登録日:2022/08/04 Thu 00:29:23
更新日:2024/06/25 Tue 13:50:24NEW!
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ゲーム アクション nintendo switch 2dアクション インティ・クリエイツ 蒼き雷霆ガンヴォルト 厨二病 ライトノベル2dアクション ガンヴォルトシリーズ 淫帝 所要時間30分以上の項目 石川界人 櫻川めぐ 倒錯 異能者 steam 篠原侑 濃すぎるキャラクター達 ダブル主人公 ソードアクション 蒼き雷霆ガンヴォルト鎖環
封印セヨ。予測不能のNEXT STAGE.
蒼き雷霆 ガンヴォルト鎖環
ARMED BLUE: GUNVOLT3///GIBS
求めた希望の、その先へ。
■概要
『蒼き雷霆 ガンヴォルト鎖環(Azure Striker Gunvolt 3)』とは、Nintendo Switch用に2022年7月28日に発売・配信されたゲームソフト。
ジャンルはライトノベル2Dアクション。開発・販売はインティ・クリエイツ。
『蒼き雷霆 ガンヴォルト』、『蒼き雷霆 ガンヴォルト爪』に続くガンヴォルトシリーズ本編の3作目。前作から6年の時を経て発売された。
インティ・クリエイツの代表タイトルの一つ『ガンヴォルト』の一つの集大成的作品であり、それを踏まえたお祭り要素もある。
発表自体は2020年6月27日のイベント「Bitsummit Gaiden」で行われたのだが、そこから主に新主人公・きりんのアクション関連のゲームデザイン・調整にかなり難航。
『白き鋼鉄のX2』が並行したり、『Bloodstained: Curse of the Moon 2』のスタッフも合流したりと紆余曲折の末完成。
この経緯や作り込み重視もあってか、初報ではプラットフォームもSwitchのみとなっていた。
後にXboxとSteamのリリースも決定され、前者は8月2日に発売、後者は2022年冬にリリース予定。
全体的にゲームスピードが『白き鋼鉄』以上となっており、各種操作のタイミングはシビア。
初心者救済要素は充実しているのでエンディングを見るのは難しくないが、各種要素のコンプリートを目指すと迅速かつ精密な操作を要求される。
■ストーリー
第七波動と呼ばれる特殊な力に目覚めた人間が生まれるようになった近未来。
多国籍能力者連合「エデン」の侵攻はガンヴォルトらの手によって終結した。
その後も戦いに身を置き続けたガンヴォルトは、ついに第七波動を超えた次の段階へと至ってしまう。
皇神と対を成す影の組織「裏八雲」はガンヴォルトの覚醒を予見。
派遣された裏八雲の戦巫女・きりんは、封印の力「鎖環」でガンヴォルトの覚醒を封じた後宣告する。
「ガンヴォルト、アンタはこれから起きる事態の責任をとらなきゃいけない」
■システム
きりんのアクション
基本的にきりんをメインに操作することになる。
移動
ホバリング等は無い為、主に後述の雷霆煉鎖を駆使することになる。
奈落に落ちた際はダメージを受けつつGVに拾われて復帰する。
裏八雲流抜刀術
仕込み錫杖を使った剣術。
地上三連撃が可能なセイバー的攻撃。テイヤッタア!
見栄えの都合だが、太刀筋と交差する軌道で閃きが見える摩訶不思議な剣術。
護符撃封ち
衝撃の第七波動を込めた護符を投げつける。命中した敵は呪印状態となり防御力が下がる。
複数回当てると「衝重」で更に下がり、最大(一撃破壊)まで下げた敵からは接触ダメージを受けない。
投げる方向は上下に調節可能で、見た目より当たり判定は広い。
それでも、落下中に放ったり動き回る相手を狙う際は慣れるまで結構外れる。
発射には護符ゲージを消費。時間経過か、地上で護符回収(リロード)することで回復する。
雷霆煉鎖
呪印状態の敵めがけてワープして攻撃する。
ワープ開始から斬る瞬間までは無敵なので、攻撃をすり抜けて回避することも可能。
左右入力で前から斬るか背後に回るか、ある程度操作できる。
複数の敵をマークしていると一気に連続攻撃する「乱舞」となる。
数多の試行錯誤を経て出来上がったきりんのアクション最大の特徴。
ステージギミックからボス戦まで出番は多く、使いこなすのは必須。
身代わり符:電磁結界
被弾時に護符ゲージを消費し、オート回避電磁結界を発動。
初期習得はしておらず、専用のイマージュパルスを装備すると使用可能になる。
特殊攻撃
ゲーム中に新たに習得していく剣術。
切り上げ、回転切り、チャージ符、すり抜けダッシュ切りと、見たことあるようなラインナップ。
SPスキル
画面全体攻撃「裏九十二式・雷霆夜叉砕き」(GVがいない時は「九十二式・乱れ夜叉砕き」)を発動する。
ガンヴォルト
『爪』や『X』のプレイヤー体感や描写からアキュラの方が強くね?*1*2と言われていたのは淫帝(津田氏)も気にしていたらしい。まあ皆がEX凍結都市で地獄見たわけじゃないしね
それを受けて、本作では制約はあるものの「最強の第七波動能力者」にふさわしい性能を引っ提げてきた。
鎖環ゲージ
ガンヴォルトの力の安定度を示すゲージ。きりんで戦闘すると上昇する。
100%以上貯まった状態でのみガンヴォルトへの交代「雷霆解放」が行える。
GV操作中はゲージが常に減少し、攻撃や電磁結界で更に減っていく。彼にはHPもEPも無く、全てこのゲージに集約された形となる。
きりんにはいつでも戻れるが、ゲージは必ず0%になってしまうので交代を繰り返す事はできない。
移動
空中で無限にジャンプやダッシュが出来る。
半端にステージギミックを壊してしまった時等はお世話になる。
落下時は鎖環ゲージを消費しつつ復帰。落下ボイスは残念ながら?「フォッ!?」では無くなった。
ダート
電磁加速銃から避雷針を発射。
やはりあくまでロックオンの手段であり威力は低い。ロックオン数は3で固定だが、きりんの護符撃封ち同様に斜め撃ちが可能になった。
雷撃鱗
ミサイルや岩を防いだり、接触ダメージを与えるバリア。
アキュラのフラッシュフィールドの様に、放電していない時は自動展開されるように進化した。
放電
電気エネルギーを放射する。ホバリング効果とロックオン雷撃が発動。
電磁結界
オート回避。
上記の通りEPの代わりに鎖環ゲージを消費。被弾しているとあっという間に強制交代してしまう。
コンセントレーション
例のポーズ。今作ではゲージ消費をその場で抑えるだけ。
状況確認やボス観察に使えなくもない。
ヴォルティックアーツ
蒼き雷霆を応用した攻撃の数々。
アキュラの動きを参考にしたものらしく、ダッシュをそのまま攻撃に繋げる。*3
雷霆煉鎖の互換技もあるので、きりんに行けてガンヴォルトに行けない場所は無い。
SPスキル
1作目と同じ3種。雷霆解放時の鎖環ゲージによって発動する技が決まる。
クードス・モルフォの歌
クードス
威信点。いわゆる「コンボ」にあたるもの。
主に敵にダメージを与えることで上昇する。
本作では被弾リセットや清算が無くなったが、代わりに被弾時に「クードスロック」が発生。ロック解除用のクードスが上昇値から差し引かれる。現クードス値が高かったり、電磁結界を発動した場合はロック値が大きくなる。
きりんは着地せずに連続で撃破、GVは同時撃破でボーナスが入る。GVは強力な反面獲得クードスがかなり低め。
クードス1000以上でモルフォが歌ってくれるのは過去作同様だが、今回は時間経過で歌がストップ。
歌い続けてもらうには延長料金……もといもう1000クードス稼いでエクステンドする必要がある。
ソングオブディーヴァ
きりんのHPがゼロになると確率で発動。
BGMが専用の歌になり、モルフォがパワーを制御した暴走ガンヴォルトに交代する。
暴走GVは無敵。「ゲームを破壊する」と謳われる通り、攻略が作業と化す。当然この間クードスは貰えない。
ステージ内の特定箇所で復活したきりんに戻る。
なお、この暴走状態で長時間居続けたり、電磁結界を使い続けたりすると、最終的にはとんでもない事態へと突入する…。
その詳細はキミの目で確かめろ!
