魔法省

ページ名:魔法省

登録日:2013/10/29 Tue 23:08:21
更新日:2023/12/04 Mon 13:53:59NEW!
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ハリー・ポッター 魔法使い 政府 官僚 腐敗 魔法省 組織 架空の組織



魔法省(Ministry of Magic)とは、小説『ハリー・ポッター』シリーズに登場する架空の機関。
司法や外交といったマグル社会の政府と同様の任務の他に、魔法の存在をマグルから守ることを目的とする。
尚作中では英国の他、トランシルバニアなどの魔法省が確認されているが、本項目では英国魔法省について説明する。
ちなみに「ポッターモア」で明かされたが、我らが日本国にもちゃんと魔法省は存在するとのこと。


庁舎はロンドンの地下に設置されており、職員は煙突飛行ネットワークで、外来はロンドンに設置されている電話ボックスに偽装されたエレベーターを用いる*1
最終巻のヴォルデモート卿による支配下では、煙突飛行ネットワークが高官のみに制限されたため、公衆便所が一般職員の入口となった。


魔法『省』とされているが英国内閣に属しているわけではなく、基本的に英国首相と魔法大臣も互いが交代した際に挨拶をする程度。だが三巻のようにシリウス・ブラックがアズカバンを脱獄し逃走中であるなど、魔法界の出来事がマグル界にも影響を及ぼしうると考えられる場合は情報提供をするときもある。
議会などの存在は確認されておらず、どう見ても三権分立がなされていないといった問題が見られる上、
本編中では恣意的な法の運用、事なかれ主義・官僚主義の横行、死喰い人デス・イーターであったと目されるルシウス・マルフォイが大きな影響力を持っているなど、
アーサー・ウィーズリーやアラスター・ムーディキングズリー・シャックルボルト、アメリア・ボーンズのような極々一部の人間を除けば清廉とはとても言えない組織となっている。


ぶっちゃけ上から下まで腐敗の塊


三巻まではあまり登場せず、ハリーのホグワーツ外での魔法使用に際してやウィーズリー家などの話題に登場した程度。
ただし一巻序盤からハグリッドが新聞を読んで「魔法省がまた問題を起こした」と言っている。


四巻ではクィディッチワールドカップ、三校対抗試合で初めて直接関係者が登場。回想ではヴォルデモート失墜後の死喰い人の裁判のシーンも見られた。


五巻ではファッジとダンブルドアの決別の結果、ハリーの魔法使用の尋問のために最高裁を召集、アンブリッジを通じてホグワーツに介入するなど殆ど敵組織。
一方でハリーが初めて訪れたことで、庁舎について描写された。
終盤での不死鳥の騎士団と死喰い人の戦闘で結構な損害を受ける。



公式にヴォルデモート卿復活が認められた六巻では、復活の事実を隠蔽していた事でイギリス魔法界の世論から散々叩かれた結果、ファッジは魔法大臣を辞任する羽目になる。
新大臣スクリムジョール主導の下、これまでの事なかれ主義な政策に対する批判の目を必死に逸らそうと白々しいまでに死喰い人やヴォルデモートへの対抗策を打ち出すアピールを敢行。
前体制下では半ば狂人扱いして、散々貶めていたハリーにも掌を返し、宣伝塔的存在になってもらおうと歩み寄ろうとする。
が、一方でダンブルドアへの不信感は拭えず、ハリーの方も前年度にファッジやアンブリッジから受けた仕打ちから魔法省に対する信頼はゼロに近く、今更協力する気なども毛頭なく、結局は距離を置かれる事に。


最終巻に至ってはスクリムジョール大臣が殺害され、後任のシックネスは服従の呪文をかけられヴォルデモートに掌握されてしまい、ハリーは『問題分子ナンバーワン』*2としてとうとう指名手配犯扱いされてしまうばかりか、ハリーに協力しようとする魔法使いへの取締りや、ヴォルデモートの嫌うマグル出身の一般の魔法使いに対してもその力を向けるようになる。


