ワルド(機界戦隊ゼンカイジャー)

ページ名:ワルド_機界戦隊ゼンカイジャー_

登録日:2021/05/10 Mon 05:03:50だトウロクビ
更新日:2024/05/27 Mon 10:58:36NEW!だコウシンビ
所要時間:約 80 分で読めるショヨウジカン



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○○ギア、セット!


感じるぞ!○○の世界の力!!



ワルドは『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場する怪人。
巨大戦力のダイワルドについては「ダイワルド(機界戦隊ゼンカイジャー)」を参照。



概要だガイヨウ

本作における「今週の怪人」枠。
キカイトピア王朝トジテンドの一般戦闘員・クダックにトジルギアをセットする事で変化した人間界侵略の尖兵で、各々のトジルギア内部に封印された世界に由来した能力や武装を用いて侵略作戦を実行する。
ちなみにワルド化したクダックは、その時点で上級戦闘員のクダイターに昇格を果たす。
ワルドの姿も、頭部と両腕以外はクダイターと一緒もしくはその色違いとなっている(腕に関しては「手持ち装備が増える」「両腕も変化する」等のパターンがある)。
つまり、ワルドは正確には特殊能力を付与されたクダイターと呼べる存在であり、実際にクダイターとタメ口で普通に会話するなど、ワルドとクダイターの階級は対等な模様。
その為、彼らは怪人という枠ではあるものの、立場は上級戦闘員である。


やたらイケボ揃いな事に定評がある。
一方で女ワルドは劇中では一体も見かけられない…いや、判別が難しいのもいるにはいるが。
そもそもトジテンドは、上層部に女性構成員が皆無という何気に珍しい組織である。選民思想と共に男尊女卑も激しいのだろうか。


誕生時はイジルデもしくはバラシタラが(第15カイ!以降はゲゲも)トジルギアを選んで組み込むが、その際は

  • イジルデ指揮下:毒キノコ、氷、ボクシングなど純粋に攻撃力や殺傷力の高いワルド
  • バラシタラ指揮下:寿司、ドア、柏餅などイロモノ…に見えて、実際には戦力分断や精神攻撃に長けたトリッキーでえげつないワルド
  • ゲゲ指揮下:レトロ、磁石など2人の中間あるいは複合的なワルド。不測の事態が起こらなければゼンカイジャーを完封していた強敵揃い

という傾向が見られる。
参謀タイプのイジルデが攻撃系で、パワータイプのバラシタラが特殊系という対比が面白く、これは技官である故に経験が乏しく力押しをしようとするイジルデと、見た目の印象に反して狡猾で陰湿な作戦を好むバラシタラのスタンスがそれぞれ出ている。


自身のモチーフに関する語尾を付ける特徴があるが、これはクダックから一気に強力な存在へと進化した事に対して、早く慣れようと自分達で意識して付けている*1
一方で外見だけでは判別しづらくても、その語尾によっておおよその能力や素性がバレてしまうという欠点もある。
しかし、中にはそれを逆手に取り、語尾を自身の正体と違う単語にする事で、能力を巧みに隠して作戦を秘密裏に推し進めるという高度なテクニックを行った者もいる。



特性だトクセイ

能力の共通項は、トジルギアに封印された世界の「世界法則」を引き出し、人間世界にそれを悪意で歪めた形で無理やり適用するというパターン。
ワルドとの戦いは即ち別世界の法則そのものとの戦いを意味する。一体どんな生活してんだよって世界もある。
一方で、即座に危険・問題がない場合、瞬く間に改変された世界に適応してしまう『ゼンカイジャー』世界の住人の順応力の高さにもびっくりであるが。


総じてあまり賢くはないのか、どこかとぼけた言動をする個体が多いが、世界丸ごと一つの力を宿している事実は伊達ではなく、その能力を行使出来る範囲・規模は歴代怪人でもトップクラス。
というか歴代の戦隊のみならず、他のシリーズでも首領やラスボスクラスが持っている様な能力のワルドも普通にいる。
その力は出現する度に世界の法則を丸々書き換えているに等しく、劇中では早期にゼンカイジャーやツーカイザーに見つかって倒されているため事なきを得ているものの、下手をすれば本当にそのまま人間界制圧を完遂されていてもおかしくなかった個体も少なくない。
加えて世界改変自体も段階を踏む必要があり、最初は特に無害と思われた世界改変も出力が上昇する事で一気に凶悪化するパターンが大半を占める(通称「○○パワーレベルアップ」)。
なので

第一段階の世界改変で世界法則を塗り替え、一見無害に見える世界改変の影響に住人達を慣れさせて油断させる

ゼンカイジャーとの正面からの交戦を避けつつ、油断させたり混乱させたりして必死に時間稼ぎ

時間経過でワルドのパワーが充分に溜まったらトジルギアパワーのレベルアップを実行

世界改変の影響を一気に凶悪化させ世界を大混乱に陥れる

という流れがワルドの黄金パターン。
中にはトジルギアパワーのレベルアップを踏まない場合もあるが、この手順を踏む必要のあるワルドが多いのがワルドがスロースターターたる所以と言える。
ふざけてるようで実はヤバかった、というのはトリノイドに近い。



公式によると、「世界対象系」「人対象系」の2種類に大まかに大別されており、例を挙げれば

  • 世界対象系(世界法則そのものを変えてしまうが、人は変わらない):コオリワルド、ゴミワルド
  • 人対象系(世界は変えず、その世界に棲む人間に対して干渉する):ボクシングワルド、オニゴッコワルド
  • 中間系:キノコワルド

になるという。


また、中にはマヒルワルドやレンアイワルドやバカンスワルドの様に、地球全域に対して常識を捻じ曲げる効果を発揮する「常識改変系」とでも呼ぶべき射程距離・持続力・強制力・効果範囲が実質無限を誇るタイプもいる。
このタイプは世界に対して働きかける為に、直接攻撃を当てたりする必要がなく、発動を許した時点で作中世界そのものが術中に落ち、総じて完全撃破(=エピソード終了)までほぼ全員が術中に陥ったままとなる。
本作では「スーパー戦隊史上稀に見るカオス回」が連発するのも特徴だが、言い換えれば「相手の術中に戦隊側がハメられるケース」が連発しているという事である。


そうでなくても、基本的にゼンカイジャーは改変を事前に察知する方法も、途中で解除する方法も一切持っていない為、ほぼ毎回後手に回って改変法則の影響下で戦っている。つまり歴代シリーズでも類を見ない苦闘を強いられている事になる。



欠点だケッテン

ここまで書くと常識外れに強い怪人軍団にも見えるが、欠点も割と多い。
何だかんだでトジテンド側の一方的な蹂躙になっていないのは、ぶっちゃけると敵側の頭の悪さに救われているという部分が大きい。
公式サイトの備忘録では、「恐らくワルドさんの能力範囲がデフォルトで世界規模なのは、ワルドさんが凄いんじゃなくて、コントロールするという脳が無いだけなのでは……ゴホンゴホン!」とまで突っ込まれた。


フォローするとしたら、そもそもトジルギアは世界侵略アイテムであって、クダックのパワーアップは副産物に過ぎない。その為、トジルギアの機能で内部の世界の内容は識別できるが、ワルドとしての能力は実際に発現させてみないと分からない。
また発現内容のコントロールも不可能な模様。劇中での描写を見るに、一度法則改変を発動したら最後、ワルドが死なない限り半永久的に世界規模の法則改変はされたままとなり、範囲を絞ったり途中で改変を取り消したりもできない様だ。
つまり、事前に目的を持って生み出される他作品の怪人と異なり、ぶっつけ本番で発現した能力でもって世界を破壊するという、場当たり的な侵略しかできないと考えられる。
加えて発現する能力が大きすぎる上にあくまで後付けな為に、彼等自身も自分の能力をコントロールできないのだと思われる。


第34カイ!では、苛立つボッコワウスにワルドの失態を咎められたバラシタラから、「そもそもワルドが出来るまでどういう仕様になるのか分からんというのが問題である!」と、事前に能力を把握もできないという問題点が遂に指摘された。
しかし、トジルギア自体がイジルデが自分で考えて作ったものではないのもあって、結局イジルデにも問題は解決できなかったらしく、
その後もこの問題点を棚上げにしてワルドを出撃させざるを得ない状態が続いている。


また、敵味方関係なく作用してしまう厄介な能力をもったワルドもいる為、結局の所ワルド自身に任せた方がいいという面もある。


話を戻すが、劇中でのトジデントは問題だらけで

  • 上層部の戦略眼が足りず、作戦自体が大雑把*2
  • ワルド達も自分の力を把握しきれていない&使いこなせていないあるいは能力が強力過ぎて使いこなすのが難しい
  • そもそもトジテンド自体が並行世界にさしたる興味を持たず、エネルギー源としか考えていない

…という有様だが、それでもなおイレギュラーがなければ本当にゼンカイジャー側が負けていたケースも少なくない。
特に『仮面ライダーセイバー』の世界に出現したオリヒメワルドは、その能力の性質上、剣士達だけでは対処不能な難敵であり、ゾックスからの情報提供がなければ神山飛羽真達全員が詰んでいた可能性は高く、ぶっちゃけゼンカイジャー以外で彼らに対応できる戦隊もヒーローもごく限られていると思われる。
総じて、欠点も多いが戦隊怪人の中でも頭一つ二つ抜けて厄介な連中と言える。


ワルド自身の難点としては、特殊能力に極振りした結果、戦闘能力は戦闘員に毛が生えたレベルでしか無い事が割とある。要するに純粋な戦闘力はあくまで素の力だけしか無い模様。
また先述の通り能力の本領発揮まで時間がかかるスロースターターが多く、本体の貧弱さも相まって作戦が発動するまでの時間稼ぎに難儀する事がしばしばある。
特に戦闘への関与が弱い世界の場合は、ほぼ丸腰に等しかったケースもある位である。テニスワルド?テニスは格闘技らしいのでメイン盾並みに強い戦闘タイプであるのは確定的に明らか。(但し、そういったタイプは得てして能力の突破が困難極まるので、やはり攻略は決して楽ではない)
加えて能力の持続はワルドの存在に依拠するため、敗北してトジルギアが排出された時点でワルドが引き起こした世界改変は強制解除される。


後は「素体となったトジルギア世界に合わせてクダックの趣向や本能が変質し、モチーフに則した行動を本能的に取ってしまう」といった難点もある。
この本能は、兵士としての忠誠心や使命感以上の強烈な欲求である故に彼等自身にも抗い難く、本能にヒットしてしまった事柄には例え罠だと分かっていようがホイホイ釣られてしまう*3
というかワルド自身に自覚はないが、トジルギアを植え込まれる事によって元々の人格を抹消されてトジルギア由来の人格に書き換えられてしまっているのである。
この辺りは配下のキカイノイド達すら道具としてしか見ていないトジテンド上層部の闇と腐敗ぶりが伺える。
この人格改変の影響はあるゆる意味で大きく、中にはトジテンド特有の選民思想が特に無くなったり、異なる派閥のワルドとも派閥を気にせずに意気投合する者が現われる事もある。


先述のワルド本人の貧弱さとスロースターター気味な傾向への対策として、護衛役のハカイザーが生み出された。しかしハカイザーの不安定さから、後にステイシーもワルドの護衛兼ハカイザーの監視役を任せられる事になる。


また、「トジルギアパワーによる世界改変は同時に1つまでしかできない」という割と重大な欠点が、物語の4クール目になってようやく判明した。
そこまで判明に時間がかかった理由は、ワルドを生み出すイジルデとバラシタラの派閥が互いに協力する場面が無かった*4のと「一度の作戦で使用が許されるトジルギアは一つのみ」という方針だった事から、複数のワルドの同時出撃自体が無かった為である。
ぶっちゃけ、ボンワルドとショウガツワルドが(前述の人格改変の影響もあって)たまたま派閥を超えて意気投合していなければ、この欠点は最後まで発覚しないままだった可能性も高い。



一覧だイチラン

公式サイトプロフィール内では、ワルドの世界改変で出現する物体や現象を「名物」、ワルド自身の固有武装・技を「名産」とそれぞれ記載している。
あくまでその世界の特徴を悪意的に解釈しているものなので、実際のスシトピアで本当に人間寿司が名物だったり、カシワモチトピアで柏餅を巡って日常的に争いが起きていたり、オニゴッコトピアで全住民が延々鬼ごっこに興じていたりする訳ではない。
カシワモチトピアはある意味それ以上に奇怪な世界だったが。

第2カイ!~第10カイ!