イマージュパルス
ガンヴォルトの記憶から再現され、きりんによって護符に固定された過去の能力者の力。
能力者じゃない人や名前も聞いてない人も混じっているけど。
ステージ中に拾った記憶の欠片「イマージュジップ」の個数に応じて、クリア時にランダムで獲得できる。
つまり記憶ガチャ装備。思い…出した!
付け替えはいつでも(スキル型のCT中を除く)可能。
入手可能なものはミッションと難易度ごとに決まっており、DLCイマージュパルスもこの抽選対象に追加という形式。
お祭り要素として過去のドット絵資産を使い回しつつ本作を盛り上げる……筈だったのだが、
新しく描いたり打ち直したりした数も多く結局かなり手間がかかっているとのこと。
社内でも「なんでやねん!」と突っ込まれたらしいが、まあ淫帝らしい話である。
スキル型
最大4個装備可能。使用するとシリーズキャラクターを召喚し、攻撃や回復を行わせる。
基本的にクールタイム経過で再使用出来るが、中には1ミッション1回のみのものも。
ボスには弱点が設定されており、該当するスキルで大ダメージを与えられる……が、ノーヒントだったり事前入手が大変なので初回攻略時には活用し辛い。
クードス加算されないことと、暴発して足場にする敵を倒してしまったりすることがあるのが玉に瑕。
パッシブ型
アビリティを付与するものと、モルフォの歌を指定するものがある。
アビリティは初期は2個、最大8個装備可能。
同じパルスは1つしか装備出来ない(所持できない)が、同系統の重ね掛けは可能。
■■■■のアクション
本編クリア後解禁
「ATEMS編」で操作するZEDΩ.はきりん、ガンヴォルト(、アキュラ)いずれとも異なったアクションになっている。
「目立つ能力行使は避ける」と言う方針のため、ボス時やGVと比べると性能は控えめ。
イクリプスソラール
炎の剣による三段切り。威力はきりんより高め。
特殊技
剣による切り上げなどの特殊技。護符重ねなどが出来ないZEDΩ.は主にこれで火力を出すことになる。
インペリウムフェザー
ZEDΩ.版ダート。羽を飛ばして敵をロックオンする。
パッショナブルレッド
ホーミング射撃。ロックオン中の攻撃はこちらに切り替わる。
GVの放電やアキュラのショットと比べると威力は低く、あくまで補助的な攻撃手段。
ルクスアサルト
ZEDΩ.版雷霆煉鎖。重ね打ちできない為、小型エネミーしか一撃で仕留められない。
裏回りなどを駆使して敵の攻撃を避けつつ斬撃に繋げるのが肝心。
翼ゲージ
3本あるゲージ。アキュラのブリッツに近く、一本につき一回空中ジャンプ/ダッシュが使える。
電磁結界に相当する陽炎(ヴィヴラシオン)を発動すると全消費。
リロードかルクスアサルトで回復する。
SPスキル
ヒーリングとボス時に使っていた技3種。クールタイムは共有している。
ルクシアの歌
基本はモルフォと同様。曲目はクードスLvごとに一曲のみ。
勿論ソングオブジーンによる復活もある。恒例のラストバトル時の没収もある。
追加モード
本編クリア後解禁
ハードモード
今作ではミッション選択で切り替える形式。
- きりんのHPが初期値で固定
- 鎖環ゲージ50%で開始
- ボスの大幅な強化
という条件。このモードでないと出現しないイマージュパルスもある。
ベリーハードモード
ハードモードに加えて
- パッシブ型イマージュパルスのアビリティが全て無効
- スキル型イマージュパルスが1枠1回のみ。リトライしても回復しない
という制約が加わる、正真正銘甘え抜きのモード。やはりこのモード限定のイマージュパルスもある。
ソングオブディーヴァは発動するので、GVがいる時は最悪それでクリアはできるが……
どうしても無理、という時は“能力者を滅する者”や電子の踊精を頼ろう。
GVモード
専用のイマージュパルスを装備することで
- GVで出撃
- 鎖環ゲージ100%でスタート。敵撃破で回復
- 電磁結界の消費ゲージ増
- コンセントレーション無効
という条件でミッションを開始、一度もきりんに戻らずにクリアすると特殊な評価が得られる。
パワーアップした『蒼き雷霆ガンヴォルト』を堪能出来るが、達成にはステージ構成を覚えた上でのパターン構築と正確な操作が要求される高難易度モード。
アップデートではハードモード各ステージをこれで駆け抜ける「D-nizer」が追加された
きりんXX
アップデートで追加された別モードのきりん。条件を満たせば全ミッションで使用可能。
護符ゲージが無限になり、『白き鋼鉄のX2』のDLCボスとして使用していた技が追加される代わりに、パッシブイマージュパルスの恩恵は受けられない。設定に反して?雷霆解放は使用可能。
攻め手が増す一方、3方向に護符を投げるため道中の立ち回りが却って難しくなることも。
■キャラクター
◆主人公
●きりん
「アンタに、真の封印を!」
CV:篠原侑
新主人公。
霊能力で「この国」=日本を守護してきた影の組織・裏八雲に所属する戦巫女。
封印の第七波動「鎖環」の能力者。
話し方はドライで任務でも冷徹に剣を振るが、基本的には人当たりの良い少女。
裏八雲の性質上、人並みよりはストイックな生活をしてきたようだが、ガンヴォルトを犬扱いしてからかったり*4、燃え盛る炎を見て「どら焼き何人分焼けるかな」と考えたりする一面も。
序盤の動向
裏八雲の占術師が予見した「暴龍の王」と目されたガンヴォルトの封印後、皇神に派遣という形で新部署「治龍局」を立ち上げ、各地の暴龍の封印に赴くことになる。
●ガンヴォルト
「迸れ! 蒼き雷霆よ!!」
CV:石川界人
「蒼き雷霆」の異名を持つ「雷撃」の第七波動能力者であるシリーズ主人公。
悲惨な目に遭いながらも自由を求めて戦い続けたら、今度はパートナーではなく本人がとんでもないことになってしまった。
『爪』の後
能力者の人体実験を秘密裏に繰り返す皇神グループや、海外から侵略戦争を仕掛ける能力者集団・エデンとの戦いの後も、戦場に身を置き続けた結果、第七波動能力の行き着く果て「暴龍」に覚醒して自身でも制御ができなくなってしまう。
