登録日:2020/5/13 (水) 21:41:47
更新日:2024/05/17 Fri 13:10:57NEW!
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ボクのロードだ!!
前作:遊戯王VRAINS*1
次作:遊戯王ゴーラッシュ!!
遊戯王SEVENSとは遊☆戯☆王デュエルモンスターズシリーズの7作目である。
正式な表記は『遊☆戯☆王SEVENS』のため検索などの際には注意。
◆目次
概要
遊☆戯☆王のアニメシリーズとすると東映版を含めるため8作目になる。
前作VRAINSが9月に終了したため約半年の空白期間を経て、2020年4月4日から2022年3月27日まで放送された。
余談ではあるもののVRAINS終了から本作が発表される12月末のジャンプフェス2019までの3ヶ月間全く情報がなかったため、VRAINSが異例の放送3年未満の9月で終了をしたこともあり「本当に遊戯王の次のアニメはあるのか?」と言われていた時期でもあった。
例によって世界観は一新されているが、本作はそれ以外にも変更点が大きい。
まず、制作会社が今まで遊戯王のアニメシリーズを制作してきたぎゃろっぷからブリッジに変更。
制作会社の変更はKONAMIが遊戯王シリーズを取り扱う様になってからは初で、
それに伴いシリーズ初の製作委員会方式を採用している。
そして一番の変更点は、題材となるカードゲームがこれまで取り扱ってきた『遊戯王OCG』ではなく
2020年4月より展開されている『遊戯王ラッシュデュエル』となっている事だろう。
また、前作までと比べ作風が大きく変化している。
- 主人公がシリーズ初の小学生。当然レギュラーキャラも殆どが小学生で、小学校を中心に話が展開する。シリーズの中でも一層低年齢層をターゲットとしたマイルドな雰囲気になっている。
- シリーズを経るごとに複雑怪奇を極めつつあったキャラの髪型が概ね*2普通のホビーアニメにいそうな感じに。*3
- 放送日時が従来の水曜夕方から過去作の再放送枠だった土曜朝に移動(後に日曜に移動)
放送は今までのシリーズよりさらに短く2年(全92話)。コロナによる放送停止期間もあったため内1クールほどの短縮も起こっている。
2021年12月末のジャンプフェスタで次回作『遊戯王ゴーラッシュ!!』の発表がされた。
タイトルの「SEVENS」の読み方はそのまんま「セブンス」。
アニメシリーズの中では全く捻られておらず、かなり素直なネーミング。
SEVENSの意味はシリーズ7作目から来ていると思われる。
また、作中では「ゴーハのシンボルの六角形(6)をぶち壊すもの」としての象徴としてセブンが語られており、
「7」や「セブン」或いはそれらと対峙する「6」をモチーフとしたものが多数登場する。
また作中に「SEVENS」という謎の書物が登場する。
デュエル
作中のデュエルはラッシュデュエルで行われる。
詳しいルールは項目を参照。
ラッシュデュエルとOCGの大きな違いとしては
- 召喚権が無制限
- 毎ターン最大5枚ドロー*4
- OCGでは5つだったモンスターゾーンと魔法&罠ゾーンが3つ
というものがある。ちなみに3つ目の「モンスターゾーンと魔法&罠ゾーンが3つ」については前作で採用されたスピードデュエルと同様となっている。
それとは別に演出面として、コストや発動条件などのテキストの説明を省略するなどの
アニメスタッフのアイデアがデュエルのテンポを良くしている。
また新しいルールであり低年齢層向けのアニメ故に特に序盤は丁寧なルール説明フェイズがある。
作中ではラッシュデュエルは主人公の遊我が新たに考案したもの。
それまでのルールはデュエルディスクの形状を見る限り、マスタールールに近いルールで行っていたと思われる。
ラッシュデュエルが生まれる前のルールは放送初期は明かされずにいたが後に「ゴーハデュエル」というルールでデュエルしていたことが判明している。
遊我曰くラッシュデュエルを考案した理由は「デュエルがキュークツに感じる様になってきたからみんなが楽しめる様に」との事。
劇中の設定および描写を見ると、どうもゴーハ社によってデュエル行為自体の許可から
カードトレードに至るまで監視が常識であり厳しく管理されている状況らしく、
その様な状況をどうにかしたいと遊我は考えていたのだろう。というかそれ以前に一企業がナチュラルに街を支配している状態がヤバい
また、作中ではラッシュデュエルの登場によってカードを書き換えた描写がないほか、
しかもガクトの発言を額面通りに受け取ると「低攻撃力の下級バニラ」どころか《ラムーン》の様な
モリンフェン様レベルの低スペックカードが過去には普通に使われていた世界らしく、
あのカードパワーでしかも永続魔法や装備魔法もない、それでいてOCG同様のルールでやっていたとしたら確かに窮屈かもしれない……。
加えて言えば、元々ラッシュデュエル向けにデザインされているからだがコストや条件なども
ラッシュデュエルだからこそガンガン使えるものが多く、
1ターンに1枚ドローではきついだろうことがうかがえる。
あらすじ
以下公式サイトより引用。
ゴーハ第7小学校に通う王道遊我は、自分の発明を「ロード」と呼び、日々いろんなロードを開発する小学5年生。
大人たちが管理するデュエルをキュークツだと感じていた遊我は、誰もが楽しめる新しいルールを完成させていた。
そんなある日、隣のクラスのルークが「デュエルの王」の噂を伝える。
興味津々の遊我とルークがたどり着いた先に待っていたのは、いかにも意味ありげな石碑の前に現れた謎の人物……
そしてデュエルの王として認められるためには、限られた時間内にデュエルで勝利しなくてはならない!
「僕の考えたロード、“ラッシュデュエル”ならできる!」
遊我とルーク……2人の少年が、新たなデュエルでキュークツな世界を変える物語が始まる!!
