好酸球(はたらく細胞)

ページ名:好酸球_はたらく細胞_

登録日:2018/09/13 (木) 00:15:45
更新日:2024/03/22 Fri 12:57:29NEW!
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はたらく細胞 m・a・o 白血球 ピンク 免疫細胞 クール ツインテール 金髪 一芸 好酸球 寄生虫特効




私たち好酸球の本来の仕事は……!! 寄生虫を駆除することだ――ッ!!





出典:はたらく細胞、第4話『食中毒』より、2018年7月8日から放送中、
david production、アニプレックス、講談社、
©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。



概要

『好酸球』とは人間の体内にある細胞の一つ。ここでは『はたらく細胞』の好酸球について解説する。


CV:M・A・O



白血球の一種。全白血球の中でも僅か数パーセントしかいないといわれるレアキャラ。
本来の仕事は寄生虫を駆除する事とアレルギーが起きた時に増殖して対応すること。
寄生虫に対処可能な白血球は好酸球だけであり、なくてはならない細胞だが、同時に気管支喘息とアトピー皮膚炎の原因でもある。
一応他の白血球同様に貪食機能も持つが、申し訳程度にしか貪食できない。ようは細菌などには無力。


気管支喘息の場合、炎症が起きた部位に増殖して顆粒タンパク質を放射、これが周りの組織を損傷する事で過敏反応が起きる。
皮膚炎の場合も同様に炎症部位で増殖しているので当初は抑制していると思われたが、今は悪化させていると考えられている。
ただし気管支喘息の方は近年『気道リモデリング』に関与しているのではないかと考えられ始めたが、具体的に好酸球が何をしているのかは不明。


寄生虫に対しては上記のタンパク質で攻撃する事が可能だが、現代日本で寄生虫に感染する事は少ない。
とはいえ、アニサキスは非常に多くの魚種に生息する寄生虫なので注意が必要。
生鮮魚介類の輸送手段の向上、輸入魚介類、海外旅行など何だかんだで寄生虫感染のリスクはあるのだ。


現代文明が発展し各免疫細胞が暇なせいで些細な事で過剰反応したのが『アレルギー』という仮説があり、
この仮説が正しいかは不明だが、アトピーの人の体内の好酸球はよほど暇を持て余していると言える。


出典:はたらく細胞、第4話『食中毒』より、2018年7月8日から放送中、
david production、アニプレックス、講談社、
©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。


本作の好酸球はピンクのツナギを着た金髪のツインテールの美少女。赤血球AE3803からはカワイイと思われている。
性格はクールで不愛想。自分の弱さをコンプレックスに感じているせいで、普段はおどおどしている。
そのため褒められる事に慣れていないので、一度デレると滅茶苦茶デレる
なおピンク色なのは好酸球がピンクだからではなく、
実験で染色されるとピンク色になるからであり、ツインテールなのも核が分葉しているからと作者は答えている。


武器は二股の槍で一見するとすごく強そうだが、この槍小さい細菌ですら貫けない見掛け倒しの槍。
自分の事を弱いと自覚し周りから馬鹿にされても反論しないが、馬鹿にした細胞たちを守るため勝てない戦いを挑むほど正義感は強い。
しかし本来の仕事である寄生虫を相手にすると、本領を発揮できる。


数が少ない好酸球なので彼女を知っているのは免疫細胞だけで、赤血球と一般細胞は知らなかった。
当然彼女の専門が寄生虫だという事も知らなかった。まぁ寄生虫自体滅多に現れないのだから当然である。


好中球の1146番とその仲間とは同じ骨髄で育ったいわば幼なじみ。
骨髄球時代の彼女は訓練に身が入らないほど弱く、その時1146番のグループに面倒を見てもらったのが友達になった理由。


同じレアキャラ同士だからか、好塩基球の難解な言い回しを唯一理解できる。そのためたいてい一緒に行動している。
しかし好塩基球が突然何もない空間に向かって喋り出した時はさすがに困惑していた。
なおこの時の好塩基球はマスト細胞のモニターをジャックしていた。


