登録日:2015/08/22 Sat 21:07:19
更新日:2024/01/16 Tue 11:11:45NEW!
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ワンピース 船長 地震人間 賞金首 犯罪者 最悪の世代 七武海 運命論者 世界政府 dの一族 慢心王 海の皇帝 海賊王に俺もなる! 能力者 自然系 提督 超人系 振動人間 悪魔の実 dの意志 one piece 黒ひげ マーシャル・d・ティーチ 黒ひげ海賊団 異形 ラスボス候補 元凶 策士 油断大敵 大塚明夫 王下七武海 四皇 海賊 白ひげ海賊団 裏切り者 グラグラの実 最凶 野心家 ドリーマー 悪のカリスマ 巨漢 出世 努力家 one piece登場人物項目 ステレオタイプ 悪役 頭脳明晰 成り上がり カナヅチ 私掠船 仲間殺し 略奪を許可された海賊 コメント欄ログ化項目 「d」の名を継ぐ者 動けるデブ チート ロリコン? one piece大海賊 キーパーソン 武装色の覇気 見聞色の覇気 黒髭 闇人間 ヤミヤミの実 最も海賊らしい海賊 落合福嗣 ロマンチストなリアリスト 計画的かつ刹那的 ゼハハハ オールドルーキー 人の夢は終わらねえ! 懸賞金30億超え
海賊が夢を見る時代が終わるって……!!?
えェ!!? オイ!!!!
ゼハハハハハハハ!!!
人の夢は!!! 終わらねェ!!!!
マーシャル・D・ティーチとは、漫画『ONE PIECE』の登場人物。
●目次
【概要】
自然系悪魔の実「ヤミヤミの実」を食べた闇人間で、闇の“引力”を駆使してあらゆる能力者の力を封じるという不可解な能力を有している。
笑い声は「ゼハハハハ」。
元々はエドワード・ニューゲート率いる「白ひげ海賊団」2番隊に所属する古参船員であったが本編開始の少し前、「ヤミヤミの実」を奪取するために友人でもあった4番隊隊長・サッチを殺害して脱走。
それぞれが逸脱した能力を持つ4人の仲間と自身を船長とする「黒ひげ海賊団」を結成した。
以降は己の野望のために謀略を重ね、自身を追跡して来た2番隊隊長・ポートガス・D・エースを決闘の末に倒し、彼の身柄を手土産に王下七武海入りを果たした。
その権威を利用して海底大監獄インペルダウンに侵攻して脱獄させた囚人から厳選した5人の犯罪者(うち一人は元看守長の“雨のシリュウ”)を部下として加入させ、マリンフォード頂上戦争でニューゲートを強襲。
とある手段で「グラグラの実」の能力を奪い、世界で唯一の2つの「悪魔の実」の能力者となった。
頂上戦争後は七武海の称号を捨て、瞬く間に勢力を拡大。
ニューゲートやエースの弔い合戦である落とし前戦争も圧倒的な力量差で勝利し、白ひげ海賊団を壊滅に追い込んだ。
更にはかつての白ひげの縄張りを次々に略奪するという下剋上さながらの成り上がりでその力を世界に知らしめ、
頂上戦争から1年が経過する頃には生前の白ひげに代わる四皇に数えられるようになった。
現在は、「ロッキーポート事件」を契機として元ロックス海賊団の王直を倒し、海賊島ハチノスを拠点とし、
四皇クラスの巨大勢力となった黒ひげ海賊団の“提督“を名乗っている。
旧来の仲間である9人の船員は“10人の巨漢船長”として一隻ずつ船を任され、黒ひげの野望のために各地で暗躍している。
当初判明していたのはラフィット、ドクQ、オーガー、バージェス、インペルダウンで加入した5名(シリュウ、ピサロ、バスコ、デボン、ウルフ)の9名。
そして2年後には、新たに彼が仲間に加わっている。
62巻SBSで「黒ひげ海賊団のテーマは“もっとも海賊らしく”」と述べているように、そのボスとして強烈な存在感を発揮している。
【プロフィール】
本名:マーシャル・D・ティーチ
異名:黒ひげ
年齢:38歳→40歳
身長:344cm
懸賞金:0ベリー(王下七武海入り)→22億4760万ベリー(新世界編)→39億9600万ベリー(ワノ国編後)
肩書き:四皇、最悪の世代、元王下七武海
所属:白ひげ海賊団2番隊隊員→黒ひげ海賊団船長→提督
所属船:モビー・ディック号→サーベル・オブ・ジーベック号
悪魔の実:ヤミヤミの実(自然系)、グラグラの実(超人系)
覇気:武装色、見聞色
出身地:偉大なる航路
誕生日:8月3日(や・み)
星座:獅子座
血液型:F型(現実だとB型)
趣味:ギャンブル、歴史研究
初登場:単行本25巻・第234話・『ご記憶下さいます様に』
好きな食べ物:チェリーパイ・ケバブ
嫌いな食べ物:グレイビーソース(肉汁のソース)
イメージ国:ソマリア
イメージ職業:考古学者
イメージ花:ヒガンバナ
イメージ動物:カバ
CV:大塚明夫/落合福嗣(幼少期)
【容姿】
