混血のカレコレ

ページ名:混血のカレコレ

登録日:2020/02/29 Sat 22:12:45
更新日:2024/05/16 Thu 12:49:03NEW!
所要時間:約 10 分で読めます



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3人がカレなんコレでもを営むのは....


異世界転生してしまった地球!




画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2020年2月27日ツイートより
@karekoreya


カレコレとは、株式会社Plott製作のショートアニメである。
2019年9月15日よりYouTubeにおける動画投稿を開始した。





概要

YouTubeにて隔日17:00から更新されている。


「地球ごと異世界に転生してしまった」という豪快な世界観設定の下、何でも屋を営む3人の主人公の日常を描く。



テイコウペンギン』とは製作会社が同じなため、作風はあちらと同じく現実の大小を問わぬ現象や問題をストーリーテイストで解説していく体裁を取るが、あちら以上に、作品としてのストーリー性を重視した作りとなっている*1



基本的には一話完結でギャグ調*2だが、不定期で時系列の繋がった「ストーリー編」が更新されている。


ストーリー編では、アニメの世界観や登場人物の設定に踏み込んだものとなっており、平常時の動画に比べて格段にシリアスで重苦しいものとなっている。
基本的に平常時の動画でストーリー編についての言及は無く、繋がっているとすると時系列等で矛盾するが、時折回想シーンなどでその時のシーンが使われることもあるなど、詳しいことは不明。


先述の通り『テイコウペンギン』と同じ製作会社の為、動画の所々でそのオマージュが入っている。


主に他のPlott作品のキャラと共演する際に使われる2頭身アニメモデルはカゲチヨ、ヒサメ、シディのみ作られている。


「「こんな僕と付き合って!」根暗陰キャがクラスのマドンナに勇気を出して告白…一軍に見られ…」より、通常回のセリフのテロップの書体が変更され、「ストーリー編3章 第2話」よりOP映像が一新された。新OPの楽曲は「なにやってもうまくいかない」を手掛けたmeiyoが担当している。


週刊コロコロコミックにて、「カレコレ」のタイトルで井上桃太による漫画版が連載されている。



用語


画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2020年2月18日ツイートより
@karekoreya

異宙
本作の舞台である異世界。
今作で地球は、西暦2000年に突如としてこの異宙に転生してしまったが、その原因は全く分かっていない。
地球の常識が全く通用しない超生命体ばかりが生息しており、転生を境に人間は生態系の頂点ではなくなり、いつ死んでもおかしくない状況へと追い込まれた。
生物達は皆、元々人間界に根付いていた概念 (ドラゴン、デュラハン等) によって名付けられている。
また、太陽は存在せず、地球の周りを公転するかのように飛んでいる巨大な火の鳥が太陽の代わりを担っている。
この火の鳥こそがシディの能力の由来の一つともなっている太陽神ホルスである。



  • 異宙人

異宙に住む知的生命の総称。
基本的には人の形をしているが、動物の耳が生えていたり、肌の色が赤や青だったりと、やはり地球人と似通った姿の者はあまりいない。
知性は地球人以上で、対話や親交を結ぶことも可能だが、中には生来の本能として食人を行う者も存在している。
また、悪意を持った個体も普通に存在し、大抵の者達が地球人を遥かに上回る身体能力や特殊能力を持つ者が大半であるため、地球人の中には彼らを差別する者も多数存在する。



  • トッププレデター

ストーリー編における敵対勢力。
主人公達に非道な人体実験を施し、人ならざる者へと変えた謎の組織。
その詳細は不明だが、その目的は「人間が地球の覇権を取り戻すこと」らしい。