その挙句、制御出来なくなった能力でオウカを傷つけてしまったらしく、自ら皇神に投降。研究材料としてその身を差し出すことを代償に、千本の宝剣の力によって自身の能力を封印することに成功する。
その後、数十年の間封印され続けていたガンヴォルトは、その溢れ出る雷撃の力を電力として利用されていた。
別れる前のオウカとの関係は「長年お世話になった」、(「恋人」と言われて否定も肯定もせずに)「昔の話」という発言や彼女のイマージュパルスに刻まれた台詞からうかがえる。
きりんが現れた頃には理性を失った龍そのものと化しており、大量の宝剣でも封印が維持できない状態にあったが、鎖環によって自我を取り戻す。と同時にきりんの鎖環によって、暴龍を小型したような大型犬のような姿に変貌してしまう。
暴龍GVが放った電力からは他の能力者の暴走を促してしまう「龍放射」という波動が放たれており、影響を受けた能力者の鎮圧・救出のためきりんに協力する。
覚醒や一時期電子の謡精を取り込んでいたことが原因で爺V 不老となっているが、普段はきりんの鎖環によって大型犬の姿で活動しており、きりんが雷霆解放によって鎖環の制御を調整することで人間の姿に一時的に戻ることができる。
過去にお札と剣で戦うサムライみたいな人と一緒に戦ったことがあるらしい。
残念ながらイマージュパルスとして出てきたりはしないが。
●モルフォ
「むすーっ…こうなったら、治龍局のイメージソングでも作っちゃおうかしら…」
CV:櫻川めぐ
かつてガンヴォルトと共にいた少女の幻影。
彼女を具現化させる「電子の謡精」はGVの身体を離れた後、封じられたはずだが……
その正体
イマージュパルス。ただし他のパルスと異なり、常に現出したままで居られる上に、意思を持ち会話も可能。
自分がかつて存在したモルフォの再現であることは自覚しており、シアンの記憶は持たないもののGVときりんに協力する。
外部にも認知されており、表向きはリブートしたAIアイドルということになっている。
◆暴走能力者
過去作のボスと異なり、正真正銘の一般人。
第七波動の覚醒・暴龍化によって能力と精神が暴走してしまい、各所で事件を起こす。
生かしておくわけにはいかな……くはないので、きりんは彼らの暴走を封じる為に挑むことになる。
彼らの変身は宝剣等のアイテムによる武装現象とは原理が違うのか、本人の能力とは無関係に肉体の変化が大きい。
封じた後は
4人とも恩返しと贖罪の為に治龍局に加入。7人でATEMSに挑むことになる。
名前の由来は1作目の七宝剣と同じく、自動車関連。
変身形態のモチーフは神話・伝承の龍とタロットの大アルカナ。
●B.B.
「オレっちとしてはオールタイムナウいベシャリを心がけてるつもりだけどなぁ」
狂騒の宴 翠の鎌が閃き踊る
その手に抗うすべはなく
迫る死線に ただ祈れ
DEATH PROCESSION
“死と踊る霊翼” B.B.
CV:中野大志
- 登場ミッション:Holynight ⅩⅢ
- モチーフ:ニーズヘッグ+死神
- 名前の由来:ロールスロイスの特別仕様「ブラックバッジ」
魂のエネルギーから思念体を作り出し操る「死霊」の能力者。
所謂フリーター。明るい性格だが軽薄で調子に乗りやすいチャラ男。
そして言葉選びが明らかに'80~'90年代な死語の使い手。死霊ってそういう……?
そのせいかモテずに聖夜を一人寂しく過ごしていた所で暴走。「クリスマス終了のお知らせ」を届けようとする。
実質ステージ1なこともあり、技は見切りやすかったり剣で弾けたりと対処は比較的楽。
殆どの攻撃は雷霆煉鎖なしでも避けられるが、使い方は覚えておきたいところ。
●シロン
「おす!!プロゲーマーの底力、見せてやる!」
0と1の狭間より
来たる突風、吸い込む豪風
我、門の守護者なり
MAGICIAN's GATE
“超速演算の魔術師” シロン
CV:豊洲りお
- 登場ミッション:Cyber Daydream
- モチーフ:ナーガ+魔術師
- 名前の由来:ブガッティ・シロン
敵の千手先を読むという程の高速思考を可能にする「超速演算」の能力者。
主にRTSを得意とするプロゲーマーにして、優秀なハッカーでもある。格ゲーは比較的苦手。
本人としては「男の中の男」を目指しているのだが、タイツと短パンが似合う“カッコイイ”というより“カワイイ”少年。
暴走により、超大型ゲーセンを乗っ取って要塞に魔改造してしまった。
ワープを繰り返しながら部屋の防衛装置を駆使し、浮遊オーブでビームを屈折・反射させて攻撃してくる。
装置とオーブの位置で攻撃パターンは見えるのだが、軌道の変化に慣れるまでは少々面倒。
●レクサス
「貴様、社会のルールを何だと思っている!」
朽ちたる亡骸の丘
昇りし双極の遊星
仇なす者を砕き屠れ
SATELLITE PENDULUM
“空虚に揺れる道化” レクサス
CV:原澤航一
- 登場ミッション:Pendulum Heart
- モチーフ:リヴァイアサン+愚者
- 名前の由来:トヨタの高級車ブランド「レクサス」
触れた者物にベクトルを与える「振子」の能力者。
ここでいうベクトルは運動量らしく、要は条件付きの念力の模様。
以前は裏社会で荒事を生業にしていたが、現在は更生。物流メガフロートで働いていたところで暴走した。
地味にシリーズに中々現れなかった、能力を平和的に仕事に活かしている第七波動能力者。
ルールやマナーに厳しいが、別にマナー講師的な奴ではなく言っていることはほぼ正論である……本人が法律を守ってさえいれば。
部屋に積もったガラクタをあの手この手で飛ばしてくる。
ガラクタにも護符が当たる為、迂闊に雷霆煉鎖を使うと振り子軌道で動く本体共々接触ダメージを受けやすい。
SPスキルでは2つの巨大な塊を動かす。曰く母なる悪夢。
●カミオム
「オレが許したとしても、オレの筋肉が許しはしないッ!!」
喧嘩上等! 威風堂々!
