佐竹博文

ページ名:佐竹博文

俺の名前は佐竹博文…


佐竹「なんだぁこれ!?」


勝手にアニヲタwikiに自分の項目を建てられてしまった男だ…












登録日:2022/10/05(水曜日) 10:19:34
更新日:2024/06/27 Thu 10:38:47NEW!
所要時間:約10分で読めます



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佐竹博文 ヒューマンバグ大学 不幸体質 災難 不死身の男 杉田智和 カタギ ある意味最強 愛されキャラ 不死身 異能生存体 主人公 ヤシロこーいち 死のない男 アンデッドマン バグアカデミア 特級被呪者



俺の名前は佐竹博文、なんの変哲もない男だ


概要

漫画系YouTubeチャンネル『ヒューマンバグ大学』の登場人物。


同チャンネルの動画シリーズ最初期から登場し本作の人気を支えていた最古参にして、本作の看板、そして視聴者から最も人気の高いキャラクターの一人である。
CVは同チャンネル内で彼以外にも多数のキャラを演じるヤシロこーいち氏が担当している。


その人気や扱いやすさからか、姉妹チャンネルの一つである『エモル図書館』『バベル裁判所』に登場することもあった。
最近は同じチャンネル出身の鬼頭と共に同じ世界観の姉妹チャンネルの『バグアカデミア』に活動の場を移し、新しい日常が始まっている。最近の『ヒューマンバグ大学』が裏社会の人々のバトル漫画化したからかもしれないが…、後述の理由から日常的にそれらのバトルに巻き込まれかねない。


ここでは彼の前身(または未来の姿)である「死刑囚・佐竹博文」についても併せて解説する。



人物像

容姿はやや目つきが悪く頬のこけた陰気な顔つきだが、その他には取り立てて特徴のない一般的な壮年〜中年の男性といった感じの平凡なもの。お世辞にも色男や美男子、イケメンと呼ばれるタイプではない。
チャンネル最初期は外見も不安定だったので若々しく整った顔立ちで描かれることもあった。また、幸せそうな人間を狙うある外道と鉢合わせた際には「不幸な顔してるから一服済む間は命を助けてやる」と言われたことも。
身体能力や戦闘能力も紅林や伊集院などの超人じみた連中とは比べるに及ばず、まだ常人寄りな方の鬼頭と比較しても明確に劣っており、複数の暴漢に囲まれてあっさり袋叩きに遭うなど一般人の域を出ないレベル。
後述の通り職場を転々とはしているものの基本的にはフリーターやサラリーマンとして生計を立てているカタギの人間*1であり、私生活でも自室でのんべんだらりと過ごしたり恋人の千恵とデートを楽しんだりと特別なことはあまりしていない。
一応営業で優秀な成績を出したり、海外での商談をたびたび任されていたりと社会人としてのスペックに関しては割と高めではあるらしい。
見た目は30〜40代ぽいものの年齢は明らかにされていない。だがとあるエピソードで出会った天羽組の工藤から「兄ちゃん」と呼ばれていたことから、意外と若年なのかもしれない。


これだけなら、本人が主張する通り「何の変哲もない普通の男」といったところだろう。


だがそんな彼は、他には類を見ない、恐るべき特異体質を秘めている。


それは…











行く先々でありとあらゆる災難に遭ってしまう「超不幸体質」と、その災難から必ず生還する不死身ぶりである。


主役回では必ずと言っていいほど佐竹は事故、事件等の災難に遭ってしまうのだが、そのどれもこれもが「命に関わる」を通り越して「普通なら死んでいる」ようなものばかり
熊等の野生動物や暴漢に襲われるなんてのは序の口。
天然痘やデング熱といった危険な感染症・奇病に罹患したり、頭に鉄パイプが突き刺さったり、自動車の下敷きになったり、仕事で訪れた施設で巨大なゴミ焼却炉や遠心分離機、汚水処理槽、ローションのタンクに落下したり、飛行機事故で高度1万mから外へ投げ出されたり、と兎に角日常レベルでとてつもない災難に遭っているが、持ち前の悪運で生還してしまうのである


この驚異的な不幸体質と生命力は周囲からも折り紙付きで、仕事仲間からはそれをネタに揶揄われたり、主治医からは「またですか佐竹さん…」と最早常連扱いされるレベル。
サムネでも毎度毎度悲惨な姿を晒しており、「佐竹逝く…」「これは死んだ…」等の煽り文句を付けられることもあるが、当然視聴者からは全然心配されていないし実際逝くことはない。
またこの特異体質のせいで、中々定職にも在りつけていない*2など、苦労も絶えない。