登場人物

カレコレ屋

本作の主人公達。
トッププレデターによって体を弄ばれた者達で、一度は組織から逃げ出すも、各々の目的を果たすために再び組織を追うべく、情報収集も兼ねてカレコレ屋、即ち何でも屋を開業した。
全員が2種類の異宙の生物のDNAを持っており、それによる様々な特殊能力を使える。
仕事場は三人がそれぞれ暮らすマンションの地下にあり、建物のそばにはスライム大剣といった怪しげな物ばかりが売られているリサイクルショップがある。
なお彼らは同じマンションの別々の部屋に住んでおり、建物こそ同じだがカレコレ屋の仕事場とは分かれている。
3人ともカゲチヨがどこからか仕入れてきた多機能バッチを身に着けている。
なお、彼らが来ている衣装はオーナーから渡されたものであり、ストーリー編3章から新しい衣装に変わった*3



  • カゲチヨ

メインの主人公。


吸血鬼ゾンビのDNAを持つ青年で、
黒い髪に赤いメッシュが入っている。


愛称は"カゲ"


現役の高校生だが、実年齢は20歳。(詳しくは後述)


誕生日は1月12日。


一人称は「俺」で、根暗で捻くれ者な自他共に認める「クズ」。


俗に言うコミュ障でもあり、
ヒサメと依頼人以外の女性とは話せないらしく、
そのせいで学校では親友達諸共大半の女子達から
気持ち悪がられている。


クラスメイトの男子達で創った「キモ5」のメンバーの1人。(詳しくは後述)


但し、実のところはただ悪ぶってるだけの
偽悪者的な一面が強く、本当は心優しい性格で、


時には依頼や仲間の為に「俺はクズだからな」と言って自分から汚れ役を買って出ることも多く、


悪ぶった態度は相手や周囲に
罪悪感を抱かせないようにするため。


特に仲間を傷つける者には容赦せず、
例え依頼人であろうと躊躇なく立ち向かう。


「子供は苦手」と言っているが、今のところ子供を邪険に扱った試しは無く、皆真摯かつ友好的に接している。


コミュ障故に女性にモテることには大きな憧れがあり、
イケメンでモテるシディには頻繁に嫉妬している。


機転や察しが利くことが多く、そのためか学校の成績は悪い割に国語の成績だけがいいことがある。


下記の自身の能力を理解しており、
戦闘ではその能力を最大に生かした独自の戦法を編み出す、依頼者を装った事件の黒幕を暴く等、実は頭がキレる。


長寿な吸血鬼と、既に死んでいるゾンビの特性によって
その体は不老となっており、


軽傷なら簡単に治癒してしまい、
体を欠損してもその部分が残っていれば接合出来る超再生能力を持つ。


基本的に日中は非力だが、


夜になると自分の血液を自在に操れるようになり、
身体能力も大幅に上がる。


切り札として、体内でその活動を自在に操れるウイルスを培養し、相手に感染させることが出来る。


また普段彼が身に着けているフード付きのパーカーは
特別製で、フードを被ると吸血鬼の弱点である日光を


ほぼ完全に遮断する。


元々はとある田舎町に住む気弱な少年で、親友にして有名な不良兄妹のシロウとヒビキにいつも守られていた。
ある日、自分達の住む町でゾンビパニックが発生し、自分の家族も含めた住民達がゾンビに変貌。
逃走の最中にヒビキやシロウに逃がされながら離れ離れになってしまい、ヒビキに想いを告げられた後に突き落とされた崖の下で騒動の元凶である「鈴の耳飾りを付けた吸血鬼」と相対し、皆を元に戻すよう助けを乞うが、そこで「既に全員が死んでいること」を知り、程なくしてゾンビ化したシロウとヒビキと遭遇する。
嘗てシロウから「この世界で我慢してたらいつ死んでもおかしくない」という言葉を思い出し、憎悪と殺意のままに吸血鬼に襲い掛かるも、血を与えられて眷属にされ、現在の姿になった。
そのためヒサメやシディが相手であっても過去のことは話そうとしない。


第1話では、ヒサメの回想にて登場。
当初はトッププレデターを追うにあたって二人を危険にさらすことを良しとせず、わざと邪険に扱っていたが、ヒサメに見破られ、カレコレ屋を開くこととなった。


