登録日:2022/02/25 Fri 01:03:00
更新日:2024/06/18 Tue 09:59:12NEW!
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うっかり下手な場所で現実から切り離されてしまうと、湿ったカーペットの悪臭に満ち、モノイエローの狂気に侵され、蛍光灯の終わりのない暗騒音が大音量で鳴り響き、そして約6億平方マイルに渡るでたらめに分割された空き部屋に閉じ込められ続ける「Backrooms」に行き着くことになります。
もし、近くで何かがうろうろしているのが聞こえたら、それは間違いなくあなたの声を聞いているということ。
神があなたをお守りしますように…
「The Backrooms」とは、海外の都市伝説でありインターネットミーム(所謂Creepypastaと呼ばれるもの)、及び、そこから派生したホラーコンテンツである。
【概要】
現実と異なる次元に存在すると言われている「Backrooms」という異常空間を舞台にしたシェアワールド。
Wikiについて説明すると、
『Backroomsに迷い込んでしまった あなた がこの空間で何とか生き延びていくために必要な情報を、先人たちがデータベースとしてまとめたのがこのサイト…』
という形式をとっており、実際にサイトのホームに掲載されている 旅人たち へのメッセージや警告からは、Backroomsのシビアな世界観を感じとることができる。
公式Wikiは怪奇創作コミュニティサイトとしての色が強く、海外発という点からもSCP Foundationと似た系統のコンテンツと言える。*1
なお、現在Backroomsに関する創作サイトはFandom版とWikidot版の二つが存在する。
大まかな設定は同じだが細かなレベルやエンティティが異なっており、その傾向も異なる。
怪奇サイトとしての体裁が整っているのはWikidot版のほうだが、当記事では開設が古く、情報量も多いFandom版を扱うこととする。
【Liminal Spaceとは】
The Backroomsの成り立ちについて説明する前に、まずLiminal Spaceという概念について解説する。
Liminal Spaceとは、2019年ごろに海外で話題となったインターネットミームであり、厳密な定義こそないものの、ざっくり言えば少し不気味な、それでいてどこかで見たことのあるような感覚にとらわれる空間のことを指す。
代表例に真夜中の公園や駅の地下通路、閉店済みのショッピングモールなどがよく挙げられ、これらに共通する点としてはまず無人であること。
通常人がいるはずの空間が無人であることへの違和感が、見る人にノスタルジーや物哀しさといった不思議な感情を抱かせるというのである。
詳しく解説するとこれだけで項目一本立ってしまうレベルなので、正直言葉で説明されても分かりづらいと思われた方は、おそらく実際に画像を見てみるのが一番早いだろう。
また、Liminal Spaceを題材とした「Superliminal」というパズルゲームが存在するため、これに触れることでもより理解が深まるかもしれない。ネット上に多くプレイ動画が上がっているためおススメである。
The Backrooms は Liminal Space の概念と共に語られることの多い創作であり、特にその起源となった後述する「黄色い部屋」の画像が持つ既視感や不気味さは Liminal Space の持つそれと非常に似通っている。
一方世界観が広がる中でそういった「リミナル性」からの乖離が進みつつあるという指摘もあり、英語圏の「Liminal Archives」や「Timeless Places」、後述する日本コミュニティなどよりリミナル性を重視する方針を取る派生創作コミュニティもいくつか現れている。
【起源】
2019年5月12日、英語圏の大型匿名掲示板・4chanの「不安になる画像」スレに、ある一つの画像付きの投稿がされた。
四角い天井灯に照らされ、壁が単調な黄色の壁紙で覆われた誰もいない部屋が映し出されたその画像は、その何とも言えぬ不気味さとどことない既視感から、海外のネットユーザーたちの注目を集め、彼らはその画像をもとに様々なストーリーを展開していった。
当記事冒頭のキャプションはその一つであり、今でもwikiの冒頭に掲載されるまさにBackroomsを象徴する文章と言えるだろう。
この画像についてのみならず、この部屋から行ける別の階層があるだとか、各階には危険なモンスターが潜んでいる、などといった様々な書き込みによって「The Backrooms」の世界観が次第に形成されていったのだ。
このように、The BackroomsはLiminal Spaceの持つ日常に潜む不気味さに物語性を付け加えることで発展してきたコンテンツであり、事実使われている画像も一部を除いて現実世界に存在しうる風景である。
この世界のどこにでもありそうな空間に異常性や多面性を見出し、そこにストーリー性を持たせてBackroomsの世界を創作するのがThe Backroomsの基本理念なのだ。
【Backroomsとは】
Backroomsとは冒頭でも述べたように、現実世界の外側にある空間異常である。
基本的に時間の流れや空間の広がりもあいまいで、同じ階層でも人によって感じ方や捉え方がが全く異なる場合もあるそう。
互いに行き来することのできる様々な階層(Levels)や敵対的な実体(Entities)、生存の手助けになることもある特殊な異常物体(Objects)が存在する。
いつ、なぜこの空間が誕生したのか、Backroomsの正体についてはいまだ分かっておらず、これまで様々な説が提唱されている。これらの記事も非常に面白いため、一見の価値ありである。
また、Backroomsには数千万から数億(カノンによる)もの人々が迷い込んでおり、組織化されたグループも数多く存在する。もはや一つの国と言えるほどに大規模な組織や、盗賊まがいの犯罪集団などその特徴は様々で、いかに有力なグループと協力関係になれるかどうかがBackrooms内で生存する鍵とされている。
一部のレベルを除きBackroom内は常に危険地帯であるため、Wikiに記載された各レベル(後述)の広さ、危険性、居住性、入り口と出口、そしてバックルームに生息する数々のエンティティ(これも後述)などについての詳しい情報をもとに、放浪者たちは生き残る術を学んでいくのである。
【入り方】
Backroomsを理解するにあたって、理解しておきたい概念が「Noclip(Noclipping)」である。
Backrooms内に侵入するために必要な方法で、また、Backrooms内においても主にこの移動手段が使われる。
公式Wikiによれば、「壁や固い物体を通り抜けられるほど速く移動すること」とされているが、端的に言えばゲームで言う「壁抜けバグ」だ。これを現実世界(Backrooms内ではFrontroomsと呼ばれる)で行うことでBackroomsに侵入することができる…のだがこれは確実な方法ではなく、よほど運が良く(あるいは悪く)なければ成功しないようだ。
このほかにも、不自然に暗い壁や影がない壁、以前はなかったはずの扉、奇妙な違和感を覚える場所などが入り口として報告されているようだが、どれも確実な方法ではない模様。
ちなみに、Backroom内でのNoclipはThe Voidと呼ばれる虚空に飛ばされてしまい、二度と戻れなくなる可能性がある*2ため注意が必要。
【脱出方法】
不明。
前述した「旅人たち」へのメッセージには、Backroomsへ迷い込んだ者が現実世界に戻った例は無い(それどころか「この場所はあなたの新しい家です」とまで言い切ってしまっている)とされ、「Basics of the Backrooms: A Guide(Backroomsの基礎知識ガイド)」においても、もう二度と家に帰れないという事実を受け入れることが大切、と書かれているように、現状安全で明確な脱出方法が確立されていないことが見て取れる。
ただ、全く手段がないわけではなく、実際には複数の脱出口が確認されている。レベル3999*3が代表例だったのだが削除された。
それでも、ほぼ無限に広がると言われているBackroomsから脱出することは事実上不可能に近いことには変わりはないようだ。
【生存方法】
脱出が不可能となれば、方法はbackroomsで生きていくのみ。
その際には簡単に行け、尚且つ生存が簡単なレベルである「レベル4」「レベル11」がもっともポピュラーである。
それぞれレベル0、1(待機またはnoqlip)→レベル2(オフィス風のエレベーター)→レベル4
レベル0、1(歩き回る)→マニラルーム(不安になりながら待機)→レベル6.1(建物の裏口)レベル11
と、道草を食べなければ簡単に到達できるレベルである。何より、マニラルームは非常に安全な避難所となっており、M.E.G.が作成したbackroomsについてのマニュアルが置いてあるので、気になれば行ってみる価値はある。
物資の確保は、基本的にレベル1のサプライドロップ的な何かから回収するのが定石である。
これらの物資には医薬品やアーモンドウォーター、食料が入っている(たまにゴミが入っていることもある)ので、多くの人はここから物資を回収する。
【レベル】
Backrooms内には無数の階層が存在し、それらにそれぞれ番号を付けて識別できるようにしたものが「Levels」である。
一般常識や物理法則はたいていの場合通用せず、基本的にレベルの奥へ進んでいくことで別のレベルへ移動することができる。
識別番号に加え、具体的な名称が付けられているレベルもあり、例えば
- レベル0 “The Robby”*4(ロビー)
- レベル1 “Habitable Zone”(生存可能領域、ハピタブルゾーン)
- レベル2 “Pipe Dreams”(パイプの夢々、パイプドリーム)
- レベル3 発電所
- レベル4 “The Abandoned Office“(束の間のオフィス、放棄されたオフィス) .
- レベル5 Hotel
- レベル6 消灯
- レベル7 タラソフォビア
- レベル8 洞窟
- レベル9 暗い郊外
- レベル10 天使の小麦畑
- レベル11 終わりの無い都市
- レベル12 マトリックス
- レベル13 不気味な廊下
- レベル14 楽園
- レベル15 未来的空間
といったように続く。
また、各レベルには生存の難易度を5段階に区分した「生存難易度(Survival Difficulty)」が与えられている。*5
Backroomsのレベルはその特徴から特に4種類に分類され、それらは大まかに以下の通り。
【レベルの種類】
- Normal Levels
規模、セキュリティ、安全性など様々な面で、すべてのレベルの基本となるレベル群。
基本的にレベル番号には整数が振られる。危険度も人間が安全に生活出来るものから致死性の高いものまで様々である。しかし、どのレベルにも言えることだが、ここに分類されるレベルはその存在自体の不明瞭さにより、時間の経過とともに変化、または消滅してしまうことがままある。そのため長い間同じレベルに滞在するのは推奨されていない。
また、レベル0~レベル8は情報量が多く、Backroomsにおいて広く認知されている確認済みレベルとしてThe Main Nineと呼ばれる特殊なレベル群に指定されている。
- Sub-Levels
ノーマルレベルの各レベルの「中間」ともいえるレベル群。
直接つながるノーマルレベル(親レベルと呼ばれる)の影響を強く受けており、わざわざ別の番号を振る必要がないため、レベル番号は整数部分に親レベルの番号が振られた小数で表される。
親レベルの特徴を残しつつも若干異なる性質を有しており、安全なレベルのサブレベルが超危険なんてことも普通に起こりえる。その逆も然り。
また、一つのレベルに複数のサブレベルが存在する場合もある。
例
・レベル0.7 “Claustrophobia“ (レベル0のサブレベル)
・レベル1.1 “Broken Halls“ (レベル1のサブレベル)
- Anomalous Levels
上記二つのレベル群とは本質的に異なる、これまでのレベルにおける常識(あくまでBackrooms内における常識だが)やルールを完全に無視した、全くの異空間とも言えるレベル群。
このレベルには負の数や誇張した数字、もしくは記号やそのレベルの特徴を表す単語などが振り分けられている。
必ずしも危険なレベルというわけではないが、観測した人間の現実認識を破壊する可能性があるため探索には注意が必要。
例
・The End
・Run for your life!
・レベル9223372036854775807 ”The True Final Level”
- Joke Levels
Backroomsのメインストーリーとは関係ないおふざけ的なレベル群。
SCPにおけるJokeオブジェクトに近く、メタネタからネットミームまで何でもありな、とことんギャグ路線を追求したものが多い。
【各レベルの詳細】
各レベルについての解説
※以下の解説はFandom「Backrooms Wiki」の「翻訳の一覧」ページに準拠する。(ただし、TH3 SH4DY GR3Yを除く。)
- Level 11: "The Endless City"
フロントルーム(現実世界)の大都市に酷似したレベル。
時刻は常に正午で、建造物がランダムに動いていることがある。
店舗はないが店を開いている探索者がいるため補給には向いたエリア。
複数の原子力発電所が存在するが、稼働していない。
- Level 15:"Futuristic Halls"(未来的廊下)
未来的な建築で形成された迷路のレベル。中で探索者同士での通信をすることができない。
中にたまにコントロールパネルがあり、「オン」「オフ」「破壊」のボタンのみ押すことができる。
「破壊」を押すと爆発と衝撃波が発生するが廊下は損傷しない。「変更」のボタンもあるが磁場に覆われていて押すことができない。
また、このレベルではアンティキティラ島の機械にそっくりな未知の機械が発見されているが、操作の試みは失敗している。
- Level 79:"Elevator Chaos"(エレベーターの混沌)
複数のアパートのエレベーターロビーで構成された階層。
フロア移動ボタンが数字キーパッドとなっており、実数で構成された階ならいかなる階にも移動可能。
高い階ほど暖かく暑くなり、低い階ほど暗く寒くなり、更にエンティティが出現しやすくなる。
- Level 243:"Broken World"(壊れた世界)
西側諸国の都市様式を持つ無限のダウンタウンで構成された階層。多くの生物の焼けた/燃えている肉体が散らばっている。
道路にたまに穴が開いており、The Voidに繋がっているので落ちないよう注意が必要。
エンティティは存在せず、集団"終末の放浪者たち"が前哨基地を作っているようだ。
- Level 9223372036854775807: "The True Final Level(本当の最終階層)"
Backrooms内でも最も危険なレベルのうちの1つ。
少なくとも数十億マイルの空間が続いているとされ、数百体ものエンティティが集まっている。
ここから"END"に続いているようだが、辿りつく術は見つかっていないようだ。
- Level 2-FR
逆構造になったエッフェル塔の階層。
Level Fun
子供の誕生日パーティーやプレイルームを思わせる空間だが、凶悪な実体"パーティーゴアー"が大量に住んでいる非常に危険な階層。「見つかる=死」であるため隠れながら進む必要がある。パーティーゴアーには銃器が通用するが、武器があるなら自分に使った方がマシかもしれない。
- The Afterparty
打ち捨てられたパーティー会場のような階層。かつては危険な実体が多数存在していたようだが、現在はどこかへ去っていってしまったようでほぼ安全な場所となっている。
風船や銃器を模した玩具などが見つかるが、割れた風船を手に取るとどこからともなく精神状態を悪化させる金切り声が聞こえてくるため注意が必要。
また、「誕生日パーティーに来なかった」ことを責めるような内容のメッセージが壁に書かれていることもある。
メタ的には後述の通り削除された Level Fun の跡地とも呼べる階層で、明言はされていないが「パーティーゴアーが不在となった Level Fun」であることを示唆する描写が多い。
- TH3 SH4DY GR3Y(陰りゆく灰)
番外階層(Anomalous Level)のひとつ。いくつかのサブレベル群で構成されており、現在は8つ発見されている。あらゆるものが白黒に見えるという特徴がある。
backrooms内で最も危険なレベルのひとつであり、生存して脱出した者はたったの1人のみである。
【エンティティ】
Backrooms内には迷い込んだ人々以外にも、現実世界にはいない固有の実体「Entiites」が数多く存在している。
知性の有無や、友好的か敵対的かなどその種類は様々であり、中には人間と取引をするエンティティもいる。
現在100種類以上のエンティティが確認されているが、大部分は人間に対して敵対的であるようで基本的に遭遇した場合絶対近づかずにすぐその場を離れるのが最善とされている。
尚、一部エンティティは人間の成れの果てや、何らかのウィルスに感染したものも存在するため、先述したように安易に接触することはお勧めしない。
【代表的なエンティティ】
- フェイスリング
顔の部分が滑らかな皮膚で覆われたように見える人型実体(要するにのっぺらぼう)。
Backroomsにおいて最も数の多いエンティティの一つであり、大きく分けて大人型と子供型の二種類が存在する。
大人型は友好的なのだが、厄介なのが子供型で、基本的に2、3人のグループで現れ、出会った人間を小さな鋭利な物で攻撃してくる。
- スマイラー
暗闇の中に現れる、光る眼と鋭い歯が特徴的な実体。
非常に攻撃的で、パニックになって逃げたり大きな音を立てた瞬間襲ってくるため、目を合わせながら懐中電灯などの光源を投げて気をそらすのが基本的な対処方法。
産卵によって繁殖するが、当然巣を見つけても決して触れたり取ったり(調理したり)してはいけない。
- クランプ
無数の手足に覆われた肉の塊のような外見を持つ、かなり異形で不気味な実体。
常に飢餓状態にあり、獲物を見つけると非常に俊敏な動きで2メートルもの長い腕を使って対象を捕獲し、捕食する。
しかし、理由は不明ながらも人間に対してはそこまで攻撃的ではなく、刺激を与えない限りすぐさま襲ってくるということはない。
- パーティーゴアー
黄色の身体で常に笑顔に見える人型実体。集団で狩りを行い、人間を捕獲し、殺害する。ケーキ(原料は人肉)といった罠を仕掛ける等知能が高い。
その上パーティーホストと呼ばれる親玉と情報を共有しているため、一度彼らに見つかって狩りの対象にされれば逃れる方法はほぼない。気付かれないように背後から接近して殺すか、爆発物を使って部屋ごと始末するのが比較的効果的な対処法とされる。
主に Level Fun に生息しているが、他のレベルにも出現するものの、群れからはぐれた個体はむしろ命乞いをしてくる。
国内外で高い知名度を誇っていたエンティティだったが、2024年1月現在、英語版 Fandom では拠点であった Level Fun 共々記事削除の憂き目に遭っている。
- パーティープーパー
コートを羽織った青い常に悲しんでいるように見える顔の仮面を被った人型実体。慈悲深い性格をしており、放浪者の手助けになるような行動をとる。彼らに攻撃すると手足を捕まれ、パーティーゴアーの犠牲になってしまうという。
かつてはLevel52を住処にしていたが、パーティーゴアーとの戦争に敗れ、絶滅してしまった。ちな戦争に負けた一因はゴアーに騙された放浪者のせい。生き残った一部は平和なレベルに脱出できた模様。
- デスモス
巨大な蛾の姿をした実体。多くのレベルで出現する。雄の実体は普通の蛾と同じ大きさで無害だが、雌の実体は全長1m以上で攻撃性が高い。雄の実体は飼い慣らすこともできるが、他のエンティティに遭遇する可能性が高くなるといったデメリットがあるのであまりオススメできない。
- スキンスティーラー
対象を殺害した後、その皮をはいで被る習性をもつ実体。被った後は対象と変わらない姿になり、見分けるのが難しい。
区別する方法は、血液を調べることで、半透明ならばスキンスティーラーである。
知能はお世辞にも高くはないが、その分身体能力が優れている。あと、こいつの血をアーモンドウォーターと混ぜるとリキッドペインになるぞ!
【オブジェクト】
Backrooms内に存在する特殊なアイテム類を「Objects」と呼ぶ。
基本的に現実世界には存在しない異常な性質を持ったマジックアイテムのようなもので、致死的な有害性を持つものから生存の手助けになるものまで様々。
【代表的なオブジェクト】
- アーモンドウォーター
Backroomsの多くのレベルに存在するオブジェクト。
その名の通りアーモンドとバニラ風味の飲料水で、わずかながら栄養価もある。
Backrooms内における貴重な水分で、生存にはもちろん必須の割には品質を問わないとどこにでもあるけれど。その上様々なフレーバーが存在する。
さらに、敵対的エンティティの影響の緩和や病気の治療にも効果を示し、集中力を維持するのにも役立つ万能っぷり。
その有用性から取引にも使用されることもある、この世界において最も重要なオブジェクトの一つ。
レベル6.1では、ある着色料を加えた「アーモンドジュース」なるものが存在するらしい。どうやら甘い味がするが、しばらくくすくすと笑いが止まらなくなるアーモンドウォーターである。
- 賞味期限切れのアーモンドウォーター
どちらかというと腐ったアーモンドウォーター。
見分けはつきやすく、チーズの匂いと緑、青、白のカビが浮いているらしい。
飲むと内出血や不眠症、衰弱など様々なマイナス効果が発生する。
- リキッドペイン
毒性・腐食性・酸性の非常に強い危険な液体。
厄介なことに前述のアーモンドウォーターとほぼ同じデザインの容器に入れられていることがある。幸い、暗紅色という特徴的な色合いをしているので判別自体は難しくないが。
基本的にはガラスの容器に入れて保管しよう。
うっかり飲んでしまうと微熱と左足の腫れを引き起こし、胃腸に穴が開き、頭痛が10時間続いた後、足と頭から膿が出て、頭蓋骨が骨折し、筋肉から出血し、臓器が破裂して二度と体を動かすことのできない植物人間になる。(なぜか死には至らないのがさらに鬼畜)
ちなみに初期症状のうちならアーモンドウォーターが確実ではないものの効くが、末期まで進行した場合治療の手段はない。
そして約1年後に死ぬ。
- アブソリュートペイン
直訳で「絶対的な苦痛」。暗紅色だが、ジャムのように半個体になっている。何故かガラスで保管可能。
リキッドペインの完全上位互換で、大体の存在を即座に消滅させる。無論、治療は不可能に近い。作れたなら拠点の周辺に撒いておくと大体の驚異をやり過ごせる…かも?
【グループ】
Backrooms内には放浪者同士が結束することで生まれた多くの団体・組織が存在する。
各グループはレベル毎に前哨基地やコロニーを作って活動しており、その目的は必ずしも自らの生存というわけではなく多種多様。
他団体と協力するものもあれば排他的で敵対性の強いものもあり、グループ同士の抗争もしばしば発生する。
また、構成員は人間とは限らず、エンティティが組織するグループなんてのもある。
【代表的なグループ】
- The Major Explorer Group (M.E.G.)
