凶魔獣メイザー

ページ名:凶魔獣メイザー

登録日:2020/04/19 Sun 22:20:00
更新日:2024/05/17 Fri 11:21:32NEW!
所要時間:約 12 分で読めます



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※この項目は『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』のクリア後シナリオに関わる重大なネタバレを含んでいます。


同作を未プレイでネタバレを嫌う方はブラウザバックを強く推奨します。






































凶魔獣メイザーとは、ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3Dに登場するモンスターである。



【概要】

本作の裏ボス。
樹上の国の一つである「ジュヒョウの国」の魔戦士*1の一人にして、かつての指導者であった魔戦士メイザーが変わり果てた姿。
漆黒の鱗を持つ巨大なドラゴンのような姿をしている。
理性を失っているため、400年もの間ジュヒョウの国の地下深くにある牢獄に封印されていた。



【作中での動向】

400年前、ジュヒョウの国では「精霊石を手に入れることができなければ、400年後にある巨獣がジュヒョウを滅ぼす」という予言が魔戦士サイフォンによって発見された。
滅びの未来を回避するため、魔戦士ホゲイラの提案により究極の力を得られるという「禁断の秘術」に手を染めることに。


優れた魔戦士のみが耐えられるというこの術は、本来最強の魔戦士である彼の弟ルギウスが受けるはずだったが、ルギウスの力を以てしても術に耐えることが出来ず、咄嗟に身代わりになったメイザーが呪いを一身に受けてこの姿へと変化した。
皮肉にもこのメイザーこそが「ジュヒョウを滅ぼす巨獣」だったのである。
ちなみに、エンディング後解放される扉で出会えるとあるボスモンスターモンスターマスターなんて時代遅れ、今は自分が魔物になるのがトレンドとほざいている。
一種の狂気とも言えるこの発言は、理性を保ったまま魔物と化し、原典ではお供も引き連れて襲い掛かってきた彼が言い放つことでメイザー、ひいてはマスターでありながらモンスターとして戦闘参加も行う魔戦士達全員への痛烈な皮肉となっている。尤も、彼の場合は元々純粋な人間、更に言えばメイザーと違い完全な事故でモンスターと化した存在なので単純な比較は出来ないが…


そして現在。
魔戦士たちは精霊石を手に入れるために星降りの大会優勝国となったタイジュの国を訪れ、人間と魔戦士による精霊石をかけた戦い「星降りの大会・レジェンド」*2を挑むが敗北。
自らの手でメイザーを討つことを決意したルギウスは、テリーに協力を依頼し、牢獄でメイザーと対峙する。
とどめはルギウスに任せ、テリーが限界まで弱らせることになり戦闘に突入。


ギガボディ持ちの3枠モンスターで、1ターンに2~3回行動し、みなごろし、獣王げきれつしょう、ドルマドン、おたけびなどを使用。
最も恐ろしいのがみなごろしで、食らってしまうとパーティ全員が550前後の大ダメージを受ける。次回作のみなごろし使いと違って自分には当たらないチート性能ではないため自滅してくれることもあるが期待はできない。
会心完全ガード持ちモンスターを加えたり、会心封じをかけるなどして対策すると良い。赤い霧*3を撒くのも効果的だが、こちらも斬撃を使えなくなるので扱いは慎重に。
弱点はイオ・デイン。本作より大型モンスターに多段ヒットするようになったてんいむほう斬などもオススメ。


特性のいてつくはどうを持っているため、補助効果のかけすぎには注意。
なお、戦闘開始時点で補助効果がかかっている表示が出るため、前作をプレイしたユーザーは「またマホカンタやアタックカンタか?」と思うかもしれないが、実際は「一族のほこり」*4である。
しかし???系はテンションバーンの条件が蘇生なので回復を怠らなければ特に意味はない。