一応補足をすると、「ヒューマンバグ大学」の作中世界は抗争に明け暮れるヤクザや半グレなどの反社会集団、快楽殺人鬼、身勝手な理由で人を死なせて反省もしない外道、権力や財力でもって重犯罪を揉み消す金持ちや政府・警察の高官などが掃いて捨てるほどいる、警察も司法もほぼお飾りと化した現代日本とは思えないような無法地帯であり、表社会・裏社会を問わず多くの人々が命を脅かされるレベルの災難に遭っている。
何せ「法から逃れた外道を始末する拷問ソムリエ」である伊集院茂夫が初登場から約1年の間に数十件もの依頼を受けている(=その数だけ被害者や遺族が徹底的な復讐を望むほどの凶悪事件を起こす外道が野放しになっていた)上、彼と同じような拷問ソムリエが世界各地に存在して協力体制を取っており、ちょっとした裏の治安組織のようになっているくらいである。
メタなことを言うとメインキャラに出番を与えるためにはしょうがないという事情だが…。
そんな殺伐とした世界観なので佐竹以外にも鬼頭や紅林など行く先々でトラブルに見舞われるキャラはいるのだが、鬼頭はリスクを承知で自ら奇食・秘境を求めての冒険を繰り返しており、紅林も巻き込まれるのは対人トラブルが基本。
そんな中でもあくまでカタギの一般人として生活しているにもかかわらず、病気や事故など治安の悪さとは無関係なところでも群を抜いて災難に遭いまくり、その上で生還しているのが佐竹の特異なところなのである。
その不死身ぶりは作中トップクラスの実力者であり、関わりのある裏社会の人間たちからほぼ例外なく畏怖されている伊集院にすら「悪人であったとしても屠れる気がしない」と本気で戦慄されるレベル。


おまけに最近は本人の預かり知らぬところで不死身体質が世に知れ渡りつつあり、特に裏社会では死のない男アンデッドマン」「生還者リターニングマンなどといった二つ名で勝手に呼ばれる有名人になってしまっている。
そのせいでヤクザの構成員と遭遇したり、外道に身を狙われることになったり*3とますますもって平穏な日常を脅かされることが多くなっている。
また、身体能力に関してはあくまで「超人揃いの他のレギュラーメンバーには遠く及ばない」というだけで、一般人基準で見れば鬼頭とのハードな秘境探索にもついて行けるくらいの高いバイタリティを持っており、
あるエピソードでは話の都合や登山家の付き添いがあったとはいえ鬼頭共々ヒマラヤの6000m級の未踏峰・ラジョダダを制覇するなど、不幸体質を抜きにしても割と常人離れしたポテンシャルを見せつけることもある。


しかしながら当人は不幸体質を自覚はしつつも我が身を悲観して引きこもったり自暴自棄になったりはせず、「生きてるだけで丸儲け」と前向きな姿勢で日々を送っている。
また自分自身が死の淵に立たされている中でも同じ病気を患ってしまった同僚の身を強く案じたり、友人のために危険な狂人相手にも臆せず立ち向かったりと、お人好しで芯の強い性格の持ち主でもあり、そう言った点には武闘派のヤクザ達を含め多くの人から信頼を置かれている。
不幸体質に関しても全てがマイナスに働いているというわけではなく、鬼頭や紅林、元のように災難をきっかけにして縁ができた頼もしい友人・仲間も少なくない。
恋人の千恵も、共に災難に遭うこともあるにもかかわらず現在に至るまで佐竹に愛想を尽かすこともなく、寧ろ献身的に彼を支えている良きパートナーとなっている。


ちなみにこの不幸体質の大方の原因となっているのが、佐竹には超強大な悪霊と超強大な守護霊が共存しているため。
悪霊の効果で様々な不幸が立て続けに起き、守護霊の効果で生存率が0%でもない限りなんだかんだで生き延びれるのである。
おまけに鬼頭に無理矢理連れていかれたイタリアで、上位のエクソシストですらどうにもならなかった悪魔ですら佐竹の悪霊と守護霊をみただけで怖気づいて逃げてしまうほどだった。


総じて言えば常軌を逸した不幸体質を持っているだけの、人並みの優しさや正義感、恋人への愛情を持った善良な一市民であり、その点では本人が主張する「何の変哲もない普通の男」という自己紹介もあながち間違いではないと言える。