登場人物
メインキャラクター(チームルーク)
●王道遊我(CV:石橋陽彩)
本作の主人公。ゴーハ第7小学校に通っており、遊戯王主人公最年少でもある。何気に表遊戯以来となる一人称が「ボク」の主人公。
今作から色々と一新されたことにより遊戯王主人公にしては大人しめな見た目、もとい髪型となっている。ファンサービスする人や別のホビーアニメ主人公にたとえられることも。
活発そうな見た目に反し割とクレバー、そしてドライ。ラッシュデュエルは彼自身の手によって開発された。
デュエルの他に発明品を作る趣味もあり、思い入れも込めロードと呼んでいる。
使用デッキは【魔法使い族】寄りではあったが、初代主人公のようになにかとごちゃ混ぜにしてるため名称不明(強いて言うなれば【遊我】か)。
ちなみにエースモンスターはレベル7・魔法使い族の《《セブンスロード・マジシャン》》で、デッキ内にレベル7サポートが多い事やタイトルのSEVENSにかこつけて【レベル7】*5デッキと評される事もある。
●上城龍久/ルーク(CV:八代拓)
ライバル兼親友ポジション(名前にじょうが入っている)
遊我と同学年であり、隣のクラスにいたが第一話まで面識はなかった。
地下遺跡の伝説を知り、その解明への協力を遊我に求めるところからこの物語は始まる。
「ルーク」「ゴーハ第七小最強デュエリスト」を自称している早すぎた厨二病患者。
さらに「悪魔に憑りつかれた男」を自称しており実際に機械を一時的に故障させるという原因不明の能力を持っている。
遊我の見立てでは腕時計にからくりがあるはずとのこと。
クールそうな見た目に反してかなりのポンコツ&トラブルメーカー。
話数が進むにつれ他の先輩ライバルキャラに恥じないネタキャラとなった。
しかしデュエルの腕前は自称している通りの「最強」であり、戦績は全戦全勝1敗(詳しくは個別記事参照)
使用デッキは【ドラゴン族】*6
エースモンスターは《《連撃竜ドラギアス》》
このモンスターに連続攻撃する特徴があるためか彼には二回同じことを繰り返して言う癖がある。
中の人は前々作でシリーズ初出演した時はゲストキャラのバトルビースト、次回作では二年目の準レギュラーを担当しており、
前々作のライバルの中の人と出演経歴がよく似ている。
またデュエルリンクスでもモブ役を演じている。
●蒼月学人/ガクト(CV:花江夏樹)
ゴーハ第7小学校の生徒会長で6年生。見た目が某死ぬ死ぬ詐欺の人とそっくり。
真面目で規律に厳しいと絵に描いたような生徒会長……ではあるものの
オーバーリアクションが多く、どちらかというと真面目キャラよりコメディアン気質を疑われる。
デュエルの流派「蒼月流」の跡取り。料理が得意らしく、ロミンちゃんのコーチをしたり
双子と共にかなり凝ったお弁当を作っている。
デッキは侍・戦国武将などの和風な容姿の戦士族が多め。通称ルーラー
担当声優の花江氏はARC-Vにて志島北斗を演じていた。
●霧島ロミン(CV: 楠木ともり)
遊我のクラスメイトで本作のヒロイン枠。
初期のキャラクター紹介にはクールでミステリアスとの説明書きがあったが何故かなくなってしまった。ナンデカナー。
超売れっ子小学生バンドロアロミンのギター担当。音楽だけでなく勉強、運動もできるスーパー小学生。
遊我と同級生で同クラスであったが一話まで面識はなかった。
第一話から遊我の行動を逐一盗撮&監視していたが、その目的とは…。
エースモンスターは【彩光のプリマギターナ】
実は遊戯王アニメにおいてサイキック族使いは彼女とあるオジサンだけである
●カイゾー(CV:小林裕介)
ゴーハ社のドローンを遊我が改造したもの。
名前の通りその時の目的に応じて改造されており、主にラッシュデュエルの宣伝に使われている。
便利に使われているからか、聞かれるまで特に名前もなかった。
AIのくせにやけに人間臭い性格をしており、何かと裏切る。そしてそれ相応の手ひどい扱いも受けている。
ゴーハ第7小学校関係者
●小早川カツ(CV:大塲駿平)
●遠藤リク(CV:安田陸矢)
遊我のクラスメイト。
アニメを見てる人も誰?となるだろうが、OPで遊我と一緒に廊下を走ってる子達と言えば伝わるだろう。
名前はあるが実質モブ…………と思いきや、
遊我VSネイル(2戦目)が佳境に差し掛かった際、彼ら二人の言動を切っ掛けに、事態は予想外の進展を見せる事となる。
ちなみにリクは吹奏楽部に所属しており、タイガーお姉ちゃんの回では木人*7から顔を出している姿が一瞬確認できる。
●七星蘭世(CV:鎌倉有那)
●七星凛之介(CV:小林千晃)
ガクトを様付で慕う生徒会役員の双子の姉弟。蘭世の方が姉。
蘭世は生徒会副会長、凛之助は書記を務めている。ガクトとは当主と家来という家系ぐるみの付き合い。
2人の詳細は蒼月学人/ガクトの項目を参照。
●真実爆郎/バクロ―(CV:山本智哉)マスゴミ新聞部の部長。部員にはマスゴミインタビュアーのマサルとカメラマンのニコがいる。
普段はボソボソ呟きながらメモを取っておりとても部長には見えないが、取り乱した時は別人の様な変貌を遂げる。
取材は某パパラッチが如く乱暴な上、新聞は内容が過激でゴシップ寄りなため評判は良くないが、報道対象は徹底的に調べてから記事を書くという信念を持っている。
最上級モンスターを能動的に墓地送りから蘇生する、デッキボトムへ埋め込む疑似除去を使うなど、アニメで5話登場の相手にしてはかなりガチな強敵。
OCGに比べデフレしているラッシュデュエルの敵キャラとしては尋常でない強さと言っても良い。
調べた上で「覚えたての自分ですら簡単に勝てる底の浅いルール」という事を根拠にラッシュデュエルの批判記事を書いていたが、単にこいつが強かっただけの疑惑がある。
後に、ラッシュデュエル大会が開催された際は、初日4位と大健闘しており*8、
後に行われたハントとのデュエルでは初手から後の展開を意識して
相手のカードをデッキトップ・デッキボトムに巧みに移動させる戦術を披露し、
最終的にはその戦術を起点としてマキシマムに対してマキシマムを用いずに撃破して勝利を掴むなど、
強い疑惑どころか作中屈指のテクニシャンと称しても過言ではない実力を有していることが証明された。
報道に関するカードで固められた機械族デッキを使い、切り札は《特報マシン・タフロイド》。
だが負けた後は素直に非を認め、以降は遊我達の協力者となった。
その後余りセリフなどは見受けられないが、ネイルの扱う「セツリ」的には遊我達の仲間に分類されている。
ゴーハ相手に遊我らが計6回負ければ巻き添えでアカウント停止という理不尽な目に遭っている訳だが、特に文句も言っていなかった。
扱いが軽かったのかと思いきや、後に六小にロード研究所が襲撃された際には3人とも取材道具をすべて大破させられキャタピラ車が目前に迫りながらも逃げようとしないなど、純粋に仲間意識がある様子。
ちなみに、タイガーが駆けつけて事なきを得たが、大破させられた道具の残骸でなおも取材を続けようとするなど、そのスタンスには結構な矜持がある。
なお、彼ら新聞部が発行する学校新聞「7小新聞」は作中で度々話題になっており、アニメ序盤のキーアイテムとも言える活躍を見せた。
●安立ヨシオ(CV:永塚拓馬)
ゴーハ第7小学校の4年生。下記の安立ミミの実の息子。
「世紀末決闘王ヨシオ」と名乗り、作中作「世紀末ヒーロー グッド・マックス」のコスプレをしている。
初登場となった第8話では、なんやかんやあってルークを一方的に恨んでおり、彼にデュエルを仕掛けるが敗北。
第12話はルークを「ルーク兄さん」と呼んでおり、敗北後は彼を慕っているようだ。
使用デッキは【獣機界】
強力なフィールド魔法と「獣機界」と名のついたモンスターで統一された獣戦士族デッキを使用する。
切り札は《獣機界王カタパルト・デビルコング》と《獣機界覇者キングコンボイ・ライガオン》。
余談だが、彼が使用したフィールド魔法《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》は高性能と評判。
詳細は彼の母親の記事を参照。
●上城大華/タイガー(CV:上條沙恵子)
ゴーハ第7小学校の6年生であり、「タイガー」を自称する女性。吹奏楽部部長。ルークの実姉。
また、後述のアサナとは幼馴染にしてライバルで、お互いあだ名で呼び合う仲。
割と背が高くてカッコいい。長いスカートに太もも辺りまでのスリットが入っており、うっかり目を奪われてしまう人も。
ただし、ペタい。まあ、小学生だしね。高校生に比べれば希望は溢れていると言える。
吹奏楽部にて息継ぎを極めた結果、超絶究極真理「虎吸(ブレス)*9」を取得。
怒号で人を吹っ飛ばし壁面にめり込ませる・デュエルに敗北しても直立&不敵な笑いで吹っ飛ぶor楽器を地面に突き立てて吹っ飛びすらしない、などトンチキなスペックを誇る異常者。
自分にも他人にもストイックな人物だが決して悪人や狂戦士タイプではなく、話は通じる人である。言ってることは正直訳が分からんが。
使用デッキは楽器と武器をモチーフにした。【楽姫/楽鬼】
エースモンスターは《重楽鬼アンサンブルファイター》。
余談だが中の人も「かみじょう」である。
●グルグル(CV:伊瀬結陸)
ゴーハ6兄弟編より登場したキャラクター。
カメレオンに似た着ぐるみを着ている少年。
オーティスとのラッシュデュエルを経て、ラッシュデュエルクラブに入部する。
2年目からの新たな味方キャラ
その他の学校関係者
ゴーハ第2小学校
●伯佛カン(CV:榊原優希)
ゴーハ第2小学校の6年生。
「デュエル恐竜研究クラブ」の部長であり、部員からは博士と呼ばれている。「ジュラシック」が口癖。変な語尾ザウルス!