こんな姿になっても誇りだけは失っていないという演出なのだろう。



戦闘終了後、メイザーが動けなくなったところでルギウスは止めを刺そうと飛び掛かったが、ここで想定外の事が起こる。


再起したメイザーにルギウスが取り込まれてしまったのだ。


メイザーは禍々しい光に包まれ、そして…

















我は 魔戦神ゼメルギアス……。



最強の魔戦士のチカラを 取り込み
我は ついに 神へと生まれ変わった……。



この地底より出でて 樹上の国に住まう
すべての者に 破壊と絶望を与えよう……。



【魔戦神ゼメルギアス】

ルギウスを取り込んだメイザーがさらなる進化を遂げた姿。
赤と黒のツートンカラーの体に長い金髪、6本の腕を持ち木の根のような翼を生やした巨大な魔神の姿をしている。
一見、禁断の秘術の失敗によって生まれたイレギュラーな存在にも思えるが、イルルカ以降のライブラリの記述によれば、この姿こそが禁断の秘術の完成形とのこと。


上記のセリフと共に地上へ出て暴れ出そうとするが、ジュヒョウの精霊によって抑え込まれ、再び戦闘に突入。
戦闘前にジュヒョウの精霊がパーティを全快させてくれるので、メイザー戦で消耗していても心配ない。
ちなみに再戦時は各樹上の国の名前を羅列するが、何故かタイボクの国だけハブられている。星降りの大会の参加者しか住民が登場してないせいで影が薄かったからだろうか…


ギガボディ持ちの3枠モンスターで、1ターンに2~3回行動し、ジゴデイン、魔神斬り、星のきせき、オーロラブレス、グランドネビュラを使用。
最大の脅威は魔神斬りで、命中すれば650前後のダメージを受ける。メイザーの時同様会心封じをかけるなりして対策すること。赤い霧はグランドネビュラも封じられるが、やはりこちらも斬撃を使えなくなるので一長一短。
全能力を上昇させる星のきせきも馬鹿にならず、可能であればいてつくはどうで消し去ってしまいたい。
弱点はイオ・デインのまま変わっていないので攻め方は基本的にメイザーの時と同じでOK。


メイザーと同様…かつこの時限定で特性のいてつくはどうを持っているため、補助効果のかけ過ぎには注意。
彼もまた戦闘開始時点で補助効果がかかっている表示が出るが、やはり一族のほこりなのでたいしたことはない。
だが、ジュヒョウを滅ぼすと言っている彼に誇りなんてものがあるとは到底思えないが…



戦闘後、倒れたゼメルギアスはルギウスとメイザーに分離。
目を覚ましたルギウスがメイザーに止めを刺そうとしたところ、乱入してきたタイジュ王が「これを使え」と差し出したのは、密かに持ち出してきた精霊石。


「(負けた自分たちが)それを受け取るわけには…」と固辞するルギウスの前で、タイジュ王は「全部やるとは言わん」と精霊石を真っ二つにする暴挙に出る。
「なんて事を…」という空気になる中でタイジュ王は「奪い合うのではなく分け合えばいい」「足りない部分は互いに補っていけばいい」と精霊石の片割れをルギウスに渡した。
すると驚くべきことに、割れた精霊石はそれぞれが元の形に再生し、精霊石の力でメイザーは元の姿に戻ることが出来たのだった。



【仲間として】

モンスターズシリーズの例にもれず、彼らも配合で仲間にすることが可能。


凶魔獣メイザーはヒヒュドラードと竜皇帝バルグディスの配合で生まれる。
前作の配合の頂点であったヒヒュドラードを生み出すのもなかなかの苦行だが、問題は竜皇帝バルグディスの方。


入手困難なモンスターの多くは、前作から引っ越しアプリで連れてきたり他国マスターから奪ったりするなどの抜け道があるのだが、それらが唯一通じないのがわたぼうとワルぼうである。


彼らは1個150000Gもする虹のタマゴからしか入手できない上、生まれてくる確率も非常に低いため、全国のプレイヤーたちはこの手のゲームの元祖シリーズよろしく地獄のようなタマゴ孵化作業に勤しむこととなった*5


