登録日:2022/06/18 Sat 20:40:54
更新日:2024/06/20 Thu 10:31:21NEW!
所要時間:約 2 分で読めます
&setpagename(モンスター訓練場のおやじ(FF10))
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FINAL FANTASY FF FF10 モンスター訓練場 もう全部爺さん一人でいいんじゃないかな やり込み 施設 爺さん最強説
モンスター訓練場のおやじとは、『FINAL FANTASY Ⅹ』の登場人物である。
概要
スピラのナギ平原東部に存在する「モンスター訓練場」を管理・運営している老人。
800年という英雄ミヘンの時代から長い歴史を有する訓練場の魔物を、うっかり全て逃がしてしまうという大ポカをやらかし、
ティーダ達に再捕獲の依頼をしてくる。800年かけて揃えたスピラ中の魔物全放流とかナギ平原が地獄と化すのでは?
あと「ワシにはもう魔物を集める力はない」云々は大嘘もいい所だったのが後に判明する
人物
洒落では済まされない大ポカをやらかすからとんだ無能かと思いきや、モンスターの研究・育成に関しては他の追随を許さないプロフェッショナルであり、
最初のナギ平原地域制覇達成の時点で、ラスボスと同程度のスペックを有する魔物を作り出して来るというから驚きである。
その後も「プリン系の魔物を複数混ぜ合わせてジャンボプリン(HP:130万)を作る」など、明かにヤバそうなことを平然と成功させているあたり只者ではない。
一方で物欲には乏しいらしく、「七曜の武器ニルヴァーナが入った宝箱」「土星の聖印」「つぼみのかんむり」といった貴重品を、
惜し気もなくこちらに捕獲報酬としてよこしてくる。聖印を「限りなく大事なものらしい」と評しながら渡して来るあたり、物品の鑑定眼も確かであるようだ。
魔物の生態や地域の環境に関しても詳しく、捕獲の進行状況に応じてそれぞれユーモラスに富んだコメントを聞くことができる。
オメガ遺跡や『シン』の体内に関しては流石に想定外らしいが。
最後の研究成果を見事退けると「超人のあかし」という称号アイテムをくれる。
「これであとは『シン』を倒すだけじゃな」と述べるあたり、暗にもう追加の敵はいねーぞとメタい言及をしているようにも見える。ダーク召喚獣「おっそうだな」
デア・リヒター「すべてを超えたと聞いて」
スピラのあらゆる追記修正が集まったんじゃ!
おぬしをたよって 正解じゃったよ
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すべてを 超えてみせい……!
登録日:2022/06/18 Sat 20:40:54
更新日:2024/06/20 Thu 10:31:21NEW!
所要時間:約 10 分で読めます
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ff ff10 final fantasy モンスター訓練場 やり込み 施設 爺さん最強説 もう全部爺さん一人でいいんじゃないかな 最強 史上最強 強い チート 圧倒的 裏ボス すべてを超えし者 陶山章央 ff10-2 すべてを捨てし者 トレマ 高性能老害 だいたい全部こいつのせい
トレマとは、『FINAL FANTASY X-2』の登場人物。
CV:陶山章央(日本版)、デヴィッド・ラズナー(インターナショナル版)
▽目次
【概要】
FFXでモンスター訓練場を経営していたおやじの正体にして、二年後のFFX-2における三大組織の一つ「新エボン党」の初代党主。
