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更新日:2024/06/27 Thu 10:42:16NEW!
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ヤングマガジン トーナメント 武芸者 月刊ヤングマガジン 中丸洋介 講談社 漫画 群像劇 テンカイチ あずま京太郎
日ノ本最強ノ武芸者ハ誰カ!?
『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』とは『月刊ヤングマガジン』で連載中の漫画である。
原作は『我間乱』の中丸洋介、作画はあずま京太郎が担当している
現在6巻まで発売中。
◆概要
「本能寺の変が起こらず信長が天下統一を果たして幕府を開いた世界」という史実とは異なるもしもの世界で繰り広げられる、最強の座を求める数多の武芸者が殺し合うバトルトーナメント漫画。
本作で登場する武芸者たちは「武能」と呼ばれる異能じみた超人的技巧や武能に匹敵する技量や身体能力を備えた達人ばかりであるのが特徴。
若干超人バトル漫画寄りにはなっているが、あずま氏の鬼気迫る迫力ある作画で繰り広げられる戦闘シーンも魅力の一つ。
また本作の特徴として明確に主人公格に当たる人物が定められていない。出場者一人一人に主人公にふさわしい覚悟とバックボーンがある。そのため誰が勝ち残っていくのか予想しづらいのも大きな特色。
なお1600年という古い時代ながら台詞が若干現代チックな部分がちらほら見られ、また某漫画ほどではないが中々なルビ芸も散見される。
(例:つまらん、トーナメント、早漏、邪魔)
◆あらすじ
時は西暦1600年“織田信長”が全国統一してから10年が経過していた――
信長は自分の死期を悟ると、最強の武芸者を輩出したものに“この国”を譲ると発表。
天下統一の夢破れた武将たちは、それぞれ最強の武芸者を擁立し、この国の王を目指す!
第一試合は“天下無双槍”本田忠勝(後援:徳川家康)vs.“進化する天稟”宮本武蔵(後援:長宗我部元親)!!!!!
誰もが夢見た異種武術時代絵巻、堂々開幕!!!!!!!!
◆登場人物
◇武芸者
- 『古今独歩の“金剛石”』『金剛仁王』本多忠勝
後援者は徳川家康。
赤みがかった桃色の髪をした屈強な大男。
「五十七度の合戦で傷を一つとして受けたことがない」という伝説を残した日本屈指の猛将であり徳川軍最強の侍。
家康からの信頼も厚く、テンカイチ開催の際には家康から速攻で指名された猛者である。
若干粗暴な言動だが家康への忠義は本物。家康のことは「家康様」と呼び、家康と自身の悲願であった天下取りの夢を再び果たす事を目的として参じた。
流派は「本多流戦場槍術」。得物は二丈一寸の長さを持つ規格外の長柄槍・蜻蛉切。
蜻蛉切を超高速かつ変幻自在に操れる凄まじい剛力と技巧を併せ持つ。特にその剛力を産み出す筋肉は家康から至宝と称えられている。
※武能や技
- 金剛仁王金剛杯禁域
忠勝の武能。
蜻蛉切の長大なリーチを駆使して槍の間合いに入った全てを穿ち或いは吹き飛ばすことで敵を寄せ付けない攻防一体の技巧。
- 赫灼剛躰
「強すぎるが故に本気の出し方を知らない」という忠勝が本気になった姿。
忠勝が極限状態に晒されることで湯気を発するほどに全身の筋肉が熱を帯びパンプアップ。膂力・判断力・反応速度の全てが更に跳ね上がる。
この状態になると全身の筋肉が赫く染まるためその名が付けられた。
- 『無双兵法者』宮本武蔵
後援者は長宗我部元親。
痩身でぼさぼさの髪をした年若い青年。
幼少から剣の才能に目覚めるも、対等に渡り合える敵と巡り合えず自堕落な性格に堕ちてしまった悲劇の男。
その分強者との戦いに飢えており、「最強へ最短距離で突っ走る!」というポリシーを持ち、強さと勝利のためなら躊躇いなく死地に飛び込める度胸を持っている。
流派は「当理辨助流」。得物は当初は木刀だったが、父親から借り受けた金重の太刀と脇差に切り替えた。