- ギョロっとした目
- ウソップのような細長い鼻
- 何本も欠けた歯
- 毛深く大樽の様に太った腹
が特徴の身の丈3mを超す巨漢。
いかにも荒くれ者然とした雰囲気で、現実におけるテンプレ像に近い海賊らしい風貌の持ち主。
初登場時は後述する簡素な身なりも相まって「ならず者の町」ジャヤにもモブレベルで溶け込んでいた。
二つ名になっている「黒ひげ」は当初無精髭に文字通り毛が生えたレベルだったが、物語の節目で再登場する度に顎髭が伸びていき、2年後には元ネタよろしく先端を編める程の長さにまで伸びた。
また、当初の服装は白いシャツに黒いバンダナという地味な格好だが、
エースとの一騎討ち時
- 黒いコート
- ネックレス
インペルダウン以降
- 二角帽
- 腰に数丁の拳銃
- 酒瓶
- 大量の指輪
四皇入り以降
- 下あごに髭を大きく伸ばす
- サングラス
- 大量の装飾品
- 羽の付いた自身の海賊マークいりの海賊帽
- 大きいイヤリング
- ファーコート(アニメではオレンジ色)
- 高級酒を揃える
- 美女を脇に抱えて、多数の部下と共に楽しむ
等々しだいに豪華になり、まさに贅の極みと言わんばかりである。
【人物】
◆悪逆非道
“もっとも海賊らしく”とあるように、基本的に目的のためならば手段を選ばない悪逆非道な性格。
仲間であり友好まであったサッチ殺害やポートガス・D・エースの世界政府への引き渡し、そしてそれに伴い起きたマリンフォード頂上戦争におけるエースと白ひげの死など、長年在籍した「白ひげ海賊団」が崩壊するきっかけを自分の野望のために作っている。*1
大監獄インペルダウンのLEVEL6に収容されていた危険極まりない囚人を仲間にするために訪れ、引き入れたものは言うに及ばず、バーンディ・ワールドやパトリック・レッドフィールド、ダグラス・バレットなど引き入れなかった者も殺し合いから生き残ったものは脱獄させているなど世界に大きな混乱を引き起こしているが、それを気にもしていない。
それどころか、平和を愛する民間人や海軍を「つまらねェ」存在として切り捨て、世界に対して堂々と宣戦布告してみせた。
◆夢とロマン
このような残虐な人物ではあるが、人の夢やロマンといったものに強い理解があり、エースを救出しに行くルフィに対しても、「空島はあっただろう?」「世の中に不可能ということはない」と、激励とも取れる言葉をかけた。
『ひとつなぎの大秘宝』も必ず存在すると信じており、
性格や行動、嗜好も正反対といえるルフィを大きな器を持つものとして認めている。
「運命」「天啓」「巡り合わせ」といった言葉を好んで使い、自分の生き死にすら運命に預けて次の一瞬を楽しむという刹那的な思想の持ち主。
また一癖も二癖もありすぎる船員たちを率いていることからも、彼が高い「カリスマ性」を持っていることがうかがえる。
海賊の親分としては非常に器が大きい人物であり、大抵の失敗は豪快に笑って見逃し、苛立って制裁を加えることはない。
ただし、『ONE PIECE FILM RED』にて「海賊王になる夢は、“新時代を創るため”」と語ったルフィに対し、「人の夢は終わらない」とするティーチは、実は真逆なのかもしれない。
◆趣味・価値観
SBSで明かされた趣味は「ギャンブル」「歴史研究」。
他にもSBSで描かれた彼の幼少期では「涙を流して座り込む小汚い姿」も描かれている。
また、貧しい生まれに見えながらも、サイファーポールやジェルマ王国(サンジ)といった世界政府関係者でもなければ読むことが難しい「悪魔の実図鑑」を読んだ上に図鑑に記載されていた実の形を暗記するなど、その出自には謎が多い。
上記の刹那的な生き方と強い上昇思考「この世に不可能なことはない」とする、含蓄ある言葉「正義の答えはない。そんなことを考えるのはくだらない」とする殺伐とした価値観は、大変だった半生や、歴史を学ぶ中で身につけたのかもしれない。
ジャヤで会ったルフィに激励の言葉を贈るほど気に入りながらも、彼の首に1億ベリーがかけられていると知るや否や、ルフィの命を狙うことを全くためらわなかったり、そうした刹那的な考えはうかがえる。
彼は仲間を愛する一方で、助けることが無理と分かれば怒りながらも渋々仲間を切り捨てるという冷酷なリアリストの面も併せ持つ。
データカード『ビブルカード』によれば自身の船に「サーベル・オブ・ジーベック号」と名付け、四皇となってからは海賊島ハチノスを拠点とするなど、「歴史研究」か自身の目標ゆえか、かつてハチノス島で儲け話を元に海賊団を結成し、「世界の王」を目指した伝説の海賊「ロックス・D・ジーベック」に関心がある様子。
「歴史研究」が趣味とのことだが、古代文字や歴史の本文についてどこまで知っているのかは不明。