服装そのものは普通の旧エボン僧官で、CGモデルはFFXでユウナレスカの側近を務めていた死人と同一。
CVが異なるので設定的に別人ではあるとは思われる。
四老師のマイカ・シーモア・キノック・ケルクを喪い、空中分解寸前だった旧エボン寺院をまとめ上げて「新エボン党」を創設。
過去の真実を発掘する「真実運動」を提唱し、結果遺跡を発見・調査するスフィアハンターが激増する切っ掛けを作った。
真実運動により発見されたスフィアは、その悉くが新エボン党党首であるトレマの手に渡ったが、
1年ほどしてトレマは独占していた過去のスフィア全てを持ち去り蒸発、公の場から姿を忽然と消す。
元僧官を名乗っているが、スピラの情勢に詳しいメイチェンも直接会うことがなかったせいでその真偽を詳しく測れてはいなかったらしく、
「元はエボン寺院の僧官だったそうで」という伝聞形での言及に留まっている。
【人物】
その正体はスピラに永く留まり続けている死人。
死人化した正確な時期は不明。普通に考えれば800年前の時代だと思われるが、
- ユウナとの会話時に1000年前の機械都市を幻影で出現させる
- CGモデルが1000年前から死人として留まるユウナレスカの傍付きの死人と同一
- エボンの教えの欺瞞が暴かれ、誰も歌う者がいなくなった現代にもかかわらず、「祈りの歌」を戦闘中に口ずさむ(=寺院を讃える表の意味で歌っているわけではない)
- こいつが「創始者」として活動しているヤドノキの塔はザナルカンド遺跡より年代が古い
- 聖ベベル廟はヤドノキの塔同様にランダムで階層の内容が変化する
などと、1000年以上前から活動しているかのような描写も目立つために詳細は不鮮明である。
元エボン僧官という肩書はベベルに潜り込むための虚言であり*1、固有の能力として幻光虫・魔物の組成を自由に操るという技を有する。
召喚士の力量を試すためのガーディアンを作り出せるユウナレスカ、他者の幻光虫を取り込んで己を強化できるシーモアなどを見てわかる通り、死人化するとある程度の幻光虫操作能力を得る傾向はある。
しかしトレマの能力はそれらとは一線を画しており、あのすべてを超えし者をも幻光虫への干渉によって生み出せるというのだから次元が異なる。
すべてを捨てし者くらいならこの異能で幻光虫に解体してワンパン可能というのはもはや笑うしかない話。
ただしこれで『シン』本体やそれを生み出している元凶をどうこうできるものではないのか、あくまで「でたらめに強い魔物を作ってそれを倒せる程の強者を育て上げる」という程度のアプローチに留めている。
重力魔法「グラビデ」が扱えることから、原理的にはエボン=ジュの『シン』を創造するものと大差ないが、出力で劣る*2というのが実情らしい。
トレマはグアド族の比ではないレベルの幻光虫操作が可能なわけだが、そもそも幻光虫というのはものすごく雑に言うと「魂」のことであり、
魔物に関しても死んだ人間の魂が、異界送りで未練を清算されないまま放置された結果発生する「元人間の怪物」である。
そうした観点から述べれば、端的にこのトレマがやっていることは「死者の魂を好き放題にいじくりまわしている」のとほぼ同義でしかない。
モンスター訓練場という施設がFFXの現代で果たした役割は大きかったことが確かにうかがえるのだが、しかしそのために死者の尊厳を冒涜する所業が許されるかはまた別の問題である。
その全体的な行動目的は「未来を生きる若者達を鍛え上げること」で一応は一貫している。
問題は「心の強さ」の定義が歪んでおり、「過去を振り返る余地があるから心が弱くなる」と性悪説に近い捉え方をしていることである。