1885年に「TheFirst」と呼称される人物によって設立され、1900年にBackroomsの政府的組織としての地位を確立した、現状Backroomsにおいて事実上のトップに位置するグループ。
多くの兵士や研究員を抱え、その構成員数は実に6億人と大国並みの規模を持つ。
……という盛りに盛った数字が日本では有名になってしまっているが、実はこれは過去の記述であり現在の設定からは削除されている。*6
主な目的は放浪者の保護、及び無秩序と混沌を止めるためにBackroom内で政府を制定することであり、あらゆる人々の助け舟となることをその活動方針としている。
- Backroom Colonists
1920年頃から存在する多国籍連合体。
首都をレベル4に置き、独自の通貨制度も持つ小国家のような形のグループ。
かつては多くの下部組織を持つ巨大組織であったが、分裂や内戦を繰り返し、現在の構成員は140万人程と中規模グループに落ち着いている。
- Republic of Level 153 (レベル153共和国)
2011年に設立された比較的新しいグループ。
豊富な探索経験を持つ人々を中心に構成され、放浪者に食料や水など物資を提供するなど非常に良心的。
構成員は本部のみで1000~1500人程と小規模ながらも、高い戦闘力と統率力によってエンティティを撃退し、徐々にその活動範囲を拡大させているまさに少数精鋭といえる組織。
【余談】
もともと海外のネットミームということもあり、日本国内においてはあまり知られていなかったが、2022年1月にYoutubeに公開された「The Backrooms(FoundFootage)」という短編ホラー映画が話題を呼び、多くのネット記事で紹介されたことで、少しずつその知名度を上げてきている。
作者のKane Parson氏(なんと16歳)は、このほかにも複数のThe Backroomsを題材とした短編動画を投稿している。世界観がうまく表現され、ホラーとしても非常にクオリティーの高い作品であるため、一度は視聴してみるとよいだろう。
【The Backroomsの動画】
上記のKane Parson氏の動画をきっかけとして、YoutubeでThe Backroomsを題材とした短編動画が増えた。
Liminal Spaceのように不気味な空間を歩くだけのもの、特定のLevelを動画で再現してみたもの、壁に書かれた文字を解読しながら謎を解いていくもの、
黄色い防護服の人間が出て一緒に探索するもの、エンティティに追いかけられて全力で走るものなど、様々なユニークな動画がある。
こうした動画サイトの作品は創作サイトの文章とはまた別の、動画ならではの不気味さを表していると言えるだろう。
【日本における The backrooms コミュニティ】
日本国内においても The backrooms 関連の創作を扱うコミュニティは存在し、主流となっているものとしては Fandom の「Backrooms Wiki」、及びそこから派生した Wikidot の「The Backrooms JP」の2つが挙げられる。
どちらも「リミナル性を重視する」という方針が明確に掲げられているのが特徴的で、
- Fandom 版では「特定可能な*7エンティティ・オブジェクト・グループ等を登場させてはならない」とルール上明記されており、 Wikidot 版でも推奨されないことの例として挙げられている。
その割には特定可能な実体もいるけどね。 - 「わからないこと」をむやみに解明しようとしたり、 M.E.G. のような巨大組織の台頭を前提としていたりする記事を基本的に許容しない
- backroomsとfrontroomsはつながっているのか、はたまた別次元なのかはわからない≒レベルによってはfrontroomsと直接つながっているものもある
など、本家コミュニティとは異なる方向性で独自の創作が行われている。
同じ題材を扱っていても、例えるならバイオハザードとゆめにっきを同じホラーと括るくらいには目指している方向性が違う。
加えて専門用語についても、
- レベル → 階層
- エンティティ → 存在(Fandom)、実体(Wikidot)
- オブジェクト → 物品
- Noclip → 外れ落ちる
- Wanderer → 放浪者
といったようにある程度統一した訳語が用いられている。
Fandomの無印通常階層は英語版の記事をベースにしているが、上記のルールに基づき、組織などの名前を排除した翻案版となっている。
世界観のカノンとして制定されているわけではないが、傾向として以下のような要素が複数の階層で見られる。
- 危険な現象に巻き込まれたり、実体に攻撃を受けた放浪者の末路について、「死亡する」「殺害される」ではなく「失踪する」「行方不明になる」等、やや濁した形で記述される。
- 網羅的な検証を行う巨大組織が存在しないため、「異常現象が○○%の確率で発生する」等の具体的な確率表記や意図的にやらなければまず起きないような階層移動の方法に関する記載がない。
- 有志により書かれているため、敵対的な存在の悪意や幻覚作用などにより虚偽が記述された階層が多数存在する。その他の階層も最新情報や真実が書かれているとは限らない。
- 怪奇現象を淡々と文章に起こした記述。
- 文字化けしている、日本語で書かれているが発音不能など、意味不明な文字。
- 物音が聞こえたり、変な物が落ちているが、その正体は不明である、という演出。
- 起きた怪現象や落ちてた異常な物品をリストにする。
- 目撃したものを記憶から書き起こしたという設定で、ラフな手描きのイラストで異常な実体を描写する。
いわゆるホラー映画の子供が描くアレ - 実体との「戦闘」に関する記述は基本的にない。リミナル性を損なうことに加え、本家と比べると放浪者にとっての後ろ盾となる巨大組織等が存在せず物資(特に武器となるもの)にも乏しいため、放浪者側も極力「干渉そのものを避ける」方針を取っているものと思われる。
【日本における The backrooms 】
※以下の解説はFandom「Backrooms Wiki」と Wikidot「The Backrooms JP」に準拠する。英語版に関する設定は「本家」と呼称する。Fandom版では階層の後ろに"η"、Wikidot版では階層の後ろに"N"が付く。
Fandom版には本家と同じ名称の無印階層も存在するが、前述のように内容が改変され日本語版独自のものになっている。
なお編集時のルールに則り、元記事の作成や修正が行なわれた場合、この記事に適用するのはその1週間後以降にすること。
【共通の階層】
- Level 0 - "ロビー"
本家と同じ黄色い部屋が無限に連なる階層であり、多くの放浪者が現実世界から外れ落ちて最初に行き着くところ。
全ての Backrooms 関係の創作の原点ということもあり、概ね本家における Level 0 と同様の位置付け・性質を持つ。ただし Wikidot 版では画像の権利関係が不明だったため AI 生成によるオリジナルのものが使用されている。
日本版オリジナルではないということもあり、日本版Wikidotにおいてもこの階層のみ"N" のナンバリングが存在しない。
【Fandomの階層】
各階層についての解説
- Level 1 - "The Habitable Zone" (生存可能領域)
倉庫のような構造を持つ階層。
物資の入った箱がランダムに消えたり現れたりする特性を持ち、補給に使えるが、内容のランダムさにより開けるのは注意が必要。
照明が消えると、物質が不可解に消滅したり、敵対的な実体"影のようなもの"が発生するなどの怪現象が起きる。
探索者は独自の光源を携帯することが推奨される。
- Level 2 "Pipe Dreams" (パイプの夢々)
コンクリートが網目のように繋がって構成された階層。壁と天井には大量のパイプがある。
長く探索していると徐々に周囲に配置されたパイプの密度が増えて死ぬことになる非常に危険な階層。
- Level 3 "The Electrical Station" (電気局)
壁がレンガで作られた電気局のような階層。
人間に敵対的な機械が出現し、更に実体"人間を噛むことで同族に変える犬のようなもの"や"人間に幻覚を見せるエイリアン"などが襲ってくる非常に危険な階層。
- Level 4 "The Abandoned Office" (廃オフィス)
オフィスビル内部のような階層。
ウォータークーラー、エネルギーバー、新品の服など有用な物資が落ちていることがあり
インターネットにも繋げられるありがたい階層。
- Level 5 "The Hotel" (ホテル)
ホテルのような建築が無限に続く階層。
実体"人間への悪意と擬態能力を持つ烏賊""酸を吐き出す能力を持つ約 1 m サイズの蛾のようなもの"が生息している非常に危険な階層。
常にジャズが流れているがどこから発生しているのかは不明である。
- Level 6 "Lights Out" (消灯)
真っ暗な上に幻聴が聞こえてくる恐ろしい階層。
- Level 7 "Thalassophobia" (海洋恐怖症)
無限に広がる平坦な海、海底に存在する洞窟群、その上空に散在する「部屋」から構成される階層。
- Level 8 "The Cave System" (洞窟網)
無限に広がっている洞窟の階層。
実体"体長が約 2 cm の蜘蛛のようなもの"が生息し、高い腐食性を持つ酸を飛ばしてくる非常に危険な階層。
危険すぎるため内部のことはよくわかっていない。
- Level 9 "The Darkened Suburbs" (暗闇の郊外)
月と星が存在しない真夜中の空の下で無限に広がる郊外の階層。
"ゾンビのようなもの"、"人間を噛むことで同族にする犬のようなもの"など多種な種類の危険な生物が存在しており、屋外を行くには常時の戦闘が必要な非常に危険な階層。
家の中は敵が襲ってこない安全地帯になっており、そのゴミ箱の中には拳銃が缶詰に詰められているが弾が入っていないようだ。
- Level 10: "The Field of Wheat" (小麦畑)
霧に包まれた無限に広がる小麦畑で、柵、道路、小屋などが点在している階層。
小屋の中には、鋤、鍬、鎌、石臼、干し草、動物の毛皮や骨などが放置されており、食用には不適な小麦が生えている。
強い風や竜巻が発生し危険であるため、地面に穴を掘り身を伏せて頭や首を守ることが必要である。
- Level 11: "The Endless City" (無限の都市)
様々な文化圏の建築様式を反映した建物、店舗、道路、公園、地下街、地下鉄などで構成された階層。
常に晴れており、商店には食料や道具などがあり、インフラは未知の原理により常に機能している比較的危険性の少ない階層。
- Level 220 "The Amicale Ville" (優しい町)
ゴーストタウンと化したフランスの町の階層。
常に昼間であり、気温は4℃で、未知の言語で書かれた看板が大量に建てられている。
多数の危険な実体が生息している上に、建物に入ると崩れる、店に入ると有毒な物しか陳列されてない、
森の中に入ると発狂するなどの怪現象が起こる罠だらけの非常に危険な階層。
- Level 3999: "The True Ending" (本当の終わり)
無限に広がるゲームセンターであり、ゲームコーナーやフードコート、室内プール、トイレなどが組み合わされた構造物の階層。
マナーを破る行為は罰せられるが、その原理は不明。
この階層はThe Frontroomsへの出口として知られており、窓を通ってThe Frontroomsに移動できる。
天井から隕石が落ちてくることがあるが、人や床を通り抜けるため、ホログラム映像のようなものと考えられている。
- Level 1 η - "The Liminalrooms" (ザ・リミナルルームズ)
Level 0 ηにそっくりな階層。
生存者の精神に悪影響を与えて発狂させる上に未知の異常な生物が存在しており、見ると更に精神に悪影響を与える。
また自分が誰なのかを意識し続けないと自分が誰なのか忘れてしまう。
これらの悪影響は時計を見て時刻を把握することでなぜか回復するようだ。
- Level 2 η - "工場地帯"
無限の工場地帯が広がっている階層。
多数の敵対的実体や怪現象、大気汚染や硫化水素などが蔓延しており非常に過酷な環境となっている。まだLV2なのに厳しすぎる…
実体"キメラのようなもの""スライムのようなもの""フィギュアのようなもの""巨大な蛾のようなもの"が出現。
ほとんどが放浪者に対して敵対的で、唯一の例外である「フィギュアのようなもの」も対応を間違えると攻撃を仕掛けてくる。
長居すべきではない、というか長居していたら間違いなく死ぬような階層だが、ここから移動できる階層も多くは危険地帯だったりする。
- Level 3 η - "色褪せない記憶"
昭和前期の日本の下町のような街並みが広がる階層。
一見すると平穏な場所だが強い精神作用があり、長く滞在している放浪者は次第にここを自分の住処だと認識するようになっていく。
そして午前 8 時 15 分に鳴らされる時報を聞いてしまうと、重度の火傷と急性放射能障害を起こした末、自我が崩壊してあたりをうろつくだけのゾンビのようになってしまう。
……「昭和前期の日本」、「8時15分」、「火傷と放射線障害」と、何がモチーフになっているのか大変わかりやすい階層。1桁台からバックボーンが重すぎる。
- Level 4 η - "プレイルーム"
子供用のプレイルームに似た階層。現実世界のプレイルームで小さな隙間に潜り込んだりするとこの階層にワープしてしまうことがあるらしい。
この階層では、どこからともなく蛍の光(オールド・ラング・サイン)が流れているが、これの発生源は不明である。
この階層から、Level 23 ηやLevel 6.1 ηなどの安全なレベルに行くことができる。
- Level 5 η - "遠い昔の思い出"
森林と人工物で構成される空間。
生存者に望郷の念を抱かせる効果があり、ここに定住しているグループも数多くいる。
寺の地蔵に二礼二拍一礼を行うと精神的にいい効果が得られるが、
地蔵を攻撃すると地元の宗教団体に嫌われるため、地蔵を攻撃しないように注意しなければならない。
また夜には実体"全身黒ずくめの人形実体"が出現し、失踪事件への関与が疑われるため警戒が必要である。
- Level 6 η - "壊れかけの街"
常に夜の、現代的な建物が立ち並んだ都市のような階層。マンホールから有毒な水蒸気が発生している。
未知の言語を発する謎の人間たちが集落を形成しているが、実体"全身が黒く目が赤く光に弱い人型の生物"により管理されている報告があり、接触は推奨されない。
- Level 6.1 η - "万国ビュッフェ"
複数のフロアからなる無料で食べたり、買ったりすることができる無限の広さのビュッフェまたは自販機がある空間である。ガードマンとよばれる存在がいて、攻撃的な実体や選民思想や余所者嫌いの人を見つけると危険なレベルに追い出してくれる。
- Level 7 η - "ジャンクヤード"
常に曇天で無限に針葉樹林が広がり、内部に小さなジャンクヤードがある階層。
ジャンクヤードの中央部にはスクラップ工場と思わしき建物があり、中にあるテレビにはたまにマフィアに関連した残虐な映像が流れることがある。
ジャンクヤードから離れると異常な実体"知性を持たず右半身あるいは左半身が欠けた人間らしき生物"に出会う頻度が増える。
非常に攻撃的だが、スペイン語で話しかけることで動きを止めることができる。元はスペイン人だったのだろうか?
- Level 8 η - "地下通路"
下水道やトンネルや洞窟や地下鉄などの構造が絡み合って複雑で入り組んだ回廊で構成されたレベルである。壁からはアーモンドウォーターが染み出していることがあり、安全に摂取可能である。
このレベルは"The hub η"と呼ばれ、このレベルを通じて様々なレベルに移動できる。
- Level 9 η - "雨の公園"
常に小雨あるいは霧雨が降っている公園のような階層。
ベンチやブランコにしばらく腰掛けるか、そうでなくても長居していると郷愁感を抱かせるような幻覚を見る。
そのままだと最終的に酷い狂乱状態に陥ってしまうため、極力早いうちに他の階層へ脱出しなければならない。
深い森の中に入ると、Level 17 ηに移動できる。
- Level 10 η: "落下地点"
未知の物質によって構成された、10mほどの穴のような階層。
この階層内では常に無重力状態となっており移動が困難である。
たまに壁が破壊されており、入ってしまうとnoclipのような現象が落ちて危険な階層へと移動してしまう。
実体"非常に嗅覚が鋭い昆虫のような実体"が生息している。
常に群れで行動し、生存者を攻撃してくるため注意が必要。
- Level 11 η: "一服分の夜景"
山林と麓の町を含む、常に夜の階層。
入るだけで食料や光源など生存に役立つ物資が消滅してしまい、代わりに一本のタバコを得る。
生物は発見されていないが、山林に入った生存者は落ち葉を踏みしめる音や動物の唸り声を聞くという。
- Level 12 η: "スコポフォビア"
やや薄暗い中学校のような階層。
睡眠時に外れ落ちるとこの階層に移動し、再び睡眠すると元の階層に戻るという夢のような階層。
どこからか視線を感じるが、その正体は不明である。
- Level 13 η "山の民"
ザグロス山脈に似た山岳地帯が無限に続く階層。
アヴェスター語のような言語を喋る実体"顔の彫りが深い黒髪の人型のもの"が住んでおり、
支配的で排他的かつ攻撃的な思考を持っている生存者に襲い掛かってくる。
- Level 14 η "潰えた闘争"
ボリビアのジャングルのような森が無限に広がる階層。
掘っ立て小屋の中にたまにアーモンドウォーターや武器などの物資が置かれており、一定期間が過ぎると再度復活する。
日本版バックルームでは珍しく武器が手に入る階層。
アルゼンチン出身のとある元医学生のポスターに外れ落ちるとたまにこの階層にワープするようだが…?
- Level 15 η "草原"
平坦な草原が無限に続く階層。たまに雷を伴う激しい雨が振るため長期的な滞在は危険な階層。
木々の枝に様々な物品が吊るされており、特に葉や幹などが全て黒色となっている異質な木からは良質な物資が手に入るが、
周辺の物理法則が不安定になっていて、意図せぬ形で noclip してしまう可能性があるため注意が必要な階層。
- Level 16 η "紅葉の渓谷"
秋の渓谷が無限に続く階層。
危険な実体や異常現象はなく、飲用可能な水が流れる川があり、栄養価が高く食用に適した樹液を出すモミジが生えているなど比較的安全で生存に適した場所。
ただしこのモミジの樹液には毒性もあるようで、あまり一度に摂取しすぎると頭痛や高熱などの症状が出るため注意が必要。
- Level 17 η: "静寂、あるいは喧騒の森"
夜の森のような階層。
空には月が浮いており、現実世界の月と連動して満ち欠けが起こる。
階層内にはテントや丸太小屋といった建造物が点在しており、そこから食料や懐中電灯などの物資が確保できることも。
月が満ちるほど静かに、月が欠けるほど騒がしくなるという性質があり、
満月の時は外に出て動き回ることで他の階層に移動できるが、新月の時は建造物に閉じこもっていないと危険なようだ。
- Level 18 η: "The Town of Warning Colors" (警告色の町)
東南アジア風の白い建物が並ぶ夜の階層。天候は数時間の曇りと数十分間のスコールを繰り返している。
敵対的な存在"人型の影"に攻撃されたり、階層全体に鳴り響く謎のビープ音で精神状態を悪化させられる非常に危険な階層。
スコール中は雨により視界が暗くなって敵対的な存在の行動が困難になるのでこの間に移動するといいだろう。
- Level 19 η: "排他的な熱帯の島"
半径数十kmの熱帯の島の階層。
実体"黒い肌の低身長で筋肉質な人型の住民"が住んでおり、外部の人間にとって敵対的な行動を取ってくる非常に危険な階層。
現在は他階層の住人によって解放運動が行われているようだ。
- Level 20 η - "二月駅"
森の中にある無人駅のような階層。駅舎の外は暗く危険だが、駅構内にいるぶんには安全らしい。
様々な階層に向かう列車が発着する。運賃は一切掛からない。
このレベルから徒歩で行ける亜階層にも列車がやってくる。優等列車ホームがあり特定の性質を持つレベルに行く列車が発着する。地下ホームからは国際列車が数多く運行されている。
ただし多くの列車は危険なレベルに行くのが多いので、安全なレベルに行く場合は急行や特急、快速などの優等種別の列車に乗ることを勧める。
- Level 21 η: "錆び果てた工場"
廃墟のような階層。
有害な液体が破損したパイプから出てきたり、下層に有毒な気体が溜まっていたり、
丸鋸や火炎放射器で攻撃してくる実体"廃材から構成されるゴーレム"とエンカウントする非常に危険な階層。
- Level 22 η: "Highest Happiness" (最高級の幸せ)
猫カフェのような空間が広がっている階層。
大量の猫が存在し、人間が訪れると多くの猫に囲まれ、彼らの世話をしたり遊んだりすることができる。
長期滞在すると、動物嫌いやトラウマ、内向的、差別的な思考を持っている人間の症状が軽減され性格が開放的かつ前向きな方向に変わる可能性がある。ただし猫依存性を示す場合が高い非常に危険な階層。数少ない危険性のない完全なLevelである。
- Level 23 η - "バックルーム教会"
無限の広さからなる、礼拝堂と複数の階層からなるその他の空間で構成される空間である。この空間に滞在すると、誠実性や協調性、知性が向上するほか、原理主義的な信仰を持っているとすぐに、アナーキズム的な信仰に完全に置き換わる。
キリスト教の信者以外は対応する別の階層に自動的に転移させられるが、概ね基本的な構造や仕組み、居住性は全く同じである。
- Level 24 η - "氷菓子の洞窟"
氷菓子の壁で構成され、所々に溶けた砂糖やクエン酸を含む有色の液体が流れる極寒の洞窟である。
と氷は人体に必須のミネラル分が溶けたアーモンドウォーターで構成され、安全かつ健康的に摂取できる。
- Level 25 η: "期限は守らなくちゃ"
Level 0にそっくりだが、意味のない柱が置いてあるなど、雑に作られたと思われる階層。
- Level 26 η - "グラファイトの商店街"
黒鉛で構成された細長い通路のような空間である。
所々にライトがあり、普段は消えているが、動くものが近くにあると光るようである。
無数の金庫が存在し、内部には不思議な物品が入っている。
- Level 27 η: "The Lock" (施錠)
施錠されたドアがついた建造物が延々と続く階層。
ドアの内部には広々とした快適な空間が広がっており、人間が集落を形成していることがある。
また実体"黒い姿をした生物"が存在。この生物はドアの鍵を持っているので、譲り受ける、奪うなどして鍵を手に入れよう。
- Level 28 η: "図書館つき研究所"
無限に続く大学や研究所の研究室や実験室に似た部屋と、無限の広さを誇る図書館が併設された階層。
研究室と図書館は階段で繋がっており、研究室には最新鋭のワークステーションや書棚がある。
図書館にはあらゆる時代の書籍や電磁記録が無限にあり、地球上に存在する言語で書かれたものだけでなく、文字で書かれていない言語の本も存在。
- Level 29 η: "老城"
古い城と周りにある洋風の集落で構成された階層。
このレベルから出ようとした者は高確率で死亡する非常に危険な階層。
このレベルから安全に脱出するためには住民の賛同が必要であり、それができる者は一握りしかいない。
- Level 30 η "スピーカールーム"
壁や天井が無限にスピーカーで埋め尽くされている階層。
生存者の母語や年代に応じた異性の音声が大きめの音量でスピーカーから聞こえてくる。
スイッチを切り替えて音声を変更すると誰かの断末魔が聞こえてくることも…
- Level 31 η "The Amusement Park" (遊園地)
現代的な遊園地がしめる空間の階層。
人が生活できる電力や食料が備わっており比較的安全だが、遊具を使っていると別階層へ行くことがあるので注意した方がいいだろう。
- Level 32 η "The Savannah" (サバンナ)
謎が多い、サバンナのような階層。
- Level 33 η: "Summer Redux" (夏は再び)
打ち捨てられた日本の小規模雑居ビルのような建物の階層。
危険度はあまりないがやたら暑くて食料は見つからず水も錆びている残念な階層。
- Level 34 η: "クレイドル"
14平方メートル程度の閉鎖的な空間で、侵入すると意識が混濁し、不明な記憶が湧いてくる階層。
記憶には、ビニールを丸めるような音が聞こえる、老婆に親切にされる、体が空中に投げ出されるといった共通の特徴があり意味不明である。
産婦人科医院の特徴があるようだが…?