初登場となった第9話では「ゴッシー」を探しに遊我たちの住む町にやって来る。
ゴッシーに「男のロマン」を見いだしていると話す彼に共感した遊我とルークは彼ろに協力するのだが、話が進むうちに本当はゴッシーを利用した金儲けが目的だったことが判明。
目論見がバレたことで協力を打ち切られそうになるが、遊我から「自分とのラッシュデュエルに勝てば協力する」という提案を受け、彼とデュエルすることに。
彼とのデュエルを通じて、純粋だった子供の頃を思いだし、「ロマン」を求めてゴッシーを探すことを誓うのだった…。
使用デッキは【恐竜族】を中心としたものだが、三葉虫やアンモナイトなど、恐竜と近い時代に生きていた水中動物をモチーフとした水族モンスターもデッキに投入されている。
エースモンスターは遊戯王OCGでも恒例となっている、有名なティラノサウルスがモチーフの《スーパー・キング・レックス》。
原作王国編でダイナソー竜崎の使用した《メガザウラー》*10を召喚した事も話題となった。
ちなみにデュエルの実力はかなり高く、遊我の逆転の一手を一度は防いだ上で、攻撃力4000・効果破壊耐性・相手に強制攻撃を強いる《スーパー・キング・レックス》の布陣を完成させたことで、そのデュエルタクティクスの高さを視聴者に印象付けた。
名前の由来は「博物館」。
化石発掘に携わる立場柄、6小の重騎デュエル部とは非常に仲が悪いとのこと。
●堀田カセキ(CV:鈴木崚太)
「デュエル恐竜研究クラブ」の部員。
名前の由来は「掘った化石」。
●後藤ハント(CV:松田利冴)
ゴーハ第2小学校の4年生で、「デュエル恐竜研究クラブ」の部員。口癖は「発掘」。
重要な化石などが近くにあるとクシャミをするという特殊能力があり、この能力で謎の石碑があった遺跡跡地から謎の紋章を発見できたほか、マキシマムカードを発掘することもできた。
この能力のおかげか他の部員に比べて明らかに出番が多く、他校にもかかわらずルークから呼び出されることも。
クシャミングパワーと呼ばれているが、本人は不満の様子。
ただしゴーハラッシュデュエル大会編辺りからそのルークに皮肉を飛ばしたりと傲慢になった素振りを見せていた。
それもそのはず、彼はその鼻と、黒幕の思惑によりマキシマムカードを手に入れており、それを物々交換する事で成金となっていたのである。
しかもマキシマムカードはランダムで一枚ずつ渡すというあくどいやり方である。まさにKONMAI
使用デッキは【恐竜】*11
エースはマキシマムモンスター《大恐竜駕ダイナ-ミクス》
名前の由来は「ゴッドハンド」。*12
ゴーハ第3小学校
●大森麺三郎(CV:南雲大輔)
隣町の小学校「ゴーハ第3小学校」に通う、忍者のような格好をした少年。5年生。言葉に「麺」を含む事が多い。
ラーメンとデュエルをこよなく愛し、ラーメンとデュエルを融合させたオリジナルのデュエルのルールを作ることを夢見ている。
使用デッキもラーメン愛に溢れており、ラーメンと忍者をモチーフとする「火麺」と名のついた炎族モンスターと、ラーメンをモチーフとする「忍法」カードで構成されている。
また、フィールドの通常モンスターを強化したり、墓地に通常モンスターを送ることでその真価を発揮するカードが多く、コンセプトがハッキリしてるのも特徴。切り札は《火麺上忍ゴックブート》。
直接の元ネタは恐らく「仮面の忍者 赤影」。
なお、彼のグルメ仲間には「八木ニック」、「巻寿司子」がいる。(詳しくは下記)
21話ではニック・寿司子ちゃんと共にロード研究所に集合。
ネイルのいつもの落とし穴に落ちそうになったロミンを助けようとしたのだが結局共に落下・・・・・・したがその結果宇宙子ちゃんの絶品ラーメンを食べる事ができた。
お腹も膨れたので「『麺』テナンス済み」のデッキで宇宙子と炎族同士のミラーマッチデュエルを行う事となる。
宇宙子ちゃんの宇宙ラーメンモンスター達の猛攻と「勝たなければペナルティを負うが、宇宙子のライフを0にすると彼女が母星に帰ってしまうため宇宙ラーメンが食べられなくなる」という葛藤に苦しむ。
しかし遊我の言葉で吹っ切れ、ドロー&バーン効果を兼ね備えた新切り札《火麺上忍カエダマゴックブート》と忍法カードのコンボで勝利、宇宙ラーメンは食べられなかったが最後まで彼の麺道を貫き通した。
宇宙子ちゃんとE.T.パロの「remember(リ麺バー) you」の約束を交わし、麺三郎の麺道は続く・・・・・・
しかしゴーハ主催のバトルロワイヤル最中にまさかの再開。
………かと思いきや「他人である」と冷たい態度を取られ、メン会謝絶となった。
ちなみに、ゲーム「デュエルリンクス」では、彼のゴックブートを使ったハイスコアデッキがかなり優秀。
全体的に攻撃力が低いララッシュデュエルにおいて1万を超えるダメージを叩き出せる稀少なポジションである。彼自身はヨシオとともにモブ同然だけど。まあ、いないよりはましかもしれない。
●洗井新太(CV:逢坂良太)
ゴーハ第3小学校にある(らしい)洗い物クラブ主将洗井が悪いよ洗井が!!。「デュエルを洗う男」。
ロミンたちを騙して皿洗いを強制させようとするなど、かなりの卑怯な性格。心洗った?