事実、トレマが「若者の心を鍛える」と称して実行したのは、真実運動と称して新エボン党に集めさせた過去のスフィアを独断で全て破棄・処分することであった。
しかし、新エボン党のトップがスフィアを持ち逃げしたという事実はヌージの反発を招き、革新派である「青年同盟」の発足を促すことになった。
トレマ的には新エボン党というヘイト対象が生まれ、うまく若者の矛先を用意することができてむしろ好都合だったかもしれないが、
二派の対立を危惧したギップルが間に立とうとマキナ派を設立し、そして新エボン党も穏健派のバラライが議長として主権を握ることになった。
結果だけ見ればトレマは「前途ある有望な若者」たちを三派に割って対立させる大失態を侵したことになる。
総括すると、FFX-2全体におけるスピラの情勢不安はこいつがそもそもの元凶である。
こいつの行動は「耳障りのいい欺瞞で大衆を扇動する」「過去を隠蔽・改竄する」「自作自演で都合のいい世論を形成する」「死人による傀儡政権」……
あのユウナレスカやヨー=マイカが体現していた旧エボン教の腐敗体質と一致する箇所があまりに多いのも無視できない。
言うなれば引き継ぐべきではないエボンの負のミームを継承する存在であり、一度エボン教を終わらせたユウナとしても何かしらの形での相対を避けられない相手である。
表の元凶がシューインの怨霊であるとすれば、裏の元凶はまさにこのトレマであると言える。
【主要活動】
モンスター訓練場
800年前に『シン』討伐隊の原型となる「赤斬衆」の創設者、英雄ミヘンの手で設立された施設。
トレマはミヘンの遺志を継ぐべく、長年これの運営を続けてきた*3という。つまり、少なくともまだこの段階ではベルゲミーネと似たスタンス。
この前提を踏まえると、生前のミヘンが使っていた「正宗」の封印を解く「土星の聖印」をティーダ達に託した事実はそこそこ重い。
永遠のナギ節の到来によって存在意義を消失し、トレマ自身の手で放棄されたようである。
新エボン党
崩壊寸前だった旧エボン寺院をトレマが再構成して作られた保守派の組織。
永遠のナギ節到来と新時代に馴染めない旧寺院関係者・老人層の受け皿として機能している。
ただし、母体となったのが旧エボン寺院のため基本的な体質はFFXの頃とあまり変わっておらず、高齢層以外からは一般にも受けはよろしくない。
議長のバラライはほぼワンオペ回しで運営を頑張っていたのだが、逆に言うとバラライがいないとどうにもならないということで、
バラライ失踪後は統率を欠いて終盤までひたすら混乱が続きっぱなしとなる。
ストーリーLv.4で元召喚士のイサールに話を通しておくことでようやく体制の清浄化が進み、まとまりを取り戻すようになる。
エンディングでは青年同盟共々解体に進むらしいことが仄めかされている。永遠の代償? ボイスドラマ? あれは設定面の乖離が酷いので…
聖ベベル廟
聖ベベル宮の地下に存在する広大な迷宮。全100層。X-2開始の1年前……つまり、新エボン党の創設と同時にトレマの手で封印を解かれたらしい。
アンダーベベル(ヴェグナガン)の封印は機械戦争時代の話となるので、少なくともこの聖ベベル廟が作られたのは1000年以上前ということになる。
「廟」とは死者を祀る寺社・墳墓等のことを指すが、それを示すようにこのダンジョン内は異界クラスの濃密な幻光虫で満たされており、
かつ既に消滅したはずの死人が魔物として何人も留まっているという、およそ理解を越えた異常極まる領域である。
