登録日:2022/06/08 (水曜日) 18:37:15
更新日:2024/06/20 Thu 10:28:19NEW!
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ロックマンx イレギュラーハンターx 豹変 レプリロイド タコ ソウルイレイザー 蛸 芸術家 高火力 太田哲治 スナイパー 魚雷 最強候補 最弱候補 イレギュラー 岩本版とイレハンxでのキャラの温度差 岩本版とイレハンxでのキャラの温度差←あんた誰⁉︎ 好戦的からナルシストへ クラーケンの彼氏? キャラがぶぶぶぶれてます ランチャー・オクトパルド 深海の武装将軍 ホーミングトーピード 芸術は爆発
わたしたちが理解される世界を作るために…
この戦いは非常に意味があります!
ランチャー・オクトパルドとは、「ロックマンX」「ソウルイレイザー」「イレギュラーハンターX」に登場するボスである。
異名:深海の武装将軍
CV:太田哲治
【概要】
元第6艦隊所属のタコ型レプリロイド。
計10門の魚雷発射機構等重火器で全身を武装し、狙った獲物は絶対に逃がさないというスナイパー。
かねがね自分たちより弱い人間を守る必要はあるのかと疑問を持っており、それがシグマの反乱に参加する動機となった。
反乱後は海上都市を占拠した。
また、「ロックマンX5」に登場するボルト・クラーケンとは親しかったようで、オクトパルドの死は彼がハンターを辞めるきっかけとなった模様。
当のクラーケンは、エックスには「あなたは自分の職務を全うしただけ。ただ自分はそれに疲れて辞めた。」と、あくまで自ら反乱に加わったオクトパルドの自業自得と強調していたものの、ゼロには「ハンターはガサツな人ばかりで嫌だ、自分もそうなる前に辞めて正解」と愚痴もこぼしている。
オクトパルドの人間嫌いな理由は「弱いから」というだけだったのか、あるいは「レプリロイドを道具としか見ていない傲慢さ」だったのだろうか…?
イレギュラーハンターXでは軍事の知識に長けた頭脳派で、常に敬語で話す。
戦いにも美しさを求め、自身を「水中戦闘のアーティスト」と自称するが周囲からは理解されなかったようで、シグマに認められたことで反乱に参加した。
VAVAの事は独自の行動をとるその姿勢を「嫌いではありませんよ」と好意的に捉える等認めている様子。
原典でのシグマステージにおけるボスラッシュではシグマステージ3での再戦であったが、本作ではシグマステージ1にてボスラッシュの1番手として再戦し、その際に自身を見て驚くエックスに虚ろな目で「私は、ランチャー・オクトパルド…ここで侵入者と戦うよう命じられています…」と機械的な口調で語り、ボディだけを再生された自我のない状態でエックスに挑む*1。
また、頭部や触手のデザインが原作と微妙に異なっている…が、それももはや「誰だおまえは!」と、特に岩本版から親しんでいた古参勢から走り幅跳びよろしく助走をつけてジャンピングツッコミしたくなるほどのこのキャラ(具体的には反乱参加動機)の変わりように比べればミジンコよりも些細なことに過ぎないだろう。
【ボスとして】
彼とは水が満たされた水中で戦う事となる。
体から放つ圧倒的な弾幕で攻める戦法を得意とする。
またステージ道中は中ボスラッシュがある激戦なのでなるべく戦力が充実した状態で挑みたい。
イレギュラーハンターXではミサイルがセミチャージ以上で貫通可能になる、防御力の低さが改善されないまま無敵時間が他のボスより短いなど一転して攻略しやすくなっているが、相変わらずステージ難易度は高い。
弱点はアーマー・アルマージから入手する、「ローリングシールド」
だが弾幕によりこちらの攻撃チャンスが少ないので油断はできない。
イレハンXでは奇声をあげながら怯むようになった。倒すと「芸術は、爆発なのです!」とか世迷い言をほざきながら爆散する。*2
また、両作ともブーメランカッターで触手を切り落とすことができるようになり、行動が制限されるので、あえて先に彼の武器を弱点とするはずのクワンガーから攻略するのもアリ。
(ある意味オクトパルドとクワンガーの弱点関係はアリゲイツとクラブロスに近いかもしれない)
オクトパルドを倒すと、森への水の供給が解放されるのか、カメリーオステージの一部に水が張るようになる。
SFC版ではバスターのみ攻略や強化パーツ無しなどの縛りプレイだと、一部の行動で完全無敵になったりフットパーツ無しだと対応するのに運が絡む攻撃パターンが出てくるため屈指の難敵と化す。
ソウルイレイザーではエレキテル・ナマズロスから入手できる「トライアードサンダー」が弱点。
こちらではシャイニング・タイガードから入手できる「レイクロー」で触手を斬り落とせるのだが、切り落としから触手の無い状態に移行するまでの時間が非常に長い。
