登録日:2011/09/14 Wed 02:50:18
更新日:2023/10/16 Mon 13:17:29NEW!
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ウルトラマンティガ ウルトラマン tpc 国際機関 guts 登場人物 一覧項目
本項目では、『ウルトラマンティガ』及び『ウルトラマンダイナ』に登場する国際機関『地球平和連合TPC』の中心人物に関して解説する。
本項目では主に『ティガ』に登場した人物に関して解説するが、『ダイナ』に登場した際の活躍についても解説する。
●目次
【メンバー】
主要メンバー
サワイ・ソウイチロウ 総監
演:川地民夫
TPC創設の立役者にして最高責任者。
平和主義者であり、人命を第一に考えて常に部下を思いやる人格者である。
冷静な性格だが平和を脅かす脅威に対しては強気に出て、自ら現場に赴くことも。
GUTSを強く信頼しており、作戦司令室にも度々足を運んでいる。特にイルマ隊長とダイゴとはGUTS結成以前からの顔見知りで、かつてダイゴに窮地を救われた為にダイゴの勇気と人柄を評価し、GUTSの隊員養成機関に推薦したのも彼である。
立場上タカ派のヨシオカ長官とは対立している場面が多いものの、実際は旧友である。
2013年には病気により総監の座を退いて顧問に就任。歴史の表舞台から退き『ダイナ』本編にも殆ど登場しなかったが、最終回に登場。勝利を信じることが出来なかったフカミ総監に仲間を信じるよう諭した。
ちなみに彼は円谷監督のファンで、子どもの頃はゴジラやモスラに夢中になった、我々と同じ特撮に憧れる少年だったことが本人の口から語られている。
ヨシオカ・テツジ 警務局長官
演:岡部健
警務局を率いる武闘派で元UNDA提督。タカ派であり、過激な発言が目立つが、道理に合わない行動は決して行わない。
当初は典型的なタカ派の嫌味な人物だったが、ある事件の際にダイゴと共に出撃した際にダイゴと本音で語り合い、GUTSの良き理解者であることが判明した。
気難しい人物のように思えるが長官としての立場を離れるとジョークを言ったりと茶目っ気を見せる。
なお、立場上サワイ総監とは仲が悪いように見えるが実際は喧嘩する程仲が良いといった関係。
34話では単身サワイ総監らTPC要人の救出に向かい、見事な射撃を披露した。
組織再編後は警務局顧問として戦力の整わない支部を訪問、指導しているらしい。
『ダイナ』には写真のみの登場。
Σ団のボスではない。
ナハラ・マサユキ 参謀
演:タケ・ウケタ
GUTSに直接指示をする立場にある参謀。穏健派。
サワイ総監やGUTSのフォローに回ることが多かったが、次第に出番が減っていった。
組織再編後は西アジア支部の支部長に就任、『ダイナ』では同じく西アジア支部に所属していたムナカタに参謀本部の要請を伝えた。
科学者
- カシムラ・レイコ 博士
演:北川たか子
TPC科学研究局の局長。ガッツウイングをはじめとするGUTSのメカは彼女の設計によるもの。
イルマ隊長の友人らしいが、あまりそれを伺わせる描写はなく、18話を最後に登場しなかった。
- ミズノ・タカジ 博士
演:鹿島信哉
ホリイの恩師である気象学者。
未知の生物との交流を夢見て電離層に現れた怪しい雲の調査に赴くが……
- ヤオ・ナバン 博士
演:小倉一郎
マキシマ・オーバードライブやアートデッセイ号の産みの親。
子どもの頃からの夢を原動力に研究を続けてきた努力の人。
当初は嫌味な人物のように思われたが、すぐに温厚な面を見せるようになり、GUTSの隊員達とも打ち解けた。
マキシマを兵器利用することには抵抗があるようで、マキシマ砲の使用に難色を示したことも。
クラーコフの建造やプロメテウスの開発計画にも携わっていたが、プロメテウスの方は開発方針の違いからメンバーを脱退している。
- タンゴ・ユウジ 博士
演:岡村洋一
TPC生化学研究所の化学者。自己中心的で嫌味な言動が目立つが、小心。
自身が冷遇されていると思い込んでTPCを裏切って光の巨人像のサンプル「アーク」を奪って自分を高く評価してくれたマサキ・ケイゴに付いてウルトラマンの量産を企んだが、ホリイに暴走するマサキを見せられて泣き崩れ、事件後に投降した。
