登録日:2014/12/24 Wed 14:29:19
更新日:2023/12/21 Thu 13:55:14NEW!
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ジュラシック・コマンド・ドラゴン 自然文明 ドラゴン サソリ デュエル・マスターズ dm デュエマ マナブースト dmr-14 ベリーレア 自然文明のドラゴン 自然文明のクリーチャー 地掘類蛇蝎目 ディグルピオン マナチャージ
サソリスの大好物はドングリだが、実は、ドーナツも大好きだ。
あたまに「ど」がつく食べ物なら何でも好きなのかもしれない…。
《地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。
概要
DMR-14にてベリーレアで収録されたコスト3のジュラシック・コマンド・ドラゴン。
コストだけで言えばドラゴンの中でもかなり軽い方だが、ジュラコマには《連鎖庇護類 ジュラピ》などの1コストドラゴンが存在しており、
他のドラゴンを見ても《黒神龍ザルバ》や《タイム3シド》などと意外と低コストドラゴンがいるため、そこが議論になることはあまりない。
しかし、デメリットを生かした画期的な能力を持っており、総合的に見て高いスペックを誇る。
地掘類蛇蝎目 ディグルピオン VR 自然文明 (3) |
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 6000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンに自分の他のドラゴンがあれば、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。自分のドラゴンが他に1体もなければ、このクリーチャーをマナゾーンに置く。 |
W・ブレイカー |
軽いコストに反して中堅程度の打点を持っているが、それと引き換えにデメリットも兼ねたマナブースト能力を持っている。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンに自分の他のドラゴンがあれば、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。自分のドラゴンが他に1体もなければ、このクリーチャーをマナゾーンに置く。
この効果のせいで、3ターン目に出してもマナゾーンに行ってしまうため、結果的にマナは増えるもののバトルゾーンに残らない。
これだけだと、《霞み妖精ジャスミン》《フェアリー・ライフ》相当のことを3コストでやっただけとなる。
《青銅の鎧》ならバトルゾーンに残るじゃないか…となるわけだ。
だが他のドラゴンさえいればこのマナ送りの代わりに山札からのブーストを行うことができる。
その場合のこいつは、3コストP6000のクリーチャーがWBとマナブーストまでこなすというハイスペッククリーチャーとなる。
先述した青銅の鎧のパワーが1000しかないことを考えれば、こいつの打点の高さがわかるだろう。
また、デメリットでマナに行く際はバトルゾーンを経由するため、《デュエマの鬼!キクチ師範代》や《禁術のカルマ カレイコ》などのメタ能力をすり抜ける。
これは他のブーストカードにはない利点であり、ついでにクリーチャーの能力なので《爆鏡 ヒビキ》にも引っかからない。
場に残せなくても最低限の仕事を確実にこなしてくれるため、保険のマナブースト要因としてみても無駄は少ない。
しかし何といっても優秀なのは、自分自身がドラゴンであるために非常にサポートが豊富なこと。
他のマナブーストとは違い《メンデルスゾーン》や《爆熱DX バトライ武神》などのドラゴンサポートの邪魔にならないため、遠慮なくドラゴンデッキに組み込むことができる。
ディグルピオン自身もドラゴンと組むことで最大限の力を発揮できるカードであるため、その相性は抜群。
もちろん所属陣営であるジュラシック・コマンド・ドラゴンとの組み合わせも強力。
ジュラコマ自体が軽量ドラゴンに定評のある種族であり、ブースト、踏み倒しの豊富さも相まって、事前にドラゴンを出しておくことは容易。
序盤のマナブーストにも役立ち、その後マナ連鎖で引っ張り上げたときにもマナブーストができるので減ったマナの埋め合わせも万全…とこの上なく噛み合っている。