更にこの空間には出口がなく、自然に移動するのを待つしかないのだが、移動には数年を要することもあり、餓死の可能性が高い非常に危険な階層。
- Level 35 η: "太古社"
神社のような階層。
仏教や神道などを支持している人間が侵入すると精神や疲労の回復などの有益な効果がある。
回復するために改宗するのもいいだろうか。
- Level 36 η: "暗き病院"
謎の医師があらゆる傷を治療してくれて、更に治療後はどこに移動させてくれるか選ばせてくれるボーナスステージのような階層。
(だが、謎の医師ははたして善意でやってくれているのだろうか。生存者を少しでも長く苦しませようと延命させているのでは?)
- Level 37 η: "The Great Field Garden" (大田園)
田畑が広がっていて永遠に生きていけるほどの食料がある階層。
ただし食べられるか不明で、現在解明中だという。(不明なら永遠に生きていけるほどの食料とまだ断言できないのでは…)
更にエンティティが存在し、人を殺害した敵対的な生物は眠ったあとに他のレベルに飛ばされるという。
安全なはずのレベルにこの階層の生物が飛んでいったらいい迷惑だろう。
- Level 38 η "漆黒の家屋"
日本家屋の縁側と和室のような空間が無限に続く階層。Wikidot版 Level 9 N の移植記事。
- Level 39 η: "素晴らしき音楽"
コンサートホールのような階層。
実体"正装した人型の存在"が出現。彼らは音を具現化した存在を自称し、血液を持たない。
(こう記録されているということは、かつて誰かが出血しなければおかしいほどの激しい攻撃を実体に行なったようだ)
非常に友好的だが、彼らと交流するとこの階層への執着心が生まれ生理現象の喪失が起こり脱出できなくなる非常に危険な実体。
特に彼らが行うコンサートを浴びると異常な執着心が生まれ脱出できなくなるため注意。
- Level 40 η "The Prison" (刑務所)
刑務所のような階層。
脱出の報告が一切存在せず、通信機器より送られてきた情報のみがわかっている。
内部の実体"囚人と警察官のような実体"がたびたび抗争をしており、
入ったが最後エンティティに攻撃され残酷に殺される可能性が極めて高い、非常に危険な階層。
- Level 41 η: "絹の道"
無限の大きさの商店街の階層。
入るだけで人格が作り替えられてしまうという。
- Level 42 η - "望郷の箱庭"
日本の地方都市に近似しており、常に夕刻、もしくは早朝とほぼ同一の時間帯の景色が広がっている。
この空間では幽霊、呪物、怪奇現象が出現し、放浪者に様々な害悪を与える。
手に取ったものに少しでも違和感を感じたら、すぐに手放すことを強く推奨する。
- Level 43 η: "裏裏路地"
路地のような構造をしている階層。
熱風を放つ室外機、硝酸が溜まった水たまりといった大量のデストラップを始めとして
実用的な攻撃の殆どに対して高い耐性を持つ"案山子のような存在"、鉄パイプやバールで集団戦を行う"アーティストと取り巻きのような存在"とエンカウントしたり
足元にすり寄ってエサを要求する"猫"――こんな環境でイエネコが生息できるわけがないので異常な存在だと思われる――など、
異常で危険な存在がこれでもかと出現しまくる非常に危険な階層。
- Level 45 η: "無限のお化け屋敷"
無限の大きさのお化け屋敷の階層。
お化けを演じる者が出現するようだが…
- Level 46 η: "The Infinity Corridor" (無限の廊下)
階段と廊下で構成された階層。非常に暗い。
暗黒のエリアなど危険な空間が存在するため注意。
- Level 47 η: "視線の監獄"
よどんだ空気が蔓延する、漆黒の空間の階層。
中にいると何かが自身を狙っているという妄想に囚われ、やがて発狂して失踪してしまうという。
- Level 48 η: "和室の残影"
和室のような階層。
最奥には実体"非常に敵対的な黒い塊"が出現するため探索は推奨されていない。
奥には何があるのだろうか?
- Level 49 η: "フロントミラー"
非常に暗い部屋で構成された無限に続く複雑に入り込んだ階層。
- Level 50 η "静かな茶室"
無限の書斎と執務室、茶室、休憩室で構成された階層。強力なWi-Fiが存在し、有線LANもある。
書物は日本語でない文字で書かれており、常人が読むことは不可能だろう。
実体"アジア系の人型"が出現するようだが…?
- Level 52 η "歓楽街「不努の世界」"
一言で言うと、ここのことを指す。
他のレベルからも不意に入ることができるので注意すべし。
- Level 53 η: "後悔"
廃れた駅のホームに似た空間で、全体的に錆びた金属の臭いがする階層。
このレベルは人間の精神に強い影響を与えて正気度を下げるため、入る前に精神を安定させる物資を持ち込むことが必須。
このレベルでは過去に過ちを犯した者が車両に乗ると、罵詈雑言を浴びせられる。
過ちが重いほど酷くなり、最終的には狂乱してほぼ死亡、生き残っても重度の精神病になる。
精神を安定させる物資を摂取することでこの効果を抑えることができる。
- Level 54 η "魅惑の畑"
白いクスリなどの原料を栽培する畑や製造するための小屋がある。
小屋は粉まみれでそのまま入ると高確率で中毒になるので適切な防護なしに入ってはいけない。
基本的には原料の収穫に留めて、製造はLevel 420 ηの亜階層などで行われる。
- Level 55 η: "帰りたい"
暗い森と幾つかの建造物で構成された階層。
建造物の中からはThe Frontroomsへ移動することが可能なLevelについて記載されている文書が見つかっている。
この階層に長時間滞在するとThe Frontroomsへ帰りたいという気持ちが強くなるようだ。
- Level 56 η: "駄菓子屋"
駄菓子屋の店が両脇に無限に存在する階層。
駄菓子の成分は食べた者の性格(心理学のビッグファイブ理論などに基づいていると思われる)によって変化する。
栄養強化剤や黒いアーモンドウォーター、回復アイテムなど有益な変化をもたらす場合もあるが、
誠実性や協調性に欠ける者、情動的だと判定された者は有毒になりやすくなる。
非常に危険な階層だと言わざるを得ないが一方で危険度が0とされている。
罠の記述か、あるいは、この記事を書いた者はそうした性格の人間を同じ人だと思っていないのか…
- Level 57 η: "巨頭村"
山奥に点在する廃屋群の階層。
入り口には「巨頭村」と書かれた看板があり、建物は崩れているため注意が必要。
廃屋内には放置された家具があるが、物資は基本的には入っていない。
危険な実体"頭が大きい人型"とエンカウントする。
攻撃力はそこまで高くないため銃や弓矢で倒すことができるが、数が多いので遭遇した場合は建物に立てこもることが推奨されている。
なんとなくDark SoulsやBloodborneのステージみたいな階層。
- Level 58 η: "漁港のジオラマ"
海辺のような場所で、青い海と夕暮れの空が広がっている階層。
潮の匂いや波の音が全体に広がっており、どこでも一定の匂いや音が聞こえる。
漁港には桟橋や民家、倉庫があり、アーモンドウォーターの井戸も存在する。
また、他階層から異常な実体が侵入してきて攻撃してくる可能性があるので注意が必要。
- Level 59 η: "醜き者たち"
常に夜のコンテナヤードの外観を持つ階層。
コンテナが無数にあり、食べ物の匂いが広がっているが、コンテナは破壊できないため中に何があるかは不明。
またナトリウム灯の光は精神に影響を与え、範囲に入ると他の人に害を与えようとするようになるため
精神作用を受けた人々による紛争が絶えず起こっている非常に危険な階層。
- Level 60 η "鉄骨"
冷たい暗黒の中に黒色の鉄骨が組み合わさって広がっている階層。
地面が存在せず、鉄骨から落ちたら無限に落下することになる。
生存者に対して敵対的な実体"猫と人間が混ざったようなもの"が出現。
指さしたものに超自然的な事故を発生させる能力を持っている危ない実体である。ヨシ!
- Level 61 η: "薄暗い通路"
暗い日本の民家の廊下のような階層。
妙な機械があるが何なのかは不明。食料などは落ちていない。
また極めて敵対的な暗い存在が生存者を襲ってきたり、長期間このLevelに滞在すると精神状態が徐々に悪化していく非常に危険な階層。
- Level 62 η: "無限トイレ"
公衆トイレとトイレの前のスペースが合わさった広大な階層。
トイレなので清潔な水が入手できる。ただしウォシュレットは強烈なので使用は推奨されていない。
No clipの能力に長けた実体"ハツカネズミのような生物の群れ"とエンカウントするが、こちらから敵対しない限り攻撃してくることはあまりないようだ。
- Level 63 η: "人工の煉獄"
廃棄物処理場・工場・ゴミの山を足したかのような階層。
建物の外部は常に腐敗したアーモンドウォーターの雨が降っている。
崩落したり、有害な気体や液体が蔓延してたり、敵対的な実体"廃材から構成される様々な存在"とエンカウントするなど危険モリモリの非常に危険な階層。
- Level 64 η: "放浪路"
横方向に広大に広がる地下空間で構成された階層。
テレポート現象や人の不審死などが起きているが詳細が不明で謎の多い階層。
- Level 65 η: "The Avant-garde" (前衛)
前衛芸術作品のような物体が展示された階層。
作品を見続けるとめまいや疼痛が起きてやがて重篤な精神疾患に陥り攻撃的になる非常に危険な階層。
だが精神的影響を受けることで芸術的才覚が上昇するためこの階層を目指し留まろうとする者も多いようだ。
生きることすら困難なバックルームでわざわざ芸術のために進んでくるアーティストの執念は凄まじい……
- Level 66 η: "現代式古城"
現代的な改装を施された古城の階層。
休憩室では食糧庫や水道などを利用可能で、この階層に定住する者もいるようだ。
- Level 67 η: "ひたすらに階段"
名前通りひたすら階段が続いている階層。
生存者の知り合いにそっくりな異常な実体が存在するが直接的な有害性は確認されていないようだ。
- Level 68 η: "照りつける果樹園"
暖かく乾燥した果樹園の階層。
果樹園にはさまざまな果物の木が植えられており食用できる。
昼間は安全だが夜になると空間が不安定になり動物も敵対的になるため危険。
- Level 70 η
黄色い紅葉に覆われた道が無限に続いている階層。
現実世界を含む全ての空間に移動できる便利な道のような階層。
- Level 76 η: "曰くつきロビー"
Level 0 ηに似た外観が無限に続く空間の階層。
壁や床は放射線を持つ合金で構成されており、防護服なしでの侵入は自殺行為となる非常に危険な階層。
- Level 78 η: "The Innumerable Snowfields" (数多の雪原)
無数の建物、像、木、岩などがまばらに点在する雪原の階層。
極度の低温であり、稀に破滅的地震が発生することがあり、長期間の滞在は危険である。
- Level 79 η: "The Frozen Countryside" (凍りついた田舎町)
田んぼが広がる階層。周囲の環境は日本の夏に似ているが非常に寒いため防寒具が必要。
奇妙な物品が落ちており、「東洋の魔女大活躍!!バレーボール女子金メダル獲得」と書かれた新聞などが見つかる。
- Level 83 η: "The Prolefeed Armory" (プロレフィード造兵廠)
1940年代の旧式大型工場とその周辺3㎞の空間から構成された階層。
工場内には兵器や物資が雑然と置かれているがどれも使用できるものではない。
また稼働状態になると敵対的な実体"廃材兵器"が襲い掛かってくる非常に危険な階層。
これらの実体は「手足をすりつぶされた胎児」のように襲い掛かってくるらしい。
(こんな比喩は普通なら使わないと思うが、異常な実体やそれに悪影響を受けた生存者がこの記事を書いているのだろうか)
簡単な技術と解体用具があればガソリンなどの物資も手に入るらしいが、回収より先に脱出した方がよさそうである。
- Level 85 η - "ホームシアター"
バックルーム内でストーキング行為をすると送られる階層、一人しか入れない。対象への興味を失うまでは絶対に出ることができない。
ストーキングをした対象の現在の行動が、映像と音声で流れる。関係性が悪いほど映像や音声は乱れる。
風呂場や食堂もあるため、居住することはできる。
対象への興味を失うと対象と自身から関連する記憶が一切失われ、代わりに貴金属や宝石を手にして安全なレベルに送られる。
- Level 91 η
鉄道の廃墟のような階層。
このレベル以下の階層で身体的・精神的に極端な疲労が蓄積した場合に移動してくる場合があるようだが…
- Level 93 η - "キノコの森"
おびただしい数のキノコが生えた森の階層。
有毒な胞子が蔓延しているためマスクの着用が必須の非常に危険な階層。
あるグループと武装集団がキノコの買取を行っている。
家の形をしているキノコがあるが、入ると"冬虫夏草"に変えられてしまう。
冬虫夏草は珍味として流通しているらしい…
- Level 96 η: "超不都合"
入ると本人の最も強い意志とは矛盾するように構成される階層。
生きたいと思っている人が入ると即死するが、死にたいと思っている人が入ると生かして帰されることになる。
非常に危険な階層なので複数の前哨基地でこのレベルへの移動を回避するため入り口を隠蔽するなどして確保・収容・保護を行っているようだ。
(入り口が分からなかったら間違えて入ってしまって逆に危険な気がするが…)
- Level 105 η : "Inundation" (氾濫)
仮面ライダーがよく戦っている放水路にそっくりな階層。
特に怪人が出てきたという報告はなく、実体とエンカウントしたり怪現象や精神攻撃などに襲われるわけでもないようだが、
「放水イベント」と呼ばれる水が放水されるイベントが1日に1回起きることがある。
どうやらこの階層はThe Backrooms全体の水の循環に関わっているようだが……?
- Level 107 η: "クッキーは世界を救う"
様々な大きさのクッキーで構成されている空間の階層。
約50mの巨大なクッキーが積み重なり、細かいクッキーが隙間を埋めて地形が形成されている。
クッキーは食べられるが、栄養バランスには欠ける。
この階層には文明の痕跡があり、機械が出土することがある。"Grandma" という銘があるようだが…
- Level 111 η - "混沌の繁華街"
繁華街に似た階層。Wikidot版 Level 11 N の移植記事。
- Level 112 η: "満足かもしれない"
ラウンジやシャワールームで構成された階層。
食料が補充されるため居住に適しているが、長く居住すると精神に悪影響が出てしまうようだ。
- Level 115 η: "無限列車"
様々な鉄道車両の車両が無限に続く階層。
- Level 116 η: "高層湿原"
自然豊かで湿原が中心の階層。四季があり、冬以外は比較的過ごしやすい。
食料品が供給される山小屋などの建物があり、長期的に滞在する人もいる。
この階層を探索した人からは心が癒されたという報告が多数あり、何らかの精神作用があると考えられてる。
しかし、牧歌的な光景とは裏腹に敵対的な実体"クマのような動物"が出現するという報告も…
- Level 119 η: "シャッター群"
閉鎖された商業施設のような内部に無数の部屋が接続された広大な空間の階層。
敵対的な実体とはエンカウントしないが、水を除いた物資の補給ができないため、長期間の居住には適していない。
異常な存在"大雑把に人型をした存在"とエンカウントするが危険性は見つかっていないようだ。
シャワーや男性用小便器などが配置された部屋があり、この部屋から別の階層に移動可能である。
トイレを使いたい場合はこの階層に来るといいだろう。
- Level 120 η: "砂漠"
出口がないので入ると死ぬ非常に危険な階層。
- Level 127 η: "卑劣な殺戮監獄"
第二次世界大戦中の強制収容所に似た階層。
敵対的な実体「特殊部隊員のような存在」「収容所の幹部とされる存在」などが支配しており
女性、子供、老人、同性愛者は、ガス室に送られることがある。
- Level 154 η: "不気味な森"
森林が霧に覆われた不快な空間の階層。
危険度は生存者がこの空間に滞在した時間と比例しており、6時間以上滞在すると敵対的な生物とエンカウントして死亡する可能性が約100%ある非常に危険な階層。
- Level 176 η: "Loot Box"
金属製の貸しコンテナが連なる階層。
コンテナは白い壁と黄色い扉で統一され、頑丈であるため破壊は困難。
コンテナからは有用な物品や危険なものを入手できるが、既に解錠されているものや奇妙な音がするものには危険が伴う。
通路には定期的に電灯が点灯しているが、ついていない箇所は危険な存在が生息している可能性がある。
現在、この階層の安全を確保する活動が行われており、いくつかの前哨基地が建設されている。
- Level 178 η - "京都の夢"
古民家と中庭、温泉からなる空間が無限に続く空間である。十分な食料や物資もあり定住者も存在する模様である。ただし、定住者の集団は誠実かつ協力的である一方で、開放性や外向性に大きく欠ける点があり、それを嫌う人も多い。
風呂で寝ても何の問題もないが、風呂の中で潜水すると別のレベルに行くので注意が必要である。(移動先も安全地帯でいつでも同じ方法で戻ってくることができる)
- Level 178.1 η - "神々の休憩所"
とある旅館に極めてよく似た空間である。実体はいなく、滞在しているだけ情動性の低下、若返りなど様々な恩恵を受けることができる。十分な食料や物資もあり定住者も存在する模様である。
これだけ聞くと安全地帯のように思えるが、開放性・誠実性を欠いて、情動的または協調性がない人の場合は、時間が経過するごとに家畜の姿へと変化し、最終的には自我を喪失する。姿に完全に変わる前に脱出すれば、元の姿に戻ることができる。
- Level 179 η - "SDGsの里"
森の中に丸太小屋やツリーハウスが点在する空間である。所々に温泉や川、湖、沼地が存在する。現実世界では絶滅したまたは数を大きく減らした動物がここでは数多く見かけることができる。
このレベルには、人型の狸のようなものが住んでいる。知能は平均的な人間よりも高く、総じて開放的で外向的である。その一方で縄張り意識が強く、自然に敬意を払ない行為や態度をしたり、土地を無断で開拓して私的に使うと、すぐさま敵対的な態度を見せて集団で襲い掛かる。
- Level 180 η: "巨人の家"
異なる様式の住宅が複雑に組み合わされ、全てがビックサイズになっている階層。
この階層では腐敗や劣化などの現象は発生せず、水や食料なども1日の任意のタイミングで補充され、建物や備品も数日が経過すると元の状態に戻る。
ただしビックサイズすぎて危険なため、探索は登山用および潜水用の装備を持ち込み、複数人で共同して行う必要がある。
居間にはビックサイズのテレビやソファー、机が置かれており、テレビからは「The Frontrooms」の放送などを見ることができる。
台所には流し台、コンロ、戸棚、冷蔵庫と食事ができるテーブルと椅子があるが、やはり全てがビックサイズになっているため危険である。
- Level 195 η - "金属の森"
全てが金属でできた森である。酸素がないうえに水銀などが存在するため防護服は必須である。
一方でレアメタルも含め金属が豊富に存在するため、資源確保の場所としては極めて有用な場所である。
様々な階層から資源採取のための前線基地ができている。
- Level 199 η "死に際"
壁や天井が柔軟性のある未知の物質で構成されていて、内部には有毒な液体が流れている非常に危険な階層。
この階層に到達した場合、早急な脱出が求められる。
- Level 203 η: "熱い洞窟"
炬燵の中みたいな階層。
異常な暑さで不快な臭いが充満し、人間の股から下が生えている。
長期滞在は命に関わる非常に危険な階層。
- Level 214 η: "The Corridor In The Dark"
10m程の廊下が延々と連なっている階層。
敵対的な生物が出ることがあるのでフットボールの要領で廊下を突破しようと記事に書いてある。どういうことなんだろうか…
- Level 219 η: "静かなボウリング場"
ボウリング場のような階層。ボウリングレーンと飲食物を販売するショップがあり、危険な現象や存在は確認されていないようだ。
レーンでは普通にボウリングをすることができ、ショップではタッチパネルで注文した食べ物や飲み物がレーンに設置されたテーブルに提供される。
飲み物には未知の成分で構成されたものがあり、それぞれ異なる効果があるようだ。
- Level 234 η: "迷路の家"
複数の階段、ドア、および小さな部屋から成り立っている階層。
エンティティ"住人"が4体存在し、従わない生存者を殺害するなどする。
一方で、助けが必要な生存者には適切な対応をして安全なレベルに送るなどの動きも見せるようだ。
部屋にはリビング、キッチン、子供部屋、ベットルーム、トイレ、客室などが存在する。
- Level 240 η: "閉じられた路地"
入り組んだ狭い路地が無限に広がっている階層。
危険な存在や現象は確認されておらず、「店」と呼ばれる場所が点在している。
店の内装や物品は看板の絵文字とある程度関連しており、飲食店、寝具店、剥製、鉄道模型、玩具などがある。
危険性の低さや物資の多さ、他階層とのアクセスのよさなどから、人間によるコミュニティが存在するようだ。
- Level 253 η: "水の球"
地面がなく水で構成された階層。
酸素ボンベなどの潜水装備がなければ溺死確実の非常に危険な階層。
- Level 270 η: "タイルの空室"
タイル床で構成された階層。壁を壊すことはできないし物資も落ちていない。
更に頻繁に外れ落ちる現象が起きるため住むのには適していない残念な階層。
(危険度0と書いてあるがどう考えても危険である。罠か、外れ落ちても無傷で済む異常な実体が書いた記事なのか……)
- Level 299 η: "永遠のネオン"
宇宙空間のような場所にある建物や道路、オフィス、サーバールームなどで構成された階層。
道路は高速道路のように空中にあり、建物に通じている。オフィスは未来的な建物であり、青を基調とした内装が特徴的。
サーバールームではネットを使うことができ、ここでだけアクセスできるサイトも確認できているようだ。
- Level 312 η: "漫画喫茶?"
