登録日:2012/07/24 Tue 18:48:54
更新日:2023/10/20 Fri 12:42:11NEW!
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漫画 ヤングキングアワーズ ark-performance sf 軍事 潜水艦 擬人化 ロマン兵器 13年秋アニメ 海上自衛隊 映画化決定 所要時間30分以上の項目 少年画報社 アニメ mbs 毎日放送 海洋 妄想する重巡 海戦 アニメ←別物←だが良作 蒼き鋼のアルペジオ きゅーそくせんこー カーニバルダヨ サンジゲン
蒼き鋼のアルペジオとは、ヤングキングアワーズで連載中の漫画作品。
作者:Ark Performance
既刊:25巻(2023/06/29時点)
●目次
《概要》
簡単に言うと、かつて戦争で活躍した歴戦の艦(を模した超兵器)がガッシャンガッシャン変形しながら、オーバーテクノロジーな兵器で大海戦を繰り広げる海洋SF政治ロマン。
作者Ark Performanceは、主に角川系の雑誌で活躍し、近年は月刊ガンダムAでの独特な作風で注目を集めていた漫画家ユニット。
本作は久方ぶりのオリジナル作品となる。
「[[某ガンダム>機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画]]でおっさん達と人間ドラマにどっぷり浸かった反動で発作を起こしたのか…かわいそうに」とは、けして思わないで下さい。…そうじゃないんだよ。本当だよ。(一巻あとがきより)
2013年に『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』というタイトルでアニメ化された。サンジゲン製作で、メカのみならず人物も全て3DCGで描かれているのが特徴。
メカはともかくキャラも3DCGなんて……と敬遠するアニヲタ諸氏もいるだろうが、岸誠二監督がアニメの新しい可能性を示したいと言っただけのことはありかなり自然なものになっている。特に後半のイオナやタカオはセルとも遜色ないほど非常にかわいい。
1クールアニメの上、原作が様々な立場のキャラの心情や動向を丁寧に描く作風で全体的なストーリーの進行が遅いため、原作の要素を拾いつつほぼオリジナルと言っていい内容になっている。キャラクターの設定も結構変わっている。
副題の『アルス・ノヴァ』も監督曰く原作とは違うオリジナルという意味で付けたとか。
ストーリー構成には原作者Ark Performanceも協力しており、あるキャラの衝撃的なアニメ版設定はArk側の提案だとか。
2015年1月と10月に劇場版が公開された。前編『DC』はアニメ版を再構成+新規エピソード、後編『Cadenza』は完全新規エピソード。
《ストーリー》
2039年、人類は温暖化に伴う急激な海面上昇により、地上での版図を大きく失った。
それに呼応するかのように、霧を纏う謎の軍艦群「霧の艦隊」が世界各地の海洋に出現、搭載した超兵器で人類の艦を攻撃し始めた。
人類は持ちうる戦力を投入し、最終決戦「大海戦」に臨むも、「霧」の圧倒的な武力の前に脆くも敗れ去った。
すべての海域、運搬経路を「霧の艦隊」によって封鎖され、政治経済は崩壊、人類は疲弊の一途をたどっていた―――――――
「大海戦」から7年。
士官候補生・千早群像の前に現れた「霧の艦隊」の潜水艦「イ401」。
敵であるはずの「イ401」、そのメンタルモデル「イオナ」との出会いは群像に、そして人類に何をもたらすのか?
《世界観》
上記の通り、海面上昇により人類の住める場所が減りつつある。
また、霧による海上封鎖のため物資輸送はSSTO(宇宙を介した輸送)で主に行われているが、霧による妨害も多い。
日本は首都機能を東京、長崎、札幌に分散し、それぞれに政府を設けている。
富裕層は内陸の山間部に住んでおり、貧困層は海に近い(=危険な)場所に住んでいる。
自衛隊は取り残された在日米軍と共に、統制軍として陸海空が統一されている。陸軍は霧との戦いを経験していないため強硬派が強いが、
海軍は霧に大敗を喫しているため、対霧用原子力潜水艦「白鯨」を建造しつつも、慎重に動いている。
ヨーロッパは内戦状態で、中国とロシアが介入を企んでいる。
イギリスはヨーロッパ内戦に巻き込まれなかったものの逆に孤立しており、街中は荒廃している。
アメリカは豊富な資源を蓄えており、群像達が振動弾頭のデータを輸送する(そして量産する)目的地。
そのほか、世界各国は現存している様子。
《用語》
●霧の艦隊
世界各地で霧の彼方から突如現れ、人類を攻撃した謎の超兵器群。単に「霧」とも。
なぜか第二次大戦時に建造された軍艦を忠実に模した外観だが、兵装・構造・材質、すべて人類を超越した技術によって造られており、その非現実的なまでの戦闘力によって人類を海洋から根絶し、現在まで海上を封鎖している。(アニメでは通信妨害も行っている)
「ナノマテリアル」という重力衝撃砲から幼女ボディまで何でも作れる便利物質で構成され、クラインフィールドという現行兵器では突破不可能な守りを持ち、独自のネットワークで繋がっている。
ユニオンコアというコアを持っており、このコアが霧の艦の中枢である。
このコアが存在する限り、霧の艦は不死身に近い。ただし、ナノマテリアルが不足している場合は、様々な不都合が生じる。
十分なナノマテリアルさえあれば、どれだけ破壊されてもコアがある限り完全な形で復活できる。
一部の大戦艦級以上の「霧」はデルタコアというユニオンコアを超える演算能力を持つコアを持っている。
アドミラリティ・コードという全ての霧を統制する謎のコードが存在しており、一部の離反者を除いたすべての「霧」は、このアドミラリティ・コードに従って行動している。
しかし、アドミラリティ・コードの正体や、誰が生み出したのかは不明。「霧」達はこのコードの在処を探している。
智の紋章(イデア・クレスト)という紋章が各艦それぞれに存在しており、艦体に刻まれているほか、メンタルモデルが力を使うときに発現する。
目的・由来・その他全て不明。長らく意志などない戦闘兵器だと思われていたが、後に下記のメンタルモデル形成に至った。
●メンタルモデル
霧の艦隊の中でも、「重巡洋艦級」以上の艦が保有する人型の意識・思考体……要は擬人化された艦船AI。
「霧」が元々備えていたものではなく、海洋の封鎖後に『人類の思考形態を獲得し、戦術・成長の概念を修得すべき』、という名目で総旗艦「ヤマト」の指示で備えられたもの。
「個」を手にした結果、相手の心理を読んだり、戦術的な行動をとるようになった反面、「個」が働きすぎて隊列を乱したり、霧内部での裏切りや派閥争いといった負の面も現れている。
各メンタルモデルが経験した事象は、「霧」の共有戦術ネットワークへアップロードされ、「霧」全体の経験値として共有される。
特に「霧」としての力を発揮しない限りは、(外面だけなら)人間と変わらず、人間社会に溶け込む事も難しくない。
ただ、ネーミングセンスは悪いようだ。
メンタルモデルを形成するにはある程度の演算能力が必要であり、イ400型とU-2501を除いた潜水艦や、軽巡、駆逐クラスは自力でメンタルモデルを形成できない(と思われる)。
戦艦級のサポートがあれば駆逐艦でもメンタルモデルを形成できる(ユキカゼ、ヴァンパイアなど)。
また、『デルタコア』を持つ演算能力がトップクラスの艦には、メンタルモデルが2人存在している。
コミックス11巻現在、ヤマト、ナガト、ビスマルクの3隻が該当。
ニュージャージーによれば、ムサシもデルタコアであるため、2人以上のメンタルモデルを持っていてもおかしくは無いようだが……?
