恐怖!髪は長い友達(アニメ版こち亀)

ページ名:恐怖_髪は長い友達

登録日:2021/09/30 (木) 11:30:40
更新日:2026/09/16 Wed 10:29:19NEW!
所要時間:約 10 分で読めます


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こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 こち亀エピソード項目 床屋 後味の悪いオチ すみません 切る 無能な働き者 理容師 隅間千太郎 髪


「恐怖!髪は長い友達」とは、アニメ版「こち亀」で放送されたエピソードのひとつ。
第91話として1998年8月2日に放送された。
24巻「バーバーの恐怖」、27巻「ストップ!!ヘアくん!」、61巻「あわてどこ屋!」、65巻「つるピカ両ちゃん!」を原作として詰め込んだエピソードである。
髪が伸びた両津が髪を切りに床屋へ行くも、毎回同じ見習い理容師によって、騒動を起こす話である。
ちなみにタイトルは昭和のカロヤンのCMに使われた「「抜け始めて分かる、髪は長い友達」」というキャッチコピーから来ている。「髪」という漢字には「長」に似た字と「友」という字が含まれていることにちなんでいる。


【内容】

派出所にやってくる両津。
中川と麗子があいさつした時、両津の髪が長くなっていることに気づいて、戦闘機のプラモを作ろうとする両津にそれを指摘する。
両津もそれに気づくが、両津はそれならいっそのこと髪を伸ばしてキムタクみたいにしてしまおうと言う。
両津は髪が長くなってかっこいい所を想像するも、中川と麗子はそれを気持ち悪く感じ、切ってくれと言う。
渋々両津は承諾し、両津はハサミを使って自分で髪を切ろうとした所、麗子のハサミだったので、麗子はすぐに取り上げる。
床屋さんで切ってと麗子は言うも両津は金がないと言い、麗子が切ることになる。
まずくしで整えて切ろうとするも、くしが髪に食い込んでしまう。
抜こうとするも抜けない。
ハサミで切ろうとするも、はさみも髪に食い込んでしまった。
これも抜こうとするも抜けない。
その後、色んな刃物で切ったり、カールで整えようとするも、それらは全て髪に食い込んでしまった。
中川は一応努力はしたと言って、麗子は当分その髪で過ごしたらとフォローするも、当然両津は納得するはずもなく怒り出す。
結局、床屋のお金を貸すという形で両津は床屋へ行くことになった。


「木村理髪店」という床屋に行く両津。
早速入る両津。
店員が何やら猫を髪を切る練習台として毛を刈っていた所、両津を見て強盗と思い込み、「すいません!お金は全部出しますので命だけは勘弁してください」と恐れながら土下座する。
両津は「何勘違いしてるんだ?わしは客だぞ」と言うと、店員はすぐにすみませんと謝る。
店員は店長はいないので自分は見習いなんで午後からだと言うが、両津は「お前がいるじゃないか。わしが練習台になってやる」と言い、散髪代をタダにする条件で両津の髪を切ることになった。
早速、両津の髪をきる為に、椅子へ案内する。


その後ろには髪を切る練習台にされて毛を刈られていた複数の猫達が泣いていた…。


早速髪を切る店員。
次々とうまく両津の髪を切っていき、食い込んでいた刃物が落ちていく。
両津は「見習いとはいえ、ハサミの扱いは手慣れもの」と褒める。
店員はすみませんと言うが、両津は叱ったわけではなく褒めたと言う。
店員はまた「すみません」と言って、両津はさっきからすみませんばかり言って耳障りと怒る。
店員に両津に名前を聞かれ、「すみません…」と言うとまた両津がキレる。
両津は名前を聞いてるんだと言い、店員はまた「すみません…」と言って再び両津はキレる。
またも店員は「すみません…」とこれには両津も「バカにしてるのか!?」と我慢できなくなりマジ切れする。
店員は「すみませんすみません」と謝った後、自分の名前は隅間千太郎(すみませんたろう)と言う。
ようやく両津は怒りは収まるも、両津は紛らわしい名前だなと言う。
まあ、こち亀でこういうネタ的な名前はよくあることだが。
両津は寝るから、終わったら起こせと言う。