外部の情報を知ることができるインターネットがある階層。
外に出ようとすると他の安全な階層に行くことが出来るなど比較的危険のない階層。
- Level 316 η: "破海"
灰色の砂浜と波が続く果てしない海からなる空間の階層。神奈川県の湘南海岸に似ている。
正体不明の攻撃的な実体「人型の生物」とエンカウントしたり幻覚を引き起こす騒音といった怪現象が発生する非常に危険な階層だが、
この階層は観光用に利用されることがあるという。観光客は正気なのだろうか…
- Level 333 η: "子空"
緑色のカーペットと青空を模した壁紙からなる子供部屋のような小部屋が無限に広がる階層。
一部の部屋では天井から水銀が漏れていたり、敵対的な実体"敵対的な白いマネキンのような姿をした存在"とエンカウントするなど非常に危険な階層。
- Level 334 η: "The Blue Boom"
ベリーブルーのガムのみで構成される小部屋が無限に続く階層。
残念ながらガムは食べられないようだ。
この階層にいると急速に精神状態が悪化するので一刻も早く脱出した方がいいだろう。
- Level 358 η: "モノクロマウンテン"
無限に続く山岳地帯の階層。
ここに入った者は色彩を失って後遺症が残り、更に自然災害や有毒な花粉などに襲われる非常に危険な階層。
- Level 367 η: "黄昏の町"
常に夕暮れの状態の郊外の階層。
異常な実体"抽象的で、非常に説明し難いもの"が出現するが、その生態はよくわかっていないようだ。
- Level 390 η "不考の世界"
荒廃した人類の文明の建物や森が存在する階層。
生物はいないが4時間ごとにIQが下がる現象が起こり、長期滞在すると記憶や計算能力の欠落が見られる非常に危険な階層。
この現象を回避するためとある組織が脳のデータ化を計画しているという噂があるが…?
- Level 399 η: "微睡から目覚めて"
和風の広々とした銭湯のような空間で、入浴施設や飲食ブース、ゲームコーナー、トイレ、マッサージ室などが組み合わされている階層。
内部は清潔に保たれ、マナーを破ると罰を受けるため比較的秩序が保たれている階層。
ここに滞在する生存者は常に眠気に襲われ、特定の条件をクリアして眠ることで現実世界に移動できるとされているが、正確な条件は未だ分かっていない。
入浴施設は多様な設備があり、飲食ブースでは丼やそば、定食、甘味が販売され、自動販売機からも購入できる。
ゲームコーナーにはスロットや麻雀が設置されており、特定の条件をクリアすることが現実世界への移動条件の一つだと考えられている。
施設内には実体"浴衣のような服を着てフードを被った人型の存在"が多く存在し、サービスを提供している。
彼らは治安維持の役目も担っており、喧嘩やイタズラ、ゴミのポイ捨てなどをした場合、警告を行い、無視した場合は人間を失神させる物質を放出する。
- Level 404 η: "The 404 Game(404ゲーム)"
一覧に載っているが記事が存在しない欠番の階層。
- Level 410 η: "Cardea" (カルデア)
永遠に雲に覆われ、天気が不安定で竜巻や突風、つむじ風などの災害が頻発する非常に危険な階層。
出口は時期によって異なるため脱出はほぼ不可能とされている。
- Level 420 η - "古代の草原"
草原が無限に広がる階層。転移ゲートがあり、特定のレベルに移動することができる。実は初の居住可能レベルだったりする。
バックルームには珍しく人間の集団と実体"高身長で顔の彫りが深い人型のもの"が共存している。
モンスターのような実体や人をワープさせたり変質させる怪現象や地形のランダムな変動も確認されておらず、
牛や鮭やアーモンドウォーターに似た異常な回復作用を持つ液体などの物資が存在し、大規模な市すら開かれているという平和な階層。
実体と放浪者は印欧祖語と呼ばれる言語を話している。彼らは支配や権威を嫌い、非常に開放的、外向的で新参者にやさしい。一方で彼らを支配しようとすると恐ろしい目にあうことなる。
このレベルでの禁忌は、ある人物を称えたり、その人物を称えるためにあるマークを書くことである。これを行うと、即座に危険なレベルに飛ばされる。
以上の特徴から、現実世界のナチスドイツに侵攻されたヨーロッパが何らかの形で反映された階層だと思われる。
住むのにはよさそうな階層だが、数日以上滞在している人間は"高身長で顔の彫りが深い人型のもの"同様に権威や統制を嫌う性格となるためか、拠点や集落はあっても大規模な組織は生まれていないようだ。
- Level 438 η: "無限の温室"
硝子で覆われ、太陽が差し込む無限に続く温室の階層。
日時のサイクルは存在せず常に午前10時ごろで、気温は摂氏25度前後、湿度は高めに保たれている。
植物園には古今東西の植物が存在し、食用や薬用、資源として有用なものを中心に展示されている。
また、異常な植物もあり、摂取すると様々な効果がある。
失われた植物は数日で復活し、実を付けるまで数週間程度で成熟するようだ。
- Level 444 η: "The Instant Death Maze" (即死迷路)
地下街や地下通路のような迷路状の空間の階層。内部は比較的過ごしやすい気温に保たれている。
空間の構造は定期的に変化し、道に迷いやすいため注意が必要。
また、実体"頭部が標識となったスーツ姿の男性のような存在"が出現する。
更に、この記事には削除できない情報が含まれており、信用してはいけない。
- Level 449 η: "真心"
2階建ての家で構成されている階層。
この階層では嘘をつく、コンセントに触れる、礼儀正しくない言動をするなどのタブーがあり、タブーを破ると致命的な怪現象が起こる非常に危険な階層。
滞在すると未知の存在による精神的な攻撃があり、自分でThe Voidに行きたくなるなどの危ない現象が起こる。
- Level 458 η: "The Straight Grassland" (直路の草原)
2つの壁の間に存在する直線的な空間の階層。
壁の外側についてはほとんど知られておらず、壁を越えようとすると別の階層に転送されるか失踪する。
壁の間にある空間は平坦で、背の低い植物が覆っている。
たまにパイプが突き出しており内部を流れている水や原油などの様々な液体を入手可能。
- Level 475 η: "白く微笑む車両群"
東西に無限に広がる7~9階建ての立体駐車場のような階層。
気候は過ごしやすく、自動車が落ちており、中から日用品が手に入ったり、運転できる車もあるなどボーナスステージのような階層。
敵対的な実体"暗闇の中に、目と口を白く光らせながらこちらを見つめてくる、人と同じくらいかそれよりも大きい敵対的な存在"が出現する…という説があったのだが、
暗いところに停まっていた車が顔のように見えただけ、というなんとも拍子抜けな説が通説となった。
敵対的に見えたのも他人を轢殺して実体のせいにした生存者がいただけの可能性もあり、危険性0評価への移行が検討されているのも納得の安全な階層と言えるだろう。
- Level 499 η: "The Isle of Short Rest" (小休憩の島)
小さな島と海から成る階層。
島には1つの家と一時停止の看板の看板があり、生物はほとんどいない。
波の勢いが激しく島が侵食されているようだ。
家には基本的な設備があるが再生成される現象は確認されていないので物資の補給には向かない。
この階層には正規の入り口の他に、死傷者や精神的に不安定な人が低確率で入ることができる裏口があるとの噂がある。
- Level 511 η: "ダンジョン駅"
中身がランダムで決まるという、名称通りの不思議のダンジョンの階層。
駅のくせに電車に乗っても同じ場所に戻り、稀に別階層に行くこともあるがその法則がよく分かってない不便な階層。
- Level 519 η: "裏弓道場"
弓道場のような階層。練習をしていると何らかの精神的作用があるようだが…
- Level 555 η: "図書館"
無限に続く図書館のような階層。
空間の不安定性により失踪したり、本が入っていない本棚からThe Voidに落ちるなどの危険性がある非常に危険な階層。
本は未知の言語で書かれており、英語で書かれた本もあるが、単語の羅列であるため、意味はないと思われる。
- Level 560 η: "overflowing blue"(氾濫した青)
タイルで覆われた閉鎖的な空間で、銭湯やシャワー室のように見える階層。
この階層には「物質」と呼ばれる非常に危険な青い液体が存在している。
この「物質」には高い塩分濃度があり、触れるだけでも体内に塩が流入するため、極力避ける必要がある。
- Level 629 η "way of harmony"(同調圧力の道)
森の中にあるコンクリート舗装の道路とその周辺にある構造物で構成された階層。
この階層は日本の秋頃の気候に似ており、比較的湿度や気温が安定している。
しかしサイレン装置が多数設置されており、作動させてしまうと失聴などの重度の聴覚障害を患うことになる非常に危険な階層。
また、階層内には多くの注意喚起の看板があるが、意図を読み取ることは困難である。
- Level 649 η: "The Isolated Hospital" (隔絶した病院)
機能の異なる病院が複雑に存在する階層。
この階層は3つのzoneに分かれており、Zone 1は記憶を投影する空間、
Zone 2は無機質な通路、Zone 3は荒廃した精神病棟や研究施設の集合体である。
特にZone 3は電子機器の使用が不可能であり、有害物質が蔓延しており幻覚や吐き気をもたらす。
更に敵対的な実体"全身がモザイクで構成される人型の存在"とエンカウントするなど非常に危険なZoneである。
- Level 666 η - "Hell 2"
日本の街に酷似した階層。
魔法陣に触れる、亀裂に落ちるなど様々な方法で危険度5以上の階層に移動してしまう非常に危険な階層。
- Level 693 η - "The Eve of the Apocalypse" (黙示録の前夜)
日本の都市のような空間がどこまでも広がっている階層。常にエクリプスを起こしている天体が存在する。
入るだけで漠然とした不安感や恐怖心を感じ、世界が終わる前夜だと感じる。
睡眠を取ると高い確率で危険な階層に移動してしまうため注意が必要である。
- Level 695 η: "川"
200km以上に及ぶ川の階層。
周りには民家があることがあり、民家の表札の番号のレベルに移動できる。
川の上流に行くほど気温が下がり、あまり上流には行けないが、上流には「The Frontrooms」に繋がる何かがあると考えられている。
- Level 702 η: "The Front Porch" (玄関先)
民家の玄関先の階層。
他の人間や異常な存在との遭遇は確認されていない。
玄関は施錠され、民家内部の情報は不明である。
ここで生存者に可能な行動は限られており、椅子に座って移動を待つか、外の道路を移動するか車に乗るかなどである。
この階層に長期滞在を行った報告は存在しない。
- Level 728 η: "偽の大阪"
オフィスビル、商業施設、飲食店などが立ち並ぶ、大阪府に似た広大な空間の階層。
夜には敵対的な存在が出没するので、建物内に入って避難しなければならない。
建物内には生き延びるための資源があり、一部の建物の中に入ることで別のLevelに移動することができる。
まれに現実世界の大阪からこの階層に迷い込んでしまう例もあるようだ…
- Level 781 η: "普通の体育館"
体育館のような施設が連なる空間の階層。
内部にはスポーツ用品が散らかっていることがある。
稀に通路のような場所に出ることがあり、中には自動販売機や他の階層に移動できる扉がある。
- Level 800 η - "安楽の壁"
大小様々な大量のクッションが迷路を作っている階層。Wikidot版 Level 8 N の移植記事。
- Level 829 η: "Turn Left, Left" (回れ左、左)
通路や階段があり、時に分岐点がある空間の階層。
食料や飲料が稀に見つかるが、量は多くない。
特徴的なことは、決して右に曲がってはいけないことであり、右に曲がると危険な階層に到達したり、行方不明になることがある。
- Level 888 η: "The Ennichi-Tsuduki (The Ever Lasting Ennichi)" (縁日続き)
縁日が続いている階層。Wikidot版 Level 888 Nの移植元記事。
- Level 890 η: "あと一息"
少し赤みのある暗めの長い廊下の階層。
暗い場所あるいは赤い場所に関するトラウマを思い出し動けなくなってしまう非常に危険な階層。
なおそのようなトラウマがない場合は記憶が捏造される。(反則じゃないのか?)
トラウマに負けず進み続けられた者は現実世界に脱出できた報告もあるようだが…?
- Level 906 η: "The Aquarium" (水族館)
現代的な水族館のような階層。
定員は20名までで、越えるとランダムな階層に飛ばされる。
- Level 920 η - "リサイクル工場"
工場のような空間が広がる階層。Wikidot版 Level 3 N の移植記事。
- Level 930 η: "木枯らしはプールの中"
無限に続く25mプールとプールサイドの階層。
ここにある物資はすべて水泳用品であり、生存者が着用しているものも全て水着となる。
他の階層に行くと戻るので危険はないようだ。
- Level 944 η: "行き暮れる"
白く塗られた広い屋内空間が無限に広がっている階層。
気候は若干冷涼だが比較的過ごしやすい。
各部屋には椅子や机があり、冷めた料理が置かれていることがある。
安定した出口は見つかっていないようだ。
- Level 973 η: "The Space Under Construction" (建設中の空間)
木造家屋のような階層。
破損した床から虚空に落下する、異常な発熱の電球で火傷する、外れたケーブルによって感電するなどの罠がある上に
敵対的な実体"大型犬のような姿をした存在"が多数生息している非常に危険な階層。
- Level 999 η: "緑の星"
複数の「バイオーム」と呼ばれる地域に分かれ、異常な存在や畑、建築物などが存在する階層。
各地域には異なる気候があり、特定の作物が栽培されたり、異なる鉱物資源が採掘されたりしている
住民の社会構造には階層化が見られるが、社会的地位の差や男女の格差は存在せず、所有の概念も希薄である。
- Level 1216 η: "xNTJ専用オフィス"
無限に続くオフィスルームとそれに付属する空間から成る階層。
オフィスルームにはワークステーションやモニターなどがあり、各レベルの情報を確認することができる。
また、サーバー室、会議室、トイレ、仮眠室、休憩室、トレーニングルーム、医務室、倉庫などの部屋が存在し、それぞれの部屋には特定の機能や設備が備わっている。
- Level 1111η: "The Front Trigger"
階段がある地下道の階層。
精神的に不安定になりやすく、長時間滞在すると後遺症を引き起こす非常に危険な階層。
内部は暗く、蛍光灯が点滅し、ゴミが散乱している。更にとても外れ落ちやすいようだ。
- Level 4303 η: "郊外の空港"
2つのターミナルと小さな街から構成された階層。
小さな街の人口は5万人で、様々な料理を食べることができる。
- Level 4444 η: "地獄"
様々な場所で発見されるDVD群に記録されたホラー映画のような映像が映す未知の空間。
映像には無数の人々の悲鳴のような音が鳴り響いており、廊下や部屋などの空間をさまよい続ける様子が記録されている。
一部の映像には特徴的な構造や現象が見られるが、その意味や由来は不明である。
- Level 6666η: "地獄の中継地点"
無限大の大きさを持つ都市のような階層。
聴くと状態異常にかかる音が聞こえてくる、階層自体が持つ幻惑効果、物理的な暴風や噴火が起こる、
時速15~20km前後で走る敵対的な生物とのエンカウントなど、とにかくあらゆる方法で全力で殺してくる非常に危険な階層。
これで中継地点でしかないとは本物の地獄はどれほどの恐ろしさなのだろうか…
- Level 8000 η: "緑は目にいいよ!
この階層の記事はこの階層から脱出した生存者のメモ書きを元に製作されており、正確なことがよくわからない。
なんらかの精神的影響、電子機器に関するなんらかの効果などがあるようだが…
- Level -13 η: "不信"
古びた化学工場や研究所のような空間が無秩序に接続された廊下や階段によって繋がっている階層。
低温低湿の環境であり、滞在中は肌寒さを感じるが、生存・活動上の問題はない。
この階層に移動した生存者は自分の認識を狂わすような強い確信を抱き、幻覚や記憶の改変の疑念に苛まれる。
階層内には多数の案内表示があるが、表示と異なる方向に進むと危険な構造物や敵対的存在にエンカウントするため非常に危険である。
危険には高圧電流による感電、高温高圧の水蒸気による外傷や熱傷、人間を追跡して殺害しようとするクマのような実体などがある。
- Level -19 η: "不自由と無明の空間"
深緑色のカーペットが敷かれた階層。
特に実体に襲われたり外れ落ちたりする危険性もない安全な階層…ということになっているが
何やら記事に編集合戦の跡が見て取れるが……?
- Level -999 η: "最後の裏世界"
The Backroomsに存在する最後の階層の一つ。
- Level -7596 η: "荒野戦争"
地球と同じサイズを持つ岩石惑星の階層。
何十万人もの人間と実体「異常生命体・人型の者」が住んでいる。
拠点ではマシンガンやバズーカ、レールガンのような強力な兵器を製造しており、宇宙船を使った戦争が勃発することもある非常に危険な階層。
惑星の赤道付近に存在する宇宙エレベーターから宇宙ステーションに行くことさえできれば安全なようだ。
- TH3 SH4DY GR3Y: (陰りゆく灰)
不安定で危険な亜階層群で構成されている階層。
記事が意味不明な文章で書かれており生存が困難な非常に危険な階層。
- The Err0r η: "エラー 表示できません"
古びた現代的な廃家が立ち並ぶ階層。
約20mごとに日本の民家があり、家具や道具などが置かれている。
出口はなく、一酸化炭素中毒や熱中症、窒息、飢餓などで死亡する可能性がある非常に危険な階層。
上空には "Error" という文字が浮かんでおり、周期的に青い光を発する。
- Level Electric Light η: "電灯"
タワーと無限の街灯で構成された階層。
赤色の街灯に触れると危険なレベルに飛ばされるか死亡する非常に危険な階層。
- Level M η "大袈裟"
一般的な住宅の部屋が不規則につながり、全体がモノトーンで満たされた謎の階層。
この階層では動作が極端に表現され、五感の喪失に代表される症状を発症し死に至る。
更にこの階層には出口が見つかっておらず、入ったら確実に死が待ち受ける非常に危険な階層。
【Wikidotの階層】
各階層についての解説
- Level 1 N - "リトル・トーキョー"
地下鉄の駅ホームに似た階層。
本家のLevel 1 同様に食料やアーモンドウォーターなど有用な物資が確保でき、比較的移動もしやすいため活動拠点にしている放浪者が多い。
しかし稀に電車から物体を腐敗させる敵対的実体"乗客"が出現することがあったり、物資の中にも稀に役に立たないものや謎の赤い腐食性液体(本家のリキッドペインを意識したものだろうか?)のような危険物が混ざることがあったりと完全な安全地帯にはなっておらず、そのためか大規模な組織などは形成されていないようだ。
- Level 2 N - "ぼくらのまなびや"
薄暗い無人の小学校のような階層。
各教室から色々な物品が見つかるが、有用なものばかりではなく異常性を持つものが多く紛れていたり、入ると危険らしい意味不明な名前の教室があったりするため探索には注意を要する。
- Level 2.1 N - "漠々たる残照"
校舎が無数に点在する階層。実体"影"が出現するようなのだが
「残念ながら放浪者が実体と共に遊ぶのは不可能なようだ。」と記載されており、実体と遊びたがるとは残念ながらこの記事の作者はすでに手遅れなようだ。
他の記述もどこまで真実なのか疑わしい。
- Level 3 N - "リサイクル工場"
工場のような空間が広がる階層。
スクラップや家電製品を組み合わせて作ったロボットのような実体「製品」が無秩序な作業をと無為な再生産を繰り返している。
「製品」は時折放浪者にも襲いかかるが、敵視しているというよりは同じ「製品」を作るための材料と見做している様子。
また副次階層としてLevel 3.14 Nが存在する。
- Level 4 N - "プレイルーム"
子供用のプレイルームに似た階層。Fandom版 Level 4 η の移植記事。
現実世界のプレイルームで小さな隙間に潜り込んだりするとこの階層にワープしてしまうことがあるらしい。
食料などはないが実体が確認されていないため生活の場として使う者もいるようだ。
- Level 5 N - "精肉冷蔵倉庫"
巨大な冷蔵倉庫の階層。寒いので長期間の滞在には適していない。
大量の段ボール箱が積まれており、その大半は空箱だが肉類が入っていることもある。
中身の質はピンキリであり、稀にだがA5ランクの和牛が出てくることも。そのため食料を確保するためにやってくる放浪者も少なくない。
しかし人体に有害なものや人間の腕が生えた鶏肉などが出てくることもあったり、人間サイズの細菌のような姿をした敵対的実体"作業員"がいたりと、少なからず危険性もある。
- Level 6 N "木底海峡"
和船が永遠に航海を続けている階層。複数人で移動してきても1人ずつ別の船に乗せられるようだ。
敵対的な実体などはいないが物資は何もなく、船はボロボロであるため海が時化ると危険。
その上階層から脱出する手段が極端に乏しく、今のところ確実なのはたまに海の上を漂っている子供の写真に触れることのみ。
- Level 7 N - "孤独で賑やかな託児所"
埃っぽい託児所やプレイルームのような階層。
子供の声やラップ音が頻繁に聞こえてくるほか、視線を動かすと時折子供の人影のような実体が視界に入ってくることがある。
この実体は長く滞在していると「活性化」することがあり、そうなると数が大幅に増えてひっきりなしに目に入ってくるようになってしまう。
直接的な害はないものの放浪者にとっては非常に恐怖感を煽られるものであるため注意が必要。
物資にもやや乏しく、時折見つかる飲食物には有害なものが混ざっていることもあるため、あまり長居せず他の階層を目指すべきだろう。
- Level 8 N - "安楽の壁"
大小様々な大量のクッションが迷路を作っている階層。
クッションは時々自発的に動くことがある。放浪者に対してはゆっくりと近づいてこようとするため、1ヶ所に留まっていると身動きが取れなくなったり押し潰されたりする危険がある。
また大量のクッションが一斉に一方向に押し寄せてくる「波」と呼ばれる現象が起きることもあるので巻き込まれないように注意が必要。
一方でクッションの中には様々な物品が詰まっており、場合によっては食料など有用な物資を得られることもあるのでこれを利用する放浪者もいる。ただし危険物や動物の死骸などが出てくることもあるのでノーリスクなものではない。
- Level 9 N - "不帰の狭間"
日本家屋の縁側と和室のような空間が無限に続く階層。
階層全体が夜闇に包まれている上に照明の類は一切使えず、放浪者は微かな灯りだけを頼りに暗闇の中で彷徨うことを余儀なくされる。
さらに長く縁側を歩いていると「体が暗闇に溶ける」ような感覚に襲われて五感が鈍っていくため、時折和室に入って休まなければならない。
また縁側では時折怪音が聞こえてくるものの、それに驚いて逃げようとした放浪者の多くは失踪しているという。
- Level 10 N - "禁ずる"
街路樹に囲まれた一本道の階層。
何らかの実体が出るようだが見ることは非推奨である。
- Level 11 N - "混沌の繁華街"
繁華街に似た階層。
友好的な実体がいたり物資が確保できるので比較的居住向きだが、空間が不安定で不思議のダンジョンのごとくすぐ地形や部屋の繋がりが変わるため非常に迷いやすい。また噂レベルではあるが奈落に落ちる可能性もあるとされている。
実体"エビ"と"接客用ロボット"が存在しているが、どちらも比較的安全な存在。
エビは外見こそ軽自動車程度のサイズがあり時速30kmで走るクルマエビという意味不明なものであるが、人間を攻撃しないため移動手段や食用として使う放浪者もいるようだ…
接客用ロボットは頼んだ食べ物を提供してくれる。
- Level 11.12 N - "クリスマスの街"
クリスマスのような階層。
人形の実体に不用意に触れ続けていた生存者が地面へと外れ落ち、Level 149 Nで狂った様にスクワットしていた事例が報告されているという…
- Level 11.5 N - "警戒区域"
町全体が赤く照らされており、警報音と共に実体が襲い掛かってくるパックマンみたいな階層。
- Level 12 N - "青になったら渡りましょう"
日本の住宅街のような階層。普段は常に赤みがかった外光に照らされており、何らかの注意を促す看板が多数設置されている。
この階層に到達した放浪者は階層内のある木造アパートの一室に向かいたいという強い衝動に駆られ、何よりも優先してそこに行こうとする。そしてその部屋に入って再び出ようとすると Level 500 N に移動するという。
性質上階層内に長居できないので現状は情報に乏しいが、どうやら階層内で流れているアナウンスが放浪者への精神影響を引き起こしているらしい。
また、稀に辺りを照らす光が青みがかったものに変わることがあり、その間はアナウンスやそれによる精神影響も失われるようだ。
- Level 13 N - "プール付きの施設"
プールがある公園のような階層。
- Level 14 N - "無限字路"
白い通路が無限に続く階層。有用な物資や実体などは存在しない文字通りの「通路」のようだ。
- Level 16 N - "下に、下に"
古い木造家屋の階段の階層。
階下には土間と思われる光景が広がっているが侵入はできず、実際に存在する空間であるのかも不明。
生存者が移動可能な範囲はこの階段上のみ。特別な危険はないが特にいてもメリットはない。
しかし階段を一段降りるごとに幼い子供のような声が聞こえ、99から始まり一段降りるごとに数が減っていく。
カウントダウンがゼロになるとどうなるか気になるところだが記事に書いてない。書けなくなるような目に遭うのだと思われる。
また、障子か襖を勢いよく開けるような音などが報告されているが音源は不明。誰が生存者を怖がらせようとしているのだろうか…
- Level 17 N - "喧騒、あるいは静寂の森"
夜の森のような階層。Fandom 版 Level 17 η の移植記事。
- Level 19 N "夢の跡地と残滓"
空き店舗が無限に続く階層。ほとんどの棚は空だが稀に物資を得られることがある。
この階層に長居しているとどこからか足音が聞こえ始め、時間が経つにつれてそれが多く、さらに大きくなっていく。
足音の主に接近されすぎた放浪者はそのまま失踪してしまうらしい。
- Level 20 N - "月ノ宮駅"
地下ホームのような階層。謎の原理で電気や水道が供給されている。
(謎に湧いてくるアイテムやインフラの発生原理がわかっている階層などあるのだろうか?)