普通に死んだキノックやジスカルはまだしも、スピラの未来に絶望して消えた死人のマイカやユウナレスカ、果ては究極召喚獣として消えたゼイオンまでいる始末。
これらの面子に共通するのは「旧エボン寺院関係者である」のと「絶望を残している」点である。*4
ダンジョンそのものも各層毎にフロアの内容が変わり、エンカウント=死がほぼ確定するメガトンベリやエルダードレイクが群生している地獄のような場所。
本作で異界という領域が星の内部にある「ライフストリームのようなもの」とシンラ君の手で解明されているため、
ベベル廟がこうなっているのは単純に地下深くまで作りすぎて、どこかが異界と繋がってしまったからだと思われる。
彷徨っている死人がいずれもベベル関係者であることを踏まえると、むしろ異界からそいつらを現世に無理矢理引っ張り出して再利用するためにやっているようにも見える。
ただし死人としてそれらを現世に留めることそのものは成功していても、5名とも例外なく人の意識は失われているために試みとしては微妙な仕上がりである。
ベベル廟で倒されたトレマが後のヤドノキの塔でピンピンしているのも、この迷宮の性質による復活かもしれない。
ヤドノキの塔
X-2終了後の三か月後、ごく最近発見されたばかりだという塔の遺跡。
ラストミッションの舞台であり、発見したマキナ派によれば「ザナルカンド遺跡(1000年前)よりもさらに年代が古い」とされる。
ヤドノキというのはアルベド語で「幻」を意味する。その名の通り侵入毎に構造が変動する。
この塔の「創始者」がトレマなので、最低でも可変構造を後から仕込んだ張本人ということになるらしい。
ヤドノキの塔は一般的なローグライクゲームのように、
「内部で倒されても死ぬことはないが、挑戦者のレベルはその都度初期化される」仕様である。
つまり単純な力ではなく知恵と挑戦を諦めない心の強さが要求され、
そしてドレスフィアによってはユリパの誰であるかによって使用可能なアビリティが変動する。
聖ベベル廟で対決したユウナへの「意趣返し」と考えると中々に興味深い。でも結局コピー術掘れるユウナ一択なんですよおじいちゃん
【作中行動】
1年ぶりの訪問者か
あなたは?
ここは長らく封印されていたが トレマなる人物が封印を解いた
トレマは単身奥へと分け入り…以来地上には戻っておらん
序盤から名前だけはメイチェンとの会話などで何回か出るが、直接遭遇するのはストーリーLv.5のベベル廟から。
自分がトレマ本人であるにもかかわらず、他人事のように「トレマは奥へ行った」とアピールだけして消えるあたり、ユウナを誘い込む気満々である。
最下層ではゼイオンが変じたすべてを捨てし者をドラゴンボールじみた動きでボコボコにして瞬殺し、ユウナたちと対峙する。
あんたがトレマとはな
教えて下さい なぜ過去のスフィアを隠したんですか?
人は過去に縛られずにはいられない
ゆえに未来に目を向けるためには
過去を封印せねばなるまい
過去を……封印?
じゃ みんなが集めたスフィアは?
消した……幻光となって散っていったわ
なんてことを…
未来を背負う若人を育てるべく
訓練場を設けたものの――
ナギ節が訪れてほどなく わしは過ちを悟った
『シン』という敵を見失った若人たちは
意味もなく力を振りかざし始めた
きたえた力を抑える心の強さを
持ち合わせていなかったのだよ
彼らの心をきたえるために
わしは決意した
スピラの過去を抹消すべしと
ふりむく心は弱くなる
いっさいの過去を―――
そう すべてを捨てし者だけに
「すべてを超えし者」となる資格がある
大召喚士ユウナ おまえもまた
多くの過去を振り捨ててきたはず
過去を捨てて得た力を 見せるがいい!