ちなみに全てが女性体。イオナ曰く、艦を女性名詞で呼ぶ人類の慣わしを参考にした結果らしい。
●クラインフィールド
霧の艦艇が持つバリア。
エネルギーを上手く逸らすことで艦体を守るが、強いエネルギーを受けると、エネルギーが蓄積して消失してしまう。
エネルギーが蓄積した状態では再展開が出来ず、クラインフィールド無しでは霧の艦艇と言えど人類側の兵器で容易く沈んでしまう。
そのため、蓄積したエネルギーは放出させないといけないが、放出の際には被探知性能が著しく低下する。
●超重力砲
霧の艦艇が持つレーザー超兵器。使用時には艦を大きく変形させる。
相手をロックオンすると海を割り、中空に相手を拘束する。
直撃せずとも、かするだけでもかなりのダメージであり、直撃しようものならクラインフィールドがあっても大事は免れない。
本来は重巡以上が持つ装備だが、イ401はヒュウガとの戦闘でヒュウガの超重力砲を回収しており、イ401に組み込まれている。
侵食魚雷が補充しにくい401にとっての切り札。ただし、一度撃った後にはメンテナンス必須。
●侵食魚雷
霧の艦艇が持つ兵器。霧に対して有効打となる兵器の一つ。
人類側兵器に比べると、クラインフィールドへの有効性が非常に高い。
人類による製造は出来ないが、人類側の兵器に魚雷として搭載することは可能。
作中ではイ401の搭載している侵食魚雷のストックは常にカツカツ。
魚雷型以外にも、ミサイル型や爆雷型も存在している。
●振動魚雷(振動弾頭)
人類によって作られた、人類側の対霧用兵器。
それまでの人類側兵器に比べれば、霧に対してはるかに有効な兵器。
日本で開発されたが、量産できるほどの資源が日本には無いため、資源が豊富なアメリカへの輸送が計画された。
5個作られたうちの4つは、輸送中に霧による妨害で破壊されており、最後の1つが群像達に託される。
●スーパーキャビテーション魚雷
この時代で使われている一般的な魚雷。
大量の泡に魚雷が包まれる事で摩擦が減り、既存の魚雷よりも早く目標まで到達できる魚雷である。
ちなみに2016年現在でも実際に使われている技術である。当然だが作中のものと比べると、技術レベルは段違い。
白鯨にも同様の技術を応用した高速巡航機能が搭載されている。
●海洋技術総合学院
横須賀にある学校。軍事だけではなく、漁業や海上貿易など海に関係すること全般を教えている。
群像や401クルー達の母校だが、群像達は在籍中に401で出て行ってしまったので実質的には休学状態。
この学校に入れるというだけでもエリートであると、横須賀の市民たちからは認識されている。
「霧」の者達が割と頻繁に出入りしているのでセキュリティは割とガバガバ。
《登場人物》
CVはドラマCD/アニメ
《蒼き艦隊》
霧の艦隊との対話を目指す、千早群像率いる人類側の勢力。
常に物資、戦力不足に悩まされてはいるが、人間を乗せたことによる戦術の幅広さで、格上との戦闘にも対応している。
所属艦艇はアニメではイ401、タカオ、ヒュウガの3隻、原作では白鯨(対「霧」用原子力潜水艦)を加えた4隻だが、船体を持っているのは401と白鯨のみ。
表示
◆千早 群像(ちはや ぐんぞう)
CV:福山潤/興津和幸
主人公。海洋技術総合学院の生徒だったが、偶然から(?)「霧」を離反した潜水艦「イ401」のメンタルモデルと遭遇、ある目的のため艦長として乗り込む。
常に冷静沈着、戦術知識・指揮能力も抜群でクルーの信頼も厚く、おまけにイケメン(でかなりモテる)という主人公にあるまじきチート男……だが、内面にはいろいろと抱えこんでいる。
父親と同等、あるいはそれ以上にある幼馴染の存在は、群像に大きな影響を与えている。
普段のクールさとは裏腹に、戦闘では「博打的」とも評される豪快な作戦を実行する一面も。
学生時代は総合成績が万年2位止まりで、人付き合いが苦手だった。
原作、アニメ共に霧との対話を目指している。
◆イオナ
CV:悠木碧/渕上舞
モデルは帝国海軍伊号400型潜水艦伊401。
メンタルモデルは外見は幼い少女の姿。表情に乏しいが好奇心は旺盛で、401クルー達のマスコット的存在。
人類が初めて確認したメンタルモデルであり、何らかの理由で「霧」を離反し群像たちに力を貸しているが、「霧」のデータベースにアクセス可能であるなど、謎も多い。
だがその点も踏まえて「艦長」やクルーとの信頼は深い。
本来のイ400型は情報収集に優れた艦艇だが、群像達による魔改造の結果、潜水艦としては規格外の超重力砲や、多数の火器を搭載している。
原作ではヤマトに次ぐ最古のメンタルモデルの一人ということもあり、メンタルモデルとしての経験値が高い。
ふてぶてしい態度やギャグを見せたり、機関室のいおりの元にちびイオナを送ったり、杏平と一緒にアニメを視聴したりしている。
メンテナンス中に見る夢の中で、ビスマルク(?)に語られた話によれば、イ401自体が共同戦術ネットワークそのものだというが、詳細は不明。
アニメでは純粋無垢な存在となっている。最初は無感情だったものの、群像達や「愛」によって一足先に人間らしさを獲得したタカオやヒュウガと関わる内に徐々に感情を得ていくようになっていった。
アニメ終盤では、アニメオリジナルのアルス・ノヴァモードへと変貌し、明らかに潜水艦の枠を超えた姿になる。ぶっちゃけ原作と最も遠いキャラ。
服装はアニメではセーラー服、原作版ではなんとも言いがたい柄のTシャツ(いわゆる変T)を着用している。
アニメ設定では潜水艦は通常メンタルモデルを持つことができず、そのメンタルモデルはムサシに沈められたヤマトが与えたもの。
いわばヤマトの端末であり、ムサシはヤマトのお人形と称した。
ムサシによって消滅の危機に追いやられ霧としての力を失うも、駆けつけたコンゴウの言葉で復活。
最終局面においてヤマトの本来持つ力を発揮し、ヤマトを髣髴とさせる白いドレスと純白の大和型戦艦の艦体を纏い、ムサシとの決戦に挑む。
◆橿原 杏平(かしはら きょうへい)
CV:白石稔/宮下栄治
「イ401」砲雷長。陽気なムードメイカー。群像とは学院時代の同級生で、信頼も厚い。
学院では総合成績では200番代だが、砲術と水雷ではトップ10を一度も譲らなかった。
アニメでは殆ど描かれないが、原作ではかなりのアニメオタク。
いおりとは幼馴染であり、何やかんや彼女のことを大事に思っている。
◆四月一日 いおり(わたぬき いおり)
CV:豊崎愛生/津田美波
「イ401」機関士。群像とは学院での同級生。
明るくマイペースな性格だが女だてらに機関士としての腕は一流で、事実上ブラックボックスである「霧」の機関部を持ち前の機転と理解力で支えている。在学時代の総合成績は5位。
実は日本に残された数少ない大企業のお嬢様であり、杏平は彼女のコネを使って就職しようと考えていた。
原作アニメともにイオナのことをかなり気にいっており、アニメでは特に姉のように振舞うことも。
◆織部 僧(おりべ そう)
CV:杉田智和/松本忍
「イ401」副長。群像とは最も付き合いの古い幼なじみ。それ故群像のフォローをすることも。
呼吸器系に重度のアレルギーを持っているため、サポート用の大きなマスクを付けている。在学時代の総合成績は4位。
原作25巻でようやく素顔が判明したが素顔は優男、この時はイオナがマスク無しでも大丈夫な環境にしてくれたこともあり当初マスクが無いことに気が付かなかった。
ちなみにアニメ版の中の人は別作品でも潜水艦に乗っていた。
◆八月一日 静(ほづみ しずか)
CV:-/東山奈央
「イ401」ソナー・センサー類担当。おっとり眼鏡少女。
彼女のみ学院の同級生ではない。
ヒュウガ戦後に401を降りた真瑠璃に変わって、台湾で401に乗り込んだ。
艦長の女性関係が気になる……?
何気に白兵戦ならクルー最強。
◆タカオ
CV:佐藤利奈/沼倉愛美
元霧の艦隊第2艦隊所属。モデルは帝国海軍高雄型重巡洋艦高雄。
メンタルモデルは険の強い美女。
巡航潜水艦を利用しイ401と激戦を繰り広げるが敗北。「戦術」の重要性を知り、群像を自分の「艦長」とすべく「霧」を出奔、独自の行動を開始する。
本作最大級の萌えキャラにして人気キャラであり、ネタキャラ。群像LOVEである。乙女プラグイン搭載(公式)。
群像の母親と接触したり、自室(アニメでは艦橋)が非常に乙女趣味だったりと、かなり自由に動き回っている。
蒼き艦隊への参加の際、艦体の色を赤から青にカラーチェンジしている。
原作ではU-2501に撃沈されるも、402によってコアを回収され、ヤマトの保護下に。現在は海洋技術学院に入学して、ハルナ達を待っている。
アニメでもその色んな意味での美味しいキャラっぷりを最大限発揮。中の人の演技も相まって人気を獲得した。
その後船体を再び手にするが懸念された後述のグンゾウを巡って、群像が詳細を説明していなかったのもあるが轟沈した。
外伝漫画『ソルティ・ロード』では主人公を務め、海洋技術学院での学生生活が描かれる。
任務の都合上、402及びズイカクと同居しており、保護者役に収まった402をお母さんと呼んでいる。
学生生活をエンジョイしており、バンドを結成したり、ニンジャと間違えられたり、ラーメンの味見をしたり本編のシリアス感はどこへやら。
◆ヒュウガ
CV:-/藤田咲
元霧の艦隊第2艦隊・艦隊旗艦。大戦艦級の一隻。モデルは帝国海軍伊勢型戦艦日向。
メンタルモデルは女科学者風。白衣を羽織っていることが多い。
本編開始前にイ401と交戦、多くの損害と引き換えに撃沈された。
その際自分を撃沈した艦……つまりイオナに心酔し、「お姉様」と慕って霧を離反。
以降は群像たちの本拠地である硫黄島の管理と防衛を行っている。が、硫黄島を自分好みに魔改造しており、かなり愉快なことになっている。
群像達が硫黄島を放棄後、オプション艦で401と共に出港、自身が撃沈されたポイントでナノマテリアルを回収していた。
ナノマテリアルで組み上げた主砲でヒエイと相打ち、ユニオンコアだけの状態になる。
