登録日:2021/08/31 Tue 00:39:31
更新日:2024/06/03 Mon 13:47:30NEW!
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地球防衛軍シリーズ サポーター 兵種 エアレイド 支援要請 設置兵器
エアレイドとは、『THE 地球防衛軍シリーズ』のうち、『2』の移植・強化版である『V2』及びその移植版である『for Nintendo Switch』に登場する兵種である。
概要
『4』『5』に登場した「エアレイダー」を、移植に合わせて性能を調整したキャラクター。
頭全体を覆うヘルメットを被り、背中には巨大な通信機を背負った特殊部隊員のような姿をした兵士。ベースカラーは緑。
「陸戦兵」「ペイルウィング」と同じく、キャラクター性は極力排されており、悲鳴ぐらいしかセリフはない。
ゲーム中には陸戦兵と同じく男性しか登場しないが、女性がいるのかは不明。
「エアレイダー」との違いとして、兵器の召喚はできなくなった。その代わり後述のように兵器の性能にプラス補正をかける能力を有する。
キャラクター性能
基本的な動きは陸戦兵と全く同じであり、移動速度や緊急回避、体力の初期値と成長具合などは全て陸戦兵と同様の挙動をする。
陸戦兵と同じく兵器への搭乗も可能。
使用武器以外には、
- 武器を3つ同時に装備できる。ただし、武器の重複ができない。
- 兵器に搭乗した場合、能力にプラス補正がかかる。
という違いがある。
使用武器は陸戦兵のものとは全く異なっており、主に味方を支援すること、味方に支援してもらうことに長けたラインナップとなっている。
エアレイドの武器はおおまかに「時間リロード」と「功績ポイント」の2種類のリロード方法に分けられる。
前者は陸戦兵と同じく、時間経過でリロード。ただし、支援兵器タイプの武器はエアレイド自身がリロードするわけではないため、構えていなくてもリロードが行われるという極めて大きなメリットがある。手持ち武器に関しては陸戦兵と同じリロード形式。
後者は単なる時間経過では一切リロードされず、敵を倒して集めた功績ポイントを消費して放つことができる。この功績ポイントは味方が集めたものでも構わないため、協力プレイでは飛躍的にリロード速度が高まる。
それ以外にも味方を守ったりサポートしたりする特殊な武器を多く所持しており、総じて自分自身で戦うよりも援護が得意な兵種となっている。とはいえ、陸戦兵にはない独特な武器もあるので、個人戦闘も十分こなせる。
致命的な弱点として、支援兵器召喚タイプの武器は全て地下マップでは使用不可になってしまう。当たり前と言えば当たり前だが。
ただ、エアレイド本人はスプレンダータイプのリムペットガンを用いることで、かなり立ち回りは楽にできるので、選択肢が大きく封じられるのは確かだが弱キャラではない。
武器一覧
砲撃要請
発煙筒を投げて着弾ポイントを支援砲撃してもらう。全て功績ポイントタイプ。
単発火力が非常に優れる反面、あくまで「投擲武器」なので、自爆しやすい。
広範囲攻撃の「榴弾砲」と、狭い範囲に火力を集中させる「カノン砲」の2系統が存在する。
カノン砲はソラスに対して非常に有効。
エアレイダーと違い、着弾点の予測機能がないので、どのように投げたらどこに落ちるかは感覚で把握しておく必要がある。
なぜか手で投げているだけなのに異様に射程が長い(大体200メートルぐらいは余裕で届く)。
武器自体の重さの違いもあるとはいえ、陸戦兵のグレネードは精々数十メートルしか飛ばないので、余計にこの剛腕が気になる。
まぁこれぐらい飛ばないと自爆のリスクが高すぎるのだが……あぁ見えて反重力装置でも入っていてものすごく飛びやすいのかもしれない。
ガンシップ要請
ビーコン弾を射出し、着弾点に向けて支援砲撃を行う。
リロード時間は総じてそれなりに長いが、前述のように構えていない時でもリロードしてくれるという長所を持ち、サブとして構えておくと便利。
ビーコン弾の射程はそれなりでズーム機能もあるが、ゆるやかに飛んでいくため狙撃は結構難易度が高い。