ヴォルデモートが打倒された後、アンブリッジをはじめとする腐敗役人や、死喰い人に与していた魔法使いの多くが失脚しアズカバン送りになるなどした。
同時に魔法大臣となった良識派の魔法使いの第一人者であるシャックルボルトが組織全体に大きな改革を施し、後年にはシャックルボルトの後任としてハーマイオニー・グレンジャーが大臣に就いた他、闇祓い局の局長(更に後には魔法法執行部部長)となったハリーをはじめ、ダンブルドア軍団関係者が複数所属するなどした事から、少なくともヴォルデモートの生前よりは内部の腐敗は改善されたものと思われる。


ちなみに作者がTwitterに投稿したところによれば、ホグワーツ魔法魔術学校の学費は魔法省が全額負担しているそうだ。


【機構】
魔法省の各部署について記す。また職員も作中に登場した一部を併記。
《魔法大臣室》地下一階
○魔法大臣
最高権力者。英国魔法世界全体の指導者と言える役職。
コーネリウス・ファッジ(一巻~五巻)、ルーファス・スクリムジョール(六巻~七巻)、パイアス・シックネス(七巻)、キングズリー・シャックルボルト(七巻~八巻)、ハーマイオニー・グレンジャー(八巻~)


○上級次官
ドローレス・アンブリッジ


○大臣顧問
コーネリウス・ファッジ(六巻~)



《魔法法執行部》地下二階
警察・司法などを担当。省最大の部で、神秘部以外の全ての部は魔法法執行部に対して責任を負うという。
○部長
バーテミウス・クラウチ(原作以前)、アメリア・ボーンズ(~五巻)、パイアス・シックネス(六巻~七巻)、コーバン・ヤックスリー(七巻、死喰い人)、ハリー・ポッター(原作後)


○魔法警察部隊
警察にあたる。因みに作中の魔法世界では『警察』という語彙はなく(マグルの警察を『慶察』(プリーズマン)と呼んでいる)、この名称は日本語版における誤訳。
直訳するならば「魔法法執行部隊」の方が適切。


○闇祓い局
対テロ部隊。闇の魔法使いの捜査、逮捕などを任務とする。優れた魔法使いしか採用されず、採用数0の年もある。
なお、採用にあたっては闇の魔術に対する防衛術、変身術、呪文学、(ハリーにとっては頭の痛い話だったが)魔法薬学、薬草学の成績が特に重要とされる。
任務の内容から殉職や重症を負うものも少なくない。
局長:ルーファス・スクリムジョール(~五巻)、ハリー・ポッター(八巻~)
キングズリー・シャックルボルト、ニンファドーラ・トンクス、ドーリッシュ
アラスター・ムーディ(元)、フランク&アリス・ロングボトム夫妻(元)


○魔法不適正使用取締局
未成年の魔法使用の監視も行う。二巻ではドビーの使った魔法をハリーのものとして警告を送る辺り、監視体制にはやや疑問も。
…というのも、未成年の魔法使いがいる場所で魔法が使用された事は分かるが、使用者までは分からないという欠点があるためである。
成人の魔法使い(主に保護者)と同居している未成年なら、この不適正使用を掻い潜れる事になってしまう*3


○マグル製品不正使用取締局
魔法のかけられたマグル製品を取り締まる。局員が二人な上、その扱いを見るに窓際部署と思われる。
六巻で局長だったアーサーが異動してからの動向は不明。
局長:アーサー・ウィーズリー(~六巻)
パーキンス


○偽の防衛呪文ならびに保護器具の発見ならびに没収局
六巻で新設。ヴォルデモート一派に対する恐怖につけこんだいかがわしい商品の取り締まり、売人の摘発などを行う。
局員が11人ほどいるらしい。
局長:アーサー・ウィーズリー(六巻~)


○ウィゼンガモット法廷 地下十階
裁判所。一審制。
四巻の回想では死喰い人への審問も行われた。五巻では未成年の魔法使用容疑で大法廷が召集された。司法の場であるにもかかわらず、魔法界の行政の長たる魔法大臣が審理に参加できてしまうなど、マグル目線だとその公正さは結構怪しく見える。
開廷ギリギリの時間に、突然裁判の時間と場所を変更するなどの不公平性もみられる。
最高裁主席魔法戦士:アルバス・ダンブルドア(五巻で一時剥奪)



《魔法事故惨事部》地下三階
魔法界・マグル界での魔法事故に対応する
次官:コーネリウス・ファッジ(元)