海底に沈んでいたところをユキカゼによって補足され、(群像達の下へ戻りたいので)当初は回収されるのを渋るも、姉妹艦であるイセがコンゴウの旗艦装備で呼び出された事を知ると、すぐさま回収に同意しヒエイ共々ユキカゼによって回収される。
その後ハシラジマで船体が再建され、わけあって第1艦隊旗艦から離れることになったコンゴウに変わって旗艦に任命された。
アニメ版ではイオナと親しい群像を敵視しているが、原作版では早々にイオナにフラれたためか、逆に群像とは非常に親密。
人類の技術と、ナノマテリアルを組み合わせてヒュウガが作った艦艇。
「マツシマ」「イツクシマ」「ハシダテ」の3隻が判明している。
マツシマは群像やヒュウガが乗り込める中枢艦だが、戦闘能力は無い。
イツクシマとハシダテは超重力砲を放つことの出来る超重砲艦で、401やマツシマと連携する事で、通常の超重力砲より強力な超重力砲を放つことが出来る。
その一方で、3隻とも純ナノマテリアル製ではないので、隠密性は通常の霧の船より劣る。当然クラインフィールドも展開できない。
以下3名はアニメでは蒼き艦隊の一員、原作では殆ど接点が無い。
◆ハルナ
CV:-/山村響
第2艦隊所属の戦艦。モデルは帝国海軍金剛型戦艦榛名。
メンタルモデルは無口無表情娘でコート姿だが、話が進むにつれて普通の服装を多く見せるように。
キリシマと共に横須賀要塞港を火の海に変えたが、激戦の末に撃破され、艦体を失ってしまう。
敗北後、蒔絵と出会い、刑部邸に招かれる。蒔絵との交流の中で生まれた自分の不可解な感情や、刑部博士の願いもあって蒔絵の友達になろうとする。
陸軍による刑部邸襲撃の際、刑部博士の死を目の当たりにして暴走、マヤを使って日本を滅ぼそうとするが、アドミラリティ・コードによって静止された。この件により、霧の艦達はアドミラリティ・コードの現存を確信した。
その後、北海道で蒔絵と再開、和解をした後、眞の提案で「第四施設焼失事件」を探るべく、横須賀の海洋技術総合学院へと向かった。
アニメでは蒔絵やキリシマと共に401と合流、硫黄島にも同行し、終盤では401の操作に協力した。
原作では様々な衣装を見せているが、アニメでは終始コート姿である。
◆キリシマ
CV:-/内山夕実
第2艦隊所属の戦艦。モデルは帝国海軍金剛型戦艦霧島。
メンタルモデルは勝ち気で非常に好戦的な性格。
コンゴウの指示の下、「イ401」の寄航する横須賀要塞をハルナと共に襲撃するが、「白鯨」とイ401の連携の前に敗北。コア以外を損失してしまう。
その後、ハルナと共に刑部邸に招かれた際、ハルナからの少量のナノマテリアルと蒔絵の部屋にあったクマのぬいぐるみを使い、動ける体(ヨタロウ)を手に入れた。その後は、ハルナに付き添っている。
コンゴウに上手く言い訳するのが得意で、独断で動きがちなハルナ達の行動に関して交渉を行っている。
アニメでは白鯨が居ないため、401単艦に沈められた。また、メンタルモデル体としての登場はヨタロウになってから一度も無い。
原作ではハルナ同様、コートを着て登場したが、アニメでは露出の多い(それでいて動きやすい)服装で登場した。
ヨタロウのカラーリングは原作だと青、アニメだとピンク色をしている。また、原作ではヨタロウの中に着ぐるみのような感じで小さいキリシマが入っているが、アニメではコアのみの模様。
長らくキリクマ状態で活動していたが貴重なナノマテリアルを使って真っ先にメンタルモデルを再構築、以降はそちらで活動している。
ヨタロウとしてのグッズ展開が好評を博しており、現実におけるアルペジオきっての稼ぎ頭。
◆刑部 蒔絵(おさかべ まきえ)
CV:-/原紗友里
横須賀に住む少女。
横須賀での海戦の後、吹き飛ばされて倒れていたハルナ(とコア状態のキリシマ)を自宅の屋敷に招き、交流を重ね友達になる。
両親はおらず、多くのメイドと執事のローレンスと暮らしている。
その正体はデザインチャイルド(人工的に生み出された天才児)。執事のローレンスに扮する、刑部博士により、振動弾頭開発のために生み出された。
振動弾頭の開発は成功、開発が終わった後は国により廃棄される予定だったが、博士の交渉により屋敷で暮らしている。
屋敷が統制軍陸軍派によって襲撃された際には、蒔絵と同じデザインチャイルドが首相の北管区(北海道)によって保護された。
その後は、北管区にて千早沙保里の下で暮らしていたが、ハルナ達が迎えに来たと知り、動揺する。
アニメではハルナ達と共にイ401に合流、本編終了後はハルナ達と共にロサンゼルスで暮らしている模様。
《霧の艦隊》
アドミラリティ・コードに従い、海上封鎖を行っている。
各方面、地域ごとにいくつかの艦隊に分かれている。
「霧」内部にもいくつかの派閥が存在しており、それぞれ独自の動きを見せる。
《総旗艦艦隊》
総旗艦ヤマト直属の艦隊。多くが日本海軍の艦艇をモデルとしており、極東地区の封鎖を主任務とする。
表示
◆ヤマト
CV:-/中原麻衣
超戦艦級。現在の「霧の艦隊」総旗艦。モデルは帝国海軍大和型戦艦大和。
メンタルモデルはドレスを纏った穏やかな女性と制服の少女。
ドレスを纏った方をヤマト、学生服の方をコトノと指揮下の艦に呼ばせている。
メンタルモデルの実装を提唱した張本人であり、彼女自身、最も古いメンタルモデルでもある。
群像の幼なじみ天羽 琴乃と容姿が瓜二つ。大海戦に参加しておらず長年失踪していたりといろいろ謎の多い艦。
配下の400や402、ユキカゼに対して各艦の自主性を促すような指令を下す。
群像に目をかけており、群像の事に詳しかったり、群像達に危機が迫ると動く(らしい)。
タカオのハッキングを一瞬で無効化、ユキカゼに僅か2%の演算能力でメンタルモデルを与える、装備された12連超重力砲×2など、
大戦艦級を含む他の「霧」を圧倒的に上回る性能・能力を持つ。
原作では栗毛に近い髪の色だったが、アニメでは黒髪になっているほかコトノとは違ったババ臭い大人の女性的な容姿になっている。
コトノは登場せず、メンタルモデルはヤマト1体のみ。
大海戦以前に霧の艦隊と交戦し、霧に損害を与えた翔像に興味を抱きムサシと共にメンタルモデルを形成してコミュニケーションを図る。
翔像との交流の結果、人類に好意的な感情を抱くも、部下の離反によって翔像が殺害されたことで暴走したムサシを止めることができず沈められる。
その間際にムサシ直轄だったイ401に翔像の息子群像の助けとなるよう命令し自らのコアを与えバックアップとする(イオナがコアを2つ持ち、霧の指揮系統から外れた特殊なメンタルモデルとなったのはこのため)。
最終決戦においてイオナがヤマトのコアを起動させたことで、401の艦体と沈没した自らの残骸を合体させ復活。
この時本来ならばヤマトが復活すればイオナもそのまま消える予定だったが、イオナがヤマトのドレスを纏い二心同体の形で復活を遂げた。
概念伝達空間において、「姉」としてムサシを救えず彼女の暴走を止められなかったことを謝罪し、肉体の消滅した彼女と共にイオナと分離するかたちで消えて行った。
◆ナガト
「霧の艦隊」先代総旗艦、現在は第二巡航艦隊旗艦。モデルは帝国海軍長門型戦艦長門。
メンタルモデルは和服を着た女性2人。指揮下にアタゴやムツ、ズイカクを従えている。
コンゴウ達とは異なった独自の考えを巡らせており、あれこれ手を打っている。
超戦艦ムサシと正面切って戦えば負ける、とは本人たちの弁だが、未だに前線に出たことはなく、真の実力は底知れない。
どういう原理か不明だが、登場すると周辺に桜吹雪が舞う。ゾルダンが拾っていたため立体映像ではなく、ナノマテリアルで生成している模様。
◆コンゴウ
CV:桑島法子/ゆかな
大戦艦級。日本を封鎖している第1艦隊・艦隊旗艦で、第1艦隊は霧の艦隊でも最大戦力の一つ。モデルは帝国海軍金剛型戦艦金剛。
メンタルモデルは派手だが物憂げな美女。口癖は「めんどうくさい」。
兵器としての本分を重視し、メンタルモデルが自分達にもたらす「揺らぎ」に疑念を感じている。
艦隊旗艦専用の装備を披露している。服装も普段の服よりも凄いドレスのようになっている。
コンゴウが装備した旗艦装備は、「霧の艦隊の3Dプリンター」と言える装備。ユニオンコアを自分の下に転移させ、ナノマテリアルで艦を作り出す。
旗艦装備によりイセを呼び出し、群像を倒すことに執着する。
群像の作戦により自慢の快足を奪われ、大量の泡によって摩擦を失って海中へと沈んでゆく船体の維持に専念せざるを得ない状況になる。
401から発艦したセイランの雷撃かわすことが出来ず迎撃するが、捌ききれず轟沈する。
しかし、今わの際に群像が乗るマツシマを砲撃、大破させる。
メンタルモデルを得た結果、完璧なシミュレーション以上の動きを揮下の駆逐艦と共に見せたが、群像への執着が敗北にも繫がってしまった。
だが自身を沈めた群像を救うこと懇願する声を聴いたことで彼をハシラジマへと連れて行き、彼の体を修復する過程で彼のクローン「グンゾウ」を作ろうとした。
しかし完全再現には至らずかえってメンタルモデルと人間のハイブリッドという特殊な人物が生まれてしまった。
このグンゾウが誕生して以降のコンゴウはママになった、更にはロリも増えた。
アニメでは感情やそれに従い行動することを異常に拒絶しており、霧にそれをもたらしたイオナと群像をどんな手段を用いてでも葬ろうとする。
配下の船が次々と変調をきたし霧を裏切っていく中、自らの傍に寄り添い続けるマヤを憎からず思っていた。
その末に自らが感情に流されてしまい、存在意義も縋るものも心の拠り所も全てを否定され失ったことでぶっ壊れ、まさかのラスボス化。デース・スターもはや艦船の姿さえ捨てた異様となって自滅覚悟でイオナに最後の戦いを挑むも、彼女の命がけの説得によって和解。
イオナとの友情を誓い、霧の艦隊を出奔して行方不明となる。
もしかするとピーマン嫌いかも知れない。
極めて真面目なキャラのはずなのだが、アニメや原作巻末ではいじられ役が定着しているフシが…。
終盤に援軍として参戦。旗艦装備時をやや意識したようなジャズアーティストっぽいドレス姿で登場し、甲板にはマヤを偲ぶようにピアノを設置している。
妹艦であるヒエイと交戦し、超重力砲展開時に口を開けた艦体でヒエイの艦体に文字通り噛みつくという奇策を披露する。