  • キノコワルド

可愛いだの美味そうだの、油断するからだキノコ!


CV:かぬか光明
身長:192cm
体重:288kg
世界:キノコトピア
名物:野生のキノコ(毒胞子)
名産:スマッシュパンチ、ギャラクティカマシュルム


第2カイ!に登場。
キノコが群生する世界「キノコトピア」を閉じ込めた「キノコトジルギア」を組み込んでニョキッと誕生したワルド怪人第1号。
紫色のいかにも毒がありそうなキノコを模した縦長の頭部が特徴で、両腕のキノコ型スパイクグローブでボクシングの様に戦う。
必殺技はパンチで相手を軽々ぶっ飛ばすギャラクティカ・マシュルム
語尾は「~キノコ」。ただ最初のワルドだった為、最初は語尾をつけずに普通に話していた。というか「キノコワルド」とイジルデに呼ばれた時に自分の事だと気づいていなかった。


キノコパワーを悪用し、人々の頭や周囲のいたる所に無限にキノコを生やし、奇怪なキノコの世界を作り出す事が出来る。
具体的には街中にキノコを生やし、更に人間・キカイノイド問わず通行人の頭にもキノコを生やさせるというもの。
このキノコは一見無害だが、実際はキノコワルドの意思一つで毒性の胞子を撒き散らす事が可能。
これによって「キノコが生えるくらいなら慌てる事はない」「むしろ可愛くない?」と人々が気を抜いたタイミングで毒胞子をばら撒き、一気に人間界を制圧する広域バイオテロを実行した。
最初期のワルドながら、「殺傷力」という点では未だにトップレベルに危険度の高いワルドである。


裏モチーフは『科学戦隊ダイナマン』のダイナイエロー/南郷耕作の衣裳で、彼のテンガロンハットがキノコの傘になっている。


  • コオリワルド

一人仲間が増えようが、俺の作った氷の世界を変える事など出来んコオリ!


CV:大畑伸太郎
身長:189cm
体重:284kg
世界:コオリトピア
名物:町一面のスケートリンク
名産:ツラランス


第3カイ!に登場。
氷で覆われた世界「コオリトピア」を閉じ込めた「コオリトジルギア」を組み込んで冷静に誕生したワルド怪人。
青いかき氷機のような形状の頭部には出力調整用のハンドルが付いており、右腕の氷柱の「ツラランス」から猛烈な吹雪や氷の針を射出する。
語尾は「~コオリ」。また命令に対し「アイっす!」と返事することも。


コオリパワーを悪用し、地面も海もカチコチに凍った氷河期に変え、奇怪な氷の世界を作り出す事が出来る。
具体的には街を瞬時に凍らせ、人間界を氷河期の如き超極寒の世界に変えてしまう。
河川や海が凍るだけでなく路面全体が凍結する為、何らかの対策を講じない限り地面がツルツル滑りすぎてまともに動けなくなる。
トジルギアパワーで人間界を一気に制圧するべく行動し、ゼンカイジャーとの初戦では彼ら(とバラシタラ)が地面の氷に足を滑らせたせいで取り逃がすというアクシデントこそあったものの順調に作戦を続行。
遂にはウミネコ埠頭沖を海中の魚ごと凍らせるなど生態系にも被害を齎し始める。
そこをゼンカイジャーに発見され、氷河期を知らない介人のボケに啞然としたのち再戦に突入、戦う決意を固めたマジーヌの参戦によって敗れた。


裏モチーフは『獣電戦隊キョウリュウジャー』のキョウリュウゴールド/空蝉丸で、彼が首に下げている古銭型ネックレスが首の装飾になっている。チョイス理由はアイス好きであるかららしい。


  • ボクシングワルド

貴様らの世界のルールを、ボクシングトピアのルールに変えてやったボクシング!


CV:真木駿一
身長:187cm
体重:281kg
世界:ボクシングトピア
名産:老若男女無差別級ボクサー
名物:マウスピース、ブンナックル


第4カイ!に登場。
ボクシングで全ての優劣が決まる世界「ボクシングトピア」を閉じ込めた「ボクシングトジルギア」を組み込んで、「アイムウィナー!」と誕生したワルド怪人。
語尾は「~ボクシング」。威勢の良い煽るような口調で喋る。なお自身もボクサーらしく口にマウスピースを嵌めている。


ボクシングパワーを悪用し、ゴングが鳴ったらいつでも誰でもハードパンチャーのボクサーとなってしまう、奇怪なボクシングの世界を作り出す事が出来る。
具体的には額のゴングを鳴らしてその音を聞いた人間を洗脳し、強制的にボクシンググローブを嵌めさせ、闘争心旺盛なボクサーに変えてしまう。
ボクサー化した人間は平常時より身体能力が著しく向上し、腰の曲がった老人であろうとプロ顔負けの鋭いパンチを打ち込めるようになる。
更に「試合」という名目で細かい指示を与える事も可能。これによって侵略先で人質も兼ねた即席の戦力を調達できる。
世界改変以外にも両腕にはブースター付きのグローブ「ブンナックル」を装備し、強烈なロケットパンチを繰り出す。


トジルギアの秘密を知ったブルーンの口を封じようとするイジルデの命令で「トジテンド杯タイトルマッチ」を開催。市民にブルーンを袋叩きにさせて暗殺しようと目論んだ。


裏モチーフはボクシング繋がりで『超力戦隊オーレンジャー』のオーグリーン/四日市昌平。顔の目と髭で、オーレンジャーのユニフォームの模様が再現されている他、腕のグローブにオーレンジャーの変身アイテムであるパワーブレスが付いている。


  • スシワルド

握りお待ち!スシトピアの力で、この世の全てを握ってやるスシ!


CV:青山穣
身長:186cm
体重:279kg
世界:スシトピア
名産:特上人間握り寿司
名物:ミサイルA・B、ワサビーム


第5カイ!に登場。
寿司職人の世界「スシトピア」を閉じ込めた「スシトジルギア」を組み込んで、「へいらっしゃい!」と誕生したワルド怪人。
語尾は「~スシ」。まさに寿司屋の大将のような江戸っ子口調で喋る。


スシパワーを悪用し、人間もキカイノイドも物も何でもがっちり握られてしまう、奇怪な寿司の世界を作り出す事が出来る。
具体的には、スシパワーによって巨大化させた手で人や物を文字通り「握り」、強引に寿司に変えてしまえる。
見た目はシュールだがシャリとワサビの粘着力は半端ではなく、被害者はスシワルドが倒れて解除されない限り、絶対にその場から動けない。
勿論戦闘においても有効な技であり、相手が複数人だろうが問答無用で拘束出来るのは極めて強力。介人とジュランもベンチと一緒に握り、一時的に戦線離脱させてしまった。マジーヌ「カラーリングがはちゃめちゃマグロ!」
しかしスシトピアの寿司職人の精神まで受け継いでいるらしく、酢飯の匂いにふらふらと引き寄せられてしまうという妙な習性を併せ持つ(ガオーン曰く『本当は人間じゃなくてシャリとネタで握りたい筈』)。
飛び道具として、大トロ握りを模した頭部に内蔵した辛さ抜群のビーム砲「ワサビーム」、両腕のレーンに乗った寿司の皿から発射されるエビ型の小型ミサイル「ミサイルA・B」を使用可能。
接近戦ではクダイターと同じ電撃槍「プラグランサー」を用い、イロモノめいた外見に反し総合的な戦闘力は高め。


裏モチーフは『侍戦隊シンケンジャーシンケンゴールド/梅盛源太で、シャリ部分が源太の法被の模様になっている。


この日のSHTは1時間まるまる寿司タイムだった。



  • ゴミワルド

俺のゴミから出したゴミ電波で精神を蝕み、人々がゴミの様になる!
これぞ世界をゴミで包む計画の本質ゴミ!


CV:姫野惠二
身長:197cm
体重:296kg
世界:ゴミトピア
名産:廃棄物ロード
名物:ダストシュート、ダストーム


第6カイ!に登場。
ジャンクワールド……もといゴミ塗れの世界「ゴミトピア」を閉じ込めた「ゴミトジルギア」を組み込んで、不潔に誕生したワルド怪人。
巨大な青いゴミバケツの様な頭部が特徴。ところで蓋の隙間から覗く黒い触角と赤い複眼はもしかして…。
語尾は「~ゴミ」


ゴミパワーを悪用し、大量の廃棄物が積もり積もった、奇怪なゴミの世界を作り出す事が出来る。
頭部から無限にありとあらゆるゴミを吐き出し周囲を即座にゴミの山で埋め尽くせる上に、生み出したゴミからは人々を無気力にする「ゴミ電波」を放射しゴミ山に近づく者を軒並み無力化させられる為、表立った破壊活動を行わずに人間界を征服しようと目論んでいた。


戦闘では左腕のゴミ袋型送風機から悪臭を含む強風「ダストーム」を放って敵を吹き飛ばす。また側頭部には牽制用のマシンガンがついている。


作戦の都合上ゼンカイジャーとの交戦は極力避けようとする一方、パワー自慢のゼンカイブルーンと真っ向から張り合える程度には実力も高い。
というか序盤の敵の割にはかなり強くヨドンが好みそう」「普通に凶悪」「解放しない方が絶対良い」「ワルドの強弱の基準になりそう」「これから出てくるワルドが『ゴミワルドよりマシ』と言われると思うと可哀想」と、ファンからはやたら高評価。
そんなゴミワルドを生み出したバラシタラもこの作戦にはかなりの自信を持っていたが、「儂はゴミに塗れた世界など欲しくはない!」と肝心のボッコワウスからは不評だった。*5


一方でゴミ仕様の名乗りを決めたゼンカイジャーに対して「貴様ら、それでいいゴミ!?」とマジレスする一幕も。


裏モチーフは『鳥人戦隊ジェットマン』のブルースワロー/早坂アコで、チョイス理由は彼女のメイン回にゴミジゲンの話があったため。ゴミ箱に彼女の衣裳と同じ模様がある他、ダストームにクロスチェンジャーが付いている。


  • ドアワルド

ドアワルドドア!ど~もど~も~!