聖ベベル廟の最下層で、『シン』を滅ぼしたユウナを「すべてを捨てし者」と見定めたトレマは、
その力を測るべく戦いを挑んでくるのだった。
戦闘
HP | 999999 |
MP | 999 |
攻撃力 | 255 |
魔力 | 255 |
防御 | 255 |
魔法防御 | 255 |
すばやさ | 128 |
回避 | 99 |
属性 | 重力無効 |
状態 | 割合ダメージ・悪性異常全無効 |
なにこれぇ……。
まずほぼ全てのステータスがカンストしているというふざけた基礎性能。
防御255というのは要するに固定・防御力無視ダメージ以外は攻撃が通らないことを意味する。
すばやさも128と異常に早く、ATBをウェイトにしていないとガンガン動かれて一方的にボコボコにされる。
おまけに回避も99あるので「必中ではない物理攻撃」は一切当たらないものと見てよい。
そしてHPは貫禄の99万9999。前座のすべてを捨てし者が20万なのにこいつはその5倍もある。
……とまあ酷いレベルでバランスが取れている能力値に加え、使う技もまったく自重しない。
使用アビリティ一覧
- グラビデ
全体に現在HPの25%分重力ダメージ。一番マシ。
- フレア
無属性単体攻撃魔法。魔力が255あるので半端な耐久では一瞬で爆殺される。
- アルテマ
無属性全体攻撃魔法。3人全員が喰らう上にフレアよりもさらに威力が高い。
- メテオ
最大HPの1/8のダメージ×ランダムターゲット12回攻撃。
3人にばらけると考えれば一見ヌルそうに見えるが、本作は複数ヒットのチェイン発生でダメージが跳ね上がる仕様なので、
HP最大の味方が何人いようが一瞬で蒸発させられかねない鬼畜技である。軽減魔法必須。
なお無印は物理判定のためプロテス、インターナショナル以降は魔法判定のためシェルでないと軽減できない。
- 導掌 天 / 連掌 断 /絶掌天断覇
それぞれ3ヒットする物理攻撃を立て続けに3連打してくる。つまり合計9ヒット。
ベチベチベチという軽い打撃音とは裏腹に、ユリパが容赦なく殴り倒されていく様は乾いた笑いが浮かぶことだろう。
- 毒手掌
毒効果つきの三連物理攻撃。FF10の頃に比べ「最大HPの1/4」→「最大HPの1/32」と大幅に毒が弱体化したとはいえ、
そもそもの3連打が痛いので正直気休めにもなっていない。
- 封身掌
ストップ効果つきの3連物理攻撃。装備やリザルトプレートを耐久面に振らないといけないので耐性がつけにくく危険。
- 裂心掌
MPダメージを与える3連物理攻撃。一瞬でMPが枯渇するのは痛いがHPが減らないだけまだマシか。
大雑把な攻略としては、防御力がないと体術のラッシュだけであっという間にHPが枯渇するので話にならない。
そのため、猛烈に素早さが落ちることを承知でもHP・防御を激増させる「アダマンタイン」が装備選択肢に上がって来る。
当然シェル・プロテスも張る。物理・魔法云々より割合のメテオが危険なのでその対策でもある。
手間を惜しまないなら歌姫のアビリティなどで防御力をさらに底上げすると盤石。
ギャンブラーの「アイテムスロット」でBAR×3を揃えての「マイティガード改」なら補助魔法を張りつつ、一気に+10まで防御・魔防を上げられる。
基礎HPに関しては高いにこしたことはないが、「体力の薬」などで簡単に戦闘中増やせるのであまり重要ではない。
なおかつダークナイトの「暗黒」など、「敵の防御力を無視できて」「かつ回避されることのない攻撃」で攻めていく。
攻防バランスの観点から言えばドレスフィアはきぐるみ師が一番ベストなのだが、「全地域のエピソードコンプリート」と取得のハードルが非常に高い。
余裕があれば「ダメージ限界突破」も欲しいが、対象となるリザルトプレートは入手が面倒極まるものしかなく、
かつ限界突破のアクセサリ「インビンシブル」を装備しようにも、そちらに回す枠があれば正直防御面の補強に使いたい所。
耐性面では属性攻撃をグラビデ以外使ってこないので、防御・魔防上昇とストップ対策全振りでよい。
本作の仕様上、オートヘイストがストップ状態を上書きすることで事実上の完全耐性になるので、アクセサリ「倍速の腕輪」が大変有効。
倍速の腕輪で前述したアダマンタインのデメリットも相殺できるが、オリジナル版ではサブイベントで1個しか入手できない限定品のため一周で全員には装備させられない。