しかも、このモーション中は完全無敵ではなく普通に攻撃を受け付けるので、バスタープラス系パーツを両方装備した状態かつ連射をONにして硬直中のオクトパルドに連射バスターを撃ち込むと、行動不能にしてからはそのまま撃破…という事も十分に有りうる。
また、通常のオクトパルドは攻撃パターンこそ原作同様だが、単発バスターの威力が高く設定されたり全体的に攻撃が大人しくなっていたりしている事から、弱点無しでも倒しやすい相手でもある。
ちなみに、相変わらず中ボスが多いステージなのだが、ステージ内に分岐が設けられた事によって、中ボスと戦わずに済む様になり、ボスに加えてステージ難易度の方も低下している。
【技】
- ホーミングトーピード
両肩から魚雷を3方向に2回発射してくる。
追尾性能がないのでかわしやすいが、オクトパルドの移動や他の攻撃と同時に回避するのは困難。
触手を切断した後はこの攻撃しか行わなくなる。
だがバスターや特殊武器を相殺してくるのも厄介。イレハンではセミチャージショット以上およびローリングシールドで貫通できるようになった。
- ピラニア魚雷
触手から魚のような姿をした魚雷を4発放つ。チャージ版ホーミングトーピードにあたる。
通常弾より追尾性能が高く弾速も速いので避け続けるのは困難。
上手く誘導するか攻撃で破壊して対処したい所。
イレハンでは予備動作が長く、腕を正面か上に向ける発射モーションの違いで軌道を判別できるという抜け道が増え、大幅弱体化した。
- マリントルネード→エネルギードレイン
体を回転させて渦潮を作りエックスを引き寄せ、捕まえてエネルギーを吸い取ってくる。
回転中は無敵で、引き寄せる力は強いのでフットパーツが欲しい所。
SFC、イレハン共にフットパーツが無くても一応対処は可能。
- 移動マリントルネード
ソウルイレイザーのエクストリームモードでのみ、体力が少なくなると使用してくる技。
マリントルネードを発生させながら無敵になって接近してくる。つかまってもエネルギーは吸収されないが、 ダメージは受ける。
【入手武器】
- ホーミングトーピード
敵を追尾するミサイルを2発まで発射できる。
燃費は比較的良く、雑魚相手にもどんどん使っていける。
チャージすると魚型ミサイルを5発同時に発射する。
追尾性能は低いが、攻撃力は高くなっており、フルヒットを耐えられるのは
それこそメガトータスやガンボルトなどのごくごく一握りのホントに硬い大型雑魚に限られるレベルである。
ブーメル・クワンガーの弱点であり、素早く動く彼に正確に当てていける。
VAVAモードではミサイル系の兵装(最初はヒューメラスクラッシュ)が入手でき、他にもロケットパンチ系のスポイルドブラット、レーザー系のネクロバースト、カッター系のツーテッドスラッシュ、ナパーム系のスプラッシュヒットが入手できる。
- マリントルネード
「ソウルイレイザー」でエックスでオクトパルドを撃破すると入手。
エックスを中心に縦に伸びる竜巻を発生させ、貫通性能が高い。
チャージすると4発の魚型ミサイルを発射する。
- フィッシュファング
「ソウルイレイザー」でゼロでオクトパルドを倒すと入手できる。
斜め下方向に魚型ミサイルを2発発射する。
ゼロのラーニング技の中では扱いやすい部類だが、ラーニング技間で共有する武器エネルギーを消費してしまうので、乱発は禁物。
マリントルネード、フィッシュファングはどちらも水系統の武器という事もあり、ストームトルネードの代わりにナウマンダーやボスアタック限定ボスのスタッガーの弱点になっている。
この他にも、意外な所ではネオシグマの弱点にもなっている。
【漫画版での活躍】
《岩本版》
忘れたのか?お主は所詮レスキュータイプ
わしはハンタータイプ、しかも特A級ってことをなーーーーーーっ!!!
岩本先生の漫画版では本作オリジナルヒロインであるマーティの初登場回の敵として登場。
一人称は「わし」で同作のペンギーゴ同様自分の実力を鼻にかけた傲慢な卑劣漢である。
シグマの命令で海路を寸断するため南太平洋に潜伏しており、エックスを撃破するために海の安全を盾にマーティを脅迫、
彼女にわざと敵の攻撃が激しいエリアに誘い込みエックスを消耗させ、更にバトルフィールドにバスターを無力化するサイドス溶液をばら撒き万全に万全を期した状態でエックスと対決。
エネルギーに反応して猛スピードで襲い掛かる触手を使ってエックスを圧倒した。
だが戦闘中マーティとの約束を守るつもりはさらさら無く、最初から海を破壊する気だったことを口走ってしまい彼女を怒りを買う。
あたしこの海を守りたいから・・・あんたなんかに協力したんでしょ!