天賦の剣才を持ち合わせており、忠勝との殺し合いの中で爆発的な速度に剣才が覚醒。
史実とは比べ物にならないほどの速さで急成長を遂げ、死闘の中で二刀流に開眼し即実戦で二刀を使いこなす恐るべき潜在能力を持つ。
※技
- 二天龍堕
二刀で相手の武器をいなして地面に押し付ける形で抑え込み相手の攻撃を防ぐ防御技。
- 二天龍背駆
「二天龍堕」で無防備になった相手目がけて一気に強襲し斬り付ける連携技。
- 『風魔の女帝』六代目風魔小太郎
後援者は北条氏政。本名は「紅」。
豊満ながらも筋骨隆々で屈強な体躯をした長身美女。
傲岸不遜かつサディスティックな性格で、「自身の身体に宿る天稟で努力の全てを食い散らすことが最高の馳走」と豪語して徹底的に相手を蹂躙することを好む。
場合によっては相手をジワジワといたぶることすら躊躇わない。
元々五代目風魔小太郎も目にかけるほどの才能の持ち主だったが落ちこぼれの同期の少女「蒼」を見捨てられなかったことで蒼とともに薬物の実験体に落とさてしまう。
その後殺処分目的で投与した薬物で蒼が死んでしまったショックで薬物を克服して驚異的な身体能力を獲得。拘束を破って五代目を除く風魔の研究者たち全員を素手で皆殺しにした結果六代目風魔小太郎の地位に着いた。
なお蒼への感情は友情ではなくペットを可愛がるような上から目線の愛玩。覚醒の理由も「自分の可愛がっていた犬を勝手に殺された怒り」という自分本位なものであった。
流派は「風魔党忍術」。得物は長い鎖が取り付けられサイズも砲弾にしか見えない異形の風魔手裏剣。
風魔党に伝わる特殊な秘薬「雅大蛇ノ五番」による肉体改造で異常な身体能力を獲得しており、驚異的な剛力と柔軟性を兼ね備えた超人。
手裏剣を組み合わせた格闘術を組み合わせて戦う荒々しい戦法を得意とする。そして忍者らしく風魔手裏剣以外の暗器も戦いで使って戦闘を優位に進める。
※技
- 風魔手裏剣 鷹ノ弾
野球の投球フォームを彷彿とさせる動きで風魔手裏剣を超高速で投げつける技。
掠めただけで木を抉る程の威力を持つ。
- 風魔手裏剣 虎ノ弾
極限まで身体を捻って力を溜め、下手投げの要領で風魔手裏剣をより超高速で投げつける技。
速度も威力は鷹ノ弾を上回り、直撃した樹木が爆散するほどの威力を持つ。
- 風魔禁術 雅大蛇ノ六番
小太郎の切り札。アンプル型の薬品で、首に突き刺し注射することで発動するドーピング。
その実態は常人ならば心停止確実の強心作用を持つ劇毒。
血がとろみを帯びるほどのヘモグロビンの肥大化・活性化を引き起こし、結果として肉食獣のパワーと草食動物のスタミナを得ることができる。
これにより元々超人の域にあった小太郎の肉体は更に異常強化がなされ、地の文から「地上最強の獣」と呼ばれるほどの戦闘力を発揮できる。
この状態になった場合小太郎自身まともな戦いになるとは考えておらず、「ここからは狩り」と評している。
欠点は効果発動中は血の凝固作用が失われ、傷を負えば血が流れ続けてしまう事。また血を流し過ぎると強化の恩恵もなくなってしまう。
- 『小太刀無双』冨田勢源
後援者は近衛前久。
小柄で細身の体をした盲目の老人だが、売られた喧嘩は誰が相手だろうと買う気性の荒い人物。
その気性の荒さは気に入らない者は織田の家臣だろうと躊躇いなく切り刻んで惨殺するほど。
一乗谷城の戦いで織田軍に孫の善左衛門を殺された経験から信長を憎んでおり、「信長公」「クソ暗君」と堂々と吐き捨てている。
視力を失ったのもこの孫の喪失による精神崩壊が大きく、世捨て人状態になっていたが、次第に怨念じみた異常な集中力・執念によって脳内に架空の孫の姿を構築。
架空の孫との無数の脳内シミュレーションによる対戦を繰り返し、ただでさえ達人級であった技量をさらに高め、積み上げた経験と強さを求める執念から超人的な感覚を会得した。
流派は「中条流」。得物は小太刀。
視力こそ無いがそれ以外の感覚が異常に研ぎ澄まされており、常人以上に認知える目を持つため障害物の多い戦場でも苦も無く戦うことができる。
鍛え抜き研ぎ澄ませた超感覚と小太刀の技巧、そして勝利への狂気に等しい執念を軸に戦う技巧派の武芸者。