とりあえず千太郎は両津の髪を切る。
髪を切るのを終えるも、少し雑な切り方で、後頭部の部分は丸刈りになる程切ってしまっていた。
しかし千太郎はそれを気にせず、髭剃りに入ろうとする。
しかし、千太郎は髭剃りが一番苦手だと言う。
一応、風船を使って練習するも、失敗して割れてしまった。
割れた音で両津は起きるも、千太郎は「すみません、なんでもありません」と言って、両津は再び寝る。
もうぶっつけ本番で髭剃りをするしかない。
改めて両津の髭を剃る。
恐る恐る千太郎は両津を見ると、剃った部分は綺麗に剃れていた。
千太郎は両津は普通の人より顔の皮が厚いからなんだとわかり、これなら大丈夫だと楽しそうに髭を剃り始める。
しかし、余裕をぶっこいて髭を剃った結果、千太郎は誤って両津の眉毛まで切ってしまった。
千太郎はそれに驚いてしまい、両津を起こしてしまい、終わったのかと言うと、千太郎は「すみません、まだです」と言って、両津はまた寝始める。
慌てて千太郎はマジックで眉毛を書いてごまかそうとする。
色々眉毛を考えるも、両津の眉毛はつながっていたんだと思い出して、両津の眉毛をまっすぐにした状態で書いてごまかした。


千太郎は両津に散髪は終わったと言い、すぐに店から出すのであった。
両津はその状態で商店街を歩くと、商店街の人達は驚くばかり。
プラモ屋の尾崎と会い、男前になっただろと言うと、尾崎は「ああ…」と適当に返すのであった。
駄菓子屋の山口は「ああいうのが最近の流行りなのかね」と言うのであった。
両津は派出所へ戻る。
中川と麗子はさっぱりしたと言う。
中川が眉毛がきっちり揃えられていると眉毛に触ると、なんと落ちた。
眉毛がマジックとわかり、両津は愕然として涙を流す。
そして、頭の髪は雑な切り方で後ろの部分も丸刈りになってるなど酷いものになっていた。
これには両津は「あの見習い野郎!」と怒りを露わにする。


両津は再び理髪店へ乗り込む。
千太郎また猫を練習台にしていた所、鬼の形相になっていた両津が目の前に立っていた。


両津「また来てやったぞ!覚悟しやがれ!!」


慌てて千太郎は逃げようとするも、すぐに取り押さえられ、頭を踏まれる。


千太郎「すみません、すみません…」


両津「すみませんで済みゃ警察はいらねえんだよ!」


そう言うと両津は千太郎が落とした髭剃りを手に、千太郎の眉毛を剃る。
涙を流す千太郎。
その眉毛をつけ眉毛として両津はつける。
麗子は不気味、中川は別人みたいだと不評であった。


1か月後…


両津の髪が伸び始め、眉毛も元に戻る。
麗子から髪も何とかした方がいいと言われ、両津は床屋へ行くことになる。
前の床屋は千太郎がいるということでパスし、別の床屋へ行く。
すると機械だらけで近未来風の外見をした床屋「ハイテク美容店」を見つけ、興味が沸いた両津はここで散髪することにする。
店の中もまさに最新鋭の機械が取り揃えており、まさに近未来なイメージであった。
両津が店に入った途端椅子が動き、無理やり椅子に座らせ、散髪する場所にすぐに移動させ、首に布を巻く。
機械音で「イラッシャイマセ」と言う程、本当に最新鋭のもの。
その後、店主が現れ、このコンピューター制御の床屋はどうですかと問うと両津は感心する。
両津は角刈りにしてほしいと言うと、すぐに眠る。
店主がワンタッチバリカン、スタンバイと見習い店員を呼ぶ。
その見習い店員は隅間千太郎であった。
説明書を見ながらリモコンで操作しようとする千太郎であるが、機械が暴走する。
店主は「操作方法ぐらい覚えろ」と千太郎を叱り、千太郎はすみませんと謝る。
千太郎は前の床屋をクビになったようで、どうしても理容師になりたい千太郎を店主はわざわざ雇ってくれたのである。
店主は機械を客の頭にセットしろと言われ、千太郎はすみませんという。
店主はあと、くれぐれも勝手に作動するなと千太郎に警告するのであった。
千太郎は両津の頭に機械をセットすると、説明書を見ながら、リモコン操作を覚えようとする。
しかし、髪を刈るボタンを押してしまい、千太郎はパニックになる。
店主が戻り、それを見ると慌ててストップボタンを押す。
店主が「作動させるなと言っただろう!!」と千太郎を叱った後、両津の頭を見ると前の髪の部分以外完全に刈られていた。
そして千太郎が両津の顔を見て、前の床屋で会った事を思いだす。
店主が千太郎が両津の知り合いだと思うと、後の事は任せたとそそくさ去っていく。
悩んだ千太郎は苦肉の策として、両津の頭にマジックで何かを書く。