どの階層からでもこの階層へ続く駅が見つかることがあり、特に危険な階層の場合は見つかりやすいらしいので脱出に利用するといいだろう。
- Level 20.2 N - "霧人駅"
常に濃い霧に覆われた駅と線路が延々と連なる階層。
気温は10℃前後で常に風が吹いているので非常に寒い。
時間帯は常に早朝だが、深い霧のせいで視界が悪いので移動には注意を要する。
軌条を歩いていた生存者が突如として不可視の存在に轢かれた報告が多数あり危険。
- Level 21 N - "バースデールーム"
誕生日パーティー会場のような階層。
お菓子が出てくるのだがめちゃくちゃマズい上に食べると歯がダメになってしまう。
悪意に満ちたバックルームでは「おいしい話はない」ようだ。
- Level 22 N - "酷寒のゲレンデ"
スキー場に似た階層。雪山だけに常に生命に関わるほどの寒さであり、防寒対策なしに徒歩でうろつくのは自殺行為となる。
生き延びるために頼れるのは各地に点在するロッジから確保できるわずかな食糧や衣類・燃料だけ、という過酷な階層。
所々で運行しているリフトが貴重な移動手段となるが、降りられなくなったり異空間へ連れて行かれるなどの危険性も(断定はされていないが)あるようだ。
実体としてリフトに1人乗りしているといきなり現れる雪像"乗合客"やゲレンデを高速で滑り降りる枯れ木のような"スキーヤー"が存在するが、幸いどちらも直接的な危害は加えてこないようだ。
- Level 23 N - "無心論"
葬儀場のような階層。
大量にエンカウントする実体"参列者"は物理的な攻撃こそしてこないが、話しかけると取り込まれてしまう非常に危険な(ちょっとシュールな)階層。
火葬場にある棺桶の内部からは叩く音がするが、施錠されているため中身は不明なようだ。
中の人は生存者ではないようだが、バックルーム内の「何」を葬るための場所なのだろう?
(斧などで施錠を叩き割って助けようとした人はいなかったのだろうか)
- Level 24 N - "閉じられた路地"
狭い路地が迷路のように広がっている階層。Fandom版 Level 240 η の移植記事。
ところどころに絵文字の描かれた看板を出した店が存在する。
一部の店は食料源や寝床として利用でき、危険な実体なども存在していない比較的安全な階層……だったのだが、
階層内に存在するある「開かない扉」が解錠されて以来、時々危険な副次階層に繋がるようになってしまった。
- Level 24.42 N - "路地の鏡像"
Level 24 N の副次階層。Fandom版 Level 240.042 η の移植記事。
主階層をそのまま鏡写しにしたような構造になっており、看板の絵文字なども全て左右反転している。
店の中には「食べれば食べるほど空腹になる料理」や「入ると強い疲労感に襲われる寝具」など厄介な異常性を持つ物品が存在しているため、Level 24 N から迷い込んでしまった事に気付かないまま行動すると危険。
- Level 25 N - "冷たい潮風の道"
永遠に続く草地の中にある道路の階層。
オレンジ色と白色のポールが並び異常現象が起きる。
進む方向には気を付けよう。
- Level 26 N - "グラファイトの商店街"
現実世界の商店のような通路が無限に組み合わさっている階層。
Fandom版 Level 26 η の移植記事。
- Level 28 N - "むくろばなし"
水族館のようだが骨格標本やホルマリン漬けにされた水生生物が水槽の中に飾られてる階層。
- Level 29 N - "遠い記憶の恐竜博"
恐竜博物館が無限に広がっている階層。
化石や復元模型が多数並べられているが、その中に明らかに歪な形をした「異常な展示品」が混ざっていることがあり、それを見た放浪者は「展示品そっくりの姿をした恐竜に襲われたことがある」と訴えるようになる。
どうやらこの展示品が引き起こしているのは単なる精神症状だけではないようだが……
- Level 30 N - "学童のすべて"
中学生の部屋が無限に続く謎めいた階層。
- Level 30.3 N - "(笑)"
Level 30Nの副次階層。
「撮影セット」が多数存在し、何者かによって常にカメラで監視されている階層。
常に見られていて明かりを消すことはできず、トイレの扉を閉めることすらできないが、住めば都なので問題ないらしい。
食料などは出現するようだし、生き地獄の階層と比べれば生きていけるだけいいのかもしれないが…
なおこの階層には出口に関する記述がない。死ぬまで飼われ続けるのだろうか?
- Level 31 N - "志半ば"
店が連なる地下街のようだが店が全部閉店してる階層。
近くにショッピングモールでもできて過疎化したのだろうか…
- Level 32 N - "壁龕の列"
たまに自らの左肩から乳児の腕が伸びてくる階層。嫌すぎる…
- Level 34 N - "門限遅れの帰り道"
梅雨時のような蒸し蒸しとした階層。
現実世界で深夜一人で暗い道を歩いていると、この階層にたどり着いたという報告がある。
- Level 35 N - "ブルー・オフィス"
無人のオフィスが無限かつ無秩序に続く階層。
常に雨音がするが窓は見当たらず湿度がすごい。
机の上に椅子が置かれたりPCが通路に置かれていることがある。
- Level 37 N - "水虚"
仮面ライダーがよく戦っている放水路にそっくりな階層。
特に怪人が出てきたという報告はなく、実体とエンカウントしたり怪現象や精神攻撃などに襲われるわけでもないようだが、
広すぎるのと寒くてよく滑る地形が危なすぎるというだけで高い危険度評価をされている非常に危険な階層。
記事には「自らをちっぽけに感じられるほどに広い」「一般的に「おいしい」と形容される」などサバイバルガイドにそぐわない詩的な表現が見られるが、
あるいは階層が危険すぎて生き残ってまともに記述できた者が少なかった、ということだろうか。
- Level 38 N - "アーチ"
アーチ状の煉瓦造りの空間が広がっていて、特に物資も落ちてない面白みのない階層。
- Level 39 N - "横たわる陸橋の下"
巨大な陸橋がいっぱいの地上の階層。Level 37 NやLevel 38 Nの外側に当たるのだろうか?
たまにアーモンドウォーターが落ちている。ラッキー!
記事には下水やマンホールなど地上部分に関する記述は多いが、「陸橋の上」に関する記述がないが、誰も登らなかったのだろうか。
- Level 41 N - "よいこの8つのおやくそく"
こんなタイトルのくせに約束に虚偽の内容が含まれていて信用できない記事。
- Level 42 N - "望郷の箱庭"
日本の地方都市のような地形が無限に広がっている階層。Fandom版 Level 42 η の移植記事。
- Level 44 N - "徘徊禁止領域"
病院の屋内のような階層。Fandom版 Level 44 η の移植記事。
あまり広くない階層のようだ。
突然ナースコールの音が響いたり病室の呼び出しランプが点灯するなどの怪現象が頻発する上、
不用意に音源に近づいたりランプの点いた部屋に入ったりすると致命的なことが起こるため、慎重に行動しなければならない。
また、稀に「院内スタッフと思われる実体」が出現することがある。
直接的な危険性は少ないようだが、じっと視線を送ってきたり突然背後に現れたりと不気味な行動を取るため放浪者の精神衛生的にはあまりよろしくない。
早く脱出したいが、再現性のある脱出方法は確立されていないようだ。
- Level 46 N - "紫陽花の渓谷"
大量の紫陽花が咲いている渓谷の階層。紫陽花は食用可能でおいしい。
が、正確には階層の効果として全ての食料が同じ味になる怪奇現象が起きているようだ。
紫陽花は本当はゲロ吐きそうなヤバイ味なのかもしれない…
- Level 48 N - "アスファルトと雪の道"
直線の遊歩道の左右に構造物が連なっている階層。
昼夜のサイクルがあり、夜になると不気味な現象が起こるので注意が必要。
- Level 50 N - "孤毒の隘路"
戸建て住宅に類似した空間が無限に広がっている階層。Fandom版 Level 51 η の移植記事。
キッチンやリビング、子供部屋などの「扉の閉じられた部屋」からは家族団欒の声が聞こえたり料理の匂いが漂ってきたりするが、それに誘われて部屋の中に入った放浪者は失踪してしまう(恐らくは首なし化している)。
そのためこの階層では孤独と不安に耐え、誘惑に負けないようにしながら玄関を目指さなければならない。
- Level 54 N - "雨降る公園、あるいは"
常に小雨あるいは霧雨が降っている公園のような階層。Fandom版 Level 9 η の移植記事。
- Level 58 N - "無限徊店"
どこまでも接続されたコインランドリーのような階層。
洗濯機の中から何かが出てくるようだが…?
実体"海洋生物の玩具""人なし"が出現する。
- Level 60 N - "鉄骨"
空中に浮いた鉄骨で足場が構成された階層。Fandom版 Level 60 η の移植記事。
- Level 61 N - "安息の小路"
狭い路地と小規模な空き地が繋がれた空間。
気温は快適であり、光源がある路地は安全だが、光源がない路地は通行に適さない。
点灯し続ける照明や、畑や花壇がある空き地など不思議な現象が見られる。
- Level 62 N - "The Bedrooms"
寝室と寝具が設置された小さな空間の集合体の階層。
この階層には食べ物はなく、脱出には時間がかかるため、入ることは避けるべきである。
- Level 63 N - "白棟裕介法律事務所"
砂浜を切り取ったような空間の階層。
タイトル通りに白棟裕介さんの法律事務所のものと思われる看板が設置されているが、それらしき建物はない。
看板への接触へも成功した者はいないようだ。
- Level 66 N - "心蝕"
到達した放浪者の「最も鮮明に記憶している空間」を再現する特殊な階層。
一見したところでは全く違和感を覚えないほど精巧に記憶を再現しており、肉親や恋人など親しかった人物にそっくりの実体が現れることもある。
しかし「洗面台の収納の天板の裏」や「入ったことのなかった引きこもりの兄の自室」等、その場所で「知覚したことのないもの」は再現できないようで、何らかの異常なもの・非現実的なものに置き換わっている。
そのことに違和感や疑念を覚えるたびに空間が不安定化し、最終的には他の階層に外れ落ちることになる。
……それだけならまだいいのだが、この階層の厄介な点は現実世界での記憶が階層内で知覚した「異常なもの」に上書きされてしまうということ。
どうでもいいものならまだしも、例えばここで出会った恋人にうっかりプロポーズなどして、現実ではあり得ない「プロポーズへの反応」を目撃してしまったりすれば、もう二度と現実世界の恋人のことは正常に思い出せなくなってしまう。
非常にえげつない性質を持つ階層だが、どうも少なからぬ放浪者がそういった危険を承知の上でこの階層を目指すようになってしまうらしく、記事内では階層への入り口を伏せるという措置が取られている。
バックルームを孤独に彷徨う放浪者達は、例えまやかしとわかっていても「大切な人にまた会える」という誘惑には抗えないのかもしれない。
ちなみにこの階層で見つけた物品は、他の階層に持ち出すと役に立たないものに変化してしまう。
特に食品類は全て「酷く油っぽく、乳が腐ったような風味のする白くてぶよぶよした塊」になってしまうらしい。
- Level 67 N - "祈りのさんどう"
石仏と山道で構成された階層。
気温は春から初夏の過ごしやすい範囲で、晴天以外の天候があるかは不明。
携帯電話が落ちており、通話してくる実体"少女"からの質問に「はい」と答えてしまうと失踪または死亡する。
- Level 70 N - "温情の厨"
キッチンとダイニングを中心とした小さな家のような階層。
常に夕焼けのような時間帯であり、他の生存者や実体は見られず静か。Wi-Fiが存在しないのにルーターのような機器がある。
キッチンから目を離していると時々温かい料理が現れることがある。この料理は味がいい上に食べると少し憂鬱が晴れるという効果がある。
この精神作用は「バックルームでの生活に安寧を感じる」「現実世界への諦めを感じたり記憶が薄れたりする」といった形で発現する様子。
報告によれば、この階層での生活は心の安定に寄与するとされており、一部の放浪者は定住を選ぶこともある。
悪質な洗脳ともとれるが、そもそも現実世界へ帰れる可能性などほぼ0に等しいバックルームの放浪者達にとっては、これもひとつの「温情」なのかもしれない。
- Level 71 N - "狭小なアダルトビデオ販売店"
まさかのAV販売店そっくりな階層。Fandom版 Level 71 η の移植記事。
メタタイトル通り狭小なフロアが階段で繋がれて上下方向に無限に続く構造になっている。
ビデオの内容は意味不明なものばかりで残念ながらポルノとしては使えないようだ。
実体としては人間のような形をとるテントウムシの集団が出現する。特に人への害意はなく、ビデオを漁っているようだ。
- Level 73 N - "Volatility"
プールのような構造を持つ階層。
プールは度数の高い甘い酒で満ちており、摂取量が一定を超えると融解して死ぬ非常に危険な階層。
また酩酊状態では不明瞭な談笑や幻覚が起こったり、不気味な存在が目撃されることもあるそうが、
はたしてそれが真実なのか、ただの酔っ払いの見間違いや戯言かどうかは定かではない。
- Level 75 N - "追懐の長屋"
日本の古い木造家屋を模した部屋が連なっている階層。
この階層に留まる生存者たちからなる集団が存在している。
安全な区域と危険な区域があるようだが…?
- Level 77 N - "彼岸"
桜並木が続く河川敷の階層。
規則的な照明の点灯によって安全に移動できるが、消灯時には周囲が暗くなり、突風や濡れた地面などにより川や深溝への落下する可能性がある危険な階層。
橋が架かっている場合があるが、向こう岸に到達することは不可能であり、深溝もあるため行くことは推奨されない。
- Level 78 N - "淡い水の中庭"
無数の中庭がプールで占められている階層。Level 73 Nと階層が近いがやけにプールの多いエリアだ。
Level 499 Nと違って「濡れたら危ない」と警告されており、この記事は人間が書いたようだ。
アヒルの玩具などが落ちているものの基本的に物資には乏しく長期滞在には向かない階層。
- Level 80 N - "大陸原"
無限に広がる森林公園の階層。Fandom版 Level 80 η の移植記事。
芝生や樹木などの植物全てが非常に凶暴で攻撃的な実体となっており、触れればたちまち襲われ行方不明になるという危険性の高い階層。
そのため芝生のない道や遊具の上といった安全地帯を進まなければならない。コンビニや倉庫などで食料を含む物資が確保可能なのは不幸中の幸いだが、年単位で賞味期限が過ぎたものが混ざっていたりもするため確認が必須。
植物に"子供の頭部だけ"や"肉のない骨格だけの野犬"といった実体が捕まっているのが確認されたこともある。
バックルームの食物連鎖の上位に君臨する強力な実体なのかもしれない。
- Level 84 N -"R県S市H町K村氏一家四人惨殺事件"
日本の高層マンションのような階層。Fandom版 Level 84 η の移植記事。
ゴミ屋敷のようになっていたり、「さっきまで人がいたかのような」生活感があったりとメタタイトル通り殺人事件の現場のような不穏な空気が漂っている。
入ってきた放浪者と脱出した放浪者の数があっていないようで、恐らくは何らかの怪奇現象や敵対的実体による攻撃が起きていると思われる。
風呂場に一連の失踪事件を起こしたと思わしき首なしがすでに閉じ込められているためもう安全だとは思われるが、
それでも武器を持った生存者が帰ってこない事案が数件あるほか長居すると精神的ストレスを引き起こすため注意が必要。
幸いベランダやロッカーといった安全な出口が確立されているので、ベランダには行かず軽装備でロッカーに飛び込んで脱出してしまおう。重装備だと虚空に落ちてしまうので必ず軽装備で。
うそおつくな
この記事には、
- 「ニコちゃんマーク」等のあからさまに口語的な表現
- 「敵対生命体(=実体)」、「虚空(=奈落?)」等の固有名詞の誤り
- 「長居は精神的ストレスを引き起こす」と明記されているにも関わらず、異様に事細かに階層内の様子が説明されていたり、「時々水槽で金魚が死んでいる」「常にキッチンに料理が置かれている」短時間の滞在では確認しようのない事柄についての記述があったりと、明らかに編集者自身が長時間この階層に居座っているようにしか見えない
- ベランダから飛び降りることで安全な階層に移動できると明記されているにも関わらず、何故か概要の項には「ベランダに行くことは推奨できないのでロッカーに行け」という旨の記述があり、その理由も一切説明されていない。
また、この記述は前後の文章との繋がりがおかしく、後から書き換えられたもののようにも見える - 不自然なほど風呂場から人を遠ざけ、「軽装備で行動し」「ロッカーに向かう」ように誘導している。
そして風呂場には閉じ込められた首なしと、異臭を漂わせウジの湧く何かが詰め込まれた洗濯機が存在する。記述によれば洗濯機の中身は「糞便と思われるもの」だそうだが…… - 記事内の文章を選択して反転すると、「おくにいくな」「すぐにげろ」「杀ロさレる」等、片言で何かを警告するような言葉が段落間に隠されているのがわかる。そして最後に隠されている言葉は「ろっかーのなか ひとごろしいる にげて」
等、明確に違和感のある記述が少なからず存在している。
また、メタ視点も含めるとこの記事には「要検証」のタグが付与されており、これらの違和感だらけの記述が「記事そのものが信用ならない」ことを示すために意図的に盛り込まれたものであることがわかる。
……果たしてこの階層で放浪者が失踪しているのは本当に首なしや異常現象が原因なのだろうか?
放浪者達による情報の集積場でしかないバックルーム・ウィキを、自分が生き残るためだけに悪意を持って利用する放浪者が現れないなどと、誰が言い切れるだろうか?