変わったマナブースト能力により、近年のドラゴンデッキのブースト事情を大きく変えたカードであり、これからも使われるであろう1枚。
ドラゴンを大量に詰め込んだデッキをつくるなら、ぜひともマナブースト要員として使ってみるといいだろう。
相性のいいデッキ
- 【連ドラ】
もはや言うまでもない。《メンデルスゾーン》の成功率、バルガ系の不発率を改善し、デッキの安定性を高めることが可能。
SA化手段も豊富なため、打点要因としても役立つ。
- 【緑単ジュラシック・コマンド・ドラゴン】
本来の職場。
先述した通り、ジュラコマの戦法と合致した能力を持ち、特に連鎖類シリーズとの相性が非常に抜群。腐ってもマンモスドンのスペックです。
自然のドラグハートが踏み倒し大好きなのもポイント。
- 【エザワカンタービレ】
ドラゴンを墓地からマナに置く《偽りの王 カンタービレ》と大量の墓地肥やしを行う《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》で大量のマナを得るコンボデッキ。
カンタービレのマナ回復の対象にもなるマナブースト要員であり、かなり都合がいいカードといえる。
ただしコンボ成功後にこいつを出す機会はあまりない。というかほら、エザワ*1の効果でライブラリがかつかつだから…
- 【龍野菜】
ドラゴンとワイルド・ベジーズの《ビクトリー・アップル》を組み合わせる形のドラゴンデッキ。やはりマナチャージとの相性はよい。
ディグルピオン自体がマナに行きやすいため、アップルの能力を発動させやすいのもGood。
- 【薫風武装】
マナ武装7を持つ英雄サイクルはドラゴンばかりなのでディグルピオンを場に残しやすい。あとマナ武装7を達成するためブースト要因としても役立つ。
《五邪王 ニガ=ヴェルムート》を採用する場合はマナに送られた奴も回収でき、次のターンの大量召喚を見込める。
- 【パラス】
パラスシリーズの効果を受けられる上、パラスが出ている時に出しても、他のパラスをマナに落とせるかもしれないために非常に有用な子。
相性のいいクリーチャー
マナから自身よりも軽い自然のクリーチャーを踏み倒す能力を持つジュラコマたち。
軽いジュラコマであり、ブーストも可能なディグルピオンは踏み倒し対象にうってつけ。勿論彼らもドラゴンであるため、ほぼ確実に場に残すことが可能。
また連鎖類ではないが、同じくマナからの踏み倒しを行う《帝王類増殖目 トリプレックス》や、《護龍目 レヴィータ》との相性も良好。
自然のドラグハートはそのほとんどがドラゴンの展開に特化した能力を持ち、それを呼び出す自然ドラグナーとディグルピオンとの相性は勿論良い。
特に《龍覇 ザ=デッドマン》と《恐・龍覇 サソリスレイジ》は自分自身がドラゴンであるために難なく場に残すことが可能。
それ以外のドラゴンではないドラグナーも、ドラグハートが龍解すればドラゴンになるため悪くはない。
界王類七動目 ジュランネル SR 自然文明 |
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 24000 |
このクリーチャーは、バトルゾーンにタップして置く。 |
自分のマナゾーンに自然のカードが6枚以下しかない場合、このクリーチャーをアンタップできない。 |
ワールド・ブレイカー |
超軽量だが凄まじいパワー、だがその代わりに相応のデメリット……とディグルピオンと被る能力の持ち主。
置物になるが、出すことはできるジュランネルでディグルピオンを場に残し、ディグルピオンのマナブーストでジュランネルのアンタップを早めて攻撃……
とそれぞれのメリット・デメリットがうまい具合に噛み合っており、示し合わせたかのように相性が良い。
後述するエッグザウラー・ピーアとの相性も良く、これらを組み合わせればさらなる展開も望める。
養卵類 エッグザウラー UC 自然文明 (4) |
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 4000 |
自分のパワー5000以上のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。 |
龍鳥の面 ピーア UC 自然文明 (4) |
クリーチャー:ビーストフォーク號 2000 |
