恫喝MF(ガンダムウォー)

ページ名:恫喝MF_ガンダムウォー_

登録日:2011/03/20 Sun 16:27:04
更新日:2023/12/14 Thu 11:10:11NEW!
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ガンダムウォー gundam_war gw gundam war デッキ mfデッキの先駆け 信頼の安定性 ミラーマッチは恫喝を引けば勝ち 恫喝mf



恫喝MFとはGUNDAM WARの2006年環境において流行したデッキである。
2006年に発売された16弾で茶にMFとリングエリアのルールが追加されたことにより基礎が完成した。



デッキとしては過去に存在した恫喝ノイエや恫喝デスヘルの流れを汲む構成であるが、動きとしては嘘破滅に近く、派生系もしくは強化発展系と言える。
そしてそれらよりもプレイングの難易度は低く、それでいて遥かに高いパワーと安定性を誇る。


以下具体的な流れを簡単に説明しよう。



4ターン目
シャイニングガンダムをプレイし、ドモン・カッシュ(16th)やアルゴ・ガルスキー(16th)をセットしてリングエリアに出撃し殴る

5ターン目
先程のセットグループをリングエリアに出撃させ恫喝をプレイして場をリセット、後はサイズという名の暴力で敵軍本国を蹂躙すべし。



単純である。
実に単純である。
単純故に強力なのである。


まず、このデッキの基礎となるMFとリングエリアの特徴を簡単に説明すると、MFはキャラクターのセットにより二回り(例外有り)も大型化し、リングエリアはMF以外攻撃に出撃出来ず、お互いに一体までしかユニットを出撃出来ず、基本的に外部からの干渉を受け付けない上にユニットを防御に出撃させなかった場合は手札かハンガーを対象にハンデスを行う。


手っ取り早く言うならば、
安全な場所で一対一の交戦を強制し、逃げればハンデスするエリアである。



キャラクターがセットされたMFは[7][3][7]くらいのサイズになっていることが多く、一対一ではまず負けることは無い(最近のユニットはインフレのせいでこれにすら打ち勝つが)


つまりMFにとっては好都合でしかないエリアなのである。



話を戻そう。
このデッキが高いパワーを誇る理由、それはキーカードである恫喝とリングエリアの強力なシナジーにある。
恫喝のテキストは、
(自軍攻撃ステップ):全てのカードを本来の持ち主の手札に移す。
というものだが、このテキストはリングエリアには干渉しない
つまり、大型化したMFをリングエリアに出撃させた後にプレイすれば大型MFだけが無人の荒野を駆け抜けるというわけである。(このコンセプトは嘘破滅から受け継いだものである)


茶には1国で展開出来、高い資源コストが茶の各種ドロソと噛み合ってたり、解体して国力にもなれるボルジャーノン(15th)という色に良く噛み合った良ユニットが存在し、恫喝は黒のコマンドだが指定国力が1であるので色事故の可能性も低く、コンボパーツも主力MF+キャラクター+恫喝だけと必要枚数が少ないので他をドロソに回せる為に安定性は高い。


そしてこのデッキ、実は弱点がかなり少ない。
ウィニーデッキに対しては前述のボルジャーノンや連鎖反応で、中速デッキ及び重速デッキは展開される前に恫喝で、そしてキーカードである恫喝そのものを無効化してくるパーミッションデッキには純粋なユニットサイズで対処可能なのである。
キャラクターを破壊されたら一気に弱体化するが、そもそも配備フェイズに配備エリアにいるキャラクターに干渉出来るカードが少ないのであまり気にならない。
もし破壊されたとしてもキャラクターの枚数を多く採用しておけば十分対処可能である。


欠点らしい欠点と言えばミラーマッチやハンデスくらいだろう。




以下主要カード


  • シャイニングガンダム

リロールイン+配備エリアにいる限りダメージと破壊を受け付けないアンタッチャブルテキストを持っており、当時エラッタが出てもおかしくないぐらい猛威を振るっていた気化爆弾を回避出来た為に優先的に採用された。


  • ドラゴンガンダム

クイック+3点火力テキストを持つ。
火力テキストは使えるタイミングがダメージ判定ステップなのでブロッカー除去にはならないが、格下or同格ならば除去、格上ならば良くて相打ちに持ち込める優秀なテキストである。
しかも2006年当時のクイックには(ターン中一枚という制限に含まれない)の一文があったので、
敵軍帰還ステップ→ドラゴンガンダムをクイックでプレイ×3→自軍ターンにリロールして宇宙地球リングの3面アタックなんてことが出来た(現在はクイックのルールが改訂された為不可能になった)


  • マスターガンダム

お馴染み我等が東方師匠。
アンタッチャブルテキストと、敵軍プレイヤーはジャンクヤードにあるカードと同名のカードをプレイ出来ないという南極条約をそのまま強化したような強烈なロックテキストを持つ。
アンタッチャブルテキストは4国以下限定だが敵軍効果を寄せつけないという強力なもので、セットグループを守るテキストなのでキャラクターやオペレーションも一緒に守ってくれる。
ロックテキストは恫喝との相性が良く、恫喝プレイ→手札の調整時に大量ハンデスが起こる(起こらない時もある)→ロック完了、なんて状況になればほぼ勝ちは確定する。
戦闘力もかなり高く、各種師匠をセットすれば[10][0][10]にもなる。
欠点はアンタッチャブルテキストに隙があることと6国ロールインという遅さだが、後述のクーロンガンダムを使えば5国目での早出しも可能。
尚、マスターガンダムをフィニッシャーに据えた形は恫喝マスターとも呼ばれる。


  • クーロンガンダム

5国リロールイン+手札のマスターガンダムと置き換えるテキストを持つ。
マスターガンダムの早出しテキストのせいで忘れられがちだが、高いプリベントの値とこのカード自身も単体で戦える性能を持つので状況次第では十分フィニッシャーになりえる。


  • 恫喝

テキストは前述の通り。
こいつと黒国力が揃えば勝利は目前である。


  • ドモン・カッシュ(16th)

敵軍効果ではロールせず、交戦すれば二回りもパンプアップするテキストを持つ。
比較的優秀なのだが、最近は優秀なアンタッチャブルを持つEB2版が優先されることが多い。


  • アルゴ・ガルスキー

通常のリロールが出来ない代わりに1資源が必要だが常時リロール出来るテキストを持つ防御力寄りGF。
恫喝後のウィニー対策にもなる為、ドモンよりも優先度は高かった。


  • 地球光

全てのプレイヤーは敵軍ターンにコマンドをプレイ出来なくなるオペレーション。
恫喝をカウンターされずに確実に通したい時のお供に最適。




強力なデッキタイプだが最近は他色のインフレ等によりめっきり見なくなった。
今使えば地雷になるかも知れない。




「攻撃ステップ、シャイニングガンダムをリングエリアに出撃させ、恫喝をプレイしたい」


「じゃあカットインで追記・修正したい」


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