激突!チャリティーバザー(アニメ版こち亀)

ページ名:激突_チャリティーバザー

登録日:2026/08/31 (月) 10:48:32
更新日:2026/09/02 Wed 19:28:39NEW!
所要時間:約 17 分で読めます


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こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 こち亀エピソード項目 両津勘吉 チャリティーバザー シャレにならんオチ 野球拳 小野小町 白鳥麗次 白鳥不憫回(署長も) 金の亡者


激突!チャリティーバザーとは、こち亀のエピソードの一つ。年末恒例のボーナス争奪戦の4弾。
アニメでは175話、単行本第7巻「派出所売ります!の巻」、114巻「フリマで一儲け!の巻」、83巻「クルシミマス・バザーの巻」を基にしている。
葛飾署で開かれるチャリティーバザー内で、両津と小町が対決する内容となっている。


あらすじ


葛飾署のチャリティーバザーの幹事に小町と奈緒子が行うのだが、みんなが非協力的なため、進まなくて困っていたため、麗子さんにお願いした。麗子はこんな提案をした。


「手作りのケーキを売るなんてどう?みんなで協力すれば、今からでも間に合うんじゃない?」


「材料費は、私がカンパするから。」


それを聞いた二人は麗子に抱き着き、


小町「さすが麗子さん!」

奈緒子「頼りになる~。」


と褒める。*1


そこへ両津が起きて、「ギャーギャーピーピー、煩くて寝てられやしねえ」と耳障りになって来たところで小町と奈緒子は戦闘態勢になり、小町「出たわね、野蛮人!」と構え、「また油売りに着やがったな、この給料泥棒が!!」と構え、奈緒子「それはこっちの言うセリフよ!」「何?!」とヒートアップするも麗子が制止し、「ねえ両ちゃんも協力してあげて。」と頼まれた両津は「協力?こいつらに?このワシが?フン!やなこった!」と拒否し、小町と奈緒子も拒否した。麗子は両津にバザーのことを聞かされ、外に出ると、ポスターが貼ってあるのを今更ながらに確認した。奈緒子曰く、1ヶ月も前からこのポスターが貼ってあったが、両津は「ポ、ポ、ポ、ポスター?これが?フン!こんな貧乏くさい手書きの紙っ切れ。」と冷やかしたため、二人は怒りに震える。


小町「何ですって?!」

奈緒子「ひっど~い!」


そして、「なにこれ?ショボ!センス悪!これじゃ品物が集まらないのもあったりめぇだ」と評価したことで、小町がドロップキックをお見舞いし、二人は麗子の所に駆け込んだ。


「麗子さ~ん!」

「麗子さ~ん!」


「あいつ何とかしてください!」

「最低最悪、超ムカつく!!」


両津は「痛ぇだろうが!」と入るが麗子は「両ちゃん、私も圭ちゃんも協力したのよ?両ちゃんも要らないおもちゃがたくさんあるんじゃ無いの?」と指摘され、両津は意固地になり「冗談じゃない、これはわしの大事な宝だ、要らない物など一つもない!大体バザーなどしてワシはいくら儲かるってんだ?」と話したため、二人は


小町「馬鹿ね、これはチャリティーバザーなの!」

奈緒子「収益は全額寄付するの。」


これを聞いた両津は「寄付だ?何でわしがそんな事せにゃならんのだ!」と愚痴ったため、


小町「エゴイスト!」

奈緒子「最低男!」


と批判されるも「何を!この乳無しコンビが!!」とエスカレートしたが、麗子が止めに入り、「まあまあ、両ちゃん、このバザーは町内の老人会への援助が目的なの」と目的を伝えるが、
「ワシが飢えて苦しんでる時には誰一人1円もくれないくせに、何が援助だ。」と文句を言ったため、
「「もういいです、麗子さん。」と小町は改め、「どうせこんな野蛮人の物なんて誰も買う訳ないですから、協力してくれなくて結構!!」と言ったため、両津は「バカ言え!わしのコレクションはな、ファンが見たらよだれが出るような限定プレミアグッズばっかりなんだよ!」とロッカーの両津の私物を「ここにだって一体何十万もするようなフィギュアや限定プラモがゴロゴロ!」と探すが二人は


小町「あの、無駄な協力はいらないから、私たちの邪魔だけはしないで貰える?」


奈緒子「明日のバザーにも来ないでね。」


小町「迷惑だから!」


そういわれた両津は私物を全て売ることにした。最早両津の付き添いの本田は「先輩、これみんな売っちゃっていいんですか?」と聞くが両津は「フィギュアもプラモもいざという時のために全て2つずつ買ってあるものばっかりなんだ。」と話す。