ただ「世界の王」を目指したロックスが、こうした「歴史の禁忌」にも近づいてたことを考えるに、なにか知っているのかもしれない。
少なくとも「勉強家」「そこそこ博識」なのは確かなようでルナーリア族の特徴を理解していた。
◆頭脳と危険度
見かけによらず非常に頭の切れる男で、「白ひげ海賊団」「海軍本部」「王下七武海」という巨大勢力を巻き込んで引き起こしたマリンフォード頂上戦争では、ほぼ全て自身の思惑通りに事を運んでいる。
また慎重さも持ちあわせており、頂上戦争に乱入してきたシャンクスや軍艦引き渡しの取引にやって来た赤犬との戦闘を回避したように、実力者との不要な戦いを可能な限り避けて行動している。
他にも「ヤミヤミの実」を手に入れるために数十年も日陰者で居続けた忍耐力や、「手に入らなかったら一生日陰者であることを覚悟していた」ほどの強い決意を持ちあわせており、暴虐の限りを尽くすだけの脳筋では決してない。
周到な策士にして本作の悪役の中でも貴重な、壮絶な努力と忍耐を軸に成り上がった人物である。
以上のことから、無名の段階から(顔なじみであり、傷をつけられた事実があるとはいえ)シャンクスは「手を引け」と白ひげに直談判しに行き*2、件の元上司白ひげも最初は「嫌な予感がする」とし、今生きている仲間を守ることを優先にし、サッチ殺しをあえて「特例」として見逃そうとする*3など、四皇2名が「厄介な存在」と認識していたほどである。本編の動向を見ればこれが正しかったことは明白だろう。
◆ルフィとの対比
- 大物を倒して成り上がる
- 夢とロマンを愛する
- 絶大なカリスマ性
等、ルフィと似通った人物として描かれてきた彼であったが、彼にはルフィと決定的に異なる点がある。
それは、黒ひげが仲間を目的の為ならあっさり切り捨てるという冷酷なリアリストであるという事である。
- ヤミヤミの実の入手の際には、「仕方なかったんだよ」「まあハズミさ」と同じ白ひげ海賊団の仲間として長年過ごしてきた親友であるサッチを殺害。
- メロメロの実を狙ってボア・ハンコックを襲撃した際、幹部含めた黒ひげ海賊団の部下たちがメロメロの能力で石化させられてしまい、ハンコックが死ぬと石化が解除されない事を知った上で、たとえ自分が今から撤退を約束したとしてもハンコックが石化を解除せず手を離せばハンコックは自分を石にしてすべて終わらせることを悟ると「困った…やはり殺すか」と、青筋を立てつつもハンコックを殺そうとする
この点は仲間の為に仲間と共に戦い(場合によってはその時の目的すら捻じ曲げる)、時には敵方が仲間に切り捨てられた際には「お前は仲間を何だと思っているんだ!」と怒りを燃やす事すらあるルフィとは対極的な考え方である。
そもそも、ティーチの「仲間論」「海賊論」は
- 利害が一致していればいい
- 仲良し集団ではない
と現実で例えるなら「ビジネスパートナー」に近い感覚であるため、対極的になるのも仕方ない話ではあるが。
◆異形の体
不死鳥マルコ曰く、「ティーチは体の構造が異形」とのこと。
エースもかつてティーチを指して「人の倍の人生を歩んでいる」と述べている。
ティーチの実年齢が公式で「38(40)」歳となっている以上、言葉通りの意味でなく何らかの比喩だとも考えられるが詳細は不明。
一応当時のエースが20前後なので、エースの倍近い人生を歩んではいるが。
ロジャー海賊団見習い時代の道化のバギーの聞いた話だと、「生まれてこの方眠ったことがない」とのこと。
その話を聞いたシャンクスは眠らないでいられるなら「人生“倍”楽しいのかな」と解釈していた。
船長の特徴を示すことが多い海賊旗も、黒ひげ海賊団のそれはヒゲなどは描かれず「3つの頭骨に交差する八本の骨」と特徴的*4。
作中世界は「三つ目族」「巨人」「小人」「魚人&人魚」「常識はずれの身長」「角や牙を持っている」など、個性豊かな人種が数々いるが、その中で体格も身長も特徴も一般的な「人間」でしかないティーチが「異形の構造」を持っている辺り、恐らく体の内部の仕組みが根本的にどこか違うのだと思われる。
◆弱点
白ひげから指摘されている通り「過信」「軽率」があり、自分が優位な立場に立つと油断してしまう傾向にある。
満身創痍の白ひげに殺されかけたことを始めとして、署長マゼランに瞬殺されたり、ギア2を発動したルフィから手痛い一撃を貰ったりもしている。
ロー戦においても、能力者狩りのターゲットである彼を狙いとしながらベポや他のクルーの息の根を止めていなかったため、ベポに反撃されローを逃がしてしまった。
【戦闘能力】
ゼハハハ!! 全てを無に還す“闇の引力”
全てを破壊する“地震の力”!!!
手に入れたぞ これで もうおれに敵はねェ!!!
………おれこそが“最強”だ!!!
