登録日:2014/03/28 Fri 18:55:43
更新日:2024/03/02 Fri 00:15:47NEW!
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q.e.d. q.e.d. 証明終了 やる気スイッチ スイッチ 加藤元浩 名言 失恋 動画配信やtwitterに置き換えると…
幸せになる2つのスイッチとは、Q.E.D. 証明終了46巻に収録されている
「失恋」に登場する落語家の猫柳角丸師匠の教えである。
概要
猫柳あやめはお笑いタレントを目指すために経験を積んでいる落語家(前座)である。
彼女の持ちネタは現在つき合っている天然気味な恋人「大西 広」のデート中の失敗談。
そのネタは世代を問わず大いに受けたため、あやめは自分の芸に自信をつけていた。
そんなある日、彼女が舞台に上がる演芸場の楽屋で盗難事件が発生する。
事件解決に向けて躍起になるあやめ。
捜査が進む中、あやめは同門の猫柳小石に
「なぜTVに出やすい漫才ではなく落語を選んだのか」と問いかける。
小石が落語を選んだ理由。それは師匠である猫柳角丸のとある教えからだった。
角丸師匠いわく、
「人は幸せになる2つのスイッチを持っている」のだと言う。
- 1つ目のスイッチ
美味い飯を食ったり、趣味に興じたり、自分だけで押せて幸せになれるスイッチ。
- 2つ目のスイッチ
他人に認められたり褒められたり、他人に押してもらわなければ幸せを感じないスイッチ。
前者で押せるスイッチの喜びはささやかでわずかだが自分の好きな時に押すことが出来る。
一方、後者の喜びは強烈でとめどなく押してほしいと思うし、やみつきになってしまう。
押してもらえないと不安や不満が湧き上がるし自信もなくなってくる。
そのため、次第にスイッチを押してもらうためならなんでもしたいと思うようになってくるのだと言う。
「舞台ってのは他人にスイッチを押して貰う場所だ」
「そこでウケるためなら何でもやりたいと思うようになる」
「気が付くと大事なものを失ってるかもしれねぇ」
角丸師匠の話を聞いているうちに不安になった小石は
「どうすればそうならないようになれるのか」と尋ねる。
「分けるんだよ」
「お客さんに出すものと出さないものを」
「出すものが”芸”だ」
「舞台に上がり続けたきゃ、ちゃんと”芸”を磨くこった」
この話を聞いた小石は怖くなり、角丸師匠の元で”芸”を磨いていこうと決めたのだった。
事件解決後、舞台に上がるあやめ。
いつものように恋人の失敗談を披露するが、観客席にある人物の姿を見つけてあやめは驚愕する。
そこにいたのは笑みと涙を同時に浮かべた恋人の広だった。
あやめが舞台にあげていいものとダメなものの区別が付いているか。
それを見極めるために角丸師匠があやめに内緒で呼びつけていたのだ。
その翌日、あやめは広と別れることになった。
”芸”ではなく”自分”を切り売りしていただけだったことに気づいたあやめは、
舞台にあげられるものを一から覚えようとしていくのだった。
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▷ コメント欄
- この記事を書いた編集者の意図は伝わる。伝えたくなるエピソードだと思う。でももう少し「起こった事件」の詳細とかを追記したほうがいいと思う。 ・・・・・・やり方わからない分際でみなさんに投げてすいません -- 名無しさん (2014-03-28 21:35:23)
- 「切り売りできる"自分」があるだけいいじゃないかたと感じてしまうのは、貧しい考え方なんだろうか。 -- 名無しさん (2014-03-29 00:22:48)
- 自分を売る!! -- 名無しさん (2014-03-29 03:25:08)
- ↑×3 記事立てた者ですが、そっちも書くと初見の人は事件の方に興味取られてしまうんじゃないかと思ってこんな構成に。ぶっちゃけ、この話の事件はそれほどストーリーに影響するもんじゃ無いですし。まぁ、まとめる能力がない言い訳なので必要だと感じたら追記お願いします -- 名無しさん (2014-03-29 06:23:30)
- 項目名見て乳首の事だと思って本当に申し訳ない -- 名無しさん (2016-07-13 09:48:43)
- SNSや動画サイト全盛期の今見るとなんとも考えさせられる話だな -- 名無しさん (2017-10-13 02:46:49)
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