チャリティーバザーはお好み焼きや日用品、お菓子など、マニアックな物ばかりだった。


両津は「案の定思った通りだ。」と感じ、本田は「何がですか?」と聞き、「小町らが幹事じゃその程度の品揃えだって事だ。」と感想を話し、店を敷いた。


「さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!」


「こちらマニア必見のお宝物、超レアグッズを超格安で販売しております!」


「バザーの目玉、両ちゃんのお店でございます!」


と宣伝し、子供がこれ幾らかと聞かれた両津は「8000円。」と聞かれ、帰って行く。フィギュアを目にした男性に対しては50万円と言われ、皆ぞろぞろと帰っていく。


本田は「先輩、ちょっと値段高すぎるんじゃ…」と聞かれるも「バカ言え!」
と制止し、


「今や入手困難な一品ばかりだぞ、ワシに言わせれば超破格値だ」


と金銭感覚が滅茶苦茶な言い訳をした。


小町たちの方も、全然売れない事に憂いていた。そこに両津が「随分暇そうじゃねえか。」覘きにかかる。そして、


「どれもこれも家で余ってる引き出物やお中元、お歳暮の横流し品ばっかり…」


「こんな品揃えじゃだれも見向きもせんっちゅうの」


と言われた二人は、


小町「うるさいわね!」

奈緒子「しょうがないじゃない、みんなこんな物しか寄付してくれないんだもん!」


と話すも、「まぁ、所詮お前らには誰も本気で協力なんかしなかったって事だ」と言われた二人は憤り、小町「なによ!まるで自分ならもっとマシなものが集められたって口振りね!」とエスカレートし、チャリティーバザーという名の戦いが始まった。


早速両津は署長室に扉を蹴破って殴りこんだ。


「署長!」



「呑気に飯など食ってる場合じゃない!」


「何事かね?」


「署長はバザーに何を出しました?」


「タオルセットだが…?」


「タオル、何ですって?」


「タオルセット…」


「ほう、タオルセットねぇ…」


そして本田を引き出し、中川はフェラーリF40を出した事や、麗子はブランド品のバッグ50個は寄付した事や亀戸署の署長が家電製品100万円分を寄付した事をネチネチ言葉責めをして署長を納得させて、寄付させる事に。


「何がいいかな?辞書なんか…」


「うお~、いい時計してるじゃないですか署長!!」


「こ、これはいかん!これはまずい、買ってからまだ3日しか…」


「ほう、ローラックスじゃないですか、これで手を打ちましょう。」


「あぁ、やめて!ボーナス叩いてやっと買ったのに…」


とローラックスを持ってかれてしまう。更に…


「えーと、確かここにコニャックの高級品が…」


「な、何でそれを…!?」


「来賓の贈答品を隠し持ってはいけません。」


「この際全部吐き出しましょう。」


と贈答品を全て持ってかれた挙句、金杯も持ってかれてしまった。


「へへ、これで何とかメンツが立ちそうですな署長。」


「ご協力感謝しま~す!」


と全てを失った屯田署長は崩れ落ち、「悪魔め…」と恨み節を吐くしかなかった。


そして向かったのは次長室だった。


「次長は何を出しました?」


「石鹸の詰め合わせだが…?」


「石鹸の詰め合わせねぇ・・・」


「それが何か、問題でも…」


そして本田に署長がローラックスの時計を寄付したことや金杯や贈答品を多数寄付したことを知らせて、次長の言う事を聞かせた。
両津は「ちょうど手頃なゴルフセットがあるじゃないですか。」と目を向ける。次長は持っていくのを止めたが、「署にこんなもの持っていいんすか次長?」そして、


