登録日:2022/11/02 23:50:00
更新日:2024/06/27 Thu 11:20:01NEW!
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ロックマンx ロックマン 高難度 難しい タッグ チャレンジ 夢の競演 xチャレンジ
エックスによって葬られてきた
数々のイレギュラーたち
彼らの復讐劇が今始まるー
覚悟はできたか?
Xチャレンジとは、ロックマンXシリーズの移植版『ロックマンX アニバーサリー コレクション』に収録されている同ゲームオリジナルのチャレンジモードである。
概要
端的に言うと、「過去にエックスが戦ってきたボスたちが、コンビを組んで襲い掛かってくる」といった内容。「それだけ?」と思うかもしれないが、これが中々どうして、非常に厳しい戦いとなる。
アニバーサリーコレクションが4作品ごと、2バージョン発売されているため、Xチャレンジも「Vol.1」「Vol.2」に分かれている…が、各ステージの最終戦とBGM以外に変更は無かったりする。ただし、各バージョンにしか登場しないボスは少なくない。
全部で9つのステージ、1ステージごとに3回のバトルがあり、前述したとおり各バージョンでは3戦目の顔ぶれが異なる。そして3の倍数のステージの3戦目では、8ボスではない特殊ボスとの対決が待っている。
ライフが0になるか、トゲや穴などの即死トラップか、10分の制限時間を過ぎるとミスとして再挑戦、3回ミスするとゲームオーバーで1戦目からやり直しになる。
ゲーム難易度は「イージー」「ノーマル」「ハード*1」の3難易度から選択可能。イージーは敵の攻撃力が低いうえに、「片方撃破でライフ回復アイテムドロップ」「バトルごとにライフ、武器エネルギー全回復」という救済措置のおかげでステージ9クリアもそこまで苦ではないが、
ノーマルからは救済措置が無くなり、ハードに至っては発売当初のゲームクリアしたプレイヤーが全世界で2桁というトンデモない難易度を誇っている。*2
残りタイムと残りライフによってスコアが算出され、各ステージ、各難易度ごとにオンラインで世界中のプレイヤーと競うことが可能。
一度でもステージ9をクリアすることで、全難易度でバトルを自由に選択できる「プラクティスモード」が解放されるため、そこで練習をしてどんどんスコアを伸ばそう。
選出されているボスは「X1」~「X6」の6作品のみで、X7とX8の要素は存在しない。これはこの2作品がドット絵でなく3Dで描写されており、X6以前と違和感が発生するためであろう*3。
ちなみに、X4以降、PS作品の8ボスは両バージョン合わせれば全員登場するが、X3以前のSFC作品の8ボスに関しては各作品から4体ずつの登場となっている。X2のソニック・オストリーグのように他のボスと合わせにくいボスがいるから、という部分もありそうだが…
またボスの組み合わせについても賛否両論となっている。例えば同じ氷ボスであるアイシー・ペンギーゴとフロスト・キバトドスの共演が見られたり*4タッグを組んだレプリフォース上層部と戦うことができるなど好評だった点もある一方アイシー・ペンギーゴなら犬猿の仲であったバーニン・ナウマンダーと組んだりスパーク・マンドリラーなら彼と一、二を争う拳闘家だったフレイム・スタッガーと組ませることもできただろう。
公式に兄弟とされているブーメル・クワンガーとグラビティー・ビートブードに至っては2人とも登場しないなどシリーズに思い入れが深いファンからは苦言を呈されている。
戦闘BGMは、Vol.1が「X1」「X3」「X4」のボス戦のアレンジ、Vol.2が「X2」「X5」「X6」のアレンジとなる。さらにオプションでサウンドタイプの「オリジナル」を選択することで、アレンジ前のBGMで対決可能。
このチャレンジに挑むエックスのために新たなアーマー、「アルティメットアーマーACver」*5が登場している。
見た目は白いアルティメットアーマーながら、X5のフォースアーマーに近い性能だが、最大の特徴として「X1~X6に登場した特殊武器をステージごとに指定された中からセレクトして装備できる」という特徴がある。
これによってボスの弱点を突くことはもちろん、例えば「X1の特殊武器でX4の敵を攻略する」といったちょっとしたクロスオーバーも可能。チャージで無敵になる「カメレオンスティング」なんかは結構役に立つ。また、「しゃがみ」や「ゼットセイバー」も使用可能。ボスによっては新たな攻略法となることも。