使用デッキはバーンと弱体化を同時に行える《白激泡 ブリーチ・モーター》を何度も使い回すことに特化したデッキ。
・・・・・・であるのは事実だが、デュエルも正攻法では行わず、デュエルディスクに細工をしかけ、魔法カードを上記の《白激泡 ブリーチ・モーター》に入れ換えるチートつまりインチキを行っていた遊戯王のアライさんはチーターなのだ!。
こんなんだがネイルの部下とだけあり、プログラミング能力は優秀なようだ。
詳細はネイルの項目を参照。
ゴーハ第4小学校
●行手内造
ゴーハ市で評判のゾンビデュエルクラブの部長。
ゴーハ第5小学校
生徒は全員被り物などのコスプレをしているという共通点がある。
●本屋 ブラウン(CV:吉永拓斗)
ゴーハ第5小学校の生徒で「宇宙作戦デュエル隊」の隊長。常に宇宙服を着ている。地球上で月面のような動きをする。
なお、実家は「本屋ブックセンター」を営んでおり、宇宙とは関係ない。
他の隊員と共に、第6小の面々がマキシマムカードを発掘した場面を観測ただの覗き見しており、自分達もマキシマムカードを手に入れる機会をうかがっていた。
使用デッキは亀と宇宙に関連した機器をモチーフとした爬虫類族デッキ。エースモンスターは《ロケットータス・モジュラーケロン》。
名前の由来は宇宙開発の基礎を築いた工学者「フォン・ブラウン」。
●亜鈴区レオ(CV:熊谷健太郎)
●手令カモメ(CV:松本沙羅)
「宇宙作戦デュエル隊」の隊員。
名前の由来はおそらくソ連の宇宙飛行士である「アレクサンドル・ヴォルコフ」「ワレンチナ・テレシコワ」。
●七星ナナホ(CV.鷹村彩花)
「昆虫デュエルクラブ」のリーダー的存在。*13
全員が昆虫の被り物をしており、ナナホはテントウムシ。
蘭世・凛之助の従妹にして遊我の幼馴染。幼い頃遊我へテントウムシに対するトラウマを植え付けた。
裏七星家の筆頭を務める。
語尾に「ナ」が付く。
●美藤カブト(CV.大町朋友)
●鎌ヶ谷キリヒト(CV.篠田渚大也)
昆虫デュエルクラブの部員。昆虫の強い能力を駆使して戦う。
ゴーハ水産小学校
●間黒 七海(CV:古川慎)
漁業を学ぶ専門学校であるゴーハ水産小学校の生徒。
ゴーハ水産小学校は船が校舎であり、漁業の成績トップ*14である彼は船の船長をまかされている。
小学校には見えない体格と、魚の形をした眉毛が特徴。口癖は「〜ツーナ(だっツーナ)」。
漁で遠出した先で現地のデュエリスト達と戦って腕を磨いており、他の生徒達からの信頼も厚い。
正義感が強く、遊我たちが海にごみ(ちなみにカイゾーのボディ)を捨てたと勘違いをしてデュエルを仕掛けるが、誤解が解けた後は帰還手段を持たない一行を港まで送り届けてくれたナイスガイ。
使用デッキは《波導砲ビッグ・マグロム》をエースとした、「ラッシュデュエル版海デッキ」と呼べる水属性デッキ。
海のデュエリスト・筋肉質な体格に豪快で朗らかな性格と、原作の梶木漁太を彷彿とさせるキャラである。
サブキャラの出番の多いSEVENSで何故か再登場に恵まれないキャラ。
一応「遠洋漁業実習に出ている事が多いため」という設定はある。
海に落ち行方不明であったユウジーンを拾って仲良くなっていた。
ゴーハ第6小学校
ゴーハ市内でも由緒ある家柄の子息子女のみ通えるエリート校。
デュエルの強さが重視される実力社会。
そんなの遊戯王なら常識ではとか言ってはいけない。
●六葉アサナ
(CV:髙橋ミナミ*15)
ゴーハ6小の中でも選ばれた者のみが所属できる重騎デュエルクラブのリーダー。
褐色銀髪で中性的な容姿の非常に美形な人物であり、騎手の様な服装をしている。
実家はゴーハ市の建設を永らく支えてきた大企業「ムツバ重機」であり、ええとこのご令嬢。上城家とは家族ぐるみの付き合いがあり、タイガーとは親友と呼んでも差し支えない関係。ルークとも面識があったのだがしばらく時間が経ってしまったのとルークが本名を名乗っていなかったせいで気づくのに時間がかかった。
重機会社ご令嬢であり本人も重機への愛が凄まじいため普段から重機を乗り回している。会話もする。
使用デッキは【幻刃】
「現場(げんば)」と「幻」をかけた、「幻刃」と名の付く幻竜族使い。
●R6
アサナが駆る重騎。
ミニショベルだがどうも意思を持ったAIらしく、すねちゃったりする。
性別などは不明。
遊我には多少懐いているらしく、再開時に「また会いたいと思っていた」との反応を見せていた。
●田崎ギャリアン(CV:中村光樹)
重騎デュエルクラブの部員。見た目はどうみてもオッサンだが小学生。アサナと同い年……のはず。
アサナをひい様と呼び慕っており、赤ん坊レベルで幼いころから世話をしている。
●加山シュベール(CV:佐藤祐吾)
見た目は貴公子。
●ハトラップ(CV:松田利冴)
シュベールと行動を共にする鳩。デュエルタクティクスは作中でも屈指。
罠カードを主体とした戦法をとる。
●象明寺キャタピリオ(CV:堀井茶渡)
妙な仮面をつけた整備士。タイガーとは何かしらの因縁がある様子。
重騎デュエルクラブの部員達。詳細はアサナの項目を参照。
●フィンガー地下子(CV:森永千才)
地下指圧帝国からやってきた地底人を自称する少女。本人発案の愛称は「チカちゃん」。
その容姿はセツリの庭にいたヌードル宇宙子にそっくりであるが、細部は微妙に異なる。また、宇宙子の語尾は「ピポ」であったがこちらは「マグ」である。
●有栖川ジャンゴ(CV:佐伯ユウスケ)
ゴーハ6小の元生徒会長。
ずいぶん前に重騎デュエルクラブに敗北し、全てのカードを奪われた挙げ句生徒会からも追放。
この出来事で心にキズを負い、結果定期的に何かをドローしないと禁断症状で錯乱状態に陥ってしまう、麻薬中毒者ならぬドロー中毒者となってしまった。
使用デッキは攻撃力100のアリモチーフな昆虫族モンスターを中心とするデッキ。切り札は《叛逆のアリベリオン》。
ロアロミン
●霧島ロア(Vo.