「勤務時間中に打ちっぱなしで次長を見かけたって話、誰に聞いたんだっけかな?」


「署長の耳に入ったらどうなるのかな?」


と言われ、渋々持ってかれてしまった。


「ご協力ありがとうございました~!」


「どうも~。」


「まだ一度も使ってないのに…」


そして、署員たちの私物を勝手に寄付に使ってしまった。


「それだけは勘弁してくれ!!」


「後生だから~」


「親の形見なんだ~!!」


「うわっ!まだローンが!」


「鬼~!!」


そして…


「流石先輩っすね!これならガッポガッポ儲かりますよ!」


「ワシが本物のバザーを見せてやる!」


両ちゃんのお店の高級品コーナーを提示した。


「さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃいね。」


「こちら角のデパート、赤木屋さん、白木屋さん黒木屋さんじゃ、」


「紅白粉付けたお姉さんに頂戴くださいって言やあ5万10万は下らねえ品だ御立ち合い!」


「ね!そこはそれ本日はチャリティーバザーだ!ね!それだけくれたら申しませんってんだ、ちきしょうめ!」


両津は全品を一律1万円で販売する事に。両津は「楽勝だな。」と余裕ぶっこいていたが…


小町と奈緒子は交通課の全員がボーイフレンドから貰ったブランド品を売っていたのだ。


両津は「これなんか未開封じゃねえか!どうして中身が分かるんだ!?」と質問するが婦警の一人は、「だっておんなじ物持ってるんだもん!」「たくさん持ってると、分かるようになる」と言うが両津は、「お前らに貢ぐ男どもの気が知れん」と言うが、小町は「負け犬の遠吠え」と揶揄され、奈緒子は「モテない野蛮人は邪魔よ、あっち行って。しっしっ。」と追い払うような仕草を見せ、


小町「これが交通婦警の実力よ!」


とみんなに高笑いされた両津は「クッソ~!!」と悔しがるが、本田がやってきて、「かつしか署の女性陣はモテますからね。」と話すが、店番をしていたはずの本田がいた事で、「何やってんだ本田!店番はどうした!?」と話すが、もう売るものが無くなったというのだ。


両津は、「売り上げは?売り上げは幾らになった?」と確認した。結果は…


「25万円ちょうどです!」


としたが、婦警たちのほうが更に上がっていた。小町は、「お生憎様。うち等の方が売り上げ多いようね。」と嘲笑い、高笑いされた両津は「クソ~!!」と悔しがるしかない。


しかし、そこにポルシェのエンストの演出とともに白鳥麗次がやってきた。
白鳥は「いや~、スーパー貧乏人の両津君、僕のポルシェを駐車場に回しておいてくれたまえ」と上から目線で言ったため、「わしはお抱え運転手じゃないぞ!」と抗議するが白鳥は聞く耳を持たず、麗子に近づき、「今日はお招きいただいて有難う」と挨拶し、チャリティーバザーのことを聞き、協力するといった手前、カードを取り出したが、使えない事を知った白鳥は唖然となる。


「相変わらずなアホボンだな」と詰られた白鳥は「これだから下町は嫌なんだ!」と嘆く。そして、麗子を誘ったが、両津はそんなに協力したいならして貰おうと言い、何かを始めた。


そして小町らの所に行き、チャリティーに協力したが、何しろ白鳥のお金は、おもちゃのお金だった。「後で僕の会社に来てくれたら、キャッシュと交換してあげるよ。可愛いシンデレラちゃん。」と誘うが、小町は破き捨て、白鳥に腕固めをした。


そして両津は30万円で貧乏な男にオーナーに、「これで君がオーナーだ」とポルシェを渡した。


「待て待て待て待て待て待て待て!」


「これは僕のポルシェだ!」


と白鳥が抗議したが、「残念だがたった今この車の所有権は30万で彼に移った」と話された白鳥は、「ふざけるな!」と抗議するもポルシェは行ってしまった。


金の亡者両津は白鳥の着ているアルマーニのスーツ、プルガリの時計、平鴨の靴を、一律1万円でお買い上げした。文字通り身ぐるみを剥がされた白鳥は、「ママ~!!」と泣き叫んで逃げるように去っていくのだった…


両津はこれで10万アップだと高笑いし、悔しがる小町がとった作戦は…


奈緒子「いらっしゃいませ~。ウフッ♡」



小町「手作りケーキはいかがですか?チュッ...♡」



奈緒子「ミニパト型のケーキでーす!」


ケーキ買って~♥♥



ボルボなら完全に鼻血を出すであろう婦警全員がバニーガールになって、ケーキを売る作戦に出た。


魅了された男性陣は喜んで買おうとする。両津は「クソ~、その手出来やがったか。」と、清掃員姿になって婦警の制服を見つけ、何かを始めようとした。


婦警たちがケーキを完売したことに喜ぶが…?