「着弾した敵に攻撃する」ではなく、「着弾したポイントに攻撃する」である点に注意。着弾点から敵が離れると容赦なく元の着弾点に撃ち込まれる。
逆にこれを活かして時間差で待ち伏せるように弾を送り込めると非常に有用。
火力が高めの弾を少数放つ「~ミリ砲」シリーズと、低火力弾を多数ぶち込む「機関砲」シリーズがある。
爆撃機要請
発煙筒を投げ、着弾点に向けて爆撃機の編隊を召喚して支援攻撃を行う。全て功績ポイントタイプ。
「着弾点」と「投げた方向」による爆撃機の侵入方向の設定が個別にされており、同じカテゴリでもものによって攻撃範囲が大きく変わるのが特徴。
攻撃範囲の広さに対して弾の密度がそこまでないので、意外と誤射のリスクは低め。ただ逆に言うと、少数の敵を相手取るのは不得手。その辺の相手はガンシップ要請に任せた方が良い。
基本的には序盤戦での雑魚掃討がメインの役割となる。
ちなみに召喚された爆撃機は一応市民と同じくNPCとして扱われているため、たまに敵のターゲットを奪っていく。すぐに消えるのであまり有効活用はできないが。
巡航ミサイル要請
レーザー照射装置を用い、照射ポイントに向けてミサイルを放つ。リロードタイプと功績ポイントタイプが混在している。
照射ポイントに「正確に」ミサイルが放たれる性質上、他の支援兵器に比べピンポイント狙撃に長けているのが特徴。多少外れても、ミサイルなので爆風で巻き込みやすい。
ただし、有無を言わさず照射ポイントに飛んでくるため、うっかり目の前を敵が横切ったりすると味方のミサイルとこんにちわという嫌な展開になる可能性も高い。
また、効果時間中はずっと照射していないとミサイルの狙いが定まらないため、他の行動をとれなくなる欠点もある。
さらに発射開始までにやや時間がかかるため、動き回る相手だと発射まで手間取ることも。これは建物などを仮ターゲットにすることで解消できるが。
シリーズは標準型の「巡航ミサイル」、多数のミサイルを連続で発射する「ライオニック」、単発だが威力と爆破範囲が異様にデカい「テンペスト」、なぜか爆発しない「ウォーハンマー」が存在する。
衛星兵器要請
レーザー照射装置を用い、照射ポイントに向けて衛星から光線を放つ。これもリロードタイプと功績ポイントタイプが混在しているが、基本的にスプライトフォールが功績ポイントタイプとなっている。
多段ヒットでダメージを稼ぐタイプであり、単発ダメージは低いが照射し続けることでダメージを稼ぐ。
基本形の「サテライトブラスター」、広範囲攻撃の「スプライトフォール」、単発攻撃になった代わりに照射までの時間も短縮された狙撃型の「スプライトフォールModeβ」などがあるが、特殊兵器として「ラグナブラスター」「ルール オブ ゴッド」というものもあり、いずれも他のカテゴリとは桁が外れたかなりとんでもない攻撃範囲と威力を持つため、使用には細心の注意を要する。
リムペットガン
着弾点で吸着し、起爆ボタンで爆発する弾を放つ特殊な銃。
エアレイドにおいて数少ない常用できる携帯武器という極めて希少な存在であり、慣れないうちはこのカテゴリを一つは携帯しておきたいところ。
特に地下マップではこれがないとかなりキツイ。
やや操作は煩雑だが、慣れれば十分使いやすい。
弾数は少なめだがリロードは早く、爆発で他の敵を巻き込みやすいで火力はそれなりに出る。
原則起爆するまでリロードは行われない点に注意。
タイプ違いが多く、基本形の他、単発ダメージを重視したタイプ、連射性と弾数を重視したチェーンガンタイプ、乱反射する弾をばらまくスプレンダータイプ、着弾点の近くを敵が通ると弾をばらまくディテクタータイプなどがある。
設置兵器
色々と細かいカテゴリーに分かれているが、「発射ボタンでその場に設置し、起動ボタンで何かをする」というのが大体一致している。
構えている時しかリロードが行われず、全体的に使いづらいがその分独特な効果を持つものが多い。
- ローラーボム
ルンバ自走式爆弾を放って起爆ボタンで爆破する武器。