賭ける命に咲く羅道
漢、神雄武ここに在り
喧嘩領域展開
“鉄拳番長” カミオム
CV:閻子丹
- 登場ミッション:Pride&Battle
- モチーフ:ヒュドラ+戦車
- 名前の由来:Camion(フランス語等でトラック)のもじり?
相手にインファイトを強いる「喧嘩上等」の能力者。
学ラン学帽に下駄履き、何の漫画読んだの?と問いたくなる風貌の漢。なお学生ではない。
寺で修行していたところで暴走する。ちなみに精神修行の類ではなく筋トレ。
一見ただの脳筋だが、意外な特技もある。
戦闘が進むと壁蹴りを封じたり、こちらを引き寄せて地上近距離戦を強要してくる。
つまり彼の攻撃はその状態でも避けられるようになっている、ということでもある。
◆ATEMS
ZEDΩ.の指揮下で台頭し始めた海外の能力者組織。
独自の第七波動研究や武力行使など、活動範囲は多岐に渡る。
幹部陣「ATEMSナイツ」はZEDΩ.の親衛隊兼ハーレムメンバー。
いずれも強力な第七波動能力者の女性で、戦闘時は盗んだ封鍵を使って強化外装を身に纏う。
外装の共通モチーフは大アルカナ+精霊。
名前の由来はヨーロッパの美術館や教会。
皇神の張っている国防結界は彼らを以てしても厄介だったようだが、新型ミサイルに搭乗する という荒業で不法入国を果たす。
能力者の自由を掲げたフェザーや、能力者だけの国家設立を目指したエデンともまた異なる思惑があるようだが……?
●ZEDΩ.
「世界を照らせ、金色の黎明よ!」
暮れなずむ世界 炎環の理
翼となり、剣となりて
希望へと続く紅を闢け
破界と再世の炎環
CV:堀江瞬
ATEMSのリーダーにして、核融合を操る「金色の黎明」の能力者。
GVに匹敵するもう一人の最強の第七波動。
青龍、白虎、玄武に続く朱雀をモチーフとしたキャラでもある。
王と敬われるだけの実力と度量を兼ね備え、敵対するきりん達にも余裕を崩さず理性的に話すが、
その言動からは自分の正義を疑わない傲慢さと身内以外を信じない猜疑心がうかがえる。
暴龍の出現を確認し、上述の方法で侵入。ミサイルの上できりん&GVとの腕試しの後、何らかの思惑をもってナイツに封鍵を狙わせる。
移動や攻撃の光速さ・範囲ともにそれまでのボスから跳ね上がっており、避け方が分かり辛い。
慣れるまでは大人しく蒼き雷霆を頼るが吉。
トリリオンなのはZにΩ.な名前を踏まえると宇宙恐竜が由来だろうか。本作の2ヶ月半前にガチの1兆度によって太陽でも1兆にほど遠いのが広く知られたのは不運だった
そして公式にも認知されたあだ名は「ヤマダデンキ」 「ヤマダ」だと「ヤマダイッポウ」さんと被る
彼のビジュアルはPVや店舗特典イラストで早くから公開されていたのだが、名前が明らかになるまで間があった。この間に単独イラスト(SPスキルカットイン)を使用したヤマダデンキの店舗特典が配信*5で紹介されたことで定着。
しかしこれも呼びにくい為、下記のグラツィエの影響で「ずえど様」と呼ばれることも。
●システィナ
「ふん。ZEDΩ.様の令は天名が下るに等しいのよ!」
双丘の先、叉路へと進む
授かりの宮は舞い降りた
今、王の弾丸が貫き爆ぜる
SEXUALICAL BULLET
“導きの魔弾士” システィナ
CV:大西沙織
- 登場ミッション:Trick Bullet
- モチーフ:運命の輪+シルフィード+蜂
- 名前の由来:ヴァチカンの「システィーナ礼拝堂」
様々な弾丸を生成する「トリックバレット」の能力者。
ATEMSナイツ、延いてはATEMSの作戦指揮を担う参謀格。
ナイツの中でも一際ZEDΩ.への思いが強く、強引に秘書の座に就く程。
そしてナイツの中でも一際エロい。SPスキルの口上に至っては18禁スレスレ。
戦闘形態のモチーフ「蜂」は『X2』のヴェスパと被っているが、槍を持っていたあちらと違って刺してこない。曰く「銃は剣より強しッ!」である。
弾丸の対処もさることながら、常に空中にいるため纏まったダメージを与えづらい。
●グラツィエ
「んだば…まんずやるすかねってことだべな…わがった!」
大地よ 命を護りし礎よ
金剛不壊の装となりて
破砕の力を我に授けよ
HVARF COORDINATOR
「わはははは!どうだべかこのばでーは!?」
大地よ 無限の命の源よ
吹き荒ぶ嵐を纏い
万物を砕く怪腕となせ
SYBYLLA SINISTER
“産土剛力神” グラツィエ
CV:照井春佳
- 登場ミッション:Sand Storm
- モチーフ:力+ノーム
- 名前の由来:イタリアの「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」
砂を操る「サンドストーム」の能力者。
東北風の訛り(岩手弁?)が入った方言女子。国外から来たのにとか、そもそも彼ら何語で喋ってんだとか言わない
普段は腰は低いものの「ZEDΩ.様が正しい」と思考停止している節があり、訛り抜きでも話が通じない。
戦闘序盤は素早くも単調なシャベル攻撃のみだが、最初のゲージブレイクで本気を出すと豹変。
SPスキルで外装を強化し、第七波動を全開にして襲ってくる。でもシャベルより見切りやすい
激昂すると訛りがさらに強くなり、きりんと多くのプレイヤーには何言っているのか分からなくなる。分からなかったら英語テキストにしてみるのも手。
ステージが砂丘ということもあって、一部の技は某ジャッカル型レプリロイドを彷彿とさせる。
●プラド
「ブラーヴォだ子猫ちゃん!キミたちの二重奏、わたしの歌劇で更に盛り上げてあげよう!」
我が静と動の交響曲
応えよ対なる双刃よ
氷炎の宴を顕現せしめん
BIELEMENTAL GARDEN
“双剣の麗騎士” プラド
CV:上坂すみれ
- 登場ミッション:Cool&Heat
- モチーフ:正義+サラマンダー+メキシコサラマンダー
- 名前の由来:スペインの「プラド美術館」