第2話ラストでは、二人がエイファに捕まったことを知らず、密かに隠していたVRAVを楽しもうとしていた。


第3話では遂に二人のピンチに駆け付け、エイファが操るキメラと対決。
再生能力を封じる毒に苦戦しながらもウイルスでエイファを捕らえることに成功する。
そのままトッププレデターのことを一通り聞くと、組織への憎悪からウイルスで殺そうとするが、シディに止められ、未遂に終わった。


数日後の第4話では、「悪魔が封じられている壺をトッププレデターから守って欲しい」という依頼を優々として受け入れるが、危なさを感じるシディと険悪な雰囲気になってしまう。



  • ヒサメ

本作のヒロインにしてチャンネルの看板娘。


愛称は"ヒサ"


誕生日は11月28日で、彼女のTwitterアカウントが
『混血のカレコレ』の公式アカウントとなっている。


雪女とカンナカムイ*4のDNAを持つ少女で、
カゲチヨとは同じ高校のクラスメイト。


髪は水色のショートヘアーで、
左側頭部から白い髪が少し生えている。
こめかみからカンナカムイ由来の小さな角が生えている。


因みに巨乳それ故にPlottコラボストーリーでは『秘密結社ヤルミナティー』の主人公・キリンにセクハラされることも。


基本は真面目なしっかり者だが、
何処か天然を思わせる抜けている部分もある。


カゲチヨの言動には度々厳しい突っ込みを入れており、
些細な口喧嘩が絶えないが、その優しさはしっかりと認めている他内心ではそんな彼のことが気になっている様子。


大の食いしん坊だが、料理の腕は壊滅的。


というより料理したものが凍結したり爆発したりする。


お化けや幽霊が大の苦手。


流行に敏いミーハーな一面もある。


芝居が上手く、Plottコラボ「絶海孤島の刑務所からの脱獄」にて、上級国民の秘密パーティーを潰すために「カゲチヨ達を裏切った」ふりをした映像を作った際も、あまりの迫真ぶりにシディから「少し怖かった」と言わしめるほど。


3人の中では唯一ボティスを「さん」付けで呼び敬語を使っているような礼儀正しい一面も。


冷気電気を自在に操る能力を持ち、


冷気でその場やモノを瞬時に凍り付かせられる他、
電撃を放ったり、電気の力で周囲の機械を操ることも可能。
また、いざという時には雷を翼の形に出力し飛行することも可能。


いざという時の戦闘能力は高いが、
当初はトッププレデターで実験動物扱いされてきたトラウマから、彼らには大きな恐怖を抱いており、


逆らうことが出来なかったが...?


第1話では、エイファによって拘束されて過去を覗き見られた。


第2話では、自力で拘束を解くも、エイファが自分を改造した組織の一員であることを知ると、戦意喪失し、そのまま捕らえられてしまう。


第3話では、危うく洗脳手術を施されるが、すんでのところでカゲチヨに救出され、事なきを得た。
しかし、帰っていく最中に「自分のせいで二人が危うくなった」と責任を感じるようになってしまう。


第4話では、トッププレデター絡みの依頼を怖がり、一人依頼から外れてしまう。
外で独り、自分の無力さに涙するが、その姿はトッププレデターの更なる刺客の目に留まっていた。


第5話ではそんな「殺し屋の男」に襲われたことで一度は恐怖に震え、幼い頃の自分(の幻影)からも煽られてしまうが、彼女を説得し、二人に助けられてばかりの自分と向き合い恐怖を克服。
自分の力を全て振るい、男を倒した。