自分のコマンド・ドラゴンの召喚コストを1少なくしてもよい。ただし、コストは1より少なくならない。 |
自分のコマンド・ドラゴンをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置いてもよい。 |
それぞれ特定の条件を満たした際にドロー、ブーストを行うシステムクリーチャー。ディグルピオンはどちらの条件も満たしており、軽さも相まって能力起動に最適。
エッグザウラーは種族がジュラコマであるため、リソースを稼ぎつつディグルピオンを場に残すことができる上にサポートも共有であり、ピーアとも噛み合う。
ピーアはドラゴンではないが、マナ軽減・ブーストにより展開速度を大幅に上げ、結果的にディグルピオンの駐留率を高める。
2体同時に並べれば、ディグルピオンとジュランネルを途切れなく出し続けることも可能。
この2体から連鎖類、ディグルピオン、ジュランネルが飛び交う様はまさに大恐竜時代。そしてアポカリで絶滅。
連鎖類転生目 ブロントヴェノム 自然文明 (8) |
クリーチャー:ジュラシック・コマンド・ドラゴン 7000 |
このクリーチャーまたは自分の他の自然のドラゴンが破壊された時、そのクリーチャーよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出してもよい。 |
このクリーチャーが、このクリーチャーよりパワーの大きいクリーチャーとのバトルに負けた時、相手クリーチャーを持ち主のマナゾーンに置く。 |
W・ブレイカー |
自軍の自然ドラゴンが破壊されたときに踏み倒しを行う変わった連鎖類。
軽いうえにほぼ出し得で打点も高いディグルピオンは、リカバリー要因にうってつけ。なんだこの有用性。
余談
レアリティが高く、おまけにユーティリティも高いために、低コストクリーチャーのくせしてシングル市場ではそこそこ高値で取引される。
一応再録もされており、そこまで厳しい値段ではないが、性質上数がいるのでそこは注意。
名前は「Dig(掘る)」と「Scorpion(蠍)」からだろう。
イラストは「頭の上にドラゴンの頭と首が生えている蠍のような生物」としか言いようがない凄まじいもの。
また、地掘類という名の通り地中から出没したところが描かれているのだが、異様にデカく、周りの木々を軽々吹っ飛ばしながら現れている
全く種類の違う2種族を無理やりくっつけたかのようなビジュアルも相まって、ゲテモノ系のジュラコマの中でもかなり不気味な部類である。
《古代王 ザウルピオ》をはじめとして、DS編のジュラコマは蠍モチーフのものが多いが、こいつはその中でも特にその傾向が強いといえるだろう。
ページトップのフレーバーテキストは再録時のものであり、ミスドコラボの際に《龍覇 サソリス》がドーナツを食べていたことを意識した内容になっている。
…正直ディグルピオンとは全く関係のないものであるため、ちょっと困惑した人もいるかもしれない。*2
この軽さと、デメリットと言い難い効果のために、何体かのジュラコマの存在を否定してしてしまった罪深いドラゴンでもある。
特に同じパワーを持ちながら、出す条件が厳しい《連鎖庇護類 ジュラピ》や、そもそものスペックがひどすぎる《長鼻類 マンモスドン》などはかなり厳しい。
もっともジュラピの場合は、後述するジュランネルの登場のほうが痛いだろうが、使いどころが若干違うため、差別化は不可能ではない。
マンモスドン?あれはディグルピオン以外にも上位互換が多すぎるから……
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▷ コメント欄
- ピーアとの相性もいい、2コス2ブーストできる -- 名無しさん (2014-12-24 18:17:19)
- レジルエウルブッカで実質ノーコスト2打点 冠詞部分は「ちくつるいだかつもく」と読む -- 名無しさん (2014-12-24 21:44:40)
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*2 初登場時はフレーバーテキストが存在しなかったため、当初の本項目のトップのテキストは《有毒類 ラグマトックス》のものが使われていた。
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