◆マヤ
CV:-/MAKO
第2艦隊所属の重巡洋艦。モデルは帝国海軍高雄型重巡洋艦摩耶。
メンタルモデルは天真爛漫な少女。原作ではハルナ達と、アニメではコンゴウと関わりが深い。
音楽を愛好する良い子。だが音楽の腕前は良くない。甲板の上がちょっとした楽器保管庫になっている。
原作では背が高く姉のタカオ・アタゴ以上にスタイルが良いが、その割に幼いキャラ。ハルナを心の旗艦と呼び慕う。
楽器屋の老人などの人間との交流で情緒豊かに成長している模様。
ハルナ一行と共に、横須賀の海洋技術学院を目指す。
アニメでは身長がやや縮んで?中身相応になっている。
加えて原作以上に幼児的な性格になっており、コンゴウの妹ポジションになっていた……が、原作者直々にとんでもない設定を与えられて視聴者とコンゴウに衝撃を与えた。
メンタルモデルのマヤと思われていたものは、400/402がコンゴウを監視するために用意した自我を持たぬ人形。つまり、マヤという人物は最初から存在しなかった。
400/402からコンゴウへ第一艦隊の解雇通告が出された際、一緒に居たマヤも突如壊れたレコーダーのように過去の言動を繰り返し始め、ワケがわからず混乱する視聴者とコンゴウに上記の真実が明かされた。
400/402曰く「もうコンゴウを監視する必要がないからマヤは強制終了した」とのことだが、そのマヤを心のより所としていたコンゴウはそれがとどめとなって発狂してしまい、後に拘束から脱したコンゴウに艦体ごと吸収され消滅する。
◆イ400
CV:悠木碧/日高里菜
ヤマト揮下の潜水艦。モデルは帝国海軍伊400型潜水艦伊400。
メンタルモデルはチャイナ服の伊401といった感じ。イ400型の中では一番感情に乏しい。
情報収集に長けており、超戦艦級の探知能力を持つ(イ402も同様)。
北海道でハルナと蒔絵の合流を確認した後、横須賀で402、ズイカクと合流し、人類の文化に親しみまくった2人に唖然とする。
移動用の艦載機としてセイランに搭乗しており、ズイカクに貸与したことも(用途は沖合でとれた魚の輸送)。
アニメではコンゴウを402と共に秘密裏に監視しており、自我の芽生えた彼女を拘束した。
(コンゴウ拘束以前に)コンゴウ戦後の疲弊した401を撃沈するも、その後、復活したアルス・ノヴァモードの401によって402が自分をかばって致命傷を負った事で自分達にも自我が芽生えていることに気づき愕然とする。
そして姉妹艦との戦いを望まないイオナの声に対してもう遅いと言い放ち、撃沈される。
◆イ402
CV:悠木碧/山本希望
ヤマト揮下の潜水艦。モデルは帝国海軍伊400型潜水艦伊402。
メンタルモデルは400と同じく401とソックリ。
U-2501戦ではタカオをサポート、撃沈されたタカオを回収後、タカオ、ズイカクと共に横須賀で暮らすことに。
ヤマトに臨機応変な対応を指示されて以降、イオナの遺した人類との交流データを流用した影響もあってか急速に人間臭さが進行し、料理に開眼しておかんキャラが定着する。
加えて雑誌おまけコラムにて同人活動を行っていることが判明。
戦術ネットワークにアップしてはタカオとともに霧のメンタルに妙な影響を与えている。
イオナが内心群像にべた惚れなのを察しており「(タカオに)負けず劣らずツンデレ」と評している。
アニメでは400と共に401を撃沈する。その後、400と同じく撃沈される。400を自らを犠牲にしてでも守る、沈没の間際に姉妹艦を沈めることとなったことを後悔するイオナに「敵を沈めただけ」と言うなど、アニメではむしろ漢キャラ。
劇場版でコアは回収されたものの、破損がありメンタルモデルの再構築をはじめ自立行動は不可能となっており、一部記録データのみが活きている状態でしかなかった。イオナ達は残されたデータを基に総旗艦の潜伏場所をつかむ。
◆ズイカク
海域強襲制圧艦。モデルは帝国海軍翔鶴型航空母艦瑞鶴。
メンタルモデルはツインテールの少女。
普段は待機を命じられているが、メンタルモデルを得たことにより「退屈」という概念を得ており、普段は甲板の上で釣りをしたり釣った魚介類を調理している。
人間社会への興味が強く、釣りや漁で手に入れた獲物で人間と物々交換をするなど、かなり自由にやっている。
メンタルモデルは小さいが、強襲制圧艦は超戦艦クラスの出力を持っているとの事。
空母の形を模しているが、艦載機はクラインフィールドが張れず物理的に運動性能にも限界があるため大海戦の際に損害が激しかったので現在は搭載していない。
海域強襲制圧艦は、その結果戦力としては浮いた空母を改修したもので、無数の艦載機群を管制操作する演算力を用い、重力操作で海域そのものを干渉操作する艦種である
『ソルティ・ロード』ではタコのパウロくんをペットにしており、溺愛している。
カバー裏おまけにて言及があるため、姉妹艦であるショウカクもメンタルモデルを持つと思われる。
ちなみに、別世界のそっくりさんもツインテール、偶然だろう。
◆ヒエイ
CV:-/M・A・O
モデルは帝国海軍金剛型戦艦比叡。メンタルモデルは眼鏡をかけた女性。
ヒュウガによると、睨んでいる時の顔がコンゴウそっくりらしい。
ヒュウガ・タカオの離反、ハルナ・キリシマの独自行動など、相次ぐ霧の身勝手な行動に苛立ちを覚えている。
霧を学校、自分達を生徒会になぞらえ、部下のミョウコウ型4姉妹に制服を強要しているため煙たがれている模様。
生徒会を結成したのは人類の自治システムを参考にし、霧の秩序と風紀を再構成する為だが
だったら風紀委員で良くないか?とツッコムのは無しにしてあげよう。ぶっちゃけ本人なりに真面目なだけでアホの子入っていると言わざるをえない部分があるのは内緒。
群像の乗るマツシマを補足するが、マツシマに集中するあまり近づいていたヒュウガを補足できず、接近を許してしまう。
ヒュウガがナノマテリアルで作った主砲と相打ちになる形で、ヒュウガを撃破するも、メンタルモデルを失いセーフモードに入ってしまう。
ユニオンコアはヒュウガと共に、ユキカゼによって回収された。
単行本9巻では生徒会に目覚める前と思われる和装のヒエイが描かれており、その頃は眼鏡をしていないことがわかる。
同じく和装の先代総旗艦のナガトとの関係は不明。
そして彼女も群像に落とされた。
◆ミョウコウ
CV:-/福原綾香
モデルは帝国海軍妙高型重巡洋艦妙高。
メンタルモデルはお固い軍人めいた姿。右目に眼帯型のモジュールを装備しているが、隻眼ではない。
ヒエイとお揃いの制服を着ており彼女曰く「副会長」だが、自身は気に入っていない。
メンタルモデルを持った事により、以前なら行わないような「無茶」をするようになる。
反動ダメージ覚悟で超重法を連射、自身の損傷と引き換えにイ401に大ダメージを与えた。
劇場版では主砲及び超重力砲用の狙撃ユニットを装備している。
◆ナチ
CV:-/佐藤聡美
モデルは帝国海軍妙高型重巡洋艦那智。
メンタルモデルは落ち着いた雰囲気の美女。大体専用クッションを敷いてその上に正座している。
劇場版では超重力砲を装備していない代わりに、専用ソナーによる卓越した索敵能力を発揮。あとおっぱいとふとももが大変なことになっている。
◆アシガラ
CV:-/三森すずこ
モデルは帝国海軍妙高型重巡洋艦足柄。
メンタルモデルは黒髪にカールのお嬢様風のルックス。狼を模した髪飾りを付けている。本来の服装は巫女服のような和服。
性格は天真爛漫突撃ハイテンション娘。イオナ曰く「粗忽者」、要するに「バカ」であるが、401に敗北後は比較的思慮深くなった。原作では。
劇場版では超重力砲を装備していない代わりに、射出式のビーム銛と二刀流ビームサーベルを装備。艦ってなんだっけ……。
イ401に敗北後、ハグロとともに海底をさまよっているところを宿敵イ401に遭遇。
万全のイ401を自分の手で倒さねば意味が無いと、重傷を負ったいおりを救助し、そのままイ401に乗艦するが、401によって捕獲される。
いおりの恩人であり群像、イオナともに礼を言ってはいるのだが、同時にイオナからは敵であるため警戒されており、
イオナによって拘束具(ピチピチ黒ジャージ)を着せられた上で杏平のもとで働くことになった。
さながら人質状態であり、乗艦した際のアワーズ表紙には引きつった顔で「イオナ様には良くして頂いています」「心配しないで下さい」と書かれたプラカードをぶら下げた2人が描かれていた。
生徒会の一員としてイ401と激突。
登場から終始動きまわっており、比較的思慮深いところもあった原作とは違い完全に「バカ」と化していた。
ナチとのタッグで満身創痍のイ401を襲撃するも撃退される。
終盤は北極海に向かうイ401を再度迎え撃ち、救援に駆けつけたタカオと激突。
前述のビーム銛、ビームサーベルであろうことか近接戦を挑む彼女だったが、ヒュウガがこんなこともあろうかとタカオに仕込んでいたドリルアームを解放、まさかの艦艇同士の殴り合いが始まるのだった。
ア「何あれ!かぁっこいいーっ!」
タ「何よこれ!かっこ悪いーっ!」
その後もタカオと戦い続けていたらしく、ヤマトによる停戦命令の際には艦上でメンタルモデル同士の殴り合いを演じていた。どうしてこうなった。
◆ハグロ
CV:-/五十嵐裕美
モデルは帝国海軍妙高型重巡洋艦羽黒。
メンタルモデルはツインテールの小柄な少女。ヒエイの与えた制服をミョウコウ以上に露骨に嫌がっている。
本来の服装は例によって和服。丈が短くまるで七五三。
とにかくやる気がなく、劇場版では中の人の演技もあってまんま働いたら負けなアイドル。
姉のアシガラへの態度は基本的に悪いが、なんだかんだでお姉ちゃんと慕っている。
自身曰く、霧の艦隊最速のスピードを誇る。
イ401からナチを庇い撃沈後、コアだけになっていたところをアシガラに救出される。
移動も合流も面倒臭がっていたが、アシガラにゲンコツされしぶしぶ同行。
イ401と合流後は姉と同じくイオナによって拘束具を着せられた上で僧のもとで働くことになった。
◆アカシ
モデルは帝国海軍工作艦明石。
メンタルモデルは作業服を着た小柄な少女。
コンゴウの艦隊旗艦装備の装着をサポートした。
