ジャパリパーク周遊取材記
ここはジャパリパーク。
ヒトと動物と『フレンズ』が、共に暮らす場所。
このSSについて
作者が「せっかくジャパリグループ・プロジェクトに設定がこんなにあるんだから、一本のストーリーを書いちゃおう」と思い立って執筆しているSSです。
毎回いろいろなテーマを使い、一章完結形式でまとめています。
君も一緒に『ヒトと動物とフレンズのいるジャパリパーク』を旅しよう!
あらすじ
世界最大規模のテーマパークである巨大複合型動物園『ジャパリパーク』。賑わいを見せるパークへと取材旅行に赴く雑誌記者の私は、動物が苦手だった。
ガイドのミライ、アニマルガールのサーバルとオキノタユウに連れられて、私はジャパリパークを巡る旅をする。
登場人物(カッコ内は作中で頻出する呼ばれ方)
私(ササキ)
ジャパリパークへ取材に訪れた女性の観光雑誌記者。
動物全般に対して苦手意識を持つ。
普段は冷静であろうとするが、予想を上回るパークの様子に驚かされっぱなし。
この物語は『私』の視点で進む。
ミライ(ミライさん)
『私』にパークの案内をしてくれるガイド。
動物や自然現象について詳しく、『私』の疑問にも回答してくれる。
サーバル・公式フレンズ
同行している『フレンズ』の一人。
元気いっぱいだがドジなところがあり、トラブルのもとになることも。ときどきツッコミも冴える。
ゲーム・マンガなどが好き。
オキノタユウ(オキちゃん)・フレンズ作 Fu_sutu
同行している『フレンズ』の一人。
別名をアホウドリ。
基本的に天然で、突飛な行動でときどき『私』を振り回す。
飛ぶことと魚が好き。
各章あらすじ・ゲストフレンズ紹介
先ほどの通り、一章完結形式です。まとめ読みをするなら第1話から章ごとに休憩を挟んで読むことをオススメします。
――私はとうとう、ジャパリパークに到着した。不安に駆られるまま、私はパークガイドに不思議な不思議な『フレンズ』のいる、『ジャパリパーク』を案内される。
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ボーダーコリー(フレッド)・フレンズ作 鳳鷹(ほーよー)(Twitterキャラシートより)
BIGDOG内でハンドラーコーチとして働いている。自身もハンドラーとしての技術は本物である。ヒトの身体になったことでいろいろな動きができることを楽しんでいる。
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登場施設
――2日目にして、私たちはキョウシュウという区画に移動した。まずはサバンナサファリを観光することになったが、そこで私は気球乗りのフレンズに出会う。
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ニワトリ・公式フレンズ
フレンズで気球を操れることを自慢する気球乗り。ただそのことで変わった悩みもあるようで……?
アフリカオオコノハズク(博士)・公式フレンズ
フレンズたちの参謀役にして並みのヒトにも劣らない知識の持ち主。日夜『研究』に明け暮れる。
ワシミミズク(助手)・公式フレンズ
博士と同等の知識量を持つ。博士をサポートする助手に回ったのはキャラが被るのを避けるためらしいが、それはここだけの話。
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登場施設
キョウシュウ・ジャパリ図書館
――列車によって私たちはゴコクという区画へ移動。海に近いナリモンという地域へ到着した私は、2体の海獣のフレンズと、『水族館』に遭遇する。
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シャチ・フレンズ作 stylecase
チャラさのある海のギャングならぬ海のナンパ魔。水上オートバイで今日も海を征く。どうやらパフォーマンスのデビュー日らしいが……?