戦闘能力は極めて高く、非能力者であった時点でも若かりし頃の赤髪のシャンクスの左目に三条の傷をつけており、並大抵の実力ではないことがうかがえる。
見習い時代は三本のカギヅメを使用していたが、現在では武器は使わず、もっぱら徒手空拳で戦っている。
更には最凶の「悪魔の実」と呼ばれる「ヤミヤミの実」と「世界を滅ぼす力」とまで言われる「グラグラの実」の能力を白ひげの遺体から奪い、2つの能力を持っていることや、10億超えの強豪であるマルコを退け四皇の一人にまで上り詰めたことからも作中でも上位の強さを誇ると思われる。
普通の人間ならば2つの能力を手に入れることは当然不可能である*5が、不死鳥マルコは「異形な体の構造」ゆえなのかと推測している。
奪うのには失敗する危険性もあったらしく、シリュウは「能力を奪うのに失敗したらおれ達は解散か?」と述べていた。
この時のシリュウは新参なので、その能力を(説明ぐらいはされても)確認はしていなかったのかもしれないが……*6。
他にも、白ひげにしたように殺害した能力者から能力を奪い取る術を持っているようであり、能力者狩りを行っている。
ビッグマムも偶然とはいえマザー・カルメルから能力を継承しているため、原理が分かれば他の者でも能力を奪うことはできるようだが、黒ひげ一味以外で能力者を狙ってその力を奪うという事例はない。
原理が知られていないのか、黒ひげ一味以外には難しいことなのかは不明。
黒ひげ自身は慢心の傾向が強いため覇気なしでも彼に一撃を喰らわせること自体は容易いが、本気の彼は能力がなくとも若き日のシャンクス(少なくとも利き腕が健在だった頃)に傷を負わせたほどには強い。
元々かなりのタフネスさを持っており、彼が慢心をやめてしまえば、王下七武海クラスの実力を持つ四皇幹部のポートガス・D・エースにタイマンで勝利しているほどである。
彼に勝つとなると、ティーチが慢心している間に一撃で確実に勝負を決められるほどの者でなければ厳しい。
なお、勘違いされがちだが、今のところ作中で描写されている限り通常の覇気は武装色、見聞色共に習得済みだが、覇王色を会得しているという描写は皆無。
資質的には、「四皇」にすらカウントされる実力とカリスマの持ち主なので、習得していても不自然ではないが…?
◯ヤミヤミの実
自然系の一種、ティーチ曰く「全てを無に還す」。
全ての悪魔の実の中で歴史上、最も凶悪と謳われる能力。
無限の引力を発生させて他者を引きずり込むことが可能で、闇に引きずり込まれたものを無限の引力によって押しつぶしたり、その状態で吐き出したりすることができる。
また能力者の実体を正確に引き寄せることで、触れている能力者の「悪魔の実」の能力を使えなくすることができる。
引力を使うことで狙った相手を手元に無理矢理引き寄せ、手を触れた時点で相手の能力発動は強制的に解除可能。
これは相手を攻撃できるだけの「武装色の覇気」とは違い、完全なる無効化である。
ただし無効化は任意発動であるため、咄嗟に発動出来なければ触れていても相手の能力を受けてしまう*7。
欠点は
- 他の「自然系」と違い能力者当人の体は流動化も出来ずにそのまま実体である。
- それどころか闇の引力を展開している間は相手の攻撃すら引き寄せてしまう。
- そして物理現象のみならず自身の「痛み」すら引き寄せ倍増させてしまう。
実際大抵の強敵なら血を流しても直ぐに立ち上がれる程度のダメージであるルフィのゴムゴムのJETピストルを食らった時は痛みでもがいており、エースの火拳を食らったときは他の船員よりもダメージを受けていた。
そのため、一応分類は自然系ながらも特性は超人系に近く、食らった攻撃によっては一撃死の可能性すらあるリスキーな能力と言える。
実際、油断していたとはいえマゼランの攻撃を受けて死に掛けたことがある(シリュウがたまたま解毒剤を持って通りかかったため助かった)。
上記の件からヤミヤミの能力は言わば、「諸刃の剣」である。
ただし、ティーチ自身の異様なタフネスと、明らかに循環系を損傷しているのに平然としている様子などから、リスクとしてはもっぱら「受け流せない」「普通より痛い」で収まっているのが現状。
肩で息をしている様子も散見されるため、ダメージの蓄積自体はある模様。
また、それなりの実力者(特に四皇)なら、剃のような超人的なスピードを使うことが多いが、彼の場合はそれが確認されず、仲間の能力に頼っていることから移動速度は常人程度の可能性が高い
要するに「スピードと防御力が無い代わりに、HPと攻撃力が超反則レベルなほどに高いボスキャラ」と言うのが分かりやすい例えである。
◯グラグラの実
元々は白ひげの能力であった、超人系最強の攻撃力を誇る能力。
ティーチ曰く「全てを破壊する」。
世界を滅ぼすほどの力を秘めており、振動を操り、「地震」「津波」「衝撃波」などを起こすことが可能。
得た時点でも海そのものを変形させる破壊力抜群の能力だが、流石に能力を得たばかりの時点では完全には使いこなせていなかった。
「ヤミヤミの実」の弱点である「能力者引き寄せ中の相手からの攻撃」への回答といえ、ゲーム版では、「ヤミヤミの実」の能力で相手を引き寄せたところに、「グラグラの実」の衝撃波を叩き込むという技を披露している。
…これハメが出来ねぇか?
