登録日:2012/09/10 Mon 21:23:07
更新日:2023/12/05 Tue 11:12:00NEW!
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漫画 少女漫画 ちゃお ポケモン 小学館 ポケモン漫画 ポケットモンスター 月梨野ゆみ pipipi★アドベンチャー
『ポケットモンスター PiPiPi★アドベンチャー』とは1997月6月~2003年1月の間ちゃおで連載された漫画。作者は月梨野ゆみ。全10巻。
●概要
ポケモンブーム真っ盛りの時期に連載開始された本作だが、連載場所が少女漫画誌という異色作であった。
内容としてはほのぼのな一話完結のギャグ漫画的な展開が多く、少女漫画らしく人間間・ポケモン間の恋愛に主軸が置かれている。
他のポケモン漫画のようにポケモンバトルが行われたり、実際のゲーム中に登場する固有名詞が出ることは極めて少ないが、登場人物の名前は植物由来となっている。
また、穴久保版ポケモンと同様人語を話すポケモンが多い。
ちゃお系列の雑誌以外にも、ポケモンワンダーランドや学年誌に番外編が掲載されたこともある。
登場するポケモンは第二世代まで。第三世代のポケモンは続編の『チャモチャモ☆ぷりてぃ♪』に登場する。
●あらすじ
とある田舎町に住む少女・マロンは幼なじみの少年・アーモンドに恋する少女。
マロンは近所に住むマッドサイエンティスト・じーちゃんにポケモンを集めるという条件で究極のホレ薬を作ってもらうという約束をするが…。
●登場人物
- マロン
主人公。幼なじみのアーモンド一筋の明るい少女。料理はうまいが絵は壊滅的。
ポケモンの言葉が分かり、また他人(ポケモン)の問題を解決する為に一生懸命になることから、沢山のポケモンと友達になっていく。
しかしポケモンと仲良く遊ぶことに夢中になり、最初約束したポケモンをゲットすることは結局忘れてしまった。
当初はじーちゃん特製の防御服を着ていたが、連載が進むにつれおしゃれをするようになった。
幼い頃は男勝りでアーモンドをいじめていた。
- アーモンド
マロンの幼なじみで片思いの相手。最初はポケモン集めに夢中だったが、ゼニガメをパートナーにしてからはあまりやらなくなった。
モテるものの恋愛に関しては疎い。しかしマロンに対してはツンデレ。
幼い頃は気弱で泣き虫だった。
- ココナッツ
都会からやってきたじーちゃんの孫でPOGカンパニーの社長令嬢。自称天才科学者だが、作中では実験が失敗することの方が多い。
アーモンドに一目惚れしてマロンのライバルになるが、マロンに適わないことを薄々気づいている為か諦める機会をうかがうこともある。
なんだかんだでマロンとは仲が良い。
- じーちゃん
マロンの近所に住むマッドサイエンティスト。黒いローブに二頭身の奇妙な体型、「うひょうひょ」という笑い声が特徴。
マロンにポケモン集めと引き換えにホレ薬を作る約束をしたが、すっかり忘れ去られてしまった。
色々な施設やイベントの運営を行うことが多い。
実はPOGカンパニーの会長だが美人の嫁に経営を任している。
- ピース
都会から引っ越してきた病弱少年。心優しいが影が薄く、酷い目に遭うことも多い。
ヒトカゲとは強い絆で結ばれている。
イケメンの兄・ピスタチオがいるが、こちらも不遇。
ナースとフラグを立てたと思ったがそんなことはなかったぜ!
- ウォール
キョウに憧れ、メタモン師匠の元で修行をしている半人前忍者。
普段は忍者装束だが、素顔は眼鏡のイケメン。
実家はパン屋で、パン作りに関しては才能がある。
パンを買いに来た素顔の小梅を小梅と知らず「昼下がりの天使」として一目惚れする。
忍者姿と素顔の眼鏡を掛けた姿とのギャップ萌えでファンが激増した。
- 小梅
マリルリを師匠とし、マリ丸をパートナーとする有能な忍者。だが料理下手。
ウォールの幼なじみだが、勝気な性格が災いして苦手とされている。
ウォールとは実質両想いだが素顔と忍者姿の間ですれ違う。
小梅ちゃんマジ昼下がりの天使
●登場ポケモン
♂。もう一人の主人公。最初は警戒心が強かったが、マロンの最初の友達になる。
得意技は強力な電撃。少々おマヌケな性格で林檎が大好き。人語は話せない。
続編にも登場する。
♂。ピカチュウの親友で、舌足らずな話し方が特徴。
弱虫ないじめられっこだが心優しい性格。絵や料理が得意で、回を重ねるごとに画伯に覚醒。最終的には何かが降りてきて人格が豹変するようになった。
恐怖等で我を失うと性格が豹変し、その時の「ゆびをふる」の威力は圧巻。
ピカチュウ、プリンとは幼なじみ。
こちらも続編に登場する。
[[ギエピー>ギエピー]]とは言わない。
♀。右耳にリボンをつけたお嬢様。
マイペースな性格で、そこら辺をふわふわしていることも多い。
殺人料理の作り手。怒ると大きく膨らむ。人語は話せない。
ピカチュウ、ピッピとは進化前からの付き合い。
性格の似た姉(プクリン)がいる。