第6話では男を尋問し、自分たち以外にも「混血」がいるという情報を得た。



  • シディ

狼男とホルスのDNAを持つ20才男性。


狼の耳が生えた銀髪と褐色肌が特徴。


誕生日は8月16日。


因みにカゲチヨと同い年である。


一人称は「俺」で、見た目は端正な顔立ちの美男子だが、ゴブリンに育てられた為に物凄く天然で世間知らず。


漢字は殆ど読めず、人間の一般常識も
全くと言ってもいい程理解していない。


しかし、根は非常に純粋で、
悪いことは悪いとハッキリ物申し、


時に世間のしがらみにとらわれない言動は、
多くの依頼人の現状が変わる切っ掛けになったこともある。


また、鬼滅の刃約束のネバーランドといった
人気漫画を知ってることから、一般常識を理解してなくても、世間の流行に疎いというわけではないようである。


直情的なカゲチヨとは対照的に理知的で、
基本的に攻撃されてもやり返すことは無い。


かなりの料理上手。


三輪車を愛用しており、かなり早い。


子供好きでよく子供達と遊んでいるが、
実は彼らを異宙からの脅威から守るという理由もある。


ヒサメとは全くの逆で芝居は下手。


狼男の特性によって聴力や嗅覚が優れ、力も強く身体能力も高い。
また、ホルスの特性によって火を操り、火球を放つことも可能と、カレコレ屋最強クラスの戦闘能力を持つが、ホルスの力は日中にしか使えない。


本格参戦は第2話から。
エイファに捕えらえたヒサメに救出に向かうも、彼女を人質にされてしまって自分も「夜と同じ状況の檻」に閉じ込められてしまい、力も使えなくなってしまう。


第3話にてカゲチヨに助けられ、エイファを殺そうとする彼を「俺達にそんな権利はない」と止めた。


第4話ではトッププレデター絡みの依頼を引き受けたカゲチヨに「危険すぎる」と抗議するが、依頼人が自分の実力目当てと分かっていながらそれを自ら断らなかったことを指摘されて何も言い返せなくなってしまう。


第6話ではアヌビスに呼び寄せられ、町の外れで対峙。
その圧倒的強さを前に満身創痍になり、「仲間の為」と言って立ち上がるが、直後に「お前は仲間のことなんてどうでもいいと思っている」と返され、あっけに取られてしまう。


  • ボティス

ソロモン72柱の一角を担う大悪魔で
「双角王」の異名を持つ。


元々はトッププレデターがアヌビスから奪った壺に封印されていたが、紆余曲折を経てカゲチヨが入手し、対抗手段として心臓を捧げて契約した。


しかし、カゲチヨが貧弱過ぎるのが原因で、
少し大きいくらいの蛇のような何とも愛嬌のある見た目になってしまい、力もほとんど使えなくなってしまう。


更に、「契約者の命を奪わなければその者から離れられない」という悪魔の宿命によってカレコレ屋に居つくことになる。


一人称は「ワシ」で、古めかしい喋り方をし、
カゲチヨを「カゲ男」、ヒサメを「ヒサ子」、
ヨーメイを「ヨメ子」と呼ぶ*5


悪魔らしく人の不幸が大好き。


普段はまるでヘビのような見た目をしているが、ボティス曰く、本来の姿は「皆惚れる」らしい。


2章7話にてアハトに追い詰められたシディ達の前に現れた女性。時間を止める或いは進みを遅くする力を持つ。本来の姿になるときはカゲチヨの心臓を喰らう必要がある。この姿になってもカゲチヨの心臓を喰らうので本来の力から程遠い上、姿を保てる時間もあまり長くない。
服も肌も漆黒、髪は銀色、そして金色の角と三つ目が特徴的。服の裾には金色の菱形、銀髪は毛先手前に結び目とヘビの姿と共通する箇所がある。
シディにはおそらくバレていないが、カゲチヨにはバレている。



周辺人物

キモ5

カゲチヨを含めた、女子生徒から時に気持ち悪がられている5人組。
いつも変な言動をとることからこの二つ名がついたようだ。
因みにカゲチヨは下述のメンバーからはイケメン認定されている。