関連人物

  • 根岸千恵

CV:末次由布子/小倉唯
博文の恋人。外見は20代と見られる若年の女性。
明るく社交的で、広量な性格の持ち主。博文に対する想いは一途かつ真摯なもので、幾度となくその不幸体質に巻き込まれる形で災難に遭いながらも彼を見捨てることは決してなく、病気や事故で苦しむ彼にいつも献身的に寄り添っている。
博文の方も彼女の存在には深く感謝しており、彼女が危機に見舞われれば我が身を顧みず助けようとするなど、関係は非常に良好。
後述する「死刑囚・佐竹博文」のエピソードにも登場するが、そちらでは不倫をしているのではないかと疑心暗鬼に陥った彼に刺殺されるという最悪の結末を迎えてしまう。
2022年10月から放送されているアニメ版ではその「死刑囚・佐竹」の妻としての千恵が実質的なヒロインを務める。


  • 綾瀬美桜

CV:猫島さゆり
佐竹の隣人。19歳の女性でダンサー志望のフリーター。
ルックスも性格もステレオタイプのギャルといった風情だが、引越し蕎麦を配って回ったり佐竹の巻き込まれた事故に不誠実な対応をした航空会社の連中にはっきり怒りを見せたりと義理堅い面も持っている。
頻繁に担架で担ぎ出される佐竹の姿を目撃しては驚いているが、隣人としては良好な関係を築いており彼を「ヒロさん」*4と渾名で呼んでいる。佐竹に優しいギャル。


奇想天外なゲテモノ料理や危険の先にある絶景を求め、世界を飛び回る「奇食ハンター」にして「秘境ハンター」。
佐竹とはコンゴで初対面し共に黄熱病に罹って以降交友関係に至り、現在はその不幸体質と生命力を見込んで彼を自身のアシスタントに起用し旅の供として連れている。
また後に後述の紅林と元もアシスタントに加わり、以降はこの4人を合わせて「鬼頭旅団」と称するようになる。
彼の良き理解者の一人でもあり、彼が殺人の冤罪で逮捕された際は知人の優秀な弁護士を立てて佐竹の無実の証明に尽力したこともあった。
佐竹の方も彼の狂気とも言えるような好奇心や冒険心に何かと振り回されつつも「秘境」の持つ魅力を理解しており、例によって不幸には見舞われながらも共に旅を満喫している。
メイン回のチャンネル異動してからは、ヒューマンバグ大学時代からいる佐竹や元の他に、赤城永吉、アリス、佐伯・ゼッターランド・博子が新たに同行者に加わっている。
独特の甲高いハスキーボイスが特徴的だが、CVは佐竹と同じヤシロ氏が担当しており、この両者の演じ分けを見るに氏の演技力の高さが窺い知れる。
詳しくは当該項目を参照。


  • 紅林二郎

高校時代は「紅鬼」の異名で畏れられていたフリーターの青年。
佐竹とは彼が暴漢に襲われていたところを助けたのを機に親しくなり、以降共に食事をしたりする間柄となっている。
佐竹の紹介で鬼頭旅団に加わってからは海外に渡航する機会が増え、現地の文化に感心したりと結構エンジョイしている。あと鬼頭の奇食巡りの犠牲になるようにもなった
鬼頭も彼の戦闘能力の高さを買い自身の頼もしいアシスタントと見込んでいるようで、事実現地で遭遇した強盗を撃退したり、チンパンジーの集団に襲われた際はボスの巨大チンパンジーと互角に殴り合ったこともある
最近は裏社会の人たちの戦いに多々巻き込まれたり、教員免許取得して高校教師になったりしているので旅に同行することはほとんどなくなった。番組異動のこともあって今後も旅仲間として登場することはほぼ絶望的
後に公開された単独主役回ではその途轍もない強さが更に発揮されており、武闘派のヤクザや半グレと衝突している。
また後述する久我虎徹とは因縁のライバルでもある。
彼の最後の登場は総集編を除くと鬼頭の葬式体験の回想シーン、回想シーンも除くと23年6月の教師編第1話と非常に長い期間出番に恵まれない、ある意味一番不遇な主要キャラ。


アニメ版においてはどうやら劇中劇である漫画「赤鬼」の主人公という扱いになっている様子。佐竹も親交を深めていた刑務官・下田に教えられて獄中で愛読しており、続刊を楽しみに待っていた。