「婦警の生制服大放出!!」


「どうだこの汗と臭いが染みついた生制服は?」


男性は衣装かなんかじゃないのと怪しむが「よく見てよ、ネームまで入ってるでしょ?」と説明するが、婦警全員が


「ちょっと!私たちの制服どうする気!?」


と抗議したため、本物だと思い、購入することになった。


「お買い上げ有難うした~!」


「ご協力に感謝しま~す!」


小町「この犯罪者!!」


小町と奈緒子はこの暴挙をたまたま通りかかった部長に報告。


部長「バカモーーン!!」


「すぐに回収して来い!」


と本田と両津に回収を命じ、警察内から締め出されてしまった。


「表で頭を冷やせ!」


小町「いい気味。」


悔しがった両津は「これで勝負が着いたと思うなよ!」と燃やすが本田は「まだやる気なんすかぁ?」と引くが、両津は両ちゃん&速人の出張テレショップを開催した。


「今日はですね、素晴らしい商品を皆様にご紹介します。」


「ここにありますこの何の変哲もないこたつ。これは一体?」


「ええ、これがですね、映画タイタニックの撮影中、デカプリオが愛用してたという由緒あるこたつなんです!」


「そんなに凄いものなんですか?お値段さぞかしするんでしょうね、ズバリおいくら…?」


「4800円で…」


「え~~!!これはお安いね、皆さん!!」


「先輩の部屋から持って来たこたつなのに…」


インチキ商売すれすれの商売をする事に。


「続いてはこの便座!これは然る大物俳優さんから頂戴した物なんです。」


「これであなたも今日から大物俳便!」


「寮の便座なのに…」


小町は「あのインチキ野郎…!」と燃えるが奈緒子は「もうほっとこうよ」と宥めるが「あんな奴に負けるなんて嫌!」と意地を張り、中川と麗子に協力をお願いしてもらう。


中川と麗子の私物をオークションに出し、決定的にしようとする。
それを眺める両津は「中川と麗子を抱き込みやがったな…」と震えるが本田は、「諦めましょう、寮もカラッポ、もう売るものは何も無いっすよ。」と諦めるが両津は「いや、まだある!」と言い放ち、何と派出所を売るという暴挙に出る始末。


お互いの売上が1億円になってもう売れる商品も無くなり、最後はなんと野球拳。負けたほうが相手の服を買い取ることで決着をつけることにした。*2


そして最後の1枚だけとなった小町は人生最大の危機に陥った。しかし・・・?


「股間のもっこり伊達じゃない、陸に事件が起きた時、海パン一つで全て解決!」


「日本警視庁特殊刑事課の三羽烏一人、海パン刑事、ただいま参上!」


なんと、海パン刑事が現れた。観客は引っ込めよ、帰れよなどヤジが飛ぶが、小町の代わりにすることになった。両津は「お前が脱いでもしょうがないだろうが!」と呆れる。


こうしてチャリティーバザーは終了し、収益2億円で、老人会は世界一周の船旅という超豪華な慰安旅行に行くことになった。


+ そして…-

売約が決まったかつしか署を業者たちが徹底的に破壊していた。これを見た両津と本田は逃げようとするが、
怒り心頭になっている部長や小町と奈緒子の他、警官たちが両津と本田を睨みつける。*3


そして、派出所だけでなく、かつしか署と、ニコニコ寮を売り飛ばした事を咎める。部長は「貴様、一体どうやって責任を取るつもりだ!?」と問われた両津は、


「ご心配なく部長!」


「次は葛飾署員救済チャリティーバザーを開催すれば、すぐに2億や3億は集まりますって!」


「私が仕切りますのでご安心を、収益は山分けって事で…」


と言い張るも当然認められず部長から、


「バカモーーーーーン!」


と両津と本田を追いかけるのだった…


「ヒヤ~!!誰かわしを救済して~~!!」



余談


  • この会の演出を担当したのは文芸設定を担当している鶴田寛であり、唯一である*4
  • 小町と両津が次に野球拳を行うのはスペシャル「湯けむりポロリ!2001年・京都の旅」で、両津が勝利し部長と共に京都に向かうことになった。
  • このシーズンのエンディングテーマは小町と奈緒子が歌う「毎日、ノープロブレム」だが、実質的な二人が活躍するエピソードはこの回のみである。

チャリティーと言う名の戦いに参加を考えてから追記・修正お願いします。


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*1 麗子は気まずい感じの表情をしていた。
*2 部長は嫌がっていたが署長はムードに乗っていた
*3 署長はこれまで振り回されたのと、かつしか署が無くなる事に涙目になっていた。
*4 作画監督は小林一幸、絵コンテは高柳哲司

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