ゴーハ第1小学校所属5年生*16
典型的な俺様系チャラ男で男女問わず相手をちゃん付けで呼ぶ。
ラッシュデュエルを手に入れるのともう一つの目的のためロミンを遊我の元へ送り込んだ。
歌手ということもあって正式に彼名義のキャラソンがある。
人気小学生バンドロアロミンのリーダー
●霧島ロミン(Gt.
ロアとは従兄弟の関係で彼の住む高層マンションにも自由に出入りできる。
ある弱みを握られており遊我たちの動向を報告するよう命令されていた。
●御前乃ウシロウ(Ba.
ロアロミンのバックバンド……ではなく立派なメンバーの一人。
バーンとハンデスを使ったオカルト怪談デッキにてルークを追い詰めた。名前の主張が激しい。
●平月太(Dr.
ロアロミンのバックバンド……ではなくこちらも立派なメンバーの一人。
ロアロミンの初期メンバー。ロアとは幼馴染の関係。
ゴーハ社関係者
●ゴーハ社長(CV:はじめしゃちょー)
デュエル部門を中心に様々な事業を発展させ、世界的な大企業となったゴーハ社の社長。
いつも仮面を被って黒いローブを纏っており幹部ですら素顔を見たことがない怪人物。
市民からの問い合わせに対応するなど、多忙な日々を過ごしている。
当初は「フッフッフ」と笑ってしかいなかったが、第12話でついに「66」と喋った。喋った内に入るのか?
最序盤から登場しているにもかかわらず、まともな日本語を発するまでには実に2クール待つことになった。
「Q:ラッシュデュエルって面白いんですか?」→「 A:フッフッフ」と、今作で初めて会話のドッジボールをした人物。
ネタバレ
その正体はゴーハ社社長業を補佐するサポートドローン「社長ドローン」。
奇怪な仮面そのものがAIを搭載し自意識を持つドローンであり、ゴーハの社長となる者がドローンを被ることで素質さえあれば誰でもゴーハの社長になれるかなりのお手軽仕様。
つまりゴーハ社は人間ではなくドローンによって実質運営管理されていたというディストピア感が更に増す衝撃の事実が判明した。
ちなみに毎回「フッフッフ…」と言ってるのはドローン側の方。
一方でドローンによればゴーハの社長は非常に強いストレスが掛かるらしく、ドローンが離れた途端前任者が憔悴しきってぶっ倒れるため定期的に社長となる人間が必要となる様子。
またこの手のタイプのロボットにありがちな非道な肉体や精神の掌握といったものは見受けられず、社長になった者は普通に意識を保っている。
前任者が憔悴してぶっ倒れるのはあくまでストレスによる過労な様子。
ただ、社長の意志を無視してドローンが勝手に喋る場合は見受けられる。
また、装着者の心身を意のままに操作することも可能という露骨に害悪な機能も実装しており、その影響下に入ると不可逆ではないが非常に消耗する。
二年目からゴーハ6兄弟が宇宙から帰還するや否やあっさりとミミを見限った。
●安立ミミ(CV:鈴木梨央 初登場時15歳)
ゴーハの高級幹部「トップ・オブ・ヘキサゴン」の一人「ナンバーシックス」の正体。
背丈は遊我よりも小さく、ロリータファッション系の服装とどう見ても小学生にしか見えない外見だが当年本厄37歳、しかも既婚済みで子持ちの経産婦。なんという合法ロリ
加えて趣味や嗜好、言動がバブル初期特有のソレで、現代人にとってはまるで意味がわからんネタも多い。と言うかそもそも中の人が分かってない。常時持ち歩いている携帯電話がショルダーフォンな時点でお察しである。
作中ではラッシュデュエルのアンインストール方法を探るため遊我に接近した。
過去に活躍した伝説のモンスター(ガクト談)をイケイケな姿にリメイクした、お水なモンスター水族デッキを使用する。切り札はまさかのディアンケトのリメイクモンスター「逆玉の神 ディアン・ケト」。その召喚口上は必見。
余談だが、イケイケにリメイクされた初期のモンスターの中には「ラムーン*17」の姿が紛れている。一体彼女はどこで伝説を打ち立てたのだろうか。←あぁ! それって(ry
ネイルを失脚させるべく動いたヘキサゴンの作戦には「良いやり方ではない」「大人げない」と参加せず、その立場が危ぶまれていたが、失脚どころかとんでもない事になってしまった。
●スイーツ過去子(CV:森永千才)
ヌードル宇宙子、フィンガー地下子に続く3人目のCV森永千才。愛称は「カコちゃん」。
例に漏れずヌードル宇宙子にそっくりな見た目とテンションをしているが、服装は土偶を模したものになっている。語尾は「カコ」。
ゴーハ公認のラッシュデュエルの大会であるゴーハラッシュデュエル・チームバトルロイヤルの案内や宣伝を行っている。
そしてやっぱり宇宙子や地下子の事も知っていた。
ニックとのデュエルで彼にスイーツと自分の魅力と教え込んだが、過去に帰らなければいけない時間が来たことから姿を消した。
●フラッシュ深海子(CV:森永千才)
過去子がニックと感動的な別れをした数秒後に現れた4人目のCV森永千才。
彼女の代わりにラッシュデュエル大会の司会進行を務める事となった。
もうこいつらの事を深く考えたら負けなのだろう。
一応2021年6月からの新OPでは4人それぞれが別個体として登場しているが、謎が解明される日は来るのだろうか。
大会後はゴーハ社の片隅にある総務部庶務6課*18に配属されている。
●オーティス(CV:浪川大輔)
ゴーハ社のエンジニアが残したホログラムのデュエリスト。
デュエルの王にふさわしい人物かどうかを見極めるためにデュエルを行う。
微妙にこの人に似ている。
第12話で、男の名が「オーティス」であることが判明。
デュエルを始めたばかりの遊我が見に行った「ゴーハデュエル」の大会に突如乱入し、《《セブンスロード・マジシャン》》を駆使して決勝まで勝ち進んだが、不正が発覚し失格となった過去がある。
その後、ゴーハの社員に取り押されられながら、遊我に《《セブンスロード・マジシャン》》を投げ渡した。
名前の由来は恐らく「海馬瀬人」(瀬人をローマ字に変換しひっくり返すとOTES=オーティスとなる)。
海のデュエリストや融合次元の支配者とは関係無い
●ゴーハ66(CV:中田譲治)
「ゴーハダブルシックス」と読む。全員が66歳で66人おり、全員が譲治ボイス。
マキシマム山に眠る「とあるもの」を手に入れてゴーハ社の実権を握ろうと企んでいる。
小学生をはじめとする若者を嫌い、それらに「教育的指導」を行おうとするやばいおっさん達である。
しかしブラフとして黒幕に利用された、あわれなかませ犬に終わった。
セツリの庭
●西園寺ネイル(CV:松岡禎丞)
ゴーハの天才プログラマー。11歳。
ゴーハ社に所属はしているものの、幹部であるミミすらその実態は知らなかった。
3歳でゴーハの衛星を乗っ取り地球に落とすというとんでもないこと(本人曰く遊び)をしでかしており、そんな彼の遊びを恐れた彼の両親は、代わりの遊びとしてデュエルを教えたらしい。
デュエリストとしても天才で、5歳の時点でゴーハデュエル大会に優勝。その実力を見込まれ、ゴーハ社にスカウトされた。
現在のデッキは手札交換効果を持つモンスターを多く擁する【サイバース族】*19を使用している。
詳細及び、セツリの庭に登場した以下の新キャラたちは個別項目を参照。
●猫山シュレディンガー
●洗井新太
●ヌードル宇宙子
●アドバイザーM(CV:鈴木梨央)
いったい何者なんだ……?