○忘却術師本部
マグルの記憶を消去する忘却術師が所属。


○誤報局
魔法界の事故が隠蔽できないほど大きくなった際、マグル政府と協力してマグルが納得する事実をでっち上げる。
ネス湖のケルピー(ネッシー)を捏造だとマグルに信じさせた。


《魔法生物規制管理部》地下四階
魔法生物の管理・保護を行う。人間に近い生物を所管する存在課、様々な動物を対象とする動物課、ゴーストを対象にする霊魂課*4に分かれる。
人狼関係の部署が存在課と動物課に分割されているなど、分類には適当な面もある。


○存在課
日本語だと分かり辛いが原語はBeing Division。Human BeingのBeingである。
一言で言うと法治国家の一員でいられればこちらに分類される。


  • 狼人間援助室

人間状態の人狼を支援する。


  • 屋敷しもべ妖精転勤室

恐ろしく暇らしい。



○動物課

  • 危険生物処理委員会

所属:ワクデン・マクネア(死喰い人)


  • 狼人間登録室
  • 狼人間捕獲舞台

変身状態の人狼を担当。


  • ケンタウルス連絡室

ケンタウルスを担当。ケンタウルスがこの部署を利用したことはなく、「ケンタウルス室送り」という言葉はクビを表す隠語になっている。
(ケンタウルスや水中人は、自分たちが人間の基準で分類されることを望ましく思っていないため)


《国際魔法協力部》地下五階
国外の魔法使いとの外交を担当。(少なくとも法執行部と比べると)傍流らしい。
クィディッチワールドカップにも携わる。
○部長
バーテミウス・クラウチ(~四巻)



《魔法運輸部》地下六階
交通・運輸を担当。
煙突飛行ネットワークや姿現し、移動キーを管轄する。



《魔法ゲーム・スポーツ部》地下七階
ゲームやスポーツ、特にクィディッチを管轄する。
○部長
ルドビッチ・バグマン(~四巻)



《神秘部》地下九階
逆転時計や予言の管理を担当。
愛や時間、死についての研究を行っている。
職員は『無言者』と呼ばれており、どのような活動を行っているのか、省内ですら殆ど知られていない謎の多い部署。
その部屋には、何かの脳など、何のために使われているのか分からない物体が多数ある。
ダンブルドア曰く、この部署には一つの施錠された部屋があり、そこにはハリーが多く持ち、「例のあの人」が全く持たない力で満たされているという。
……作中では説明されなかったが、シリーズを追いかけ続けてきた方なら自ずと推測出来るだろう。



○その他の部署・役職
○守衛室 地下八階
外来はまずここで杖を預ける。
因みに地下八階には他にアトリウムがある。


○魔法ビル管理部
庁舎の管理。


○ホグワーツ高等尋問官
ドローレス・アンブリッジ(五巻)
大臣に任命され、ホグワーツに対し指導を行う。


○マグル生まれ登録委員会
ヴォルデモートに魔法省が掌握された七巻で新設。
「魔法を盗んだ」マグル生まれの魔法使いを審査、アズカバンへ投獄する。
委員長:ドローレス・アンブリッジ