◆ユキカゼ
「霧の艦隊」総旗艦艦隊、第二水雷戦隊所属。モデルは帝国海軍陽炎型駆逐艦雪風。
メンタルモデルは白い着物を着た幼女。
駆逐艦だが、ヤマトが演算能力2%を貸し与えてメンタルモデルを形成した。
ヤマトにより、401から離れた千早群像の捜索、及びユキカゼの判断でヤマトの益となる行動をせよ、との命令を受け群像の捜索に当たる。
ヤマトが優秀と称する通り、任務を臨機応変に遂行する傍ら、群像の潜水艦操作を参考に対潜戦術を学習していた。
◆アタゴ
モデルは帝国海軍高雄型重巡洋艦愛宕。
メンタルモデルはタカオによく似ている。姉妹がそれほど似ていない霧にしては珍しい。
ナガトの指揮下で行動しており、コンゴウ艦隊の戦闘をモニターしていた。
姉であるタカオを拐かした401(群像)に敵意を持っている(おそらくシスコンなのだろう)。
姉と同じくツンデレ気質で、アシガラの救援要請に文句を言いながらも最高のタイミングで支援したり、
カバー裏でアシガラに生徒会制服を押し付けられてまんざらでもなさそうな顔をしている。ちょろい。
◆チョウカイ
モデルは帝国海軍高雄型重巡洋艦鳥海。
容姿はマヤを知的にした感じで服装も洋装のマヤとは逆に和風メイドにビン底眼鏡。
メンタルモデルを持つ以前に撃沈され、ハシラジマで修復されてからメンタルモデルを獲得し、モデルを持てる艦艇では最初に撃沈されたことからハシラジマと「撃沈倶楽部」の管理を行っている。
ハシラジマに運び込まれた群像の世話をしていたがタカオ同様彼に好意を抱いている。やっぱりちょろい
◆イセ
大戦艦級。モデルは帝国海軍伊勢型戦艦伊勢。
メンタルモデルはゴスロリ調の衣装のナイスバディお姉さん。
髪型こそ違うが顔や体型はヒュウガによく似ている。なお比較的長身なヒュウガよりさらにデカい。
初登場時は台詞が全くなかったが、イ401とコンゴウとの戦いにおいてついに本格参戦。
妹ヒュウガが群像のバディとしてどんどん常識人化していく中、妹を気にかけた発言が……
「ヒュウガちゃん、元気かしら」
;「あの子は出来る子だと思ったのに、お姉ちゃんの愛をどうして分かってくれないのかしら」
「分かってくれないのなら…」
「もっと愛を、注ぐしかないかな」
…よく考えなくても、あのヒュウガの姉が大人しいはずはなかった。どうもヒュウガからも敬遠されている模様。
◆ナガラ
霧の軽巡洋艦。モデルは帝国海軍長良型軽巡洋艦長良。
軽巡洋艦のためメンタルモデルを持たない。原作・アニメともに第1話にてイ401に沈められる。
原作における出番はこれだけなのだが……。
アニメではなんと終盤20隻以上のナガラ型が登場。
長良型軽巡は長良を含めて6隻しか存在しないのだが、フルCGアニメであるため登場する艦は艦体を流用しなければならず、
結果スパロボ終盤マップで量産される敵ワンオフロボのようなことになってしまった。まさかスタッフも世のアニヲタ達が長良型について詳しくなるとは思っていなかっただろう。
大半はコンゴウに吸収される形でナノマテリアルをおいしくいただかれてしまった。南無。
艦隊これくしょん -艦これ-とのコラボイベントでは霧の艦隊の雑魚敵として登場。
軍艦が女体化した艦これの世界観に慣れた提督達からは軍艦が軍艦の形していることに戦慄された。何かがおかしい。
劇場版DCの追加シーンではヒエイの随伴艦としてナトリ、ユラが登場。例によってメンタルモデルは持っていない。
対イ401として対潜爆雷を大量に装備し、TVにおけるナガラの恨みを晴らさんが如くイ401を追い詰めた。イスズも来て単横陣を組まれていたら危なかった。
この活躍でナガラ型の矜持を保てたかと思われたが……。
終盤、北極海へ向かうイ401を食い止めるべく、ヒエイ率いる生徒会の配下としてナガラ型が大量に登場。結局こうなるのか。
401クルーの活躍で突破しかけるも、ナチのセンサーに感知されたことで戦闘状態に入った401のもとへ集結するが、401を援護するべく集まったハルナ、キリシマ、コンゴウに蹴散らされてしまうのだった。
その後、ヤマトによる停戦命令を受ける残存のナガラ型の姿が描かれていたため、全滅はしなかった模様。
◆モガミ
コンゴウ麾下と思われる霧の巡洋艦。モデルは帝国海軍最上型重巡洋艦最上。
原作でコンゴウと会話を行っていた。
メンタルモデル・艦体ともに直接登場はしていないが、会話を行える=メンタルモデルを持つ重巡洋艦であることがわかる。
◆アカツキ、ヒビキ、イカヅチ、イナズマ
ナチの随伴艦の駆逐艦。いわゆる第六駆逐隊。
メンタルモデルは持っておらず台詞もないが、ヒビキがナチと通信を行っており、意思は存在する模様。
《東洋艦隊》
イギリス海軍が元になっている模様。
レパルス、ヴァンパイアが離反した……というか他の連中が本来の業務を放り出し戦艦フッドの招集に応じて欧州へ移動した。
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◆レパルス
霧の巡洋戦艦。モデルは王立海軍レナウン級巡洋戦艦レパルス。
メンタルモデルはメガネをかけており、メイドの様な服装をしている。ヴァンパイアとの関係から読者からのアダ名はメイド長。
霧の規律に反する戦艦フッドの呼びかけには賛同せず、ヴァンパイアと共に東洋艦隊を離反。
プリンス・オブ・ウェールズ達に追われて窮地に陥るも、白鯨(を指揮する駒城)の介入により逃亡に成功する。
その後は敵である自分達を助けようとしたようにしか見えない白鯨の意図を理解するべく、自身の演算能力約25%を使い、ヴァンパイアにメンタルモデルを与え、使いとして白鯨に向かわせる。
巡洋戦艦という名前だが、レパルスの性能は高くなく、実質重巡洋艦に毛が生えた程度の演算能力しか無い。
そのため、ヴァンパイアの言動はどこかぎこちなく、さらにヴァンパイアの活動中は二日酔いのようにグデングデンになっているとか。
そうまでして直接白鯨に出向かなかったのは「人間に会うのが恥ずかしい」という理由から。かわいい。
余談だがレパルスの演算能力25%を利用したヴァンパイアがどこかぎこちない上にレパルス自身が動けなくなり、
ヤマトの演算能力2%を利用したユキカゼが自然に活動しているあたり、巡洋戦艦レパルスと超戦艦ヤマトの圧倒的な性能差がわかる。
◆ヴァンパイア
モデルは王立海軍アドミラルティV級駆逐艦ヴァンパイア。
メンタルモデルはレパルスと同じくメイド姿で、駆逐艦のため幼い。クールで表情をあまり変えない。
レパルスが東洋艦隊を離反する際に付いてきた唯一の艦で、自他ともに認める変わり者。
白鯨の介入で逃亡成功後、レパルスが演算能力を貸し与えてメンタルモデルを形成、白鯨に使者として向かう。
地の性格なのかレパルスの性能の問題なのかは不明だが、駒城達に接触後はレパルスに渡すために駒城の写真を撮りまくる、
介入をクールだと評価しサムズアップ、駒城にレパルスからの(くしゃくしゃの)親書を渡す、浦上をおじさん呼ばわりするなど、
やりたい放題やって駒城達を困惑させ、再会を匂わせながら帰っていった。
◆プリンス・オブ・ウェールズ
大戦艦級。モデルは王立海軍キング・ジョージ5世級戦艦プリンス・オブ・ウェールズ。
フッドによる召集命令の呼びかけに賛同し、これに従わず離反したレパルス達を追った。
メンタルモデルの有無は不明。
◆フッド
大戦艦級。モデルは王立海軍アドミラル級戦艦フッド。
アドミラリティ・コード直衛の艦体を示す緋色の艦隊を僭称した千早翔像を捕えよう、と東洋艦隊に呼びかけた。
メンタルモデルの有無は不明。
現在では名前だけの登場であり、東洋艦隊所属なのかも不明(英国艦ということでとりあえずここに)。
《北米方面太平洋艦隊》
アメリカ海軍が元と思われる。
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◆レキシントン
海域強襲制圧艦。モデルは米国海軍レキシントン級航空母艦レキシントン。
メンタルモデルはそばかすのある、長身の女性。
艦内部が図書館のような施設になっており、普段は本を読み漁っている様子。他にも、海洋生物の生物標本や顕微鏡などが保管されており、学校、それも大学の様。
身の回りのことを小型のロボットに世話させている。
正装?としてアカデミックドレス(アメリカの大学の卒業式に着てるアレ)のような服装に身を包む。
コンゴウ達の支援に向かうが、コンゴウのデータを収集中のゾルダン達と対峙、戦闘に入る。
◆ニュージャージー
大戦艦級。モデルは米国海軍ニュージャージー級戦艦ニュージャージー。
11巻時点ではレキシントンとの通信でのみ登場。
◆フレッチャー
モデルは米国海軍フレッチャー級駆逐艦フレッチャー。
下記のラドフォード共々、レキシントンのセリフの中で登場。
◆ラドフォード
モデルは米国海軍フレッチャー級駆逐艦ラドフォード。
《緋色の艦隊》
霧の艦隊内における一つの勢力だが、事実上の第三勢力。提督たる翔像の考えの下、独自の動きを見せている。
ムサシを中心に、U-2501が所属している(コミック11巻現在)。
本来なら「緋色の艦隊」という名前はアドミラリティ・コード直属の部隊に与えられる特別な名前で、勝手にその名前を使う翔像達にフッドらは反発した。
翔像はメンタルモデルの解放を目的としているようだが、詳細は不明。
イギリスとの条約締結に伴い、まずは欧州大戦真っ最中のヨーロッパの平定を目指す。
また、緋色の艦隊に歯向かう者には人類、霧を問わず武力で反撃をする事を宣言している。
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◆ムサシ
CV:-/釘宮理恵
超戦艦級。モデルは帝国海軍大和型戦艦武藏。
メンタルモデルは儚げな銀髪の少女。
「人類を裏切り、霧についた」とされる翔像たちと行動を共にしているが、その真意は謎。
翔像を「お父様」と呼ぶ。ムサシ自身も、ゾルダンからはムッター(母)と呼ばれている。
翔像とその部下により、ムサシ艦体のコントロールは40%まで掌握されている。この掌握を、翔像は「解放」と称しているが……?