千太郎はサングラスとマスクで正体を隠し、両津に対して「すいません、今日はサービスデーなんで」と言って、料金を取らずに両津をすぐに店から出すのであった。
町を歩く両津の頭には『すみません』という文字が書かれていた。
その両津を見て、前の様に尾崎ら商店街の人達はまたもや驚く。
両津は派出所に帰ると麗子と中川からは「さっぱりしたわね」「かっこいいですよ」と褒められる。
両津が自分の席に座った後、両津の頭を見て麗子と中川が愕然とする。
麗子はどうしてあの頭なのかと思うと、中川は「今までの事を悔い改めてあのようにした」と考える。
2人は両津は頭の事について指摘すると、何も知らない両津は愕然とする。
中川は「間違えて刈りあげられただけ」と言い、麗子は「どおりでおかしいと思ったわ」と言うと、両津は怒り、先ほどのハイテク理容店にドアを壊して乗り込んでくる。
リモコン操作の練習をしていた千太郎は驚き、両津は前会った事のある千太郎を見て、やったのが千太郎と確信。
慌てて逃げる千太郎だが、またも捕まる。


千太郎「すみません、すみません…」


両津「すみませんで済みゃ警察はいらねえんだよ!」


そう言うと千太郎の持っていたリモコンを手に取り、先ほどの機械で千太郎の髪を刈り、坊主にされた千太郎は涙を流す。
両津は千太郎の刈った髪でカツラを作るが麗子と中川からはやはり不評であった、



また1か月後…


両津の髪は元通りになって伸び始めたので、床屋へ行くことになる。
前の前の床屋は眉毛を剃られ、前の床屋は丸刈りにされたので、今度こそまともなのを探すと両津は決める。
するとバイオ理容店と表した看板を見つけ、不気味な外見ながらもおもしろそうだなとここに決める。
店の中では店主は毎回髪が生えて髪なんか生えてこなくていいと言うお坊さんの客に自分が開発したもう2度と毛が生えてこなくなる永久脱毛剤がお勧めだと言うと、お坊さんは承諾する。
両津が中へ入ると中はバイオっぽい雰囲気じゃないかと感心する。
バイオというより不気味な洋館のイメージであるが。
両津は椅子に座ると店主は当店では様々なバイオ研究を理髪に応用し、染色や脱毛、髪形を固定するなどがあると言い、両津は感心して、自分の髪形を角狩りに固定してくれと注文する。
準備をした後、見習い店員が町内会長から電話があると言って、店主が電話に出る。
その見習い店員はまたもや千太郎であった。
店主が町内会の打ち合わせがあると言って、後の事を千太郎に任せようとする。
永久脱毛について、いくら不器用な千太郎でもできるだろうと言って、永久脱毛材を千太郎に渡して店主は店を出る。
しかし、客は2人いて、どっちだろうと悩む千太郎。
その時、両津はまだかと言って、わしはひと眠りするからなと言って、両津は眠りだす。
その後、店主が床屋に戻ると、千太郎が両津の方に永久脱毛してしまっており、店主は隣の客だと言って、千太郎は愕然とするのであった。
またもやらかしてしまった千太郎。
両津は終わったかと言うと、慌てて店主はまだですと言って、両津は再び寝る。
千太郎は両津は凶暴な男だと店主に言って、すみませんと謝る。
薬が効いてない事を祈るばかりである2人だが、時既に遅し。
毛は1本残らず無くなっていた。
両津は再び終わったかと言うと、まだですと誤魔化し、みたび眠る両津。
何とか誤魔化そうと言う店主にすみませんと謝る千太郎。


そしてようやく両津の散髪が終わる。
両津が店主に起こされて鏡を見るといつも通りの角刈りを見てさらに「まるで頭に張り付いたみたいにビシッとしてるな」と感心する。
店主はバイオの力ですからと返す。
しかし実はその髪は鏡に書かれたものであった。
それに気づかない両津。
店主は初回サービスで無料にすると言って、両津をさっさと店から出すのであった。
両津が行った後、千太郎に逃げるぞと言う店主。
町を歩く両津に、いつものように両津の頭を見て驚きを隠せない商店街の人達。
両津は派出所へ戻ると麗子と中川は再び驚く。
また床屋でトラブったんだと思い、両津に鏡を見せて指摘する。


中川「またやられちゃったみたいですね」


麗子「どうもそのようで、ご愁傷様」


これにはまたもや両津は激怒。
先程の床屋へ乗り込むも、店はもぬけの殻。
まだ遠くには行ってないと考えた両津は逃げた店主を追う。
車で逃げる店主と千太郎。
千太郎は店主にすみませんと言うと、店主は「全く、お前を雇ったのは大失敗だったよ」と言われる。
千太郎が再びすみませんと言った時、鬼の形相となった両津が自転車で追い着く。
両津が千太郎とみたび会い、店主がやったのは千太郎と言うと、両津は車に飛び移り、「わしと同じ目に遭わせてやる」と言って、千太郎の髪を引っ張る。
その拍子で車は暴走し、民家にぶつかる。