骨髄球時代に知り合った先輩の影響で難しい言葉をノートに書き溜めてポエムを書くのが趣味。
好塩基球の言葉を理解できるのも趣味のおかげかもしれない。



本編の活躍

初登場は1話の扉絵。
正式に登場したのは2巻の『食中毒』の回。


赤血球を守るため忍び込んだ細菌と戦ったが、一方的に負けてしまい好中球の1146に助けられる。
さらに赤血球AE3803に手を指し伸ばされたので内心傷つく。
また周りの赤血球や一般細胞から「弱い」「知らない細胞」など陰口を言われてしまい、強がってはいるものの明らかに落ち込んでしまう。
続いてやってきた細菌との戦いでも役立たないので、しまいには「なんのためにいるの?」と言われてしまう始末。


しかし突如現れたアニサキスを退治した事で周りから褒められて赤面した。


次に出たのは癌細胞の時。役に立てたかは不明。
アニメではモブの癌細胞を一撃で仕留めている。癌細胞が弱すぎるのだろう。


『デング熱』回ではマスト細胞にアドバイスをする好塩基球の通訳として登場。
特に活躍はない。


『出血性ショック』の回では3803から後輩を紹介された。
カワイイだけじゃなくてスゴイ人と褒めちぎられたため、またしても赤面した。



『サイトカイン』の回では寄生虫の時の赤面写真が撮られていた事が発覚。



余談

実際の白血球内の好酸球は、好中球や好塩基球よりも大きいが、作中では彼女が一番小柄で逆に本来は一番小さい好塩基球が長身になっている。
これは、コンプレックス持ちの美少女が巨女だったり、ミステリアスな謎の男がちっちゃい兄ちゃんだと見栄え的にも映えないためだと思われる。
身の丈以上の槍を武器にしているのは、本来の巨体さの暗喩とも捉えられる。


なお、彼女が倒したアニサキスは本来のサイズだと好酸球の何十倍もの大きさのあるまさに怪獣レベルの敵である。
そう考えると、彼女がいかに凄い事をしているかよく分かるはず。
ちなみにアニサキスは酢やしょう油、ワサビでは死なない。体内に入る前に殺すには加熱処理か24時間以上の冷凍が必要。
魚の内臓に多く寄生しているので彼女の仕事を無駄に増やさないために内臓の生食は止めておこう。




はたらく細胞フレンド

4巻から登場。黒髪ツインテールの女性型細胞。服装と武器は本家と近いがツナギではなくミニスカートとブーツスタイルである。
緊張でよくテンパり本来言いたい事と違うことを口走ってしまう。
(例・「ちょっと飲み物を買ってくるので待っててください」→「飲み物を買ってください!!」)
自分を駄目な細胞だと自己嫌悪していたが、キラーT班長のアドバイスで特訓し、
自らの奥の手であるエトーシス(好酸球の自爆攻撃)にて寄生虫のトキソプラズマ虫体をやっつけるのだった。






追記・修正は寄生虫を駆除してからお願いします。


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  • かわいいなああァ -- 名無しさん (2018-09-13 20:20:40)
  • 間違いなく、はたらく細胞内で一番の美少女。服装は飼育員か調教師がモデルなんだろうか。 -- 名無しさん (2018-09-13 23:53:34)
  • 可愛いし正義感が強くて優しい子なのだが、いかんせん現代では寄生虫は少ないので活躍の事態が少ないのが残念・・・というのもおかしな話か。 -- 名無しさん (2018-09-17 06:34:08)
  • ↑近年で彼女が活躍する機会は生牡蠣くらい…かな? -- 名無しさん (2018-09-17 06:52:46)
  • 昔急性好酸球性肺炎で死にかけたことがあるんだが、こんな女の子が体内で増殖していたと考えるとなんか許せちゃう気がしなくもない -- 名無しさん (2018-09-18 00:02:50)
  • あ、でもアトピーだけは許せんわ。全身痒いし薬を色々使っても完璧には治らんしで許せん。 -- 名無しさん (2018-09-18 00:07:52)
  • めっちゃ可愛い!めっちゃかわいい! -- 名無しさん (2018-09-25 09:52:07)
  • 好酸球さんが一番好き -- 名無しさん (2023-11-04 20:13:29)
  • 二期だとOPには出てたけど中の人が忙しかったのか一回もしゃべらなかったな… -- 名無しさん (2023-11-04 20:17:43)

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