美女と液体人間

ページ名:美女と液体人間

登録日:2011/06/04(土) 22:17:21
更新日:2023/08/10 Thu 14:51:37NEW!
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東宝 特撮 映画 ホラー スライム 変身人間シリーズ 東宝特撮映画 服は溶かさない 液体人間 かまいたち 美女と液体人間 1959年




液体人間とは体が液体やゲル状、もしくは体を液体やゲル状に出来る人間である。
このWikiの住民ならあっちの例のような感じを思い浮かべる事だろう。また、服だけを溶かすようなエッチなやつを考える人もいるかもしれない。











しかし、今回取り上げるのは、












服以外を溶かす

恐怖の液体人間

である。








美女と液体人間」は1959年6月24日に公開された東宝特撮映画である。



【あらすじ】
ある雨の降る夜、麻薬密売に関わっていたギャングの三崎が服だけを残して行方不明となる。


警察は三崎の恋人だった新井千加子をマークしながら捜査を進めるが、その裏には液体人間が存在していた。



【概要】
本作は特撮映像を駆使したホラー・サスペンスとして製作され、同様の路線で「電送人間」、「ガス人間第一号」を製作し、変身人間シリーズと呼ばれた。また、以前に製作された「透明人間」、以後に製作された「マタンゴ」も関連して語られることも多い。


大人を対象に製作されたためか、キャバレーも舞台にされ、女性の出演時間も多く、当時としてはややセクシーな演出も多い。


本作の液体人間の演出には、化粧の下地に使われる有機ガラスという当時最新の素材が使われた。


また、本作で原作としてクレジットされている海上日出男氏は作家ではなく東宝の俳優で、独自に脚本を作りプロデューサー達に見せていたのが採用された。
海上氏は本作の製作が決まった頃に亡くなっており、その他残されていた脚本には「ゴジラの花嫁」というものがあったという。


液体人間


本作では強い放射線を当てると、体組織がスライムのような液体状になりつつも生きている液体生物になるという設定である。
また、他の生物を溶かし取り込むことが出来る。


液体人間は、南洋にマグロ漁に出ていた第二龍神丸が水爆実験に巻き込まれ、乗組員の一部が強い放射能で変化してしまった姿。


他の乗組員は全て溶かされてしまい、日本近海に近付いた際に漁船と接触、乗り込んだ漁民も溶かしてしまう。
その後は東京に上陸、次々に人々を溶かしていった。


他の変身人間と違い、人としての意識や見た目を成しておらず、ただひたすら近くの人を襲っていった*1
また、手段は不明だが人数を増やすことも可能で、劇中では2体確認できる。


弱点は火炎や電気で、最後は下水道にいたところを警察と自衛隊合同のガソリンを撒き火を点ける作戦で燃やし尽くした。


【登場人物】
◆政田(演:佐原健二)
城東大学の助教授で、専門は生物化学。液体人間から逃れた漁民の話を聞き事件を追う。
千加子が警察、ギャング両方から狙われていたため助ける。
若い頃の佐原氏には珍しく科学者役の主役である。


◆新井千加子(演:白川由美)
三崎の恋人で、三崎の行方不明に絡んでるとして警察、ギャング両方から狙われる。液体人間を目撃したことから政田に助けを求める。
東宝特撮では珍しく、女性がクレジットで一番手だった。


◆富永(演:平田昭彦)
刑事で、今回の事件を追う警察の中心。政田とは大学の友人だが、政田の液体人間の話しについては当初は証拠に乏しいため信じていなかった。
演じた平田氏は科学者か刑事の役が非常に多い。


◆真木博士(演:千田是也)
大学教授で政田の上司。事件が表面化してからは対策の助言役となる。


◆田口(演:土屋嘉男)
富永の部下で坂田とコンビが多い。
演じた土屋嘉男氏は変身人間シリーズ全作品に出演、後のガス人間である。


◆坂田(演:田島義文)
田口と組んでいる刑事。警察初の液体人間の犠牲者となる。
演じた田島氏は警察や軍人役の多い名脇役である。


◆内田(演:佐藤充)
ギャングで、事態に乗じて目を付けてた千加子を自分の女にしようとするが……



追記・修正は液体人間になってからお願いします。







???「罪の無い人々を溶かす、邪悪な液体人間め!」









ゆ゛ る゛ さ゛ ん゛ !!


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  • てつを帰れww -- 名無しさん (2014-03-13 18:53:00)
  • てつをもある意味液体人間になれるけどさぁwww -- 名無しさん (2014-05-15 16:12:23)
  • ↑待て、RXじゃない頃のてつをかもしれん(棒 -- 名無しさん (2014-11-15 09:47:24)
  • チートライダーなら一番こいつの迎撃に向いている。凍らせて細胞ひとつ残さず分解、消滅とか。 -- 名無しさん (2014-11-15 09:58:28)
  • いつのまにか仮面ライダーの項目になりつつあるようなコメント欄 -- 名無しさん (2014-11-15 11:16:14)
  • ↑せやなwゲル化っていったらやっぱりあのライダーを思い出すのかねえ。ちなみにこの映画、冒頭のテーマ曲がなんだか雰囲気にあわない。行進曲風な感じ。 -- 名無しさん (2014-11-15 11:20:17)
  • 液体人間 敗北不可避 -- 名無しさん (2014-11-15 11:30:03)
  • タイガ「こいつをフリーズベントで止めてその隙に倒せば僕は英雄に・・・!」レンゲル「俺もバイオ化できるジェリーフィッシュアンデッド凍らせてるからできる!」 -- 名無しさん (2014-12-12 00:35:28)
  • ホラーとして面白い構成だなぁ、泳げないのか海に入ると拡散してしまうのか…こういう感染していくような感じ良いね -- 名無しさん (2017-06-30 12:21:36)
  • ターミネーター2のT-1000もそうだったけど、液体人間を倒すのは高熱ってのが定番。そういえばバイオライダーも高熱が弱点だったなぁ・・・ -- 名無しさん (2017-09-11 13:24:16)
  • 液体人間を現代の技術と舞台設定でリメイク -- 名無しさん (2018-07-28 21:49:42)
  • 液体人間を現代の技術と舞台設定でリメイクしたらなんかかえってB級映画感が増して台無しになりそう、かなりリアリティはますだろうけど。 役者も有名俳優以外にAV女優とか採用しそうだし。 -- 名無しさん (2018-07-28 21:52:14)
  • うたわれるもの、パラサイトイヴ(ゲーム)、エヴァンゲリオン(旧劇)といい、人が溶ける奴はグロくて生々しい描写がやたらと多いがこれは時代の古さも相まってグロさはないから子供でも見れるな。 …ふと思ったんだが、どこぞの怪獣黙示録のダガ―ラで人が体中から赤い泡を吹いて生きながらに溶けるとかいう描写はもしかしてこの作品を意識していたのか? -- 名無しさん (2019-03-30 22:02:54)
  • 少なくとも一人(一匹か?)は三崎の記憶を僅かに残していたような気がする。そいつは千加子につきまとっても食おうという意志は無かったのかもしれない。どのみち全滅してそれはもう確かめようがないけど… -- 昼太郎 (2019-04-03 21:07:12)

#comment

*1 ただし真木博士は人間としての精神構造が残っており、そのために東京にやって来たとの推測を立てていた

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コメント

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