追記・修正は魔法省を改革してからお願いします。


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  • なんつーか、魔法界が夢の国なんかではないことを明確に突きつけてくれた組織でした。あと、妖精やケンタウロスに対する認識がやばい。どう考えても敬意を払ってしかるべきなのに -- 名無しさん (2013-10-29 23:54:24)
  • ハリポタ世界の魔法使いは魔法省に限らず、全体的に精神年齢が低いというかガキっぽいよな -- 名無しさん (2013-10-30 17:16:28)
  • そりゃ出来る事が多いからじゃないか?
    人によっては人生半分生きない内から、色んな事が出来る、つまり子供の持つ自己万能感がそのままに大人になってしまう。
    何より「出来ない」比較対象がいる分ね。 -- 名無しさん (2013-10-30 17:23:47)
  • 話が進むたんびにそのダメさ、腐敗ぶりを見せた組織だった。アンブリッジがその最たる例。パーシーはなんであんなものにあこがれたんだろ…。ロンじゃなくてもぶん殴りたくなったな、「不死鳥の騎士団」読んだときは。 -- 名無しさん (2013-10-31 00:48:36)
  • 一つもまともな部署がない。まともな人間もいない(魔法界だけど)。最終的にはヴォルデモートの支配下に置かれるし、ほとんどいいことが起きず、ハリーとダンブルドアが動くだけで騒ぎ出す、学校と政治がよく絡む、結論:魔法省は使えない -- 名無しさん (2013-11-02 18:31:04)
  • 神秘課は研究部署か…ルーナの母が実験で事故死していたり、不死鳥の騎士団での様々な備品に触れてしまった死喰い人の末路を見るに本来危険すぎて迂闊に近寄れない部署なのか…流石にヴォルデモートの支配に対抗出来なかったか備品の悪用防止に専念していた代わりに死喰い人も手出し出来なかったのか…? -- 名無しさん (2013-11-02 19:40:56)
  • 他人の記憶でもいじれるし他人を簡単に操れる能力の組織だからな、浄化作用が働かなかったんだろう -- 名無しさん (2013-11-02 21:11:59)
  • 元とはいえ死喰い人が重役になれる時点でね……テロリストが国連の役員になれるようなもんだし -- 名無しさん (2013-11-03 13:04:31)
  • 首長の魔法大臣が検察側として裁判に参加したり、取締局が悪法を作って局長自らが法を悪用して誰もそれを咎めなかったり・・・三権独占してる上にどれもこれもロクに昨日してないな。こんなアホな政府の独裁だったらそりゃお辞儀様でも侵略余裕ですわ。 -- 名無しさん (2013-11-21 19:19:38)
  • ハーマイオニーが中心となって改革をしてくれることを願う -- 名無しさん (2014-05-04 21:05:05)
  • よく「服従の呪文でトップを押さえればマグル界なんてあっさり押さえられる」とか度々言われるけど、あんなくっそ狭い魔法界で、なおかつ国のトップがこんな感じじゃとてもとてもそうは思えない。 -- 名無しさん (2014-06-07 00:07:37)
  • 封建制度や絶対君主制の時代ならともかく、今じゃほぼ無理だよね -- 名無しさん (2014-08-01 12:34:04)
  • 昔は読んでて特に疑問を覚えなかったけど、よく考えると色々ひどい。高校生になる頃にはここでいわれているように「あれ?三権分立は?」とか思うようになった -- 名無しさん (2014-08-01 13:30:24)
  • なのはみたいな異世界じゃなくて、普通にイギリス国内に存在する組織でこれだもんなぁ。 -- 名無しさん (2014-08-01 13:44:41)
  • スパロボUXでのあの展開は魔法省を連想したわw -- 名無しさん (2014-08-01 13:55:51)
  • 近世辺りに作られてその後ろくに改革もしなかった感じ -- 名無しさん (2014-08-22 15:00:35)
  • マグルからいろんなシステムを学ばない辺り閉鎖的で腐りやすいんだろうな -- 名無しさん (2014-08-22 15:32:51)
  • そもそもホグワーツの授業見てると魔法魔法魔法でマグルで学ぶような読み書きそろばんや社会科や体育みたいな授業が見られないんだよな。そりゃまともに政治が出来るような人材なんて育たないわw -- 名無しさん (2014-08-28 02:04:12)
  • ↑た、体育は一応クィディッチがそれに当たるんじゃないかな(震え声)まあ、政治や社会の仕組みに関してはマグルに一回りどころか桁違い段違いレベルで遅れてるけど... -- 名無しさん (2014-08-28 06:58:58)