千太郎「すみません…」


#center{両津「すみませんで済みゃ、警察はいらねえんだよ!」


そして派出所にて…


両津「何!? もう二度と髪は生えないだと!?」


両津の髪は強力なバイオの力で毛根から脱毛されていると店主は白状する。
これには納得のいかない両津。
これに対し、麗子はこれまでの事を悔い改めてお坊さんになったらと言うと両津は冗談じゃないと言う。
そして千太郎に対し、これも全部お前の責任だと責め、千太郎はすみませんと謝る。
両津は「だいたい、お前みたいなやつが理髪店に勤めてるのが間違いなんだよ!」と吐き捨てる。
千太郎は「でも僕、田舎の両親にも一人前の理容師になるって約束して…」と言うと、両津は「そんな事知るか!これ以上お前が理容師を続けてもろくな事にはならない!今すぐにやめろ!!」と切り捨て、店主も自分もそう思うと言って、千太郎は涙を流す。
しかし、中川は両津の髪は何とかなると言い、両津は驚く。


早速、中川製薬研究所へ向かう一行。
中川製薬で強力な毛生え薬の開発中で、これなら毛根がなくても、髪が生えてくるそうだと言う中川に、両津は喜ぶ。
実験台として両津に毛生え薬を塗ることのであった。



しかし、これが後に大変な事態を生むことに…


翌日、派出所に来る両津。
なんと両津の髪が戻っていた。
麗子は「もう生えてきたの?」と疑問に思うが、両津は「日頃の行いがいいから」と返す。
中川は研究所の話によると毛が生えてくるまで1週間ぐらいかかると言うが、両津は自分を一般人と一緒にするな、自分の毛は特別性と返す。
そう言われると納得する2人。
しかし、両津の髪がだんだんと伸びてきて、驚く麗子と中川。
そして無限に髪が伸び続け、派出所を覆うようになる。
驚く中川は薬が効きすぎて、予想以上のスピードで生えていると言うのであった。


早速フェラーリで研究所へ向かう中川と両津。
中川は研究所に成長抑制剤があると言い、それを使えばと言うと、両津の髪が中川の顔に絡みつき、まともに運転できずに、ガードレールにぶつかる。
髪がクッションになって助かったと言う中川は研究所まで走り、両津は中川からここに残るようにと言われ残る。
そして髪はフェラーリを破壊する程、伸び始める。


その頃、公園で千太郎が自分は才能がないんだろうかと悩んでいた。
両津の髪が徐々に長くなっていて、街を襲っているとも気づかず…。


長くなり続ける髪に街の人達はパニック状態に。
人や車に次々と巻き付く。
アルタ前にも襲い始め、お昼の生番組の司会者も髪に巻き付かれる。


そんな状況でも全く気付かないかのように悩み続ける千太郎。


髪は色んなビルを巻き付くように、大変な事態になっていた。
それをヘリで見る中川。
操縦士に両津のいる都庁前に行ってくれと言うと、髪がヘリに向かって狙うかのように巻き付き、叫ぶ中川達。
墜落するも、髪がクッションになって助かる中川達。
目の前には両津がいる。
しかし目の前とはいえ、中川から両津のいる所まで結構な距離があり、あそこまで着くのは至難の業と言う操縦士。
中川はいい考えがあると言う。
中川は両津に対し、成長抑制剤を銃の弾として入れて、両津の頭に目掛けて撃つという手段をとって、両津に頭を出してくださいと言う。
弾は1発のみで外したら終わり。絶対失敗できない状態の中、中川は銃を両津に向ける。



その丁度真ん中当たりに、千太郎がいた。
未だあのような惨状になっていることに気づいていない程、悩み続けている。


千太郎「子供の頃から理容師を目指してがんばってきたんだ、この若さで諦める事なんてできない。そうだ、僕は若いんだ!1度や2度の失敗でくじけてどうする!」


いや、今回の話で3度失敗してるんですがそれは。


そして両津に銃を向けた中川は両津の頭に目掛けて発射。


その時、千太郎が「まだまだ頑張るぞ!」と立ち上がると、千太郎がその拍子で成長抑制剤を飲み込んでしまった。


これには愕然とする両津と中川。
落胆とする中川と怒りに震える両津と自分のおかれている状況にようやく気付く千太郎。






中川「せ、成長抑制剤が…」


両津「また貴様か!千太郎ーーーーーーーーーーーー!!」


千太郎「す、すみませーん!!」


両津「すみませんで済むかーーーーーーーーーーー!!」


千太郎「すみませーーーーーーーーーーーーーーん!!」


結局両津の長くなる髪を止めることができず、髪は地球全体を覆ってしまった。


「すみません、すみません…」


「すみませんで済むなら追記・修正はいらねえんだよ!」


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