登録日:2026/09/28 (月) ??:??:??
更新日:2026/09/28 Mon 16:50:25NEW!
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こちら葛飾区亀有公園前派出所 こち亀 こち亀エピソード項目 原作レイプ 腹筋崩壊 漫画家 原作者涙目 両津の暴挙
こち亀のエピソードのひとつ。1982年51号掲載、単行本第33巻に収録されている。
原作者の秋本治がスランプに陥ったのをいいことに主人公の両津がこち亀の漫画をやりたい放題描いて漫画の世界をハチャメチャにしてしまうカオス回の一つである。
◆ストーリー
連載開始から6年(当時)が経つこち亀だが、遂にアイデアが尽きてスランプに陥ってしまう。そんな作者は連載が10年も進む『ゴルゴ13』に感銘し、恥も外聞も捨てて盗作しようとするが、その直後に漫画から両津が現れ、
「お前にはプライドの欠片も無いのか?」
「お前が話を進めないから動けないんだろうが!話を進めろ、こらっ」
と咎めるが秋本は「もうダメなんですよ、アイデアが詰まって…」と反論したが両津は
「一人称の口で聞くなっ、こいつ!さあ、早くアイデアを出せ!こらっ」
と咎める。彼のスランプ実情を知った両津は一緒に新たなアイデアやネタを考えるよう協力してくれた。
だが、両津のアイデア内容は下記の通り不謹慎極まりない内容が満載である(両津曰く、漫画は意外性があった方がいいというのが理由である。加えて中川と麗子に関しては金持ちの2人に対する嫉妬もある)。
- 冒頭で中川、麗子、部長が機関車に轢かれて死亡。
- 中川がドブス女性の妖怪田ブタ子と結婚。
- 麗子の会社が倒産して自殺未遂。
- 部長の家が全焼し火災保険も前日で期限切れで下りず、逃げ出したところに消防車に跳ねられ重体。
- 本田はパトロール中に4台のトラックとミサイルと戦闘機に轢かれ殉職。
と主人公としてあるまじき非道そのもので、逆に両津自身に関しては「何気ない場所で1兆円を拾い、直後に警視総監から署長に任命されて葛飾署の署長の座に着いて裕福に暮らしていく」という自分だけが幸せになって物語が終わるという傍若無人さを炸裂する*1。
無論、こんな物語に秋本は納得するはずがなく両津がトイレに行っている間に描き変え、上記のワンマン出来事はかき消され、部長・麗子・本田も無事に生還した。
一方の張本人の両津は、拾った1兆円は偽札であり、それを使用したことから世間からの顰蹙を買い、署長の座も下され、そのまま行方不明となる。その後は渋谷のガード下に寝泊まりしながら団地の生ごみまで漁って生活する程落ちぶれ、最期は隅田川で水死体となって発見される。
という設定となっており、それを見兼ねた大原一同はこれで成仏し地獄へ堕ちたと悟り、彼の遺影を拝み冥福を祈りながら物語は終わった。
はずだったのだが、その一部始終を見ていた両津は当然大激怒し、
「てめえーーっ!便所に行ってるスキに話を変えやがって!この野郎!」
と秋本を竹刀で叩きのめし、
「くたばれ能無し漫画家!」
「ぐええーーー」
とマシンガンで抹殺した後にまたしても物語を描き変えてしまう。そして両津は「冗談じゃねえ、くたばってたまるか!続きだ!」と水死体となった彼の生命力はゾンビの如く強く生き返ったという設定に描き変えた。
ジャンルも現代物からバイク・チューニングカー・ラブコメ・釣り・プロレス・野球と多数満載のSF宇宙大作物にするというもはや何が何だか分からない漫画になり*2、自身の警官設定もダサいからという理由でレーサーと宇宙パイロット設定に変更した上で、題名もこち亀から『宇宙パイロット両さん』に変え、作者も秋本治改めジェームズ両津という名前にまで変えてしまう暴挙にまで出てしまう。
そして案の定、世界観の統一性が全く無く、絵柄も幼稚向けとなり内容が全く意味不明の漫画となり、なぜか某野球漫画のキャラクターまで出る始末(ちなみに件の某野球漫画はこの時点でアニメ化すらされていないどころか連載開始からまだ1年強しか経っていなかった)。
そんなやりたい放題にも程がある行動に遂に我慢が出来なくなったのか、オチに大原一同が漫画から現れ、一斉に両津の一連に渡るワンマン行為を咎めたところでストーリーが本当に終わる。
部長「家を焼いて重体にしてもらって、お礼を言わないとな、両津…」
麗子「私も自殺未遂なんですってね…両ちゃん?」
中川「どうして僕がブタ子さんと結婚するんですか?」
両津「いや皆さん誤解ですよ、ほら見て!ここで両さん死んじゃった、よかったですね」
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*1 本人曰く「自分は主人公だから自分だけ幸せになればいい」とのこと*2 両津は「ゴージャスにみんな盛り込めばヒットする」と思っていた
*3 ちなみに秋本はオチの隅で「こんな事なら19ページ白紙で出した方がよかったよ」と嘆いていた。

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