一応、彼らがどうしても必要になる配合は四体配合で生み出せるトロデ*6だけなので、親切なプレイヤーがどちらかを親にしたあくまの書をすれちがい通信で配っていることもあったのだが…
ワルぼうはともかく、わたぼうについてはオリジナル版同様に完全クリアで一匹だけ入手可能とかにしても良かったのではないだろうか。


仲間としての彼は???系のSSランクで、AI2~3回行動、いてつくはどう、いきなり黒い霧、星のいかりの特性を持つ。さらに+25でギロギロ、+50で亡者の執念が追加される。
行動回数の都合で能力値は守備力が1000に達するものの攻撃系が低いのだが、特性面でのシナジーが優秀。
特に瀕死の時のみスーパーハイテンションになる星のいかりとHPが0になってもターン終了まで耐える亡者の執念の相性が良い。
黒い霧*7で相手の呪文を封じ、ギガボディを生かした高威力の体技・ブレスを連発するのが主な戦法。そのままだと決定力に欠ける場合があるため、全ガードブレイクやキラーを付けて強化されることも多い。
高い守備力&ルカニ半減のおかげでルカニガード+を1つつければ物理防御の面も心配ない。
所持スキルは固有の「凶魔獣メイザー」。


ただし、スマートフォン移植版のテリワンSPでは黒い霧のギガボディ枠につねにアタックカンタを持つ闇竜シャムダと大魔王マデュラージャが参戦。
さらにシャムダはいきなりバイキルトで物理攻撃に、マデュラージャは素で全ガードブレイクを持っており体技でそれぞれメイザーより優れているため、メイザーは中途半端な存在になってしまいだいぶ肩身が狭くなってしまった。


しかしテリワンSPでも素のスペックの高さは健在であり、超はやぶさ斬りに特化した(赤い霧に弱い)シャムダ、体技に特化した(白い霧に弱い)マデュラージャに対し、
こいつは超はやぶさ斬りと体技の両方で攻めるという独特な立ち位置(紅白どちらの霧を撒かれても片方だけなら対処可能)を築くことに成功しており、決して侮れる存在ではない。



魔戦神ゼメルギアスは凶魔獣メイザーとアギロゴスの配合で生まれる。本作の配合ツリーの頂点である。
アギロゴスはWi-Fi通信のプレゼント対戦で配信されているため、メイザーさえ作ってしまえば割とあっさり配合できてしまったりするが、その方法で入手したアギロゴスは+0でステータスが低めなのでそのまま配合するとゼメルギアスの初期ステータスも低くなってしまうため注意。


仲間としての彼は???系のSSランクで、AI1~3回行動、ときどき赤い霧、光のはどう、星のいかりを特性に持つ。さらに+25でいあつ、+50でやみのはどうが追加される。本作で特性のやみのはどうを持つのは彼のみで、真のラスボスらしい優遇と言えよう。
…なぜか敵の時と全く特性が違う。


生み出すのが大変なだけあって、能力値合計は全モンスター中15位と非常に高い。…高いのだが、実際のところ強さについての評価は微妙。
ステータスは良く言えば満遍なく高いが悪く言えば器用貧乏で、HP以外に1000を超えるものが一つもない。


さらに特性も一つ一つは強力だが彼自身とは噛み合っておらず、いあつとやみのはどうはともかくとして、そこそこ高い攻撃力を自分の赤い霧で封じ、MPも420しかないので高位の呪文や体技などを使わせるとすぐに枯渇してしまい、コツもブレイクもキラーもないので火力もイマイチなため、体技で戦うなら進化前の方が優秀という有様。光のはどうも彼自身は状態異常全無効のため能力低下を治すくらいにしか使えず、星のいかりも極限状態でしか発動しないため亡者の執念がない彼では発動しても先制ワンパンされるのがオチである。
メイザーや敵の時と違って行動回数も不安定であり、まともに活躍する前に倒されてしまうこともしばしば。
究極配合*8をでテコ入れをしようにも、行動回数を安定させようとすれば能力上昇が相殺され高いステータスが死んでしまい、全ガードブレイクを付けようとすれば消費MPが1.5倍になるため低MPが足を引っ張るなど全ガード+以外は扱いづらい。