次点で防・魔防+30の「なにごともな~い」だが、こちらも同じく個数限定品。しかもSLv4で取り逃すと再入手が困難。
普通に防+60の「クリスタルの小手」か魔防+60の「誓いのヴェール」あたりで妥協しておいてもいいかもしれない。
リザルトプレートはゲート通過毎に防御力を上げる「岩のごとし」か、リレイズを使用可能になる「約された癒やし」あたりが無難。
前者はストーリー進行上必ず入手でき、後者はストーリーLv.5の雷平原で確実に入手ダンジョンを解放するためのミッションが発生する。
ちなみにオリジナル版だと「魔力の泉」などでMP0にすると、メテオなどの魔法全般を封じられるので若干楽になる。
- キューソネコカミ
瀕死時に与ダメージ下限が9999になるという凶悪アクセサリ。
入手がオリジナル版では面倒だったが、インターナショナル以降はベベル廟40Fで確定で取れるようになっている。
ただしインターナショナル以降からは瀕死時にスロウ・バーサクのデメリットが付く。
スロウは倍速の腕輪で無効にできてもバーサクはどうしようもないので、予め多段ヒットするアビリティを待機状態にしてから瀕死にするなどの工夫が必要。
ギャンブラーの「フォーダイス」、ダークナイトの「暗黒の空」あたりを9999化するとよい。
- 聖戦の薬
アイテムシューターの合成弾「ダークマター+ポーション」等の組み合わせで発動する技。
味方全体を一定時間無敵状態にする。比喩でも誇張でもなく本当に無敵になる。
本来なら持続が非常に短いのだが、この状態は「敵味方が絶え間なく動いていると解除されない」性質があるため、トレマの速さが逆効果となって長持ちする。
調合素材のダークマターは入手が難しいのだが、前座として出現するすべてを捨てし者をランダムスロットの777で追い払うと確定で10個ほどもらえる。
つまり最低10回は無敵になれるので、それだけの猶予があればどうとでもトレマを料理できることだろう。
無敵になるので上述のキューソネコカミも格段に運用しやすくなり、通常攻撃が2回攻撃になるシーフならバーサク放置でも充分なダメージソースと化す。
- クリーチャークリエイト
インターナショナル以降から追加されたサブコンテンツ。魔物を捕獲して味方メンバーとして運用できる。
特に「マキナレンジャー」「マキナハンター」「マキナソルジャー」というクリーチャーは「キラースパイク」という固有技を習得する。
この技は防御力無視かつ割り込み能力があるため、3体捕獲してある程度鍛え、ダメージ限界突破をつけ攻撃手段をこれだけにするとトレマでも1分持たずに穴だらけにされて蒸発してしまう。
撃破後
おまえこそ すべてを捨てし者……
戦闘後、敗れたトレマは幻光虫と化して霧散しながら、特に堪えた様子もなく満足気な言葉を発する。
しかし……
捨ててなんかいません
強くなりたいとか
変わりたいとか思うけど―――
だからって過去をなくしたら そんなの私じゃない
以前乗り越えたユウナレスカの時同様に、トレマの「過去を捨てる」というごまかしでしかない持論を一蹴するユウナ。
姿の見えないトレマからの返答は……含むような嘲笑と捨て台詞だった。
おまえがおまえであることに
いかなる意味もありはしない……
全てを捨てることを提唱するトレマだが、実は過去のスフィア全てを抹消しておきながら旧討伐隊関係のアカギスフィアだけは抹消せず手元に残していた事実がある。
結局のところ一番過去に囚われているのはトレマ自身であり、誰よりも過去に心を迷わせているであろうことがうかがえる。
彼が全てを捨てるに至った過程には、およそ語りえぬほどの壮絶な悲劇があったのかもしれない……。
なお飛空艇セルシウスに戻った後、リュックとパインからは以下のコメントがある。
あたしは今のユウナも 過去のユウナも好きだから 両方捨てないでほしいんだ
少し前の私だったら トレマの言葉にうなずいたかもしれない
新エボン党の創設者 その正体は強力な魔物を意のままに
あやつる魔人 かつては訓練場を開いていた
(魔物辞典のコメントより)
インターナショナル版
新エボン党の創設者で 訓練場の主でもあった人物のデータ
すべてを捨てるように説くが自分はバトルする気満々