ティーチにとって「ヤミヤミの実」の能力は計画の出発点に過ぎず、いずれ白ひげからこの能力を奪うことまで計画に入れていた模様。
マリンフォード頂上戦争で寿命に近かった白ひげの死が早まり、結果としてティーチがこの能力を得る機会を早めてしまった。
◆使用した技
武器として拳銃を所持しており、白ひげ殺害時に使用している。
- 闇穴道
周囲に闇を発生させ、触れたものを容赦なく取り込み圧縮して押しつぶす。
街1つを簡単に飲み込むことができ、人間も取り込むことができる。
- 解放
「闇穴道」で取り込んだものを勢い良く放出する。
飲み込まれていたものは押しつぶされた結果、「建物はバラバラ」「人間はボロボロの重傷状態」で排出される。
- 闇水
手から発生する闇の引力で「悪魔の実」の能力者を引き寄せる。
実体を引き寄せられているので、回避はまず不可能。
能力を封じられた生身の能力者目掛けて黒ひげ本体が強烈な一撃をお見舞いする。
ただ、引き寄せられる力を利用して黒ひげにカウンターを喰らわすことはできる。
- 震破
大気にヒビを入れて震動を起こし、衝撃波を発生させる。
「グラグラの実」の能力が頂上戦争で明らかになった2009年からおよそ13年の時が経ち、ようやく本作における正式な技名が明らかとなった。
前能力者の白ひげは作中で「グラグラの実」の技名を一度も述べていない。
【来歴】
◆過去
約28年前(12歳)の頃、ボロボロの服を着て涙目の姿の孤児らしき彼は、白ひげ海賊団に拾ってもらえるよう嘆願し、白ひげの許しを得て乗船。
今とは違い不機嫌そうな顔をした少年だった。
容姿が若干ウソップに似ている。
当時は手甲に刃物を三本爪の様にくっ付けた武器を使用しており、シャンクスの目に傷をつけたのも恐らくこれ。
バギー曰く三日三晩続いた「ロジャー海賊団」と「白ひげ海賊団」の激戦時、夜の休戦で寝ておらず生まれてこの方眠ったことがないことが示唆され、この頃から得体の知れなさを醸し出していた。
そして、約20年という長い期間「白ひげ海賊団」の平船員として目立たず過ごしていたが、密かに狙っていた「ヤミヤミの実」を白ひげ海賊団の4番隊隊長であるサッチを暗殺して強奪し、白ひげ海賊団から脱走した。
◆偉大なる航路編
4人の実力者を仲間に迎え入れて「黒ひげ海賊団」を結成。
たった5人で当時のドラム王国を滅ぼすなど、海賊王になるために活動を開始する。
ジャヤ編
本編中での初登場は、ジャヤの酒場でのモンキー・D・ルフィとの偶然の出会い。
最初は食べ物の好みの違いからしょうもない口喧嘩をルフィと繰り広げ、ルフィの発する覇気に対し、海賊を名乗るルフィが「3000万ベリーの賞金首」と言うと「(お前ほどの覇気で)そんな(低い)ワケあるかァウソつけェ!!」と言った*8。
その後、夢を持たず夢を追う者を嘲笑うハイエナのベラミー達に散々バカにされても暴力を振るわれても歯牙にもかけず、空島を目指すひたむきな姿勢を見せたルフィに対し、激励の言葉を送る*9。
笑われていこうじゃねェか 高みを目指せば
出す拳の見つからねェケンカもあるもんだ!!!!
だがその晩、ルフィが1億ベリー超えの賞金首だと知ると、己の実力を示して王下七武海入りするために、ルフィの首を政府への手土産にすることを画策する。
空島へ向かう麦わらの一味を追って海に出るも、「突き上げる海流」に阻まれて取り逃がす。
ちなみにこの時の船はイカダ。
見事にバラバラにされているも奇跡的に生きていた。
バナロ島の決闘
その後もルフィの首を狙い続けるが、ある時、偉大なる航路のバナロ島にて、かつての仲間であるポートガス・D・エースと遭遇。
最初はエースを自分の部下にするべく彼を勧誘しようと試みるも、その過程でエースの義弟であるルフィを仕留めようとしていることを暴露したために彼の逆鱗に触れ、戦闘に発展する*10。
エースが逃げればルフィが殺される事態となるため、この時点でエースの退路は断たれた。
ゼハハハハハ!! 太陽か!? 闇か!? 勝者は一人だ!!!
「ヤミヤミの実」の能力と「基礎戦闘力」をもって、後に「バナロ島の決闘」と呼ばれるこの戦いに辛くも勝利。
当初の予定とは違うものの、エースの身柄を手土産にクロコダイルの後任の七武海として政府に迎え入れられる。
インペルダウン編
やめときな 正義だ悪だと口にするのは!!