耐性も???系の基本耐性に追加でマホトラ・斬撃封じ無効などを持つが後者はもともと上記の理由で斬撃を使えないのに何の意味があるのか。
当たり前だが赤い霧を使うならバランス型より攻撃のみを捨てた配分の方が強く、まさにその配分のマガルギがいるためその立場はお察し。


そんなわけで、カタログスペックこそ高そうだが扱いは非常に難しい玄人向けのモンスターであり、ジョーカー2プロフェッショナル辺りから続く「裏ボスは進化前の方が強い」というジンクスに縛られたモンスターの1匹。


なお、ジュヒョウの国で誕生したためか、通常攻撃や斬撃のモーションでは光線を放って巨大な氷柱を生み出し、呪文のモーションでは巨大な氷塊を生み出して6本の腕で粉砕するなど氷関係のものが多い。れんごく斬りであろうがギラグレイドであろうが節操なく氷を生み出す。その割には前述の通りヒャド・吹雪系の特性は皆無であるが。
ちなみに体技のモーションでは闇の力を凝縮して公式イラストで持っているダークドレアム系統のモンスターのものと似た剣を作り出し、空中回転して一閃する。
所持スキルは固有の「魔戦神ゼメルギアス」。


そんなゼメルギアスだが、配合は非常に面倒臭いのは上述の通り。
とくに苦行であろうものを下にまとめる。


  • ポンポコあにき
  • 少年レオソード
  • 神獣

ソフト単体だとわたワル同様にじのタマゴからしか生まれない。
なおポンポコあにきと神獣ベビーはDQMJ2Pから輸入可能。
少年レオソードも輸入可能だがこちらはすれ違い50回以上でやってくる伝説のマスターが連れているものをスカウト出来るので輸入の必要はない。
肝心のわたワルはSSランク。根気よくタマゴを割ろう。


  • 大魔王デスタムーア
  • 魔王オルゴ・デミーラ
  • 魔王ミルドラース
  • 大魔王ゾーマ

実はラーミアを2体以上入手していれば省略可能。
こいつらはデブソーン大魔王ラプソーン*9、そしてそれを素材とする竜神王を作るのに必要。その竜神王は神鳥レティスとグレイナルの素材になる。
通信環境があれば神鳥レティスを使う配合は全てラーミアで代用可能で、グレイナルは他国マスターからスカウト可能なので省略出来るのだ。
ラーミアが手に入らない場合は大魔王ラプソーンが1体は必須になるのでこの4体、そしてそれらの素材たる竜王、シドー、デスピサロも必須。
つまり全ナンバリングのラスボスが必須というわけである。*10


  • 魔戦士サイフォン
  • 魔戦士ヴェーラ
  • 魔戦士ホゲイラ
  • 魔戦士アルゴ

ゼメルギアス撃破後に再戦すると仲間になってくれる魔戦士の皆さん。
丁度アルゴの性別が万能で両性具有なので、アルゴ×ヴェーラなんてやらない限りはこの4人を仲間にすればすぐルギウスを配合で作れる。
魔戦車ダビドを4体持っていれば配合で工面出来るが、そこまでしてエンディング前にやる必要性は皆無。


  • やまたのおろち
  • 魔王の使い
  • アクバー
  • キラーパンサー
  • ジャミラス
  • ゴーレムetc…

再戦可能でかつ仲間に出来る扉の主。
ゴールデンゴーレムや暗黒の魔神の為にゴーレムは何体も必要になるし、やまたのおろちは最低3体は必要。


  • ローズダンス
  • じごくのマドンナ
  • バルボロスorグレイナル
  • キングモーモンetc…

他国マスターからしか貰えないモンスターの皆さんの一部。
グレイナルがいれば竜神王をレティスに回せるのでバルボロスをスカウトする必要性は皆無。


テリワンSPでは大魔王マデュラージャの素材の一体となり、配合の頂点ではなくなり、やみのはどうも彼含む新モンスターも覚え専用特性から陥落。
また、問題のわたワルも確率こそやはり低いものの、タマゴを同時に3つまで孵化させることが出来るようになったことで入手までの手間は多少改善されている。もっとも、新要素である黄金郷の解放には彼らが2匹とも必要になるため、3Dとは別のベクトルでプレイヤーを苦しめることになったのだが…