- Level 87 N - "山経"
異常な量の蚊やヒル、カタツムリが生息している山中の道のような嫌すぎる階層。
実体"神輿のようなもの"が出現。
性祭り囃子(エッチな何かだろうか…)と認識できるほど整った音を鳴らしている神輿を見ると危険な階層に移動してしまうので注意。
- Level 88 N - "廃坑"
廃坑に似ていてたまに水位が上昇し溺死する非常に危険な階層。
- Level 89 N - "コンクリート・テンプル"
コンクリートで構成されており、仏像や五輪塔などお寺っぽいものがある階層。
空腹感を感じなくなるため下手をすると餓死するため気を付けよう。
- Level 90 N - "躯体"
無限の容積を持っていると推測される、流動的な躯体によって支配された大規模な構造階層。
敵対的な実体や空間としての不安定性は確認されていないが、有用な資源がなく、転落や崩落などの危険性もあるので長期滞在は推奨されていない。
- Level 91 N - "倣家"
多くの部屋を階段で繋いだような階層。
清潔な居住空間に見えるが、寒いので防寒対策が必要な上、食料や水などの生活必需品を確保することができない期待外れの階層。
消灯時間があり、その間は光源がなく扉がロックされるため注意したいところだが…?
- Level 92 N "瞼の床"
低い天井と寝具による床で構成された階層。Level 8 Nに続いてふわふわで構成された階層である。
空間が不安定であり、特に眠ると周囲全ての空間が変動している悪夢のような階層。
スナック菓子や飲料、電子機器などの有用な物資が落ちていることがある。
ここで、次は Level 93 N の解説を……と行きたいのだが、諸事情でLevel 94 N ~ Level 99 N の解説を先に読んでもらう。
- Level 94 N - "異都"
東アジアの繁華街に似た階層。
極めて多数の人間のような実体が存在するが、触れようとしてもすり抜けてしまい、向こうからも生存者を認識していないようで、意思疎通が成立した報告はない。
言葉や文化が混在しているため理解することは困難であり、マッピングも無意味である。
食料や娯楽が多く確認され、イベントが開催されることもあるが、やはりすり抜けるので直接的に参加することはできない。
- Level 95 N - "哀性"
日本のラブホテルに似た階層。
生存者の元恋人や元配偶者が不明な異性と話していることがあり、生存者を指して「気持ち悪い」と軽蔑する場合がある。
つまりNTRの幻覚が見れて嫌な気分になれる(性癖に目覚めてる人なら大喜び)こと請け合いの階層。
- Level 96 N - "私験"
試験会場のような階層。
階層内の机の上に放浪者自身に関する「試験」の問題用紙と解答用紙が置かれており、これに解答することで現実世界へ帰還できることがあるという。
しかし出される問題は「高校時代に友達を作ろうとしなかったのは何故か」「仕事が納期に間に合わないことを会社に伝えなかったのは何故か」(いずれも意訳)等、放浪者の触れられたくないであろう過去をほじくり返すようなものばかり。
しかもどう解答すれば現実世界に帰れるか、という点についてはよくわかっていない様子。一応帰還できたという放浪者は設問に正直に答えていたようだが、大多数の放浪者は正しく解答しても帰還できなかったらしい。
- Level 97 N - "詠歌"
巨大なコンサート会場のような階層。
ほぼ無人で実体も確認されていないにも関わらず、各種設備は現実世界のものと同じように機能している。
窓の外には赤い夕焼けで固定された無人都市があるが、出入口に入ると別の階層に転移するため、詳細は不明。
メインホールでは無人であるにも関わらず歓声や演奏、歌声がコンサート中であるかのように常に響き続けているため、放浪者によっては現実世界に帰還したと誤認してしまうこともあるようだ。
基本的には安全な階層とされているものの、構内の各種案内表示が「こっちに来てよ」「ずっと聞いて」など放浪者に呼びかけるような内容のものになることがあったり、メインホールからの投稿を最後に消息を絶った放浪者が複数いたりと、どこか階層そのものが意志を持って放浪者を引き込んでいるかのような不穏さも感じられる。
- Level 98 N - "竣間"
常に夜間の、超高層ビルの最上層工事区間の階層。
常に安定した明るさが確保されているが、高所の工事現場という環境に危険性があるため、生存者は事故に注意する必要がある。
階層内には業務用Wi-Fiのパスワードや予定表が存在するが、利用できることは少ない。
- Level 99 N - "離想"
長くバックルームで過ごしていた放浪者が必ず一度は辿り着くとされている場所。便宜上階層に含まれているが、厳密に「階層」と定義しうるものであるかは定かでない。
辿り着いた放浪者の記憶に強く残っている場所とそっくりになっていて、家族や恋人など"縁の深い人物"が実体として存在し、彼らと会話をすることができる。
会話の内容は必ず一定の流れに沿うようになっており、その流れと同期するように空模様が変化していく。そして最後に実体と再会の約束をしたところで、放浪者は Level 0 へと外れ落ちてしまう。
一方、Level 99 Nから外れ落ちた放浪者が再度 Level 99 N に辿り着いたり、現実世界に戻ったという事例はないようだ。
- Level 93 N - "旧縁"
では、Level 93 N の解説をしていこう。
一放浪者であると思われる、とあるバックルーム・ウィキのユーザーの報告……というより随筆として、リズミカルな詩のような書式で綴られた階層である。
その文章を要約すると、
- Level 93 N は放浪者によって異なる、その放浪者の現実世界での過去の体験をそのまま切り抜いた様相を呈す現象のことである。階層として取り扱っていいものかどうかはよくわからないが、便宜上ナンバリングしている。
とのことである。では、その現象についての随筆を要約していく。
長いので折り畳み
- まずは、放浪者が過去に出会ったことがある人物と完全に一致する存在(以下、"実体"と表記)と、現実世界の日常の中で再び出会うことになる。放浪者は「現実世界に帰還できたのでは」という希望を持つ。この記述には「日常」という見出しがついており、Level 94 N へのリンクがなされている。
- しばらくすると、放浪者と実体は、今まで現実世界で出会ったことのない、しかし現実味のある何かしらの大きな嫌な出来事に遭遇することになる(記事中では、暴漢に捕まる、何度も何度も意味もなく叱られる、などが例示されている)。放浪者は焦りと嫌悪感を覚える。この記述には「契機」という見出しがついており、Level 95 N へのリンクがなされている。
- 次に、先ほどの事象をきっかけとして、実体はどんどん悲劇的な災難に遭い、それに伴い複雑な負の感情を放浪者へと向けていく。この記述には「破綻」という見出しがついており、Level 96 N へのリンクがなされている。
- それとほぼ同時に、実体の精神はどんどん不安定になっていく。実体は放浪者に対して強く執着し、時に攻撃的になりながら、最終的には、ただ放浪者の名前をすすり泣きながら呼ぶだけとなる。この記述には、「救難」という見出しがついており、Level 97 N へのリンクがなされている。
- その後、放浪者は唐突に外れ落ちて、先ほどの実体がいなくなった現実世界のような空間へと突き飛ばされる。この空間では、先ほどの実体に相当する人物が存在しないにもかかわらず、身分整理などまるでその実体が亡くなったかのような行為が、実体への暴言や愚痴を伴いながら行われているようである。この記述には、「欠落」という見出しがついており、Level 98 N へのリンクがなされている。
- これが終わり次第、「結末」と呼ばれる現象が起こる。"結末"とはなんであるかは、曰く「それを記す必要はない。」とのこと。
この長い文章を読み切ったあと、書き手によって二つの情報が明示される。
- Level 93 N で起こる現象は、現実世界で報道されたとある事件と完全に一致していることがわかった。
- この文章の書き手は Level 99 N に入ることを目的としているが、なぜか Level 93 N に入っては出てを繰り返し続けている。
ここまで読んでも、まだどこか掴みどころがない。
また、特徴として、この記事には大量の脚注が付いている。その内容は、「""、""、""、""、"" など。」のように大量の名詞を羅列するこれまた特徴的な文体に統一されている。
これはいったい何なのか?報告者はバックルームの深淵を覗いてしまい発狂していたのだろうか?
そして………?
この記事に、まさかの バックルーム・ウィキ スタッフ による補足説明がなされる。
この時点で、ろくでもないことが起こっていた予感が気がしてならない。こちらも要約していく。
- Level 93 ~99 N への到達報告が一切存在しない。これらの内容はバックルームではなく単なる現実、つまり報告者のただの妄想である可能性がある。
- この記事は、先ほどの"現実世界で報道されたとある事件"を揶揄した悪質なものであると判断され、報告者の処分議論が進められている。
なんと、結局のところ何もなかったのである。まるで放浪者に多大な精神的苦痛を与えるおそろしい現象のように綴られていた先ほどの文章は、単なる現実世界の一コマを悪質に切り抜いただけのものであったのだ!
……とまでは一筋縄ではいかないのがこの階層である。バックルーム・ウィキのスタッフが書いたはずのこの文章にさえ、あの特徴的な注釈が付いている。さらに、この記事には「メタ」タグまで付いている。結局のところ、よくわからないまま奇妙な謎を残して終わる記事であった。
ついでに
この記事の執筆者である Ryu JP 氏は、ディスカッションにて
当項目は同著者の別作品である Level 94 N 、 Level 95 N 、 Level 96 N 、 Level 97 N 、 Level 98 N 、 Level 99 N の設定開示を意図して執筆された記事ではなく、個々の作品はこれからも他の全ての記事と同じく各々が独立した世界観を維持します。
と述べている。とりあえず、今後これらの階層に接続する記事に遭遇しても安心。
- Level 100 N "巣穴"
素掘りの洞窟がどこまでも続いている階層。
壁や地面に擬態するゲジにそっくりな実体が大量に生息しており、触れた瞬間集団で襲ってくるというモンスターハウスのような階層。
この実体たちは光を嫌うので懐中電灯など光源を持っていれば比較的安全に探索ができる……が、どうもこれは階層内に潜むこいつらにとってすら脅威的な何者かからの逃避行動でもある様子。
非常に危険なのですぐに脱出した方がいいだろう。この階層だけ急に世界観がバイオ
- Level 101 N - "つゐてくる"
一本道の田舎道路が無限に続いている階層。現実世界で郷愁に浸りながら似たような道を歩いているとここに外れ落ちることがある。
しばらく歩いていると「黒く縁どられた長方形の実体」が現れ、後をつけてくる。
詳細は不明だがどうやら「見てはいけない」「関わってはならない」類のものらしく、現れたら顔を上げず振り向きもせずひたすら前に歩かなければならない。
一応、現実世界から直接ここに外れ落ちた場合に限り、実体が現れる前に引き返せば帰れる可能性もあるようだ。
- Level 102 N - "不縁"
日本の霊園が広がる階層。常に夏のような気候が続いている。
巨大な五輪塔や駐車場、民家のような建造物が点在しているが注意が必要で、崩落などに巻き込まれる可能性がある。
食料や水源が見つかるが腐敗していることが多いため注意が必要。
生存者と同じ名前の墓石を見つけて冥福を祈ると現実世界に帰還できるという噂がある。
- Level 104 N - "空の荒れる国"
険しい山脈、広大な草原、そして巨大な海などから構成される階層。
気象現象が非常に不安定であり、豪雪や竜巻などの危険がある非常に危険な階層。
植物には食用に適したものもあるが、強力な毒を持つものもあるため注意が必要である。
荒廃した都市や空に浮かぶ島といった未確認情報があるが詳細は不明。
- Level 110 N - "均されたチェーン店"
100円ショップのようなのだが、セルフレジと思われる複数の実体が徘徊しており、
物品を破損したりすると追いかけてきて別の階層に飛ばされてしまう非常に危険な階層。
- Level 112 N - "迷い子の階段"
階段が無尽蔵に続いている階層。
たまに踊り場にトイレが直に設置されており、貴重な排泄ポイントである。トイレで水を摂取する者もいるようだ。
トイレットペーパーも入手可能で居住や滞在に適した階層と見なされているが、時間に何らかの異常があるようだが…?
- Level 113 N - "雷鳴の街"
一般的な住宅街のような階層。
天気によって危険度が変化し、晴れている間は物資を拾うことができ電気やガスも使用できる安全なエリアだが
雷雨が起きると人を沈めてくる実体"水たまり"と、聴くと人間の体温を低下させ低体温症を引き起こす音を鳴らす実体"風鈴"が出現。
非常に危険な階層となるため、急いで脱出しなければならない。
- Level 123 N - "天帝が与え賜うた神雫"
空中へ固定された菱形金網が空中で無限に広がり地面となっているという、Unityで試しに作ったマップみたいな階層。
空から何か来るようだが…?
- Level 125 N - "進め"
ロシアのような階層。昼夜のサイクルがあるが昼は1時間程度しかない。
アイテムとして食料や電子機器が見つかり、テレビでは日本のニュースが流れているが、爆発する可能性があり危険。
また不規則な現象が発生するため移動が頻繁に必要。
謎の液体に浸かったスピーカーを目印にすることで他の階層に移動することができる。
戦争を思わせる荒涼とした階層だがロシアによるウクライナ侵攻を題材にした階層なのだろうか?
- Level 132 N - "憧れだったアクリルケース"
映画館の階層。お菓子は危険なので絶対に手を出してはいけない。
- Level 140 N - "潰えた闘争"
巨大なアナコンダを見かけたという報告がある、ジャングルのような階層。
- Level 149 N - "不可能網路"
大量の扉が並んだ隙間のような階層。Fandom版 Level 149 η の移植記事。
扉を開けると整合性の不明などこかへ繋がっている。
生存者の音を聴きつけて"小児ほどの大きさで手足が長い昆虫"や"動物のような黒色の存在"といった実体が襲い掛かってくるため、
見つかったら多くの扉を潜り抜けてどうにか逃げ延びなければいけない。命がけで走れ!
- Level 150 N - "壁のない広間"
妙な物品や構造物が存在し、特に和式トイレが多い階層。
貴重な排泄ポイントとして知られているが、仕切りなどが存在しないため注意が必要。
未使用の大人用おむつが見つかることもある。排泄ポイントがない階層で使うといいだろう。
突然外れ落ちる可能性が報告されており、下半身丸出しの状態で練り歩くことになるので気を付けよう。
なお、洋式トイレの発見記録はない。
- Level 154 N - "竜宮は目前に"
"竜宮"と呼ばれる巨大な建造物が存在する階層。
"竜宮"に近づけば近づくほど時間の進みが遅くなり、入り口に到達すると完全に停止してしまう。
- Level 178 N: - "神々の休憩所"
温泉旅館のような空間が無限に広がっている階層。
滞在しているだけ情動性の低下、若返りなど様々な恩恵を受けることができる。
食料が存在する厨房があるなど比較的安全そうに見えるが、「協力的・真面目・好奇心旺盛な態度や振る舞いをし続けないと家畜になる」などの現象も確認されている。
- Level 194 N - "ひとりぼっち空港"
実体"現実世界の警備巡回ロボットのような実体"などがうろついている空港の階層。
危険物を持っているとLevel 0など危険な階層に飛ばされるので隠しておこう。
この危険物はナイフや銃だけでなく金属全般も含むらしいので合金フレームの眼鏡をかけている人はコンタクトレンズで行った方がいいかもしれない。
また車いすの人は連行確実だろう。空港のくせにバリアフリーでない最悪な階層である。
- Level 195 N - "廃れし地域型商店街"
たまに猫を見かける冠水した商店街のような階層。
- Level 199 N - "太陽"
文章が意味不明な階層。
どうも太陽によって発狂して殺し合いをすることになるようだが…
- Level 200 N - "電車"
無限のトンネルを走行している電車の中のような空間の階層。
- Level 201 N - "せ"
屋上のような階層。
入るとお母さんから手のひらほどの大きさの白い紙飛行機が飛んできて、「せ」から始まるものを学校の帰り道に買ってくるよう要請される。
屋上から降りると失踪してしまうのでどこにも行けないが、この階層からの出方として、
階層に入って1分ほど経つと粘度の高い赤黒い液体が大量に流れてきて3秒ほど触れ続けると意識を失い別の階層に移動する。
移動方法が生理的(「せ」いりてき)に嫌すぎる…
- Level 204 N - "みちのえき"
日本の道の駅を模した施設が無限に続く階層。
物品などがあるが禁止行為や迷惑行為を行うと異常な現象が発生し、繰り返すと突然失踪するため定住は難しい。
階層では熊本県のマスコットキャラクターが名古屋城の前に立っているイラストが描かれた箱に入ったきりたんぽなどが発見されている。
- Level 208 N - "旅路へ"
バックルーム内にちょくちょくある駅系の階層の一つ。
列車内ではある現象が起こるようだが…?
生存者がこの階層に到達する理由は不明で、移動方法も不確定である。
- Level 211 N - "セピア色の思い出?"
狭い廊下が続く階層。
窓がある方向と反対側には扉が等間隔に並んでいるが、入ることは避けるべきである。
基本は無臭だが、一部の生存者から草の匂いがしたと報告されている。
階層の外にはビル群と太陽のようなものが見え、常に風の音が響いている。
この階層で報告されるホラー現象として、幻聴のような音が聞こえ、それによって幸せな記憶を思い出し、強い郷愁を感じさせる。
記憶の再現性が高まりすぎた結果、錯乱状態に陥る事例もある非常に危険な階層である。
- Level 213 N - "バースデー…"
木造の民家のような構造が廊下で平面方向に不規則に接合された階層。
階層内は通常は無音だが時々ツクツクボウシの鳴き声や遠くから救急車のサイレンが聞こえる。
複数の部屋があり、「会場」と呼ばれる部屋に入ると雑多な食料の他、必ずケーキが置かれている。
食品は安全だが、ケーキは生臭くパサパサした味わいであり、時々大きな虫や肉片が入っていることもあり最悪である。
他にもぬいぐるみやラブドールなどが置かれており、メッセージカードやプレゼントが付属していることもある。
ぬいぐるみは触るとゴツゴツしており、中に入っているものを取り出すことができるが、多くは役に立たないものや不快なものが入っており最悪この上ない。
この階層では睡眠を取ると実体が現れることがある。特に危険性はないようだが…?
- Level 216 N "眠りから覚められず"
広大な地下道からなる階層。暑いので飲料を持ち込むことが推奨される。
液体をスキムミルクに変換するなど特定の物質が置換される怪現象が発生するため、飲水の確保に利用できる可能性が考えられている。
たまに幼児製品が落ちているが詳細は不明である。
- Level 240 N - "監死社会"
真夜中の日本の住宅街のような空間がどこまでも広がる階層。
「草原の民」という国家に対する差別感情を煽る放送が流れ、あちこちに監視カメラが置かれているなど独裁国家やディストピアのような雰囲気になっている。
そして監視カメラの死角に入った放浪者に対しては「不審車」と呼ばれる実体が接近し拉致しようとしてくる。
- Level 256 N - "パステルドリーム"
公園のような外観を持ち、様々な建造物や自然物が点在する階層。
巨大な穴があり、その周囲には特徴的なフェンスが取り囲んでいる。穴の中には落下することができないが理由は謎。
- Level 288 N - "スーパーマーケットの幻"
無限の面積を持つスーパーマーケットの階層。
この階層には無限に物品が存在するが他階層に持ち出すことができない。食いだめしていこう。
- Level 295 N - "静かの丘"
無限の砂丘と青空で構成された階層。日が強いので紫外線への対策が必要。
Wi-Fiがありアイテムも落ちているが、生存者の健康を脅かす要因が多く長期滞在は非推奨。
砂は食べることができる。この階層は排泄ポイントがないので混ざっちゃいけないものが混ざってたりしないのだろうか…
- Level 303 N - "異物の町"
妙な造形物がたくさんある階層。造形物に極端に近づいた放浪者はほとんどの場合で別の不明な階層に飛ばされて、重篤又は死亡した状態で発見されることが多い。一応、他の移動先として Level 54 N や Level 100 N 、Level 444 N などに飛ばされることがあり、こちらへ外れ落ちた場合は危険な異常は発生しない模様。
実体は今のところ未確認なのだが、変動によって、階層の至る所にかつて生物が存在していた形跡が見つかることがある。当階層の記事の執筆者曰く、「この町から生物だけが突如として消失したかのよう」とのこと。
又、木に残った深い爪痕や家屋全体を覆う有機物など、通常の生物では有り得ない痕跡が報告されていたりする。
- Level 314 N - "ディープスカイ・コンプレックス"
宇宙ステーションのような施設が不規則につながった階層。
この階層の物体は重力に縛られずに漂っており、魚のような生物を捕まえれば食べられる。
階層内の文章は数字に置き換わっており、文字は見当たらない。
- Level 317 N - "気がかりな映画館"
無限に広いと思われる映画館の階層。
スクリーンには意味不明な映像が延々と流されており不気味である。
(あるいはバックルーム内で散見される意味不明な美術はスタンダードで、理解できない生存者たちの方が異物なのかもしれない)
一見危険はないように見えるが、長期滞在していた生存者がいつの間にか音信不通になっていた報告が多い非常に危険な階層。
- Level 321 N - "さかさごと"
畳敷きの大広間の回想。
なぜか生存者の口中に血液のような液体が湧き出てくるため、吐き出したり垂れ流すことが推奨されている不潔すぎる階層。
何者かに足を掴まれたなどのホラー現象が発生した報告がある。びっくりして血液を吐き出したり飲み込みそうだ。
クッションのような実体を見かけるようだが…?
