わたしの狼さん。/〃THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPE

ページ名:わたしの狼さん。__THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPE

登録日:2012/02/25(土) 17:44:18
更新日:2023/12/08 Fri 13:45:40NEW!
所要時間:約 4 分で読めます



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漫画 藤原ここあ ガンガンwing 勇者 魔王 魔族 魔狼 ラブコメ ファンタジー ハートフル わたしの狼さん。 スクウェア・エニックス わたしの狼さん。→dear 勇者←レベル0 コモタン




ガンガンWINGで連載されていた藤原ここあ作の漫画作品。
藤原ここあ初の連載であり初の単行本化した作品。ちなみに執筆当時18歳という若さ。
後日談にあたる『わたしの狼さん。THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPE』についても記述する。


また本作の主な登場人物は後のdearにも出てくる。
世界観が繋がっており、THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPEから少し時間が経ってからの登場となっている。



■あらすじ
人間がいて、魔物がいて、勇者がいて魔王がいる、そんな世界。
多くの武人が魔王を倒すべく活動していた。
そんな勇者たちの中の一人、小桃(Lv0)も日々魔王を倒すために魔王城へと乗り込んでいた。
が、当の魔王はというと小桃にベタ惚れ。戦おうともせず小桃に求愛を繰り返す毎日。
挙げ句の果てに「魔王を辞めて小桃に付いていく」と言い出して…



■キャラクター紹介


○小桃=サクライ
主人公(ヒロイン)。勇者。レベルはゼロ。
レベル1ですらないのはお金が無くてレベルの測定が出来ていないため。
勝ち気な性格の女の子。困っている人を助けつつお金を貯めるために勇者をしている。
しかしレベルゼロなので大した仕事がもらえず、基本的には普通のアルバイトに精を出している。
実力についてはよくレベルが分かっていないだけだからと言っているが、ぶっちゃけ肉体面では普通の女の子なので弱い。
日頃からアルバイトをこなしているだけあって運動神経だけ見ればむしろ良い方だが、戦いには色々と向いていない。
「魔力持ち」と呼ばれる、本来魔族しか持たないはずの魔力を持って生まれた人間。魔力持ちの特徴か髪や肌が真っ白。
それ故に人間からも魔族からも疎まれて育った。
だが唯一の肉親だった母親のおかげでとてもまっすぐな性格をしている。しかし、作中既に死別していて天涯孤独の身。
昴が惹かれたのもこの性格故。



○昴=ハーネスト
魔王。読んで字のごとく魔王。レベル2000。
小桃至上主義。小桃以外は基本的にどうでもいい。
人型の魔族を統率しているが、飄々とした性格で魔王らしいことは何一つしない。部下の不満や進言もどこ吹く風。小桃と出会ってからは猶更扱いがぞんざいになった。
ただし実力は本物。本人自身も強いが、更に魔王の証として右腕に魔狼(ライカンスロープ)の腕が移植されている。正直どうあがいても小桃では勝てない。
魔王軍が長年かけて作り上げた兵器を一撃で消し飛ばすほどの力を持つ。ある事情で使いにくい他、適当に使っても小桃が喜ぶわけないので滅多に使わない。
ただ空気は常人以上に読めるので人間社会に溶け込む程度のことはわけない。小桃が最高過ぎて必要がなければ女にも何にも興味を示さず怠惰だけど。
また、信頼に値する部下などには多少世話を焼いたり焼かれたりするなど恩知らずというわけでもない。まあ小桃の前には霞む存在ではあるのだが。
割とツッコミ体質でもあり、小桃に辛辣なツッコミという名の現実を見せつけることもある。



○梅
魔王の使い魔。外見はかわいらしい子犬。
明らかに自分より体積の大きいものを口から吐き出す不思議生物。
お金のない小桃はよくこの子が吐き出す服を着ている。当然最初は抵抗があったが背に腹は変えられないのでそのうちに慣れた。
ミニスカ良いじゃん?




わたしの狼さん。THE OTHER SIDE OF LYCANTHROPE


わたしの狼さん。の後日談。
魔王不在の魔王城を預かる将軍プリノ。ある時、城に保管されていた魔狼の腕のミイラを見てしまったことで呪いにかかってしまう。
魔狼の腕を持つ魔王なら解呪の方法も知っていると考え、元魔王の側近にして魔王軍の問題児二人と魔王を探す旅に出ることになった。



■キャラクター紹介


○プリノ=ハーウェル
若くして将軍となった才女。
非常に頭はいいのだが、それをチャラにしてしまうくらいのドジ。
魔狼に精神を取って変わられる呪いにかかってしまい、放置していると乗っ取られる恐れがあるのでそれを解くために魔王を探しに出る。
優しく責任感が非常に強い性格な上に、その容姿から非常に人気があり、魔王軍の多くは彼女の大ファンである。
ちなみに魔狼に乗っ取られている時の彼女はまさにただの犬っ娘で、これはこれでメニアックなかわいさがある。
将軍とは言え文官上がりであり、戦闘面についてはからっきし。
恐らく小桃よりも弱い……というよりむしろ一般人よりも弱そう。ドジだし。



○紅=アカツキ
魔王の側近。
非常に真面目で融通の効かない性格。
数少ないツッコミ役。そして苦労人。
真面目かつ怒りんぼなので飄々とした俺様な魔王にはだいたいいつも怒っている。
でもなんだかんだで魔王を心配するいい人。
真面目でちゃんと仕事しているのに周囲に振り回されるために問題児扱いされているが、側近なだけに実力は高い。



○キャロル=ブルーハース
魔王の側近。呪符を使って戦うサポート役。ショタ。
他人をからかいつつ、自分には矛先が向かないように立ち回る、魔王とは違う方向で飄々とした人物。
紅と違ってこちらはガチの問題児。
とは言え基本的には仲間思いでムードメーカー。抜け目のない性格で真面目二人の補佐をする。
華奢な見た目と反して戦闘力は割と高く、符を使うことで紅をよく援護しているが攻撃も可能。
紅共々実戦経験もかなり積んでいるため、そんじょそこらの者は易々と撃退する




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