なお口伝による強力な無属性が多数追加されたためコツ・ブレイクの価値が落ちたテリワンSPでも、元が微妙すぎた上に3枠モンスターが使うと強力な全体超はやぶさ斬りを赤い霧で自ら潰してしまう。
さらに行動回数とステータスといてつくはどうはメイザーのままで、ゼメルギアスのときどき赤い霧ややみのはどうが追加された新モンスターの真・魔王ザラームが参戦してきたため、対戦での立場が上がることはなかった。



【その後のシリーズにおいて】

  • ドラゴンクエストモンスターズ イルとルカの不思議なふしぎな鍵

2体とも続投。配合方法は変わらないが、本作では錬金カギの景品として選ばれる場合があるため、前作の苦労が嘘のように簡単に手に入ってしまうこともある。
とはいえ運が良ければの話であり、???系SSランクは数が多いため彼らが選ばれる確率は相応に低い。配合で作るのが先かカギで手に入るのが先かはプレイヤー次第。


本作では新生配合によって特性を1つだけ入れ替えられるようになったため取れる戦法はある程度増えたが、そういいことばかりではなかった。
この新生配合、特性ごとに設定されているデメリット指数の合計が一定値を超えると「強者のよゆう」などのマイナス特性が付いてしまうのだが、彼らの場合はデメリット指数の高い特性ばかりを持つためかなりの確率でマイナス特性を押し付けられてしまうのである。


特性のシナジーが抜群な凶魔獣メイザーについては、デメリット指数が低く亡者の執念とも相性の良い「ひん死で会心」を付ける型なども考案されているが、元々まるで噛み合っていない魔戦神ゼメルギアスについてはお察し。行動回数を安定させようとしたりブレイクなどを付けようとするとまず間違いなくマイナス特性が付いてくるため、前作以上に扱いは難しくなっている。


また彼らに限ったことではないのだが、ギガボディよりさらに巨大な超ギガボディが登場したことで、ギガボディモンスターの状態異常耐性が全体的に低下していることも向かい風となった。


配合先は追加されており、冥王ネルゲルとの配合で冥獣王ネルゲルを生み出せるようになった。


スマホ版では新生配合の仕様が変わり、全てのモンスターが超ギガボディ化及びサイズ縮小ができるようになった。
彼の場合、超ギガボディ化で得られる特性はなんと『超ガードブレイク』。
これ自体は相手の無効化未満の耐性を3段階下げて攻撃できる強力な特性なのだが、副作用として消費MP2.5倍というデメリットが付いてきてしまう。ただでさえ少ないMPがこれによって余計にガス欠が早まる。コツやブレイクが欲しいとは言ったがデメリットが重すぎやしないか。
ついでに言えば素のサイズの時点で『強者の余裕』が付くのにサイズアップしたらしたで、『アンラッキー』まで押し付けられる始末。
新システムの紋章によってマイナス特性にプラス効果を付与でき、強者の余裕の場合は自分にバイキルトorスカラが掛かるようになるが、ときどき赤い霧との相性は言うまでもなく悪い。
サイズダウンした場合、1枠で有用な光の波動とときどき赤い霧がオミットされ*11、単体では活かしにくい星のいかりが残ってしまう。仮に光の波動が残っていても状態異常が素通しな時点でお察し。


  • ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3プロフェッショナル

オリジナル版では2体ともリストラされてしまったが、プロフェッショナル版では魔戦神ゼメルギアスのみ復帰。凶魔獣メイザーは下記魔王エリアでのリアクターの説明文でのみ言及されている。