画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2020年3月10日ツイートより
@karekoreya

アサヲ
褐色肌でそばかすのあるエルフ
キモ5と呼ばれることは彼にとっては"ご褒美"なのだという。
実はエルフの第3王子だったりする。


  • チダイ

坊主頭で口元を黒いマスクで覆っている。
古風な口調で喋り、殺し屋一家の末弟らしい。
まだ学生の身分でありながら、家業に対する適正は兄弟トップ。


  • ルイ

インキュバスの青年。
爽やかな、気取った喋り方をする。
インキュバス界に新しい概念を生み出したため"革命児"と呼ばれている。


  • マチャソ

手のひらサイズの妖精。
「キシャシャ」という鳴き声しか発さないが、周囲との意思疎通は可能な模様。
ある意味カレコレ世界最大の謎。



ヒサメの親友

ヒサメの学校のクラスメイト。
彼女曰く"凄く良い子達で自慢の友達"で、クリスマスにはお泊り会をする仲。


画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2019年12月24日ツイートより
@karekoreya

ミキ
紫のロングへアの女子。
クリスマスにはヒサメやノリコ達とはまた別の用事があるようだ。


  • ノリコ

小太りな体形の持ち主。
ヒサメとの大食い勝負では42勝32敗とのこと。



教師


画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2020年2月2日ツイートより
@karekoreya

神谷
現代社会を担当する教師でカゲチヨ達のクラスの担任。
少し変わったところがあるという噂だが、イケメンで授業が面白いため生徒からは好評。
なおカゲチヨはトロッコ問題にまつわるエピソード関連で神谷を嫌っている。



その他


画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2019年11月15日ツイートより
@karekoreya

オーナー
カレコレ屋と同じビルにあるリサイクルショップの店長にして、三人が住むビルのオーナー。
年齢が30代であること以外その素性は今でも不明。
女性だが、男勝りの凛々しい口調で話す。
3人に対して住処や衣類などを提供している心優しい人物。
一方で経理面には厳しい人物で、シディとは飲み仲間。
ヒサメからは敬意を向けられており、オーナーはたまに彼女も食事に誘っている。
しかしカゲチヨには何故か厳しい。


  • ヨーメイ

カレコレ屋のリサイクルショップで働く17歳の少女。獏と朱の羊(バロメッツ)のDNAを持つ。2022年5月21日より登場。紫色のロングヘア及び羊の角をかたどった髪型が特徴。誕生日は10月1日。常に敬語で話し性格は公式からは卑屈でトラブルメーカーといわれる。カゲチヨと同じく陰キャでクズ。しかし毒舌家でもあり絡んでくるDQNを返り討ちにする。カゲチヨに対しては最初こそ「カゲチヨさん」と呼んでいたものの、「天使病になるとどうなるのか」の回からは呼び捨てになっている。

ヨーメイ過去編前編では1日1回1人のみ眠らせる能力を持つことが明らかとなる。この話ではヨーメイとシディの2人のみが登場し、目が覚めたシディに対し、自分の過去を彼に聞いて欲しかったことを告げる。


ヨーメイはトッププレデターにより生み出された混血児であったが、成績が酷く見限られていた。危うく廃棄になるところをある組織に買い取られるが、そこは異宙人の体を道具として使用する組織であった。さらに麻酔なしで目に義眼を入れられるという苦行を経験する。
以後は見張り役として組織に屈していたが廃棄すべきは自身でなく人間であると勘づき始める。そんな中襲撃に遭い、ギバーの勧誘により最初は疑いはしたものの有状解放戦線へ所属。人間への強い恨みを持ち、皆殺しにすることを望む。