…この世のどこを探しても 答えはねェだろくだらねェ!!!
エースを処刑しようとする海軍本部vsエース奪還を目指す「白ひげ海賊団」によるマリンフォードでの全面対決を控え、マリージョアへの招集に応じるが、開戦直前に七武海の権限を利用して大監獄インペルダウンに来訪。
戦闘中だったハンニャバルを背後から闇討ちすると、脱獄しようとしていたルフィ達と出会い、軽く一戦交えるも、ジンベエがルフィを宥めたことによりこの場は流れた。
その後、マゼランと交戦した際、慢心により毒を受けて瀕死状態に陥るが、インペルダウンを裏切った看守長シリュウから解毒薬を提供されて復活。
LEVEL6の囚人たちを殺し合わせて生き残った囚人4名とシリュウを部下にすることに成功し、白ひげがいるマリンフォードへと向かう。
死ぬも生きるも天任せよ
恐れた奴が負けなのさ!!
七武海入りしたのは、インペルダウンに入る機会を得て、LEVEL6の凶悪海賊を己の部下にするため“だけ”であり、七武海としての仕事を一度もすることなく脱退している。
ちなみにこの時から海賊帽子を被っている。
マリンフォード頂上戦争編
ゼハハハハハハ!!!
久しいな!!!
死に目に会えそうでよかったぜオヤジィ!!!
マリンフォード頂上戦争の終盤。
インペルダウンで新たに引き入れたメンバーを含む部下たちと共に海軍との死闘で満身創痍となっていた白ひげの前に現れる。
彼を仕留めようと一騎打ちを仕掛けるも逆にボコボコにされてしまったが(アニメ版では能力で地震を防ぎつつ白ひげに一方的に攻撃を加え一時優位に立っていた)、一味総出で攻撃を仕掛けることにより白ひげを討ち取ることに成功する。
この場面はいくら相手が殺そうとしてもなかなか死なない怪物であるとはいえ、一人相手に集団で剣で刺したり銃を撃つ様は非道徳な描写に思えてしまう。
その後、何らかの方法で白ひげの死体から「グラグラの実」の能力を奪い、自分の時代が来たことを全世界に高らかに宣言する。
オイ…見たかおめェら ゼハハハハハ…!!
…よォく世界に伝えときなァ…!!
平和を愛するつまらねェ庶民共!! 海兵!!! 世界政府!!!
そして…海賊達よ!!! この世界の未来は決まった…
ゼハハハハハ…!! そう…ここから先は!!
おれの時代だァ!!!!
そして、手始めに「グラグラの実」の能力を用いてマリンフォードの海軍本部を島ごと海に沈めようとするも、彼の凶行に激怒したセンゴク元帥とガープ中将を相手に戦闘を開始する。
その能力の規模や海軍vs白ひげ海賊団の戦いも続いていることもあって、このまま続けばマリンフォード(海軍本部)が壊滅し、後の世の更なる動乱を生みかねない事態となっていた。
だが無益な被害を拡大させまいと、シャンクスが戦争を終わらせるためにマリンフォードに来訪。
シャンクス相手に一時は一触即発の空気が流れるも、今はまだその時ではないと身を引き撤退する。
シャンクスの方も、黒ひげを討ち取る機会を諦めるほどには危険だと判断していた模様。
頂上戦争後
元「白ひげ海賊団船員」としての知識を活かして勢力を広げ、五老星から「白ひげ亡き今、四皇に最も近い海賊である」として警戒される。
「マリンフォード頂上戦争」より1年後、「黒ひげ海賊団」と不死鳥マルコが率いる「白ひげ海賊団」残党との間で「落とし前戦争」が勃発し、両者援軍を含むこの大きな戦いに「黒ひげ海賊団」が勝利した事で「白ひげ海賊団」は壊滅。
この戦争を境に、黒ひげが白ひげに替わる新たな四皇として名を連ねる様になった。
その後、後述するロッキーポート事件でも関わっており、ハチノスの元締めだった元ロックス海賊団所属の王直を倒して、新たな拠点を得た。
「白ひげ海賊団」のみならず世界政府も痛手を被った頂上戦争およびその影響を強く受けた世界において、終始思い通りに事を運んだ黒ひげはまさに一人勝ち状態であった。
◆新世界編
2年後の新世界編では四皇の一角として君臨。
活動本格化からわずか2年程度ながらすでに20億ベリーを超える懸賞金がかけられている。
「十人の巨漢船長」なる者が存在する巨大勢力となっており、能力者狩りを行って勢力拡大に勤しんでいるらしい。
「メラメラの実」を手に入れるために一番船船長であるバージェスをドレスローザに派遣しており、電伝虫越しにルフィとも軽く会話している。
そこからはバージェスの手引きによって革命軍の本拠地「バルティゴ」へ侵攻したり、要所でその動きは散見していた。
WCI編が終了し、恒例の長編直後の世界情勢シーンにおいて1コマだけシルエットで登場。
懸賞金が劇的に跳ね上がり「第五の皇帝」と謳われるルフィの新聞記事を見て、彼に一目置いているティーチらしい感想を呟く。
ゼハハハハハ……「皇帝」……?