※武能や技
- 白夜眼
勢源の武能。
尋常ならざる集中力と極限まで研ぎ澄まされた聴覚・触覚・嗅覚を駆使して周囲の環境情報を手に入れ、つなぎ合わせることで周囲の状況や敵の攻撃を感じ取る技巧。
集中力が要になっている部分が多く、例え鼓膜を潰されても周囲を察知して攻撃を捌くことが可能となっている。
- 白夜眼・天網荊棘
白夜眼の範囲を周囲の戦場一帯ではなく目の前の敵にのみ収束させた至近距離専用究極戦型。
情報の解像度が極限まで上昇することで、敵の骨や筋肉の軋み、脳内シナプスの発火すら捉えることが可能になる。
これにより一手先の相手の未来の行動すら先読みできる。
- 『海の魔物』ウィリアム・アダムス
後援者は毛利輝元。外国人枠その1。
元々はイングランドからの漂流者。体の随所に刺青を施した体と白くなった金髪が目立つ初老の男。
激しい征服欲を抱えた仰々しくも不遜な態度が目立つ粗暴な人物で、殺し合いを「セッション」と呼ぶ。
なおバイセクシュアルの気があるのか対戦相手の宗矩をサムライの象徴として敬意を表しながらも「エロい」「一度ぐらい犯してやりたい男」と評していた。
流派は「ダークダンス」。得物は西洋の短剣であるダーク。
決闘裁判の代理闘士であった母親から伝授されたダークとそれを操る武術を駆使して戦う。
長州へ漂着した直後に自身を捕らえにきた毛利軍の兵士数十人を余裕の顔で単身で返り討ちにし死体の山を築く実力の持ち主。
※技
- 死の舞踏
アダムスが操る武術流派。
西洋の舞を応用した読み辛い独特な拍子と間合いの動きで相手を戸惑わせる歩法。同時に船の甲板の揺れに合わせて移動することで間合いを自在に詰めて攻め込む。
- バインド
実在する西洋剣術の技法の1つ。『我間乱 ―修羅―』の西洋剣使いの必須技能
鍔迫り合いの際に相手の刀身に自身の刀身をぶつけることで相手の動きを制し、自身の意のままに動かす技。
この技巧で相手の動きをコントロールし、生まれた隙目がけて短剣で斬り付けるのが基本戦術。
- 『剣術無双』柳生宗矩
後援者は織田信忠。この世界では織田家兵法指南役として地位を確立している。
髪の一部が白くなった黒い長髪の理知的なイケメンの優男。
普段は穏やかかつ理知的だが、同時に強い武芸者の死と苦痛に顔を歪ませる姿を見ることに飢えた重度の快楽殺人鬼の顔も持つ二面性の激しい人物。
強者との殺し合いに反応して殺人衝動が高ぶると優男のような風貌が般若のような悍ましい表情に変貌する。顔芸枠とか言わない。
殺人衝動にも肯定的で、「それが剣を極める道ならば某は望んで魔となる男」と評している。
一方で殺人衝動さえなければ冷静沈着な人格者でもあり、独り言のように相手の技の術理を呟くなど、本作の実況解説役も担っている。
僧侶の沢庵とは親友でお互い軽口を言い合える仲。沢庵からは「むーちゃん」と呼ばれている。
流派は「柳生新陰流」。得物は日本刀。
天才剣士としての卓越した技量は凄まじく打ち合った相手の技術を相手の力量以上の精度で再現可能。
殺人衝動に飲まれた際は一思いに相手を殺さず、徹底的に斬り刻んで相手の心も体も「削り取って」惨殺することを好む。
※技
- 柳生新陰流禁伝 無極円環
柳生新陰流の「回し打ち」と「切り上げ」を組み合わせた攻防一体の高速連続攻撃。
猛烈な斬撃の嵐によって相手の体の挙動すら制し、身動きどころか気絶すらできない激痛を与え続けて全身を削り取る。
この攻撃は宗矩が相手の苦しみ死にゆく様を眺めて「相手の心身の全てを削り取れた」と満足するまで続く拷問技でもあり、最後は宗矩の許可を経て漸く死が与えられる。
- 『剣聖』『武神』上泉伊勢守信綱
後援者は柴田勝家。
御年100歳に達する冨田以上に老いた老人。妖怪枠その1。
枯れ枝のような体躯と、長い白髪と白いまつ毛が印象的。
普段は爆乳美女2人に囲まれながらほとんどの時間を押し車の中でうたた寝しているが、強者が現れると覚醒する。
なお普段の姿が爆乳美女にセクハラまがいの言動をするアレな光景だったので蘭丸からは一時エロジジイ扱いされていた。
