登録日:2012/02/03 (金) 22:42:12
更新日:2023/08/10 Thu 14:43:30NEW!
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コードギアス r2 kmf ギャラハッド 専用機 ナイトオブラウンズ ナイトオブワン エクスカリバー 第八世代 ビスマルク・ヴァルトシュタイン 真っ二つ 双貌のオズ 双貌のオズo2 不遇の名機 ガウェインの親戚 ガラハド
これぞ"エクスカリバー"!!
皇帝陛下自ら名付けられた"聖剣"なり!
出典:コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN22 「皇帝 ルルーシュ」 毎日放送、サンライズ、コードギアス製作委員会 2008年9月7日放送より
『コードギアス 反逆のルルーシュR2』に登場するブリタニア軍のナイトメアフレーム(KMF)。第8世代相当機と言われる。
【目次】
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【基本スペック】
型式番号:RZA-1A
所属:神聖ブリタニア帝国
種別:ナイトオブラウンズ専用KMF
分類:第8世代相当KMF
全高:7.20m
全備重量:15.2t
推進機関:ランドスピナー
フロートシステム
武装:エクスカリバー
スラッシュハーケン×10
ブレイズルミナス
対KMF用大型ランス
パイロット:ビスマルク・ヴァルトシュタイン
【機体概要】
神聖ブリタニア帝国最強の騎士ナイトオブワンであるビスマルクの専用機。
黒とパープルを基調としたカラーリングと背面の黄色い十字架状のユニットが特徴。
名前は「アーサー王伝説」に登場する円卓の騎士・ギャラハッド(ガラハド、ガラハッド)から。
かつて同軍で開発され黒の騎士団に強奪された試作実験機・ガウェインの流れを汲む形で開発された機体。
そのため機体全高は7m級とガウェインに準じたサイズになっており、一般のKMFよりも一回り以上大きい。
胴体や脚部の外装部分もガウェインに似ている。
一方、ガウェインは複座式コクピットが機体背面に独立したユニットとして配置されていたのに対し、ギャラハッドのコクピットは単座化され胴体部に内蔵する構造に変化している。
また、ファクトスフィアの代用としてドルイドシステムに類する情報処理装置を持つが、それも機体機能の中でも大きな要素は占めておらず、ガウェインとは全く異なるコンセプトを持つ機体へと生まれ変わっている。
最大の特徴は主武装である剛剣「エクスカリバー」。
この強力な近接武装を用いた格闘戦で敵陣に切り込み敵機を正面からなぎ倒していくのがギャラハッドの基本戦術であり、火器は一切積まれていない。
後方からの指揮と遠距離砲撃を主体としていたガウェインとは真逆とも言えるものだが、これは大型KMF特有のパワーを火器ではなく格闘武器に生かす方向を模索した結果とされている。
『双貌のオズ』ではオイアグロ・ジヴォンが出資する大型KMF開発の中で「強力な近接武器を装備した際のスペックアップはランスロット系統を凌駕し得る」という公算から本機の開発が進められていたことが判明した。
もっともランスロット量産化計画のヴィンセント・ウォードと共に量産化されたのはガレスであったが……。
また、更に半年後(R2開始頃)を描く続編の「双貌のオズO2」では完成度が90%の状態で登場。新兵装の銘(後のエクスカリバー)が決まっていなかった為に装備されておらず、代わりに大型KMF用にサイズアップした対KMF用ランスを装備している。
背面に装着された十字架を思わせるエクスカリバーの鞘には、中央に納刀部分、両端にフロートシステムを内蔵した翼、そして下部にランドスピナーの車輪といった複数の機能を盛り込まれており、鞘としての役割以外にも単独飛行能力や陸上での高機動力の確保に一役買っている。