  • 中世的な政治やゴブリンの職人芸っぽい技術が発展していないのを見るに、魔法が便利すぎて技術文化や政治的思想が育ったなかったもかもしれない。 -- 名無しさん (2014-09-03 20:21:02)
  • そして根本的にマグルを見下しているせいでマグルから学ぶという発想もない。完全に詰んでやがる -- 名無しさん (2014-09-07 20:07:16)
  • コーネリウス・ファッジの経歴でなんとなく見当がついた、ひょっとしてこの人ヤバイ事態をごまかすようなことばかり得意な類の生来臆病なタチで、本当にヤバイ事態に根本的な解決を図れるようなリーダーの器ではなかったってことか。そりゃこんな非常事態に立ち向かえる真に優れたリーダーがどれくらいいるのかと言われたら難しいけど… -- 名無しさん (2014-09-07 21:05:43)
  • ↑そういう人を育てるための土壌がないんじゃ、ほぼ具発的に生まれる人材に頼らざるを得ないといったところかな? -- 名無しさん (2014-09-07 21:34:47)
  • よく思うんだが魔法省だけでなく魔法界はは英国王室に対してどのような形をとっているのかな?そもそもこの世界の王室がマグルなのか魔法使いなのかも怪しいけど。 -- 名無しさん (2014-10-13 22:39:35)
  • 作者が意図したのかはわからんけど、悪い意味で平和が続くとこうなるんだろうな、って感じ。国家の概念がよくわからん世界だけど、外界との接触を断ったまま長いときが過ぎた結果、なんか単純なちぐはぐな独裁政権が成り立っちゃったような。 -- 名無しさん (2015-05-29 22:33:42)
  • というかハーマイオニーじゃなくてもマグル出身者ならこの組織の異常性に普通に気付くんじゃなかろうか、誰も突っ込まなかったのかはたまた突っ込んでも揉み消されたのか…… -- 名無しさん (2015-05-29 23:00:02)
  • ↑2まずあの29クヌート=1シックル、17シックル=1ガリオンという謎の通貨制度に誰も疑問を抱いていないのがな…時代が一回り遅れてるとはいえ基本的にマグルと似たような生活様式なのに10進法すらまともに取り入れてないとか -- 名無しさん (2015-07-11 19:57:32)
  • 上にも書かれてるが、魔法が使えるが故にそれ以外がびっくりするほど未熟なんだよな 魔法があればなんでも出来るわけではないのにそれ以外を発展させようとしなかった -- 名無しさん (2015-10-24 19:41:38)
  • ハリポタ世界って政治面が今よりはしっかりしてた場合はどうなってたんだろう…おじぎ様が名前を呼んではいけないお方から、カルト教祖のおじぎハゲくらいになってたんだろうか?勢力的な意味で -- 名無しさん (2015-10-24 19:59:58)
  • ↑「純血党」とか作ってたりしてw -- 名無しさん (2015-11-03 00:25:10)
  • アーサーもマグル好きだけどむしろ、魔法も使えない人間がここまでのモノをと無意識に考えてるみたいだし、スラグホーンもハーマイオニーやリリーの事を好意的に見ていたけど、無意識に見下してるとハリーに言われてるし、あの世界の魔法族はおおかれ少なかれマグルを見下してるのがデフォルトという -- 名無しさん (2015-12-23 13:48:30)
  • どこの世界でも政府もマスゴミも糞か -- 名無しさん (2015-12-23 15:13:29)
  • ↑3おじぎ党じゃなくて? -- 名無しさん (2015-12-23 15:23:52)
  • 三権分立ができてないこと自体は一概に問題とは言えないんじゃないかな -- 名無しさん (2015-12-23 15:32:47)
  • ↑何らかの抑止力となる機構があるならまだしも、魔法省大臣自ら裁判に出席して強引に有罪に持って行こうとする場面がある時点で大問題だわ。 -- 名無しさん (2016-02-14 18:20:59)
  • 六巻で登場したイギリス首相は、内心ファッジを殴り飛ばしたかっただろうと思う。訳の分からない連中(死喰い人)が、自分達の土地で好き放題暴れている責任を全部被る羽目になって、「俺のせいじゃねえ!全部あいつら(魔法省)のガバガバ対応が原因だ!」なんて民衆の前で言えるわけもなく。・・・想像しただけで胃が切れそう -- 名無しさん (2016-03-20 18:06:47)
  • キングズリーが大臣になったら少しでもまともになることを祈るばかりだ。 -- 名無しさん (2016-04-02 11:29:23)
  • x -- 名無しさん (2016-05-05 10:38:19)