CV:千葉翔也
身長:188cm
体重:282kg
世界:ドアトピア
名産:日帰りドア&ドアツアー
名物:ファイブドア


第8カイ!に登場。
ドアだらけの世界「ドアトピア」を閉じ込めた「ドアトジルギア」を組み込んで、「どーもどーも」と誕生したワルド怪人。
エネルギー切れでダーク戦隊ロボが一気に消滅して困惑するステイシーザーの前に、バラシタラと共に登場。以降はバラシタラの命令でステイシーの護衛(という名の監視)役を務めていたが、当人からは終始邪険にされていた。
語尾は「~ドア」「ど~もど~も」が口癖の諂ったような口調で話すが、実際は好戦的な性格。


右腕のサイコガン鍵状のライフルからドアパワーを利用した「ファイブドア」を召喚した後、ドアトジルギアパワーを悪用して扉を開くたびに別の扉の向こうへ飛ばされてしまう、奇怪なドアの世界を作り出した。
この「ファイブドア」はいったん飛びこむと、扉を開くたびに別の扉の向こうへ何度も飛ばされてしまう。
その範囲は一般家庭・和室・エレベーター・トイレ・人間とキカイノイドの三角関係の修羅場・銭湯の男湯・柔道場・取り調べ室*6・結婚式場・映画館・外国*7と幅広く、
しかも和室の障子戸やのドア、さらには窓やマンホール*8にまで能力は影響するので、目的地に行くにはドアを通らずに自力で走っていくしかない。
それに気付いたジュランたち四人は機界モードで巨大化し全速力でゼンカイザーの元へ駆けつけた。マスクマンファイブマンの偽物パイセンを踏みつぶして。あとこの日の偽物パイセンはやたらとマン揃いだった
それに怯まぬドアワルドだったが、長々と付き纏われていい加減鬱陶しくなったステイシーザーのシーザー暗黒邪縛撃を受け爆死してしまった。


何気にトジルギアを悪用した能力が地球全土を一瞬で蝕む場合もある事が初めて実証されたワルド。



  • カシワモチワルド

三丁目のスーパーに、柏餅があるカシワモチ~!


CV:阿部敦
身長:184cm
体重:276kg
世界:カシワモチトピア
名産:やみつき柏餅
名物:秘技・柏手砲


第9カイ!に登場。
柏餅の世界「カシワモチトピア」を閉じ込めた「カシワモチトジルギア」を組み込んで、葉にくるまれて誕生したワルド怪人。
バラシタラの作戦により最近柏餅を食べた人々を柏餅中毒にするパニックを引き起こした。
語尾は「~カシワモチ」。モチーフに似合わないイケボの持ち主で、クールな口調が特徴。
詳細は該当項目にて。



  • マヒルワルド

はあ~…敵に見つからぬようにとはいえ、俺がこんな薄暗い場所に潜まねばならんとは…


CV:田丸篤志
身長:190cm
体重:285kg
世界:マヒルトピア
名産:エンドレスヌーン
名物:マヒルーペ


第10カイ!に登場。
真昼の世界「マヒルトピア」を閉じ込めた「マヒルトジルギア」を組み込んで、陽気に誕生したワルド怪人。「ヒルマ」ではない。ここ超大事。
語尾は「~マヒル」
詳細は該当項目にて。



第11カイ!〜第20カイ!


  • オニゴッコワルド

さぁ、逃げろ逃げろ!オニゴッコトピアのパワーによる鬼ごっこ、スタートオニゴッコ!


CV:寺島惇太
身長:187cm
体重:289kg
世界:オニゴッコトピア
名産:鬼のお面
名物:ロケットタッチ


第11カイ!に登場。
鬼ごっこの世界「オニゴッコトピア」を閉じ込めた「オニゴッコトジルギア」を組み込んで、鬼の形相で誕生したワルド怪人。
語尾は「〜オニゴッコ」。言動は軽いノリが多く、お尻ペンペンしたりと全体的に子供っぽい。


オニゴッコパワーを悪用し、鬼だけが無尽蔵に増え続ける、奇怪なオニゴッコの世界を作り出す事が出来る。
具体的にはオニゴッコワルドにタッチされた者の全員が「鬼のお面」を着けた鬼となり、以後オニゴッコワルドの指示に服従する様になり、自分の意志や疲労度と関係なく人々を追いかけ続ける強制鬼ごっこがスタート。
おまけに鬼にタッチされた者も新たな鬼と化し、結果ねずみ算式に犠牲者が増殖する擬似バイオハザードが発生。
加えて鬼化した時点で鬼ごっこ以外のあらゆる行動が封じられる為、極短時間で都市機能が崩壊する。
世界中の人間の鬼化=トジテンドに支配されたのと同義なため、通常の鬼ごっこと異なり逃げるだけでは許されないなど色々厄介。
このゲームは、オニゴッコワルドの額のスイッチにタッチする事によってオンオフ可能である。
逆に言えばスイッチを1度でもオフにされれば影響が完全にリセットされるという欠点を抱えている。


タッチだけで問答無用で鬼化してしまうため、ふざけた能力の割に案外強敵。
離れた相手には遠隔操作可能な両腕を射出し「ロケットタッチ」をお見舞いする。


東映公式サイトでのこの回のあらすじは、鬼違いで某大人気漫画みたいな文章で始まっていた



  • カタツムリワルド

イッヒッヒヒ!スローな世界をゆっくり味わうがいいカタツムリ!


CV:川津泰彦
身長:186cm
体重:287kg
世界:カタツムリトピア
名産:スローエリア
名物:マイマイクロミサイル


第12カイ!に登場。
カタツムリの暮らす世界「カタツムリトピア」を閉じ込めた「カタツムリトジルギア」を組み込んで、のんびり誕生したワルド怪人。
青いカタツムリを模した頭部の装甲は極めて頑強。目に当たる部分は連射可能な小型ミサイル「マイマイクロミサイル」になっており、後述のスローエリアで動きを封じた敵を一方的に狙い撃ちする。
語尾は「~カタツムリ」。カタツムリだけにのんびり屋。


カタツムリパワーを悪用し、人や物の全ての動きがゆっくりになってしまう奇怪なカタツムリの世界を作り出す事が出来る。やがて人々の身体が段々とカタツムリ化していくわけではない。テニスワルドの事を考えると、流石にニチアサで人間のカタツムリ化はやらないらしい…
具体的には一定範囲に「スローエリア」を作り出す「マイマイフラッシュ」を目から放射する。
このスローエリア内では人や物体、弾丸すらゆっっっくりとしか動けなくなるため、影響を受けた者は殆ど抵抗出来なくなる。発生元のカタツムリワルド自身は影響を受けず、一方的に敵を甚振る事が可能。
当然、後からエリアに突入した者も遅くなってしまうため、何の備えも無しにカタツムリワルドに接近するのは自殺行為に等しい。
ただ本人がその能力に頼り切りなうえ、影響を受けないのはあくまでカタツムリワルド自身のみ
つまり相手がスローへの対策を確立した場合、実力や頭数の不利をクダック(や、この時点では存在しないがハカイザーのような護衛役)で補えないため自力で対処しなければならない
それを認識していなかった事が後々自身の首を絞める羽目になった。



  • リサイクルワルド

使えん下々の者をリサイクルして、リサイクルクダックに変えてやったリサイクル!


CV:石野竜三
身長:197cm
体重:297kg
世界:リサイクルトピア
名産:輝くリサイクルマーク
名物:リサイクルクダック


第13カイ!に登場。
リサイクルの世界「リサイクルトピア」を閉じ込めた「リサイクルトジルギア」を組み込んで、環境に配慮して誕生したワルド怪人。
外見はかつて出現したゴミワルドのスーツのリサイクルと瓜二つだが、胸部に輝くリサイクルマークが相違点。また武装も同じだが戦闘能力は低い。
語尾は「~リサイクル」
東映公式サイトの振り返りでは某光の国から僕らの為に来た我らのヒーローっぽい感じで予算削減の旨が語られた


リサイクルパワーを悪用し、吸い込んだものを都合良く再利用する、奇怪なリサイクルの世界を作り出す事が出来る。
具体的には頭のバケツに人間やキカイノイドを吸い込み、それを「リサイクルクダック」として再生・使役する。
このリサイクルクダックは、直接戦闘能力こそ通常のクダックにも劣るが、本来は何の罪もない一般市民であるためゼンカイジャーの反撃を封じる肉の盾としてこれ以上ない効果を持つ。
しかし指揮するバラシタラの狙いはそれだけではなく、世界を閉じ込めていない「ダミートジルギア」を敢えて配る事で「どいつかがSDトジルギアを持っているかも知れない」とツーカイザーがリサイクルクダックを攻撃するよう仕向け、
その結果としてゼンカイジャーと潰し合わせる事こそが真の目的だった。



  • レトロワルド

レトロ…それは古き良き昔!レトロ…それは素晴らしき日々!
クフフフ…レトロトピアの力にひれ伏せレトロ!


CV:北沢洋
身長:194cm
体重:291kg
世界:レトロトピア
名産:ピンクの公衆電話、オート三輪、中華そばの香り
名物:トキヲモドソード、ナツカシールド


第15カイ!に登場。
レトロな風景が広がる世界「レトロトピア」を閉じ込めた「レトロトジルギア」で生み出されたワルド怪人。
ゲゲが生み出した最初のワルド怪人。
もしジュラン達キカイノイドに「良い思い出」があった場合、確実に詰んでいた序盤の強豪枠。
語尾は「~レトロ」
詳細は個別項目にて。



  • ジシャクワルド

そのまま苦しみ悶えて潰れるがいいジシャク!クッハハハ!


CV:中谷一博
身長:189cm
体重:278kg
世界:ジシャクトピア
名産:はがれない鉄
名物:マグネッ刀S極エスきわみN極エヌきわみ


第16カイ!に登場。
磁石の世界「ジシャクトピア」を閉じ込めた「ジシャクトジルギア」を組み込んで、砂鉄にまみれて誕生したワルド怪人。
随所にU字磁石をあしらった鎧兜を纏う武者姿で、棒磁石の様な二振りの太刀「マグネッ刀」が得物。ちなみに、ジュランの昔の担任教師に顔が似ているらしい。
語尾は「~ジシャク」。上官への礼節を忘れない真面目一徹な性格だが、嘘に簡単に騙されるなどあまり視野は広くなさそうに見える。
レトロワルドに続き、ゲゲが「もっとトジルギアを試してみたい」と生み出した。


ジシャクパワーを悪用し、生物の体を磁石に変えてしまう、奇怪な磁石の世界を作り出す事が出来る。
具体的には、能力発動と同時に生物の肉体に磁性を帯びた金属類がくっついてしまい、まともな身動きや生活ができなくなってしまう。
因みにこの磁力も「金属は磁石目掛けて吸い寄せられる」という概念的なものなので、明らかに磁石化した対象より質量の大きい物質であっても問答無用で磁石目掛けて飛んでくる。
更に「全身が金属で出来ているキカイノイドの磁力は時間が経つと共に強まる」という性質もあり、
自動販売機やトラック、挙句の果てに上空で待機していたクロコダイオーまでがジュラン達に引き寄せられ、あと少し収束が遅ければ冗談抜きでゼンカイジャーの完全敗北も起こり得る事態となった。
自身の戦闘能力もワルドとしては割と高く、マグネッ刀を用いた剣術を得意とする他、無数の鉄骨を上空から召喚・落下させる「無限鉄骨」で敵を下敷きにして圧殺する。


人間界へ出撃するなり人間やキカイノイドを「生きた磁石」に変え*9、街中を大混乱に陥れた。
おまけにジシャクワルド本人も能力発動後はトジテンドパレスに戻って待機するというガチめな戦術を取っていたせいで攻略は難航。
結局、介人の説得とゾックスの「協力しなかったらヤツデに正体バラすぞ」という脅迫に折れたステイシーの横槍によって本作戦は失敗に終わったが、逆に言えばステイシーが応じなければゼンカイジャー側には勝ち目が無かったという事になる。
前回のレトロワルド同様、ワルドの危険性とゲゲの戦略眼の鋭さを伺わせるワルドと言えよう。



  • トウメイワルド

いかん!分が悪いトウメイ!こうなったら貴様らにも…スケスケビーム!!