最終章にも登場。マサキへの忠誠心も相変わらず。
- クリタ 博士
演:堀内正美
宇宙線の研究を行っている科学者。
GUTSに特定の脳波に反応して夢を実体化させる特殊な宇宙線「モルフェウスD」の説明を行った。
TLTの管理官ではないし、神戸市長でもない。
医療関係
- シンジョウ・マユミ
演:石橋けい
医務局に勤務する看護婦。GUTS隊員シンジョウ・テツオの妹。
本人が言うには「兄貴のコネで就職した」らしい。
医務室には多くの職員が通うので、情報通。
当初は明るく快活な性格だったがガゾートⅡの襲撃で恋人の青木琢磨を失ってからは明るさは成りを潜め、戦いにも疑問を抱くようになった。
ジョバリエとの戦いの最中ヤズミと出会い、語らったことである程度は心が救われたが、彼女の心が真に救われるのは10年後が舞台となる『ダイナ』での話。
ネオフロンティア時代には医務局の医師になっており、大分落ち着きのある性格になっていてスーパーGUTSにも度々協力する。
ちなみにヤズミとは結局友達以上の関係にはならなかったらしい。
有言実行三姉妹ではない。
宇宙関係
- ヤナセ・オミ 技官
演:荒木しげる
宇宙ステーション・デルタの技官。レナの実父でもある。
仕事人間だった為に離婚、レナからも嫌われていたが、レギュラン星人の事件後に和解した。
天が呼ばなければ地も呼ばないし人も呼ばない。
- アサミヤ・シゲキ 技官
演:池田秀一
ヤナセ技官の同僚。ヤナセと共に地球に帰還する途中に生き残りのレギュラン星人から攻撃を受け、不時着後にレギュラン星人に焼き殺された。
演じたのは赤い彗星のシャアことシャア・アズナブルで有名な池田秀一氏。
- イヌイ・キヨト
演:冴場都夢 - キノサキ・シン
演:早坂慎太郎
シンジョウの親友。アストロノーツ。
地球に帰還する途中にパラサイト宇宙人・イルドに襲われてイルド化が進行する。
キノサキは脳以外が完全にイルド化してしまったため、自分の身体を分析させる為にわざとシンジョウに射殺されることを選んだ。
イヌイはキノサキを殺したと知って愕然とするシンジョウを叱咤激励しつつ、強行に拉致し始めたイルドのタワーから人々を逃がすために奮闘。
イルド化寸前まで浸食が進行しながらもイルド打倒に貢献、ホリイの開発したワクチンによって事なきを得、回復後は再び宇宙に戻っていった。
「メロン!」「パン!」
- ハヤテ・シン 隊長
演:京本政樹
月面基地ガロワの隊長。イルマ隊長の親友である。
キシナガ副隊長に化けた双子のエイリアン・メンジュラによってガロワを全滅させられ、自身も繭に捕らわれてガロワ全滅の犯人に仕立てあげられてしまう。
自力で繭から脱出してダイゴ達に救出され、真実が露見した後はガッツウイング2号を駆ってティガと共闘。見事仇を討ち、救出されたキシナガ副隊長と共にガロワ再建に旅立った。
TPCの誇る名パイロットであり、最終回でもGUTSと共闘、イルマ隊長と共にゾイガーを葬った。
ネオフロンティア時代にはガロワの隊長から宇宙迎撃部隊コスモアタッカー部隊の隊長に転属、そこから分化した宇宙人犯罪捜査チーム・コスモアドベンチャー部隊の隊長に就任した。
ある世界ではウルトラマンに変身する彼と同じ声の人物がいた。
- キシナガ 副隊長
演:古河聰
月面基地ガロワの副隊長。メンジュラと入れ替わられてしまい、基地を全滅させてしまうきっかけを作ってしまった。
事件後に救出され、ハヤテと共にガロワの再建に向かった。
ネオフロンティア時代ではハヤテの転属後、ガロワの隊長に昇進した。
- オカベ 隊員
演:悠木真吾
ハヤテ隊長の部下。
メンジュラに乗っ取られたガロワでハヤテと共に最後まで抵抗したが、ハヤテと別れた直後に爆死した。
その他
- ニカイドウ・ツトム 情報局局員
演:廣瀬昌亮
一人花見に行けなかったダイゴのサポートとしてイルマ隊長が呼んだ職員。
ダイゴ出撃後は基地でオペレーターを勤めた。
- タツムラ 情報局参謀
演:石橋保
38話の半年前にヨーロッパ支部から赴任してきたエリート。
ティガに不信感を抱いており、そのティガに頼りきりのTPCやGUTSを不甲斐なく思っている。
群衆の統制を目論んで怪獣のデマを流し、イルマ隊長にも協力を強いたが、事実が上層部に露見して失脚した。