ただし持っていける特殊武器は3種類であり、ステージ攻略中の入れ替えは不可能であるため、ステージ全ての敵(計6体)に対応した特殊武器を持っていくことはできない。厄介なボスの弱点を優先することをオススメする。
なお、アーマーなしでのプレイも可能。アーマーの性能上、特殊武器もなしのバスターとゼットセイバーで挑むこととなるため、さらなる試練が待ち受けることとなるだろう…
ステージ紹介
- ステージ1
1-1 アイシー・ペンギーゴ×フロスト・キバトドス
1-2 ホイール・アリゲイツ×バブリー・クラブロス
1-3 スラッシュ・ビストレオ×クレッセント・グリズリー(Vol.1)
ウェブ・スパイダス×ワイヤー・ヘチマール(Vol.2)
最初のステージ。1戦目では「ロックマンXの氷ボスは弱い」を代表する2体がタッグを組み、Xチャレンジがどういったモノか教えてくれる。2戦目では公式でライバル設定されている2体、Vol.1の3戦目はステージが列車繋がり。
- ステージ2
2-1 ストーム・イーグリード×ストーム・フクロウル
2-2 スパイラル・ペガシオン×シャイニング・タイガード
2-3 ボルト・クラーケン×シールドナー・シェルダン(Vol.1)
スパイク・ローズレッド×コマンダー・ヤンマーク(Vol.2)
1戦目は名前の「ストーム」繋がり。Vol.1の3戦目は海洋生物繋がり。
- ステージ3
3-1 スパーク・マンドリラー×バブリー・クラブロス
3-2 サイバー・クジャッカー×スクリュー・マサイダー
3-3 ドップラー博士×ゴッドカルマシーン・O・イナリー(Vol.1)
VAVA MK-Ⅱ×ハイマックス(Vol.2)
ここの3戦目から非8ボスが登場。Vol.1はドップラー博士とその部下のナイトメアポリスの合体形態つながり。Vol.2は大きな繋がりは無いが、エックスのライバルといった感じか。
また、1戦目は昔話『猿蟹合戦』が元ネタ。
- ステージ4
4-1 マグマード・ドラグーン×シャイニング・タイガード
4-2 スパイク・ローズレッド×ワイヤー・ヘチマール
4-3 ストーム・イーグリード×アシッド・シーフォース(Vol.1)
シャイニング・ホタルニクス×アーマー・アルマージ(Vol.2)
ここから戦闘BGMも変わり、中盤戦にさしかかる。1戦目は「龍虎」、2戦目は植物繋がりだろう。
- ステージ5
5-1 スパイラル・ペガシオン×ダーク・ネクロバット
5-2 メタモル・モスミーノス×ブリザード・ヴォルファング
5-3 タイダル・マッコイーン×ジェット・スティングレン(Vol.1)
アシッド・シーフォース×エクスプローズ・ホーネック(Vol.2)
即死が目立つので注意。1戦目は双方バグホールが有効であり、動きを止めつつダメージを与えられるため非常に楽に戦える。Vol.1の3戦目では、クレッセントショットのチャージ攻撃がかなり有効。マッコイーンの弱点をつけるうえ、スティングレンのエイを簡単に処理できる。
- ステージ6
6-1 ブレイズ・ヒートニックス×エクスプローズ・ホーネック
6-2 ブリザード・ヴォルファング×バーン・ディノレックス
6-3 カーネル×ジェネラル(Vol.1)
ゼロ・ナイトメア×サイコシグマ(Vol.2)
非8ボス再び。Vol.1はレプリフォースの上層部繋がり、Vol.2ではなんとX5仕様のシグマが登場。実はシグマの出番はココだけ。
また、1戦目はバグホールがホーネックの弱点をつけるだけでなくヒートニクスにも有効なのでオススメ。
- ステージ7
7-1 アーマー・アルマージ×レイニー・タートロイド
7-2 シャイニング・タイガード×アイシー・ペンギーゴ
7-3 スプリット・マシュラーム×インフィニティー・ミジニオン(Vol.1)
グランド・スカラビッチ×シールドナー・シェルダン(Vol.2)
またまたBGMが変化。1戦目は転がる装甲繋がり、2戦目は『けものフレンズ』が元ネタ。
そしてVol.1の3戦目では、8ボス最強として名高いミジニオンが、無邪気、あるいは分裂繋がりかマシュラームとセットで登場。
- ステージ8
8-1 スパイラル・ペガシオン×ブレイズ・ヒートニックス
8-2 ダーク・ネクロバット×ブリザード・ヴォルファング
8-3 メタモル・モスミーノス×コマンダー・ヤンマーク(Vol.1)
メタルシャーク・プレイヤー×タイダル・マッコイーン(Vol.2)
