マグロに賭けた男たち

ページ名:マグロに賭けた男たち

登録日:2018/02/19 (月) 23:09:36
更新日:2024/02/19 Mon 11:47:00NEW!
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『マグロに賭けた男たち』は、2003年から年一回ペースで放送されているドキュメンタリー番組である。


当初はテレビ朝日系列で放送されていたが、2022年からはテレビ東京系での放送となった。


概要


青森県の大間に住んで漁で生活を営んでいるマグロ漁師達の激闘を取材する番組。


2003年から放送が開始され、年に一度のペースで2008年まで放送されていた。
2008年を最後に番組は休止するが、2014年からシリーズを再開している。
歴代の総集編的内容の特別編も存在する。


2022年から放送局がテレビ東京に移動し、『新マグロに賭けた男たち』と題名をリニューアル(内容に変化はなく、テレビ朝日時代の映像も利用されている)。
テレビ東京は『巨大マグロ戦争』など別のマグロ漁の番組を抱えているため、マグロ関係のシリーズ番組を複数抱える事態となった。
アニメ作品などでは放映権の移動による別局の移籍は珍しくないが、ドキュメンタリー番組が移籍した事例は非常に珍しい。


ナレーションの進行の元で映される、マグロ漁師の生活や漁における迫力の映像が魅力。
ハイテク機器といった存在にも触れ、その辺の知識を身に着けられるのも特徴的。
番組終盤では北島三郎の『北の漁場』を流す場面があり、一部では「勝利演出」「覚醒演出」なんて言われている事も。


マグロ漁に密着した番組自体は珍しくないが、本番組は出演者漁師が高い人気を持つ。
大間では出演者の自宅や船は観光名所になってるようだ。
本番組の出演者の一人である山本秀勝さんに至っては、大間観光土産センターでグッズが販売されていたりする。


本番組をモデルとして、2007年には石原プロモーション制作・渡哲也主演のスペシャルドラマ「新春ドラマスペシャル・マグロ」が放送された。


主な出演者


  • 山本秀勝

本番組の看板人物であり、シリーズを重ねた現在では事実上の主役と言っても良い。


番組の看板漁師である1人の渡辺良吉の救援に訪れたことで番組スタッフと縁を持つことになる。
マグロとの格闘中に「やーい!」「ヤイッヤー!」と叫ぶのが特徴的。
愛煙家でもあり、漁の最中でもよく煙草を口に加えて仕事を行っている。
大型のマグロを釣った後には、マグロの心臓と背びれを神棚に捧げながらスーパーのパック寿司による御馳走を食べる習慣も持つ。


長年漁に出ているのだがマグロを釣ることが出来ず、妻にも捨てられて男で一つで息子2人を町営住宅で育てた苦労人。
漁においては運の悪さと準備ミスが重なり、もはやある種の神様に愛されているようなバリエーション豊富なハプニングを生み出す。
「父親が最新ソナー導入の為に連帯保証人に*1」「息子の結婚式の結納金を釣り上げた巨大マグロで用意する」など劇的な場面も多い。
これらの経緯が重なって、番組では「悲運の漁師」という肩書が用意された。


近年は出演料やグッズ収入も非常に多いのではないかとの噂もあるが、マグロ漁はガソリン代や餌代の出費が激しいらしいので、どちらにせよ大変そうではある。


  • 山本剛史

山本秀勝氏の長男。


母が家庭を去ってから、弟と共に父の背中を見て育ってきた。
高校卒業後は東京で働いていたが、泉健志や父親の奮闘に背中を押されてマグロ漁師に転職する。
父親には漁師への転身を反対されたが、最終的には30歳で漁師人生をスタートさせた。


父親とは違って、マグロはえ縄業で経験を積みながら漁を行っていた。
しかし、2018においてはえ縄漁船が火事で操業不能になり、船の主だった泉裕樹の配慮で彼と一緒に一本釣りに挑むことになった。


家族と愛する子供達を持つ父親でもある。結婚式の結納金は父親のマグロである。


  • 山本浩貴

山本秀勝氏の次男。


現在は漁港で仕掛けを作るといったバイトを行っている。
父親とは滅多に食事を共にしないようで、父が2017で4年ぶりに100kg超えの大物を釣った際の夕飯でも夜の街に出かけていなかった。


兄と違ってには出ていないためか、番組的にはやや影が薄い。


  • 渡辺良吉

番組を代表する大間のマグロ漁師の一人。


17歳から58年間大間の漁師として戦い、電気ショッカーのない時代から銛の名手としてマグロを仕留めていた。
妻の形見であるスカーフを身に着けて海に出ていたが、心臓病に犯された体だった。
病と闘いながらも銛で大物のマグロを狙う姿は高い人気を誇り、正に「漁師」という人物。
山本氏とは親友の仲で、助け船で互いに漁の救援に駆け付けている。


その後、番組の休止期間の間に脳梗塞に襲われ、施設に入居する形で引退した。
動かなくなった船には妻のスカーフが置かれていた……。


息子もマグロ漁師として同じ名前の船を使って海に出ている。


  • 泉健志

2015年の放送から特集されている大間最年少マグロ漁師。


父親は元マグロ漁師であり、過去に大物のマグロを釣っている実力者である。
そんな父親の才能を受け継ぎ、漁師として高いポテンシャルを誇る。
一方で、学生時代からヤンチャなキャラクターで酔い気味にはしゃいでる姿も番組では映された。


現在では愛する妻と娘を持つ父親漁師として、大間の海で大物を狙い続けている。



追記・修正はマグロを釣り上げてからお願いします。


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  • 「マグロ、ご期待下さい」の話かと思ったら違ったと思ったらそうだった -- 名無しさん (2018-02-19 23:48:56)

#comment

*1 なお、ソナーは現在では老朽化が進んでいるため、殆ど使い物にならずに置物化しているとのこと

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