高熱と冷気を操る二属性の第七波動「ヒート&クール」の能力者。
曰くZEDΩ.やGVとも異なる可能性を秘めた能力らしい……が現状は2人程強力な域にはない。
というか恐らく、どちらか一方のみを連続して使用する様子が無いこと等から、その能力の本来の性質は高熱と冷気を操るのではなく単なる「熱量操作」という単一属性の能力だろう。
自らを「ZEDΩ.公の騎士」とする中性的な麗人。
自尊心の強さと芝居がかった話し方が特徴で、きりんは彼女を妙に苦手にしている。
ZEDΩ.への感情と(おそらく)無関係に変な人、とある意味異端のナイツ。
戦闘形態は右半身が青、左が赤の超竜神あるいはキカイダーカラー。
攻撃範囲がかなり広く、身体の向き=きりんとの位置関係で使う技が決まるのを覚えておかないと避け切るのは厳しい。
●サーペンタイン
「ってああ…皇神の人たちですか、こんな場所までご苦労様ですね…」
涅槃より来たれり六喩の化身
我が力、我が現身となり
追憶の裁定にて万物を穿たん
MISTIC MANDALA
“告死霧僧” サーペンタイン
CV:石上静香
- 登場ミッション:Mystic Mist
- モチーフ:隠者+ウンディーネ+クラゲ
- 名前の由来:イギリスの「サーペンタイン・ギャラリー」
霧を発生させ、そこに同化したり幻を生み出したりする「ファントムミスト」の能力者。
能力のイメージに違わず工作活動が主任務。
託鉢僧のような出で立ちで仏教用語を用いるが、長髪のハーレムメンバーなせいであまり僧っぽくない。
外では少々内気な女性を装っているが、根暗で陰湿な地が出ると気だるげでありながらドスの効いた声で話し、言葉遣いも若干荒くなる。
本人の攻撃はATEMSの中では割と単調なのだが、厄介な技を隠し持っている。
稼ぎプレイでもイマージュパルスが有用となる稀有な相手。
過去作では「曼荼羅」に因んだ名前の技を使う2名は「マンダラー」と発音している。原語の発音はこちらの「マンダーラ」が近い。
もう一人の……
●レイラ
「ん」
CV:佐々木李子
ZEDΩ.に付き従うATEMSの巫女。
電子の謡精に似た第七波動への干渉能力「電子の踊精」の能力者。
踊精ルクシアを出現させ、歌による能力者の強化や諜報に用いる。
海を越えて操れるあたり有効範囲はかなり広い模様。
情熱的に歌って踊るルクシアに対し、レイラ本人は殆ど声を発さないが、ZEDΩ.とは会話が成立する。
ゲーム中では、一部を除いたボスを特定条件下で倒すと「SONG OF JINN」を発動し低HPで復活させてくる。
奮起する者が多い一方、レクサスはサビ残だとキレ、サーペンタインやシスティナは毒を吐く。でも戦闘は続ける。
終盤のネタバレ
●デイトナ&イオタ
「ハッハー!!リターンフロムヘルだぜぇ!?ガンヴォルトォ!!」
「我々は導きの光によって舞い戻ったのだ…そう、貴様を屠るために!」
陽より来たれ核熱の龍
気高き憤怒の赤光よ
総て焼き切る終焉の刃となせ
PROMINENCE BLADE
まさかの復活……ではなく、GVの記憶を覗いたサーペンタインが生み出した幻影。
その為皇神側にいる二人を攻撃し侵入者に味方をする、という本物ならあり得ない行動に出たり、きりんにはあまり構わずにGVの心を抉る言葉を放つ。
生前のコイツらの発言にも一理あったことをGVは思い知った訳だが、それはそれとして「マトモとは言い難い」と評価を改めることは無かった。
GVが見たことも無い筈のコンビネーション攻撃を駆使し、SPスキルでは2人がかりでかつて以上に嫌らしい弾幕を張ってくる。
●パンテーラ&テンジアン
「フフフ…!愛たかったよ! ガンヴォルト!」
「喫驚仰天、またキミと相見えるとは思いもよらなかったよ」
白夜に揺蕩う愛憎模様
咎人は極光を仰ぎ
氷愛の檻に囚われん
楽園氷獄
デイトナ&イオタと同様に幻。
パンテーラは基本♂モード。テンジアンはノーコメントを貫く。まあラスボスモードで来られても困るが。
特異な言語センスを再現するのはGVの語彙が凄いのかサーペンタインの表現力が凄いのか……
先の2人以上に同時攻撃が多く、テンジアンが逃げ道を塞いでくるのが厄介。
画面を出入りするため唯乃跳躍はしないのが幸い。
●メラク&テセオ
「ちょww忘れるとかテラヒドくないっスカ?」
「なんでよりにもよってこの天才メラク様がこいつと組まされるワケ?」
識閾越境 比良坂直行
なす術絶無の屠龍劇場
此れは怠惰の絶命Channel
LAZY NOISYFORTRESS
アップデートで追加されたボス。ステージ中に任意で挑める寄り道扱い。
生前の二人の因縁を知ってか知らずか組まされたハッカーコンビ。
『爪』アキュラルートを考慮してか、GVはテセオの名前を覚えていなかった。
メラクもメラクで「もっとマシな相方いるだろ」とぼやく。本当にGVの記憶なのかコイツら。とりあえずオッサン呼ばわりされたカレラ殿(18)としれっと無視されたエリーゼは泣いていい。ストラトスは……うん……
こんな調子でコンビプレーもあったものではないが、そこは各組織の頭脳役。
互いの技の隙間を縫うように画面を埋めてくるが、パターンを観察すれば見た目よりは避けやすい。
雷撃鱗で防げるミサイルを放つ為、GVで戦うと特に強化具合を実感しやすい相手。
●サーペンタイン
「あぁ…故にわたしはZEDΩ.様に報いるために、ZEDΩ.様を殺してさしあげなければならないのです…!」
能力者の幻を操る能力は、発売前の配信でもわざわざ編集で伏せられていた隠れ強豪。
そんな彼女は本作の倒錯枠その1。
ATEMSに入ったのは、かつてZEDΩ.暗殺に失敗し、その際に「いつでもまた狙って良い」という条件でスカウトされた為。
命を狙われながらも彼女の技能を活かすと言ったZEDΩ.に心酔しつつ、彼を殺すことで彼が認めた有用性を証明する、というヤンデレめいた思考を持つ。システィナとはあまりウマがあわない、とされているが“あまり”どころではないだろう。