ゴーハ兄弟
ゴーハ6兄弟編より登場した「真のゴーハ社長」。
ゴーハ宇宙小学校に通っていた6人兄弟で、全員「ユウ~」という名前を持つ。
ラッシュデュエルのプログラムである「ラッシュデュエルロボ」を人質に取り、遊我たちにデュエルを仕掛ける。
なお、「6兄弟」とあるが初登場時はは5人までしか詳細がわかっていなかった。
これまでの遊戯王アニメのオマージュ要素が見受けられるのが特徴。
●ゴーハ・ユウロ(CV:江口拓也)
長男。5D'sオマージュ担当。
風属性の通常モンスターをメインとしたデッキを使用し、ライディングラッシュデュエルという変則ルールで挑んでくる。切り札は《エア・フォーミュラ・イーグル》。
ゴーハ陣営ながら、サクサクとデュエルが進むラッシュデュエルを早々に気に入っていた。
敗北後、ユウオウの進言によりゴーハ社長を解任されるも、ゴーハ7小に転校して自由を満喫している。
長兄だけあって冷静沈着で潔く、常にクール&クレバーである……はず。
担当声優の江口氏はZEXALで速見秀太を演じていた。
誰だって?「え?ああ!しまったぁあ!!」と叫んでものすごい顔芸してたあのカメラマンです。
●ゴーハ・ユウジーン(CV:矢野正明)
次男。推定GXオマージュ担当。どの辺がと言うとエピソードの意味不明さ。
若干暑苦しい体育会系の熱血漢。
トレーニング中に海に投げ出された後、イルカと仲良くなり、イルカから「海の男」として認められ、デッキを授かった。
授かったデッキは《海竜-ダイダロス》をエースとした水属性・海竜族デッキ。
デュエルの実力は高く作中最強格のルークを敗北寸前まで追い詰めたが、最後のドローに泣いた。
ちなみに【海竜族】を使用したデュエリストはアニメ初である。
とまぁこの事もあって本来の使用デッキは不明。
その後なんやかんやで七海と仲良くなっていたようだ。仲良くなりすぎて再登場した時には語尾がうつっていた。
担当声優の矢野氏はVRAINSにてブート役をはじめとした多数のモブ役で登場している。
●ゴーハ・ユウカ(CV:唯野あかり)
長女。ZEXALオマージュ担当。
ユウロを解任するなど、不審な動きを見せるユウオウを疑っている。
常識人枠だと思われていたが素顔は熱狂的な野球ファンの熱血系女子。自称「デュエル球界をズドーンっと背負う存在」。
デュエル中は1人でウグイス嬢・実況・解説の全てを兼任するふざけた個性的なスタイルを取るが腕前自体は本物。
野球+オノマトペに因んだ炎属性・戦士族デッキを使用し、《背番号39 球児皇ホーム》を切り札とするなど、九十九遊馬を意識したようなビジュアル。
決め台詞は「かっとバシング」。
●ゴーハ・ユウラン(CV:斉藤壮馬)
三男。推定遊戯王VRAINSオマージュ担当。
「女将」と呼ばれるおしゃべりAIドローンを従えており普段は女将にデュエルを含めた意志決定の全てを一任しているが、あくまで離れた位置から冷徹に情報を収集・分析するための擬態に過ぎない。
相手の過去の戦績や言動などから戦術・行動パターンを事前に研究・分析し、常に相手の一手先を読みカウンターで仕留める「後の先」を基本としたデュエルを駆使する。
切り札は《千年の盾》。
●ゴーハ・ユウオウ(CV:山下大輝)
四男。
「ラッシュデュエルを潰してゴーハの威信を取り戻すため、遊我たちにデュエルを挑む」という作戦を進言しつつ、「兄弟が負けた場合は社長を解任する」というルールを進言するなど、不審な動きを見せる。
また、とあるカードの解析を社長ドローンと共に進めている。
非情に傲慢かつ、喋りだしたら常に相手を煽り続けるという、SEVENSには珍しいガチ悪役だった。
…だが想定外の事態に弱く、早々にメッキがはがれかけている。
使用デッキは【メタリオン】
その他
●プリンセスG(CV:河村梨恵)
ロミンの憧れのギタリスト。
ロミンのエース《彩光のプリマギターナ》は元々は彼女のカードであったが、あるライブにてそれを観客に投げ渡し、ロミンの手元へ行くこととなった。
どうやら仕事を選ばないタイプらしく、最近はテレビドラマにもゲスト出演したりしている。
●巻寿司子(CV:内山茉莉)
大森麺三郎のグルメ仲間3人組の紅一点で、得意ジャンルは巻き寿司や寿司全般。
礼儀正しく古風な喋り方が特徴の妙に色気がある和装美少女。
当初は麺三郎に語られるだけの設定だけのキャラと思いきや11話でニックと一緒に登場。28話ではデュエルまで披露した。
使用デッキは寿司モチーフの天使族モンスターを扱い、相手のライフポイントを寿司を食わせる事で回復させてライフ差を利用してアドを取るテクニカルなデッキの使い手。切り札は《特上寿司天使 ガリブエル》。
なお寿司メインと思いきやデュエル中演歌要素まで混じっていたことが明らかになった、今作の面々に負けず劣らずの濃ゆいキャラクター。
●八木ニック(CV:塩崎智弘)
大森麺三郎のグルメ仲間3人組の1人。得意ジャンルはバーベキューなどの焼肉料理。
アメリカ人風の顔立ちにウエスタン風のファッション、田舎臭い訛りが特徴のかなりのイロモノだが、性格は気前のいい良い子。
仲間思いであり麺三郎を傷つけた相手に食って掛かることも…。
当初は麺三郎に語られるだけの設定だけのキャラと思いきや11話で寿司子と一緒に登場。
寿司子とコンビで「巻き肉寿司」なる料理を流行らせようとしているらしい。
3人組の中ではデュエルは未実施だったが、ラッシュデュエル大会編でスイーツ過去子と勝負。
懐かしのモンスターを焼肉風にアレンジしたカードを使用した。
●馬井食堂の店主(CV:郷田ほづみ)
中華料理店・馬井食堂を経営する老人。年齢は60代後半。
新市街に出来た「66秒で料理が出てきて開店記念で値段も全てが66円」という「AIレストラン」に客を取られ、覇気を無くしていた。
しかし麺三郎と遊我のラッシュデュエルに感化されやる気を取り戻し「ラッシュラーメン」を開発。
以後2人が口コミで広げてくれたおかげで大復活を遂げた。
単なる一発ネタかと思いきや要所要所で登場。
そのラーメンは余り油ものが好みで無さそうなネイルや普段から良い物食ってそうなロアにも好評であり、コアなファンが多いようだ。
ラーメン作りに関しては真摯であり、ゴーハ66が悲壮な決起集会を開いた際には同じ年頃だからとサービスをする人格者ではあるが、客が食事中なのにこっそりスマホでお笑い番組を見て笑ってたりと勤務態度は余り良くない。
行き場をなくした西園寺ネイルに住み込みバイトをさせてくれたりもした。
また店だけ出てきて店主の出番がない時もある。
郷田ほづみ氏はDMにて「ジョン・クロード・マグナム」というゲストキャラ、GXにて「ミスターT、ダークネス」を演じている他、お笑い芸人としても活躍している。
お笑い好きなのはそのパロディだろうか?
