STAR WARS オールドケナーフィギュアシリーズ

ページ名:STAR WARS オールドケナーフィギュアシリーズ

登録日:2010/08/11 Wed 21:25:07
更新日:2023/11/02 Thu 12:53:11NEW!
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遠い昔、遥か彼方の銀河系で・・・


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エピソード0 オールドケナー


知らぬ者はないSF映画のフィギュアシリーズ。

1977年の映画第1弾公開時から1年後に発売されており、メーカー交代と人気低迷で一時期中断されるも現在まで続く息の長いシリーズである。

1978年から85年にケナー社から発売されたシリーズは“オールドケナー”と呼ばれ、ヴィンテージとしての価値が高くなっている。

本稿では、そのオールドケナー時代のシリーズの解説をする。



■STAR WARSシリーズ
通称・SW
映画シリーズ第1作目『新たなる希望(因みに公開時は副題は無かった)』公開から1年後の1978年にケナー社より発売された。
造型は御世辞にも良いとは言えず、ライトセーバーの色が違ったり、スリムで紳士のような造型のダース・ヴェイダーだったり、頭部以外の造型は超適当だったりと、
当時のフィギュア業界が偲ばれる。
しかし、当時の男の子向けのフィギュアシリーズにも関わらず女性キャラのレイア・オーガナ姫が含まれていたり、
画面上に一瞬しか登場しなかったキャラまでフィギュア化しており、この時点でマニアもターゲットにしていたと思われる。
3期に渡ってリリースされ、最人気キャラのボバ・フェットもこのシリーズの最後の1体として発売された(次回作に登場という触込で)。
ヴェイダーの酷さは名作レベル。



■EMPIRE STRIKES BACK(帝国の逆襲)シリーズ
通称・ESB
1980年の『帝国の逆襲』公開時より発売されたシリーズで、同じくケナー社より。
『帝国の逆襲』のキャラを中心にフィギュア化。
造型面が向上し、キャラのマニアックさも増した。
前作のSWシリーズのものもバックカードを替えて引き継ぎ発売された。
ヨーダが何故か首にヘビを巻いている。
映画より黒い肌に白い歯が輝くランド・カルリジアンは名作。
日本ではポピーから超合金なパッケージで発売された。



■RETURN OF THE JEDI(ジェダイの復讐)シリーズ
通称・ROTJ
1983年の『ジェダイの復讐』公開時に(以下略
『ジェダイの復讐』キャラをフィギュア化、さらに造型面が向上している。
こんな奴いたっけ?的なキャラに着目するのも相変わらず。
SW、ESBシリーズのものもバックカードを(以下略
このシリーズのブリスターパックは黄バミやすく、保管が困難である。



■POWER OF THE FORCEシリーズ
シリーズ最終章より2年後の1985年に(以下略
今度はメダルを付け、マニアックなキャラを中心にフィギュア化するも、人気は完全に下火となっていた。
その為に生産数は少なく、プレミア度も人気も高くなっている。
今までのシリーズのものもバックカードを(以下略
こちらもブリスターパックが黄バミやすく、保管が困難である。
アナキン・スカイウォーカーとアマナマンは名作。



■DROIDSシリーズ
1985年に放送された黒歴史アニメ『ドロイドの大冒険』のキャラをフィギュア化。
設定無視で登場するC-3POとR2-D2は既存のフィギュアを色替えしたものが発売された。
余り人気の無いシリーズだが、プレミア度が無駄に高い。
中でも、愛すべきバカ共・フロム親子の側近であるヴリックスはオールドケナートップクラスのレアもの。



■EWORKSシリーズ
『ジェダイの復讐』に登場したイウォーク族の少年・ウィケットを主人公に据えた黒歴史アニメのフィギュアシリーズ。
マニア以外には見向きもされず、プレミア度が無駄に高い。




その後、ケナー社は業務悪化の為に大手玩具メーカーのハズブロ社に吸収される形で消滅した。
しかし、ケナー社のロゴは現在でもSTAR WARSフィギュアに時折顔を見せている。



このオールドケナー時代のフィギュアに手を出すと、確実にフォースの暗黒面に落ちてしまう。
今でこそ殆どのフィギュアのプレミア度は下がっているが、モノによっては現在も高いプレミア価格で取引されている。


トリビアとして、スティーブン・スピルバーグ監督の名作映画『E.T.』にて、
主人公のエリオットがETに説明していた玩具の一つにオールドケナーのフィギュアが含まれている。
グリード、ハンマーヘッド、ボバ・フェット、ランド・カルリジアンが登場し、前者2体で“戦争”を演じた。
よくよく見ればXウイングTIEファイターも飾られている。
この演出の恩返しとして、STAR WARS エピソード1『見えざる脅威』にETが登場した。











追記・修正する際はフォースの暗黒面に気を付けて下さい。


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