GVの記憶から強力な幻を生み出し、あわよくば決戦に乗じて暗殺を決行するつもりだったが、結局きりん&GVに再び敗北する。
●システィナ
「あのあどけない御尊顔がッ!私の劣情を昂らせるッ!!」
倒錯枠その2。
ZEDΩ.という名君による独裁が世界の為というシスティナに対し、「堕落にせよ死去にせよZEDΩ.の治世は永遠ではない」と反論するGV。それに対して彼女が用意していたのは「自分がクイーンとして正当な世継ぎを産む」というピンク色の解。
当然ドン引きされ「世迷言」と一蹴されるのであった。
なお、この戦闘でもソングオブジーンは発動する=状況はレイラに筒抜けなので、おそらくZEDΩ.もシスティナの願望は承知で秘書にしている。
●メビウス
RD・・OG・・>E
6・QT・・62・T
Q0・A・3-P・・*6
存在抹消
GVという囮と封鍵による結界の裏に皇神が隠していた、生まれながらにして真の「暴龍の王」。その姿は龍の赤子そのもの。
未来を見通し選択する「無限の星詠」の能力者で、その力は第七波動を超えた第八波動の域。目覚めただけで世界中に龍放射が放たれ能力者が暴龍化し、無限の星詠で予測不能の混沌をもたらす。
彼?を電子の踊精で精神制御しZEDΩ.の管理下に置くか、鎖環で封印し対話・共存を目指すのか。
その処遇を巡った戦いはきりん達が制するが、GVとの共鳴でメビウスの覚醒は予想外に進んでしまう。
無限の星詠を封印するべく、きりん達はメビウスと戦うが……
可能性世界…ここではあり得ないなんてことはあり得ないってことか
●紫電
「あれからキミがどんな道を歩んできたか…その体に直接聞かせてもらうことにしよう」
天が意思、皇の神気
仇成す輩を狩り立てん
PSYCHO FUSION
力を寄越せ、蒼き雷霆よ!
神気をもって開闢を謳い
雷哮にて滅亡を兆そう
蒼紫双雷、我至れり
UNLIMITEDVOLT
我が天雷は皇の導
怯え覚せ、其が叛心
紫の理は此処に在り
XVOLTECKER
“双極の紫背者” 紫電
CV:村瀬歩
1作目でガンヴォルトに斃された皇神グループ防衛部隊管理役。「ガンヴォルト」に成れなかった少年。
その幻影……ではなく、メビウスが引き込んだ可能性世界のアメノウキハシにいる本物。
どういうわけかGVと戦った時の姿のままで、当時の記憶を持ちながらGV達の現状も認識しているという、なんでもアリな状態。
かつての努力を台無しにしたGVに対し、彼が掴んだ「ハッピーエンド」の価値を問いつつ戦いを挑む。
GVにとって、自由の為の一点張りで彼を力で制したことは最大の後悔の一つだが……
電子の謡精によるバリアは当然無くなっているが、念動力に加え、念願の蒼き雷霆を獲得。
サブ宝剣も取り戻したのか、地より這出し陰の化身と天を往く陽の化身も駆使した猛攻を仕掛けてくる。
メイン宝剣の方は無いのか巨大化こそしないが、それに匹敵する切り札も用意している。
これは…こんなものが第七波動だというの…?
●アシモフ
「新たな時代のキングとクイーンよ!果たしてどちらが真にフールであるか…私が教えてやろう!!」
滾る雷火は信念の導
轟く雷音は因果の証
裂く雷電こそは万象の理
VOLTIC CHAIN
私を、倒してみせろ!
理超えし蒼き福音
我が嘶きにて神代を標さん
創世総壊、雷の徒たれ
UNLIMITED VOLT
万象統べし蒼雷よ
我が憤激の楔となりて
愚かなる運命を抹消せよ
VOLT X Re:AGE
“新世界の王” アシモフ
CV:雪田将司
可能性世界の赤く暗い照明にパイプが這う部屋で待ち構えるガンヴォルトの育ての親にして最凶の敵。
GVと戦った記憶を持ちつつ、目の前にいることには驚かない、本来あり得ざる状態にある。
そもそも長生き出来ない筈だったが、これは延命措置によるものとのこと。何でもありにも限度はあるようだ。
GVから「あなたにだけは会いたくなかった」と言われた妄執は健在。
相変わらず、自身を頂点とした能力者だけの世界を望み、寿命の克服の為に新たなクイーンの鎖環に目を付ける。
戦闘前後の様子からして、この男自分の能力で脳をやられているのではなかろうか?
戦闘スタイルはボーダーとE.A.T.Rを併用する過去作の複合。というわけでグリードスナッチャーの恐怖再び。
ヴォルティックバスターまで習得済み等、蒼き雷霆の暴れっぷりも更に磨きがかかっており、GVがいかに加減しているかがよく分かる。
ちなみに、メビウスが引き込む可能性の中には「ベラデンで夢想境を発現させたパンテーラと雷撃鱗を放つアシモフ」が確認できる。該当する場面はシリーズ中には無いが、この二人が対峙した世界もどこかにあったということだろう。
「きりん…ボクから、離れて…!!」
●メビウスinガンヴォルト
「――きりん、ボクを斬るんだ!」
那由他の星の海宙より
選び手繰りて実と成す
昏き幻想のアルカディア
無限の星詠み
「すまない、もう……うおあああああッ!」
殺戮 選択 破滅 覚醒
犠牲 堕天 未来 輪廻
―――――――拒絶する
VVVVVVVV
自分を抑え込もうとする世界を「脅威」と認識したのか、メビウスは鎖環をも跳ね除け、きりんを庇ったGVの身体を乗っ取る。
共鳴で垣間見たビジョン……名実共に暴龍の王となった自分が全てを滅ぼす光景が現実となる前に、GVはきりんに自分ごとメビウスを斬ることを要請。
最大の危機を前に、きりんは……
アフターエピソードにて
◆ATEMS(アフター)
ガンヴォルトとメビウスが再誕の為に空の彼方に消えた後には、ABスピリッツ=蒼き雷霆の残滓が残されていた。
通常のスピリッツと異なり、能力者がいなくなった後も形を保っていた*7それは無限の星詠も混ざっており、第七波動研究に一石を投じ得る代物。
皇神に独占させず、かといって自分達だけでかっさらうこともなく……新たなやり方で未来をつくるべく、ATEMSはABスピリッツの収集に赴く。
●ZEDΩ.
