登録日:2011/08/08 Mon 13:28:48
更新日:2023/08/10 Thu 12:00:35NEW!
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メダロット クワガタ 侍 主人公機 ライバル機 三十路 刀 袴 メダロットds kwg型 クワガタムシ 椿三十郎 ジュウ アズマ コハク サンダー サンジューロ
悪いが……負けるわけにはいかぬのだ
サンジューロとは、『メダロット』シリーズに登場する機体。
KWG(クワガタムシ)型 男型
■パーツ構成
頭部:キレモノ
たすける/コマンダー
右腕:バットウ
がむしゃら/ソード
左腕:ヨウジンボー
なぐる/サンダー
脚部:タチマワリー
二脚
初出は「メダロットDS クワガタver.」。
クワガタver.で主人公アズマが最初に手に入れる機体はロクショウことヘッドシザースなのだが、この機体のパーツは物語中盤においてロボロボ団に奪われてしまう。
そんなアズマにメダロット博士から託されたのが『サンジューロ』であり、実質的にこのゲームにおける主人公機となる。
カラーリングこそ白と青系といった馴染みのものだが、それまでのシリーズのKWG型とはまた一線を画した外見をしており、さながら武士の着物のようなデザインの胸部や脚部、そして右腕には日本刀を備えるなど、所々に『侍』をモチーフにした意匠が見られる。
これらの特徴から、恐らく名前の"サンジューロ"の由来は椿三十郎だと思われる。
■各パーツ解説
- 頭部:キレモノ
KWG型ではお馴染みのクワガタムシの頭を模した頭部。この二本の角、もとい顎は前後に回転が可能となっている。
赤いゴーグルの下に目があるように見えるが、実はカメラアイはその上にある二つの◎である。
目が映し出されているゴーグル部分は「対人用表情モニター」……所謂“コミュニケーションモニター”であり、そのため従来の機体に比べ表情が豊かになっている。
行動は[たすける/コマンダー]。
コマンダーとは、成功(命中・クリティカル率)と回避率を同時に上昇させるというものであり、ロクショウのアンテナ(レーダーサイト…成功上昇)の上位互換となっている。ただし、効果時間は短め。
- 右腕:バットウ
恐らくこの機体で最も特徴的なパーツ。
→
普段は蛇腹状の鞘パーツに日本刀に酷似した刃が収納されており、使用時には蛇腹が折り畳まれ刀身が飛び出すという、"抜刀(ばっとう)"の名の通りのギミックを持つ。
この収納ギミックはゲーム中でも再現されており、普段は収納状態、攻撃時は展開状態となる。
さらに攻撃の際一瞬画面が暗転して太刀筋が表示されたりと、演出面でとても優遇されたパーツである。
前述したが、行動はなんと右腕でありながら[がむしゃら/ソード]。
充填・冷却の効率がよく、がむしゃらスキルであるため貫通能力があり、脚部の移動値による補正もある……が、威力は低め。
ロクショウのピコペコハンマー(ハンマー…防御を行った相手に対して威力が増加する)と比較すると物足りない。
ちなみに初期名称は「バットウソード」だったらしい
- 左腕:ヨウジンボー
クワガタムシの背中のような装甲に覆われた、独特な形状の左腕。
ぱっと見手首は無いように見えるが実はこの装甲は回転するようになっており、内部にちゃんと手首がある。
右腕同様こちらも従来のKWGとは違い、なんと[なぐる/サンダー(停止格闘…相手の動きを一時的に止める)]。ぶっちゃけこっちの方がメインといえる。
主人公機体が停止格闘を持つのはシリーズ初の事であり、珍しい男性型の停止格闘持ちでもある。
ちなみにKWG型が停止格闘を持つのは「メダロットnavi」のカメオスタッグ以来。
停止格闘ゆえか貫通能力は無く威力も低めだが、充分に活躍してくれる。
- 脚部:タチマワリー
二脚タイプ。
とても細い脚部の上に箱型の装甲を被せたような形状で、見ようによっては袴のようにも見える。
バランスのとれた性能を持つが、恐らくすぐにシノビアシ(ニンニンジャ脚部)に換装されてしまうだろう。
総じてバランスのとれた、安定した性能を持つパーツで構成された機体ではあるが反面、決定力不足が否めない。
特にメダロットDSではメダルに振れる熟練度に限界があり、一つの能力に特化した育て方をされることも多い。
そのため、この機体も多くの場合パーツ毎にバラされて使われる事になる。
■ゲーム中での活躍
※メダルはロクショウのものであるため、そちらの項目も参照のこと。
初登場はメダロット研究所。
アズマが研究員に化けて忍び込んだ際、新型メダロットのテストロボトルを頼まれるのだが、その新型というのがサンジューロ。
なおこの際戦うのは純正の機体ではなく、「ゴーフバレット」「シュートスパイダ」「セブンカラーズ」のパーツの一部をそれぞれサンジューロのパーツに換装したもの。
新型とのロボトルに勝利したアズマだったが、テストにも関わらずサンジューロを壊してしまった。
その後、ロボロボ団に乗っ取られたメダロット社でサケカースと対峙したアズマだが、敗れロクショウのパーツを奪われてしまう。
だが幸いにもメダルは無事であったため、メダロット博士の提案により(旧型のロクショウで新型のサンジューロに勝ったという実績もあり、)サンジューロのパーツを付けることに。
(ちなみにこの機体はアズマが壊したものとは別の予備機)
パーツが新調されたので、本人(ロクショウ)から
「サンジューロって呼んでもらおう」
と提案されたが、アズマの「覚えにくい」という一言により“ジュウ”という愛称で呼ばれることとなる。
新型のメダロットであるためテストロボトルをする機会が度々あるが、この際(当然だが)必ずサンジューロのパーツが必要となる。
特にメダベースボール観戦直前のテストでサンジューロのパーツをセットしないまま戦闘画面まで移行してしまうと、「サンジューロのパーツが必要です」と表示され戦闘が開始できずメニューに戻ることもできなくなるため、電源を落とすしか無くなってしまう。
尚、ある場所ではロボトルで繰り返し入手が可能となっている。
ちなみに、メダアルバムのこの機体の説明文は最初の「最新技術の粋を」という一文が欠落しており、よく解らない文章になっている。
■漫画での活躍
主人公アズマのライバル、コハクの機体(ジュウ)として登場。
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