CV:伊藤健太郎
身長:187cm
体重:275kg
世界:トウメイトピア
名産:透明不思議現象
名物:ミエナイフ、スケスケビーム


第17カイ!に登場。
透明の世界「トウメイトピア」を閉じ込めた「トウメイトジルギア」を組み込んで、よく視えないままに誕生したワルド怪人。
包帯を巻き紫色のソフト帽とサングラスを着用した、一昔前の透明人間の様な外見。
語尾は「~トウメイ」
自身の名前を聞かれても答えない抜け目ない性格…と思われたが、「界賊なんかに教えるものかトウメイ語尾をうっかり言ってしまったため速攻で正体がバレるアホっぷりを見せた。


トウメイパワーを悪用し、人や物がスケスケで見えなくなる奇怪な透明の世界を作り出す事が出来る。
具体的には骨の様な装飾が施された短剣「ミエナイフ」の柄から「スケスケビーム」を照射し、命中した物質を完全に透明化させてしまう
これにより透明化した物との事故を意図的に引き起こすなど地味な大惨事を引き起こし人間社会を混乱させる作戦に従事していた。
なお地味と思いきや、相手からは一切姿が見えなくなってしまう為、透明化した物と人・車の衝突事故が起こったり、劇中では透明化してしまったジュランが思いっきり車に轢き逃げされたりと、今のご時世では割と洒落にならない事故も起きていた。


その他にも、透明化した障害物でツーカイザーを翻弄したり、クダックを透明化させて相手を袋叩きにする地味に厄介な戦略も披露した。ゾックス曰く「めんどくせえ」
……が、透明化した物はトウメイワルド自身にも見えなくなってしまう為、透明化したジュランに翻弄されるという墓穴を掘りそのまま敗北した。



  • レンアイワルド

でも~?恋は楽しいだけではないレンアイ!


CV:逢坂良太
身長:190cm
体重:279kg
世界:レンアイトピア
名産:一輪のバラ
名物:アイシアロー、だーい突き、長い休暇


第18カイ!に登場。
恋愛の世界「レンアイトピア」を閉じ込めた「レンアイトジルギア」を組み込んで、ときめいて誕生したワルド怪人。
今作はおろかスーパー戦隊史上稀に見るカオス回を生み出した元凶。
語尾は「~レンアイ」
詳細は該当項目にて。



  • カブトムシワルド

皆よく働くカブトムシ…これは俺からのプレゼントカブトムシ!ビートルトルーズ!


CV:近藤浩徳
身長:201cm
体重:302kg
世界:カブトムシトピア
名産:カブトムシ捕り放題
名物:ビートルトルーズ


第19カイ!に登場。
カブトムシの住む樹海の世界「カブトムシトピア」を閉じ込めた「カブトムシトジルギア」を組み込んで、樹液に誘われて誕生したワルド怪人。
頭部は黒光りするカブトムシそのもので、後頭部に装備したブースターで加速しての突進攻撃が得意。
更に右腕にはヘラクレスオオカブトを、左腕にはコーカサスオオカブトを模したキャノン砲内蔵のガントレットと重装備で身を固めている。デザインがビーコマンダーっぽい。
語尾は「~カブトムシ」
クールで堂々とした立ち振る舞いをする戦士然とした性格だが、本能的に好物の樹液(メープルシロップ)に引き寄せられるなど、トジルギアの副作用で思考回路がカブトムシに寄ってしまっている。


カブトムシパワーを悪用し、横断歩道を渡る4人の男性を始め誰もが幼い頃の虫捕りスタイルで無邪気にカブトムシを追い続ける、奇怪なカブトムシの世界を作り出す事が出来る。
具体的には目から照射するビーム「ビートルトルーズ」が命中した相手にカブトムシが沢山生息する森の幻覚を見せる。
一度食らえばあらゆる作業を放棄して居もしないカブトムシの幻を延々と追い掛け回す様になり、自力で目覚めるのはほぼ不可能。
しかし相手の戦意を削げるとはいえ、こんなトンチキな能力では人間界制圧にはあまり役立たない…かに思われたが「幻覚はカブトムシワルドの意思で自在に解除可能」という特性にボッコワウスとゲゲが着目。
幻覚の世界に閉じ込めておけば牢獄を増やさずとも無力化でき、幻覚を解除すれば必要な時に労働に駆り出せる…と、いつになくえげつない応用方法を見出し、それによって人類を総奴隷化する基盤を作ろうと目論む。
といってもずっとカブトムシ捕りをさせ続ければ相応に衰弱もするだろうし、ぶっちゃけ本当に奴隷として使い物になるのかは疑問な様な。
この能力でゼンカイジャーも一度は戦闘不能に追い込まれたが、介人は両親との夏休みの思い出をきっかけに自力で幻覚を振り切った。


カブトムシという重厚なモチーフは伊達ではなく、単純な戦闘能力はこれまで登場したワルドの中でもトップレベル。幻覚についてもレトロワルドに輪をかけた強度を誇っている*10
しかし、ゼンカイジュウギアでパワーアップしたスーパーゼンカイザーに対しては自慢の装甲もパワーもまるで通用せず、超ゼンカイスーパーバスターで敗れた。要は夏休み商戦の引き立て役である。



  • ヒコボシワルド

大漁ヒコボシ~!もっと織姫を探すヒコボシ!


CV:保志総一朗
身長:186cm
体重:273kg
世界:ヒコボシトピア
名物:七夕祭り
名産:タナバスター


第20カイ!に登場*11
彦星の世界「ヒコボシトピア」を閉じ込めた「ヒコボシトジルギア」を組み込んで、季節外れに誕生したワルド怪人。
語尾は「〜ヒコボシ」で、どことなく軟派なチャラ男感溢れる言動と性格の持ち主。
能力のしょっぱさと散々な戦績などから一部では「歴代最弱のワルド怪人」と呼ばれている。
なお、保志氏がCVとして起用されたのは「星」繋がりから。
詳細は個別項目を参照。



第21カイ!〜第30カイ!


  • コピーワルド

『トナーを交換してください』『トナーを交換してください』*12
えっ?ええーっ!?予備なんか持ってきてないコピー!?


CV:福島潤
身長:193cm
体重:290kg
世界:コピートピア
名物:粗悪コピー品
名産:コピーライト


第21カイ!に登場。
コピー機の世界「コピートピア」を閉じ込めた「コピートジルギア」を組み込んで、コピー機を完コピして誕生したワルド怪人。
語尾は「~コピー」。能力自体は凶悪だったため割と自信家だが、想定外の事態に陥ると冷静さを欠くタイプ。


コピーパワーを悪用し、あちこちで人間が複製される、奇怪なコピーの世界を作り出す事が出来る。
具体的には左腕に装備したコピー機型スキャナーから照射する「コピーライト」で対象物をスキャン、その精巧なコピーを実体化・召喚する。
このコピーは見た目も能力も本物そっくりだが、「粗悪コピー品」というだけあって性格は極悪そのもので、無条件で大小問わず様々な悪事を(それも本物を貶めるような形で)働く。
但し悪辣さを隠そうともしない言動ゆえ、本物との区別自体は容易。加えて武器らしい武器を装備していない事もあって自身の戦闘能力は貧弱そのものである。


ゼンカイジュウギアでパワーアップしたゼンカイジャーとツーカイザーに対する「様子見」として出撃。
ゼンカイジャーとの交戦では終始劣勢ではあったものの、初戦でゼンカイザーとツーカイザーがコピー達の悪行に気を取られた隙をついて二人にコピーライトを照射、それによって極悪全開なコピーゼンカイザーコピーツーカイザーを生み出す。
コピー達は粗暴で狡賢い性根に加え、本物と同性能のギアトリンガーやギアダリンガーも所持しており、
意気投合するなり全国各地の銀行や宝石店で某快盗と某警察の様なレオタード姿を披露しながら強盗を働き、一時は本物の二人の名誉を地に落とす事に成功した*13
だが、偽者も普段手元にないゼンカイジュウギアまではコピーできず、スーパーゼンカイザー/スーパーツーカイザーの前に敗北。
そして自身もマジーヌの魔法によって強制的にスキャナーのトナー切れを引き起こされた挙句、バイオマンギアの力で電子回路を狂わされて能力が完全に封じられ、そのまま4人のゼンカイフィニッシュバスターを受け爆散した。


幸い劇中では「様子見」ということもあってコピーライトの被害に遭ったのは民間人や子供が殆どであった為、結果として世界規模の被害となる前に決着が付いたものの、
仮に政府高官や軍隊(日本では自衛隊か)のコピーを狙って作り出していた場合、最悪、他国との国交悪化から第三次世界大戦を引き起こす事さえ可能な超危険な能力の持ち主。
とはいえ、コピーワルドが表立っていたせいで潔白の証明は比較的簡単ではあるのに加え、コピーが極悪すぎて好き勝手しそうなので仮にこのような作戦をした所で実行できたかはあやしい所ではある。
またトジテンドの戦力を考えれば日本の政府も軍隊も敵ではなく眼中にないのでわざわざする気もないだろう……単純に思いつかなかったとかかもしれんが。


  • トウギュウワルド

俺の凄さ、貴様には特別、タンと味あわせてやるトウギュウ!


CV:三宅健太
身長:188cm
体重:293kg
世界:トウギュウトピア
名物:牛の角
名産:トウギュウビーム、熱狂の嵐


第22カイ!に登場。
闘牛の世界「トウギュウトピア」を閉じ込めた「トウギュウトジルギア」を組み込み、「ウッシッシ」と鼻息荒く誕生したワルド怪人。
頭部から2本の雄々しい角を生やし、両腕にも牛の角を模したスティレットの様な刺突武器を装備するなど、全身で牛の頭を表現した外見が特徴。ワルドの中では珍しく胴体も変化している。
語尾は「~トウギュウ」。荒々しい性格の気取り屋で、上記のように言葉の端々に牛に纏わる単語や慣用句を織り交ぜて話すのが口癖。


トウギュウパワーを悪用し、屈強な闘牛人間たちに追いかけ回される、奇怪な闘牛の世界を作り出す事が出来る。
具体的には、額のランプから「トウギュウビーム」を照射し、人間やキカイノイドを牛の角が生えた「闘牛人間」に変えて操れる。
闘牛人間化すると理性を完全に喪失し、増幅された闘争心の赴くまま敵と見定めた相手目掛けて突進を繰り返すようになる。
更にトウギュウワルド自身が「赤」「青」「金」と色を指定する事で、ある程度ターゲットを絞らせる事が可能*14
トウギュウビームの影響は例によってゼンカイジャーも例外ではないものの、逆に言えば「ある程度」しか指定出来ず、それほど思い通りには動かせないようだ。


一方、牛だけあってパワーはかなりのもので、ゼンカイジュウギアによるパワーアップなしでは押し負けてしまう程の突進力を誇る。
また胴体の牛の鼻状のフィルター部分に思いっきり空気を吸い込み、それを強烈な熱風として噴出する「熱狂の嵐」という技も持つ。
しかし出力調整が難しく、迂闊に使うと闘牛人間を巻き添えにして手駒がなくなるため、あまり使いたがらない。


  • バカンスワルド

だって侵略完了したバカンス。あ・と・は、バカンスするだけバカ~ンス♪ バ・カ・ン・ス・トゥ~♪


CV:八代拓
身長:191cm
体重:287kg
世界:バカンストピア
名物:夏休み
名産:マッスルクダック


第24カイ!に登場。
年がら年中が夏休みである世界の「バカンストピア」を封じ込めた「バカンストジルギア」を組み込み、トロピカルに誕生したワルド怪人。
これまでの悪役が実現出来なかった世界征服を放送開始から僅か2分で成し遂げた大金星にして、スーパー戦隊史上稀に見るカオス回を生み出した元凶その2。
語尾は「~バカンス」
詳細は該当項目にて。


  • ヒドケイワルド

上司が誰もわかってくれないヒド…ケイ…


CV:鳥海浩輔
身長:190cm
体重:291kg
世界:ヒドケイトピア
名産:時をかけるワルド
名物:トキヲモドソードZ


第25カイ!に登場。
日時計の世界「ヒドケイトピア」を閉じ込めた「ヒドケイトジルギア」を組み込んで、口下手に誕生したワルド怪人。
マヒルワルドにレトロワルドのトキヲモドソードをくっつけたリデコ感MAXなビジュアルが特徴。
語尾は「〜ヒドケイ」。口下手で失敗続きながらもへこたれず作戦を遂行しようとする使命感の強さと忍耐強さを持つ鋼のメンタル持ち。
なんでタイムリープ系主人公みたいな不屈のメンタルしてんだろうコイツ
詳細は該当項目にて。



  • マンガワルド

発売前の本を勝手に読むのは悪いことマンガ!