  • 久我虎徹

劇中の極道組織の一つである「京極組」に所属する仁義派ヤクザの一人。
佐竹とは、京極組の領地である「黒焉街」で自動販売機から購入した毒入りの飲み物を彼が飲み卒倒した際に救急車を呼んだことで出会う。以降、黒焉街でなんらかの事件が発生する度に他の京極組の構成員共々佐竹と何かと遭遇するようになる。
佐竹自身、何度か助けになった恩から彼ら京極組の構成員らが裏社会の人間であるにもかかわらず信頼しており、特に久我は暇があれば食事に誘おうと思っているほど親近感を抱いている。
そんな彼に対する京極組の面々からの評価は「人は良いがとにかくツイてない堅気の兄さん」と言ったところで、関わるたびに何かしらの災厄に見舞われては驚愕されるのがお約束。
……だったものの最近では京極組と半グレとの2度に渡る戦争で1回目の半グレ側首謀者が京極組事務所を爆破した証拠となる映像を撮影して警察に追われる原因を作ったり、
2度目の戦争に至っては勃発直前に送り込まれた鉄砲玉から京極組組長を守ったりしているため、恐らく相当感謝されている物と思われる。
尚、所属している京極組では若いながらも頭の回転の速さと抜群の戦闘センスから、組切手の若手のエースとして活躍し、彼が主役を務める「京極組シリーズ」ではその強さを窺い知ることが出来る。
また上記の紅林とは高校時代からの因縁のライバルである他、後述の元は彼がとあるシマ荒らしのボディガードを請け負っていた際に相対し対決している。


  • 元雲嵐

中国出身の武術家。例によって裏社会の関係者でもあり、暗殺やボディーガードといった仕事を請け負っている。
久我とは一度交戦して以来若干の因縁ができている様子。
やっぱり例によって凄まじい戦闘能力を持ち、その蹴りはかなり手加減したものを喰らった鬼頭が「腹を貫通したかと思った」と悶絶する程のパワーを誇る。武装した強盗の集団をほぼ単身で一蹴し、久我との戦いでもほぼ終始自分のペースに持ち込んでしまうなどその実力は圧倒的。
しかしながら普段は礼儀正しく紳士的で、他者への敬意を忘れない武人肌の好人物。動画のサムネでは高頻度でヤバい人のように描かれているが無為な暴力を振るったりはしない。
また秘境探索が趣味という一面もあり、鬼頭とは旅先で偶然出会ったことをきっかけに志を同じくする親友となっている。
佐竹との縁は彼が鬼頭のアシスタントとしてアメリカのイエローストーン国立公園を訪れた際に出会ったのが始まりで、以降は鬼頭旅団での秘境探索時に度々同行しているほか、鬼頭との打ち合わせついでに彼の家を訪ねたりもしている。


劇中の極道組織の一つである「天羽組」に所属する仁義派ヤクザの一人。ちなみに初めてアニメ版の告知をしたのは彼。
ある事件に巻き込まれた赤ん坊を身を呈して守り抜いた佐竹を見て「漢である」と敬意を見せており、高く評価する姿を見せたが、その後関西極道による侵略戦争で殉職した。


これを見ねえ仁義外れは腹掻っ捌くぜぇ!


工藤と同じく「天羽組」に所属する狂人兄貴の一人。
アーミーナイフやドスを敵対者の腹にぶっ刺してハイテンションで叫びながら「グリン!」と360度抉るのが趣味と公言して憚らない天羽組きっての危険人物。
一方で多くの天羽組構成員同様カタギを巻き込まないようにする程度の分別は一応あり、舎弟に対してはスパルタ気味でこそあるものの面倒見のいい一面も見せる。
幼少期に暗殺者組織に所属していた経験から常人離れした戦闘能力と暗殺の技量を持つ。
佐竹とは一度事件現場で遭遇し犯人と勘違いされて殺されかけた事があった程度の関係性だったが、
後にオンラインゲームで意気投合したフレンド同士であった事が判明する。
あるゲームショーでオフ会として再会した際は上記の事を覚えていた佐竹はビビり散らすものの*5、共に遊ぶ内に緊張も解け、
その後に起こった事件で佐竹が入院する羽目になった際は小林が匿名で新作ゲーム機とコントローラーを贈る(=また遊ぼうともちかける)行動を取っている。


  • 肉蝮

2022年8月の「闇金ウシジマくん」コラボ動画にてまさかの共演。
本名、来歴、家族構成その他一切が不明なファーコート姿の大男。目を合わせてはいけない臭いプンプンの容貌に違わず、関わった人物全員から「キ〇ガイ」呼ばわりされるほどの危険人物。
性格はとにかく気紛れで暴力的。自分の我欲を満たしたり憂さを晴らしたりすることしか頭にないため、その行動も後先考えず無軌道と来ており、一般人は勿論気に入らなければヤクザ相手であっても平然と暴力を振るう。ぶっちゃけ武闘派兄貴達が可愛く見える。
動画では博文のアパートにアジトを構えていた羅威刃の下っ端構成員を襲撃したところ、偶然その現場を目撃していた博文に目を付けて彼を脅迫。パシリ扱いして散々振り回す。
そして千恵を襲おうとしたところで遂に堪忍袋の緒が切れた博文に反撃され、散々彼を殴りつける。
博文が死を覚悟したところで、そこに城ヶ崎率いる羅威刃が襲来。原作でも化け物扱いされていたフィジカルを存分に活かして暴れ回るも、博文の不幸が伝染ってしまったのか直前に食べた焼肉が当たって二人仲良く(?)嘔吐。この予想外の展開には流石の城ヶ崎も困惑。
そして近隣住民が通報していたパトカーのサイレンを聞き、夜明けと共にどこかへ逃げ去って行った。


