テッカマンミハエル

ページ名:テッカマンミハエル

登録日:2015/06/07 Sun 11:32:31
更新日:2024/01/15 Mon 10:32:22NEW!
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宇宙の騎士テッカマンブレード 宇宙の騎士テッカマンブレードⅱ テッカマンブレード テッカマン プラハの黒い九月 テッカマンミハエル dr.フレイル テックランサー



そう、あの時もそうだった…。



宇宙の騎士 テッカマンブレードⅡ』の登場人物。


前作、第一次ラダム戦役の最終局面において世界中で開花したラダム樹は人類の1/3を取り込み素体テッカマンとしてフォーマットしていた。
2年の月日をかけて素体達はラダム樹から解放・蘇生され地球の復興活動に一役買うこととなり、地球にとって無くてはならない存在となっていたのだ。


しかし、連合地球暦195年に勃発した第二次ラダム戦役における素体テッカマンの暴走事件を機に素体達は一般人から危険視され、差別的に扱われるようになってしまう。
素体達の人権を無視した政策までもが発表され、さらに素体テッカマン達は迫害と弾圧を受けていってしまったのだ。


連合地球暦198年には連合防衛軍がラダムへ対抗するという名目で軍のリング要塞、
第二オービタルリングの建設を開始するが労働力として素体テッカマンを強制徴用するという暴挙に出てしまう。
さらに反発する素体の一人を見せしめに殺害してしまったことにより、ついに素体テッカマンの暴動は本格的なものへとエスカレートしてしまった。



言われ無き迫害と弾圧を受けていた素体テッカマンの中の一人が、テックプラントの開発を独自に成功させた……。


スペースナイツによらぬ戦闘用テッカマンの誕生は、人類とテッカマンの力のバランスを大きく狂わせた……。



そして同年の9月、迫害と弾圧を受けていた素体テッカマン達にとっての救世主――テッカマンが現れた。
それがミハエル――かつてスペースナイツに所属していた天才科学者・Dr.フレイルその人であった。


フレイルは素体テッカマンへの意見の対立からスペースナイツを離脱し、自らをアキ同様にテッカマンへとフォーマットしていた。
さらにそれまでの研究とラダム母艦の残骸から独自にテックプラントを完成させるまでに至り、
第二次ラダム戦役で生き残っていた異星人テッカマンと融合することで、完全戦闘型のテッカマンミハエルが誕生していたのである。


ミハエル/フレイルは弾圧を受けていた素体テッカマン達を導くリーダーとなり、当時外宇宙開発機構本部が存在したプラハに素体テッカマン達を集結させ、独立政府の樹立と連合政府に対して武力行使によるクーデターを宣言していた。


これが後に『プラハの黒い九月』と呼ばれる素体テッカマンによる最大規模の反乱事件として記録されている。



◆基本スペック


くすんだ白を基調とした礼服とマントを身に纏っているのが特徴であり、両肩と両腰からはそれぞれ鋭利なフィン状のパーツが後ろへ伸びている。


ミハエルは従来のテッカマンとは異なり、フレイルと異星人テッカマンが同時にテックプラントに入ることで融合を果たした存在であり、
異星人テッカマンの胸部部分にテッカマン化したフレイルの上半身が埋め込まれている。


元々科学者であるフレイルはいくら自分がテッカマンになったとしてもアキと戦えるほどの戦闘能力はないため完全な戦闘型テッカマンとなる必要があり、異星人テッカマンは進化したテッカマン=ブラスターテッカマンに自らをパワーアップさせる目的があった。


両者の利害が一致したことで二人は完全戦闘型のミハエルとして一体化することになったのである。
しかし、肉体と精神の主導権はフレイルが完全に握っており、異星人テッカマン自身はほとんど何もできていない。


ベースとなったのが異星人テッカマンであるため単独での飛行はもちろん、ボルテッカの使用さえ可能であり、
フレイルとの一体化でブラスター化まで果たしたおかげで戦闘能力に限界がある異星人テッカマンであるにもかかわらず戦闘能力が飛躍的に強化されているのである。