CV:野津山幸宏
身長:188cm
体重:276kg
世界:マンガトピア
名産:珠玉の生原稿
名物:フキダシプラカード、没原稿爆弾


第28カイ!に登場。
漫画が豊富な世界「マンガトピア」を閉じ込めた「マンガトジルギア」を組み込んで、締め切り前に誕生したワルド怪人。
重なったマンガ原稿がベレー帽をかぶった、一昔前の漫画家のデスクを思わせるビジュアルが特徴。
語尾は「~マンガ」。間が抜けた者も多いワルドには珍しく抜け目のないタイプ。
劇中では雑誌を回収するためにゼンカイジャーが用意した罠に引っかかったフリをして、あと一歩のところまで接近してきたゼンカイザーを原稿にして返り討ちにした。
人々を襲う侵略者ではあるものの、マンガトジルギアの影響で他者の漫画を面白いと感じる感性を獲得しており、極めて魅力的な作品を読むとそちらに夢中になって隙を晒してしまう。


マンガパワーを悪用し、誰もが漫画にコミカライズされてしまう、奇怪な漫画の世界を作り出す事が出来る。
具体的には左腕からインクを充填して右腕のペン先から執筆スプラッシュを発射。これを浴びた人物は、自身を主人公とした漫画の原稿に変えられてしまう。
こうして生み出した原稿を集め週刊少年マンガワルドなる漫画雑誌に製本することで、人間界そのものを漫画にしてしまおうと目論む。
なお原稿にされた者も意識や知覚は保たれ、漫画の進行という形で意思疎通も可能。
変身すれば自力での移動や戦闘もこなせるものの、原稿になると耐久力は文字通り紙レベルになってしまい、雑誌に取り込まれると肉の盾ならぬ紙の盾として利用されてしまう。



  • テニスワルド

ワタクシはテニスでしか倒せないテニス!


CV:駒田航
身長:193cm
体重:273kg
世界:テニストピア
名物:顔印のテニスボール
名産:超ラケット


第29カイ!に登場。
テニスの世界「テニストピア」を閉じ込めた「テニストジルギア」でエースをねらって誕生したワルド怪人。
単純な戦闘力だけで言えば歴代ワルドでも屈指の強豪枠にして、スーパー戦隊史上稀に見るカオス回を生み出した元凶その3。
語尾は「~テニス」
詳しくはエピソード項目を参照。



  • ホシガキワルド

この世界の生き物を全て、乾かしてやるホシガキ!


CV:鈴木千尋
身長:191cm
体重:296kg
世界:ホシガキトピア
名物:行列のできる給水所
名産:カキクエバカネガナルナリ砲


第30カイ!に登場。
干し柿の世界「ホシガキトピア」を閉じ込めた「ホシガキトジルギア」で柿のように誕生したワルド怪人。
ビジュアルはしおしおに枯れてミイラみたいになった柿。公式によれば目の形状は柿の種モチーフらしい。
語尾は「~ホシガキ」
語尾と顔を偽る事でゼンカイジャー達を欺く知性の高さが特徴。
詳細は個別項目を参照。



第31カイ!〜第40カイ!


  • ギュウニュウワルド

オーッチッチ!この調子で、世界中を白くしてやるギュウニュウ!


CV:新祐樹
身長:189cm
体重:295kg
世界:ギュウニュウトピア
名物:白のお揃いコーデ
名産:ランダムミルク


第31カイ!に登場。
牛乳の世界「ギュウニュウトピア」を閉じ込めた「ギュウニュウトジルギア」を組み込んで、カルシウムたっぷりに誕生したワルド怪人。
ビジュアルは白黒のツートンカラーになったトウギュウワルドそのままだったためか当初はトウギュウワルドと間違われた。
語尾は「~ギュウニュウ」で、「オーッチッチ!」という笑い方が特徴。


ギュウニュウパワーを悪用し、シャクなこの世界をみんな白く塗りつぶす、奇怪な牛乳の世界を作り出す事が出来る。
具体的には角を模した両腕の噴射口から「ランダムミルク」を噴射して、世界のあらゆる物を様々な効果で白く漂白する
単純に洋服や建物を白くするだけの無害なものに思われたが、実態は時間経過で白く染まった無機物が基点となって侵食と影響が伝染病の如く勝手に広範囲に拡大し、映画などの映像や文字や絵といったものから電子機器などの大切なデータすらも真っ白に消去されていく。
加えてただデータを消去するだけでなく、スマートフォンやパソコンの画面は真っ白に変色して機能停止するため、侵食された電子機器は以後使い物にならなくなる。
例えミルクを浴びていなくても影響からは逃れられない。結果、ギュウニュウワルドを放っておくとやがて人類の文明が崩壊・滅亡する。
適当にミルクをぶち撒けておけば後は勝手に牛乳が文明を破壊していくのでお手軽さという点でも脅威である。
おまけにやってることはただ牛乳を手当たり次第街にぶっ掛けてるだけなので文明が滅びる要因を連想するには余りに困難と、能力はワルドの中でも屈指の極悪能力。


この影響によりセッちゃんのデータすらも漂白され、一時は完全に記憶が失われてしまうだけでなく完全に機能停止する事態に発展。
介人を号泣させ遂にはマジギレまでさせた恐るべきワルドであった。
ただしランダムミルク以外にはロクに戦闘力がないためか、ハカイザーの介護が必須という難点も抱えている。


……と、放映当初はあくまでいちワルドとして扱われていたのだが。
なんと2023年6月、農林水産省によって世界牛乳の日のイメージキャラクターに選ばれてしまっのだ!※登場からもう2年近く経過してます
突然農林水産省のTwitterに現れたギュウニュウワルドを見て、困惑した者が多数現れたのは言うまでもない。
国までゼンカイ脳に染め上げてしまったか



  • サカサマワルド

俺は俺の仕事をしに来ただけサカサマ!


CV:興津和幸
身長:190cm
体重:288kg
世界:サカサマトピア
名物:逆さまの人生
名産:クルクルシックル


第32カイ!に登場。
逆さまの世界「サカサマトピア」を閉じ込めた「サカサマトジルギア」を組み込んで、まさかまさかと誕生したワルド怪人。
騙し絵で描かれた悪魔みたいな形状の頭部が特徴。
語尾は「~サカサマ」。ステイシーにすら容赦なく攻撃を加える、粗暴で獰猛気味な性格。


サカサマパワーを悪用し、「サカサマビーム」によって人々の中身が入れ替わる奇怪な逆さまの世界を作り出せる。
具体的には「ビームが当たった生物2人の人格を入れ替えてあべこべにしてしまう」というワルドの中ではひねりのない直球な部類。前の2人と比べると大規模な破壊効果は少なく、スケールとしてはワルドの中でも最小クラス。
しかし中身を入れ替えられると並行世界間移動ゲートの識別が正しく行われないという弊害が発生する。
戦闘面では矢印を模した双頭の大鎌「クルクルシックル」で武装している。


ぶっちゃけ確かに本編では混乱こそ起きたものの、早期に発見され打倒されたため嫌がらせ程度の被害しか劇中では描写されることはなかったある意味悲劇のワルド。
上手く立ち回れば人格の入れ替えを悪用して都市機能や国家機能すらボロボロにできたであろうことを考えると早期に倒せてよかったとも言える。
なおダイワルドの様子を見ると、本来は「世界の重力をあべこべに弄って大混乱を起こさせる」という作戦を想定していたのかもしれない。


  • ガクエンワルド

きっと立派なトジテンドの兵隊になれる…私は生徒を信じてるガクエン!


CV:浦山迅
身長:192cm
体重:282kg
世界:ガクエントピア
名物:教師のネクタイ
名産:タイバツ竹刀


第33カイ!に登場。
学園の世界「ガクエントピア」を閉じ込めた「ガクエントジルギア」をクダックに組み込み、教育熱心に誕生したワルド怪人。
語尾は「〜ガクエン」
世界そのものを一つの学園と化した、スーパー戦隊史上稀に見るカオス回を生み出した元凶その4。校長先生だがあの人ではない。
詳細は該当項目を参照。


  • ハロウィンワルド

あああっ…!俺のカボチャ……カボチャさえあれば~!


CV:松本保典
身長:194cm
体重:297kg
世界:ハロウィントピア
名物:ジャック・オー・ランタン
名産:トリックオアトリートンファー


第34カイ!に登場。
ハロウィントジルギアを組み込んで、「ハッピーハロウィーン!」と誕生したワルド怪人。
外見はゾンビと魔法使いが混ざった様なオカルト風。
語尾は「〜ハロウィン」


ハロウィンパワーを悪用し、お菓子を求めたおかしなパニックが起こる、奇怪なハロウィンの世界を作り出す事が出来る。
具体的には左腕の幽霊を模した形状のトリックローから吐き出す「トリックビーム」で、人々の額にカボチャお面を仮装させてモンスター化させる。
要は人々を「トリックオアトリート!」と叫びながら暴れる暴徒に変えてしまう。
しかし頭頂部のカボチャヘッドを失うとトジルギアのパワーが半減してしまうという致命的な欠点が存在。
カボチャヘッドを失っている間は人間を暴徒化させられず自身も碌に戦えないお荷物同然となるため、ボッコワウスからも欠陥品呼ばわりされてしまった。
一応カボチャお面は外れないので完全に力が失われるわけではない。


なお要のカボチャヘッドはフィットすれば実はただのカボチャでも代用可能である。
カボチャヘッドさえ取り戻せば、キャンディを模した「トリックオアトリートンファー」で正面からゼンカイジャーと戦える、名前と見た目に寄らないフィジカル高めのワルド。


  • ダイヤワルド

世界で一番硬いダイヤモンドのように、最高級のかたさを味わわせてやるダイヤ!


CV:勝杏里
身長:193cm
体重:295kg
世界:ダイヤトピア
名物:最高級のかたさ
名産:カタメイス


第35カイ!に登場。
ダイヤトジルギアを組み込んで、キラッと誕生したワルド怪人で、ダイヤの指輪に似た風貌の持ち主。
語尾は「〜ダイヤ」。ハカイザーに守護される事を前提で行動していた為、野次馬根性でサカサマワルド同様に街の嫌がらせレベルの悪事に終始していた小悪党気質。


ダイヤパワーを悪用し、あらゆるものをかたくする奇怪なダイヤの世界を作り出す事が出来る。
具体的には「カタメイス」から放つ眩しい「カタクナルフラッシュ」で、食べ物や人間の体など何でも、様々な「かたい」状態におとしいれる。
要はあらゆる物質にダイヤモンドと同様の硬さを与えた上で、カタクナルフラッシュを浴びた瞬間の状態で固定化してしまう能力者。
例えば食べ物が被害を受ければ硬くて一切食べられず、釣り竿が固められるとリールが硬くなり巻き上げ不可能と化す。
おまけに生物が浴びると口を「堅く」されてしまい、被害者は「ダイヤ!」としか言葉を発する事ができなくなる。
これは[[言語だけでなく文字や絵、ボディランゲージも含めたあらゆるコミュニケーション能力を封じ、ダイヤということ以外伝えられなくなる厄介な代物。>Y談おじさん]]
しかしその反面、効果内容の範囲の広さに対して被害がいやがらせ程度だったこ事ら、効果を与えられる規模は小さいと思われる。
加えてダイヤとしか言えなくなった者同士であれば実は会話に何ら支障は無く、連携を崩したり社会を混乱させたりといった効果自体もあまり期待できなかったりする。
またこうしたワルドの例に漏れず、フィジカル面も弱い。


  • ビックリバコワルド

何と…僕の貰ったトジルギアは、ビックリさせる事しか出来ないビックリバコ?そんなまさかビックリバコ~!?