原作では白い衣装・金髪だが、映画版では黒い衣装を纏い、銀髪。
また原作では衣装が登場のたびに変わっており、イギリスにいた際は何故かキャディースタイルでゴルフクラブを持っていた。
翔像達とプレーしていたのだろうか。
劇場版において超戦艦2隻はアドミラリティコードの命令を協議演算し、その解釈を実際に命令として艦体に下す存在。
ヤマトと同じく翔像との交流で彼を父と慕うも、彼が部下に殺害されたことで人類に怒りを覚え精神に変調をきたす。
そしてヤマトを排除することで自身の命令をアドミラリティコードの命であると偽り、霧を掌握する。
劇中においてその精神はかなり不安定な状態に落ちいっており、言動の端々に狂気が垣間見える。
最終的にイオナを通じて復活したヤマトと和解。艦体・メンタルモデルも群像らによって破壊され消滅するも、概念伝達空間において穏やかに昇天した。
◆千早 翔像(ちはや しょうぞう)
CV:-/中田譲冶
群像の父親。人類の裏切り者と呼ばれている。
かつては統制軍の大佐で、401を拿捕した実績がある。
しかし、401に乗り込んでの航海中、一緒に乗り込んだクルー共々行方不明となる。(無人の401だけが港に戻ってきた)
それから数年後、霧の超戦艦であるムサシと行動を共にしているところを発見される。
霧の艦隊の力による平和を目指している。
ちなみに、翔像役の中田譲治氏はアニメ本編のナレーションを担当している。
DC終盤でムサシと共に出現。人類に対する降伏勧告を行うも、これはムサシが作り上げた人形であり、本人は既に死んでいる。
大海戦以前に霧との戦いにおいて、霧に対して一定の戦果をあげたためにヤマトたちに興味をもたれ接触される。
メンタルモデルを形成した彼女らとの交流で霧が変化し、和解の道へ繋がることを期待するも部下に殺害された。
(殺害された理由は不明だが、状況から原作において群像が危惧した「自身を持たないままの和解」を髣髴とさせる)
ムサシの崩壊と共に人形もナノマテリアルの銀砂へと還り消滅した。
しかし親子そろって天然ホストっぷりが何とも。
原作もやはり何らかの形で既に死亡している、だがこちらは脳死にまでは至っていなかったようで脳が本人・それ以外をムサシのデュアルコアを借りて構成されていた。
ムサシもアニメとは違い安定しており、パートナーであるとともに彼女を「娘」として扱っており、彼女自身も翔像の娘であることを誇りに思っている。
全ての真相が地中海にあることをムサシと共に確かめると同時に限界を迎える、ムサシは彼の全力の指揮で力を振るえたことに満足し彼女に見守られ、妻の幻影を見ながら消滅した。
なお猶予が1年しかなかったこともあるがイギリスの要人と酒を飲み交わし、ポーカーに興じその死が惜しまれるなどやはり天然ホストぶりを発揮している。
◆スターク・ゾルダン
U-2501に搭乗する、群像のライバル的存在のドイツ人。
内戦状態のヨーロッパを生き抜いた人物。翔像に出会ってからは緋色の艦隊として行動している。
U-2501にメンタルモデルの形成を禁じるなど、厳しい人物。
翔像とムサシの元で訓練を積んでおり、群像の行動パターンを把握しきって群像に白旗を揚げさせたり、(演算能力が落ちていたとはいえ)タカオを追い詰めるなど腕は確か。
現在は翔像の命を受け、コンゴウの旗艦装備のデータ収集にあたっている。
それまでの2戦が満身創痍のイ401、全力を出し切れないタカオとの戦いであり、最終的に群像たちの予想外の一手で半壊状態に追い込まれてしまったとあって読者からの評価は低かったのだが、
コンゴウ艦隊とイ401の戦闘に介入しようとする太平洋艦隊に対して圧倒的不利な状況で戦闘を開始、根っこの部分は群像に負けず劣らずお人よしであることや、クルーたちとの確かな絆も見せつけ群像の好敵手としてようやく株を上げることとなった。
◆ロムアルド
U-2501の砲雷手。お菓子が好きな少年。欧州戦争での少年兵であった頃にゾルダンに出会う。
401戦後、補給に立ち寄った台湾でガールフレンドができた模様だが、翔像の命で急きょ出航することとなったためあえなく別れることに。
出自は本人曰く漁師の息子。
◆フランセット
U-2501のソナー手。盲目の女性で、コンソールは点字を利用したもの。欧州戦争でゾルダンに出会う。
本来足手まといでしかなかった自分とロムアルドを見捨てることなく拾ったゾルダンへの信頼は深い。
……が、彼らのあまりにもな情緒の無さには思うところがある模様。
出自は本人曰く元哲学者のパン屋の娘。
◆U-2501
モデルは第三帝国海軍UボートXXI型U-2501。
メンタルモデルは幼い少女。
特殊潜航艇ゼーフントをモデルにした無人潜航艇や、同型艦U-2502を用いた群狼戦術を得意とする。
そのため演算能力に余裕が無く、艦長のゾルダンの方針から、メンタルモデルを作るのは禁止されている。
本来超戦艦の装備である超重力砲を打ち消すミラーリングシステムや、演算力の低いZ1級駆逐艦レーベリヒト・マースのコアを持ちながらメンタルモデルの形成や本来不可能なまでの艦体の制御能力を有するなど、イ401に負けず劣らず潜水艦の枠を超えている。
そのため、ニュージャージーからはムサシが超戦艦であるにも関わらずメンタルモデルを一体しか有していないことと関係があるのではと考えられている。
◆ビスマルク
大戦艦級。モデルは第三帝国海軍ビスマルク級戦艦ビスマルク。
緋色の艦隊と協力関係にあるが、なぜ協力しているのかは不明。
二人のメンタルモデルを持ち、対称になっている。
イ401がメンテナンス中に見る夢のようなものの中にも、彼女達らしき存在が登場している。
《白鯨》
原作のみに登場する、日本政府の開発した対『霧』原子力潜水艦。
霧の艦相手に真向から戦えるほどの性能はないが、401との連携でハルナ・キリシマの大戦艦2隻と死闘を繰り広げるなど活躍は多い。
アニメには登場しておらず、ハルナの入浴シーンに白い鯨の玩具が描かれていたのをある種のメッセージと受け取った視聴者もいたとかいないとか。
そして25巻で無事にアメリカ本土へと到達した。
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◆駒城 大作(こまき だいさく)
統制軍所属。対霧の艦隊用原子力潜水艦白鯨の艦長を務める。上陰とは古い付き合い。
401と共同でハルナ、キリシマを撃沈。その後、401の振動魚雷輸送に協力する。
一回り以上年の離れている、真瑠璃(17歳)に恋心を抱くも、度々自制している。
行動を共にするようになってから群像に影響を受けており、レパルスとヴァンパイアが東洋艦隊から離反して追われている際、2隻の逃亡を白鯨でサポート。
その後ヴァンパイアからコンタクトを受け、独自に霧との友好を模索していく。
夢のなかで何故かビキニパンツ一丁で筋トレをしながら真瑠璃に告白していたため、読者からのアダ名はビキニ艦長、筋肉艦長など。
◆響 真瑠璃(ひびき まるり)
CV:花澤香菜/-
元「イ401」クルーでソナーを担当していた。群像達と同じく、海洋技術総合学院出身。
現在は統制海軍少尉待遇として、白鯨のオブザーバーを勤めている。
群像に惹かれているが、群像が完璧すぎる故に401を降りたと語る。群像への好意は在学中からのようだ。
国からの報酬である「第四施設消失事件」の監視カメラ映像を群像に渡す際には、あまり浮かない顔をしていた。恋敵に関係する物なので当然だが。
在学時代の総合成績は3位。
◆浦上 博(うらがみ ひろし)
統制海軍中将。群像の父・翔像の親友であった人物。
駒城艦長の相談役として白鯨に乗艦している。
豪快な性格で、ヴァンパイアにおじさん呼ばわりされても楽しそうに笑っていた。
群像、翔像の行く末を案じている。
◆クルツ・ハーダー
CV:-/木内秀信
元在日米国海兵隊中尉(在米海兵隊は海上封鎖で日本に取り残されているため、実質日本政府の一員となっている)で、現在は統合軍の幹部。
ひょうひょうとした人物だがリアリストでもあり、独自判断で401を占拠しようとしたこともあった。
現在は白鯨に実働部隊として乗艦し、駒城達とともに活動している。駒城、浦上とはいいトリオ。
劇場版DCではアメリカ軍の士官として登場、上陰とは知己であり野心家的なところを見せたが、群像の策にハマり振動魚雷の運用を封じられてしまった。
Cadenzaには登場せず。
《日本政府》
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◆上陰 龍二郎(かみかげ りゅうじろう)
CV:-/置鮎龍太郎
統制軍軍務省・次官補。彼がイ401にある任務を依頼したことから本編は始まる。
若き野心家で博打うち的な性格。群像たちが行おうとしている事に可能性を感じ、イロイロと根回しをしている。
アニメでは悪役的な立場になり、傲慢な人物として描かれている。自分でも悪党と称するあたり複雑な立場な模様。
◆北 良寛(きた りょうかん)
CV:-/斧アツシ
元海自所属、現在は与党幹事長。
かつては、陸自建造のミサイル艦「あきつ丸」に海自から出向し霧と直接戦っていたが、霧との戦いに敗北後、政治の世界に転身する。