しかし、ブラスター化といってもテッカマンブレードのような極端すぎる爆発的な進化ではなく、
あくまでも安定性を重視した完全戦闘型へと進化しただけであるため、他の完全戦闘型テッカマンを圧倒するような戦闘能力は持っていない。


また、ベースが異星人テッカマンであるため胸部のフレイルを除いてアーマーは装備しておらずオリジナルの完全戦闘型テッカマンより防御力も低い。



◆主な能力・装備



●テックランサー
ミハエルのランサーは異星人テッカマン自製のものではなく、テッカマンブレードのランサーをそのまま使用している。
このランサーは第一次ラダム戦役でブレードが使用していたランサーの一つをスペースナイツが研究用に回収していたものであり、フレイルが離脱する際に反乱の象徴として保管区画から持ち出したものである。


このためブレード同様にランサーを分割させて二刀剣として扱うのはもちろん、先端部の刃をブーメランとして飛ばすことも可能となっている。
ただしミハエルはテックワイヤーを装備していないので投擲した際は自ら拾いに行くしかない。



●ボルテッカ
ミハエルのボルテッカ発射孔は礼服の下、異星人テッカマンの両肩部と両膝部に隠されており、
使用時は異星人テッカマンの異形の肉体が露となる。




◆余談


●スパロボWではイーベルら新生テッカマンアキ、異星人テッカマン、デッドとⅡに登場したテッカマン達が出演している中でミハエルのみが出演していない。
故にスパロボではデッドが登場しているにもかかわらずプラハの黒い九月が再現されていない。




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  • テッカマンブレードにおける連合はクズ過ぎ。そして、そんな連中の尻拭いをしたアキが気の毒だな -- 名無しさん (2015-06-07 12:37:30)
  • ガンダム世界での地球連邦がマシに見えてしまう位のクズの集まりがブレードでの連合。 -- 名無しさん (2015-06-07 13:02:14)
  • しかしフリーマンという超有能人物がいるのも連合という不思議 -- 名無しさん (2015-06-07 15:09:15)
  • アニメ本編でもミハエルのことは全然語られなかったからこの記事で初めて知ったことが多々あるわ -- 名無しさん (2015-06-07 16:45:09)
  • つうかアニメだけじゃこんな情報読み取れるかw -- 名無しさん (2015-06-08 02:10:40)
  • ↑2 そのフリーマンも(本人にその気はないだろうが)散々コルベットに楯突いてたしプラハの黒い九月の一件に反抗したためにノアル共々左遷されてしまった -- 名無しさん (2015-06-08 05:10:49)
  • 流石にWは時系列的にプラハの黒い9月挟んでる暇はなさそうだからしゃーない…のかもしれないけどだとしたら何でデッドはあそこまで悲観的だったんだろう…?少なくともプラハの黒い9月がなかったとしたら素体テッカマンへの迫害も原作ほどは行われていないだろうし…アマルガムに利用されたりしてるし、バイオネットとか裏社会への協力を強要されてたのかもしれないけど -- 名無しさん (2015-06-08 05:42:15)
  • まあスペースナイツに関しては真空管ハゲもろとも本拠地吹き飛ばされてるがなw -- 名無しさん (2015-06-08 11:08:24)
  • Ⅱはスペースナイツ以外視点が描かれてないから仕方ないけど、憎悪に近い差別は「地球へ…」のミュウと同じものを感じる。ラダムとその侵略兵器であるテッカマンへの恨みや憎しみは簡単には消せれないんだろうってことだろうけどね。あと、フリーマンもフレイルの暴走を止められなかったことを負い目に感じてるんじゃないかと思う。それでも、火星に左遷される際に軍から金を分捕ってフリーマン研究所を設置するあたり、どこかで人類とテッカマンのために戦ってると信じたい。 -- 名無しさん (2015-06-09 13:55:33)
  • ↑左遷されてもしっかり自分の活動資金はいただいてるあたり、やっぱ有能で食えない人だなぁ -- 名無しさん (2020-01-16 23:39:33)

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