CV:白鳥哲
身長:195cm
体重:289kg
世界:ビックリバコトピア
名物:ビックリボクサー
名物:ビックリレーザー


第36カイ!に登場。
ビックリバコトジルギアを組み込んで、箱入りで誕生したワルド怪人。
青いビックリ箱の様な頭部を持つ他、両腕にも赤いリボンでラッピングされたビックリ箱がある。
語尾は「~ビックリバコ」。どこかとぼけた言動が特徴。


ビックリバコパワーを悪用し、どこから何が飛び出すか予測不可能な、奇怪なびっくり箱の世界を作り出せる。
具体的には頭頂部のリボンの結び目にある発射口より「ビックリレーザー」を放ち、命中したあらゆる『開閉する物体もしくは箱型の無機物』をビックリ箱化してしまう。
だがビックリ箱化しても、飛び出すのはバネの付いたおもちゃやピエロ位のもの。ピエロも単にパフォーマンスを続けるだけで人に危害を加える事はない。
総評すると、ろくに世界に危害を加えられないしょうもない能力を与えられた悲しきワルド……というのは第一段階までの話。


レベルアップによって第二段階に至ると、箱の中に隠れた邪悪なピエロの様な素顔が現れ、飛び出す物体の危険性が飛躍的に向上。
刃物や炎、ミサイルなどの銃火器、鉄球、爆炎、鋭いストレートを放って殴り飛ばす「ビックリボクサー」などが人々に襲い掛かる。
つまりその実態は、世界を奇襲性の高い殺人トラップで溢れ返らせる、ダイレクトに人命に関わる被害を引き起こすタイプのワルド。
上記の情けないとぼけた様な言動もダメダメな戦いっぷりも、全てはゼンカイジャー達を欺くための演技に過ぎない。
本性は絶え間なく襲い来る殺人トラップに苦しむゴールドツイカー一家を嘲笑う、狡猾で猟奇的な性格。


おまけにビックリレーザーはギアトリンガーやギアダリンガーにも容赦なく影響を及ぼす為、一度でもビームを受けてしまえば、センタイギア装填スロットのビックリ箱化によりゼンカイジャー達の変身すら封じてしまう恐るべき副次効果も併せ持つ。
但し変身封じの効果はあくまで開閉機構の破壊によって起こるものなので、変身中は仲間に蓋を抑えてもらう等の対策ができれば解決する。
また、そもそも蓋を閉じないスーパーゼンカイザー/スーパーツーカイザーに強化変身すれば完全に対策可能。介人もバンク中にそのことについて言及した。


  • ダイコンワルド

お~っとっと、いよ~っ! 捨てられたものの恨みを喰らえダイコン!


CV:村岡弘之(スーツアクター兼任*15
身長:191cm
体重:280kg
世界:ダイコントピア
名物:恨みの大混乱
名物:大棍棒


第37カイ!に登場。
ダイコントジルギアを組み込んで、捨てるところがないまま誕生したワルド怪人。
おろし金ですり下ろされかけてる大根のような頭部と、似非歌舞伎役者みたいな仰々しい言動や素振りが特徴。
語尾は「~ダイコン」


ダイコンパワーを悪用し、捨てられたものたちの逆襲が起こる、奇怪な大根の世界*16を作り出せる。
具体的には他者に大根おろしを浴びせて、大根おろしの山「恨みおろし」を相手の頭に乗せることで能力が発動。
被害者が捨てたゴミが自律移動能力と被害者への害意を獲得し、「ステルナー!」と叫びながら襲い掛かる。
襲い掛かるゴミは[[ゴミ袋や空になった調味料入れ、廃車、果ては別れた異性>ビーロボカブタック]]など多岐に渡り、量が多いと纏わりつかれて身動きができなくなってしまう。
誰が言ったか大恨ダイコンワルド」


この効果は敵にも影響を及ぼす為、クダックを倒した後で恨みおろしを乗せられてしまうと、切り「捨てた」クダックがゾンビの様な挙動で復活し、どれだけクダックにダメージを与えても倒せなくなってしまう。
極め付けは「捨てた」という行為を拡大解釈する事でトジテンド王朝のあるキカイトピアを顕現させて侵食し、地球をキカイトピアに飲み込ませてしまう事が可能*17
これにより一時は地球がキカイトピアに侵食され始めるという洒落にならない事態を引き起こした。
なお問題のクダックのゾンビ化に関しては、ゾンビ化したクダックの満足度を上げると未練が消えて喜びながら勝手に成仏する。
ちなみに大根モチーフなのは、そもそもエピソード企画の段階で「ゼンカイジュウオー」を出す回だから「ダイ」が付くモチーフにしたい、という事から決まったらしい。実際出なかったが…


一応「大根棒」という大根型の棍棒で武装しているものの、例によって戦闘力はあまりよろしくない。


  • ボンワルド

ご先祖様、おかえりなさいボン!


CV:前野智昭
身長:194cm
体重:285kg
世界:ボントピア
名物:ご先祖様
名産:お盆線香


第38カイ!に登場。
ボントジルギアを組み込んで、盆と正月が一緒に来たように誕生したワルド怪人。
白と紫の行灯のような頭部と、右目にナス、左目にキュウリの金色の精霊馬を模した両目を持つ。
語尾は「~ボン」
フレンドリーな性格で、自分と所属陣営が違うショウガツワルドやハカイザーとも直ぐに打ち解けて、ショウガツワルドとは互いに独断で協力関係を結んでいるなど、トジテンドの構成員としては珍しく高い社交性を持つ。後述の能力もあって戦闘では基本的に後方型で、前線にはあまり出てこない。


ボンパワーを悪用し、ご先祖様たちが突然押しかけてくる、奇怪な盆の世界を作り出す事が出来る。
具体的には口から白い煙「お盆線香」を吐き出し、それを浴びた人物のご先祖様を幽霊として生き返らせてしまう*18
このご先祖様達は、あくまで本物を忠実に再現した偽物に過ぎないのだが、それまでの人格も記憶もそのまま完全に再現されているだけでなく、自分が一度死んでいる事やそこから子孫の代まで時間が経過している事を自覚している
幽霊ではあるが現世の物体とも相互に干渉できる為、食事等もできる他、人柄によれば子孫達と交流する事も可能だが、逆に価値観の相違からトラブルを起こしてしまう事もある。
しかし、この能力の真骨頂はボンパワーの出力を上げる事で、召喚したご先祖様を強制的に凶暴化させ子孫を襲わせる事が可能な点。
一度死んだ身であるご先祖様は、凶暴化によって死を恐れる事なく襲い掛かってくる上に、実体を持ちながらも幽霊らしく瞬間移動で子孫を追い詰める。しかも人がいる限りは当然ながらその先祖も存在するので、この世に人間やキカイノイドが存在する限り、無尽蔵に手駒を増やせるという点が最も厄介である。
…が、如何せん凶暴化しても身体能力などは据え置きな上に、あくまで襲う相手は自分を召喚した子孫だけなので、小規模の召喚で蘇ったのが老人や荒事に不慣れな人物だけであった場合、暴れさせても小規模かつ局所的なパニックを起こすのが精一杯という欠点を抱えている。能力としてはより大規模で自由に使いこなせる様になる事で、大きな脅威となる能力だと言えるだろう。
しかし先述の通り、ご先祖様達はボンワルドの操り人形と化す危険性以外は本人と同一である為に、死別した先祖への情が強い人物は、いくら戦闘力に差があろうと反撃が困難となる。
召喚できる先祖を選べないらしいのが欠点だが、劇中ではこれを補う為に一度復活させたご先祖様達を泳がせて子孫と交流させ、関係が深まってから暴走させるという卑劣な作戦を行っている。
また、ご先祖様は一度凶暴化した時点で人格は消されてしまい、後はボンワルドが倒されても凶暴化したままな為に、被害者は「突如発狂したご先祖様が殺しにきてそのまま消えた」という、非常に後味の悪い記憶が残る羽目になった。


  • ショウガツワルド

おぉ!?なんか、すごく責められてるショウガツ……


CV:濱健人
身長:190cm
体重:294kg
世界:ショウガツトピア
名物:新年のご挨拶
名産:オオミソカノン、アケマシテオメデ刀


第38カイ!、第39カイ!に登場。
ショウガツトジルギアを組み込んで、盆と正月が一緒に来たように誕生したワルド怪人。
カキワルド…もといホシガキワルドのリペイントであり、顔全体がオレンジ一色になって、鏡餅など正月の飾りには付き物の「橙」に変更された。
語尾は「~ショウガツ」
詳細は個別項目を参照。



第41カイ!~最終カイ!


  • メンワルド

よし、貴様はそば派にしてやろうメーン!


CV:こぶしのぶゆき
身長:197cm
体重:287kg
世界:メントピア
名物:押し麺のぼり旗
名産:乾麺ニードル、ウィップヌードル


第41カイ!に登場。
メントジルギアを組み込んで、2つの麺が混ざり合って誕生したワルド怪人。
顔の右側がうどん、左側が蕎麦(そば)のような形状のケーブルになっており、後頭部には箸が刺さっている。
顔がどことなく、某東宝怪獣に似ているという指摘もある。食い物のワルドにそういうこと言うなよ…
武器としては、麺つゆを入れる器から伸びた麺のような形をした鞭「ウィップヌードル」や、乾麺のような形をした長針「乾麺ニードル」を使用する。
語尾は「~メン」僕は関係ないメンよ!


メンパワーを悪用し、推し麺について熱弁しあう、奇怪な麺の世界を作り出す事が出来る。
具体的には、乾麺ニードルが刺さった人を洗脳して「そば派」と「うどん派」*19に変え、他の麺派の人々と激しい争いを起こさせる
これは個人の争いレベルではなく、社会全体を真っ二つにしてのもはや「戦い」であり、作中でも「うどん派だから」という理由でそば派専用のタクシーに乗せてもらえないキカイノイドの男性がいたり、うどん派とそば派で対立して喧嘩し別れたカップルがいたり、更には裁判まで起きるレベルだった。
短時間でもこの有様だったのだから、放っておけば全世界がうどん派とそば派に分かれた第三次世界大戦に発展していた可能性が冗談抜きで高い。
術中に嵌ってしまうとどれだけ深い絆を築いた仲間同士であってもいがみ合って決裂してしまうため、チームワークの破壊という点では絶大な効果を発揮できる。


ちなみに蕎麦派とうどん派の戦いを煽っておきながら武器にラーメンを使うなどメンワルド本人は特に蕎麦うどんへのこだわりはない。
またこの効果はメンワルドが作為的に選んだに過ぎず、やろうと思えば蕎麦とうどんだけではなく、
「焼きそば」「ソフト麺」「素麺」「きしめん」「フォー」「ジャージャー麺」「ビーフン」「冷や麦」「スナック麺*20」の派閥にもできると思われる。
実際にこの効果はダイワルド化した際に使用しており、もはや麺類なら何でもありの怪人である。


最大の問題は、麺全般を司るメンワルド自身が崇拝対象になっておらず、そのくせ重要視はされている事。すなわち、挙動・対処一つ間違うといずれかの派閥、引いては全ての派閥の地雷を自ら踏んでしまう。
メンワルドが引き起こせるのは派閥争いだけであり、劇中ではゼンカイザーによって頭にトマトソースをぶっかけられ、『蕎麦派とうどん派の共倒れを画策したパスタ派』という濡れ衣を着せられたため、両派(+自称ラーメン派の介人*21)から敵視され逆転を許す羽目になった。お前本当にヒーロー番組の主人公か?


