浅呼吸

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作詞：文無
作曲：文無
唄：朝音ボウ

曲紹介

ボウちゃんに踏まれたいです

曲名：『浅呼吸』（せんこきゅう）

• 文無氏の処女作。現存するのはリメイク版。

歌詞

嘘と呼ぶほど偽ってない
ただ少しだけ自分を飾った
聞いているのが君だからこそ
それくらいの見栄は許してほしいよ

二酸化炭素の質量が両肩にのし掛かる
君は不思議そうな顔してる
あどけない疑問符を喉に突き刺して

君の瞳は透明度に輪をかけて
姑息な僕の有り様ばかり　映えて　映えて
些細なことすら
声に出すには酸素が足りない　酸素が足りない

ちょっと背伸びをするなんてことは
息を吸うように誰もがやるだろ
それなのに君だからこそ
それくらいの見栄も苦しくなるんだ

取り繕う言葉は喘ぐ肺が呑み込んだ
君は不思議そうな顔してる
何気ない疑問符が胸を締め付ける

君の瞳は透明度に輪をかけて
水面に映る矮小な生物と　軋む視神経
些細なことすらこの湖畔では裁かれてゆく
どうしろって言うんだよ

分かり切った答えを確かめずにはいられないんだよ
姑息な僕の有り様ばかり　映えて　映えて
息が出来なくて
それでも離れられないのは何故？

誰のせい？
ねえ　誰のせい？

君の瞳は透明度に輪をかけて
水面に映る矮小な生物と　軋む視神経
些細な“嘘”すら君の前では裁かれてゆく
深呼吸も許されない 糾弾の鏡

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