  • マグルの封建制時代の政府でももうちょいましなんじゃないかと思ってしまう。 -- 名無しさん (2016-05-05 12:35:14)
  • 日本にもあるのだろうかと時々思う -- 名無しさん (2016-05-24 06:28:40)
  • 言っちゃなんだけど、作者の政治に対する知識の少なさが描写のガバガバっぷりに拍車をかけてる感じ。魔法の使用を取り締まる部署が無駄に細かく設定されてるくせに財務関係の機関に対して一切言及がない。それでいて作中では闇の魔法使いに対しまるで対策ができておらず不死鳥の騎士団とかいう自衛団に任せっきり。夜警のできない夜警国家 -- 名無しさん (2016-05-30 17:47:35)
  • スクリムジョールは許したれ -- 名無しさん (2016-06-12 11:26:31)
  • 並べてみると出てくる大部分がジョークでできてんな -- 名無しさん (2016-06-14 04:58:38)
  • ↑3児童文学で財務の話してもなぁ。 -- 名無しさん (2016-12-02 22:21:47)
  • ↑3曲がりなりにも元闇祓いとして闇の魔法使い達と戦っていただけあって、ハリーの居場所を探ろうとした死喰い人の拷問に口を割らず、拷問死した気概を見せたんだっけか。そりゃ曲がりなりにも生死の境くぐってきたからなんだろうけど骨のある奴だよなあ。 -- 名無しさん (2016-12-07 17:27:39)
  • ↑2別に財務に限った話じゃないでしょ。設定から見ても本編描写から見ても「具体的に何ができてる組織なんだよこれ」ってのがさっぱりわからんのがアレなわけで -- 名無しさん (2016-12-09 11:26:56)
  • ↑ ホグワーツ作者の -- 名無しさん (2016-12-09 11:55:56)
  • ↑×2 ミス ホグワーツの組分けが、作者の母国の階級制度のメタファーであるように、魔法省も、作者から見た政府の悪い部分やバカバカしい面のパロディみたいなものだから、設定ガバガバとかいちいち突っ込むのは無粋かと -- 名無しさん (2016-12-09 11:59:12)
  • 三権分立なんてモンテスキュー以降の新しい概念だし、未だ中世やってる魔法界がガバガバなのは描写として寧ろ正しいと思うけどね。そもそも優れてると自負してる種が客観的に劣等種だったりするのは、創作の世界ではテンプレだし。 -- 名無しさん (2016-12-09 13:29:59)
  • 下手したらペンウッド卿以下の連中…て言うかこいつら王室と関わりあるの? -- 名無しさん (2017-04-11 21:06:54)
  • ↑3あえて悪く描いているのと、設定が不明瞭だ何をやってる組織なのかわからない、って全く別の話では。 -- 名無しさん (2017-05-08 00:01:42)
  • この魔法省にアーカードとアンデルセンを放り込みたい。 -- 名無しさん (2017-09-05 22:55:01)
  • でもさ、ファッジ視点だとダンブルドアってかなり不誠実な人間じゃない? -- 名無しさん (2017-10-14 13:44:05)
  • 暗黒時代にヴォルさんを打倒出来る(実際はホークラクスの関係で無理だけど)実力を持ちながら対決せず死者を増やし、平和になったら一学生(ハリー)を優遇しまくって私設の軍隊を作って少年兵を養成するという、社会のゴミ以外の何者でもないじゃん -- 名無しさん (2017-10-14 13:46:27)
  • ジョアン・レベロから見たヤン・ウェンリーみたいなもんで、ファッジにはファッジなりの正義があったと思う。混血のアンブリッジも、変わり者のウィーズリーの息子も等しく取り立ててるんだし。 -- 名無しさん (2017-10-14 13:48:04)
  • ファッジはあれだ、『太平の管理者』としてはある種の才能はあったけど『乱世の指導者』としてはダメダメだった、と(ヴォルデモートの復活を「私の安寧を邪魔するな!(意訳)」って切り捨ててるし) -- 名無しさん (2017-10-21 17:12:12)
  • 俺様が復活が正式に認められる前の時点で「魔法省も何か手を打っているというポーズが必要なんだよ。自分にも立場があるんだ。無実だと確定したら出してあげるからへーきへーき」とか抜かしながら無実のハグリッドをアズカバンにぶち込んでるような男だからなぁファッジ・・・ -- 名無しさん (2017-12-04 10:00:42)
  • ホグワーツはホグワーツで相当アレだし、チェスが素晴らしかったから何点とか主観恣意性山盛りの裁定だしてるし、魔法界自体が腐敗してたとしか -- 名無しさん (2017-12-04 10:59:03)