人類の皆殺しは極端だと主張するシディに「私を実験動物扱いしたやつよりも私に義眼を埋め込んだ奴らよりもお前らの方がよっぽど憎い…!寓話の中のどんな悪役よりも悪役なのに自分達で寓話を作るような無神経さが私は許せない!!」と返す。その後カレコレ屋に近づいた理由は人類を皆殺しにするためであると告げた。そのためにはシディが必要だからである。しかし、シディにどうしたいのかを聞かれた際にリサイクルショップで働くうちに人間への恨みが軽減したが、やはり人間なんていないほうがいいと思っていて、だけれど命の恩人であるギバーを裏切ることができないことに関して葛藤し、シディに助けを求めるも彼に自分の正義をヨーメイに押し付けられないという理由から突き放される。その代わりヨーメイの答えが見つかるまでそばにいると誓う。

  • ギバー

人類滅亡を掲げる組織「有情解放戦線」のリーダー格を務める女性。
「ギバーと名乗る少女」というセリフがあることから未成年だと思われる。
白いドレスが特徴である。ヨーメイ過去編にてヨーメイを救出した人物の1人。種族は人間であるが人類の皆殺しを望む。吸血鬼の響丸と行動を共にすることが多い。



  • イーラ

ストーリー第4話から登場する、エジプト風の姿をした褐色肌の美女
フルネームは「イーラ・ロベリア」
トッププレデターに狙われたことからカレコレ屋に"悪魔が封印されている"とされる壺の護衛を依頼した。
その悪魔はソロモン72柱が一つイスカンダル双角王・ボティスで、壺の封印を解いたものはボティスとの契約を交わし、重い代償と引き換えに地球をも滅ぼすことができるとされている。
依頼の翌朝にはこの壺を異宙の果てへ放逐する準備ができており、それまでの護衛を頼んだ。
トッププレデターが招聘した強大な刺客についても知識がある様子。




トッププレデター

#openclose(show=ネタバレ注意){

  • アザミ

カゲチヨの故郷をゾンビパニックで壊滅させた張本人である、赤髪の吸血鬼。
感情の起伏が少なく、冷徹な性格。
自分に向かってきたカゲチヨに血を与えて眷属にした。
吸血鬼らしく血液操作の能力を使い、高い戦闘能力を持つ。


  • レイナ・ガーベラ

アザミの仲間で、トッププレデターの研究員である眼鏡の青年。
カゲチヨの故郷でゾンビパニックが起きた際にアザミに同行しており、カゲチヨに故郷の人がすでに全員死んでいることを告げた。
「~っス」と語尾につける軽い言動の持ち主だが、本性は残忍。
珍しい異宙の生物を解剖したがるなど、マッドサイエンティストのような一面も持つ。


  • ユーガ

ストーリー編3章3話から登場。
イーラの姉で現在のデュアルコアプランの責任者。
イーラとは対照に常に冷静で落ち着いている。
混血児の安否を気に留めないなど冷酷な一面を持つが、提案を聞き入れる寛容さもある。
シディの母親に容姿が酷似しており、彼との関係を仄めかすような発言もあるが……?


  • エイファ

ストーリー編1章1話から登場。
正確にはトッププレデターの“元”構成員。
眼鏡をかけたスーツ姿の男性で、常に敬語で話すが、本性は残忍で自己中心的。
カレコレ屋の三人のことも実験動物程度にしか思っていない。
カゲチヨを「失敗作」呼ばわりして相手にせず、ヒサメとシディを捕らえて再改造を目論むがカゲチヨに阻まれ失敗。
ウイルスで彼に尋問され、その中で「トッププレデターに使いつぶされた自分も被害者」と被害妄想を膨らませた発言をしたことでカゲチヨに殺されかけるもどうにか生還し、ウイルスを残された状態で見逃された。
その後、ストーリー編2章でも再び登場する。