他人を「チミ」と呼んだり言動は軽いが、素顔は「歴史上最強“千年無双”」という野望を掲げて強さを追い求める野心家。
飄々とした態度が目立つが100年たっても未だ強さへの執着は衰えておらず、自身と互角に殺し合える相手であった長光を前にして獰猛な笑みを浮かべていた。
流派は「新陰流」。得物は日本刀。
抜刀する事を「禁じ手」としているセルフ縛りプレイを課しており、代わりに剣技ではなく武術を主体として戦う。
宗矩から「妖怪」と評されるその技巧は人間離れしており、「神の技」とも例えられる。
※武能と技
- 無刀取り
脱力と身体操作により敵の攻撃を素手で受け止め、その後相手の力を受け流し敵の体勢を崩させて制する合気術。
「筋力を否定する武術の最終系」と例えられた神業である。
言うは簡単だが上泉のレベルになると「練度高すぎて参考にならない」とまで言わしめる。
- 天覚ノ門
上泉の武能。
「武の境地の扉」とも評される技巧で、精神修養時の臨死体験の末に開眼した。
発動することで人間の限界を超える反応速度と動きの精密さを兼ね備えた状態となる。
付添人の丸目蔵人によれば「机上の空論の如きこの世の武術の術理すら実現することができる」という。
ただし開きすぎると命に関わるため乱用は危険らしい。
- 奥ノ門 天戸門
危険度を度外視して「天覚ノ門」の深度をさらに深め、門を更に開いた状態。
世界を構成する大小無数の物質や力の流れを感じ取ることで、どう動けばいいのかの最適解を瞬時に理解して行動できる。
- 最奥ノ門 獄落門
門を完全に開ききった状態。付添人である丸目蔵人曰く「もはや先生は神も同じ」。
- 『力の現人神』『鬼神』日野長光
後援者は羽柴秀吉。妖怪枠その2。
身の丈2メートル以上、テンカイチ参加者の中でも飛びぬけて屈強な肉体を持つ相撲取り。
蘭丸と同様に信長に忠誠を誓っており、異議を申し立てた柴田勝家に鉄扇を投げつけて大怪我を負わせる。顔を鬼の仮面で覆っているが、素顔は左の額から角のように骨が隆起した童顔のイケメン。
今の名は角力でかつて倒した力士が名乗っていたものを信長から与えられた、いわば2代目日野長光に当たる。
強すぎる肉体と武の才能から常日頃満たされた感覚を味わえず、己を満足させる戦いに飢えた果てに、大陸の医療針を応用したものを仕込んだ鬼面を被り、強制的に意識を封じていた。
仮面をつけている間は言わば「寝ながら起きている」状態のためまともな会話は不可能だが、実際は饒舌で関西弁を使いノリも結構軽い。
流派は「相撲術」。得物は無し。
ぶちかましで巨大な鉄の檻を吹き飛ばす規格外の怪力を産み出す筋肉と、その筋肉の圧に耐える強固極まりない骨を持つ。蘭丸曰く「神の肉体」。
その骨は日本刀による斬撃すら断ち切れないどころか逆に骨で刃を遠さず押し返せるレベル。誰が呼んだか相撲の上手いガーゴイル。
その余りに非常識な肉体はテンカイチ参加者から「鬼の類」「完全に人間の領域はみ出してる」「砲の如き筋肉と鋼の如き骨格を併せ持つ」等と例えられ、異常な強度と硬度を備えた骨は「鬼甲骨」と評された。
※技
- 神舞太刀
大きく足を振り上げ、鞭を振るうように超高速で足を振ることで真空の刃を形成して敵目がけて飛ばす非常識極まりない神業。
真空の刃を飛ばす技なので不可視の状態で飛んでくるのが大きなポイント。
- 神舞太刀・双刃
応用技その1。
両手の手刀を振るって、2発の巨大な真空の刃を連続で飛ばす。刃のサイズは足で放った神舞太刀を上回る。
- 神舞太刀・乱舞
応用技その2。
手刀と蹴りの両方で真空の刃を形成して飛ばし、不可視の刃を乱射する。
- 地這荒魂
四股踏みの要領で地面を渾身の力で強烈に踏みつけて地盤を破壊。同時に風圧の壁を巻き起こして相手の姿勢を2重で崩す技。
ネタバレ注意
- 天覚ノ門
上泉が到達した境地と同じもの。
天覚ノ門を開き、張り手も蹴りも当たらなくなった上泉の猛攻の前に、「自分は人ではないのだから人に愛されるはずもない」「人でなしの自分が武の神様に殺される。死にざまとしては上等だ」と諦観しかけていた長光が上泉から愛を与えられたことで奮起、覚醒した。