  • 創作の世界を偉そうに批判している奴は暇なのか -- 名無しさん (2017-12-18 14:19:01)
  • wikiのコメント欄に向かって暇なの?って書き込むことほどブーメランな発言もないと思う。素直に「私、粗探しする人嫌い!」って言えばいいのに -- 名無しさん (2017-12-18 15:06:34)
  • 批判の内容に対して肯定的な意見で言い返すならまだしも暇なのって… -- 名無しさん (2017-12-18 18:40:29)
  • まあコイツらがガバガバじゃなかったらお辞儀さんもただの三下テロリストになっちゃうからね -- 名無しさん (2018-01-25 14:49:19)
  • ファンタスティック・ビースト見ると国際連携できてない -- 名無しさん (2018-04-26 14:16:09)
  • 中世の魔女狩りやってる辺りからマグルと文化を隔絶して、その後マグル側は文明が発達して一般市民にまで高等教育が行き届いてるのに魔法族は未だに「小卒」レベルの社会知識しかないんだから、そんな奴らが運営してる魔法省がガバるのは当然 -- 名無しさん (2018-06-18 09:47:06)
  • 異論がないなら、翌日ログ化します -- 名無しさん (2018-09-15 22:44:19)
  • 設定ガバガバというより、意図してそういう設定にしたのではないかな、と -- 名無しさん (2019-02-01 03:45:35)
  • 魔法省(乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…)ができたので「魔法省(ハリー・ポッターシリーズ)」に項目名変更すべきだろうか? -- 名無しさん (2019-05-04 11:44:52)
  • ここのポンコツっぷりは物語の都合半分、現実への風刺半分って感じだな。さすがにガチで書いてこのポンコツっぷりだったら笑えんが -- 名無しさん (2019-05-27 16:51:51)
  • あの世界に、こっちの世界で言う一般的な常識を持っている、かつ物事を客観的に見れる人間が極端に少ないってことでしょ -- 名無しさん (2019-10-11 12:05:25)
  • 改革しようとするとどうしてもマグルに倣うような形にならざるを得ないので、「マグルの方が優れている」と言う部分を認めるわけにはいかないのでその逆に進んでしまうのではないだろうか。もはや一度社会をぶっ壊して最初から作り直さないとどうしようもなさそう -- 名無しさん (2019-11-05 21:44:49)
  • サウジアラビアには勧善懲悪委員会魔法部という国家組織が現実に存在する。 -- 名無しさん (2019-11-05 22:11:11)
  • ↑2そう聞くとウィーズリー父みたいなマグルでも尊敬できる部分があるみたいな人間は出世しにくいしなあ -- 名無しさん (2019-11-05 22:27:40)
  • ↑あの人のマグルに対するスタンスってそんな感じあんまりしないんだよなぁ、尊敬してるというよりは面白いから好きという感じ -- 名無しさん (2019-11-05 22:46:19)
  • ノーリスクノーコストの洗脳魔法である「服従」があるせいで汚職と腐敗が横行し続けた結果、権力の相互監視や法の支配といった概念が育たなかったのかもね。ポッターみたいな強靭な精神力がないと、クラウチシニアみたいな厳格な人間すらあっさり操ることが可能なわけだし -- 名無しさん (2019-11-25 16:25:13)
  • ホグワーツの授業料は魔法省が負担してるらしい、ということは描写がないだけで現実でいう市民税課みたいな部署もあるのかな -- 名無しさん (2019-11-30 21:26:32)
  • マグルと本気で戦争してもまあ多分負けるんだろうな… -- 名無しさん (2020-03-05 00:08:55)
  • ↑マグル界には魔法界の情報がほぼない、混ざって暮らしてるので総力戦は不可、魔法使いは全員がマグルにない技術を持ってる、の条件からするとマグル側の被害が多い泥仕合になるだけゾ -- 名無しさん (2020-06-28 04:01:33)
  • 総務や財務を担当する部署もあるんだろうけど、オフィスが全フロア埋まってるのがね…大臣室あたりかな? -- 名無しさん (2020-07-06 22:33:56)
  • ↑2それはあくまでトップがグリンデルバルドのような有能だったらの話であって作品内での魔法省じゃ戦争に持ち込む事すら無理だと思うよ -- 名無しさん (2020-08-22 10:00:25)
  • ありとあらゆる読者が自分の嫌いな政府を投影できる凄い組織 -- 名無しさん (2020-08-22 10:48:35)