階層自体の特殊性も注意すべきだが、血が出る現象だけでも「衣・食・住」の衣にダメージが入るのは確実に生存が遠のく。
階層から脱出できたとしても、他の生存者や知性ある実体に血まみれのゾンビのような存在に間違われて攻撃されないよう着替えるか洗濯したい。
- Level 333 N - "蝉時雨"
現実世界の日本の緑地公園に似た階層。
危険な物や現象は確認されていないが、長期滞在には適さない。
広大な空間で整備された道や低密度の樹林があり、建造物はなく日光を避ける場所もほとんどない。
常に日中の明るさと高温多湿の気候で、セミの鳴き声が大音量で響く。(なぜか種類に関しての記述が細かく、セミマニアが記事を書いたものと思われる)
うるさくて暑いので不眠や熱中症に注意が必要。
また自動販売機があり、硬貨を入れずにボタンを押すと無色透明な液体が出てくる。
味は鼻水か卵の卵白のようで特徴的だが人体への悪影響は確認されていない。(こんな記述をされると卵を食べるときに鼻水を思い出してしまう)
他の階層からセミの声の方向に進むことでこの階層に到達し、「ふれあいプール」と書かれた看板の方向や提灯の並んだ道に沿って進むことで他の階層に移動できる。
- Level 343 N - "忘失の伽藍堂"
広大なショッピングモールを模した商業施設が広がっている階層。
施設は稼働しておらず水や食料の安定入手もできないため滞在は厳しい。
物資が手に入ることもあるがほとんどが中古品で、現実世界で遺失/放棄された可能性がある。
- Level 378 N - "みなわ鉄道-水平線"
海上に敷かれたレール上を走る鉄道車両が無限に続く階層。車内では海風や波の音が聞こえる。
- Level 399 N - "忌還"
現実世界の空港の待合室のような景色が無限に続く階層であり、バックルームから帰還できる階層として知られている。
帰還するための条件は、最低でも30年以上バックルームに滞在し、特定の手順を実行することである。
(なお食料や物資も見つからず階層からの移動方法もないため、滞在30年以下の人がこの階層に来るとほぼ詰む)
手順は案内表示に従いながら進み、特定のドアを見つけるなどが含まれ煩雑。
帰還に成功すると元の時代や場所に戻ることができる。
そのとき所持品や時間なども全て元通りになり、バックルームで起きたことはなかったことになるため、脱出者との関係時系列に大きな齟齬や矛盾が発生することがある。
また、戻った人は統合失調症などの精神症状を発露していると周囲から判断されることが多いようだ。
30年以上前に戻るということは30年後の未来を知っているということなので幻覚や妄想だと思われるのは仕方ないが、
現実世界の人間が精神異常の犯罪者だと思っていたものは、未来に起こる悲惨な出来事を知り、運命を変えるために決死の行為を行った孤独な英雄だったのかもしれない。
- Level 411 N - "ブルー・レイク"
広大な湖で構成される階層。
湖は不思議な力で上に立っても沈むことはないので泳げなくても安心である。
湖は掬って飲むこともできる。さっきまで土足で踏んでたのに飲むのか…
遠くに陸地や彫像が見えることがあるが到達できず正体不明。
- Level 420 N - "遊牧民の都"
古代ローマやギリシャ、イラン、インドなどのインド・ヨーロッパ文化圏の街並みが無限に続く階層。
気温は15~25度で乾燥しており、太陽は常に正午の位置にある。
この空間には、迷い込んだ人以外には動物や異常な存在は見つかっていない。
建物は古代建築物のようで、外観は豪華で、内装は清潔で快適である。
住宅には、大きな戸建ての家屋と低層の集合住宅があり、内装には最新の電化製品が備わっており、商業施設や公共施設もある。
この階層に滞在し続けると、支配や権威を嫌い、開放的で外交的な性格になる。この精神作用には中央の神殿にある未知の言語で書かれた石板が関係しているようである。
- Level 430 N - "書林に惑う"
図書館のような階層。
本を読了しないと脱出できないのだが、読めない言語で書かれた本や意味不明な本が混じっているので引っ掛かるとデストラップになる危険な階層。
その場合も本を破壊すれば脱出できるのだが移動先が非常に危険な階層なので事実上の死である。
また書籍には「ヒョウモンダコ」「ヒポポタマス」などの分類があるようだが…
- Level 433 N - "場末のカプセルホテル"
カプセルホテルに似た階層。Fandom版 Level 433 η の移植記事。
意味不明な放送がひたすら流れている。
実体は出現せず危険な現象や物品も存在しないが、食料が一切存在しないためホテルの名に反して長期滞在には適さない。
- Level 438 N - "温室二階"
温室の2階に設けられた休憩室のような階層。Fandom版 Level 4038 η の移植記事。
窓ガラスと階下の温室に接触するのは危険なので避けるべきである。
植物を噛むと脱出できる。
- Level 444 N - "いっしょに帰ろう"
定期的に意味不明なアナウンスが流れる、山々に囲まれた夕方の田園地帯のような階層。周囲の山に入った放浪者は失踪しているため、実質的に行動可能な場所はその内側のみとなる。
階層内にはあちこちに街灯や信号機が設置されている。
街灯は基本的に暗く視界の悪いこの階層では貴重な照明となるほか、その下に色々な物品が出現する。
ここから有用な物資が手に入ることもあるが、女児用下着や血塗れのカッターナイフ、花瓶の置かれた学校机など何やら不穏なものが現れることも。
信号機は「全て赤のランプが点っている」か「全てのランプが消灯している」なら特に問題ないが、それ以外の何かしらの表示がある時に表示に従うのは危険らしい。
実態としては主に"白い幽霊"と"黒い影"が存在する。
"白い幽霊"は子供程度の大きさで放浪者にも友好的に振る舞うが、仲良くしすぎると青信号の方に向かって誘い込もうとしてくる。とはいえ強制力などはなく、悪意があるわけではないようだ。
"黒い影"は街灯の下などで普段はじっとしているが、放浪者が近くに来ると手で触れようとしてくる。触れられると Level 0(稀に違う階層)に飛ばされるが、それ以上の害はないらしく階層からの脱出手段として利用されている。
- Level 474 N - "海岸沿いのプロムナード"
松の防砂林に囲まれて延々とまっすぐに続く遊歩道のような階層。この周辺では、東方に耳を澄ますと波の音らしきものが聞こえてくるが、遊歩道を逸れて防砂林の方に向かって進んでも5分ほどでもといた地点に戻されてしまうため、海には辿り着かない。
約48時間ほどで防砂林が開けて階層移動が発生するとされるが、実際は脱出の確率が完全に運任せなため、最悪1週間もかかった実例もある。
- Level 499 N - "滉刻"
どこまでも広がっている水場と小島のような陸地で構成されている階層。
水で満たされており船などがなければ体が濡れて弱ること確実の非常に危険な階層。…のはずだがあまり危険ではないかのように書かれている。
「風で体を冷やさないように努めば過ごしやすい」などと記述されているが、体を乾かすための燃料や設備が供給されず、
着替えも常に持ち運べるとは言えないバックルームの環境でずぶ濡れになる危険性をナメているようにも思えるが、
Level 88 Nのように致死性の水に襲われる階層があるので、生存者たちはすっかり水の危険性に麻痺してしまったのだろうか…(それか半魚人みたいな実体が書いたか)
- Level 500 N - "青に沈んだ公営団地"
青みがかった集合住宅のような階層。Fandom版 Level 500 η の移植記事。
大量の首なしが住んでいる。
物資が確保できることがあるが、首なしに取り込まれて階層の住人にされることがあるので注意が必要。
略奪などの犯罪を行うと警察官の首なしに捕まって行方不明にされるらしい。
- Level 501 N - "閉ざされしホテル"
全体的に不潔で、未知の病原菌まで存在する非常に危険な階層。
実体"ワームのようなもの"が存在。廊下を埋め尽くすほど巨大であり、こいつのせいで階層が不潔になっているという。不潔な巨大なワーム…オゲエエエエエ!
- Level 513 N - "格安物件"
集合住宅、駐車場、物置、そして雑木林からなる階層。
集合住宅は4階建てであり、鍵がかかっていない部屋が多く、内部には家具やダンボールが散らばっている。
危険が潜んでおり、入った生存者たちは数日から数週間で失踪することが多いため長期滞在は避けるべきである。
- Level 520 N - "豊饒、終焉、酷寒"
秋と冬がありえない速度で切り替わり、秋の間に食料や燃料を集めておかないと冬に死ぬ非常に危険な階層。
- Level 553 N - "蛻街"
現実世界の日本の環境を模した階層。
食料や飲料水を入手可能だが、一度使用した物品は再び現れないため(他の階層では現れるみたいな書き方だ)、長期滞在する場合は定期的な移動を推奨。
実体"回想体"が出現するが攻撃などは確認されていない。
この階層を現実世界だと誤解してしまい、自己暗示により階層への定住を選ぶことがあるので少し危険。
- Level 574 N - "蚊帳の外"
障子戸が連綿と続く廊下に似た空間の階層。
気候は湿度が高く、夏季に固定されているため、こまめに水分を補い休息を取ることが重要。
人間の会話や笑い声などが響いてくる現象が発生するようだが…?
- Level 575 N - "色知らずの町"
日本の地方都市のような階層。
やや寒く小雨が降ることもあるので防寒具や傘を携帯するのを推奨される。
昼夜のサイクルがあるが、空の色や標識、花などの色味は現実と異なって見える。
建物や施設は施錠されておりインフラは使用できないが、コンセントは使えるので充電は可能。
実体"鯉のぼり"が出現。特に攻撃された報告はなく、それどころか食料として利用することができる。
生のままだと美味しくないが、調理するとエビやイナゴのような食感になるらしい。よく試したものである…
比較的安全で食料もあるのでこの寒い階層に「路上生活者」として滞在する生存者もいるようだ。
- Level 549 N - "感光する闇"
光源の異常や空間の不安定性が特徴の、完全な暗闇に覆われた屋内空間の階層。
平衡感覚の喪失や幻覚の発生などの心身の変調も報告されている非常に危険な階層。
- Level 570 N - "積木の家"
欠陥構造が随所に見受けられる巨大なマンションが積みあがっていて、下手に動くと死ぬ可能性が高い非常に危険な階層。
「己の矮小さを再確認するだけ」など明らかに異常な文章が紛れ込んでおり、この記事を書いた生存者は精神が参っていたのかもしれない。
- Level 599 N - "不審者の多い団地"
常に曇っている薄暗い団地のような階層。Fandom版 Level 5963 η の移植記事。
照明・ガス・水道などある程度居住可能な環境が整っていて、定住者による緩いコミュニティもあるが、
長期滞在者の多くが行方不明になったと報告がある危険な階層である。
実体"タコ""酔っ払い""彫像"が出現。
タコは陸上で生きているタコで、生存者に近づいてくるが危害を加えられた報告はない。
この階層では貴重な食料らしい。陸生の軟体なんてナメクジみたいな存在な気もするが…
"酔っ払い"は酒類の空き缶や空瓶が寄り集まって人型になったような実体。
生存者に対して興味は示さないが、全身から出すアルコール臭で人を酔わせてしまうため不用意に近づくと危険。
"彫像"はミロのヴィーナスにそっくりな像で、見ると触れたくなってしまうが、触れるとより危険な階層に飛ばされてしまうという。
「触れてはならない。」と書いてあるが抵抗できるのだろうか…
- Level 609 N - "だるまさん"
和室がほぼ無限に続いている構造の階層。首なしと"首だけの実体"が存在している。
「ある部屋で振り向くと首がねじ切れる」という危険な異常性を持つ階層……と思われていたのだが、仮説の域を出ないとはしながらもミーム災害のようなより恐ろしい性質を備えていることが示唆されている。
- Level 669 N - "門"
全体が暗い日本の田舎のような階層。
バックルームに複数ある「見るなのタブー」類型の階層であり、上を見ると失踪してしまう。
更に太陽が沈んでも失踪してしまう非常に危険な階層だが、反射神経や武力を要求される場面はなく、
ルールを守っていれば安全な階層に脱出する手法が確立されているためか危険度判定は4。
- Level 689 N - "反転世帯"
二階建ての家屋が上下反転したような空間が無数に接続された階層。酔いそう。
外に出ると下方に広がる「空」に落下する危険性があるので注意。
- Level 699 N - "俎上の恋"
成人向けの文章を含む記事。
- Level 701 N - "非警告色"
路地裏のような階層。
- Level 720 N - "一軒家"
一軒家が存在する草原のような空間の階層。
家の内部では外と中の見え方が矛盾しているなど謎の多い階層。
- Level 724 N - "無明の廊下"
どこまでも続く廊下であり、実体"マネキンのような実体"が出現する階層。
マネキンは普段は直立しているが、稀にカクカクとした動きで動き出す。
落ちている物を取り込む性質があり、他のマネキンと融合して多腕や複数の頭部などキメラ化した不気味な個体が現れることもあるようである。
着ている服は生存者にとっては貴重な物資だが奪おうとしたり強い光を当てると狂暴化し、他のマネキンと共に襲い掛かってくる。
他にも正体不明の音が廊下から聞こえてくるようだが…?
- Level 736 N - "虹、架かりて落泪を見ゆ"
現実世界の市街地に似た環境で構成された階層。
朝方の時間帯であり、気温は比較的過ごしやすい。空は常に雲で覆われている。
多くの建築物があり、扉は閉ざされており、内部への侵入は容易ではない。
虹が現れる現象があり、最短10分から最長5時間程度続く。
この際には水滴が固定され、水分を確保することができなくなり移動にも制限が生じる。
また、固定された水滴に激突する危険があるため注意が必要。
建築物には壁に吊るされた大きな鏡があり、覗き込むと現実世界の場所で生活している自分自身が映し出されるが、
精神的に行動が制限されることが予想されるため覗き込むのは避けるべきである。
- Level 763 N - "喪に服す"
無造作に積み上げられた衣服の部屋が接続された階層。
床や天井には埃やゴミは見当たらない。
実体"ロボット掃除機"が出撃し攻撃してくるが、影響はほとんどない。生存者をゴミだと思ってるのだろうか…
- Level 794 N - "おもひで降鑒の夢"
非常に狭い展望台の階層。
生存者の過去の記憶から形作られた街を見下ろすことができる……が、基本的に見下ろす以上のことはできず街の住民達から展望台に何か干渉をしてくることもない。
唯一の例外は放浪者自身が身投げすることのみで、おまけにしたとしても着地の瞬間に Level 0 に送られてしまう。
直接的な危険性などはないものの、放浪者にとってはかなり辛い場所とも言える。
- Level 799 N - "境界を繋ぐ橋"
橋と河川で構成された階層。常に深夜の時間帯であり、橋の構成は入るたびにランダムで変化する。
橋に過度の衝撃を与えると崩壊してしまい、流れの早い川に落ちてしまうため注意が必要。
実体"歩いている者""座っている者""車"が出現。
"歩いている者"は歩いているだけだが過度な声掛けや物理的な接触をした生存者に攻撃を仕掛けてくる。
"座っている者"は座っているだけのようだ。
"車"はGTAのように高速で走って轢き殺してくるとても狂暴な実体。
- Level 800 N - "夕怪"
完全に日が沈むまでに脱出しないと失踪する非常に危険な階層。
- Level 808 N - "おびただしい"
証言によると、屋台が並ぶ通りに似た階層。
常に夜間であるために視界が満足に確保できず、外観の詳細が不明なのだ。
唯一の光源は断続的に打ち上げられる花火であり、移動には困難が伴う。
また、この階層には多数の人型実体が存在している。
彼らは非常に密集しており、流れに逆らい自由に移動することは不可能。転倒は死亡に繋がる可能性が高く危険である。
階層内では、録音らしき祭り囃子とサイレンが鳴り響いており、このサイレンは徐々に増大していき、階層脱出直前には苦痛を感じるほどの音量になるという。
- Level 818 N - "虚像"
一見現実世界のようだがやっぱりバックルーム内だというがっかりな階層。
夜になると地面や床をすり抜けて落ちる可能性があるので昼のうちに食料などを集めておこう。
たまに猫がいるようだが…?
- Level 829 N - "スナックルーム(曰くつき)"
清潔なレストランが無限に続く階層。
料理が提供されるが、多く食べた者は精神に影響が起き、例えば意味不明な書き込みやwikiに対する攻撃的な書き込みを繰り返す荒らしに変貌してしまうなどの現象が報告されている。
もしこの階層にいるときに断絶が起こってしまったら最悪の荒らしが爆誕するかもしれない…
- Level 860 N - "As if Innocence"
無限と思われる百貨店の階層。
滞在が長期化するとぬいぐるみのような正体不明の幻覚が実体化してきてやばそうなのだが
「貴方の隣には友がいるだろう」だの「一緒に遊ぶのにはもってこいだろう」とか書かれており執筆者はもう手遅れかもしれない。
- Level 888 N - "縁日続き"
多数の屋台が立ち並ぶ祭りの会場のような階層。Fandom版 Level 888 η の移植記事。
バックルームのどの階層でも鳥居を潜るとこの階層に移動することがあるほか、現実世界から直接ここに迷い込んでしまうこともあるようだ。
「活性エリア」と「不活性エリア」に分かれており、活性エリアでは祭りの屋台から物資を得ることができるが、
(祭りの屋台で手に入りそうなものに限定されるので、アーモンドウォーターは売ってなさそうだ)
不活性エリアに取り込まれると近くの階層にワープしたり、行方不明になったり、首なし化するなど致命的な現象が起きる。
首なしが稀にうろついていることがある。祭りに遊びに来ているのだろうか?
- Level 906 N - "残響電話"
無限に公衆電話ボックスが立ち並んでいる階層。時間帯は常に夜。
一度侵入すると脱出が困難であり非常な危険な階層である。
運が良ければ肉が回収できる。
大量に公衆電話ボックスが設置されているようだが…?
また稀に、鼻から上半分だけを露出して埋まった頭部が見つかることがある。
- Level 962 N - "衣装室"
大量の衣服が存在する階層。Fandom版 Level 140 η の移植記事。
実体"不可視の何者かに着用されているかのように衣類や装身具だけが浮遊している実体"が出現。
襲われた生存者や逆に攻撃した生存者は別のサブレベルに移動させられてしまうようだ。
- Level 966 N - "廻"
中学校の屋上に近似した階層。飛び降りると失踪するので注意。
校舎内に続く扉に外れ落ちるとあなたの通っていた中学校=現実世界に脱出できる…と書いてあるのだが、
実際は似て非なるLevel 66 Nに移動させられるようだ。生存者に敵対的な何者かが罠としてこの記述をしたのだろうか?
- Level 998 N - "卒仰"
桜の木が生えた日本の住宅街に似た階層。
記事に不正な編集の痕跡があるようだが…
- Level 999 N - "悪辣"
地下鉄のような階層。バックルーム内のどこからでも外れ落ちると到達する可能性がある。
物資を補給可能な売店や自販機、簡易シャワーなどがあり、ある程度過ごしやすい環境が整っている。
さらに現実世界へ繋がっているかのように見える「出口」が存在し、放浪者に強い期待を抱かせる……が、
そこから出ると Level 0 に逆戻りさせられるという、メタタイトル通り「悪辣」そのものの階層。
ご丁寧なことに定住を決め込もうと長居していると出口付近に外れ落ちるというオマケ付き。
例外階層(Anomalous level)
- 奈落
例外階層(アノマラスレベル)のひとつ。本家のThe Voidに相当する無の階層。
- 断絶
他の階層へ移動できなくなる現象。
危険な階層に閉じ込められるのも当然やばいが、食べ物がない階層でこれになったら餓死の可能性がある。
もし他の生存者と同時に存在できる階層だったら食料の奪い合いが発生する可能性があるので、戦いでなんとかする覚悟も必要かもしれない。
入口と出口に関する性質そのものが逸脱するみたいなので、特定条件で自動で移動するタイプの階層も断絶されるようだが、
もともと他の階層へ移動できない階層でこうなったらいったいどうなるのかは記述がないため不明。
- 出口
例外階層のひとつ。便宜上「階層」として扱われているが、実際のところ独立した階層なのか異常現象の類なのかは不明。
どの階層においても「出口」や「非常口」などと書かれた看板が見つかることがあり、案内に従って進んでいくと次々に同じような看板のある別の空間に転移していく。
案内と異なる方向に進むことで別の階層へ抜け出せるが、特定の階層を狙って移動するのは難しい様子。
放浪者の間では「案内に従い続ければ現実世界に出られる」とも噂されているが、実際に現実世界に帰還したという報告はないようだ。
- 夜間歩行
例外階層の一つ。
人工物のない平坦な山道の空間であり、風の葉擦れの音と実体"歩行者"による足音が響くだけの静かな環境を保っている。
詳細は不明だが"歩行者"を見失った放浪者は生還できない(階層移動の条件から考えると階層から永遠に出られなくなってしまう?)らしく、ここに外れ落ちた場合"歩行者"の後をひたすら休みなく追い続ける羽目になる。
言ってしまえば「Run for your life!」の逆バージョン。
数時間見失わずに歩き続ければ、昼の時間帯の別の階層に外れ落ちることができるようだ。
- 廃金庫室
金庫室のような階層。
バックルームや現実世界でカギを手に入れて扉を開けるとこの部屋に移動することができ、
金庫を開けるとバックルーム内の別の階層に移動することができるワープゾーンのような階層。
だが何者かが潜んでいるようだが…?
- 緑色の部屋
バックルームにおける未確認の階層、または都市伝説。
空間を外れ落ちると稀にここに出現し、数秒するとまた別の部屋に移動してしまうという謎の階層。
ゲームのロード画面のようなものなのだろうか?
