロイン。
明るく元気な性格のボクっ娘女子で、走る事が特に大好きでそれもあって陸上部に所属している。
そしてその足の速さは、運動が一般的な男子以上にはある主人公に引けを取らない程。
走る事をはじめとして運動は大好きで得意なのだが、その反面性的な事は(技術として)不得意なようで女子道の成績もよろしくない。
- 観月琴葉(みづき ことは)
6章のサブヒロイン。
貧乳ロリの黒髪おかっぱで、常に着物姿をしているのもあって『座敷わらし』という言葉がピタリと当てはまるような印象の女子。
幼い頃には幼い頃から関西のあちこちを点々として暮らしていのもあって、関西弁とも京都弁とも取れる口調で話す。
そして彼女の実家は(恋ヶ崎の世界に存在する)茶道の流派の一つである『観月流』の宗家でもあり、自分が通う恋ヶ崎超女学園でも
1年生ながら観月流茶道部の部長を務めている。
- 高城巴(たかしろ ともえ)
同じく6章のサブヒロイン。
気弱な舞香でなくてもつい身構えしまうような強そうな印象をした女子で。実際に柔道・空手の経験者でもあるためケンカも強く、
過去には恋ヶ崎超女学園の生徒に迷惑をかけた不良女子グループをたった一人で壊滅させたことがあるため、恋ヶ崎超女学園におけるスケ番のような存在として近寄りがたい女子と認識されている。
だが、本人としては喧嘩や暴力といった争い事の類は好きではなく、正当防衛や誰かを守る時以外では自分から相手に手を出すようなことは決してしない。
- 竹村明日香(たけむら あすか)
7章のサブヒロイン。
サイドテールが印象のスタイル抜群な女子で、全部で20人いるチア部に所属し部長を務めている。
3年生で主人公からすれば先輩ということもあってお姉さんぶることもあるのだが乙女チックなところもあり、主人公のアプローチに照れたり恥ずかしがってしまったり、同学年の伊乃程ではないが自分のドジでラッキースケベを展開してしまうことがあったりと
同じ3年生ヒロインと比べて『年上のお姉さん』らしさをあまり発揮できずにいる。
- ミシェル・エレクトラ
同じく7章のサブヒロイン。
名前で分かる通り外国の女子であり、故郷の外国を離れて日本の恋ヶ崎超女学園に編入してきた金髪碧眼が特徴の女子。
だが、喋り方も決して流暢とは言えない片言風で、外国人なだけあって喋り方にも訛りがあり「○○マシタ」「○○デス」のように語尾がカタカナになるのが特徴である。
そしてミシェルの父親は外国の男子だったが興味を持った日本文化が理由で来日し、そこで同じ国の出身でありビジネス目的で来日していたミシェルの母親と出会って恋の成就を果たし、ミシェルを日本で授かっている。
そのためミシェルは『血筋は外国人なのだが出身国は日本』という少し特殊な事になっている。
また、外国人キャラのお約束というヤツなのか『納豆』は少し苦手である。
- 深森美姫(ふかもり みき)
8章のサブヒロイン。
どこでも眠ってしまう(だが作中ではナルコレプシーのような病気としてではなく、改善の難しい短所として扱われている)のが欠点の女子で色々なエピソードで眠った姿を見せておる。そして『寝る子は育つ』というものなのか他の3年生ヒロイン達と同じく体の発育は良くセクシー属性ヒロインの大半が持っている長い髪と大きな胸を美姫も兼ね備えている。
その眠り癖が原因で授業態度に問題があり、教師からの印象も少し悪い物の成績はなかなかに優秀(本人曰く「大事な授業の時は起きてるし、テスト対策はそれで十分」)で料理の腕前も上手である。
- 冴木凛(さえき りん)
同じく8章のサブヒロイン。
主人公と同じく2年生で、機械工作部のたった一人の部員(そのため実質部長でもある)。それもあって理系の科目の成績がが優秀で機械の扱いもお手の物で特にメカニック関連の知識や技術が極めて優れており、作中でもドローンをはじめとして『(雪の方の)かまくらを作成するロボ』『木の枝から木材を作成する装置』『特殊な素材でできたチョコレートを溶けないようにする光を照射する装置』といった現代科学を超えた発明品をいくつも作っているある意味でのチートキャラである。だがその反面スポーツや運動の類が苦手である。