  • まあ「わたしのかんがえた さいていのせいふ」みたいなところはあるな -- 名無しさん (2020-08-31 13:42:27)
  • 魔法族全体の人数が少ないこと、同世代がだいだい顔見知りであることに支えられて成り立っている気がする -- 名無しさん (2020-12-22 20:22:36)
  • ホグワーツの優秀な卒業生のほとんどが魔法省に就職するんだよな。それでこのザマってのは…… -- 名無しさん (2021-01-30 13:47:34)
  • ↑魔法使いとしての能力と政治家や官僚としての能力は基本的に別物だからなぁ -- 名無しさん (2021-02-22 19:34:45)
  • 「これは酷い」と思ったそこの貴方。『バーティミアス』の”政府”はもっと酷ぇぞ?w -- 名無しさん (2021-03-26 03:05:03)
  • 英国の魔法省がダメなだけで日本やアメリカの魔法省はマグルの技術も取り入れたイケイケ組織かもしれないから…(震え声) -- 名無しさん (2021-06-26 22:27:55)
  • あの世界の電化製品って一定以上の魔力が周囲に漂っているとショートしちゃう(炎のゴブレット)から、マグルの技術が皆無なのは仕方ないのかもしれない。それでもあの政治体制はおかしいが。 -- 名無しさん (2021-07-03 16:46:16)
  • >魔法界の行政の長たる魔法大臣が審理に参加できてしまうなど、マグル目線だとその公正さは結構怪しく見える。 これって日本でいうなら安倍総理とか菅総理が気に食わない奴を自ら裁判で死刑にしたり刑務所にぶち込めたりするってことでおk? -- 名無しさん (2021-07-23 18:04:13)
  • ↑まさにそれと同じことを本編でやろうとしてたからなファッジが。裁判官がまともだったのとダンブルドアがフォロー入れてくれたおかげでなんとかなったけど -- 名無しさん (2021-07-23 18:49:07)
  • 一部を除いてほぼ無能な組織 -- 名無しさん (2021-12-29 04:18:50)
  • 日本の魔法省は多分機械技術と合わせた魔導アーマーとか作ってそう、あと等身大動いて喋るメイドさんフィギュアとか -- 名無しさん (2022-06-01 10:46:32)
  • コーネリウス・ファッジって名前の語感は好き。語感はね -- 名無しさん (2022-06-07 12:34:51)
  • ↑2 屋敷しもべ妖精のサポートにメイド型自動人形とかが居たりしそう。 -- 名無しさん (2022-06-07 16:28:48)
  • 報告にあった違反コメントを削除。 -- 名無しさん (2022-09-19 23:14:59)
  • 魔法省がシリウスを全国指名手配しても見つけ出せないのに、ヘドウィックとか学校のフクロウが普通に居場所見つけて荷物届けてるの草 -- 名無しさん (2023-01-09 08:49:14)
  • イギリス魔法省については某二次創作SSで言及されていた「ある分には便利だが消滅したところで別段生活に困窮することもない組織」「政府の生まれ損ない」「国際機密保持法の下かろうじて成り立っているに過ぎない砂の家」っていう例えが色々適格だと思う -- 名無しさん (2023-01-31 20:47:15)
  • 風刺も入ってるから仕方ないんだが、かなり閉鎖的。それで今のところ成り立ってはいるけど -- 名無しさん (2023-02-07 10:03:00)
  • 英国内閣に属している訳でも無いのにトップの肩書きが大統領でも王でも無くて大臣って考えてみると不思議 -- 名無しさん (2023-03-16 20:11:08)
  • 一握りのまともな人(キングズリーとか)はいるんだが、改革起こせるほどじゃないんだよな -- 名無しさん (2023-07-04 11:17:25)
  • 魔法族は杖一本で生活も移動も全く不自由しないから土地に根付くとか共同体に属するって意識がそもそも希薄なんだよな。だから強力な政府が生まれない。必要としてないから。 -- 名無しさん (2023-10-09 09:40:29)

#comment

*1 62442にダイヤルして名前と要件を伝えると、お釣りの所にバッジが出てくる
*2 表向きには「ダンブルドア殺害の重要参考人」。
*3 逆に、二巻のハリーのように、他に成人の魔法使いがいないはずの場所では、未成年者が魔法を使ったという事になる冤罪も発生するようである。
*4 ゴースト達が「過去形の存在である自分たちに通常の生物の分類を当てはめないでほしい(意訳)」と主張しているため

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