登録日:2011/06/08 (水) 03:21:44
更新日:2023/11/21 Tue 10:23:47NEW!
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ps 懐ゲー ほのぼの ムームー ゲーム 300年後 元祖飛びゲー はぁー……ドット! 新聞でーす それでいいのか、◯◯ グダグダ ロビット・モン・ジャ ジャンピングフラッシュ
『ロビット・モン・ジャ』(Robbit Mon Dieu)とは、PlayStationにて発売された、ジャンピングフラッシュシリーズ3作目。
面クリア型だった今までとは毛色が異なるためか、名称が変更されている。
主人公は宇宙市役所職員の新人研修としてウサギ型ロボ「ロビット」に乗り、ハナウマ星にて住民の依頼を解決していく。
このロビットは過去作の機体(本作で言う所の初代ロビット)と違って完全な戦闘用ではないため、武装が一回りおとなしくなっている。
その代わり急降下という新アクションが備わっており、高所から一気に落ちて大ダメージを与えたりできる。
時系列的には1作目『ジャンピングフラッシュ! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』の事件から3世紀ほど経っている。
なので、前2作の象徴的な悪役だったアロハ男爵は既に故人だが、元部下にしてマスコットキャラのムームー星人は引き続き登場。
舞台となるハナウマ星もかつてアロハ男爵が狙った星の一つであったようで、一部のステージに過去作の名残が垣間見える。
更に、2作目の意味不明な迷悪役のカピタン・スズーキもコレクション要素のカードという形で登場するなど、ステージを含めて過去作を遊んだ人へのファンサービス要素もある。
依頼する住民は個性豊かで、一癖も二癖もある人々ばかり。困っているどころか騒動の元凶だったりすることまで……
何気にフルボイスだったりする。
依頼によって攻撃しない、水に落ちない等の条件を満たすと高評価になる。
その他にもスナック菓子のおまけのカード集めなど、やりこみ要素はわりとある。
■ハナウマ星の依頼人達
依頼人の中から一部を紹介。
- ドリルちゃん
男のロマンは関係ない大統領令嬢。
不幸を呼ぶ体質であり、何故か彼女の行く先には押してはいけないスイッチがある。そして押す。
押した代償のしわ寄せは大体ロビットを含めた周りに及んじゃう。でも懲りない。
主人公にフラグが立つ。
時代が違えば間違いなく萌えキャラだっただろうに、惜しい…。
- 大統領
なんとも言えないファンシーな姿に無意味なレバーが2本ついている、威厳が微塵もないえらい人。口調ものんびりほんわかしている。
娘があれなので目立たないが、こっちも結構なトラブルメーカー。可愛いからとノリだけでヤバイ怪物を目覚めさせちゃうとんでもない人。
大統領絡みの依頼はだいたい、彼の秘書か後述のドットから持ち込まれる。
- 特務特捜隊DOT
愛と悲しみの秘密部隊、ドットだ。
俺はまだお前を認めてないぜ!
えー我々は閉所恐怖症で、
高所恐怖症なのであとは頼みます。
もう、みんなったら!
……こんな感じでめっちゃ役に立たないヒーロー達。現地で一ミリも貢献できたためしがない。
でもハナウマ星では結構人気で、前述のスナック菓子は彼らがイメージキャラに抜擢されている。主人公の知らない所ではちゃんと活躍しているのかも?
レア袋の表紙を飾るレインボーだけは本編に登場しない。
- ムームー星人
悪の手先として恐れられている伝説の生き物らしいムー。
仕えていたアロハ男爵様はもう天国に旅立たれちゃったけど、それとは関係なく今も居酒屋オアフ島にいるムー。
飲み食いの事しか考えてないムー。ムームームー!
- すみだあきひこ5さい
5さいのようちえんじにしておんなのこにもてもてになるのがゆめ。さいしょのいらいでわまいごになている。
- ハナダ
一応言っておくが僕はエリートだから君にわ・ざ・と勝たせてあげたん…ておい!話を聞けー!
そんな奴。
映画の撮影として初代ジャンピングフラッシュのにせロビットよろしく、スタジアムで彼の黒い愛機とサシで戦う依頼も存在する。
雑魚召喚してこないことを除けばかなり再現度は高い。
- コニシさん
洗濯物が飛んでっちゃったのよ、それで取ってきて欲しいんだけどそうそう三丁目の山田さんちの娘さんがラーメンを食べようとしたら…(略)
- 主任
依頼はせず依頼人に対し様々な感想を言う。公務員らしからぬ発言も。
主人公が依頼を成功させたとしても、仕事中に機体を汚したり、ダメージ受けすぎたり、手順を間違えたり情けない失敗をしたりetc……等の不手際があると依頼終了後にその事をぼやく。
指摘に上がるということは依頼を完璧にこなせたといえない証であるため、やり直す上で参考にしよう。
- ジョニー
ニンジンを愛してまだ独身のジョニーだ。依頼ではモグラちゃんをポッ………カーン!と退治してもらう。
主任「こいつはニンジンに名前をつけてる。きっとそうだ。」
- イタチ団
アロハ男爵一派に代わる新たな悪の組織。ドットとは対立している。
……の割に構成員は3人しかおらず、悪事のスケールもかなりしょぼい。国際空港での犯行計画を阻止できなかった場合のムービーは肩透かしを食らうこと必至。
しかし迷惑なことには変わらないので、犯行声明を叩きつけられる度にしょっちゅうロビットが駆り出される。
彼らが崇める「シンボルさま」は割と強い。特にイタチ団の最終エピソードで戦うことになる「ニューシンボルさま」ことホニホニ族は色々と厄介。
■愉快な敵たち
この他にもいろいろいる。
- キーウィ
説明不要。みんな大好き緑の鳥さん。
今回はボス級のでかいキーウィもいる。
- ナメコ鳥
異次元の穴から群れで現れる渡り鳥。ムームー星人のつまみ。
目指せオール捕獲。
- トリガラー
鶏ガラではない。
飛行しているが、踏むと逆にダメージを受けてしまうので倒し方に工夫が必要。
あるボスに召喚された場合のみ、高高度のロビットに反応して弾を撃ってくる。
- 丸焼きセイウチ
ヘルメットを被った巨大セイウチ。ボス。
足場が溶岩の上にある小さな4つの台のみと非常に狭く、地味に難易度が高い。
- ギョロメくん
一つ目のウニみたいな怪物。ボス。
大統領の気まぐれのせいで封印から解かれてしまった。
遠距離攻撃の数々とフィールド自体の広さも相まってまともに戦うのは苦労させられる。
- 親玉オバケさん
翼が生えたキリンのゾンビみたいなオバケ。ボス。
ギョロメくん程ではないが縦横無尽に動き回り、どこにいても捕捉する特攻オプション、飛行中のえぐい踏みつけカウンターも完備……と実に手ごわい。
■余談
住人ごとの依頼を全て終えると、キャラ別にエンディングが見られる。
だいたい最後は「それでいいのか◯◯」。
こんな感じほのぼのした世界観はプレイすれば癒されること間違いなしだろう。
依頼人 アニヲタ
俺は仕事があるから追記と修正をしといてくれ。じゃ、頼んだよ。
主任「Wikiに籠るのって、仕事に入るのか…?」
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