シロイルカ(ベル)・フレンズ作 stylecase
ナリモン水族館を支えるフレンズの筆頭。清楚さが感じられ大人しそうに見えるが、仲間のため、そして大切な人のためなら強く出られる。
コガタペンギン(コロラ)・フレンズ作 ぺぬ
コーナー解説を担当している。人前に出ることに慣れて解説も見事なものだが、礼儀正しく謙虚さを保っている。最近の心配事は「ベルの付き人のサイフが死んでしまわないか」について。
カマイルカ(カルカ)・ フレンズ作 ドリキャスん
水族館の警備員を担当している。活力なら水族館でも上位に躍り出る。カマを分離させたような武器が特徴的。
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登場施設
――清流ゴマント川が周辺を流れるイラス山へ、私たちは取材旅行の一環でキャンプをすることになった。そこで新たに3人のマイペースなフレンズたちに出会う。謎多き彼女らには普通のフレンズと違う秘密が……?
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オキゴンドウ(セーラー)・フレンズ作 tanisi_12
ナリモン水族館所属しているが、1人になるときには山に登る。気分屋でミステリアスな一面を持つものの、基本的には優しいフレンズである。
ロシアンライカ(ライカ/クドリャフカ)・フレンズ作 Hanagaki
キャンプ場へキャンプに来た。クールではあるがジョークを好み、真顔のままボケることもある。星に詳しい。
リヴァイアタン・メルビレイ(メルビィ)・フレンズ作 ルシィ
ゴマント川へ修行に来た。自身を最強と名乗る。鍛えられた身体と肝っ玉でとんでもない行動に出ることがある。
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登場施設
イラス爬虫類園: イラス・ゴマントキャンプ場
――高い高い、雲よりも高いアンインの山岳地帯の山の上。そこには『鳥類館』、ヒトが築いた鳥たちの楽園があった。私は自分自身と彼女らについて、今一度強く思い知らされることになった。
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ブンチョウ(フミ)・フレンズ作 春日井磯也
鳥類館のサポートをしている。気が強く、見知らぬ人物には「ギャルルー!」と威嚇する。しかしそれは警戒心によるものである。
リョコウバト・公式フレンズ
鳥類館でガイドを担当している。以前からサーバルとも交流があるらしい。注目してほしいときには「アテンションプリーズ!」と叫ぶ。
ワタリガラス(レイ)・フレンズ作 ZAKU
各地を旅する渡り鳥。ときどき旅の話をお土産として持ち帰っては鳥類館のフレンズに話している。オキちゃんの親友。
メジロ・フレンズ作 MDアクス
鳥類館を拠点にするフレンズの一人。甘いものに目がない。
ドードー・公式フレンズ
鳥類館を拠点にするフレンズの一人。出会った人々とすぐに友だちになりたがる。
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登場施設
現在の更新状況
更新を凍結しました。
詳細はカクヨムの近況ノートよりお願いします。
公開場所
更新はカクヨム先行となります。
また各キャラのキャラシートや更新予定の詳細は作者Twitterに記載されています。
この長編SSの内容をざっくり紹介すると、「主人公が旅によって自分の知らなかったことを知っていく」というロードムービーものです。
舞台として『ジャパリグループ・プロジェクト』を用いるにあたり、このSSではヒトがフレンズと親密に関わっていることで初めて綴ることのできるストーリーの構築を目指しています。そのためアニメ版やアプリ版の雰囲気とは違った『けものフレンズ』をお見せできると思います。
なお、これまでの『けものフレンズ』で積み上げられてきた精神的な根源の部分は自分としても崩すつもりはありません。良さを殺さず、「『けものフレンズ』でこんなこともできるよ!」という物語の作例となれれば幸いです。
時間があれば、どうか『けもの嫌い』の主人公の成長を見守ってあげてください。
エピソードの幕間話を勝手に追加してもらっていって構いませんし、作中にない場面のファンアートを独自に描いてもらっても大丈夫です。
むしろ作者としては、自分の物語をベースにJGPの世界が拡張されるのは嬉しい限りです。
あまり自分で言うべきことではないかもしれませんが、どしどし創作しちゃってください。
ページ作成者:相須楽斗
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