- 接続階段
次の番号の階層に繋がっている例外階層。
本来の繋がりを無視して非常に危険な階層に繋がる可能性がある非常に危険な階層。
- 現実世界
我々が住んでいる、バックルーム内ではない世界。
空間もほとんどは安定しているし、敵対的な実体もほぼいない。
危険度評価は「3」。
参考までにバックルーム内で昆虫が襲い掛かってくる階層(Level 149 N)や粘菌が襲い掛かってくるエリア(Level 5 N)は「2」。
削除や改稿されて消えた階層
- Level 20 N - "二月駅"
森の中の小さな無人駅のような階層。Fandom版 Level 20 η の移植記事。
元記事とは異なり優等列車に乗るためには性格や習得している言語など特定の条件を満たす必要がある。また、バス停が併設されておりそこから他階層へ移動することもできる。
- Level 96 N - "白線"
横断歩道が密集している空間の階層。
信号機が設置されているが全て破損しており、異常な明滅挙動を示している。
この階層内の横断歩道で意識的に白線の上だけを歩こうとすると「白線の上だけを歩かなければならない」「白線の上にいなければならない」という強迫観念に取り憑かれてしまう。
この強迫観念は時間と共に強まるため、最終的には動くことさえままならなくなる。さらにこの状態から白線を踏み外した者は発狂し、目につくものに手当たり次第に危害を加えるようになってしまう。
また、現時点では推測の域とされているがこの異常性は「白黒問わず白線を意識して横断歩道を渡る」と発生するもののようで、逆に「白線を踏んではいけない」という強迫観念に取り憑かれた放浪者もいる様子。
【実体】
各階層固有の実体に関しては上記の階層の項目に記載。
- "首なし"
様々な階層で確認される実体。文字通り首のない人間のような姿をしている。
基本的には中立的で害は少ないが、何らかの方法で人間を首なしに変えているようであり、
放浪者が人として生きるためには警戒しなければならない相手である。
階層によっては交渉によって物資を得ることも可能らしい。その際は会話や文字は通じず、手振り身振りでコミュニケーションを取るそうだ。
元々が中立的であえて対立する必要も少ないのもあってか、直接的な戦闘能力に関する記述はないが、
首の断面に触れた放浪者が殺されたとされているあたり、敵意を向けられた場合は脅威となりうるようだ。
(物資が限られるバックルームにおいて、「首なし狩り」を試みた者はいなかったのだろうか)
- "Wi-Fi"
バックルームの放浪者たちが使用している通信回線。JPにおいてバックルーム・ウィキは「不特定多数の放浪者達による情報集積サイト」という色合いが強められているため、ある意味非常に重要な存在。
現実世界のものと同様に利用ができるが、色々と奇妙な点が多く何らかの意思や意図を持ったような振る舞いをすることもあるため実体扱いされている。
バックルームのあらゆる階層で高頻度に見つかるが、電波や発信源など具体的なことのほとんどが不明。
一部の回線は繋ぐと怪現象が起こる場合があるので注意が必要である。
また、放浪者の中には無自覚のうちに何故かWi-Fiの発信源になる者がおり、複数人でバックルームを探索する場合の貴重な生命線として役立っているようだ。
【物品】
- "アーモンドウォーター"
本家と同じくさまざまな階層で出現するようだ。
ただしこちらではマジックアイテムのような回復効果はなく、単なる(やや栄養価の高い)飲料水という扱いになっている。
Welcome to the Backrooms, Aniwoter.
未来の放浪者たちへの追記、修正、お願いします。
▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示
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©︎The Backrooms JP Wiki
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▷ コメント欄
- liminal spaceに関する記述は無いのね -- 名無しさん (2022-02-28 20:32:11)
- ゲーム化したらランダムで生成される世界の中で生き延びながら進む感じになるんだろうか...ってそれローグライクゲームじゃん! -- 名無しさん (2022-02-28 21:30:43)
- 最近見かけるようになったから解説ありがたい -- 名無しさん (2022-03-03 10:18:42)
- やっぱりSCPとかに比べると未翻訳なのもあってか日本では知名度が低いけど好きな世界観だからもっと広がってほしい... -- 名無しさん (2022-03-11 18:19:01)
- 要するにアメリカ版きさらぎ駅みたいな感じかな? -- 名無しさん (2022-03-15 21:13:11)
- 場合によってはトータル1兆人超えるようなレベルもあるし人口規模だけはわけわからんのがBackrooms -- 名無しさん (2022-03-24 20:28:22)
- ゆめにっきを世界単位でSCPオブジェクトっぽくした感じ -- 名無しさん (2022-04-21 22:44:06)
- 「若干16歳」って日本語おかしすぎるでしょ -- 名無しさん (2022-04-26 08:14:19)
- 「動画によって知名度が上がるのは嬉しいけど、全体のほんの一部を切り抜いたものだから、詳しく調べてみたら期待してたものと違ったって思う人が増えそう」って意見を以前見かけたけど、まさにそういう状態になってるね。後、他の場所だと「動画だけだどそこまでだったけど、レベルとか組織とか知って興味出てきた」って人を見かけてたけど、ここのコメ欄だと真逆の意見が多いのも興味深い。 -- 名無しさん (2022-05-13 17:48:09)
- 最近知って解説動画をよく見てるけど、SCPと誕生の仕方が似てるとはいえ確かに組織とかSCPっぽさが強いな。まあでも結構好きだよ -- 名無しさん (2022-05-19 00:31:20)
- 上で言われている通りきさらぎ駅ライクなんだけど、もし日本語ネット圏も英語圏のようなシェアードワールド文化が強かったら今頃オカ板都市伝説もこういうシェアードワールド化されて持ち寄った色々な設定で増築されていたかもね。SCPは対象を無制限に増やしてOKかつ個々の対象は基本的にクロスオーバーしないから良かったけど、1つだけの共通の対象に不特定多数で設定を増築していくと早くに設定過多になってしまう -- 名無しさん (2022-06-03 00:43:15)
- The BackroomsはSCP以上に無思慮かつ安直に二次創作をやる傾向があると思うので、あまりアニヲタで扱うべきでは無い気がする -- 名無しさん (2022-06-16 10:03:23)
- イレギュラーなレベルがガンガン増えてるのはSCP財団と似たものを感じる -- 名無しさん (2022-07-04 13:03:58)
- アライさんマンションと時期的に被ってるのか -- 名無しさん (2022-07-20 23:40:46)
- なんでここまで嫌われてるのかはよくわからんな -- 名無しさん (2022-07-25 21:47:52)
- 「同じレベルに長い間滞在することは推奨されない」という前提がある一方で、あるレベルを拠点にした巨大組織を作るというのが大変なミスマッチになってる感があるのだけど、この辺りも理由付けされてたりするのかな。 -- 名無しさん (2022-08-06 02:22:48)
- ↑今まで自分が見てきたものだと、 -- 名無しさん (2022-08-09 01:03:24)
- ↑誤、追加 -- 名無しさん (2022-08-09 01:04:28)
- ↑ごめんミスしすぎた。組織の活動目的で一番多いのはやっぱり後続の放浪者の保護になる。そのために各levelの調査やエンティティの制圧、そのための前線基地の設営などをしていると、必然的に専門的で大規模な組織になっている印象。まだscpみたいな超技術が出てきてないから、等身大で立ち向かっているかんじ。他には危険なlevelを隠れ蓑にしてる犯罪集団、あるエンティティの影響でカルト集団と化した人々、有益なlevelを守っている人々など生きるために頑張ってる。 -- 名無しさん (2022-08-09 01:14:05)
- ↑ちなみに、組織のところにあるlevel4とlevel153は屈指の安全地帯で他にも色々な組織が拠点にしている。level153は定期的に大規模火災が起こるけど、153共和国が助けてくれる。level4からlevel153に行け、さらにlevel3999に安全に行ける。level3999は安全にthe frontroom(現実世界)に帰れる数少ない場所なので、そういう意味でも極めて重要。 -- 名無しさん (2022-08-09 01:23:04)
- 思ったよりゲームっぽい世界観だったけどそもそもnoclipって物がある時点でゲームっぽすぎるのは意図したもんなのかな -- 名無しさん (2022-08-30 21:44:50)
- 初期の創作はlevel0をベースに活動していたからか、1桁levelでも連続する、何もない、でも既視感がある不可思議な空間っていう最初期の理念から外れていたりする。 -- 名無しさん (2022-09-03 21:15:51)
- 随分賑やかな世界になったもんだ -- 名無しさん (2022-09-14 09:50:42)
- 設定上日本支部みたいなのが作れない世界観だから、国内で創作するのは困難やろなぁ。まずは、本家の創作コミュニティの体裁が整うまで待ってもろて…って感じだろうね。 -- 名無しさん (2022-11-02 14:32:34)
- ↑規模の大きめなところだけでも既に2件ありますよ(一方はクローズドβの段階だけど) 方向性としてはリミナル性重視であることを明言してて本家とはかなり雰囲気が違っていたり -- 名無しさん (2022-11-05 23:14:50)
- 設定が凝れば凝るほど、不気味さや得体の知れなさが無くなってゲームっぽくなる。かと言って説明が少なすぎると、それはそれで何も分からなくて怖くもない。塩梅が難しいよなぁ -- 名無しさん (2022-11-09 22:16:24)
- 俺は好きだよ、とすら言いにくい雰囲気のコメント欄が記事にくっ付いてるのはどうかと思うなあ その上で言うけど俺は好きだよ -- 名無しさん (2022-11-11 19:15:27)
- リミナル性遵守の国内サイトのほうは、個人の経験談や伝聞系で書けるっぽいからポケモン図鑑みたいな非アカデミックな話や民間伝承とか地元の人しか知らない話な感じで書けそうではあるなとは思った。 -- 名無しさん (2022-11-13 08:49:22)
- >規模の大きめなところだけでも既に2件ありますよ(一方はクローズドβの段階だけど) 方向性としてはリミナル性重視であることを明言してて本家とはかなり雰囲気が違っていたり -- 名無しさん (2022-11-13 13:57:00)
- >規模の大きめなところだけでも既に2件ありますよ(一方はクローズドβの段階だけど) 方向性としてはリミナル性重視であることを明言してて本家とはかなり雰囲気が違っていたり おそらくβの方見てみたけど”N”ってカテゴリーでやってたね。level 0だけはオリジナルになってたしAIで黄色い部屋の画像を生成して使ってたのは印象深かった。参加してみようかなぁ。 -- 名無しさん (2022-11-13 13:58:57)
- 2022/11/18 (金) 12:21:39 のリビジョンでWIikidot-JPとFandom-JPが対立している・執筆が停滞している旨の記述がありましたが、少なくとも両者が現在対立しているという事実はないです -- 名無しさん (2022-11-18 12:39:22)
- Syudouの新曲がThe Backroomモチーフと聞いた -- 名無しさん (2022-11-20 18:33:41)
- Fandom日本版の方針が例の動画から来た人には合ってるかもしれない。…けど読みたいのは階層のデータベースじゃなくて巻き込まれた人の記録なんだよな。主観的というか、大きな謎の一部分しかわからないような不明瞭さが恐怖と好奇心を煽るというか。 -- 名無しさん (2022-11-20 19:33:01)
- 日本版の階層に関する記述について、(特にWikidot版はクローズドβの段階にも関わらず)無節操に追記されすぎているように思います。折りたたみに格納の上、Vote数が8以上のものに限定して残りの記述は一度消そうかと思うのですがいかがでしょうか。 -- 名無しさん (2022-11-23 10:59:22)
- ↑折り畳みについては賛成ですが、「vote数が高ければ残し、それ以外は消す」という基準がよくわからないです。無節操な追記と言いますが、細かいところまで記事が充実するのはいいことでは?ただしそれはアニヲタwiki側の都合なので、日本版wiki側に「低vote数の記事は外部で紹介しないでください」などのルールがあるなら意を汲むべきだと思います。そういう点では、クローズドβ版が解除されたら再開し文章も復活させる前提で、「今は紹介に関するルールが未整備なので、追記は一旦止める」なら賛成です。 -- 名無しさん (2022-11-23 12:42:52)
- ↑backrooms 全体の解説記事なのに実質JP階層の一覧記事のようになってしまっていること、記事が肥大化し続けると(折りたたみを前提にしても)読みづらくなり維持管理も困難になってくること、低評価削除を受けた階層についての記述が残り続けてしまう可能性があること、今後記事が増え続ける中で全てを追記し続けていてもキリがないこと、などから、ある程度階層の記述を整理した方がいいと考えました -- 名無しさん (2022-11-23 14:10:26)
- ↑「全体の記事なのに実質JP階層の記事になっている」←JP以外の記述が追記されていないせいでそうなっているのであって、減らしてバランスを取るものではないと思います。「記事が肥大化し続けると読みづらくなり維持管理が困難になる」←将来的に肥大化したら分割すればいいと思います。肥大化の対応についてはwikiでも前例がありますが、「削除」や「追記しない」以外の選択肢もあると思います。(続きます) -- 名無しさん (2022-11-23 14:43:27)
- ↑(続き)「削除された階層について残り続ける」←消えたのに気付いた人が消せばいいのでは?性質上、「変わるかもしれないから記述しない」と言っていたら何も書けないと思います。「今後増え続ける中で全てを追記し続けていてもキリがない」←キリがないから書いてはいけない、という根拠がよくわからないです。先ほども書きましたが、私は細かいところまで記事が充実するのはいいことだと思っています。まとめると、どれも「低評価の階層について書いてはいけない」とルールで制定する理由には弱いと思います。「書いてはいけない」はかなり強いルールだと思うのでやるのは慎重にしたいです。高評価と低評価で整理したいのであれば、「高評価の階層一覧」と「低評価の階層一覧」で一覧を分けるのはいかがですか? -- 名無しさん (2022-11-23 14:43:38)
- ↑ 評価 -1 の記事が削除されるというルールがある状況で、評価 0 の階層の記述が追加され、その後に案の定その階層が削除されたということがありましたが、これを「気付いたら消せばいい」とするのは無責任だと思います。ルールで縛りを設けることは慎重にしたい、というのは同意見ですが、現状JP関連記事に関する記述には誤解や粗が多く、後から順次修正している状況です。現在ある記述を消すのは保留しておくとして、「公開後1週間以内のコンテンツに関する記述は行わない」というWikiのルールを適応するのはどうか、と考えましたがいかがでしょうか。 -- 名無しさん (2022-11-23 15:26:10)
- ↑無責任とは言いますが、評価数に関わらず修正はあり得ますし、「完成品としてすでに正式公開された記事」に対して、その記述の全てに責任を負い切るのは不可能だと思うんですよね。ただ、私は「将来的に誤った記述になる可能性があるものは、責任を負えないのなら、全て記述を禁止するべき」とは思いませんが、「誤った記述は直すべき」だとは思っており、低評価の階層は後から直す二度手間になる可能性が高い、というあなたの懸念は理解しました。また、1週間ルールについても今まで接触しないのではないかと考えていましたが、確かにルールに照らすと1週間待った方がいいかもしれないとあなたの意見で考え直しました。(続く) -- 名無しさん (2022-11-23 16:30:04)
- (続き)なので「評価数による執筆の可否」に関するルールは保留にして、あなたの提案する「1週間ルールの厳密な適用」に同意します。消えるくらい低評価の項目なら1週間経たず消えそうですし、逆に1週間以上残ってるならもう存在を認められてる(後から大きく修正される可能性はあるが、それは他項目と同じ)と考えてもいいでしょう。個別に特例ルールを作るよりスマートな良い案だと思います。(続く) -- 名無しさん (2022-11-23 16:31:08)
- (続き)ところでここまではβ版のwikidot版について話をしていましたが、Fandom版には投票モジュールが一部の記事にしかないように見えるのですが、こちらは引き続き評価数など関係なく、項目作成から1週間経ったら追記しても構わないということでよろしいですか? -- 名無しさん (2022-11-23 16:32:08)
- ↑基本的にそのスタンスで問題ないと思います。 -- 名無しさん (2022-11-23 20:29:40)
- ↑ではそのようにしましょう。注意書きを追記しておきました。折り畳みの方はお任せします。提案お疲れ様でした。 -- 名無しさん (2022-11-23 21:12:40)
- 日本版階層に関する記述がごっそり消えているのですが、事前相談なしにやるのはルール違反かつマナー違反ではないでしょうか…? -- 名無しさん (2022-12-09 13:16:07)
- 加えて日本版FandomおよびWikidotに関して「非公式」と追記されていますが、両者とも本家Fandom・Wikidotとそれぞれリンクされているので「非公式」ではないと思います。 -- 名無しさん (2022-12-09 13:17:43)
- とりあえず元の状態に戻しました。 -- 名無しさん (2022-12-09 21:58:30)
- https://backrooms.fandom.com/ja/wiki/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB:Hexirp?useskin=fandomdesktopより、「初めまして、 Starnest さん。このウィキは、まだ英語版 Backrooms Wiki とはつながっていません。」とサイト管理者が言っているので非公式じゃないでしょうか?-- 名無しさん (2022-12-10 21:58:30)
- ↑現在のFandom-EN、Wikidot-EN のサイトにある他言語Wikiへのリンクは本項目で取り上げられている日本版Wikiと相互に繋がっています。 その投稿は2022/02のものなので現状とは一致していないのではないでしょうか -- 名無しさん (2022-12-13 15:57:57)
- 荒らしコメントを削除し、無断で削除された日本版階層に関する記述を差し戻しました。 -- 名無しさん (2022-12-14 18:46:16)
- コメント消すのは大丈夫なの? -- 名無しさん (2022-12-18 21:53:05)
- ↑大丈夫なの?というのが何を指すのか分かりませんが、相談所に報告なかったコメントも消えてるんじゃないかとかそういうことですか? -- 名無しさん (2022-12-18 22:03:38)
- Level3999から現実に帰れなくなった。 -- 名無しさん (2023-01-10 19:17:22)
- ↑ 3999は出口が多いからね、ちなみにどの出口に行ったのかな? -- 名無しさん (2023-01-13 11:24:44)
- タスクをクリアしたらThe End に行った。 -- 名無しさん (2023-01-13 19:30:46)
- The ENDかまあがんば -- 名無しさん (2023-01-23 09:18:09)
- 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-24 10:56:30)
- オリジナルの動画は今見ても秀逸な出来栄え -- 名無しさん (2023-02-07 06:59:07)
- 相談所に報告のあった違反コメントとそれに触れたコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-03-08 20:47:36)
- 相談所に報告した違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-03-31 11:54:33)
- Level 93 N の説明が簡潔すぎたので加筆しました -- 名無しさん (2023-05-24 13:26:42)
- 最近の追記が一部適当すぎませんか?解説を入れるのなら解説を入れるなりに元記事の内容をちゃんと読んだ上でやるべきだと思うのですが、それすら達成できていない解説記述があまりにも多いように思います。 -- 名無しさん (2023-05-30 15:36:32)
- ↑ご不満に思わせて申し訳ないです。私の方でもクオリティを上げる努力をしますが、全ての編集があなたの納得できる結果になるかは保証できないので、最終的には気になる部分はお手数ですがご自身での追記・修正をお願いします。 -- 名無しさん (2023-05-30 17:42:55)
- ↑納得できるできないではなく、明らかに内容が全くない、あるいは間違った記述が掲載されている状態は好ましいものとは思えませんので、きちんと内容を正確に把握できていない記事の紹介はそもそもするべきではないと考えます。また現状のようなリスト化も同様に好ましいとは言えないでしょうし。 -- 名無しさん (2023-05-30 22:59:14)
- ↑誤った部分に関しては減るように努力します(編集時のルールによると「事実無根なデタラメ内容の追記」が禁止事項なので。ただし、もともと想像力を喚起し考察させるホラー的な階層が多いため、いわゆる「解釈違い」についてはある程度はご容赦ください。そういう考察的な内容はやめた方がいい、というのであれば少し考えさせてください)。内容が足りない部分は追記をお願いします(りどみ(アニヲタWiki)によると「利用者が互いに編集し合いながら作成していく」wikiなので)。また、リスト化が好ましくないというのはどのような根拠ででしょうか? -- 名無しさん (2023-05-31 00:20:31)
- ↑本来の記事の趣旨や説明に対し、関連する情報のほうが膨大化し冗長的になってしまうといった点が懸念されますし、「編集時のルール」においては項目の長さを短くすることが努力目標とされています。Fandom版、Wikidot版ともに投稿記事が依然増加傾向ですし、無理に全部を掲載する方針ではなく、ある程度かいつまんだ記事紹介の掲載に留めるのが妥当であると考えます。 -- 名無しさん (2023-05-31 00:44:22)
- ↑短く端的な項目に良さを感じる気持ちはわかりますが、私は記事は細かいところまで充実している方がいいと思っているので、あなたの要求が記述の至らなさの改善ではなく、「既存の記述を削除し、編集を制限するルールを設けること」なのであれば、反対させていただきます。(続く) -- 名無しさん (2023-05-31 12:21:24)
- (続き)ただ、無尽蔵に増えるものを1記事のリストに無尽蔵に追記していっていいのか、というのは確かに議論の余地があると思いました。私はアリではないかと思うのですが、問題提起したいのであれば議論所などに持ち込んではいかがでしょうか。それでwikiのルール上ナシになったのなら私も従います。(その場合は階層一つずつを個別記事として建てられないか検討します) -- 名無しさん (2023-05-31 12:21:41)
- ↑了解しました。では、議論所に持ち込んだ上で検討、という形が妥当かもしれません。現在の記述を削る方向は同様に私も反対です。 -- 名無しさん (2023-05-31 13:11:55)
- ↑「肥大化項目記述独立・簡約化等議論所」に議論を持ち越しました。 https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17534/1486515419/734 -- 名無しさん (2023-05-31 14:08:51)
- ↑了解しました。あなたの要求はサイト単位での記事の分割なのですね。私が反対しているのは「既存の記述の削除」と「編集制限」なので、今すぐ分割すべきほどの文量だとは思っていませんが、分割すること自体は今のところ積極的に反対はしません。議論の流れを覗いておいて、何かあったら書き込ませていただきます。よろしくお願いします。 -- 名無しさん (2023-05-31 18:11:16)
- 議論所に動きがないようですね。議論所では「個別ページを作るべき」という意見もある一方、既存個別ページのRun for your life!やLevel37(backrooms)では「個別の記事を作るのではなく、項目に追記するべき」という意見もありましたので、処置を検討しないのであれば、容量オーバーなど急を要する状態でもないため、現状のまま編集を続けさせていただきます。よろしくお願いします。 -- 名無しさん (2023-06-07 12:02:55)
- 日本版Backroomsの設定が地獄すぎる。頼れる組織?ありません。基本ソロで活動させられます。便利な武器?ありません。エンティティからは逃げてください。「外れ落ち」なくても普通に生活をしてても迷い込みます。地獄かな? -- 名無しさん (2023-08-19 22:25:53)
- scpの二番煎じ -- 名無しさん (2023-08-21 20:16:03)
- Level 0の画像の出典先が 見 つ か っ た ! ! ! -- 名無しさん (2024-06-02 21:45:31)
#comment(striction)
*2 実は出口が存在しているが、そこに辿り着くのは非常に稀である。
*3 広大に広がるアーケードであり、入口で渡されるタスクをこなすことによって現実世界(Backrooms風に言うとfrontroom)に帰ることができる。
*4 wikidot版では“Tutorial Level”
*5 よく勘違いされるが、レベルの深さ=レベルの生存難易度ではない。
*6 そもそもの話この数字はあるメンバーが独断で書き加えたものであり、コミュニティ全体で受け入れられていたものではないことにも留意する必要がある。実際、この記述が存在した期間は2/8〜同年3/25と短い。
*7 大雑把に言えば「名前がついた」
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