ここまでくれば、クリアは目前。Vol.2なら、即死の危険が大きいマッコイーンに注意。
- ステージ9
9-1 レイニー・タートロイド×スパーク・マンドリラー
9-2 ストーム・イーグリード×メタルシャーク・プレイヤー
9-3 アイリス×ダブル(Vol.1)
ダイナモ×ゲイト(Vol.2)
最終ステージ。1戦目は『ドラゴンボール』、2戦目は『太陽戦隊サンバルカン』が元ネタ。メタルシャーク・プレイヤーの武器メタルアンカーのチャージショットは無数のイーグリードが飛び出す召喚攻撃となっておりそれとかけた可能性もある。
そして3戦目。Vol.1ではX4でエックスの時に戦うダブルと、ゼロの時に戦うアイリスによるタッグ。エックスでのアイリス戦は初*6。
Vol.2ではX5とX6でそれぞれのストーリーで暗躍した2人のタッグ*7。ステージ的にゲイト戦にあった即死要素が無くなっているのが幸いか。
また、戦闘BGMが9-3専用のもの(どちらでも同一)のものに変わる。サウンドタイプ「オリジナル」の場合は、それぞれの専用BGMが流れる。
3戦目は、どちらも「普通に攻撃が効くボス(ダブル、ダイナモ)」と「特定の条件でダメージを与えられるボス(アイリス、ゲイト)」のタッグだが、
倒しやすい前者を先に倒すと、Vol.1の場合はカーネルが出現、Vol.2では倒したはずのダイナモが復活し、攻撃を仕掛けてくる。彼らは倒さなくてもよいが、無敵であり非常に厄介。
頑張って後者を先に倒した場合は乱入者は出現しない。また、Vol.1でダブルを倒してからアイリスを倒すと、特殊な演出が…*8Vol.2ではダイナモが再びやられるだけで、演出としてしょぼい。
ハードで9-3をクリアするとリザルト画面に砂嵐上のノイズが入りWARNING演出が挿入され画面が暗転する。そして...
▷ ネタバレ注意!
9-4 アルティメットアーマーエックス×覚醒ゼロ
真の最終ボス。X5の名シーン、エックスVSゼロで激闘を繰り広げた2人が、タッグを組んで襲い掛かる。
エックスは最初から、ゼロは後半から、それぞれ攻撃パターンがX5当時のものと異なり、中にはX6で登場した特殊武器やアーマー、ラーニング技を利用してくる。また、幻夢零は流石に使われなくなっている。
BGMはXチャレンジのタイトルBGMのロングバージョン。また、サウンドタイプを「オリジナル」にすることで、エックスVSゼロ時の名曲まんまで挑める。
追記・修正は難易度ハードのステージ9をクリアした方にお願いします。
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- いつもはクソザコのキバトドスが少しだけ手強く感じる -- 名無しさん (2022-11-03 07:07:02)
- 好きな組み合わせカスタムモード解禁とかあったら尚よかった まーパターン的に組み合わせ難しいのいるから技術的にムリなんだろうけど -- 名無しさん (2022-11-03 07:55:48)
- もっと王道な組み合わせが欲しかった。クワンガー&ビートブードとか -- 名無しさん (2022-11-03 22:12:22)
- エックスのアーマーチェンジアタックとかゼロのピンボール斬りとか、瞬殺されながらも感心しちまったよ。懐かしい絵で新しい動きを見れるなんて素晴らしい。 -- 名無しさん (2022-11-04 09:28:44)
- ↑2同じく。 ファンメイドで作成されたX8のドット版のプレイ動画が上がってるのを見た。組み合わせしやすい奴だけでもいいからこれにそのドットでの8ボスを加えた物が見てみたくなる。 -- 名無しさん (2022-11-13 07:49:34)
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*2 なんとハード全ステージノーダメを達成したプレイヤーもいる。
*3 さらにX7は戦闘が3Dフィールドになることもある。
*4 キバトドスステージには氷漬けにされたペンギーゴがおりその点でも繋がっていると言えなくもない。同じ氷漬け繋がりなのに出られなかったフローズン・バッファリオは泣いていい。
*5 名称はXDiveより。
*6 対面自体は「ソウルイレイザー」でしている。
*7 ダイナモはX6登場時の仕様。
*8 先にアイリスを倒した場合、特殊演出は無い。
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