威力・装填数・リロード時間・爆破範囲などカタログスペックは総じて優秀なのだが、微妙に足が遅く使いどころが難しい。
ただ、壁の向こうにまで攻撃を届かせることができるのは便利と言えば便利。
- パトローラー
ローラーボムを自動爆破にしたもの。
しかし、安全のためか短射程では反応せず、とっさに使いづらい。
カテゴリそのものもまともなものは2種類しかない。
なぜか攻撃力0のおもちゃがカテゴライズされている。
- セントリーガン
その場に設置し、起動ボタンで弾切れまで周囲の敵を自動的に攻撃し続ける設置型の銃。
主に防衛戦で真価を発揮し、弾幕を形成して敵の接近を強固に防ぐ。
また兵器に取り付けて自動照準銃として用いることも可能。
一度全て使い切ると、リロードにかなりの時間を要するため、使いどころは慎重に選びたい。
通常タイプと爆薬を飛ばすランチャータイプがある。
味方には反応しないが、射線上に入ると容赦なく巻き込まれるので注意。
- アサルトビートル
跳ねながら敵に接近するカブトムシ型の爆弾。
おもちゃみたいな見た目だが、意外と爆破範囲とダメージは優秀で、使い勝手は悪くない。
ただし、最上位モデルのスタグビートルの挙動はかなり独特なので注意。
サポート装置
主に味方をサポートするための武器。基本ソロでの使い道はない。
- ライフベンダー
回復用のナノマシンをばらまく。リロード不可の使い切り。兵器やデコイにも効果あり。
「ベンダー」タイプはその場に設置し、徐々に回復していくタイプ。主に防衛戦で有効。
「スパウトガン」タイプは着弾点で即座に回復するタイプ。緊急時の救援などにはこちら。
- プラズマチャージャー
味方のペイルウィングのプラズマエネルギーのチャージを早める。ソロでは一切効果なし。
リロード時間が恐ろしく長く、使い勝手は非常に悪いが、効果時間そのものは長めで上手く使えばエネルギー管理を劇的に楽にしてくれる……かも。
- パワーポスト
味方の攻撃力を引き上げる。
設置型の「パワーポスト」と、射出型の「パワーアシストガン」がある。
地味だが、味方の数が増えるほど比例して効果が高まるので4人プレイでは有用な武器。
- ガードポスト
味方の被ダメージを軽減する。
こちらも設置型の「ガードポスト」と、射出型の「ガードアシストガン」がある。
なぜか軽減倍率はLV17の「ガードポストM2」がシリーズ中最も優秀。
特殊
カテゴライズが困難なものがここに含まれている。
- ワイヤー
全ての地球防衛隊員の怨敵、「凶虫バウ」の糸を再現した兵器。
電磁ワイヤーで触れた敵に多段ダメージを与える。
リロードが長めな割に射程が短く、装填数も少ないがダメージそのものはそれなり。
また、エアレイドにおいて至近距離で迷わず使っても自爆の危険が一切ない貴重な武器であり、近距離の切り返し役としては優秀。
- デコイ
風船型のデコイを膨らませる。耐久力が尽きるか時間経過で消滅。
名前の割に、これに集中的に攻撃してくれるような機能は一切ない。
「任意の場所に市民を召喚できるアイテム」と思えばいいだろう。使い方によっては色々と悪用可能。
- トーチカ
簡易式の障壁をその場に設置する。シリーズごとに耐久力・設置数・防御範囲などに違いがある。リロード時間は長い。
複数重ねてとにかく敵の攻撃を耐えたり、戦車に乗せてみたりといった使い道がある。
誘導装置
着弾点に味方の誘導兵器(ミサイルなど)を誘導する、というもの。ソロでの使い道はない。
初出の『4』では味方誘導兵器のロックオンに時間がかかっていたので、それなりに活躍の場面はあったのだが、本作では全ての誘導兵器が自動ロックオンタイプになっているため、
存在意義がほぼ皆無という悲しい存在に。
一応、対人戦では使えなくもないが、相手が誘導兵器を持っていないと完全に無意味。
数少ない実戦での使い道としては「スカイタートル」や「ガイスト」などの超低弾速タイプの武器を遠くの相手に強引に誘導させたりするのには使える。
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