●ザ☆ルークメン(CV:八代拓)
宇宙の平和を守るために戦う宇宙戦士。
一体何者なんだ……?
用語
地名・組織など
●ゴーハ市
物語の舞台となる町。
ゴーハ社製のドローンロボットが飛び交うかなりの管理社会。
カードのトレードもゴーハ社管理の下で行わないといけない。
ゴーハ社の作った町だからゴーハ市なのか、ゴーハ市に会社を作ったからゴーハ社なのかは不明。
●ゴーハ第7小学校
遊我達が通う小学校。
第7小学校なので第1~第6小もあると思われ、第2・第3・第6小学校の存在は確認されている。遊戯王世界の学校としては珍しく授業中のデュエル*20などはご法度な模様。
●ゴーハ社
デュエル部門を中心に様々な事業を発展させた世界的な大企業。六角形がシンボル。
遊戯王では常識だがこの会社で成り上がるにはデュエルの腕前が必要らしく、怪しいマスクをつけたままひたすらデュエルの特訓をする社員の姿も確認されている。
デュエル以外の事業で確認できるのはドローンの製造と自社製の検索エンジン。
ラッシュデュエルは勝手にインストールされたものなので、ネット上の関連動画どころか単語が入ったものまで徹底的に素早く削除して回っている。
主人公たちからすれば闇の大組織の様にも見えるが、実際は人海戦術で対応しているので現実的なところやブラック感も漂っている。
インストールされたラッシュデュエルもほぼ悪辣なウィルスの様な扱いでアンインストールしようと躍起になっているが、
作中のインストール時の光景を見ても一目瞭然の様に何らかの超技術らしく、プログラムは実行されているのに参照元のデータが見当たらず、消そうにも手がつけられない模様。
実態はどうあれンなものを無許可で仕込まれたとあっては企業としても管理組織としてもたまったものではなく、遊我達を敵視するのも当然といえば当然。
また、元社員であるオーティスが裏で関わっている事も判明したので、余計にラッシュデュエルを撲滅しないと責任問題的にも色々と怖いのだと思われる。一般人が社長室にダイレクトに電話を掛けられたりするなど、謎の多い企業である。
この世界観のデュエルシステムを構築したのもここだが、システムそのものはムツバ重機が最初に開発している(かなりの大型であり、現在のディスクシステム導入はゴーハが行っている)。
デュエルシステムの実態
デュエルシステムのサーバは月にある。
といっても、月面にそのままコンピュータを設置したのでは降り注ぐデブリ、宇宙放射線、磁気嵐に晒されて故障してしまうのがオチであるため、専用ドローンがデータを地上絵として地面に彫り込むというダイナミックかつアナログな方法で管理されている。
ミミさん曰く「でっかいレコード」。
インストールされたラッシュデュエルのデータも、かつて遊我がデザインしたルークロボラッシュデュエルロボの地上絵として月面に刻み込まれていた。
地上絵はオーティスのハッキングによって消されてしまうが、遊我はこれまで築き上げたロードと人脈をフル活用し、デブリやジャンクを使いルークロボラッシュデュエルロボの1/1彫像を創り、そこにデータを移すことに成功する。
こうして簡単には壊されないラッシュデュエルプログラムが完成したかと思われたが……
デュエル関連
●デュエルディスク
デュエルをするために必要ないつものツール。
ユーザー情報が登録されゴーハ社によって管理されており、違反行為をするとペナルティが課せられる。
分解や改造行為はNGとされておりペナルティの対象となっている。
ペナルティが6回になるとアカウントがBANされる。5回まではOKだったり違反行為を6分66秒以内に中止すればお咎め無しなど妙に寛容な所がある。
元々は従来の各スロットが5つずつあるものだったが、遊我がラッシュデュエルをインストールしたことにより「7」の形をしたラッシュデュエル用にも変形できるようになった。
●IDカード
デュエルディスクに格納されている個人識別カード。
かなり厳重に管理されているものらしく、上記のとおりディスクが開閉だけで警告が発生する関係上普段は自分で取り出すことさえできないシロモノ。
遊我は外部入力から強制コマンドを入力、各自に音声オーダーをすることで射出にこぎつけていた。
これをなくしたり利用停止させられるとディスクを使ったデュエルができなくなり、決闘者にとっては命と等価値と言って差し支えないだろう。
……とはいえ、普通ならこれが脅かされるような事態はまずないため、遊我たちがイレギュラーなだけという面も多分にしてある。
作中では意外な形で使用用途があり……?