(魔物コロシアムのみやぶるコメントより)
常時MP消費0状態になり、MP枯渇で「グラビデ」「メテオ」「アルテマ」を封じる戦法が対策されている。
また、新たな敵として「外界からの使者」などが追加されて最強の座からは転落した。
クリーチャークリエイトで捕獲・育成もできるのだが、他にもっと強いクリーチャーがいるので需要は微妙なところ。
ラストミッション
一定時間フロアに留まり続けると、強制排除か次のフロアに進むかを促す「創始者」という存在が登場する。
- アルティマニアにて「創始者(トレマ)」との表記がある
- HD版では本編かコロシアムのトレマを倒すと「創始者」のトロフィーがもらえる
この二点から同一人物であるものと断定可能。
聖ベベル廟では幻光虫になって消えても平気で会話していたので倒せていなかったということらしい。
何回かの警告の後にワープで近辺へと出現し、隣接すると1度目はルブラン戦闘員に強制変化させられ、2度目は「デジョン」で塔の外へと叩き出されてしまう。
レアアクセサリーを持っているのでわざと出現させて盗んでから次のフロアに進むのも手。
ちなみに特定のフロアでは、次の階層に進むための正規手順としてこの創始者を恣意的に出現させることを求められる。
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- >実は異界(ライフストリーム)を経由して外界の存在が紛れ込むという現象には前例がある この部分、なんかFF7=FF10説が前提になってるように見えて引っ掛かるな -- 名無しさん (2022-06-18 21:34:40)
- オリジナル版はMP枯渇させて防御255プロテスにすれば、メテオの事故死除けば大体勝てる。インター版ならクリクリがインフレしきってるので勝つだけならもっと簡単。 -- 名無しさん (2022-06-18 22:28:26)
- 幻光虫=ライフストリームは公式設定ではないからその辺は修正したが良いかもね。 -- 名無しさん (2022-06-18 23:10:35)
- タイトルは訓練場のおやじにしといた方が良いと思う -- 名無しさん (2022-06-19 00:23:58)
- 「こんだけ強いんならお前がシン倒せよ!」というツッコミに対する「こいつですら足下に及ばないほど本気のシンは強すぎる」という返しはホント秀逸 -- 名無しさん (2022-06-19 01:04:21)
- 変わりようがひどすぎて同一人物「説」としか思ってなかった。そっかぁ、魔物辞典に書いてあったかぁ… -- 名無しさん (2022-06-19 02:28:30)
- ↑3 今のままのタイトルで問題ないと思います。 -- 名無しさん (2022-06-19 05:20:33)
- タイトルトレマなのに訓練場のオヤジの説明から入るからなんかしら修正した方がいいべ 読んだとき少し混乱した -- 名無しさん (2022-06-19 19:29:42)
- 騙し加工の項目は珍しい話でもないし変える必要ないと思う 読み進めれば概要も理解できるし -- 名無しさん (2022-06-19 19:34:21)
- これだと騙し加工以前にタイトルオチしてるって話なんだけどな・・・ -- 名無しさん (2022-06-19 21:01:33)
- 確かに項目名は訓練所のおやじの方が良さそう -- 名無しさん (2022-06-19 21:47:50)
- 相談なしの項目名変更はルール違反 -- 名無しさん (2022-07-10 16:47:42)
- ↑すみません、知りませんでした。 -- 名無しさん (2022-07-10 16:49:36)
- 逆引きできないホストということで議論用スレッドに書き込めなかったのですが、どなたか議題として挙げていただくようお願いできないでしょうか。 -- 名無しさん (2022-07-10 17:03:23)
#comment
*2 エボン=ジュが使用できる「グラビジャ」以上の高位重力魔法をトレマは作中で使っていない
*3 FFX-2アルティマニアΩ P88
*4 FFX-2アルティマニアΩ P89
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