- 籠中千登里(かごなか ちどり)
9章のサブヒロイン。
学年は小梅と同じく1年生で、良家の出身であり、そのため鳳凰院姉妹や紅葉と同じくお嬢様と言えるのだが彼女達が『強気系お嬢様』なのに対し。千登里は両親からの厳しい躾もあって非常に礼儀正しく言葉遣いも丁寧な所謂『お淑やか系お嬢様』である。
しかしその一方で世間知らずな所もあり、そんな彼女に主人公は翻弄されることになる。
- 蜂谷めい(はちや めい)
12章のサブヒロイン。雨音と同じく新入生に向けて恋ヶ崎超女学園で開催された『学園見学会』で初登場した。
好奇心が強く活発で、田舎出身なのもあって身体能力が高く、学園ではどの部にも所属しておらず、色々な運動部の助っ人として活躍している。
『学園見学会』で知り合った雨音と後述の莉紗とは入学後も親友となり、それぞれ雨音と莉紗をそれぞれ『あまねっち』『りさぽん』と呼んでいる。
- 忌部莉紗(いんべ りさ)
12章のサブヒロイン。雨音と同じく新入生に向けて恋ヶ崎超女学園で開催された『学園見学会』で初登場した。
明るく活発な性格のめいとは正反対に大人しくミステリアスな雰囲気が特徴で、そして『台詞がすべてひらがなで表記される』という特徴もある。
そして『誰にも言えない秘密』を抱えているらしい……
- 茨目葵(いばらめ あおい)
2023年1月23日をもって追加された、12章の第三のサブヒロイン。
あらゆる分野で優れた優等生ぶりは、雨音に敗れるも男子部の新メンバーの最終選考に残る程。
幼少期はヒーローや魔法少女に憧れていたこともあり、器用万能そのものである人造女子…そしてそれに属するナナに強い憧れと好意を寄せている。
だが主人公に関しては『男子と言うだけで、努力もせずに人造女子を従えている(そして『男子は主人であることを口実に、人造女子を性欲やストレスのはけ口にするもの』という前情報もあって)』ことを理由に嫌っている。
【余談】
公式で発表されたわけではないが、メインヒロインの名前は花札が元ネタであると一部のプレイヤー達の間では噂されており、まとめると以下のようになる。
1月:松に鶴→若松美鶴
2月:梅にうぐいす→鴬谷小梅
3月:桜に幕→幕ノ内桜子
4月:藤にほととぎす→藤沢しのぶ
5月:菖蒲(アヤメ)に八ツ橋→八橋綾芽
6月:牡丹に蝶→牡丹姉妹(牡丹うすは、牡丹あげは)
7月:萩に猪→萩山伊乃
8月:ススキに月・雁→雁部沙月
9月:菊に盃→???
10月:紅葉に鹿→鹿島紅葉
11月:小野道風にカエル、柳にツバメ→柳沢雨音
12月:桐に鳳凰→鳳凰院姉妹(鳳凰院桐夜、鳳凰院桐華)
そのため、今後第14人目(ナナもメインヒロインに数えるなら15人目)のヒロインが新たに登場するとしたら、花札の『菊に盃』が名前の元ネタとなるメインヒロインが登場する可能性が高いと思われる。
加筆・修正は推しのヒロインと恋の成就を果たした男子にお願いします。
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- DMMGAMES.R18(現在はFANZAGAMES)の中では結構古参の作品だったと思うけど、まだ記事なかったのか・・・ -- 名無しさん (2022-01-08 09:55:07)
- 地味に艦これやアイギスと同じくらい古いのか・・・息長いなぁ -- 名無しさん (2022-01-09 10:14:27)
- 今年の5月27日をもって恋ヶ崎は10周年…実にめでたいです。 -- 名無しさん (2024-05-30 18:59:35)
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