  • 佐伯・ゼッターランド・博子

姉妹チャンネル「バグアカデミア」の主要登場人物の1人。佐竹と直接的な関係があるわけではないが色々と共通点の多い人物。名前もちょっと似ている。
メタなことを言うとメインチャンネルが主要キャラの絡みや裏社会での抗争を中心に扱うようになったため、「自身が不幸に見舞われる形で主に病気・事故に関するブラックな雑学を紹介する」という元々の佐竹のポジションを引き継ぐ形で生み出されたものと思われる。
日本人とスウェーデン人のハーフの女性フリーアナウンサーで、彫りの深い美貌に高身長、Gカップの巨乳をはじめとしたナイスバディの持ち主と一見平々凡々な佐竹とは別世界の人間……だが、その実彼とどっこいの超不幸体質と異常な生命力の持ち主
満遍なく様々な不幸に遭う彼に比べるとやたら病気との縁が多いことが特徴的で、海外ロケに赴くたびに何かしら現地の重篤な感染症をもらって帰っているほか、日本で過ごしていても食中毒や内分泌系・自己免疫性の疾患、果てはガンや腫瘍の類まで様々な病気に苦しめられている。
酷い時には快気祝いで鳥刺しを食べたところカンピロバクターに当たりまた入院*6なんて目に遭ったことも。
イメージが命のテレビ業界で働いているだけあって仕事への影響も大きく、仕事が回ってこないせいで過酷なロケにも参加せざるを得ず、そこでまた新たに病気をもらってしまうという悪循環に陥っている。
その上下痢・嘔吐を主症状とする病気や外見に露骨に影響してしまうような病気にかかることが妙に多く、たびたび嘔吐物・排泄物まみれの姿を救急隊員や医者の前に晒しているほか、
公衆の面前で漏らしてしまったり、筋弛緩や眼球突出などの症状で顔が崩れたり、神経系の症状が原因で我を失って暴れてしまったりと毎度毎度酷い辱めを受けている。
さらに何の因果なのか同行していたディレクター等の仕事仲間が同じ病気に感染し、ゼッター本人が奇跡的に助かった一方でそちらは死んでしまう*7という流れがほぼお約束と化しているなど、ある意味ではその身の上は佐竹以上に悲惨。
しかしながらそんな不運に付き纏われていても佐竹同様前向きに生きようとしており、何度となく死線を彷徨う羽目になりながらも諦めずにアナウンサー業を続けている。
またなんだかんだで周囲の人には恵まれており、ある病気をきっかけに知り合った恋人の千原恵斗や何度も揃って病気にかかりつつも生還を繰り返している友人のAD筧とは切っても切れない絆で結ばれている。
一方で「自身の不幸に対するコンプレックスから千原と筧の浮気を疑ってしまう」というかなり不穏なフラグも立てていたり。
佐竹と鬼頭が主な活動チャンネルをバグアカデミアに移した一回目の時に遂に共演。
案の定、アンデッドマンとアンデッドウーマンの不幸体質コンビに何も起きないわけがなかった。ご期待通り
それ以降はフリーアナウンサーの腕を上げるために鬼頭の旅に同行したり、佐竹が騙されて入ったカルト教団に潜入調査したりと二人がメインの回に度々登場する。


  • 藤崎

巨大半グレ組織「羅威刃」の構成員。佐竹に報復するため*8に城ヶ崎と同行し、佐竹の腹を包丁で刺した。
その直後に現れた紅林と戦闘になり、ワンパンで倒された。
それから暫く音沙汰がなかったが、「バグアカデミア」にて、まさかの再登場。台湾のマフィアのトップになるために爆竹祭りに参加した。そこでなんの因果か、佐竹も参加することになり、二人は再び対峙した。互いに驚くも、二人とも爆竹の熱さに苦悶の表情を見せ、結果的に20分耐えた佐竹が優勝した。*9それに不満を持ち、ナイフで佐竹を襲うが周りにいたマフィア構成員に取り押さえられ、逃げる佐竹を見て「覚えてとけ」と怨み節を述べた。