きりん達の姿から人を信じることを覚えたが、それはそれとして皇神を全面的に信じるわけにも行かない為、秘密裏に行動。警備員はなぎ倒すけど
結局BBに遭遇した為治龍局にも黙っていたのが裏目に出るが、腕試しを兼ねて彼らもあしらう。
……ZEDΩ.の認識では彼ら彼女らだったようだが。
●サーペンタイン
一応隠密行動ということで、最初の探索のガイド役。あれから何日も経っている筈なのに「クリスマスの街」?とツッコんではいけない。それとも本編中で1年弱経っていたのか?
自身のナイツ登用に関して衝撃の真実を告げられてしまい、かつてないショックを受ける。
●システィナ
本編ではZEDΩ.への陶酔が行き過ぎた言動が目立った彼女だが、ナイツの中ではグラツィエと共に常識人。
問題児のサーペンタインやプラド、あざといレイラに頭を悩ませている模様。
電脳九龍街を見てATEMS前のことを思い出すことから、過去の境遇の片鱗がうかがえる。
●グラツィエ
ナイツの中では割とツッコミ役。石材や建築には能力のこともあってか詳しい。
残念ながらスカウトの経緯については語られず。
本気で訛るとZEDΩ.も何言っているか分からないらしい。やはりGVの言語能力が異常だったようだ。
●プラド
「美しい」からとZEDΩ.を君主と崇める彼女は、会議に遅れるわ話は聞かないわの問題児であった。
ZEDΩ.の方が雇った理由は会話の様子からして「面白いから」だろう。
ZEDΩ.に合わせて再びワタツミに潜入するが、彼が施設に感心する傍ら、以前氷炎地獄にしたことを反省する様子は皆無。そういうとこだぞ。
●レイラ
キャスティングにあたり歌唱力を最優先した*8結果無口キャラになった彼女。
相変わらず口数は少ない、というよりナイツは彼女が普通に喋るのを聞いたことが無い様だが、システィナを除いてそれなりに上手くやっている模様。
大詰めを迎えたABスピリッツ収集の最終局面ではきりんと共にZEDΩ.に同行するが……
●ルクシア
本編ではソングオブジーン発動時のボイスのみだったが、今回は会話に参加。
ZEDΩ.のことは対等のパートナーと見做しているらしく、平時から敬称は付けない。
本体以上にZEDΩ.以外と関わろうとしないが、きりんには多少関心がある模様。
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- オウカ含めさらっと色んな伏線飛ばしやがった…! -- 名無しさん (2022-08-04 00:55:03)
- 敵味方含め誰も死なないという信じ難い作品 -- 名無しさん (2022-08-04 08:39:50)
- 実は(ネタバレ項目にあるキャラ)の名前は白き鋼鉄のX2の時点で出てたりする -- 名無しさん (2022-08-04 13:18:09)
- これを本編として出したのが最大の過ち -- 名無しさん (2022-08-04 19:07:01)
- 今回敵味方は死ななくてよかったのはいいんだけどあのエンドはいいのかな?ロクゼロ4を思い出した感じがするし。DLCで追加シナリオは厳しいですかね -- 名無しさん (2022-08-04 20:16:09)
- 敵を殺さずに和解・治龍局の雰囲気が良い・アクションが過去イチ面白い 評価できる点は多々あるけどストーリーの結末がなぁ... 爪までの話や伏線も全部ぶん投げちゃったし セブンス能力者と無能力者の対立はもうどうしようもないところまで来ている!ってずっと言ってたのに鎖環の世界では普通に暮らしてるっぽいのも何だそりゃ感 -- 名無しさん (2022-08-05 10:09:16)
- ナイツ二人が倒錯枠として話題になってるけど、(文字通りの)犬になって年上の女の子に連れ回されてる主人公も大概な気がする。後半はさらに実質逆ハーだし -- 名無しさん (2022-08-05 12:09:10)
- 隠しEDで爪の伏線やGV・アキュラ・それとノワの願いを全部踏み躙って善玉面してる野郎をぶっ飛ばせるDLCはまだですか -- 名無しさん (2022-08-06 12:14:30)
- ぶっちゃけ上の連中が余計な事しなければ能力者と共存出来る社会になってるって生々しい… -- 名無しさん (2022-08-06 15:43:28)
- 爪から時系列進めまくって伏線ぶん投げたのは百歩譲ってい許す、作品単体で見てああのオチはないわ。これで続編出なかったららもうインティのシナリオには期待できない。ゲームとしては本当に面白いしシナリオもオチ以外はまあよかったのにほんとそれだけが残念 -- 名無しさん (2022-08-07 16:17:38)
- ガンヴォルトとオウカって結局恋人になったのか。BBに彼女かって聞かれた時に本人も昔の話だよって言ってるし -- 名無しさん (2022-08-21 17:22:51)
- セーブデータの破損バグはやくなんとかして欲しいわ -- 名無しさん (2022-08-24 07:14:40)
- パルスガチャのためにステージ何周もするのも、ミスったら最初からやり直しのDナイザーもしんどい -- 名無しさん (2022-08-27 18:13:32)
- 外はわからんけど能力者と無能力者が上手くやれているのは、フェザーが頑張ったのか隠しエンドのシアンが頑張ったのか。アキュラ君は間取りなすなんてしそうにないし、どうにかできそうなのここら辺しか思い当たらんなぁ -- 名無しさん (2022-08-28 15:05:59)
- 裏エンドが本当にあったことなら、シャオはシアン組に引導渡されたんかなもしかして。ノワはシャオが危険人物だって知っているしもっかいシアン戦いに巻き込んだら敵対するんだろうし -- 名無しさん (2022-08-28 15:26:05)
- Dナイザー途中でセーブさせてくれよ…不自由にして難易度上げたつもりになんなや -- 名無しさん (2022-08-31 23:24:14)
- GV君の不幸の方向が個人的にコレジャナイ… -- 名無しさん (2022-08-31 23:37:09)
- ゲームはどんどん面白くなるしキャラにも愛着は湧くんだけど毎回バッドエンドだからなぁ。今回は仲間が多い分GVときりんだけじゃなくて治龍局そのものに愛着が湧いたからなおさらあの終わり方は残念。続編もバッドエンドなら怖いから次があるなら様子見かな -- 名無しさん (2022-08-31 23:43:45)
- ↑3 -- 名無しさん (2022-09-01 07:17:49)
- ミス。Dナイザーをセーブ化にしたら本編のGVモードとの差別化にならんし -- 名無しさん (2022-09-01 07:19:31)