- 佐々木小次郎
流派は「巌流」。後援者は明智光秀。
翁の面を被り顔を隠している怪人物で、武蔵に対して強い興味関心を寄せる。
- 服部半蔵
流派は「鬼槍流」。
猿っぽい風体の中年の男性。後援者は滝川一益。
かつては本多忠勝と共に家康に仕えた仲であり忠勝を「バカ筋」と呼ぶなどかなり親し気。
- 東郷重位
流派は「示現流」。後援者は島津義久。
- 弥助
流派は「ングニ棒術」。後援者は織田信雄。
アダムスと並ぶ外国人枠だがこちらは黒人。
- 宝蔵院胤舜
流派は「宝蔵院流槍術」。後援者は前田利家。
無邪気な少年僧だが非常に自信家で好戦的な性格。
- 林崎甚助
流派は「神夢想林崎流」。後援者は伊達政宗。
髪型をオールバックにしたワイルドな風体。
- 伊藤一刀斎
流派は「一刀流」。後援者は丹羽長秀。
髪を後ろに撫で付け眼鏡をかけた初老の男性。
にこやかな笑顔の似合う一見穏やかそうな人物だが、この作品の武芸者の例に漏れず非常に好戦的。
本人曰く「お預けを喰らうのは嫌い」らしく、上泉の試合を見に来た際は上泉の姿を見て闘争心が高ぶってしまい若干後悔していた。
- 小笠原長治
流派は「真新陰流」。後援者は上杉景勝。
◇その他
- 『魔王』織田信長
天下統一を果たした第六天魔王。
1600年現在では老いに老いてもうすぐ寿命間近の状態になっているが、老いた結果気性が荒くなり、血と闘争を求めるようになってしまう。
その結果自身の跡継ぎを決める手段として武芸者同士の殺し合いを思いつき、「代理国獲合戦テンカイチ」の開催を強行した。
なお息子や忠臣への権力移譲は「それらすべてつまらん!!」と吐き捨てている。
- 森蘭丸
織田信長の小姓。テンカイチにおける司会進行役とレフェリーを務める。
中世的な顔立ちだが己の美貌に絶対の自信を持つナルシストでもあり、服装は女物の服を好む女装家。
見かけはイロモノだが信長への絶対的な忠誠を誓っており、信長の意思に反した者への態度は冷淡である。
また有名な武芸者や武器を見て喜ぶマニアな一面もある。
なお見かけによらずかなりの巨根。
- 柴田勝家
言わずと知れた信長の重臣。髭面が特徴的な強面の中年男性。
血に飢えている信長や蘭丸とは対照的に常識と平和を重んずる性格をした真っ当な武士であり、自身の跡継ぎをテンカイチで決することに至極当然の正論で反対したが、神(信長)に対する不敬と見なされた事により、顔面が陥没するほどの大怪我を負ってしまう。それでも何とか一命はとりとめたが、右目を失っては怪我を負った跡が痛々しく残っている。
追記修正は日ノ本最強ノ武芸者になってからよろしくお願いします。
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▷ コメント欄
- しかし終末のワルキューレあたりからこの手の漫画増えたわね -- 名無しさん (2022-10-16 13:18:48)
- ニンジャと極道を思い出すルビ芸 -- 名無しさん (2022-10-16 17:20:00)
- へぇ、武蔵が主人公じゃなかったのか -- 名無しさん (2022-10-16 17:25:19)
- ↑確かにイメージ的にも描写的にも現状一番主人公「っぽい」っちゃ「っぽい」んだが… -- 名無しさん (2022-10-16 21:05:31)
- 主人公っぽいけど主人公とは明言されてないので判断に迷う -- 名無しさん (2022-10-16 21:10:26)
- 第一話の時点では武蔵出てきてなくてどう見ても忠勝が主人公だったしね -- 名無しさん (2022-10-16 21:36:36)
- 作者はKOF14書いてた人か。道理でラルフやラモンみたいな濃い顔が多いと思ったわw -- 名無しさん (2023-02-26 13:44:28)
- 色んな所でワルキューレ云々言われてるけど面白い -- 名無しさん (2023-04-08 21:30:28)
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