スペースビースト退治はしない。
- ナグモ 警務局副長官
演:小西博之
『THE FINAL ODYSSEY』に登場。
警務局のNo.2。
好戦的な性格で、ウルトラマンの力を兵器利用すべくF計画を推し進める為に遺跡調査の名目で部下のサエキをルルイエに派遣した。
兵器としてのウルトラマンの必要性を頑なに説いていたがF計画は失敗、地球を破滅の危機に追いやってしまう結果となった。
事件後に失脚・逮捕され、当時の警務局No.3だったゴンドウ・キハチにNo.2の座を譲ることとなった。
宇宙輸送艦のキャプテンではない。
- サエキ 隊長
演:加納竜
こちらも『THE FINAL ODYSSEY』に登場。
ルルイエ遺跡調査隊の隊長。
ナグモの密命を受けて巨人像の確保を目論んでおり、それが闇の巨人を復活させるきっかけとなってしまった。
最期はシビトゾイガーに喰われ、体を乗っ取られてしまった。
なお、『ダイナ』最終章3部作に登場するサエキ・レイカは実の妹であり、彼女がリョウに語った「大切な人」とはこのサエキのことである。
- ワシズ 隊員
演:加藤照男
『ウルトラマンダイナ』の回想に登場したヒビキ隊長の同僚。
霧門岳のゴルザ事件の際に熱くなって勝手にゴルザ(強化)に挑んだをとった若き日のヒビキを静止しようとするが、ゴルザの超音波光線を受けて爆死してしまった。
- シズマ・ミツクニ
演:宅麻伸
『ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA』に登場。
かつてはTPC情報局に所属しており、幾度もティガの活躍を目の当たりにしてきた*1。
ある日、ガッツウイング1号で原因不明のマシントラブルが多発する空域の調査していたが、時空の渦に飲み込まれ別次元の地球に漂着してしまう。
知人と親友、そして家族から離れ異邦人となったミツクニはそこで一代でシズマ財団を築き上げる。
そして超古代文明の調査をする中、最愛の妻であるユリカと出会い、愛娘のユナを授かる。
やがて妻から娘へと受け継がれるユザレの宿命と光と闇の戦いを知り、対怪獣部隊・GUTS-SELECTを編成するのであった。
この他にも様々な人物が登場する。
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- 34話のヨシオカ長官はスゲーかっこいい。最終章でもサワイ総監と友情あるし -- 名無しさん (2014-02-08 22:57:36)
- ↑嫌な上司からかっこいいおっさんへの変貌。それもタカ派という基本設定を守ったままでという点が凄いですね -- 名無しさん (2014-02-08 23:35:15)
- ↑ナルトのダンゾウと立ち位置は似てるけど、厳しい評価を下しても現場(GATS)を擁護し信じてきたところは段違いにいい漢 -- 名無しさん (2014-02-08 23:45:38)
- ヨシオカ長官の人気に嫉妬。でも実際、あのヤタラ強くてまっすぐな爺さんが好きな人は結構いそうだ。 -- 名無しさん (2015-03-14 04:02:43)
- サワイ総監はゴジラに込められたメッセージを理解していたからタカ派にならなかったのかな -- 名無しさん (2016-11-29 19:12:59)
- サワイ総監役の川内民夫さんが亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。 -- 名無しさん (2018-02-13 15:32:56)
- ヨシオカ長官とナハラ参謀の演者逆だぞ -- 名無しさん (2020-09-21 22:09:22)
- ウルトラマントリガーのシズマ・ミツクニもTPC情報局員ってのが明らかになったし、追加しとく? -- 名無しさん (2021-10-02 01:46:22)
- 旧友であるサワイ総監に対して意見を言いつつTPCタカ派の抑えになっていたヨシオカ長官の重要性が分かる。 -- 名無しさん (2022-06-23 21:38:06)
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