死刑囚・佐竹博文

「やっぱり嫌だ!死にたくない!やめてくれ!やめて…嫌だ!嫌だ!ママー!」


本作の記念すべき1本目の動画で主役を務めたキャラクター。妻・千恵とケースワーカーの男性が不倫していると誤解し、2人を惨殺した罪で死刑を言い渡された男
そして唯一劇中で死を迎えた「佐竹博文」でもある。
動画でのCVは本編の佐竹と同じくヤシロ氏だが、アニメ版では杉田智和氏が担当した。


頬のこけた顔立ちは後の本編の佐竹に似ているが、若干老け顔かつ悪人面になっており、髪型も整えられていないボサボサなものになっている。
性格面も口調がかなり粗野だったり、妻に対して日常的にDVを繰り返した挙句勘違いから短絡的に殺人を犯してしまうなど、前向きで他人思いな後の佐竹とは印象が異なる。
一方で刑務官達に対しては終始礼儀正しく接しており、事件の被害者や遺族に対する謝罪の気持ちも見せ、後述する『バベル裁判所』のエピソードでは感情的になって千恵を殺してしまったことに後悔の念を抱いていたりと、根っからの極悪人ではなかったらしい部分も度々見せている。


この「死刑囚としての佐竹」が本編の佐竹の辿る末路を描いたものなのか、という点については視聴者の間でも度々議論の的となっている。
上述の通り性格や外見の差異はあるのだが、単純な加齢や殺人を犯してしまうほどの精神状態の悪化、死刑を待つ身という立場、長く話が続く中での絵柄や設定の変更・後付け*10などを考えれば同一人物として解釈してもさほど不自然にはならない。
姉妹チャンネルの一つである『バベル裁判所』では、彼が事件を起こす経緯や裁判の裏側などを掘り下げるエピソードも投稿されており、そこでは佐竹が過剰なマイナス思考に陥り疑心暗鬼となっていた心情が明らかにされている。
こちらでは少なくとも風貌については現在の佐竹に近い姿で描かれており、千恵にDVを働いていることについて「結婚した当初はこんな関係じゃなかった」「俺みたいな男に千恵は不釣り合いだっな」と独白したり、自身の不運さをコンプレックスに思っていたことが千恵に不信感を抱く原因の一つになっていたりなど、善良な一市民だった彼が殺人を犯すまでのミッシングリンクとも取れる内容が描かれている。
恋人思いでお人好しな「普通の男」の佐竹が些細なきっかけから狂気に染まり、ついには千恵を手にかけてしまうのだとしたら、
それはまさしく本チャンネルの本来のテーマである「人間がバグってしまう瞬間」そのものなのかもしれない。
一方「死刑囚・佐竹」の死刑が令和元年の時点で執行されているのに対し、本編での佐竹が新型コロナウイルスに感染するエピソードが存在する*11など時系列上の矛盾も存在しているため、パラレルワールドや前世での出来事など、「完全な同一人物ではない」と解釈する視聴者も少なくない。


2022年10月から放送されているアニメ版ではこちらの佐竹が主役を務めている。
容姿や言動は現在の原作本編の佐竹のそれに近く、さらに度重なる不幸とそこからの生還もしっかり経験している様子。一方で上述の通り紅林との交友関係がない(というか創作上の人物になっている)など一部設定や人間関係に変化が見られる。
千恵とは婚約者という関係。
第一話ではほぼ原作通りの流れで死刑を執行されるも、なんと死亡確認後に蘇生するという奇跡を起こす。
ちなみに、蘇生に至る経緯は以下。
①前提として、アニサキスアレルギーを持っており、鯛の刺身が大好きだったがアナフィラキシーショックを起こす恐れがあって食べられずにいた
②親しくなった刑務官が最後の晩餐として鯛の刺身を差し入れしてくれた
③絞首刑が執行されるも、首が非常に頑丈だったことで即死せず*12
④なぜか時間差で発症したアナフィラキシーショックにより、仮死に近い状態になる
⑤その状態を刑務官が死亡したものと誤認し、死刑執行が終了する
⑥アナフィラキシーショックでは完全に死亡していなかったので、納棺後に蘇生
⑦死刑の執行が完了したという扱いだったため、「元」死刑囚となる
その後はヒューマンバグ大学に勤める「教授」に保護されるも、蘇生の際に記憶の大半を失ってしまったため、彼の元で少しずつ過去を思い出していくことになる。
少なくとも現段階での描写を見る限り、「『死刑囚の佐竹』と『本編の佐竹』は同一人物」であるようだが……?
その後は「死刑が完了してしまった死刑囚」である佐竹の扱いに困窮した結果、別の場所で保護するということになり、海外移送中にトラブルが発生。
単身海外に放り出され、そこで様々な事件と出会いを体験することになる。