  • カラス

ストーリー編1章4話終盤から登場。
強大なDNAを持つヒサメを狙う、右目に傷を持つ軽薄な男。作中で名前は明かされていないが、一周年記念イベント『キャラクター人気投票』で、ヒサメがTwitterで公開した画像にて、名前が明らかに。
彼自身はあくまで傭兵で、トッププレデターの構成員ではないとのこと。
トッププレデターから与えられた左腕は多機能な金属製の義手となっており、矢やナイフなど複数の武器を扱うが、何より危険なのは殺人にまるで抵抗がないその人間性
自身を不審に思った若い女性や、自らを慕う幻覚使いの異宙生物ゲイザーを躊躇いなく殺害する外道である。
彼がトッププレデターの手先であることと前述の狂気を孕んだ人格からヒサメは強い恐れを抱いていた。
だがヒサメは心の中で幼少期の自分と語らい恐怖を克服、雪女とカンナカムイの力を発現した彼女によって左腕を破壊され倒された。
しかしヒサメと男の戦いは他のトッププレデター構成員により観測されていたのだった。



  • アヌビス


画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2020年4月6日ツイートより
@karekoreya
"冥府の守護神"の異名を持つ、
ストーリー編1章6話から登場した、中性的な雰囲気を醸し出す異宙の住人。
"暴力で全て解決できるから嘘をつく必要がない"と豪語するほど自分の力に絶対の自信を持っている。
その実力は凄まじく、カレコレ屋随一の戦闘力を誇るシディをして「生物としての桁が違い過ぎる……!!」と戦慄させた。
別の依頼を受けてある"壺"を手に入れたカレコレ屋から壺を奪おうと行動する。
イーラ曰く"異宙の遠くに壺を遺棄することでボティスなる存在が人類に危害を加えることを防ぐ"のが目的らしい。
この目的自体は当初のカレコレ屋の依頼人の話と同じではあったが、シディは見ず知らずの人物を簡単には信用せず交戦。
だが圧倒的な実力でシディを撃破した。
}



混血児

トッププレデターによって、二種類の異宙人のDNAを埋め込まれた実験動物の総称。


  • スズキ

鬼とペガサスのDNAを持つ青年。欠陥品の部類に入る。
フィーアには劣るがかなりのスピードをもつ。また空を飛べる。
左側頭部に生えてる紫色の角と、三編みのペガサスの尻尾が特徴。
ストーリー編1章8話にてヒサメと対峙。以降日常回にもたまに登場する。


  • サトウ

鬼とマンティコアのDNAを持つ青年。欠陥品の部類に入る。
耐久力に優れている。いわゆるタンク。
右側頭部に生えてる赤い角と、マンティコアの特徴の一つであるサソリの尻尾が特徴。
ストーリー編1章8話にてシディと対峙。以降日常回にもたまに登場する。


  • フィーア

麒麟と???のDNAを持つ女性。(現在麒麟と何の混血かは判明していない)正規品。
ストーリー編1章8話より登場。額に生えてる角が特徴。
異宙人が人間にとって害悪であること、自分が組織の備品であること、地球を人間の手に取り戻すこと、そのためなら手段は厭わないなど強く意識しているほどトッププレデターに飼い慣らされている。
話し方は落ち着いていて、常に敬語である。
自身の身体能力だけで、圧倒的なスピードとパワーが備わっている。


  • ゼクス

ストーリー編2章3話より登場。烏天狗とケルベロスのDNAを持つ青年。シディと似た褐色肌で茶髪。戦闘時は仮面を付けて戦う。
仲間のズィーベンとアハトを家族のように大事にしていて、自分には二人しかいないし、二人しか必要ないと考えている。


  • アハト

ストーリー編2章3話より登場。ジャックオランタンとがしゃどくろのDNAを持つ少年。
登場時はどくろ模様のカボチャを模したフード付きのローブを着ていた。戦闘に入るとローブを脱ぎ、顔も見えるようになる。入院患者を思わせる服、若干外ハネのボブヘアで、いずれも灰色。
人の不幸な顔を見るのが大好き。自分達は実験動物だということを特に自覚している。
左腕が 巨大な骨の手となっている。またカボチャの霊に偵察させたりも出来る。自身も神出鬼没。