もちろん、ランドスピナーは脚にも装備しているが、格納式だったガウェインと違い踵部分に独立した外付け式、それも大型車輪が片足に二基ずつとなり常時接地している。
脹ら脛にはブースターを内蔵しており、陸上・空中での運動を補助している。
また、背面と鞘の間にグロースターのようなマントも装備可能。
コクピットは前述の通り単座化されており、乗降時には座席をハッチごと機体後方にせり出させる。
内部はランスロット以降のKMFと同様の汎用タイプを採用しており、ガウェインのような操縦用・射撃用といった操作系によるレバーの使い分けは必要としなくなるなど、単座化に伴う改良で操縦システム自体が洗練された形となった。
モニターやコンソールは紫色に塗られており、起動キーはエクスカリバーを模した剣型。
ビスマルクの体格に合わせて座席周りが大き目に作られている可能性もあるが、明確な描写は無い。
緊急脱出装置の有無についてはガウェイン系の例に漏れず明言されていない。
しかしギャラハッドの場合、先述の通りコクピットが胴体内蔵式なっている上、起動時にはエクスカリバーの鞘でハッチのすぐ後ろが塞がれてしまっているため、搭載出来ないものと推察される。
近接戦オンリーという普通では考えられない武装構成の機体であるが、大型KMF特有のパワーとそれを活かせる運動性を備え、技術的に大きな水をあけられた後発の第9世代機を除けばブリタニア軍の全KMF中でも最高峰の性能を持っていると言っても過言ではない。
そこに帝国最強であるビスマルクの技量とギアスが合わさることで、その強さは作中でも最上位クラスだった。
【武装】
- エクスカリバー
背部の鞘に納められている剛剣。紫色に輝く刀身が特徴的。シャルル・ジ・ブリタニアが自ら命名した。
本機の全高をも超える長さを持ち、そのままでもKMFを容易に両断するが、刀身にエネルギーを纏わせることでより高い破壊力を得ることができる。
作中では浮遊航空艦すら一撃で沈める神虎の天愕覇王荷電粒子重砲を正面から切り裂き消し散らすなどその威力を遺憾なく発揮しており、KMF用の近接格闘武器としては最高クラスの攻撃性能を持つ。
その大きさ故、扱えるのは大型KMFに限られており、抜刀時にも鞘が部分的に変形して掴める位置にまで柄を移動させる必要がある。
柄尻の菱型部分の縁が左右に開く機構も存在するがどういった役割があるのかは不明。
なお、鞘は通常時には両脇のフロート翼部分と一体化しているが、乗降時にはハッチの開閉機構に干渉してしまうため、鞘部分だけを後方に移動させる分離機構が設けられている*1。
ランスロット・アルビオンとの戦闘で機体もろともに真っ二つにされた後、ラクシャータの手で二本の剣に改造され、トリスタン・ディバイダーに装備された。
ガラハドなのにエクスカリバー。
- スラッシュハーケン
指自体がスラッシュハーケンとなっている。主に対象の捕縛や牽制の用途で使用される。
ガウェインのそれはワイヤーに切断能力が付加されていたが、本機は不明。
- ブレイズルミナス
両腕に装備。
エクスカリバーの死角から接近戦を挑まれた際に対応するため搭載されたものと思われる。
しかしエクスカリバーによる攻防一体の攻撃が可能であるため、こちらの使用頻度は低い。
- 対KMF用大型ランス(大型KMF用)
『オズ』に登場した際に使用。
グロースターなどのものと比べ大型でブレード部分も巨大化し大剣のような見た目になっている。
【劇中での活躍】
■TVシリーズ
◇皇暦2018年(『R2』)
来るべき黒の騎士団の日本奪還作戦に備えてビスマルクと共にエリア11に。
その後カゴシマ租界に配備され、侵攻してきた陽動部隊を迎撃。黎 星刻の搭乗する神虎との一騎打ちでは彼を圧倒していた。
黒の騎士団との一時停戦後に式根島の部隊が(ルルーシュのギアスに操られて)叛乱を起こした際にはアーニャのモルドレッドに叛乱の首謀者と間違われて攻撃を受けるが、相手のフロートユニットを破損させつつも誤解を解いている(実は誤解ではなく意図的なものだったのだが)。