そして、物語が終盤に差し掛かった時、とんでもない展開が…

+ ネタバレ-

何と、彼が死刑に処されるきっかけの片割れである、千恵が生きていたのである。
実は彼が千恵を殺したという事実自体が存在しなかった。
かつて千恵をストーキングしていたヤバい外国人が、自分の邪魔をした佐竹に報復を目論んで計画した冤罪事件だった。
刺殺され家とともに焼かれた死体は千恵の同級生2人で、たまたま同窓会で近くに居合わせたというだけで巻き込まれた。
黒幕は千恵の無事を保証する代わりにこの殺人事件の罪を被ることを要求し、佐竹がこれを受け入れて逮捕、というのが冒頭の有罪判決へと至るまでの経緯。
千恵との関係は暑苦しいほどラブラブであり、そんな愛する佐竹が自分のせいで死刑になったことに気を病んだ千恵は自殺しようとした所、たまたま居合わせた鬼頭に出会い、助手として雇われていた。


なお、黒幕は最終的に伊集院によって処刑された。
上記の同級生の遺族が偶然佐竹の生存を知り、報復と確実な殺害を依頼したことで事件の真相が発覚し、ターゲット認定されたのだ。
全てが解決した佐竹と千恵は晴れて飛行機で帰国してEND…と見せかけて、エンジントラブルを起こしている飛行機でEND


ちなみに、千恵が生きている可能性を予想している視聴者もいた。
根拠はOP。ここで描かれるシーンの数々は原作由来であるが、最後のシーンは「首をつっている佐竹が映ったテレビを背景に、佐竹に抱き着いている千恵」というシーンだった。
このシーンを成立させるためには、死刑執行後且つ千恵が生存している、という原作に存在しないケースしかないのである。
まさかその上で原作佐竹と別人だとは思わなかったがな!
(明言はされないものの、最終話で佐竹と同じ姿の男がゲスト出演したことからそっちが「原作佐竹」と思われる)
……しかしよく考えた場合、原作に比べると彼は生命が脅かされるほど肉体にダメージを負うことがほとんどなく、不幸に見舞われるが同じくらいの幸運で生存している形が多いので、別人といわれればちょっと納得ではある。
どちらかという鬼頭のポジションが不明瞭。
ちなみに、原作佐竹のCVは原作の人。原作CV版とかどうするつもりだったのか。