上記の経歴からか統制軍の中では立場の弱い陸軍と懇意にしており、活躍の機会が無いままフラストレーションの溜まっている陸軍を抑えている。
陸軍強硬派の刑部邸襲撃の責を取って辞職するが、辞職前の最後の仕事としてイ401を奪取すべく、群像達の拠点である硫黄島に陸軍を向かわせる。
401を政府に返還するよう、群像達には求めていたが、硫黄島で群像のトリックにかかったことで完全に敗北を認める。
翔像とは知り合いであり、彼の息子の命を奪った(と思っていた)時には彼への謝罪を口にしていた。
横須賀では市民への配給の指示を行っており、名士と慕われているがなんとか国力を維持していることに苦悩を滲ませている。
横須賀を根城にしている霧の艦隊との接触も多く、日本関係者では401のクルーに次ぐくらいには霧の艦隊と接点を持っている。
このように原作では清濁併せ呑んだ大人物なのだが、アニメではそれらの点がカットされてしまい、視野の狭い旧時代的な人間として描かれている。
◆楓 信義(かえで のぶよし)
元海自所属、現在は中央管区(東京)の首相を務める。
かつては上官だった良寛と共に「あきつ丸」に乗り込み霧と戦っていたが、敗北して重傷を負い、体の大半を機械によってサポートされるようになる。
群像の考える霧との対話に可能性を見出し、上陰と共に人類側からのサポートを行う。
良寛への信頼は今も厚い。
◆刑部 眞(おさかべ まこと)
北管区(札幌)の首相を務める。
蒔絵と同じく、デザインチャイルド計画で生まれた。首相として国の存続を考えた采配をするよう作られている。
「霧」であるハルナ達に対してもさほど敵対的ではなく、むしろハルナ達と蒔絵が親しくするのを見て、希望を感じている。
アニメには登場せず、デザインチャイルドの設定は蒔絵に統合されている。
《その他》
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◆千早 沙保里(ちはや さおり)
群像の母親で、翔像の妻。
息子と夫が霧と関わりを持っているため、政府によって軟禁状態に置かれている。
北管区(北海道)に住んでおり、鳥の研究をしながら暮らしている。
タカオが北海道に1週間ほど滞在した際に接触しているが、その時は沙保里が群像の母親だとは気付いていなかった。
北管区によって保護された蒔絵も一時沙保里の下で暮らしていたが、ハルナ達と共に旅立っていった。
アニメでは名前こそ出ていないが、群像の回想から彼女自身、もしくは同様の立場の人物が自殺している事が分かる。
◆天羽 琴乃(あまは ことの)
群像と僧の幼馴染。海洋技術総合学院在学時には、常にトップの成績を維持し続けた。
容姿端麗で明朗快活、絵に描いたような天才で、ゲームで言えばチートを疑うレベル(杏平談)。
群像が超えるべき壁(トラウマ)であり、群像の心の中に唯一存在する女性。琴乃も群像に対しては好意を抱いていたようだ。
在学中に「第4施設焼失事件」で死亡した。大切に思っていた彼女の死亡は、群像に強いショックを与えた。
群像は振動弾頭を輸送する報酬の一つとして、「第4施設焼失事件」の監視カメラ映像を受け取っている。
ヤマトのメンタルモデルの容姿デザインの元となった、とメンタルモデルとしてのコトノは語る。
生前に幾度となく大和型戦艦に乗っている夢を見ていた。
アニメには登場しないが、群像の海洋学院時代の成績はやはり2位であるため、彼女の立場にいた人物は存在する模様。
◆宇宙服の人物
謎の人物。アドミラリティ・コードに関係している模様。
暴走したハルナを強制停止させた際にマヤの艦橋に現れたほか、大和の夢を見ている琴乃の枕元にも現れているが、正体は一切不明。
髪は長く、霧の艦隊のマークを象ったピアスを付けている。
ドラマCD
応募者全員サービスで配布されたドラマCD。
401と群像達の出会いを描いている。
現在は入手困難だが、オフィシャルブック「戦闘詳報2059」に内容が書き起こされたものが掲載されている。
《霧くまs》
アニメの再放送時に流れた1分アニメ。
アニメに登場したメンタルモデル全員が、ヨタロウになるという狂気のアニメ。
本編の雰囲気はどこへやら、名言やシリアスなシーンもすべて笑いに変えており、やりたい放題。
こちらも全編3DCGで作られている模様。
《ソルティ・ロード》
スピンオフ作。横須賀でズイカク、402と共に暮らすタカオが海洋技術総合学院に通う日々を描いている。
政治やメカアクションの本編とは一転、タカオと愉快な中間たちによる青春学園コメディ。
作画はTALIが担当、全3巻。
《コラボレーション》
『艦船擬人化モノ(そして彼女らで戦う作品)』つながりか、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』とコラボした。
最初は両作品に登場する『高雄』のコラボ絵から始まり、アニメのエンドカードを艦これサイドの絵師がコラボ絵を描き下ろすなどの交流が行われた。
その後艦これのゲーム本編にて、2013年末から1ヶ月間、イオナ達と共に霧の艦隊を叩く『迎撃!霧の艦隊』イベントが開始された。
まずは所定の任務を達成する事でイオナが味方に加わるところから始まる。
そしてイベント最深部でコンゴウに勝利すると艦娘としての「伊401」が手に入った。
登場するのはイオナ、タカオ、ハルナ、キリシマ、マヤ、コンゴウ。うちイオナ、タカオ、ハルナは自軍参加した。キリシマは貴重な大戦艦だった時の姿である。
全員アニメのオリジナルキャストがそのまま起用され、ボス戦ではOP曲『SAVIOR OF SONG』がボーカル付きで流れる豪華仕様。セリフはアニメで使用されたセリフの流用かと思いきや、提督や艦娘に言及するセリフがしっかり新規に収録されている。
難易度は比較的低い部類で、初心者でも安心して楽しめる良イベント。
敵ボスとしてはそこまで強くはないため割と楽に倒せる一方、全く同じステータスのままで仲間に加わるため、味方になった後は鬼のような強さを発揮する。
あまりに強すぎて、イオナのせいで演習で勝てなくなるという弊害まで引き起こした*1。
あくまで太平洋戦争準拠の武装である艦娘達と違い、重力砲やレーザーやミサイルや侵食魚雷をぶっ放し、こちらの攻撃をクラインフィールドで防御する霧の艦隊に多くの提督がド肝を抜かれた。
しかし実際はヒュウガさんがナノマテリアルを使って艦娘の武装を強化してくれていると言う設定で、35.6cm砲や九七艦攻でも霧の大戦艦にダメージを与える事が可能*2。
そして味方になった霧の艦が燃料と鋼材で修理されるようになるという不思議現象まで起こる
イオナの「きゅーそくせんこー」やタカオの「愛は、沈まない!」、ハルナの「勘弁してつかぁさいぃ…」などのネタも豊富で、
艦これからファンになった人も多いとか。えっ?「カーニバルダヨッ!」?うっ、急に頭が……
ちなみに群像の代わりにこちらの提督に出会ったと言う設定なので、時報ボイスなどではイオナやタカオは提督にデレる。
イベント終了後は401の模型の乗ったタンス(とキリクマ)のみを残し去っていったが、その後も追加される地獄のような海域に「イオナ帰ってきてくれーっ!!」の叫びを上げる提督も多い。
実際イベント中は通常海域の難所をイオナ頼りで抜けた提督もいたとか。
また提督がタンスに話しかけてマース……。
ちなみに、本作と艦これは何人か同じ中の人が出演しており、ファンイベントの時には中の人ネタが披露されたとか。
アルペジオ 艦これ
◆東山奈央 八日一日 静 ⇔ 金剛型戦艦、高雄型重巡洋艦、綾波、敷波
◆日高里菜 イ400 ⇔ 睦月型駆逐艦、龍驤
◆藤田咲 ヒュウガ ⇔ 赤城、扶桑型戦艦、陽炎型(雪風/陽炎/不知火/黒潮/時津風)
また、アニメ制作を担当するサンジゲンが同じく制作しているWEBアニメ「うーさーのその日暮らし」にも二度ゲスト出演。
「なんだ身内かぁ…」「なんだとはなんだ!?」
同じ会社のCGアニメだからCGを使いまわせると思ったが結局一から作りなおしたという無駄な力の入りよう。うーさーはいつもこんな感じだが。
エンドカードは原作者Ark Performanceとハルナ役・山村響が担当。
『出航シークエンス、スタート』
「「「了解」」」
「イオナ、全兵装システムオンライン。残弾確認、通常弾頭魚雷マガジン装填」
「エンジンステルスモードで起動。エネルギー流路の脈動を常にモニターして」
「艦内機密チェック。隔壁は閉鎖。空調巡回システムを戦闘モードへ」
「全センサーオンライン。海中進出と同時に高周波ソナーで海面をトレース」
「イオナ、ドック管理システムのプロトコルを解析。ハッキングして強制出動だ」
『了解。全命令受領。プロトコル解析。ツールダウンロード、クラッキング開始』
「使用不可能な部位をパージ。優先順位の低い部位をナノマテリアルにリセットして応急復元。強制波動装甲の修復を最優先」
『了解。作動不能のナノマテリアルパージ。リスコントラクション・スタート。強制波動装甲復元率100%。艦体体積の7%消失』
「強制波動装甲、始動!」
『 オ ー ル シ ス テ ム 』
『 エ ン ゲ ー ジ ! 』
...