作品タイトルのPiPiPiは上記3匹の名前を取っている(正しくはプリンはPuだが)。
♂。アーモンドのパートナー。アーモンドからの愛称は「ゼニ」。
♀ばかりの家族で育った為か兄のようにアーモンドを慕う。
マリ丸とフラグを立てた。
♂。ココナッツのパートナー。
ココナッツを尊敬し、様付けで呼ぶ。
天才ポケモンを自称しているが実際はピカチュウ同様おマヌケな性格。
リア獣。
♂。ピースのパートナー。
強気だが本当は怖がりな性格。ピースとはお互い信頼しあう仲。
作者公認で酷い目に遭う。
チコとフラグを立てた。
- ダネリーナ
♀のフシギダネ。ヒトカゲとは幼なじみ。
ピスタチオと共に花屋を営んでいて、彼に恋をしているが、嫉妬深い。
チコとは最初衝突したが親友同士に。
- チコ
♀のチコリータ。
恋多き性格でピスタチオ、アーモンドに続けて一目惚れした。
ダネリーナとは紆余曲折あって親友になる。
ヒトカゲを徐々に意識し始めるが、ヒトカゲを「おこちゃま」として進展させる気はまだない。
- マリ丸
♀のマリル。小梅のパートナーかつマリルリの娘。
こちらも有能な忍者である。
その実力は高く、ハッサムに完封勝ちする程。
ゼニガメに偽彼氏を頼んでから恋心を抱くようになった。
この他にも沢山の人物・ポケモンが登場する。
追記・修正はポケモンを全種類集めてホレ薬を作ってもらってからお願いします。
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▷ コメント欄
- これの続編でゴニョニョ♀が将来悲観して焼身自殺未遂起こしたよな 進化後確かにゴツいが -- 名無しさん (2013-11-22 09:33:26)
- ↑kwsk -- 名無しさん (2013-11-22 13:00:30)
- ↑アチャモとポチエナがいつものように喧嘩してたらゴニョニョ♀がアチャモの放った火の中に飛び込んできた 理由は彼氏がいるけど進化したら嫌われるんじゃないかと不安になったとのこと -- 名無しさん (2013-11-22 16:49:34)
- ワニノコと四葉のクローバーの話が一番好き -- 名無しさん (2013-11-22 17:04:27)
- 俺はナギサとライチュウの話が一番好きだ。あと地味におじいちゃんヌオーの話も良い -- 名無しさん (2013-11-22 17:27:11)
- ↑↑↑最終的にポチエナの助言で立ち直すも、今度はアチャモがポチエナに最終進化系体(バシャーモ)を知られて寝込む、というオチだったな -- 名無しさん (2013-11-22 18:51:52)
- ↑↑ワニノコの話ではピッピちゃん(君?)マジ天使(^o^)/! -- 名無しさん (2013-11-22 21:56:30)
- DPやBWも描いて欲しかったなー、バトルじゃなくて暖かい雰囲気の数少ないポケモンの漫画だし -- 名無しさん (2013-12-07 11:53:22)
- 懐かしい…この漫画が好きでちゃお買ってたな~。月梨野先生は今どうしてるんだろう? -- 名無しさん (2014-02-25 17:07:32)
- はじめて買って貰った漫画がこれ、コレ読みたさにちゃお買ってた -- 名無しさん (2014-04-23 09:03:15)
- ↑↑↑↑↑↑ナギサとライチュウの話の後日談はあまりにも予想外で生涯忘れられないレベルだった -- 名無しさん (2016-05-07 19:14:42)
- ヒノアラシが訛ってたな… -- 名無しさん (2017-01-02 18:28:12)
- かっこいいデンリュウが出て来る話が印象に残ってる。セリフがかっこよかったな… -- 名無しさん (2017-10-16 20:08:34)
- 単行本の嘘予告が面白かったから、後半からなくなって寂しかった -- 名無しさん (2017-10-16 20:46:15)
- これの作者今何してるんだろう… -- 名無しさん (2017-12-09 20:53:42)
- 10年くらい前にスティッチの漫画連載してたらしいが、その後は音沙汰なし -- 名無しさん (2018-08-31 16:03:49)
- ちなみに作者、Google検索によると現在68歳らしい -- 名無しさん (2018-08-31 16:21:02)
- 連載中何年経ってもファンレターに返事書くって約束してたのすんごい覚えてる -- 名無しさん (2021-05-11 23:21:54)
- スリープとスリーパーが子供に「かわいくない」「きもちわるい」といじめられて闇堕ちした話があったな… -- 名無しさん (2023-01-28 23:36:11)
- 単行本は絶版状態で電子書籍化もなされてないため、メルカリやヤフオクでは全10巻セットがとんでもないプレミア価格とのこと。 -- 名無しさん (2023-09-11 20:15:17)
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