まだお前にゃ早ェだろ”麦わら”ァ……!!
ワノ国編第一幕終了後、海賊たちの楽園と謳われる海賊島「ハチノス」を本拠地としていたこと、そして懸賞金が初めて判明。
女に囲まれ酒を盛りくつろぎながらも、島を訪れた能力者を狩ったり、新聞から世界情勢を正確に把握していたりと抜け目ない。
どうやら機が熟すのをうかがっているようだが……?
もう始まってんだよ!!!
“王”の座をかけた強者共の潰し合いが!!!
ゼハハハ!!!
そして世界会議が終わった頃、七武海撤廃と革命軍サボが消息を絶ったという報道を受けてなんらかの動きを見せる。
おい野郎共 船出すぞ!!
海軍に取られるぐれェなら
おれが貰っちまおう!!!
未来島エッグヘッド編
ボア・ハンコックのメロメロの実の能力を奪おうと、カームベルトを超えてアマゾン・リリーに来襲。
海軍と交戦する九蛇海賊団とみつどもえの戦いとなり、途中で海軍のパシフィスタ「セラフィム」の姿と強さに動揺しながらも、ヤミヤミの実の能力でハンコックを捕縛。
しかし、ハンコックによって仲間のほとんどを石化されてしまい、自分も手を離せばハンコックに石化されることを悟った黒ひげはハンコックを殺して終わりにしようとするもそこへシルバーズ・レイリーが登場。
生ける伝説レイリーと戦う気はなく、レイリーの調停のもと、仲間を石化から解除してもらう代わりにハンコック達には手を出さず撤退していった。
ニュースによればこの際ロッキーポート事件の英雄コビー大佐を誘拐したという。
コビーを拉致した理由は「英雄」と称えられるコビーの身柄を利用して政府と交渉し、ハチノスを自身が統治する国家「黒ひげ王国」にすることを狙ってのものだった。
しかし、クザンからコビーがSWORDという海軍の指揮系統から独立した「辞表提出済みの海兵」であり、交渉には使えないと説明される。*11。
だが黒ひげは、
お前が“英雄”と呼ばれてる以上……
それを見捨てる海軍を貫けるかな?
おれは世論に問いかける!! そうすりゃ政府は無傷じゃ済まねェ……!!
とコビーの立場を理解した上でこう述べ、交渉材料として利用するためコビーを監禁した。
その後、ワノ国からのログの一つ先の島に待ち構え、ノコノコやってきたトラファルガー・ローと交戦。
能力者狩りで手に入れた能力でローを追い詰めつつも、覚醒したローの能力や海戦に長けたシャチ&ペンギンの反撃にあいながら、一進一退の攻防を見せる。
手酷いダメージこそ負ったがローに勝利。
ポーラータング号も沈め、「個人的な戦い」「組織」としても勝利。
しかし、ローは月の獅子化したペポによって逃げられ、能力は奪えなかった。
ロード歴史の本文は奪えたかは不明。
【余談】
◆ラスボス候補
本編中でも自分の力を誇示する彼だが、
- 2つの能力を持つことや四皇の一角であることからもわかる高い実力
- ルフィと一見正反対ながらも「夢を追い続けている」ことや「海賊王を目指している」ことなどといった芯の部分は同じという対比
- 重要な意味を持つ『Dの一族』の一人
- エースの仇の一人であるというルフィとの因縁
- ロジャーの意志を継ぐルフィに対しロックスに憧れている節があるティーチ
- 五老星が跪く謎の人物「イム」がしらほしの写真に刃を突き立てている他、ルフィとティーチの手配書をバラバラに引き裂くという憎悪しているかのような描写
などといった要素から、本作のラスボスの候補として挙げる読者も少なくない。
しかし、実はルフィの側からは「エースの仇」という因縁があるものの、ティーチ側からは特にこれといってルフィ個人への含むところはなかったりする(ジャヤでルフィを襲おうとしたのは単に高額な賞金首だったからで、特に個人的な因縁はない)。
むしろティーチ自身は「まだ海の皇帝に数えられるには早い(逆説的には将来性はあると認めている)」とルフィを評するなど、好意的に見ている節もある。
◆覇気と海楼石と「ヤミヤミの実」
覇気の登場によって、一見さんから「ヤミヤミの実」は無用の長物かつデメリットだらけと誤解されることがあるが実際はかなり異なる。
「武装色の覇気」はあくまで、能力者の実体に触れられるようになるもので“能力そのものは封じられるわけではない”。
前述したように、相手が自分以上の覇気使いならば必ずしも有効打にはならず、結局は土俵に立てるか否か、地力の差そのものは能力の弱点を突かない限りは覆しがたい*12。
ルフィに至っては覇気を使えなかった頃でも、ゴルゴン姉妹に対しギア2による身体能力強化で勝利していたり、「ガスガスの実」の能力者であるシーザー・クラウンは覇気使いに対し、純粋に自身の能力を行使することで勝利したりしている。
また、能力そのものを封じられる海楼石にしても、“当たらなければ意味がない”。
映画『ONE PIECE FILM Z』では、ゼファー先生が海軍製の海楼石の弾丸を使用しているが、
その本人によれば「能力にかまけていない新世界の海賊相手にはこんな弾丸は当たらない」とのこと。