なお、こんな内輪揉めギスギス展開&巨大ロボ戦の逆鱗に触れてのフルボッコという既視感のある内容において使われたのは、またしてもジェットマンギア*22
『ゼンカイジャー』スタッフっていつもそうですね…!ジェットマンのことなんだと思ってるんですか!?



  • コタツワルド

みんな永遠にぬくぬくしてろコタツ!


CV:平川大輔
身長:196cm
体重:294kg
世界:コタツトピア
名物:こたつとみかん
名産:トリコタツビーム


第42カイ!に登場。
コタツトジルギアを組み込んでぬくぬくと誕生したワルド怪人。
スーパー戦隊史上稀に見るカオス回を生み出した元凶その5。
語尾は「~コタツ」
詳しくはエピソード項目を参照。



  • ムカイカゼワルド

ヒューッ! この場でやられるか、トジテンドに服従を誓うか、選ばせてやるムカイカゼ!


CV:檜山修之
身長:195cm
体重:284kg
世界:ムカイカゼトピア
名産:舞い散るチラシ
名物:アゲンストライカー


第43カイ!に登場。
ムカイカゼトジルギアを組み込んで、ヒューヒューと誕生したワルド怪人。
風にあおられて全部後ろになびいた髪、又はそうなったライオンを思わせる頭部を持ち、額には小さな金色の風見鶏が伸びている。
語尾は「〜ムカイカゼ」。CV檜山怪人の恒例と言わんばかりにヤンキーチックな言動が特徴。「ヒューッ!」という叫び声も印象的。
どちらが先かは判断しづらいが、向かい風によるものと思しき鬣のような頭部の装飾は間違いなく勇者王の系譜「光になれぇぇぇッ!」ネタも完備。でもオレンジ色だからCV:ギアダリンガーな宇宙海賊にも見える。


ムカイカゼパワーを悪用し、どっちを向いても正面から風が吹く、奇怪な向かい風の世界を作り出す事が出来る。
具体的には左腕に装備した扇風機型兵装「アゲンストライカー」の強風攻撃を受けると、常に風速30メートルを超える向かい風*23に妨害され、どこにもたどり着けなくなってしまう。
おまけにこの強風は屋内外問わず如何なる角度や方向を向いても必ず向かい風になるよう調整される上に、影響下にある間はどこからともなくチラシが飛んできて視界を妨害され続けるため煩わしさ全開。
なおこの向かい風は術中に嵌った相手にしか影響がなく、周囲に強風の被害などは及ばさない。よってムカイカゼワルドは向かい風で身動きできない相手に近づいて一方的にボコボコにできる。そして影響を受けていないヤツデからも困惑されていた。
大規模な都市破壊こそ出来ないものの、ワルドの中でも屈指の行動阻害能力である。
その他、アゲンストライカーの強風を利用して自身の身体を小型の竜巻で覆い空中を移動する事も出来る。


劇中ではゼンカイジャー5人を向かい風でまともに戦えなくし、一人残ったツーカイザーに対してもクダックの大軍と共に一気に仕留めに掛かる。
……が、向かい風はあくまで向かい風。常に正面=顔の向いている方向からしか吹いて来ないという抜け道に介人達が気付き、後ろ向きのまま全力ダッシュし、戦いもほぼ全て後ろ向きで行うという奇策の前に敗れた。



  • SDエスディーワルド

如何にも。このパワーがその証拠だ! SDスパーク!!


CV:内田直哉
身長:192cm
体重:291kg
世界:SDトピア
名物:SD人間
名産:SDスパーク、Dボール


第44カイ!に登場。
SDトジルギアを組み込んで、頭にメカをきらめかせて誕生したワルド怪人。
語尾は「~SD」。SDモチーフだが可愛げは微塵もない粗暴で暴力的な性格。
詳細は個別項目を参照。



  • オミクジワルド

私のおみくじで出た運勢が、貴様らの運を決定付けるオミクジ!ヒーヒッヒッヒッ!!


CV:阪口大助
身長:196cm
体重:297kg
世界:オミクジトピア
名物:今日の運勢
名産:ムゲンミクジ


第45カイ!に登場。
ハカイジュウオーの敗北により謹慎状態だったイジルデが起死回生の一手として送り込んだ、オミクジトジルギアを組み込んで不吉に誕生したワルド怪人。
ゼンカイジャーを終始劣勢に追い込んだ最強候補の一角
語尾は「~オミクジ」
詳細は個別項目を参照。



  • ニンジンワルド

まてまてまて~い!貴様らをニンジンに変えてやるニンジ~ン!


CV:駒東寛之
身長:191cm
体重:277kg
世界:ニンジントピア
名産:ニンジンのヒーロー
名物:キャロットンファー、ビームカロティン


第46カイ!に登場。
ニンジントジルギアを組み込んで予言通りに誕生したワルド怪人。
語尾は「~ニンジン」
詳細は個別項目を参照。



  • サファイアワルド

ン~いいぞ~!宝石に魅せられて争えサファイア!!


CV:吉田拓真
身長:188cm
体重:279kg
世界:サファイアトピア
名物:宝石争奪戦
名産:キラメイス、サファイア・アイ


第46カイ!に登場。
サファイアトジルギアを組み込んで予言通りに誕生したワルド怪人。素体以外ダイヤワルドそのままな使いまわし感極まりない奴。
語尾は「~サファイア」


サファイアパワーを悪用し、無我夢中に宝石が欲しくなる奇怪なサファイアの世界を作り出す事が出来る。
具体的にはサファイアを模した杖[[「キラメイス」>魔進戦隊キラメイジャー]]から放つ青い怪光線「サファイア・アイ」が命中した相手を、宝石欲しさに宝石を奪い合う暴徒に変えてしまう。
また、たとえ周囲に宝石がなくともどこかにある宝石欲しさに戦いそのものを放棄してしまうため、敵の無力化にも効果がある。
しかしダイヤワルドよりも戦闘力は低かったためかスーパーゼンカイザーの必殺技の前にあっさり敗北。
大規模な暴動を起こす前に爆散した。



  • コウモリワルド

貴様らも仲間同士血を吸い合うといいコウモリ!!


CV:櫻井慎二朗
身長:188cm
体重:279kg
世界:コウモリトピア
名物:吸血鬼
名産:黄金のバット、吸血音波


第46カイ!に登場。
コウモリトジルギアを組み込んで予言通りに誕生したワルド怪人。
外見は翼を広げ、口から血を垂らす吸血コウモリを模しているがリデコ前のサカサマワルドの主張が強すぎるこっちも使いまわし感極まった姿。
語尾は「~コウモリ」。コウモリトジルギアを取り込んだ影響でなぜか上下逆さまに張り付く癖がある。


コウモリパワーを悪用し、人々が吸血衝動に駆られる奇怪な蝙蝠の世界を作り出す事が出来る。
具体的には口から放つ「吸血音波」を受けた相手をに変え、[[「血ィ吸うたろか」>吉本新喜劇]]と血を求めて血まなこで他人を襲う暴徒にしてしまう。
但し音波が命中しなければ効果がない上に反射されると味方が吸血鬼化して自滅してしまうという欠点を持つ。
蝙蝠らしく空を飛べるという訳でもなく、一応吸血音波の他にも金色に輝く釘バット[[「黄金のバット」>黄金バット]]で武装しているがただの釘バットだった*24ためか5対1を逆転できるだけの力もなくあっさり撃破された。


流用トリオのトリにして、本編最後のワルドである。



番外編だバンガイヘン


  • スーパー悪者ワルド

今日からこの世界は、悪者のものワルモノ!


声:関智一
身長:195cm
体重:293kg
世界:スーパー悪者トピア
名物:悪名高い悪者たち
名産:イーヅカリバー、ソガニックビーム


映画『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!』にて通常のワルドに先駆けて登場。
その姿は上半身に45作品全てのスーパー戦隊シリーズの幹部及びラスボスの要素を兼ね備えた、何ともゴテゴテしたもの(語りだすとキリが無いのでここでは省略)。
コスプレ大好き救星主のブラジラ血祭ドウコクの顎を組み合わせた様な顔を中心に各種ラスボスの要素が集合し、全体のシルエットは黒十字総統にも見える。
詳細は個別項目を参照。



  • ノーマル悪者ワルド

俺の本当の望みはスーパー戦隊を倒す事。全悪者共通の願いノーマル!


声:関智一
身長:不明
体重:不明
世界:スーパーな悪者たちの世界の怨念
名物:不明
名産:オオヒランチャー、ワタベタケショット


スピンオフ『機界戦隊ゼンカイジャー スピンオフ ~ゼンカイレッド大紹介!~』に登場。
巨大戦ができなかったスーパー悪者ワルドの無念が凝集して生まれた自然発生のワルドで、バラシタラ曰く「絞りカス」。ゼンカイジャーを倒す為にイジルデによってトジテンドに召集された。そのためワルドでありながらトジルギアは持たない。
外見はスーパーの方と同一だが、語尾が「~ノーマル」に変化している。
詳細はスーパー悪者ワルドの項目を参照。



  • オリヒメワルド

ウッフフフフ、オッホホホホホー!みんな喧嘩して、離れ離れになればいいオリヒメ!


CV:保志総一朗
身長:186cm
体重:273kg
世界:オリヒメトピア
名物:願いの叶う短冊
名産:タナバスター


『セイバー』特別章に登場。
織姫の世界「オリヒメトピア」を閉じ込めた「オリヒメトジルギア」を組み込んで、季節外れに誕生した地球外生命体ワルド怪人。
語尾は「〜オリヒメ」。織姫ながら言動が明らかにオネエのそれ
詳細は個別項目を参照。



  • ライダーワルド

食らえ、釘バッ刀!!


CV:谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)
身長:不明
体重:不明
世界:『仮面ライダーセイバー』の世界
名産:不明
名物:不明


映画『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』に登場。
アガスティアベースに封印されていた禁書の中から、『仮面ライダーセイバーの物語』と『機界戦隊ゼンカイジャーの物語』を合成し、正義のスーパー戦隊アルターライドブックと共に生成された「ライダートジルギア」から生み出されたワルド。
トジルギアから溢れ出したエネルギーが実体化したワルドであり、素体となるクダックが存在しない他、
トジテンド所属でもないため自覚を心がける必要もないためか、ワルド特有の語尾も存在しない。


ブレイブドラゴンワンダーライドブックを模した頭部と、仮面ライダーセイバー ブレイブドラゴンを模した装備が特徴。
また、ボディベースこそクダイターだが、カラーリングがオリジナルのセイバー同様に赤・白・黒の3色を基調とし、世界改変能力を持たないなど、トジテンド製の個体とは異なる部分が多い。
実は戦隊メギド共々、アスモデウスの目的の布石として生み出された存在であり、戦闘力は単なる戦闘員レベル。
左手にDXソードライターを装備し(これは任意で着脱可能)、右手には火炎剣烈火を模した烈火クギバットーを携えている。
誰が言ったかアナザーセイバー


その目的は少年時代の石ノ森章太郎に干渉し、スーパーヒーローの歴史そのものを消し去る布石を打つ事。
戦隊メギドと共に多数の禁書を宿した上で、それぞれが送り込まれた世界で「主人公達に倒される悪役」を演じる事がその手段であった。
これは物語の世界に取り込まれた章太郎に「活躍する現代のヒーロー」を間近で見せる事によって創造力を揺るがせ、ライダーと戦隊の始祖である仮面ライダー1号と秘密戦隊ゴレンジャーの創造を妨害するためである*25


『南総里見八犬伝』の世界でセイバー達に敗れた事で取り込んだ禁書同士が接触し世界構造が攪拌、アスモデウスによる怪人達の召喚を容易にすると共に章太郎の創造力を揺るがせる事に成功した。
が、飛羽真の説得を受けた章太郎が「本当に描きたかったヒーロー」を思い出した事で消えたはずのレジェンドライダーとオール戦隊レッドが一斉に復活してしまい、あっという間に形勢が逆転。
最期は1号の「ライダーキック」と仮面ライダーブレイズの「ハイドロ・ストリーム」を受けて吹き飛び、そのまま爆発四散して消滅した。


  • カルビワルド

ヤ~キヤキヤキヤキ~!カナエマストーンを貰い受けに来たカ~ルビィ~!