このカードはデュエルで用いるカードと同じ規格でできている。つまり、なんらかの方法でデータを書き換えることができれば――まったく新しい未知のカードを生み出せる。
まさにジョーカー、ワイルドカードといったところか。
ただし当然、巨大システム&コンテンツの核ともいえるパーツが扱える形でその辺にあるはずもなく。
これを恣意的に行うとすると、誰かのアカウントを犠牲しなければいけない代償が発生する。
つまり決闘の権利の喪失とイコール。決して安易に使えない最終手段である。
●ラッシュデュエル
遊我がインストールした新しいデュエルのルール。
ゴーハ社非公式のためか、ドローンには監視されていない。
●マキシマム召喚
ネイルがあえて残されていた空白スペースに追加インストールした、ラッシュデュエル専用のまったく新しい召喚法。
三枚のカードを同時に場に出すことで【MAXIMUM】が成立し、巨大で強大なマキシマムモンスターとして運用できるようになる。
ラッシュデュエル自体をゴーハが否認しているため当然ながら新召喚法に対応するカードなど存在せず、市販に流通してない特異なポジションにある。しかし、話が進むにつれマキシマムが普及。一応一般人の手にも届くシロモノとなった……その販売元に多少の問題があるが…。
その実態は個人IDカードが変化したもの。
デュエル特別顧問の高いポストにいる彼でさえ独自に開発、発行は難しいようで、襲ってきたトップオブヘキサゴンのIDカードを拝借、戦利品として利用した。
そもそも書き換えという工程自体が相当無理があるらしく、個々のIDカードごとに相性が存在しそもそも成功するか、どの程度マキシマムカードとして留まっていられるかは完全ランダム。
ルーク達のIDカードは一時の変化に終わり、廃棄され状態が悪かったディスクの中のものは消耗が激しくもろとも消える結果に。ネイルのユグドラゴはかなり良好な成功例と言えるだろう。
●フュージョン召喚
宇宙で誕生して新たな召喚方法。ユウオウが≪≪フュージョン≫≫を回収し初めて使用した。
しかしその製作者は・・・
マキシマムモンスターと異なりスペースデブリとして地球に多く伝来したので様々なキャラが使用できる。
●ゴーハデュエル
今まで行われていたルールで、新聞部とデュエルをする時にルールはどっちにするか聞いていたので現在もプレイ可能と思われる。
デュエルはゴーハ社に徹底管理されているらしく、ドローン監視の下で行われていたらしい。
●遺跡
オーティスのホログラムが仕込まれている謎のコンピュータ。
元々は第七小の近くの地下空間にあり、遊我はここでオーティスのホログラムに勝利したことでラッシュデュエルのインストールに成功した。
モンスターの属性を表すマークが刻まれているなど、謎が多い(属性にかかわる効果を持つセブンスロードシリーズが関連すると見る向きもある)。
現在は消失しており所在不明だが、オーティスが管理しているらしくロアの一件で姿を現し、ゴーハが行方を追っている。
●デュエル博物館
この世界のデュエルの歴史が詰まった博物館。
ナレーションによるとソリッドヴィジョンシステム等は全てゴーハが作った事になっており、遊☆戯☆王ファンならば誰でも知っているブラマジ(マハードとは別人という扱いなのか目元は前髪で隠れていた)や青眼等のレジェンドカード達や、原作に登場した有名モンスター達の模型、中にはDホイールと思しき物も飾られている。重騎デュエルなんてものが存在してるのでライディングデュエルもある可能性はなくもないが……
が、原作バトルシティ編*21のカードも飾られているにも関わらず、あちらでの創始者ペガサスのカードはトゥーンもサクリファイスもアメコミ風カード達も一切映っておらず、エクストラデッキのモンスター達も全く見られなかったため、原作・これまでのアニメ世界とは全く違う進化を辿った可能性が示されている。
OP・ED
●1期OP「ナナナナナナナ」 歌・作詞・作曲:佐伯ユウスケ
歌詞には本作の世界観やラッシュデュエルに関する単語が多く登場する。
「Yeahhhhhhh!!!」や「新しいルールで時代を作ってゆけ!!!!!!!」など、
よく見ると細かいところにも『7』を取り入れているこだわりっぷり。
一度、クマモンとコラボしていた。流石に召喚はされていない。
●1期ED「ゴーハ第7小学校校歌」 歌:遊我 ルーク ガクト 作詞・作曲:佐伯ユウスケ
校歌っぽい歌詞は出てくるが横文字が多く、校歌にしては歌いづらいリズムになったりとやっぱり校歌らしくはない。これが作中でも正式な校歌。
ロミンが歌に参加していないのは、ロミンちゃんがすげえ音痴だからロミン役の楠木ともり女史の歌手活動時の所属レーベルの都合だと思われる。
が、27話にて遂に楠木氏も歌に参加、ロミンちゃん(音程がかなりずれている)とプリマギターナ*22も映像に登場している。
●2期OP 「ハレヴタイ」 The Brow Beat
ゴーハ6兄弟とのデュエルがメインと思われる内容。
ダイダロス・逆転の女神・ホープ・千年の盾らしきモンスターが登場し、これからのカオスに胸をはせる視聴者が続出。
とりあえず、千年の盾の圧がすごい。
●2期ED「Never Looking Back」シズクノメ*23
ラッシュデュエルロボが体操をしているという、実にシュールな映像が流される。
それだけならまだいいのだが、後にこの体操はゴーハ六兄弟が仕組んだロボに過負荷を与えてラッシュデュエルのプログラムを破壊するための工作と判明。
一部のファン間で「拷問ED」と呼ばれることに。
その他
同時期に放送されているアニメ同様新型コロナウイルスの影響を受けており、5話終了後及び9話終了後には再放送が行われた。
再放送版は動画配信サイトで公開されているものと同じで最後のコーナーが別の物になっているという違いがある。
Vジャンプではルークを主人公とした漫画である『遊戯王SEVENS ルーク!爆裂覇道伝!!』が連載されている。
ストーリーは遊戯王アニメファンには色んな意味でお馴染みの彦久保雅博氏、作画は杉江翼氏。
また、遊戯王ラッシュデュエルの公式サイトにて「やろうぜ!ラッシュデュエル!!」というルールを説明した読み切り漫画が掲載されている。
作者は『漫画版5D's』と『ストラクチャーズ』でお馴染み佐藤雅史氏。
これがボクのロード、追記・修正!
Q: 追記・修正って面白いんですか?
A: フッフッフ…
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*2 ここ重要
*3 要するにキャラデザがシンプルになった
*4 あまりないと思うが、ターン開始時に5枚ある場合は1枚ドローする。
*5 実際デュエル・日常を問わず「7」を意識した演出は非常に多い
*6 遊戯王シリーズ通してでも珍しい正真正銘のドラゴン使い
*7 吹奏楽部では部長以外の部員は木人の格好をしている。その理由は特に説明されなかった
*8 この上は、ルークチームと遊我チーム、そしてマキシマムを握っているハントチームと強豪ぞろいであり、流石にこの面子からはポイントで大差を付けられてしまっていた
*9 何がとは言わないけど「こきゅう」じゃなくて「ブレス」だからセーフ!
*10 ラッシュデュエル環境では、飛び抜けてこそいないが中々悪くないステータスである
*11 本人に合わせどれも成金のようなセレブ感が溢れている
*12 さらに言ってしまえば藤村新一
*13 部員は彼女を「ナナホ様」と呼ぶ
*14 どうも算数などの座学の成績は赤点レベルらしい
*15 髙橋氏の改名直前に登場したため、最初の2回(マキシマム編のラストと本格的な初登場回)のみ「高橋未奈美」名義
*16 約1年ほど不明だったがまさかのゲーム付録amiiboにて判明した
*17 レベル5の上級モンスターだというのに攻撃力僅か1200のバニラ
*18 通称ショムム
*19 前作で重要な存在であった種族であったが、今のところVRAINSとの関連性は特にないらしい
*20 と言っても、GXやZEXALでも無許可で授業中の教室内でデュエルを行ったりはしていない
*21 ZEXALの決闘庵とは違い、GX以降のカード達も展示されていない
*22 手拍子入れに出て来るのかわいい
*23 テーマは『挫折』と『希望』
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