  • ズィーベン

ストーリー編2章3話より登場。リヴァイアサンと火車のDNAを持つ女性。
オレンジ色の長髪で、リヴァイアサン由来の角がこめかみから生えている。
一人称は「アーシ」。火と水を扱う。
ヒサメの幼い頃出会った大事な友達であり、その頃は自ら名付けた「カンナ」という名を名乗っていた。ヒサメに雪女にちなんで名前をつけた人物であり、他にも「ココ(実験施設)出たら何したい?」「私達人間はやりたいことをやる為に生まれてきたんだよ」といったヒサメの生き方に大きな影響を与えた。自分が施設を出たら自分の力を使って困っている人を助けたい...でもカッチリしたのは無理そうだから何でも屋とか、といった発言をしており、カレコレ屋の結成にも繋がっている。




コミカライズ版


2022年6月15日より週刊コロコロコミックにおいて『カレコレ』のタイトルで連載が開始。


後にマンガワンでも掲載されている。


作者はポケットモンスターシリーズや
パズル&ドラゴンズといったゲームシリーズ作品のコミカライズを担当していたことで知られている井上桃太。


基本的には原作に忠実なノリのコミカライズとなっているが、原作において矛盾が生じていた一部設定の改変が行われている。




見てくれた君が大好きです。追記・修正してね。


#center(){&font(20,b){&bold(){&color(snow,dodgerblue){....ねぇ、これ恥ずかしいんだけど!?}


画像出典:ヒサメ@混血のカレコレ 2019年11月20日ツイートより
@karekoreya


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\カレコレ!/
#vote3(time=600,20)

[#include(name=テンプレ3)]


  • なんか全体的にスケットダンスっぽい -- 名無しさん (2020-02-29 22:37:43)
  • 宮崎駿や鳥山明が作りそうな世界観にスケットダンスやぐらんぶるのノリを突っ込んだ感じがする -- 名無しさん (2020-04-06 20:34:15)
  • ヒサメが冤罪で逮捕される前後編が見ててホント辛い…。 -- 名無しさん (2021-01-23 11:32:01)
  • ↑しかも冤罪の理由が上級国民の犯罪隠蔽のためだったってんだからなおの事質が悪い -- 名無しさん (2021-07-19 20:12:28)
  • ブラックとのコラボで「古き者」って言及があったけど何? -- 名無しさん (2021-08-28 19:15:01)
  • 20年くらいで異世界転生にあれほど対応できたあの地球ヤバい -- 名無しさん (2021-09-18 14:36:36)
  • あの、一応フィーアちゃんってまだ何と麒麟の混血かわかってないはずですよね…? -- 名無し (2022-06-13 13:31:25)
  • そろそろヨーメイの記述が欲しいところ -- 名無しさん (2022-07-15 23:45:46)
  • 正直思うがこれコロコロ漫画でやっていい内容か…? -- 名無しさん (2022-10-30 02:36:05)
  • 画像新しいもん変えて〜。あとヨーメイの記述書いたの俺。(ヨーメイの画像も入れてほしい) -- 名無しさん (2023-03-13 21:30:52)
  • 報告にあった荒らしコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-11-05 21:45:11)
  • トレギアやエボルト、セレブロ、デザグラ辺りが嬉々として目をつけそうな世界だよね… -- 名無しさん (2023-11-26 16:18:03)
  • その他の項目に「蝮谷キワミチ」もお願い出来ますでしょうか?。 -- 名無しさん (2024-04-27 03:23:31)

#comment

*1 因みに『テイコウペンギン』のチャンネル内にて「炎上商法するとどうなるのか」というタイトルで本アニメの紹介と宣伝が行われた
*2 中には後味の悪い結末を迎えたり、感動ものである場合もある
*3 通常回では「銃を向けられているのに「ありがとう」という女の謎」から
*4 アイヌ民族に伝わる雷を司る竜神
*5 シディはそのまま

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