CV:長嶝高士
身長:不明
体重:不明
世界:カルビトピア
名産:不明
名物:不明


Vシネクスト『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』に登場。
カルビの世界「カルビトピア」を閉じ込めた「カルビトジルギア」を組み込んで誕生したワルド怪人だが、これまでと異なりDr.イオカルがイジルデの技術を参考にして再度トジルギアを生み出した事で誕生した。
その名の通り巨大な生のカルビ肉を模った頭部が目を引き、その左上には小さな顔が申し訳程度に貼り付いている。
また、両腕には七輪型の装甲が巻き付くように装備されており「ヤキニックフィンガー」から火炎放射を繰り出すが、やはり戦闘能力はさほど高くない。
語尾は「~カルビ」で、常にせせら笑うかのようなヘラヘラとした言動を取り、ワルド特有のおとぼけさを感じさせながらも、どこか不気味な雰囲気も醸し出している。


カルビパワーを悪用する事により、相手を「焼肉屋空間」に幽閉する事が可能。
この空間には閉じ込めた人数分の焼肉フルコースが用意されており、これらを完食しない限り現実世界には絶対に帰れず、この空間内では武力行使も意味を成さない。
……と、ここまでならばワルドの中でもいくらか大人しめで、大人数でかかれば攻略出来る可能性が残されている、あるいは肉好きor大食いであればまるで天国に思えるかもしれないが、
なんとこのワルドはカナエマストーンリバーシアを所持しており、焼肉を食べ尽くされそうな段階でその都度ストーンの力を発動する事により、無限に焼肉フルコースを発動させて相手を永遠に幽閉出来てしまう。
当然、相手の腹持ちはリセットされない為、時間の経過とともに満腹状態に苦しめられながら否が応でも食べ続けなければならない。
一方、この空間内では助っ人以外のあらゆるものを注文してその場に召喚する事が可能であり、この仕組みが間接的ながらもゼンカイジャーと魔進戦隊キラメイジャーの2大戦隊に塩を送る事態に繋がってしまった。



  • キックボクシングワルド

世界をボッコボコにしてやるキックボクシング~!

  • プレスキワルド

どんな奴でも圧縮して小さくしてやるプレス〜!

  • タイヨウワルド

俺はタイヨウワルド!暴れたい気分タイ・YO〜!

  • サクラモチワルド

オイラはサクラモチワルド!お前が噂の界族サ・ク・ラ・モ・CHIィ〜↗︎?

  • カイトウワルド

この世界のお宝、華麗に盗んでやるぜカイトウ!


CV:不明


YouTubeで公開されていた変身講座ムービー「ひみつ全開ファイル」に登場したワルドたち。
この「ひみつ全開ファイル」、いわゆる販促映像なのだがワルド戦はおもちゃの説明に繋げるために登場シーンは全て新録であり、短い時間ながらもそれぞれ個性が表れている。


キックボクシングワルドはゴングを鳴らすことで敵を縮小し、頭部のリングに閉じ込める能力を持つ。
それによりジュランとガオーンをゼンカイオーの遊び方につなげるために玩具化縮小化してしまうが、マジーヌによりインターバル(休憩)となった隙に2人を奪還され逃げられてしまう。その後は倒されてもいないのに、いつのまにかダイワルドとなっていた。


プレスキワルドは頭部のレバーを回す事で敵を圧縮できる。「アレは何でプレス?」今時珍しくなった視線誘導でゼンカイザー以外の4人をこれまたゼンカイオーの遊び方につなげるために玩具化圧縮、縮小化。攻撃を加えようとした所でゼンカイザーの「アイツらがあそこでアレしてるよ!」に引っかかり逃走され、その後は倒されてもいないのに、いつのまにかダイワル(ry


タイヨウワルドサクラモチワルドは2体同時にツーカイザーの前に出現し戦いをふっかけるが今回はただの変身講座だったため2体同時出動だったせいか能力も使用せず一方的にやられてしまう。
その上ただ倒してもつまらない完全な舐めプ状態のシンケンフォーム/オーレンフォームに2体仲良く流用映像の都合上サクラモチワルドが多めにボコボコにされ逃げ帰ってしまった。
なお、ここで変身講座は終わるため、この2体ボンワルドショウガツワルド以前に2体出撃し、唯一倒されず生き延び、世界が解放されなかったワルドと結構快挙づくしである。設定が固まってない&流用できる爆発シーンがないのナイナイづくしとも言える。
ちなみにサクラモチワルド、「ひみつ全開ファイル」に登場したワルドの中で唯一スーツが改造されている。 (デコに桜の花が2つ付いただけ)


カイトウワルドはどっかの屋上でカッコつけてる最中に真横にいたツーカイザー(&ゼンカイザー)にブッ放され、ゼンカイジュウギアで2人がパワーアップ…する前に自身の能力でゼンカイジュウギアを奪取し妨害する。しかしツーカイザーの追撃によって落としてしまい、更なる攻撃を恐れたのか逃げるが勝ちカイトウ〜!とどこかに行ってしまった。その後は倒されてもいないのに、いつのまにかダ(ry


それぞれの出演ムービーと元のワルドは以下の通り。

  • 「ひみつ全開ファイル②全界合体!ジュラガオーン!」(ボクシングワルド→キックボクシングワルド)
  • 「ひみつ全開ファイル③いくぜ!ゼンカイコンビネーション!」(コオリワルド→プレスキワルド)
  • 「ひみつ全開ファイル④ツーカイにチェンジ!ツーカイザー!」(マヒルワルド→タイヨウワルド・カシワモチワルド→サクラモチワルド)
  • 「ひみつ全開ファイル⑤最強!ゼンカイジュウオー! スーパーにヨホホーイ!ゼンカーイ!」(トウメイワルド→カイトウワルド)

なお現在「ひみつ全開ファイル」はYouTubeからは削除されているが、東映特撮ファンクラブで視聴が可能である。



余談だヨダン

  • 名前の由来は「悪い奴」、「割る奴」もしくは「ワールド(世界)」。

  • 初期のワルド(キノコ~ゴミまで)には、歴代戦隊戦士の衣装がデザインに取り入れられている。しかし、頭だけで衣装を裏モチーフとして表現する事に矛盾を感じ、ゴミワルド以降はこのルールを廃止したとのこと。

  • 「世界一つのパワーを持つ」「だがそのパワーを使いこなす技量が足りない」というのは『宇宙戦隊キュウレンジャー』のラスボス、ドン・アルマゲ(最終形態)と同じ特徴である。
    見方を変えればゼンカイジャーは、毎回のようにアルマゲ級の力を持った敵と戦っている事になる。いかにワルドがとんでもない怪人集団かが伺える。




感じるぞ!アニヲタWiki(仮)の世界の力!!


アニヲタワルド
CV:不明
身長:191cm
体重:241kg
世界:アニヲタトピア
名物:追記
名産:修正


追記・修正よろしくアニヲタ。


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*1 実際、キノコワルドは最初にイジルデに呼ばれた時は自分の事だと気づかなかった。
*2 主に上層部の失敗となるのは「ボッコワウスの短気」「イジルデの詰めの甘さ」によるものが多い。バラシタラは精神攻撃などえげつない作戦を立てるものの、彼自身の性格や権力争いへの執着から指揮官として論外な問題を起こして大きな損害を齎す事もしばしばあるので、結局まともな指揮官はゲゲしかいない。
*3 なので、一見馬鹿馬鹿しいギャグみたいな物であろうが、ゼンカイジャー側の作戦がクリーンヒットする事も多い。
*4 第36カイ!において、バラシタラは「ハカイザーはイジルデの配下のため、俺様の作戦には参加しない」という旨の発言をしており、派閥に関係なくワルドを守ろうとするハカイザーが自身の配下であるビックリバコワルドの救援に来た際は驚愕していた。
*5 この際バラシタラはギアトジンガーの開発で不在が続いていたイジルデへの当て付けか「征服後に世界を掃除する掃除機をイジルデに作らせれば良い(意訳)」というあまりにもあんまりな解決案を提示していた。
*6 ちなみにここでのブルーンは某刑事ドラマの右京さんよろしく高い位置からお茶を注いでいた
*7 流石に海外は背景合成だったが
*8 おそらくは「二つの異なる空間(=部屋)を仕切る、動かせる板状のもの」全てが「ドア」という判定であったと思われる。
*9 人間の場合は血中や骨のミネラル分に作用したのだろうか?
*10 レトロワルドやレンアイワルドは「目の前の事象」は認識できたが、カブトムシワルドの場合は「目の前の事象」を認識ごと書き換えてしまうため、対処は基本的に不可能。
*11 『セイバー』は「特別章」だったのに対し、こちらは話数にカウントされている。
*12 アナウンスはマジーヌ役の宮本女史。
*13 といっても狙って介人達を貶めようとした訳ではなく、本物の介人が警察に拘留されている間も好き勝手暴れ回った為、あっさり潔白が証明されている。
*14 ちなみにトウギュウワルド自身も言っているが、闘牛が赤いマントに突進するのは赤色に興奮するからではなく目の前でひらひらしている物に苛ついているため。そもそも(少なくとも人間界の)牛は色覚が発達していないので色は殆ど分からない
*15 イジルデのスーツアクターも担当
*16 理屈としては「大根には捨てる所が無い」という便利な特徴の拡大解釈。
*17 トジテンドのあるキカイトピアから離れた→理由はどうあれトジテンドのあるキカイトピアを見「捨てた」…という屁理屈。
*18 劇中ではジュランの曾祖父・サンジョ、ゴールドツイカー一家の祖先・ピラート、ステイシーの母親・リセが蘇生しており、単に「血縁上の尊属」くらいの意味合いと思われる。
*19 そば派…ガオーン、マジーヌ、ゾックス、カッタナー。うどん派…ジュラン、ブルーン、フリント、リッキー。
*20 ベビースターラーメンやブタメン
*21 洗脳を回避した介人は、自ら「ラーメン派」を名乗り、最後まで蕎麦派とうどん派のどちらにも加わらなかった。
*22 『ジェットマン』にて、イエローオウル/大石雷太が畑仕事を生業としていたこと、第46話で登場した怪人・トマト大王が雷太の「幼少期トマトが苦手だった」という恐怖心を具現化した存在であったことから。なお、作中の雷太は既にトマト嫌いを克服している。
*23 天気予報サイトによれば30mの時点で「屋外での行動は極めて危険。走行中のトラックが横転する。」状態であり、35mクラスだと多くの樹木や電柱や街灯の転倒、ブロック塀の倒壊、建物の外装材が広範囲にわたって飛散し、下地材が露出する危険があるとか
*24 ライダーワルドの得物である釘バッ刀のリペイント
*25 ただし、『八犬伝』の世界と『西遊記』の世界のどちらに章太郎が来るのかは実行するまで分からなかったため、それぞれ最後まで悪役の演技を貫徹した。

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