1914~1918:WW1。アドミラリティ・コードが活動を開始する
1943:ヨハネス・ガウスが父親の研究資料を調べていたところ、海水の中に存在する超微細物質を発見、
この超微細物質が検出される海域の特定に成功する。
ガウスは出雲 薫、グレーテル・アンドヴァリ、ビスマルク姉妹に出会う。
1944:ガウスと薫は超微細物質が検出される海域が、以前から観測されている「幽霊船」の出現海域と被る事に気付き、
双方の因果関係を発見する。
1945:ガウスはアドミラリティ・コードの存在を確信、第三帝国の劣勢を覆すべく捜索する。
5月1日、アドミラリティ・コードが起動、世界中のユニオンコアが不完全な状態で起動するが、
アドミラリティ・コード停止と同時に、ガウス、薫、アンドヴァリの3人が行方不明となる。
その後、アドミラリティ・コードは消失し、ビスマルク姉妹が唯一の目撃者となる。
ベルリン陥落後、米軍がガウスの研究資料を発見するも、その荒唐無稽な内容に興味を示さず、倉庫行き。
2012:忘れ去られていた「幽霊船」が再び観測され始める。
2038:「幽霊船」の活動が活発化、人類を海から駆逐し始める。
2039:「幽霊船」が「霧の艦隊」と呼ばれるようになる。同年、「大海戦」での決定的敗北に伴い、人類は制海権を失う。
唯一の戦果として、千早翔像二佐が霧の艦艇イ401を拿捕する。
2045:千早翔像一佐とその部下達がイ401で航海に出発。
しかし通信が途絶し、失敗に終わる。
2046:無人のイ401が横須賀へと帰投する、
2054:死亡したと思われていた、千早翔像一佐を霧の大戦艦ムサシのブリッジにて発見する。
5月1日、海洋技術総合学院で「第4施設焼失事件」が発生。
イ401が千早群像を乗せて出港する。
「艦長なら…全部追記修正されても…良いにょ………項目とか…」
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▷ コメント欄
- やっとアニメ化したな。まぁ面白かった訳だが -- 名無しさん (2013-10-09 23:06:17)
- メンタルモデル達がどんどん感情豊かになるのがいいね -- 名無しさん (2013-11-15 14:59:51)
- 今回出たアシガラが良いキャラしてるなぁとw後タカオ可愛いよタカオw -- 名無しさん (2013-11-15 16:02:28)
- これタカオが人気なのもわかるわw すっごい可愛い -- 名無しさん (2013-11-15 16:27:26)
- (*´Д`*)コンゴウ様に踏まれたい…。 -- 名無しさん (2013-11-21 07:40:48)
- キリクマがP4のクマ吉ばりにかわいい -- 名無しさん (2013-11-21 08:40:10)
- コンゴウ様の微笑みお美しい…。 -- 名無しさん (2013-11-26 10:09:27)
- キリクマ豪快過ぎるw 生てww -- 名無しさん (2013-11-26 10:42:29)
- 原作イオナがアニメと違って、結構強気というか、タフな感じがした。アニメのほうは長門とか綾波の系統みたいだったけど -- 名無しさん (2013-12-17 10:06:04)
- しばふ -- 名無しさん (2014-01-04 21:25:00)
- 艦これコラボ、アニメ版の順に入って今日原作全巻買ってきたけど面白いわこれ。ハルナと蒔絵の話が好きだ。 -- 名無しさん (2014-01-04 21:50:36)
- タカオが主人公艦長のライバルキャラになるのでは?そう思った時期が、私にもありました・・・まさかべた惚れメルヘン妄想女になるとはいったい誰が(ry -- 名無しさん (2014-01-04 22:59:22)
- 艦これで知ったにわかだけどハルハルかわいい -- 名無しさん (2014-01-14 18:09:46)
- EDのラストに「サミー」ってあったけど、もしかしてパチスロ化すんのかな? -- 名無しさん (2014-01-17 12:15:05)
- パチスロ化の為に前々から製作に入って囲い込みを行うのは結構最近の常套手段だと思う。ノイタミナもここ最近は京楽が参加してるし -- 名無しさん (2014-04-27 14:01:41)
- 続編作ろうと思えば作れるよね -- 名無しさん (2014-04-27 15:49:21)
- 霧くま'sが可愛すぎてもうねw -- 名無しさん (2014-06-06 21:50:45)
- 2015年に映画が出るって!しかも第一弾は再構成+新エピソード、第二弾は完全新作! -- 名無しさん (2014-06-28 00:05:23)
- 映画化おめでとう! -- 名無しさん (2014-06-28 00:10:50)
- 急速潜航~♪ -- 名無しさん (2014-06-28 00:52:28)
- 超重力砲とか迫力あったからなぁ。アレをスクリーンで見れるというのは楽しみだ。 -- 名無しさん (2014-06-28 01:09:14)
- ↑4最近最初総集編、その次完全新作のパターンが多くね?次はどんな東方二次創作の声優が来るのか。タカオは小町(EG)、ヒュウガはミソギバライ早苗やチルノ(EG)、ハルナはふし幻けーね響子雛、コンゴウはふし幻神奈子チルノ白蓮や優曇華(EG)だったな -- 名無しさん (2014-06-29 19:38:02)
- 面白いのは今さらだ。しかし何より素晴らしいのは、重力砲の存在だ! こういう武器大好き -- 名無しさん (2014-07-02 22:26:47)
- 人間は同族で長年殺し合う程度には敵味方が曖昧なんで、敵であることなんて気にしなくていいよってレパルスに伝えたい(ゲス顔) -- 名無しさん (2014-07-06 15:03:29)
- ヴァンパイアちゃんが可愛くて仕方が無いのですがどうすればいいでしょうか? -- 名無しさん (2014-07-06 23:11:18)
- 霧艦も良いんだけどもうちょっと人間側も掘り下げて欲しい所。せっかく全員良いキャラしてるんだし。 -- 名無しさん (2014-08-06 06:12:18)
- それは原作読めば大丈夫だ、原作だと人間にスポット当てたり霧に当てたり忙しいからな -- 名無しさん (2014-08-06 09:34:33)
- ぶひぶひしたくて原作買ったらそれどころじゃなくハマるタイプの作品 -- 名無しさん (2014-08-06 10:23:22)
- ジョニーライデンの帰還もそうだけど、物語やキャラを丁寧に書いてる分、展開がゆっくりになってしまうのは仕方がない。 -- 名無しさん (2014-08-06 11:53:29)
- そういやまだ太平洋越えてないの? -- 名無しさん (2014-08-06 17:23:48)
- CGは何か可愛くないを見事に壊した作品 すっごい可愛い -- 名無しさん (2014-08-15 00:24:28)
- 原作とアニメでほぼ別物なのにどっちも面白いっていう稀有な作品 -- 名無しさん (2014-08-15 19:03:39)
- 新作劇場版での敵は、Uボートか、翔像か、コトノ&ヤマト辺りか。 -- 名無しさん (2014-08-26 17:39:18)
- OP曲の雰囲気がクッソ好き -- 名無しさん (2014-08-27 08:47:24)
- 「きゅーそくせんこー」がいつの間にかイオナの代名詞になってしまったw -- 名無しさん (2014-09-01 22:19:45)
- 一巻の時点では「めんどうくさい」っていう決め台詞がある通り、少々面倒くさがりってキャラ紹介されたんだけど、漫画でもアニメでも、誰よりも真面目に仕事に打ち込んでいるようにしか見えないコンゴウさん、かっけぇ! -- 名無しさん (2014-09-09 14:37:11)
- 自我とかについて考えるのがメンドいから、人一倍仕事に打ち込んでるとも取れるな。他のメンタルモデルは好き放題任務と関係無い事してるし -- 名無しさん (2014-09-09 17:18:15)
- ↑コンゴウさん、社畜!確かにイレギュラーな事象が嫌いってニュアンスで面倒くさがりなら矛盾は無いかも。 -- 名無しさん (2014-09-10 11:11:19)
- ナガラ級が大量… -- 名無しさん (2014-09-16 02:21:41)
- アルペジオVS鋼鉄の咆哮 -- 名無しさん (2014-09-25 19:08:15)
- こ、コンゴウ様が凄い事になっておられる・・・ww -- 名無しさん (2014-10-09 21:13:18)
- あの鳥居何…? -- 名無しさん (2015-01-05 15:07:28)
- OPの曲名はSAVIOR OF SONGでっせ -- 名無しさん (2015-01-08 04:26:07)
- 映画、総集編なのに生徒会出るみたいやね。TV版で言うどの辺りに入れてくるのか -- 名無しさん (2015-01-08 09:06:06)
- 鋼鉄の咆哮時空だとキリクマの大群が襲ってきたりしそうだな -- 名無しさん (2015-01-12 09:23:13)
- 海底にいたアシガラの服が着物になってたけど、アレが本来の服なんだろうか…… -- 名無しさん (2015-01-12 09:42:20)
- ↑9巻表紙のヒエイもそうだったけど元々は和服っぽいね 10巻表紙とか -- 名無しさん (2015-01-21 16:51:41)
- ↑あ、ヒエイもそうだったか。だとすると他のミョウコウ型も…… -- 名無しさん (2015-01-21 17:30:37)
- 政治描写が細かい原作とうまくまとめたアニメ、どちらも名作だと思う。こういう作品って稀だよな。 -- 名無しさん (2015-02-22 00:39:52)
- 原作はちゃんとおっさん達いてよかったわ。白鯨も -- 名無しさん (2015-02-24 14:15:25)
- ないとは思うけど、スパロボに参戦して欲しいと思ったり。そもそもロボットじゃない以上に最大のネックは地形適応だろうけど。 -- 名無しさん (2015-02-24 18:57:46)
- 流石にロボットか最低でも全身強化服でないと無理だろうな -- 名無しさん (2015-04-16 17:53:10)
- wowsとのコラボってどんな感じになるのだろうか。。。 ガルパンもかなり豪華だったし期待 -- 名無しさん (2015-06-08 20:41:55)
- ↑3 最近、潜水艦が宇宙飛べるようになってね… -- 名無しさん (2015-06-08 22:41:55)
- とりあえず11巻時点で登場したゾルダンの仲間と政治家連中以外をだいたい追加 キャラ紹介がかなり長くなっちゃったのでとりあえず折りたたんでみた かなりいじっちゃったからだいぶ変わっちゃって元の記事のスマートさが失われちゃったかも -- 名無しさん (2015-07-30 21:52:45)
- あとタイムスタンプの非更新にチェックしてしまってた 重ねてすまぬ -- 2015-07-30 21:52:45 (2015-07-30 21:57:30)
- というか、いまだにゲーム化の話が漏れてこないのが不思議でしょうがない -- 名無しさん (2015-08-07 11:38:43)
- アニメでも劇場版でもハブられたゾルダンがカッコイイ -- 名無しさん (2015-08-29 20:22:42)
- 霧の艦隊の部分を表示しようとすると一番下に飛ぶんだが… -- 名無しさん (2015-09-26 13:26:13)
- 劇場版のDVDレンタルはまだかのー。早く観たいよー。 -- 名無しさん (2015-10-06 12:38:11)
- アニメと漫画で展開がまるで違うのにどちらもファンから愛されてるってスゲェよなぁ -- 名無しさん (2015-10-06 13:02:58)
- ↑2Cadenzaは映画館で見ないと損するクオリティだぞ -- 名無しさん (2015-10-15 20:56:05)
- 結局アドミラリティコードに関しては有耶無耶になってしまったな。まあ、そこは気長に原作を待つしかないか... -- 名無しさん (2015-10-21 20:57:54)
- ドSっぽいMMをドMっぽくすることに定評のあるアニメ版 -- 名無しさん (2015-10-25 17:41:12)
- 散々腹黒総旗艦言ってたら、アニメ世界では・・・ -- 名無しさん (2015-11-03 16:13:58)
- 負けたコンゴウを煽ってキレたコンゴウにふっとばされて宇宙なんとかとかいう世界に迷い込んでよくわからん女の子のペットにされたけど命からがら帰ってきたらしいキリシマ。 -- 名無しさん (2016-05-10 09:54:44)
- まぁまぁ、ヒュウガのほっぺたでもプニプニしながら待っとけ -- 名無しさん (2017-03-08 20:54:09)
- スパロボ参戦しないかな…(総旗艦殿感) -- 名無しさん (2017-06-19 14:39:08)
- 琴乃てユリカが元なんじゃ… -- 名無しさん (2018-06-27 12:17:42)
- ↑2 ヤマトやナディアが参戦できたので普通に可能性が無いわけでもないのがまた…まあX-ΩやDDの方が先かも? -- 名無しさん (2021-01-18 16:04:22)
- タイトル部分にTwitterへの謎な外部リンクがあったので排除 -- 名無しさん (2021-01-18 18:19:05)
- 単行本出るたびに買ってるけど主人公が死んで復活したあたりから読んでないや。物語は進んだの? -- 名無しさん (2023-07-09 16:46:26)
- 単行本派だけどようやく群像が仲間と合流出来て話が動き出すのか…と思うと長かったな。まあ主人公放って周りだけで話が回るのはいつものArkクオリティだったけど。 -- 名無しさん (2023-08-25 15:29:56)
- そろそろアニメから10周年だな -- 名無しさん (2023-09-15 14:23:01)
#comment
*2 ちなみにクラインフィールドはmiss時のエフェクトを差し替えただけのもの
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