そう言って反旗を翻し槍をもって襲い来るマーティを触手で捕らえ、強力な振動を流し彼女を粉砕してしまう。
だがこれでエックスを完全に怒らせてしまい、バスターエネルギーを周囲に拡散させ、彼女の残骸に帯びさせる。
すると自動追尾を行うオクトパルドの触手が周囲の水中に舞う無数の残骸に手あたり次第攻撃してしまうという誤作動を起こしてしまい、完全に暴走。
自慢だった自身の実力=性能が仇となったことに呆然としているその隙に、エックスによってマーティの槍で貫かれ撃破された。
マーティとの約束を破ることを最後まで黙っていればよかったものを、調子に乗って口走ってしまったことが敗因となった。
ちなみにマーティはボディを失ったもののデータチップは無事だっため生きており、後にエックスに新しいボディを提供してもらい「ロックマンX2」「ロックマンX3」にも登場しエックスのサポートをした。その新ボディは何故かロリータファッションであり当初は凄く嫌がられ、後にマーティが自分でアーマー等を新調しているが
特に3では彼女がいなかったらエックスはあのクリスマス野郎に殺されていた所であり、ここで彼女を助けたのは正に運命だったといえるだろう。
ねぇ、戦いが終わったらあたしの体作ってくれる?
も、もちろん…
元どおりにしなかったからただじゃおかないからね!
まったく…
いいわね!
ハハハ、了解!!
《池原版》
池原しげと氏による『イレギュラーハンターロックマンX』において、VAVAの叛逆に便乗してイレギュラーとなった裏切り者として登場。
本編と同じく海底基地を占領して根城にしており、討伐に来た特A級ハンター、アルマージ、イーグリード、ナウマンダーの3人を中ボス達を使い足止めするなどの策士っぷりを見せる。
3人の足止めに気を取られ過ぎていたため、唯一Xの潜入を許してしまいXと戦うことになるが、渦潮や魚雷のトリッキーな攻撃でXは苦戦を強いられる。
しかし、そこに駆け付けたZEROに触手を全て破壊されてしまい、形勢を逆転される。
残ったホーミングトーピードで最後の悪あがきをするも、XとZEROのコンビネーションには敵わず二人に破壊された。
《小説版》
小説版ではアーマー・アルマージの離反にショックを受けたエックスが、次に撃破しに行く敵として3番手の敵となる。
…のだが、エックスが辿り着いた頃には既にVAVAの手によって残骸と化しており、エックスと交戦することなく呆気なく退場するなど扱いは不遇。
因みに性格はイレハンを踏襲しており、ステージ道中には「7つの大罪」をテーマに自身のオブジェを飾るなど独特の芸術的感性を持ち、エックスも若干辟易していた。
クライマックスシーンでは他の8ボス同様魂はエックスと共に戦っており、チャージホーミングトーピードでシグマのメカニロイドの大軍を一掃し、武器チップは役目を終えて焼失した。
【余談】
PS及びSS版『ロックマンX3』で流れるOPアニメーションのムービーにもX1のボスで唯一登場している。
このムービー内ではウツボロスと共にエックスに襲い掛かってるが、Xバスターで頭部を破壊されてコントロールを失ったウツボロスに激突されて破壊されている。
ソウルイレイザーのオクトパルドステージのBGMはバグチェッカーの人数がたったの1人しかいなかった影響なのか、何故か同作に登場しているナウマンダーステージの物と入れ替わっている。
もっとも、後に発売された海外版では元に戻っているのだが。
追記・修正は、爆発なのです!
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▷ コメント欄
- 小説版だとエックスがただりつく前にVAVAにやられていた。オクトパルドミュージアムでページは有ったのに。そしてラストの皆ありがとうにも出てきた。 -- 名無しさん (2022-06-08 20:57:25)
- 岩本版でエックスにしては珍しく「ターコ」って悪口を言う貴重なシーンがあったが、タコにタコって言って悪口になるのかと思わず突っ込んでしまったな。 -- 名無しさん (2022-06-09 01:38:24)
- コイツの食玩の塩ビフィギュア(赤一色)を何故か持っていた… -- 名無しさん (2022-06-09 19:52:34)
- こいつの特殊武器はバシュバシュ撃ちまくるのが心地いい -- 名無しさん (2022-06-10 01:53:04)
- 岩本版の一人称は基本的に「わし」だけど、負ける寸前では「『おれ』の性能が…仇に、なりやがっ…!」って一人称が変わってる -- 名無しさん (2022-06-26 12:55:38)
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*2 ちなみにΣパレスでの最戦時は戦闘中のボイスも変化しており、爆発する前に「美しい…」と呟いて散る
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