魔戦士ルギウス×魔戦士ヴェーラ×わたぼうorワルぼう×オムド・ロレスという面倒な配合で生まれる。
だが、時空の裂け目の魔王エリアに登場することがあるため、引越しアプリを使うなりして他の魔王を埋めておけば割と簡単に手に入ったりする。


特性はイルルカと同じで、ときどき赤い霧が固定特性になり、超ギガボディ化でミラクルボディが追加される。
合体特性は技キャップの上限を超えるレアな特性・破壊神。
能力値・耐性共に相変わらず微妙であり、特性ともやはり噛み合っていない。
本作ではコストの範囲内で自由に特性を入れかえられる超生配合・改が実装されたのだが、入れ替え不可能な固定特性がときどき赤い霧のため例によって攻撃力を生かすことが出来ない。
一番キャップに引っかかりやすい斬撃が撃てないのでせっかくのレア特性の破壊神も生かし切れない。
MPも低いままなので呪文や体技も使いにくい。
唯一利点としては合体特技の神の裁きが体技であり、ときどき赤い霧で安定して使えることぐらいだが、そもそもこの特技が大して強くない。


尚且つ、本作の対戦環境では過去作以上にバランス型が冷遇されており、やはり立ち位置は非常に厳しいと言わざるを得ない。
スキルは内容がほぼ同じで名前だけ変わった「ジュヒョウの戦士」。


配合先も変更され、4体配合でグレイナルが生み出せるようになった。




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  • テリワンまでは配合ツリーが膨大過ぎて大変だったけど、イルルカからのカギやらディスクやらの報酬はちょっとお手軽すぎてな…ここら辺の塩梅は難しいよね -- 名無しさん (2020-04-20 09:31:33)
  • ↑前作のラスボス級の価値の暴落…フリーザかな? -- 名無しさん (2020-04-20 13:04:01)
  • なぜ基本能力勝負に向いた白い霧でなく自分の攻撃を台無しにする赤い霧なのか…テリワン3Dではとき赤3枠は彼だけだったが、SPではとき赤3枠が3体もいるのに白が一体もいないので余計不遇さが目立つ -- 名無しさん (2020-04-21 07:26:50)
  • とりあえずゼメルギアスはメイザーと特性対に設定したにしてもAI2~3回行動・いあつorプレッシャー・ときどき白い霧・いてつくはどう・星のおくりもの・やみのはどうあたりにして出直してきてほしい -- 名無しさん (2020-04-21 07:38:14)

#comment

*1 モンスターの一部族ということらしく、モンスターマスターでありながら戦闘参加もする
*2 テリー+もう1人のペアで4つの扉の先にいる魔戦士達と戦う勝ち抜き戦。ネーミングセンスがアレなことに触れてはならない
*3 お互いの斬撃系特技を全て封印する
*4 メンバーに同系統のモンスターがいた場合、その仲間共々系統テンションバーンが起こりやすくなる特性。
*5 タマゴは既定の経験値を稼ぐことで孵化し、上位のタマゴになるほど必要経験値が多くなる。虹のタマゴに至っては100万もの経験値を要求される。
*6 魔戦士メイザーとキングヒドラの配合でバルグディスが生まれる。そのキングヒドラの素材の魔壺インへーラーの素材にトロデがいる
*7 お互いの呪文系特技を全て封印する。かしこさが450しかないメイザーには実質デメリットがない。
*8 +が100を超える状態で同種のモンスターを配合することで、能力20%上昇+行動回数増加や耐性強化などのボーナスを5種類から1つだけ選べるシステム。
*9 厳密にはプチソーンこと魔王ラプソーンなのでそれを第二形態にするモンスターも必要
*10 エルギオスはヒヒュドラードの素材になる為どの道必須
*11 サイズダウン時に失われるのはライブラリの並び順の一番下から。こいつの場合、特性の並び順がギガボディ、AI1~3回行動、星のいかり、ときどき赤い霧、光の波動となっているため一番下の光の波動から失われる

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