海楼石が貴重、及び加工が難しい素材であることを踏まえても、武器としてあまり量産されていないのは、単純に武装だけでは基礎戦闘力のすさまじい海賊達には当たらず、通用しないためと思われる。
実際、一海賊であるカポネ・ベッジは海楼石製の槍を一つ所持しており、下手に武器を量産しても海賊に奪われ、却って海軍所属の能力者を危険にさらす結果につながりかねない。
「ヤミヤミの実」の能力は「攻撃までも引き寄せてダメージを余計に負ってしまう」弱点こそあるが、海楼石と覇気の弱点である、「当たらなければ意味がない」「能力そのものは封じられない」を克服しており、
- どんなに基礎戦闘力が高く素早い能力者だろうと問答無用で自分の方に引き寄せることが出来る
- 触れれば問答無用で能力を封じられる
という唯一無二の長所を持っているのである。
如何に偉大なる航路の猛者たちが能力にかまけず鍛えているとはいえ、能力が使えるのと使えないのとでは戦闘に大きく響くため、能力者を相手にするにはうってつけの能力と言える。
逆にミホークやジンベエといった非能力者相手には、精々闇による引き寄せくらいしか使い道がない。
◆元ネタ
名前の由来及びキャラクターのモチーフは、実在したカリブの海賊「黒髭」ことエドワード・ティーチ。
大航海時代に活躍した海賊の中でも最凶最悪と恐れられた。
海賊の代名詞的存在で、今日における海賊の一般的なイメージは彼によって作られたと言っても過言ではないだろう。
残ったエドワードの方は白ひげ(エドワード・ニューゲート)に付いており対になっているが、元ネタのイメージはティーチにのみ反映されていると言える。
なお、彼が殺した4番隊隊長サッチの名前も、エドワード・ティーチの別名あるいは表記揺れのエドワード・サッチからではないかと思われる。
◆中の人ネタ
担当声優の大塚明夫氏は、ティーチの人物について「恐るべき能力を持ったねずみ男」と評した事がある。
欲望に忠実な性格と自分優位に立ち回る抜け目の無さ、いざとなれば平気で命乞いもするプライドの低さは確かに似ている。
戦闘力は比べるまでも無いが。
なお、氏は海賊王ゴール・D・ロジャーを演じていた故・大塚周夫氏の実のご子息だが、作中で実際にロジャーと血縁だったのは元上官の方だった。余談だが声優的にはロジャーが初代・バギーが3代目・ベラミーが4代目・金獅子のシキがドラマ版・エースが後の5代目・ティーチが外部作品版と計6人もねずみ男経験者がいたり。
なお、マリンフォード頂上戦争後あまりにも出番が少なかったので、田中真弓氏はアニメディア2016年8月号のインタビューにて2年以上やった(劇中では一日の出来事だった)ドレスローザ編に触れつつ、「大塚明夫さんには会うたびに「『ワンピース』は俺の時代になったんじゃないのか?」と聞かれています(笑)」と述べている。
ゼハハハ!! どうせ削除を待つだけの項目…!!! どうだお前ら!!!
そのWikiの中で一丁“追記・修正”をしてみねェか!!!
生き残った奴らを秀逸な項目としてアニヲタWiki(仮)へ連れ出してやろうじゃねェか!!!
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*2 結局聞き入れられず、その結果頂上戦争が勃発することとなった
*3 エースが白ひげと殺されたサッチの無念を思い、制止を振り切って仇討ちに向かったために失敗。
*4 この特徴からタコを連想する読者もいる。
*5 2つ目の悪魔の実を食べた瞬間に肉体が爆散して死ぬらしいが、これは「実に宿る悪魔がケンカするから」とも例えられている
*6 ちなみに五老星のリアクションを見るに、彼らが知っている限りでも前代未聞の出来事だったようだが、ティーチがどこで「方法」を知ったのか、あるいは手掛かりを得たのかは不明。
*7 頂上戦争終盤に白ひげと対峙した際、最初は無効化に成功したものの、続けざまに斬り付けられた隙に首を掴まれて地震技を叩き込まれてしまっている。
*8 もっともルフィは誇張と捉えられたと思って余計に怒ったが。まぁ今までの敵にも散々(言動からして)舐められていたので当然の反応ではあるが。
*9 ちなみにこの時のルフィのリアクションは、彼にしては珍しい「完全な無表情・無反応」である。
*10 もっともエースが白ひげを裏切ることなどあり得ないので、ルフィの名を出さずとも結果は同じだったと思われるが
*11 上層部や政府の了承なく行動できるようになるが、責任も庇護も一切取られなくなる。所謂「無鉄砲集団」と言われている。
*12 例えば、覇気使いがルフィを掴んでもルフィの体は伸び縮みするし、その状態で壁に叩きつけてもルフィはダメージを受けないが、黒ひげが掴むとルフィの体は伸び縮みせず、壁に叩きつけるとルフィはダメージを受ける。インペルダウンでクロコダイルが驚いたのはコレが理由
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