- 前作未プレイできりんちゃん目当てにプレイしても問題無いけど、それはそれとして真エンドのぶん投げっぷりはどうかと思う。バッドエンドの方が綺麗に収まってる感ある -- 名無しさん (2022-09-02 16:16:53)
- 死んだらある意味綺麗に収まるのはそうだが、そんなん誰も望んでないしなぁ。きりんちゃんの能力が解決までの時間を稼ぐことに特化した能力なら、精いっぱい希望をつなげたことが勝ちってことなんでないのかね -- 名無しさん (2022-09-02 19:13:29)
- どうせ戦いは続くんだから鎖環で封印して問題は残ってるけどある程度時間稼ぎができたとかでも精いっぱい希望を繋げたになると思うけどね。GVが死ぬのは誰も望んでないって意見は同感だけどあの終わり方だって誰も望んでいなかったと思うよ。GVが戻ってきたら希望を繋げたことにならないなんて思う人もいないだろうし -- 名無しさん (2022-09-02 19:33:43)
- そこまで綺麗に片付くほど、エースの力は甘くなかったってことなんじゃない結局。ZEDΩも基本セブンスで対抗できる相手じゃないみたいなこと言ってたし。まぁアフターエピソードでATEMS編くるから、また状況変わるのかもしれんけど -- 名無しさん (2022-09-02 19:42:31)
- 贅沢は言わないからきりんXXの上着オンオフ選ばせて欲しい。ついでに -- 名無しさん (2022-09-03 19:17:56)
- ↑ついでにライブノベルの時の立ち絵も上着オンオフ選ばせてください -- 名無しさん (2022-09-03 19:19:16)
- アクション自体は間違いなく面白いけど、ファンも新規も首を傾げるぶん投げっぷりとか、周回強要してくるガチャ要素とか、スタッフの「こうプレイしてね」ってのが透けて見えるステージ構成とか色々惜しい作品だった -- 名無しさん (2022-09-04 18:38:26)
- 周回はシリーズでもミッションとか素材集めとかあったしぶっちゃけいつものことでは。確定で一つは未取得の貰えてダブリは換金されて強化に使えるからシリーズじゃ一番気楽だった気がする -- 名無しさん (2022-09-04 18:59:08)
- 終わり方以外はシナリオはよかったしゲームも面白くなったってのは沢山見るね。シナリオはあんな終わり方誰も望んでないんじゃないかってエンディングを繰り返してるシリーズだからね。今回はそれに加えて周回ガチャ要素も今までより酷いってのを見るが、こういうシリーズ恒例の悪い部分を改善するだけで一気に評価が変わりそうなんだけどそこはスタッフのこだわりなのかも -- 名無しさん (2022-09-04 19:38:15)
- イマージュパルスはスコアタに必要やつや有用なやつはステージクリア報酬で確定でほぼ手に入るし、全取得にしても一周で一枚は未取得の貰えるんだから正直集めるのは一番楽っしょ。前作までの装備の素材関連は出ないやつはほんと出なかったからスコアタ始めるのにも準備から時間かかったし -- 名無しさん (2022-09-04 19:59:11)
- 爪までの装備やコードは素材+資金が必要で、そっから完成品をさらに素材にしたり重ね着のために場合によってはそれが2個必要だった。クエスト報酬利用しても終末のペンダントやヘブンオアヘルX作るのからしてかなりの労力必要で、ましてや全部作るのは茨の道すぎたし、あれに比べりゃ相当改善されとる -- 名無しさん (2022-09-04 20:21:13)
- 爪は全部作るの茨の道すぎたってそれと比べちゃうなら今回も全種コンプして最大までレベル上げまでは茨の道すぎるぞ。個人的にはそこまでやらなくても過去作と同じで必要なモノだけガチャで取ってレベル上げすればいいとは思うがそれでも改善されてるかというと微妙かな。 -- 名無しさん (2022-09-04 21:16:42)
- まず手に入れるのからして手間がかかった爪までに比べりゃ相当楽よ今作。手に入れてから使いたいやつにお金詰め込めるの選べるか、お金と素材詰め込まないと手に入らないのとじゃスタートラインが違うし -- 名無しさん (2022-09-04 21:35:43)
- ついでに強化はレアだけだし、 -- 名無しさん (2022-09-04 21:40:00)
- ↑ミスった。単に使うだけならLV3までの強化前でもフツーに使えるわけだしな -- 名無しさん (2022-09-04 21:42:14)
- まあGVの能力の自身を電磁波に変換するのとか、混ざって影響受けたアストラルオーダーの現実改変のなんやかんやでGV復活の目はいくらでもある
- ナイツ最初に見た時は毒のある生き物(サーペンタイン=クラゲ、システィナ=蜂、プラド=ピトフーイ、グラツィエ=サソリ)かと思ったけど特に関係なかった -- 名無しさん (2023-01-20 11:42:20)
- 今更だけど、サーペンタインのタロットのモチーフは“隠者”やね “恋人”は資料集に載ってたボツ案の方 -- 名無しさん (2023-06-03 22:20:21)
- 追加分見るになんつーか、時間遡行物になりそうな感 -- 名無しさん (2023-07-20 12:13:28)
#comment
*2 また、ゲーム上で戦うその他の7ボスについても皇神が選出した優秀な能力者が自身の能力を宝剣で制御していたことや、電子の謡精の力を封じたミラーピースを元に作成した宝書でその能力を増幅していたことを踏まえれば、GVの能力は能力者として頂点に限りなく近いと言えるだろう。
*3 その話を聞いたきりんは「無能力者がそんな動きをしていたなんて信じられない」といった旨の発言をしている。かくいう彼女も、生体電流の活性化で身体能力を増幅できるGVや自分で開発した強化装備を身に着けているアキュラに比肩する身体能力を随所で見せているのだが、彼女の鎖環に運動能力を補佐する使い方はないはずである。第七波動に目覚めた人間は基礎的な身体能力も向上するのか、こっそりそういう能力の札を用意しているのだろうか?
*4 勿論当のガンヴォルトは「誰がこんな姿にしたんだか」とぼやいている
*5 ガンヴォルト情報局 第40回
*6 ・以外のキーをかな入力し逆縦読みすると「せかい ほふる あおき ちから わたし たおす」となる
*7 前作におけるアシモフの残滓という前例があるのだが、ZEDΩ.達は知る由もない
*8 ガンヴォルト情報局51回の津田氏の発言より
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