ルルーシュが第99代ブリタニア皇帝に即位すると、「王位簒奪を認めない」として他のラウンズと共に叛乱を起こすが、そこにナイトオブゼロとなったスザクのランスロット・アルビオンが立ちはだかり交戦状態に。部隊はほぼ壊滅し一騎打ちとなる。
当初はギアスを使って動きを読んでいたビスマルクが優勢であったが、ランスロットの性能と「ギアスの呪い」で戦闘力を高めたスザクの異常なスピードの前に翻弄され、最期は正面からの一撃によってエクスカリバーごと機体を真っ二つに両断され爆散した。
■漫画
◇皇暦2017~2018年(『双貌のオズ/双貌のオズO2』)
オズ終盤にオイアグロのイメージ図として登場。この時点ではまだ開発中だった。
O2開始時点では背面のエクスカリバーユニット以外のボディ部分は完成しており、EU攻略のためビスマルクと共にユーロピアを訪れるが、他のラウンズの活躍もあって戦闘には参加しなかった。
ちなみにエクスカリバー実装の遅れはシャルルが「良い銘を決めるから待て」と言っていたせいらしい。
その後、ライアーVSジノ&アーニャの模擬戦介入に登場。
終盤ではペンドラゴン戦も描かれるが尺の都合もあってアルビオンにあっさり倒された。
◇皇暦2018年(『反逆のルルーシュ Re;』)
五話でビスマルクと共にペンドラゴン戦で登場。
しかしこちらも尺の都合もありアルビオンにすぐ敗北する。
【関連機体】
□ガウェイン
開発のベースとなった機体。類似点は多いが、殆ど別物である。
□ガレス
ギャラハッドと同時期に登場したガウェインの量産型。ギャラハッドとは逆に砲戦に特化している。
□アグラヴェイン
ガレスの先行試作型。砲撃戦から格闘戦にモードチェンジで切り替える事が出来る。
大型KMFにおける格闘戦のノウハウはこの機体の存在が大きい。
【立体化】
□ROBOT魂
月刊ホビージャパンの誌上通販で販売された。
先発のガウェインをベースにしており、関節可動は悪くないが背面の鞘のせい屈伸させることが出来ない。
エクスカリバーは納刀状態と抜刀状態が別々に用意されており、抜刀状態のものはかなりの長さになる。
追記・修正はナイトオブワンに任命されてからお願いします。
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▷ コメント欄
- ガラハドなのにエクスカリバーなのは、「ビスマルクはシャルル(=アーサーポジ)の本当の切り札」と言う意味なんだろうか -- 名無しさん (2013-10-03 09:29:19)
- 剛剣エクスカリバー(笑) -- 名無しさん (2013-10-03 09:51:41)
- げじゃげじゃじゃ!フヒフ を思い出さずにはいられない -- 名無しさん (2013-10-03 12:22:05)
- イメージ図じゃなくて実際にランス装備してたな、つかガウェインクラスだとランスのサイズかなり違う -- 名無しさん (2014-10-28 04:29:12)
- カッコいいんだけどちと地味なのよね。むしろガウェインが派手なのか -- 名無しさん (2014-10-30 02:38:06)
- ↑まぁガウェインは金黒ド派手だしな。こっちはモノトーンでまとまってるから -- 名無しさん (2014-10-30 14:41:45)
- アイスソードが頭にちらついてどうにもならない。役割もかませだったし -- 名無しさん (2015-05-25 14:19:30)
- 敵機体を掴んで振り回したり叩き付けたり投げ飛ばしたりはしない。 -- 名無しさん (2017-08-01 18:58:51)
- フィギュアだとしょうがないとはいえ、抜刀はできない悲しさ -- 名無しさん (2018-04-25 02:23:05)
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