wiki篭り「クソっ!離せ!離せぇぇぇ!」


こうして俺の項目を建てたwiki篭りは警察に連行されて行った。


後日、項目を消してもらうよう管理者の元を訪れた俺は衝撃的な事実を知る。


管理者「佐竹さん…残念ながらあなたの項目はもう消すことはできないんですよ…」


佐竹「なんだって!?」


管理者曰く、建てられた項目の削除は一人の人間の一存では決められないらしい…しかもアニヲタwikiのユーザーたちからは俺の項目は好評らしいのだ…


佐竹「畜生…俺は結局wiki篭りとして自分の項目を追記、修正しなきゃいけないのかよぉ〜(泣)」



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  • まさか佐竹の項目が立つとは思いもしなかった・・・ -- 名無しさん (2022-10-05 20:01:22)
  • 佐竹に声付いたら杉田智和になるかなと思っていたら、マジでそうなるとは -- 名無しさん (2022-10-05 20:43:10)
  • 今の所小峠との共演が無いけど何でなんだろう -- 名無しさん (2022-10-07 09:14:21)
  • 主治医 -- またですか佐竹さん… (2022-10-07 13:12:09)
  • ↑逆w -- 名無しさん (2022-10-07 13:18:09)
  • 何気に京羅戦争の運命を握ってるかもしれない男。前に撮った城ケ崎の写真のフラグもそろそろ回収される頃かな? -- 名無しさん (2022-10-08 08:27:05)
  • ↑今日回収されましたな。警察に提出して捜査が本格化したけどその後はどうなるのだろう?? -- 名無しさん (2022-10-09 20:08:00)
  • ヒルが鼻に入った回が妙に印象的 -- 名無しさん (2022-10-11 15:58:37)
  • ヤクザに金棒腹パンされたり半グレに内臓刺されても視聴者から全く心配してもらえない可哀想な人 -- 名無しさん (2022-10-11 16:58:39)
  • 何気にこの時点で天王寺組以外の全組織と関わり持ってるんだよな。殺されかかってるし本人は全然嬉しくないだろうけど -- 名無しさん (2022-10-11 18:18:06)
  • 工藤の兄貴、すみません。アニメ見るの忘れちゃいましたが腹掻っ捌かないでください -- 名無しさん (2022-10-11 19:04:32)
  • ↑2メロンパンマンとは会ってるっけ? -- 名無しさん (2022-10-15 10:30:44)
  • ↑恋人にメロンパンマンの店を紹介されてる、それで佐竹を勘違いした暗殺者にカレンと一緒に狙われてて壮大な勘違いを展開してた -- 名無しさん (2022-10-15 20:35:57)
  • メロンパンマンのメロンパンそのものがムチャクチャ美味いっぽいから普通に紹介されても何にもおかしくないのよね -- 名無しさん (2022-10-16 09:49:53)
  • サムネ「うわあああ佐竹ええええ」←本編で死ぬのは大体言ってる奴の方 -- 名無しさん (2022-10-17 02:10:03)
  • ↑3カレンじゃなくてカリン -- 名無しさん (2022-10-20 01:30:50)
  • 城ヶ崎の付き添いに刺されたけど今後が心配 -- 名無しさん (2022-10-22 11:16:33)
  • いっそ「佐竹博文の命の危機一覧」で個別記事も作って欲しいw -- 名無しさん (2022-11-07 23:01:14)
  • 工藤の兄貴が逝ってしまった... -- 名無しさん (2022-12-28 19:11:13)
  • 他のメインキャラの項目も作られそう -- 名無しさん (2023-03-02 20:14:02)
  • 宇宙空間に放り出されても生還したかこの男 -- 名無しさん (2023-03-16 00:41:17)
  • デューク東郷(ゴルゴ13)でも倒せない男 -- 名無しさん (2023-04-09 18:22:28)
  • ↑4 その息子が天羽組の門を叩きましたな -- 名無しさん (2023-04-17 20:43:04)
  • 姉妹チャンネル「エモル図書館」では千恵ちゃんも災難にあっている。 -- 名無しさん (2023-06-21 09:54:53)
  • 昨日投稿された佐竹回、バグ大世界線の警察が珍しくまともに仕事してた -- 名無しさん (2023-06-28 22:37:32)
  • 今日の動画で佐竹の生命力の根源が明らかにされたかも笑(詳しくは当該動画を参照) -- 名無しさん (2023-07-27 20:39:47)
  • バグ大の主人公で小峠とは唯一共演してないんだよな -- 名無しさん (2023-07-30 13:56:27)
  • 久我と一条の兄貴が今のイスラエル紛争の話をしたと思ったら、その十数日後にまさかの佐竹がドンピシャでそれに巻き込まれていたことが判明 -- 名無しさん (2023-11-22 00:54:19)
  • 佐竹さんだから絶対に死なないとはいえあそこに連れてかれてどうなるのか予想つかんな -- 名無しさん (2023-11-23 08:20:58)
  • まさか一時期とはいえホストになるなんて想像外だったが、なんだかんだ人の話聞いて励ましたりするの上手いから案外向いてたよね -- 名無しさん (2024-02-12 20:43:30)

#comment(striction)

*1 それでも初期には半グレ上がりの闇金業者の一員として登場するエピソードもあった
*2 解雇理由が「(理由が全て自業自得ではない事故による入退院とは言え)年明けから5月までの間に14日しか職場に出れなかったから」や「そう言った過去を前職を知っていた人間から職場にリークされたから」と言う物がある
*3 腕を売り込みたい殺し屋からすれば「それほど不死身っぷりが有名な男をブチ殺せる腕がある」と腕前証明が出来る上に本人の腕っ節が強い訳ではないので返り討ちに遭う危険は少ないと格好の餌となってしまっている
*4 「佐竹っち」と呼んでいる回もある
*5 小林はほぼ完全に覚えていなかった
*6 しかも筧と揃って本来稀なギラン・バレー症候群を発症しまた死にかけた
*7 後述する筧以外は例外なく死ぬか重い後遺症が残ってしまっている
*8 佐竹が警察に羅威刃が町で爆破したことを告発した
*9 藤崎は18分。
*10 本編の佐竹も初期の回では千恵以外の女性と所帯を持っていたり、浮浪者やホームレスに落ちぶれていることがあったりとかなり設定が不安定で、性格も死刑囚寄りの粗暴でやさぐれた雰囲気のものになっていることがあった
*11 新型コロナウイルスの国内初感染者の確認は令和2年に入ってから
*12 絞首刑は落下の衝撃による頸椎損傷による即死がメイン。その後、しばらく放置して窒息させて死亡確認をして終了となる。

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